JPH05105362A - 昇降路内作業装置 - Google Patents

昇降路内作業装置

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JPH05105362A
JPH05105362A JP27293591A JP27293591A JPH05105362A JP H05105362 A JPH05105362 A JP H05105362A JP 27293591 A JP27293591 A JP 27293591A JP 27293591 A JP27293591 A JP 27293591A JP H05105362 A JPH05105362 A JP H05105362A
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JP
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hoistway
rail
workbench
work
control
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JP27293591A
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English (en)
Inventor
Koichiro Suenaga
永 光一郎 末
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度が高く作業性の良い昇降路内作業装置を
得ること。 【構成】 昇降路内を昇降移動される作業台と、その作
業台の側面に装着された複数の固定装置と、作業台上に
配設され、取付け装置、レールの位置出し装置、及び接
続固定装置が載置された水平面レベル調節可能な芯出し
テーブルと、数段階精度の位置信号を出力する位置検出
装置とを有し、その位置検出装置からの粗精度の位置信
号によって作業台の位置制御を行ない、高精度の位置信
号によって芯出しテーブルの水平面レベル調節制御を行
なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの昇降路内
に例えばガイドレールなどのエレベータ塔内機器を据付
けるための昇降路内機器据付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層建物における人や物の昇降
用のエレベータは、図14に示すように、垂直方向に延
びる昇降路1に配設されているゴンドラ2を、昇降路1
の頂部に設けられた懸垂機構3によって上下するように
構成されている。
【0003】上記ゴンドラ2は懸垂機構3から下ろされ
たロープ4の下端に吊下されており、上記ロープ4の他
端にはバランスウエイト5が吊下されている。また、上
記ゴンドラ2およびバランスウエイト5は、昇降路1の
内面側に立設されたガイドレール6,7にそれぞれ両側
部が係合案内されるようにしてあり、上記懸垂機構3の
作動によって、ゴンドラ2が上記ガイドレール6に沿っ
て案内されながら昇降するように構成されている。
【0004】上記ガイドレール6および7は図15およ
び図16に示すように建物の昇降路1の内壁面に取付け
られるが、この取付に際しては、屋上等に配設されたウ
インチによってガイドレール6,7を吊り下げ、このウ
インチで吊り下げられたガイドレール6,7の下端に中
継金具8を介して次のガイドレールを連結し、この連結
を繰り返して全てのガイドレールを吊り上げた後、昇降
路1内に組立てられた足場等を利用しながら、基準位置
から垂下されたピアノ線を基準として昇降路内壁面の所
定位置に取付金具9をアンカボルト10によって固定
し、その取付金具9に上記ガイドレール6,7をレール
ブラケット11およびシム等を介して固定することによ
り、上記ガイドレールの敷設が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに足場を組立ててその足場上に作業者が乗って作業を
するものにおいては、作業者が作業内容が変る毎に足場
上を昇り降りして移動する必要があり、多大の労力と時
間を費すばかりでなく、最近のような超高層ビルにおい
ては高所での不完全な足場上での作業のため、作業者の
安全性の保持が難しく、作業者の疲労度が大きい等の問
題がある。
【0006】そこで、上記問題を解消するため、昇降路
内に昇降可能な作業台枠を配設した昇降路内作業装置も
提案されている(特開昭58−193876号)。
【0007】しかしながら、この作業装置は非常に大型
で重くて昇降路内への搬入が大がかりで段取りが大変で
あり、特に低階層の建造物に対しては段取り時間の比率
が高くなり、自動化省力化の効果が上がらない等の問題
がある。しかも装置全体を壁面に対して固定アームを動
かして水平で数ミリ単位以下で芯出しせねばならず、現
実的にその芯出しを確実に行なうことは非常に困難であ
る等の問題がある。
【0008】本発明はこのような点に鑑み、精度が高く
作業性の良いしかも応用性の高い昇降路内作業装置を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御装置から
の制御信号を受けて昇降装置により昇降路内を昇降移動
される作業台と、その作業台の側面に装着され、伸縮ア
ームを伸張させその先端を対向する昇降路内壁面に押し
付け上記作業台を水平面内に固定する複数の固定装置
と、上記作業台上に配設され、各種作業を行なう取付け
装置、レールの位置出し装置及び接続固定装置が載置さ
れた水平面レベル調節可能な芯出しテーブルと、昇降路
内の上部から吊設されたピアノ線の位置を検出すること
によって数段階精度の位置信号を出力する位置検出装置
とを有し、その位置検出装置からの粗精度の位置信号に
よって前記作業台の位置制御を行ない、高精度の位置信
号によって芯出しテーブルの水平面レベル調節制御及び
取付装置、レールの位置出し装置、接続固定装置の芯出
し制御を行なうようにしてある。
【0010】また、レール位置出し装置は、レールの背
面とこれと反対面であるレール摺動面を均等に把持する
把持部材を有し、位置検出装置からの位置信号によって
位置決めされる。
【0011】レールの接続固定装置は、昇降路内壁面に
垂直方向に設置されたレールと、これに連結される、ウ
インチまたはチェーンブロックで吊られたレールの両者
のレール背面及びレール摺動面を同時に均等に把持する
把持部材を有し、位置検出装置からの位置信号によって
位置決めされ、接続されるレールを吊り降ろすことによ
り両レールのはめ合い連結を行なうことが好ましい。
【0012】さらに、作業台は伸縮または分解組立可能
であり、作業台には、必要に応じて作業員が乗り運転制
御を行なうための運転台を配設してもよい。
【0013】ピアノ線には、その途中や下端に1個又は
複数個の錘りが取り付けることが好ましい。
【0014】
【作用】制御装置の制御信号で作業台が昇降装置により
昇降路内を所定の作業場所まで昇降し、位置検出装置か
らの粗精度の位置信号によって位置制御が行なわれ、昇
降路壁に固定装置の伸縮アームで上記作業台が大まかに
位置決め固定される。その後、位置検出装置からの高精
度の位置信号によって芯出しテーブルの水平面レベル調
節が行なわれ、取付け装置、レール位置出し装置、接続
固定装置の芯出しが行なわれ、昇降路内作業が行なわれ
る。
【0015】また、取付け部品であるレールは、接続固
定装置により所定長さに連結し、レール位置出し装置に
より芯出し位置決めされて昇降路に取り付けられる。
【0016】さらに、作業台は分解組立又は伸縮可能で
あることから、各種昇降路形状に対応可能であり搬入も
容易であり、また、場合によっては作業台上の作業者が
乗り運転台を利用して人手作業を行なうことができる。
【0017】ピアノ線の途中等の錘りを設けることによ
ってピアノ線の防振が行なわれる。
【0018】
【実施例】以下、図1乃至図13を参照して本発明の実
施例について説明する。
【0019】図1において、符号20はエレベータの昇
降路であって、作業台21が昇降可能に配設されてい
る。すなわち、上記昇降路1の途中階又は最上階の図示
しない機械室の建屋梁には2本のロープ22の頂部が固
着されており、そのロープ22が作業台21の対角線上
の2個所の隅部にそれぞれ装着された昇降装置例えばワ
インダー式巻上機23に連結され、そのロープ22によ
って作業台21が吊り下げられており、ワインダー式巻
上機23を駆動操作することにより上記ロープ22を介
して作業台21が昇降するようにしてある。なお、ワイ
ンダー式巻上機23にはロープ22の駆動軸に回転検出
器が連結してあり、これによりロープの巻上時における
駆動軸の回転数の検出によって巻上量すなわち作業台2
1の昇降位置(高さ)を計測できるようにしてある。
【0020】また、昇降路20の最下部と最上部には、
エレベータ昇降路内機器の芯出し基準となるテンプレー
ト(図示せず)が設けられており、その上下のテンプレ
ート間には複数本(図には2本を示す)の芯出し用のピ
アノ線24が張設されている。
【0021】上記ピアノ線24は前記作業台21に設け
られた開口を貫通せしめられており、そのピアノ線の途
中にはその複数個所に制振用の錘り25が装着されてい
る。
【0022】作業台21には、ピアノ線24の位置を検
出する位置検出装置26が設けられている。すなわち、
ピアノ線24が貫通する各開口の近傍部に、その開口内
に貫通されているピアノ線24に対向して互いに軸線が
直交するように配設された一対の近接センサーが装着さ
れており、ピアノ線24が近接センサーの動作領域に入
った場合のみ検出信号が出力され、その検出信号が、所
定位置に設置された制御装置27に入力されるようにし
てある。
【0023】上記作業台21の外周部にはその作業台2
1の前後左右に、それぞれ水平方向に伸縮自在なアーム
28aを有する複数の固定装置28が装着されている。
上記アーム28aは図示しない電動サーボモータによっ
て伸縮されるようにしてあり、その各固定装置28のア
ーム28aを伸張させ、その先端を対向する昇降路内壁
面に押付けることによって、作業台21を所定高さ位置
に保持することができる。
【0024】ところで、上記作業台21の外枠は、図2
に示すように、その各辺部がその中央部において長孔2
1a及びボルト21bによって長手方向に伸縮可能に連
結されており、その大きさが調節可能としてある。また
図3に示すように各隅角部をコーナブラケット21cに
よって連結することによって、作業台21の外枠を分解
可能としてもよい。
【0025】また、前記位置検出装置26は2種類の2
段階の測定精度を有しており、その粗精度の位置信号が
制御装置27に入力され、その信号にもとずいて、制御
装置27内に組み込まれているコンピュータによって、
作業台21のX,Y方向の制御量が演算され、それにも
とずいて各固定装置28がそれぞれ伸縮制御され作業台
21の位置が所定位置に設定される。
【0026】作業台21には、レール30を敷設すべき
壁面と対向する2辺部に、芯出しテーブル31が三角形
の頂点位置に配設された3個のレベリングブロック装置
32によって支持されている(図4,図5)。上記各レ
ベリングブロック装置32はそれぞれ互いに軸線方向に
摺動可能な1対の上・下レベリングブロック32a,3
2bからなり、両ブロツクの接合面が傾斜されており、
下方のレベリングブロック32bが電動シリンダ33に
よって軸線方向に移動可能としてある。したがって、各
電動シリンダ33をそれぞれ作動して対応する下方のレ
ベリングブロック32bを移動させることによって、芯
出しテーブル31の水平レベルが調節される。
【0027】芯出しテーブル31上には、取付装置3
4、レール位置出し装置35、及び接続固定装置36が
装着されている。すなわち、取付装置34は、図6に示
すように、上記芯出しテーブル31上でX方向(レール
30が敷設される昇降路内壁面と平行な水平方向)に移
動可能なX移動テーブル34aを有し、そのX移動テー
ブル34a上にY方向(上記内壁面に直交する方向)に
移動可能にY移動テーブル34bが装着されている。そ
して、上記Y移動テーブル34b上に旋回テーブル34
cが装着され、その旋回テーブル34cに上下動軸34
dが設けられ、その上下動軸34dの頂部に設けられた
腕34eに電動式モータ34f及び各種工具を装着可能
なソケット34gが装着されている。また、上記腕34
eの上部にはボルト穴検出用のレザーセンサ34hが設
けられている。
【0028】上記X移動テーブル34a、Y移動テーブ
ル34b、旋回テーブル34c及び上下動軸34dは、
それぞれ位置検出装置26の高精度レンジの位置信号に
より制御装置27によって制御され、ソケット34gの
所定位置への位置制御が行なわれる。
【0029】また、レール位置出し装置35も、図7に
示すように、取付装置34と同様にX移動テーブル35
a、Y移動テーブル35b、及び旋回テーブル35cを
有し、その旋回テーブル35c上に突設された柱状部3
5dから水平方向に腕35eが突設されている。その腕
35eの先端部には、その腕35eに沿って互いに接近
或いは離間し得る一対の大ハンド35f1 ,35f2
装着され、その先端側の大ハンド35f1 がレール30
の背面部30aに圧接されるようにしてある。一方、他
方の大ハンド35f2には上記レール30の表面側に圧
接されるとともにレールの摺動面部30bを挟持する一
対の小ハンド35g1 ,35g2 が設けられている。
【0030】図8は接続固定装置36の概略構成を示す
図であって、この接続固定装置36も、レール位置出し
装置35と同様にX移動テーブル36a、Y移動テーブ
ル36b、及び旋回テーブル36cを有するとともに、
その旋回テーブル36c上に突設された柱状部36dに
は、昇降路内に取付けられたレール30を把持するため
の一対の大ハンド36f1 ,36f2 及び小ハンド36
1 ,36g2 が設けられている。
【0031】一方、上記柱状部36dの頂部には、さら
に上記昇降路内壁面に取付けられたレール30に連結さ
れるためクレーンで吊下されたレール37を把持するハ
ンド部38が設けられている。このハンド部38は下方
のレール30を把持するハンド部と殆ど同様であるが、
大ハンド38a1 及び小ハンド38b1 ,38b2 が共
にローラ状に形成されており、上下のハンド部は上下の
レール間のはめ合い部が挿入直前に両レール間の2カ所
を同時にアクチュエータ駆動で把持するようにしてあ
る。
【0032】さらに、作業台21には、精密な芯出しが
出来る芯出しテーブル31上に乗せない装置として、前
記取付装置34で使用する工具と取付部品を収納する工
具・部品ストッカ39と、これらを各種の装置、取付場
所へ自動供給するための産業用ロボットである供給装置
40が設けられている。
【0033】上記工具・部品ストッカ39は、各種の昇
降路内取付部品であるブラケット、アンカボルト等及び
取付装置に装着する各種工具であるドリルや各種のソケ
ット等を所定の棚に区分けして収納するようにしてあ
る。
【0034】ブラケットは、図9に示すように、2枚の
L形鋼をボルト41aにより組合わせてブラケット組立
部品41として工具・部品ストッカに収納されており、
この状態で昇降路内壁面に取付け固定される。
【0035】さらに、供給装置40は作業台21のほぼ
中央に配設されており、工具・部品ストッカ39と取付
装置34間で動作するようにしてある。また作業台21
には、定常作業でなく突発的な作業を人が監視しながら
遠隔で作業できるように運転台42が配設されている。
【0036】しかして、昇降路20内へのレール30の
据え付けに際しては、まず途中階又は最上階より作業基
準となる2本のピアノ線24を吊下する。そこでレール
30を昇降路全長或いは数階床分毎に接続して仮に立て
ておき、最下部のレール30のみ芯出しして昇降路壁面
に固定する。この状態でワインダー式巻上げ機23にロ
ープを挿入し作業台21の位置検出装置26のセンサー
を作動状態とする。この様な準備が完了すると第一段目
のレール用ブラケット41を固定する位置まで作業台を
2箇所に取り付けたワインダー巻上げ機23の作動によ
り昇降させる。昇降時、作業台2の水平度を保つために
2本のワイヤーの巻き上げ速度を互いに同調させるため
にワインダー巻上げ機の駆動軸に直結した回転検出器
(図示していない)で計測し、この信号が制御装置27
に送られ、同期制御される。作業台21の昇降高さ位置
については制御装置27に予めインプットされている値
になるようワインダー巻上げ機の駆動軸の回転検出器に
信号がフィードバックされ高さが制御される。
【0037】次に作業台21の2方向各2箇所の固定装
置28の電動のサーボモータが駆動されて、各アーム2
8aが昇降路内壁面に押しつける事により作業台21が
昇降路に保持される。この時の位置決めは、ピアノ線2
4の位置検出装置26の高精度レンジと粗精度レンジの
うち、粗精度のレンジの位置情報により制御装置27を
介してアーム28aの押し出し量が指示され、内蔵した
電動サーボモータにより壁面に押しつけられ、この事に
より昇降路内で作業台がおおまかに位置決めされる。
【0038】さらに前記位置検出装置26の高精度のレ
ンジの位置情報は制御装置27を介し、芯出しテーブル
31へ送られる。この制御信号は、図4及び図5に示す
ごとく芯出しテーブル31の下に配設された3箇所の電
動シリンダー付きレベリングブロックに指示され、下部
レベリングブロック32bのテーパ(くさび)のモータ
ー駆動の水平作動量により芯出しプレート31の高精度
の水平度作業がおこなわれる。
【0039】これらの位置情報の高精度と粗精度の区分
けは粗精度レンジで重量及び形状が大きな作業台は大ま
かな位置だしをしておき、高精度レンジで作業台の中の
一部の高精度が必要な芯出しプレート31に搭載した取
付装置34等の水平度および位置芯出しをする事にな
る。
【0040】芯出しプレート31の水平度が高精度に行
われるとこれに搭載した取付装置34、レール位置出し
装置35、接続固定装置36の水平度が同時に出、次に
供給装置40が工具、部品ストッカー39からコンクリ
ート穴明け用ドリルを取り出し、取付装置34に装着さ
せ、予め制御装置にインプットされたデーターと位置検
出装置26からの高精度レンジの位置情報で取付装置3
4の穴明けの位置決めが行われ、内蔵の電動モーター3
4fによりドリルが回転し、Y移動テーブル34bが前
進し、壁へレール30を取り付けるためのブラケット組
立41と称する部品組立品用の穴となる穴あけが行われ
る。この作業が完了すると供給装置40が取付装置34
の先端部のソケット34gに装着されているドリルを取
り外し、これを工具及び部品ストッカー39に収納す
る。
【0041】次に供給装置40は工具及び部品ストッカ
ー39からアンカーボルト41bを取り出し、取り付け
装置34の先端部のソケット34gに装着する。前記供
給装置40はその後工具及び部品ストッカー39からブ
ラケット組立41を取り出し、前工程のドリルで穴加工
した時の記憶された位置情報を基準に、取り付ける昇降
路20内壁の所定位置に保持する。そしてピアノ線24
の位置からの位置検出装置26の高精度レンジの位置情
報と前工程でドリルで穴加工した時の記憶された位置情
報をベースに、取付装置34が旋回、上下左右に微動
し、これの上部に配設された加工穴検出非接触センサー
34hのレーザーセンサーの光線が通過するかしないか
で穴位置を探し、この検出位置情報で取り付け装置34
がブラケット組立41の穴位置へ芯出し、前進させる事
により、装着されたアンカーボルト41bがブラケット
組立41穴及び昇降路20内壁穴とに貫通挿入され、ア
ンカーボルト41bのナットを回転させ、ブラケット組
立41が昇降路20の内壁にとりつけられる(図1
0)。
【0042】この時のアンカーボルトはアンカー穴にこ
れを挿入しナットを締めるだけで固定が出来る簡略タイ
プを使用する。
【0043】その後、取り付け装置34及び供給装置4
0は初期位置に後退し、作業台21は固定装置28のア
ーム28aが壁面より離れ、次のブラケット組立41の
取付作業になり、昇降装置のワインダー式巻上げ機23
により制御装置27に予めプログラムされた位置まで上
昇移動される。ここで、ピアノ線24の位置を位置検出
装置26の粗精度レンジの位置情報が制御装置27から
の指令により固定装置28のアーム28aの伸縮動作に
より作業台21が昇降路20に位置決め固定される。そ
して前述と同様にピアノ線24の位置を位置検出装置2
6により検出しその高精度レンジの位置情報と予めイン
プットされた位置データとで芯出し位置決めされ、昇降
路壁への穴加工、取付装置34の非接触センサー34h
で確実な穴位置を探し、ブラケット組立41の保持、ア
ンカーボルト41b挿入、ナット締め、ブラケット組立
41の昇降路21への取り付けの一連の作業が、取り付
けられる所定長さのレール30の必要個数分を繰り返し
行われる。またこの作業は昇降路21内に設置される相
対する2列のレール30が同時に行われる。
【0044】その後、すでに昇降路21に取り付けが完
了したレール30へさらに連結して、取り付け作業を行
う。図8に示すごとく、所定長さに予め繋がれたレール
37が上層階より図示しないクレーン(チェーンブロッ
ク)でワイヤー43により組立位置に吊られており、す
でに昇降路21に取り付けが完了している下部側レール
30上、数センチ前で停止させておく。
【0045】作業台21を、両方のレール30,37を
連結する位置で、昇降装置23により制御装置27に予
めプログラムされた位置まで上昇移動させ、ピアノ線2
4の位置を検出する位置検出装置26の粗精度レンジの
位置情報をもとに制御装置27からの指令により上記作
業台21を固定装置28により昇降路21に対して固定
する。そこでピアノ線24の位置を検出する検出装置2
6の高精度レンジの位置情報にもとずく制御装置27か
らの指令により、接続固定装置36が移動位置決めさ
れ、吊り上げられている上部側レール37と、既に取り
付け完了した下部側レール30との上下2カ所の把持部
で両方のレールを同時に把持し両者の芯合わせが行われ
る。
【0046】吊られた上部側レール37を図示していな
いチェーンブロックにより降下させると、上部側のロー
ラ状のハンド部38がレール37を把持したまま回転し
レール37dが降下し、下部側レール30と芯がでてい
る状態で両者に設けられているはめ合い溝に挿入され
る。
【0047】この把持し、挿入した状態で、供給装置4
0が工具、部品ストッカー39から繋ぎボルトを取り出
し、取り付け装置34の先端部のソケット34gに装着
させる。その後、検出装置26の高精度レンジの位置情
報と予めインプットされた穴位置情報をベースに取り付
け装置34が上下左右に微動し、加工穴検出非接触セン
サー34hが穴位置を探し、その検出位置情報とで芯出
しが行われ、繋ぎボルトが所定の穴に挿入され、取り付
け装置34のソケット34gの回転により繋ぎプレート
44へ締付作業がおこなわれる。所定の数本の繋ぎボル
トの締め付け作業を繰り返す事によりはめ合わされた両
方のレール30,37が繋ぎプレート44で接続され
る。
【0048】このようにしてレールの接続が終ると、接
続固定装置36及び取り付け装置34が各々初期位置に
後退し、昇降路20へ固定した固定装置28のアーム2
8aが収縮し昇降路壁より離れる。
【0049】次に昇降路20に取り付けが完了したブラ
ケット組立41と繋ぎが完了したレールとの固定作業が
行われる。
【0050】作業台21は、レール37をブラケット組
立41で固定する位置へ、ワインダー式巻上げ機23で
ある昇降装置により昇降される。この時の高さの位置決
めは前工程でのブラケット組立41の固定作業で、制御
装置27に記憶された位置情報でおこなわれ、位置検出
装置26の粗精度レンジの位置情報にもとずき制御装置
27からの指令により固定装置28により昇降路壁に固
定される。
【0051】次に位置検出装置26の高精度レンジの位
置情報にもとずく制御装置27からの指令によりレール
位置出し装置35がレール37の背面37a(摺動部と
反対の面)とレール摺動面部37bを挟み、レール37
の正確な取付位置の芯を合わせる。この把持した状態
で、供給装置40が工具、部品ストッカー39からレー
ル37を固定するボルト付きのクリップ45と称するレ
ール37をブラケット組立41へ固定する部品を取り出
し、取り付け装置34の先端部のソケット34gに装着
させる。
【0052】その後、位置検出装置26の高精度レンジ
の位置情報をベースに取り付け装置34が上下左右微動
する事によりこれに固着した加工穴検出光センサーが穴
位置を探し、この検出位置情報とで制御装置27からの
指令により、取り付け装置34の芯出しが行われクリッ
プ45のボルトが所定の穴に挿入され、取り付け装置3
4のソケット34gの回転によりレール37がブラケッ
ト組立41への締付作業がおこなわれる。
【0053】レール位置出し装置35及び取り付け装置
34が初期位置へ後退し、これ等の作業の繰り返しによ
りレール37が昇降路20に固定される。
【0054】本実施例では昇降路20がコンクリート構
造でアンカー打ちからの作業で説明したが鉄骨構造の場
合は壁の穴明け作業が不要で、図11に示すごとく事前
に鉄骨46に取り付けられているファスナー47と称す
る部品の取付穴を穴検知センサー11dで探し、位置決
めしこれにブラケット41を取り付け装置34によりボ
ルトで締付、レール37をクリップ45で取り付ける事
ができる。
【0055】以上説明したようにピアノ線24の設置、
所定長さに繋がれたレール37の吊り上げ、最下部レー
ル30の昇降路20への取り付け作業を行うのみであと
は制御装置27に予め作業内容を組み込んだプログラム
により図12に示すフローチャートに従って、作業台2
1の昇降位置決めから固定、レール37の接続、芯出
し、ブラケット組立41により昇降路20へのレール3
7の取り付けまでを自動的に行わせることができる。
【0056】まず制御装置の電源をONすると次のレー
ル37を取り付けるためのブラケットの取り付け位置ま
で作業台21が移動、昇降路壁の種類が鉄筋コンクリー
トか鉄骨かの判別を行い鉄筋コンクリートの場合はアン
カーボルト41bによりブラケット組立41の取り付け
を、鉄骨の場合は図11に示すように、既に鉄骨46に
取り付けられているプレートでファスナー47と称する
ものにブラケット48をボルト41aにより取り付け
る。レール37を取り付ける個数まで、ブラケット組立
41の取り付けが完了したかの判定を行い、完了であれ
ばレール繋ぎ位置に作業台21が移動し、レール37を
芯だしし繋ぎ作業を行い、次にレール37を固定する為
にブラケット組立41の位置に作業台21が昇降し、芯
出しされ、クリップ45でレール37がブラケット組立
41を介して昇降路20にとりつけられる。その後ブラ
ケット組立41に取り付けたかどうかの判定と昇降路2
0にレール37が所定の数だけ取り付けられたかの判定
を行い完了であれば全作業が完了となる。
【0057】また、この制御装置27は図13の制御ブ
ロック図に示すごとく外部からの各種データーを受け入
れるデータ入力インターフェース、記憶部、モーター駆
動部、センサー入力部、芯だし量演算部、これらを一括
制御する制御部から成り、作業前に昇降路の形状寸法、
据え付けるレール形状寸法ブラケット組立形状寸法、取
り付け個数等のレールを据え付ける為の各種データをパ
ソコンへプログラム入力する。入力されたプログラムは
データ入力インターフェースを通して記憶部に入力され
記憶される。ピアノ線24の位置の検出装置26からの
センサー信号はセンサー入力部を通し芯だし量演算部で
計算され、制御部、モーター駆動部ドライバーを通し芯
出しプレート31及び各種の装置の駆動モーターを動か
し位置決めを行い各種の作業を行う事ができる。
【0058】上述した自動作業のほかに人手作業で行う
事も出来るように作業台21には運転台42、監視用カ
メラ50がある。運転台42の中には図示しない上述し
た各種の装置が手動スイッチ(ボタン)またはハンドル
(ジョイスティク)で動かす事ができる制御盤があり、
上述した一般的な作業でなく形状が異常な昇降路20へ
の取り付け作業や、鉄筋コンクリート壁への穴加工中、
ドリルがコンクリート内の鉄筋に当たった場合、位置を
ずらしての穴明けをやり直す作業、自動では困難な作
業、作業中の突発的な割込み作業等においては作業者が
作業台21に乗り込んで遠隔で監視しながら作業を行う
事ができる。また簡単な修正作業等は人が直接作業する
事もできる。
【0059】本装置は搭載した各作業装置が作業台21
から取り外し可能、かつ、作業台21が分解可能または
伸縮可能であり、昇降路21の各種形状、大小に応じて
組立られ、又搬入前に作業台を分解して昇降路内で組
立、搬入作業が行なわれる。
【0060】又作業台を突っ張る方向に壁がない、壁が
斜め(作業台に直角でない)、作業台と壁が離れている
等の場合、この方向でない直角方向に固定装置を取り付
ける事もできる。
【0061】なお、上記実施例は昇降路20に取り付け
るレール37に関して説明したがそれ以外の昇降路20
に取り付ける昇降路内取り付け機器、たとえば出入口機
器部品の据え付けにも本装置を適用する事ができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は上述のように各種の作業装置を
作業台と単独に芯出しできる構造にしたので従来より昇
降路内作業を精度良く自動作業で行う事が出来る。また
従来であれば自動作業不可で作業中止の事態となり作業
装置を昇降路から撤去する事態となる突発的な非定常作
業においても手動による作業も可能であり、また昇降路
の形状、搬入路に応じて作業装置の形状を可変にするこ
とができ、適用範囲が広くなり、従来よりも昇降路内の
作業を効率的に行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降路内作業装置の全体斜視図。
【図2】作業台及び固定装置の分解斜視図。
【図3】作業台の他の実施例の部分図。
【図4】芯出しプレートの側面図。
【図5】同上平面図。
【図6】取付け装置の斜視図。
【図7】レール位置出し装置の斜視図。
【図8】接続固定装置の斜視図。
【図9】ブラケット組立の斜視図。
【図10】ブラケット組立を介してレールを取付けた状
態を示す図。
【図11】鉄骨梁にレールを取付けた状態を示す図。
【図12】作業装置の作業フローチャート。
【図13】制御装置のブロック図。
【図14】エレベータの概略構成説明図。
【図15】昇降路内のガイドレール取付状態を示す側面
図。
【図16】同上平断面図。
【符号の説明】
20 エレベータ昇降路 21 作業台 23 ワインダー式巻上機 24 ピアノ線 25 錘り 26 位置検出装置 28 固定装置 30,37 レール 31 芯出しテーブル 34 取付け装置 35 レール位置出し装置 36 接続固定装置 39 工具、部品ストッカ 40 供給装置 41 ブラケット組立部品 42 運転台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/18 B 7228−2E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御装置からの制御信号を受けて昇降装置
    により昇降路内を昇降移動される作業台と、その作業台
    の側面に装着され、伸縮アームを伸張させその先端を対
    向する昇降路内壁面に押し付け上記作業台を水平面内に
    固定する複数の固定装置と、上記作業台上に配設され、
    各種作業を行なう取付け装置、レールの位置出し装置及
    び接続固定装置が載置された水平面レベル調節可能な芯
    出しテーブルと、昇降路内の上部から吊設されたピアノ
    線の位置を検出することによって数段階精度の位置信号
    を出力する位置検出装置とを有し、その位置検出装置か
    らの粗精度の位置信号によって前記作業台の位置制御を
    行ない、高精度の位置信号によって芯出しテーブルの水
    平面レベル調節制御及び取付装置、レールの位置出し装
    置、接続固定装置の芯出し制御を行なうようにしたこと
    を特徴とする、昇降路内作業装置。
  2. 【請求項2】レール位置出し装置は、レールの背面とこ
    れと反対面であるレール摺動面を均等に把持する把持部
    材を有し、位置検出装置からの位置信号によって位置決
    めされることを特徴とする、請求項1記載の昇降路内作
    業装置。
  3. 【請求項3】レールの接続固定装置は、昇降路内壁面に
    垂直方向に設置されたレールと、これに連結される、ウ
    インチまたはチェーンブロックで吊られたレールの両者
    のレール背面及びレール摺動面を同時に均等に把持する
    把持部材を有し、位置検出装置からの位置信号によって
    位置決めされ、接続されるレールを吊り降ろすことによ
    り両レールのはめ合い連結を行なうことを特徴とする、
    請求項1記載の昇降路内作業装置。
  4. 【請求項4】作業台は伸縮または分解組立可能であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の昇降路内作業装置。
  5. 【請求項5】作業台には、必要に応じて作業員が乗り運
    転制御を行なうための運転台が配設されていることを特
    徴とする、請求項1記載の昇降路内作業装置。
  6. 【請求項6】ピアノ線には、その途中や下端に1個又は
    複数個の錘りが取り付けられていることを特徴とする、
    請求項1記載の昇降路内作業装置。
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