JPH0528063Y2 - - Google Patents

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JPH0528063Y2
JPH0528063Y2 JP1988108832U JP10883288U JPH0528063Y2 JP H0528063 Y2 JPH0528063 Y2 JP H0528063Y2 JP 1988108832 U JP1988108832 U JP 1988108832U JP 10883288 U JP10883288 U JP 10883288U JP H0528063 Y2 JPH0528063 Y2 JP H0528063Y2
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film
adhesive
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adhered
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、伝達情報を隠蔽できる部材に関し、
特に、写真や各種カード類で伝達情報を被覆隠蔽
したうえ、葉書や各種カードとして使用できる伝
達情報隠蔽部材に関する。
従来の技術 従来から、伝達情報を隠蔽して伝達することが
できる伝達情報隠蔽部材は種々知られている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこの種伝達情報隠蔽部材
では、伝達情報を被覆して隠蔽する紙片等の被覆
部材があらかじめ所定のものに決められているの
が一般的であつて、画一的で変化に乏しいという
欠点がある。
本考案はこのような欠点を解消した伝達情報隠
蔽部材を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は上述した目的を達成するために、2枚
の透視可能フイルムが互いに剥離可能に接着さ
れ、前記各フイルムの互いの接着面とは反対側の
面には、それぞれ粘着剤が塗布されて剥離紙が剥
離可能に接着され、一方のフイルムの粘着剤は前
記フイルムの一縁に沿つて露出され、この粘着剤
露出部分に伝達情報表示部材の一端部が接着され
たものでる。前記透明可能なフイルムとしては、
ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイル
ム、ポリエステルフイルム等の透明あるいは半透
明な合成樹脂フイルムを用いると好適である。ま
た、前記各フイルムを互いに剥離可能に接着する
手段としては、たとえば一時的に接着可能な粘着
剤のような接着力の弱い接着剤等を用いたり、融
点の異なる合成樹脂フイルム、例えば、ポリエチ
レンフイルムとポリエステルフイルムとを熱圧着
して、不完全な溶着状態にする等の手段を用いる
と好適である。
作 用 伝達情報表示部材の隠蔽情報表示面の適所に隠
蔽すべき伝達情報を表示した後、この伝達情報表
示部材側に接着された剥離紙を剥離して、露出し
たフイルムの粘着剤塗布面に写真やカード等の適
宜な被覆部材を接着し、続いて残りの剥離紙も剥
離して対応するフイルムの粘着剤塗布面を露出さ
せたうえ、この粘着剤塗布面が前記伝達情報表示
部材の隠蔽情報表示面と接合するよう折り曲げる
ことにより、前記両面は剥離不能に接着される。
これによつて、前記隠蔽情報表示面の隠蔽すべき
伝達情報は前記被覆部材で被覆隠蔽されて外部か
ら視認不能な状態となる。この状態において、接
着されている各フイルムを互いに剥離すれば、前
記伝達情報表示部材の隠蔽情報表示面の隠蔽され
ていた伝達情報は前記フイルムを通して視認可能
となる。
実施例 以下、本考案を葉書用紙に適用した場合の好適
な実施例について、添付図面に基づき詳細に説明
する。
ここにおいて、第1図は葉書用紙の断面図、第
2図は同じく平面図、第3図は葉書を形成した状
態の断面図、第4図は同状態における被覆部材た
るカードの接着側を示す平面図、第5図は各フイ
ルムを剥離して隠蔽されていた伝達情報が視認可
能になつた状態を部分的に示す平面図である。
第1図に示すように、ポリエステルからなる透
明なフイルム2と、ポリエチレンからなる同じく
透明で同一大なフイルム3とが、双方が完全に溶
融しない状態で熱圧着されることにより所定以上
の力を付与すると剥離可能に接着されている。前
記各フイルム2,3の接着面とは反対側の面には
それぞれ、透明な粘着剤4,5が全面的に塗布さ
れてその上に剥離紙6,7が剥離自在に接着され
ている。前記フイルム2に接着された剥離紙6は
前記フイルム2よりは小さく、前記フイルム2の
粘着剤4塗布面は一縁に沿つて露出した状態にあ
る。そして、この粘着剤4露出部分に、葉書台紙
8がその一端部で剥離不能に接着されている。前
記葉書台紙8は、第1図上、各フイルム2,3の
一縁に対応する位置に設けられた折り用ミシン目
10から左側の部分の長さが、前記各フイルム
2,3の長さよりも長く形成されている。以上の
各溝成要素によつて葉書用紙1を構成している。
第1図に示すように、葉書台紙8と剥離紙6と
の接合位置とは反対側の縁部に沿つて、各フイル
ム2,3及び剥離紙7には切り用ミシン目9,1
6が設けられている。また、前記葉書台紙8に
は、折り用ミシン目10とは反対側の縁部に沿つ
て切り用ミシン目11が設けられている。そし
て、第1図図示状態において前記折り用ミシン目
10で下側に折り曲げると、葉書用紙1が二つ折
りされて葉書台紙8がやや突出した状態でその裏
面側と剥離紙7とが重なり合うとともに、各切り
用ミシン目9,16,11が対応位置するよう構
成されている(第3図参照)。
本実施例は以上のように構成したので、葉書台
紙8の表面には宛名12a及び差し出し人名12
bを、その裏面には他人には知られたくない隠蔽
すべき伝達情報13を、それぞれコンピユータに
連動した印字装置あるいは手書き等の適宜手段に
よつて表示した後、葉書台紙8との接合端縁から
剥離紙6を剥離して、露出したフイルム2の粘着
剤4塗布面に、被覆部材たる一縁に沿つて切り用
ミシン目17を有する絵が描かれたカード14を
前記切り用ミシン目17とは反対側の端縁が葉書
台紙8と接合するようにして、その裏面を接着
し、さらにもう一方の剥離紙7も切り用ミシン目
16で破断したうえ剥離してフイルム3の粘着剤
5塗布面を露出させ、この粘着剤5塗布面が前記
葉書台紙8の隠蔽すべき伝達情報13の表示面と
接合するよう折り曲げることにより、前記両面は
剥離不能に接着される(第3図参照)。このとき、
各切り用ミシン目9,11,17が、第3図上、
上下に対応位置し、葉書台紙8の前記切り用ミシ
ン目11側端縁がやや突出した状態となる。これ
によつて、前記隠蔽すべき伝達情報13が前記カ
ード14で被覆されて外部から視認不能な状態と
なつた葉書15が作成され、この状態で投函可能
となる。(第3図及び第4図参照)。一方、前記葉
書15を受け取つた宛名人は、各切り用ミシン目
9,11,17で破断して各フイルム2,3を開
くようにして互いに剥離すれば、第5図に示すよ
うに、前記葉書台紙8に表示された隠蔽されてい
た伝達情報13をフイルム3を通して視認するこ
とができる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、カード14の裏面側に隠蔽
すべき伝達情報を表示してフイルム2の粘着剤4
塗布面に接着すれば隠蔽情報伝達量をさらに増や
すことができ、また、カード14の表面側をフイ
ルム2の粘着剤4塗布面に接着すれば、その裏面
を通常の通信欄あるいは差し出し人表示欄として
使用でき、各フイルム2,3を互いに剥離した後
は、前記カード14の表面は前記フイルム2で保
護されることになる。また、各切り用ミシン目
9,11は折り用ミシン目10側に設けてもよ
く、この場合には、カード14の葉書台紙8との
接合端縁と各切り用ミシン目9,11とを対応位
置させることにより、カード14の切り用ミシン
目17は不要となる。さらに、各切り用ミシン目
9,11に換えて指びかけ用の突片や切り欠き部
を形成して剥離動作を容易に行うよう構成するこ
ともできる。加えて、折り用ミシン目10も必ず
しも設ける必要はない。またさらに、各フイルム
2,3の材質は種々選択可能であり、また、これ
らを剥離自在に接着する手段としては熱圧着によ
る仮接着のほか、一時的に接着可能な粘着剤のよ
うな接着力の弱い接着剤を用いてもよい。さら
に、被覆部材としては絵画や各種メツセージを表
示したカード14等の紙片のほか、各種の写真を
用いることもできる。さらにまた、葉書台紙8等
の伝達情報表示部材が被覆部材によつて被覆され
る部分は、必ずしも隠蔽すべき情報13を表示し
た面のほぼ全体である必要はなく、少なくとも隠
蔽すべき伝達情報13の表示部分が被覆されれば
よい。また、本考案は葉書用紙のほか、各種のカ
ード用紙等にも適用可能であることはもちろんで
ある。
効 果 以上詳細に説明したところで明らかなように、
本考案によれば、剥離紙を剥離した後に接着する
被覆部材として写真、カード等の各種部材を適宜
選択して使用できるので、変化に富んだ個性的な
ものになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を葉書に適用した場合の好適な実施
例を示し、第1図は葉書用紙の断面図、第2図は
同じく平面図、第3図は葉書を形成した状態の断
面図、第4図は同状態におけるカード接着側を示
す平面図、第5図は各フイルムを剥離して隠蔽さ
れていた伝達情報が視認可能になつた状態を部分
的に示す平面図である。 1……葉書用紙、2,3……フイルム、4,5
……粘着剤、6,7……剥離紙、8……葉書台
紙、12a……宛名、13……伝達情報、14…
…カード、15……葉書。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の透視可能なフイルムが互いに剥離可能に
    接着され、前記各フイルムの互いの接着面とは反
    対側の面には、それぞれ粘着剤が塗布されて剥離
    紙が剥離可能に接着され、一方のフイルムの粘着
    剤は前記フイルムの一縁に沿つて露出され、この
    粘着剤露出部分に伝達情報表示部材の一端部が接
    着されたことを特徴とする伝達情報隠蔽部材。
JP1988108832U 1988-08-19 1988-08-19 Expired - Lifetime JPH0528063Y2 (ja)

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JP1988108832U JPH0528063Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19

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JP1988108832U JPH0528063Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19

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JPH0229769U JPH0229769U (ja) 1990-02-26
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