JPH05278968A - エレベータのガイドレールの芯出し装置および方法 - Google Patents

エレベータのガイドレールの芯出し装置および方法

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JPH05278968A
JPH05278968A JP8185692A JP8185692A JPH05278968A JP H05278968 A JPH05278968 A JP H05278968A JP 8185692 A JP8185692 A JP 8185692A JP 8185692 A JP8185692 A JP 8185692A JP H05278968 A JPH05278968 A JP H05278968A
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Japan
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guide rail
elevator
centering device
frame
reference line
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Application number
JP8185692A
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English (en)
Inventor
Masamichi Tomita
正道 富田
Kazuo Honma
和男 本間
Akihiko Sakai
昭彦 酒井
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Masayuki Shigeta
政之 重田
Toshihiko Nara
俊彦 奈良
Harumoto Matsuda
晴基 松田
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】フレーム1と、昇降路11内でフレーム1を昇
降させる機構2と、ガイドレール10の可動部を把持す
る機構3と、フレーム1の位置と姿勢を検出する機構4
と、その位置と姿勢を補正する機構5と、補正の際にガ
イドレール10から受ける反力を昇降路11に対し固定
された部材に伝えてフレーム1を支える機構6とを本設
の乗りかご7に付設したガイドレールの芯出し装置。 【効果】芯出し自動化によりガイドレール10の位置・
姿勢の高精度化、作業品質安定化ができる。また、乗り
かご7等の本設部品を多数使用するので、装置の解体撤
去の手間が少なく、工期を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのガイドレ
ールを昇降路内に据付ける作業において使用するガイド
レールを自動的に鉛直に芯出しするための装置および芯
出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの昇降路内でガイドレ
ールを芯出して固定する作業は、位置合わせ治具や基準
線を使用して、昇降路内にガイドレールを芯出して固定
している。このガイドレールの芯出しは、仕様に基づい
て設定された何らかの基準鉛直線に対して平行な姿勢
で、かつ相互に所定の間隔を保って対向するように、所
定の位置に1対のガイドレールの位置及び姿勢を補正す
るものである。
【0003】この作業は、人手による作業が大半を占め
ているため、その作業時間が長くなると共に、安全上の
問題があった。これらの点を改善するために、特開昭5
9−158780号公報に示すように、エレベータの昇
降路内に、ガイドレ−ルの芯出しを行う装置等を備えた
作業台枠を昇降可能に設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、ガイドレ−ルの芯出し作業時間を短縮することが
できると共に、安全性を図ることができるが、ガイドレ
−ルの芯出しを行う装置等を備えた作業台枠は、エレベ
ータにおける仮設品となるため、この仮設品の解体,撤
去と本設乗りかご部材等の搬入,組立の手間が大きくな
り、エレベータ据付け作業の工期を十分に短縮すること
ができないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、ガイドレールの芯出し作
業を短時間に実行でき、エレベータ据付け作業の短工期
化、省力化を達成することができるエレベータのガイド
レールの芯出し装置および方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の1つは、エレベ−タの昇降路内に、乗り
かごのガイドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定する
エレベータのガイドレールの芯出し装置において、前記
ガイドレールに沿って昇降する乗りかご枠と、この乗り
かご枠を昇降路内で昇降させる巻上機と、前記乗りかご
枠に着脱可能に装設され,前記乗りかご枠の下部を固定
解除する固定解除機構と、前記乗りかご枠に着脱可能に
装設され,前記基準線に対するガイドレ−ルの検出位置
ずれ量にもとづいて、前記ガイドレ−ルを補正移動させ
る補正機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明のもう1つは、エレベ−タの昇降路
内に、乗りかごのガイドレ−ルを基準線に沿って芯出し
て固定するエレベータのガイドレールの芯出し方法にお
いて、前記昇降路内にガイドレールに沿って昇降する乗
りかご枠に設けた固定解除機構によって、乗かご枠の下
部を予め固定されたガイドレールに固定し、このガイド
レール上に固定されるガイドレ−ルの前記基準線に対す
るの検出位置ずれ量にもとづいて、前記ガイドレ−ル
を、前記乗りかご枠に設けた補正機構によって、補正移
動させたのち、このガイドレールを昇降路内に固定した
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】まず、作業者は最下部の1対のガイドレールを
手動的に位置決めして、ピット床に立設する。芯出し装
置を乗りかご枠に組み立てる。つぎに、2本目から最上
部まで一体に連結され,昇降路内に概ね鉛直垂下された
ガイドレールを、本発明の芯出し装置によって芯出しす
る。作業者は、芯出しされたガイドレールを手動的に固
定してから、本発明の芯出し装置を昇降機構によって下
方から上方の芯出し位置へと順次移動させていく。
【0009】本発明の芯出し位置においては、上記検出
機構が各測定点について測定した各変位値から、補正機
構は基準線に対するガイドフレ−ムの偏差を計算し、こ
の偏差を補償するように、ガイドレールを補正移動す
る。
【0010】次に、作業者はハンドドリル等を用いて昇
降路の壁にボルト穴をあけてブラケットを固定し、この
ブラケットの位置を調整して、自動位置決めが完了し芯
出し装置に保持されているガイドレールを上記ブラケッ
トに連結固定する。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、図2、図3と
図4を用いて説明する。
【0012】この実施例において、芯出し装置は図1に
示したように、フレーム1と、昇降機構2と、レール把
持機構3と、検出機構4と、補正機構5と、支持機構6
とから構成される。ここに、芯出し装置の昇降機構2は
本設すなわち、常設の乗りかご7の一部と機械室床8に
設置した本設の巻上機9とを使用する。
【0013】以下に、本工法で乗りかご用のメインガイ
ドレール10を自動芯出しして固定するまでの工程を概
説する。
【0014】(1) まず昇降路11内に資材を搬入し、荷
揚げする。
【0015】(2) 次に機械室の床8に上部テンプレート
12を設置し、テンプレート12の2個の穴13から1
対のピアノ線14に錘15をつけて垂らして、ピアノ線
14を基準階の基準位置に対して正しく芯出しする。
【0016】(3) 次に巻上機9などの機器を機械室に据
え付ける。
【0017】(4) 上記ピアノ線14を基準にして最下部
の1対のガイドレール16を立設、位置決めする。
【0018】(5) 乗りかご枠17のプラットフォーム1
8とカウンタウエイト19を組立てる。
【0019】(6) 全工程のガイドレール10を連結す
る。本設乗りかご床20を吊り上げ固定する。
【0020】(7) 試運転準備し、安全対策をする。
【0021】(8) 巻上機9にロープ21を掛けて、芯出
し装置の昇降機構2とする。
【0022】(9) 2本目から最上部までのガイドレール
10に関しては、下から順次ブラケット22を取付け、
本発明の芯出し装置によってガイドレール10を自動芯
出しして、作業者が固定していく。
【0023】芯出し装置は、工程(9)において、図2に
示すように、レール把持機構3により2本のガイドレー
ル10を把持して、乗りかご7下部の支持機構6がガイ
ドレール10の既に芯出し固定済の部分23を支持した
状態で、検出機構4が2本のピアノ線14の水平面内の
変位を3箇所で連続的に測定する。ただし、上記3箇所
の内の2箇所では直交2方向変位を、残りの1箇所では
1方向変位のみを測定してもよい。この1方向には、2
本のピアノ線14A、14Bを結ぶ直線24に対して直
角な方向を選択する。
【0024】ピアノ線14上の1点のほぼ水平な2方向
変位を測る検出機構ユニット25は、一例として図4に
示すように、ほぼ水平面内に光軸26を有する集光レン
ズ27と1次元のPSD素子(Position Sensitive
Device,半導***置検出素子)28と、光学フィルタ
(干渉フィルタ)29とからなる直交配置された2組の
受光系30、31と、両受光系の間にあって所定のピア
ノ線測定域32を照射する光源33と、から構成したも
のである。本実施例で光源33は、半導体レーザ34と
コリメートレンズ35とシリンドリカルレンズ36とか
ら成る。水平なスリット光を形成するシリンドリカルレ
ンズ36と光学フィルタ29は、ともに映像のSN比を
向上させる目的で備えたものである。
【0025】なお、上記1次元のPSD素子28に代え
て、2次元のPSD素子、または適切な画素数を持つ1
次元ないし2次元のCCD撮像素子などとしても原理的
には同様に扱える。また、光源33は上記構成に代え
て、赤外LEDとすることも可能であるが、この場合
は、光学フィルタ29は赤外の帯域通過フィルタを使用
する。さらに、その他の構成の光学的ないし非光学的な
検出機構ユニット25を用いてピアノ線の相対変位を検
出しても、その後の演算は同様にできる。
【0026】補正機構5は図4に示すように、制御装置
37とアクチュエータ38とから成る。制御装置37
は、得られた各点変位(x,y)からフレーム(orレー
ルゲージ枠)1のピアノ線14A、14Bに対する相対
変位、姿勢を逐次演算し、各アクチュエータ38に動作
量を指令し、位置と姿勢を制御してガイドレール10を
鉛直に位置決めする。本実施例では、直動型アクチュエ
ータ38として5個の電動シリンダ39を採用する。こ
れらのアクチュエータ38は、乗りかご7に固定されて
いるクロスヘッド46とフレーム1とを連結し、乗りか
ご7に対してフレーム1の位置と姿勢を変更させるもの
である。
【0027】上記各点変位計算の式は、例えば以下のよ
うに与えられる。第i組(i=1,2;第1組の光軸が
Y軸方向,第2組の光軸がX軸方向)の光学系の集光レ
ンズLiの第1共やく距離をai、第2共やく距離をbi
とするとき、検出されたピアノ線像の撮像素子PSDi
上での変位量uiから、測定域32内でのピアノ線14
の変位の値(x,y)は次式で表される。
【0028】
【数1】 x=u1(b21−u22)/(b12−u12
【0029】
【数2】 y=u2(b12−u1a1)/(b12−u12) ここで、ピアノ線14の中心位置と反射光の光点位置と
の間にはピアノ線14の半径だけの誤差(Δx,Δy)
があるが、線径は1mm以下と小さく、またこの誤差は位
置決め完了直前、すなわちピアノ線14が測定域中央部
にある時だけ実用上問題となるが、この時の誤差ベクト
ル(Δx0,Δy0)は毎回ほぼ同一となり、原点位置の
初期校正の問題に含まれるので、演算上この誤差は無視
できる。
【0030】上式で求めた各点変位と各測定点の幾何学
的配置とから、フレーム1のピアノ線14に対する相対
変位、姿勢は逐次計算される。さらに、5個のアクチュ
エータ38の幾何学的配置に基づいて、各アクチュエー
タ38への指令動作量40が演算され、伝達される。
【0031】作業者は作業床41の上に立って、芯出し
装置を作動させてガイドレール10を位置決めし、ハン
ドドリル等を用いて昇降路11の建材(or昇降路壁の部
材)42にボルト穴をあけて、フレーム1と支持機構6
との中間の高さにおいてブラケット22を建材42に固
定し、上記ブラケット22の可動板の位置を調整して自
動位置決めの完了したガイドレール10に固定する。ま
た、作業者はこの作業床41上で乗りかご部材の溶接な
どの他の作業も行うことができる。
【0032】本実施例によれば、芯出し作業を自動的に
行えるので、芯出し位置、姿勢の高精度化、作業品質安
定化の効果が得られる。
【0033】また、本発明の実施例では芯出し装置の大
物部材として、乗りかご7のかご床20、かご枠17、
巻上機9等の本設部品を多く使用するので、芯出し装置
の仮設品の解体,撤去と本設の乗りかご部品等の搬入,
組立の手間を大幅に省くことができ、短工期化の効果が
得られる。
【0034】また、下方のガイドレールの固定済部分2
3を支持してピアノ線14を基準にフレーム1と上方の
ガイドレール10を位置決めするので、昇降路11の建
材などを支持して位置決めする場合と比較して、全長と
ストロークの短いアクチュエータ38を使用することが
できる。このため、芯出し装置を小型、軽量、かつ安価
に構成することができ、その昇降路11内への搬入,組
立と解体,撤去を迅速に行えるという効果がある。
【0035】なお本実施例において、3箇所ともに直交
2方向変位を検出して、合計6個の検出値を得られるよ
うに検出機構4を構成した場合には、フレーム1の位置
姿勢の制御に関して冗長な1個の検出値を利用して、2
本のピアノ線14A、14Bの間隔が変動していないか
の検査が随時できるという効果が新たに生じる。
【0036】本発明に用いる検出機構の第2の実施例
を、図6を用いて説明する。本実施例において検出機構
4は、図6に示すように上記1対の両ピアノ線14A、
14B上の各1点、合計2点でピアノ線14A、14B
の直交2方向相対変位を連続的に測定し、さらに、2本
のピアノ線14A、14Bを結ぶ直線のまわりのフレー
ム1の傾斜角度をサーボ傾斜計43で連続測定するよう
に構成されている。
【0037】本例の検出機構4においても、2つの測定
点でのピアノ線14の変位(x,y)は第1の実施例と
同一の計算式により求められる。しかし、フレーム1の
ピアノ線14に対する相対変位と姿勢は、2点の変位と
フレーム1の傾斜角度とから計算される。さらに、5個
のアクチュエータ38の幾何学的配置に基づいて、指令
動作量40が演算され、各アクチュエータ38へ伝達さ
れる。
【0038】本実施例によれば、図6に示した構成から
わかるように、フレーム1上のほぼ水平な位置の2個の
検出機構ユニット25と1個のサーボ傾斜計43とか
ら、扁平な形状でより軽量な検出機構4を構成できると
いう効果がある。
【0039】また本実施例において、2点でピアノ線1
4の直交2方向変位を測定し、フレーム1の水平2軸の
まわりの各傾斜角度をサーボ傾斜計44A、44Bで測
定し、合計6個の検出値を得られるように検出機構4を
構成した場合、フレーム1の位置姿勢の制御に関して冗
長な1個の検出値を利用して、2本のピアノ線14A、
14Bの間隔が変動していないかの検査が随時できると
いう効果が新たに生じる。 本発明に用いられる補正機
構の他の例を、図7を用いて説明する。本実施例におい
ては、乗りかご枠(or基準枠)17に固定された支持機
構45が、昇降路11の建材42を支持して、乗りかご
枠17ごとフレーム1をピアノ線14を基準にして位置
決めし、その結果、レール把持機構3によりフレーム1
に固定されているガイドレール10を位置決めするもの
である。
【0040】本実施例によれば、より堅固な昇降路11
の建材42に反力を伝えて、乗りかご枠17とフレーム
1との位置をピアノ線14A、14Bに対して正しく保
ってレール10を芯出しするので、ガイドレールの固定
済部分23を支持する上述の他の例と比較して、上記固
定済部分23に余分の力が加わらず、位置決めの後で力
を除いたとき固定済のガイドレール23に弾性変形が生
じるおそれがないので、より確実に位置決めできるとい
う効果がある。
【0041】次に、本発明に用いられる補正機構のさら
に他例を、図8及び図9を用いて説明する。本実施例
は、第1実施例または第2実施例の装置の構成要素であ
る補正機構の一部を成すアクチュエータを、図8に示す
ような6個の並列リンク式マニピュレータ(パラレル・
リンク・マニピュレータ)として配置したものである。
上記並列リンク式マニピュレータを構成するアクチュエ
−タ38の基端をクロスヘッド46に取付け、可動端を
フレーム1に取付けたものである。この補正機構におい
ては、上下方向(Z方向)の変位量の検出が必要である
ので、アクチュエ−タ38の長さを演算するためのアク
チュエ−タ変位検出器および1つ乃至複数のアクチュエ
−タ38の基端部の角度検出器を備えている。この角度
検出器の適切な配置の例としては、1つ置きに選んだ3
つのアクチュエ−タ38の基端に設けると良い。
【0042】この補正機構によっても、上述した実施例
の補正機構と同様に機能させることができる。
【0043】また、上述の実施例においては、基準線と
して、ピアノ線を用いたが、光を用いることもできる。
また、上述の実施例においては、ピアノ線を垂下してい
るが、その下部を治具によって位置決めしたのち、その
下端を固定しても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、芯出し作業を自動的に
行えるので、芯出し位置、姿勢の高精度化、作業品質安
定化の効果が得られると共に、芯出し装置の大物部材と
して、乗りかごのかご床、かご枠、巻上機等の本設部品
を多く使用するので、芯出し装置の仮設品の解体・撤去
と本設乗りかご部品等の搬入・組立の手間を大幅に省く
ことができ、工期を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芯出し装置の第1実施例を適用するエ
レベータ昇降路内の全体構成を表す斜視外観図である。
【図2】本発明の芯出し装置の第1実施例の構成を示す
模式図である。
【図3】本発明の芯出し装置の第1実施例に用いられる
レ−ル把持機構の斜視図である。
【図4】本発明の芯出し装置の第1実施例に用いられる
検出機構の斜視図である。
【図5】本発明の芯出し装置の第1実施例に用いられる
制御装置の構成を表す図である。
【図6】本発明の芯出し装置に用いられる検出機構の他
の例を示す斜視図である。
【図7】本発明の芯出し装置に用いられる固定解除機構
の他の例を示す斜視図である。
【図8】本発明の芯出し装置に用いられる補正機構の他
の例の構成を示す斜視図である。
【図9】図8に示す本発明の芯出し装置に用いられる補
正機構の他の例を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1……フレーム、2……昇降機構、3……レール把持機
構、4……検出機構、5……補正機構、6……支持機
構、7……本設の乗りかご、8……機械室床、9……本
設の巻上機、10……メインガイドレール、11……昇
降路、12……上部テンプレート、13……穴、14…
…ピアノ線、15……錘、16……ガイドレール、17
……乗りかご枠、18……プラットフォーム、19……
カウンタウエイト、20……乗りかご床、21……ロー
プ、22……ブラケット、23……ガイドレールの芯出
し固定済の部分、24……直線、25……検出機構ユニ
ット、26……光軸、27……集光レンズ、28……P
SD素子、29……光学フィルタ、30、31……受光
系、32……ピアノ線測定域、33……光源、34……
半導体レーザ、35……コリメートレンズ、36……シ
リンドリカルレンズ、37……制御装置、38……アク
チュエータ、39……電動シリンダ、40……指令動作
量、41……作業床、42……建材(壁)、43……サ
ーボ傾斜計、44A、44B……サーボ傾斜計、45…
…支持機構、46……クロスヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 昭彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 中村 一朗 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 重田 政之 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 奈良 俊彦 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 松田 晴基 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガイ
    ドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベータ
    のガイドレールの芯出し装置において、前記ガイドレー
    ルに沿って昇降する乗りかご枠と、この乗りかご枠を昇
    降路内で昇降させる巻上機と、前記乗りかご枠に着脱可
    能に装設され,前記乗りかご枠の下部を固定解除する固
    定解除機構と、前記乗りかご枠に着脱可能に装設され,
    前記基準線に対するガイドレ−ルの検出位置ずれ量にも
    とづいて、前記ガイドレ−ルを補正移動させる補正機構
    とを備えたことを特徴とするエレベータのガイドレール
    の芯出し装置。
  2. 【請求項2】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガイ
    ドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベータ
    のガイドレールの芯出し装置において、前記ガイドレー
    ルに沿って昇降する常設の乗りかご枠と、この乗りかご
    枠を昇降路内で昇降させる常設の巻上機と、前記乗りか
    ご枠に着脱可能に装設され,前記乗りかご枠の下部を固
    定解除する固定解除機構と、前記乗りかご枠に着脱可能
    に装設され,前記基準線に対するガイドレ−ルの検出位
    置ずれ量にもとづいて、前記ガイドレ−ルを補正移動さ
    せる補正機構とを備えたことを特徴とするエレベータの
    ガイドレールの芯出し装置。
  3. 【請求項3】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガイ
    ドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベータ
    のガイドレールの芯出し装置において、前記ガイドレー
    ルに沿って昇降する乗りかご枠と、この乗りかご枠を昇
    降路内で昇降させる巻上機と、前記乗りかご枠に着脱可
    能に装設され,前記乗りかご枠の下部を固定解除する固
    定解除機構と、前記乗りかご枠に着脱可能に装設され,
    ガイドレ−ルの未固定部分を把持する把持機構と、前記
    乗りかご枠に着脱可能に装設され,前記基準線に対する
    ガイドレ−ルの位置ずれを検出する検出機構と、前記乗
    りかご枠に着脱可能に装設され,前記検出機構からの検
    出信号にもとづいて前記ガイドレ−ルの未固定部分を補
    正移動させる補正機構とを備えたことを特徴とするエレ
    ベータのガイドレールの芯出し装置。
  4. 【請求項4】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガイ
    ドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベータ
    のガイドレールの芯出し装置において、前記ガイドレー
    ルに沿って昇降する乗りかご枠と、この乗りかご枠の上
    部に固定したクロスヘッドと、このクロスヘッドに接続
    したロ−プによって前記乗りかご枠を昇降路内で昇降さ
    せる巻上機と、前記乗りかご枠に着脱可能に装設され,
    前記乗りかご枠の下部を固定解除する固定解除機構と、
    前記クロスヘッドの上方に設けたフレ−ムと、このフレ
    −ムに着脱可能に装設され,ガイドレ−ルの未固定部分
    を把持する把持機構と、前記フレ−ムに着脱可能に装設
    され,前記基準線に対するガイドレ−ルの位置ずれを検
    出する検出機構と、前記フレ−ムと前記クロスヘッドと
    の間に設けられ,前記検出機構からの検出信号にもとづ
    いて前記ガイドレ−ルの未固定部分を補正移動させる補
    正機構とを備えたことを特徴とするエレベータのガイド
    レールの芯出し装置。
  5. 【請求項5】作業者がガイドレールを昇降路の壁に対し
    て固定する作業を行うための作業床を、乗りかご枠に備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のエレ
    ベータのガイドレールの芯出し装置。
  6. 【請求項6】2本のメインガイドレールを鉛直にかつ所
    定距離を隔てて対向させて芯出しすることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4記載のエレベータのガイドレール
    の芯出し装置。
  7. 【請求項7】固定解除機構は、ガイドレールの既に芯出
    し固定済の部分を支持することを特徴とする請求項3ま
    たは4記載のエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  8. 【請求項8】固定解除機構は、昇降路の部材を支持する
    ことを特徴とする請求項3または4記載のエレベータの
    ガイドレールの芯出し装置。
  9. 【請求項9】検出機構は、複数個の検出ユニットから構
    成され、垂下された一対の基準線からの変位を複数箇所
    に関して測定することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4記載のエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  10. 【請求項10】検出機構は、1対の基準線の内、一方の
    基準線上の2点と他方の基準線上の1点の合計3点で基
    準線に対する変位を測定することを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載のエレベータのガイドレールの芯出し
    装置。
  11. 【請求項11】補正機構は、基準線に対するガイドレー
    ルの偏差を求め、この偏差を補償するようにガイドレー
    ルを補正移動させることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載のエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  12. 【請求項12】検出機構は、鉛直に垂下した1対の基準
    線を使用し、前記1対の基準線上の各1点、合計2点を
    測定する第1の検出部と、2方向に関する傾斜角度を測
    定する第2の検出部を備えたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載のエレベータのガイドレールの芯出し
    装置。
  13. 【請求項13】合計3点で前記両基準線からの検出機構
    のほぼ水平な平面内の2方向変位を測定し、さらに前記
    平面内の2方向に関する傾斜角度を測定して、これらの
    測定値から基準線に対するガイドレールの偏差を求め、
    この偏差を補償するようにガイドレールを補正移動させ
    ることを特徴とする請求項12記載のエレベータのガイ
    ドレールの芯出し装置。
  14. 【請求項14】検出機構は、前記1対の基準線の内、一
    方の基準線上の2点と他方の基準線上の1点の合計3点
    の内、2点における2方向変位と、他の1点における1
    方向変位との合計5つの基準線変位を測定することを特
    徴とする請求項1乃至請求項5記載のエレベータのガイ
    ドレールの芯出し装置。
  15. 【請求項15】検出機構は、鉛直に垂下した1対の基準
    線を使用し、前記1対の基準線の両基準線上の各1点、
    合計2点で基準線からの変位を測定し、さらに1方向に
    関する傾斜角度と他の1方向に関する傾斜角度の符号と
    を測定することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載
    のエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  16. 【請求項16】補正機構は、検出機構で測定した少なく
    とも3点におけるフレームと基準線との水平な2方向の
    少なくとも5個の相対変位の値から、フレームの水平な
    2方向の変位と姿勢角変位とを演算して、その演算結果
    に基づいてフレームの位置と姿勢を補正することを特徴
    とする請求項4記載のエレベータのガイドレールの芯出
    し装置。
  17. 【請求項17】前記補正機構は、前記クロスヘッドと前
    記フレームとを連結する並列6リンク式マニピュレータ
    を用いて構成されていることを特徴とする請求項4記載
    のエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  18. 【請求項18】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガ
    イドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベー
    タのガイドレールの芯出し装置において、前記昇降路内
    にガイドレールに沿って昇降する乗りかご枠を設け、こ
    の乗りかご枠に、前記り乗かご枠の下部を固定解除する
    固定解除機構と、前記基準線に対するガイドレ−ルの検
    出位置ずれ量にもとづいて、前記ガイドレ−ルを補正移
    動させる補正機構とを着脱可能に設けたことを特徴とす
    るエレベータのガイドレールの芯出し装置。
  19. 【請求項19】エレベ−タの昇降路内に、乗りかごのガ
    イドレ−ルを基準線に沿って芯出して固定するエレベー
    タのガイドレールの芯出し方法において、前記昇降路内
    にガイドレールに沿って昇降する乗りかご枠に設けた固
    定解除機構によって、乗りかご枠の下部を予め固定され
    たガイドレールに固定し、このガイドレール上に固定さ
    れるガイドレ−ルの前記基準線に対するの検出位置ずれ
    量にもとづいて、前記ガイドレ−ルを、前記乗りかご枠
    に設けた補正機構によって、補正移動させたのち、この
    ガイドレールを昇降路内に固定したことを特徴とするエ
    レベータのガイドレールの芯出し方法。
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