JPH0526970Y2 - - Google Patents

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JPH0526970Y2
JPH0526970Y2 JP1985095573U JP9557385U JPH0526970Y2 JP H0526970 Y2 JPH0526970 Y2 JP H0526970Y2 JP 1985095573 U JP1985095573 U JP 1985095573U JP 9557385 U JP9557385 U JP 9557385U JP H0526970 Y2 JPH0526970 Y2 JP H0526970Y2
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hole
electrode
lining
tube
electrode mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電極取付位置に軸線方向に直交して
穿設された電極取付部用の貫通孔を有する管部材
を備えた電磁流量計用測定管に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の電磁流量計用測定管は、第3図に
示すような構成とされていた。これを同図を用い
て簡単に説明すると、符号1で示すものは金属製
の管部材で、その内壁1aはテフロン(商品名)
等の絶縁材料からなるライニング2で被覆されて
おり、また軸線方向中央部には、電極取付部用の
貫通孔3が、この管部材1の側方から軸線に直交
して穿設されている。
4は多数の透孔4aを有する管状の補強部材
で、前記管部材1の内壁1aと所定の間隔を隔て
た位置に配置されて前記ライニング2中に埋設さ
れている。この補強部材4は、前記管部材1の貫
通孔3に対応する位置でこの貫通孔3と同一の軸
線上に、前記透孔4aの孔径より大きい透孔4b
が穿設されている。
5は円柱状の電極取付用部材で、前記管部材1
の電極取付部用の貫通孔3に嵌入されて前記管部
材1の外周面に溶着して固着されており、その中
央部には、管外側に段部6aが形成された電極取
付用孔6が穿設されている。そして、この電極取
付用部材5の管内側端面、電極取付用孔6の孔壁
6bおよび段部6aは、前記ライニング2によつ
て被覆されている。
7はフランジ7aを有する円柱状の電極で、前
記電極取付用孔6にその先端が管内に露呈するよ
うに前記ライニング2を介して装着されており、
被測定流体の各点に発生した起電力を検出するよ
うに構成されている。8は中央部にこの電極7を
挿通する挿通孔8aを有する押さえ板で、前記電
極取付用部材5の管外側端面上にねじ9によつて
固定されている。10は前記電極7の長手方向に
付勢するスプリングで、前記フランジ7a上の絶
縁部材11と前記押さえ板8との間に弾装されて
いる。
なお、前記補強部材4としては、多数の透孔4
aを有するものを用いた場合を例示したが、全体
が網状に形成され、これによつて多数の透孔を形
成しているものを用いてもよいものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この種の電磁流量計用測定管におい
ては、上述したようにライニング2中に埋設され
る補強部材4の管部材1内への組込み時における
位置決め作業をできるだけ簡単に行なえるよう
に、電極取付部用の貫通孔3に対向して位置付け
られる透孔4bを比較的大きく形成しているもの
であつた。
しかしながら、このように電極取付部用の貫通
孔3に対向して、補強部材4の透孔4bを大径に
形成しているものでは、電極取付用部材5の電極
取付用孔6の孔壁6bを被覆しているライニング
2に、電極7を、被測定流体のシール性を保持す
るに充分な押圧力で管内側に押圧して設けるにあ
たつて、次のような不具合を生じてしまうもので
あつた、すなわち、電極7を電極取付用孔6内に
管外側から挿入すると、前記透孔4b付近のライ
ニング2が、第3図中に鎖線で示したように、管
内側に押し出されて管内形状が変化し易く、その
結果としてライニング2が切断したり、電極部の
保守を行なう度毎に、管内へのライニング2の押
し出し形状が変化し、これにより計器の出力信号
が変化したりするという問題を生じることを避け
られないものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案に係
る電磁流量計は、軸線方向中央部にその軸線と直
交する方向から穿設される電極取付用の貫通孔を
有しかつ内壁がライニングで被覆されかつこのラ
イニング中に多数の透孔を有する補強部材を埋設
してなる管部材と、この管部材の貫通孔に嵌入固
着されかつ中央部に孔壁を前記ライニングで被覆
した電極取付用孔を有する電極取付用部材と、こ
の電極取付用部材の一部に環状空間を形成するよ
うにして固定され前記貫通孔内のライニングを電
極挿入方向において係止するパンチングプレート
またはパンチングパイプからなる穴穿き係止部材
とを備えてなる構成としたものである。
〔作用〕
本考案によれば、管部材の貫通孔に嵌入固着さ
れ中央部に孔壁をライニングで被覆した電極取付
用孔を有する電極取付用部材と、この電極取付用
部材の一部に環状空間を形成するようにして固定
され前記貫通孔内のライニングを電極挿入方向に
おいて係止するパンチングプレートまたはパンチ
ングパイプからなる穴穿き係止部材を設けてなる
構成としたので、電極取付用孔付近でのライニン
グに電極挿入方向の外力が加わつても、その部分
のライニングが被測定流体の流れに影響を及ぼす
程に変形することがない。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る電磁流量計用測定管を示
す要部断面図であり、同図において前述した第3
図と同一または相当する部分には同一番号を付し
て説明は省略する。
さて、本考案によれば、管部材1の貫通孔3に
嵌入固着される電極取付用部材5の電極取付用孔
6の孔壁6b部分でのライニング2を電極挿入方
向において係止する穴穿き係止部材として、電極
取付用部材5の管内側端面5aに段部36を設け
るとともに、この段部36との間に環状空間37
が形成されるように、パンチングプレート38を
固定したところに特徴を有している。
ここで、このパンチングプレート38は、その
外周縁部分が、前記電極取付用部材5の管内側部
分あるいは管部材1の貫通孔3の内周縁部分に、
溶接等によつて固定されるようにするとよい。
このように構成された電磁流量計用測定管にお
いては、管部材1の貫通孔3に嵌入固着され中央
部に孔壁6bを前記ライニング2で被覆した電極
取付用孔6を有する電極取付用部材5と、この電
極取付用部材5に設けられ貫通孔3内のライニン
グ2を電極挿入方向で係止する穴穿き係止部材と
してのパンチングプレート38とを設けているこ
とから、電極取付用孔6付近のライニング2に電
極挿入方向の外力が加わつても、その部分のライ
ニング2が、被測定流体の流れに影響を及ぼす程
に管内側に押し出し変形したりすることがない。
このため、補強部材4の電極取付部に対応する
透孔4bの孔径を、従来よりも大きく設定して
も、ライニング2が管内に押し出されることがな
くなり、その結果として補強部材4の管部材1に
対する位置決めが簡単となり、その取付作業を容
易に行なうことができるという利点を奏する。
ここで、本実施例の電磁流量計用測定管におい
ては、管部材1と、電極取付用部材5、さらにラ
イニング2の押し出し変形を阻止する穴穿き係止
部材としてのパンチングプレート38とが別部品
によつて構成されているため、電極取付用部材5
やパンチングプレー38に、直接溶接等の加工を
施す場合の作業も、比較的簡単に行える。
なお、上述した実施例では、穴穿き係止部材と
して、パンチングプレート38を用いた場合を例
示したが、本考案はこれに限定されず、たとえば
第2図に示すように、電極取付用部材5の電極取
付用孔6における内壁6bの管外側に溝部を形成
することにより段部44を設けるとともに、この
段部44との間に環状空間45が形成されるよう
に、パンチングパイプ46を、穴穿き係止部材と
して固定するようにしてもよいことは、容易に理
解されよう。
要は、穴穿き係止部材を、電極取付用部材5の
一部に環状空間を形成するようにして設け、この
環状空間内にも穴穿き係止部材を介してライニン
グ2を形成することによつて、この電極取付部に
おける電極挿入方向へのライニング2の変形を阻
止し得るように構成すればよいものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、管部材に
おいて軸線方向中央部に直交する方向から穿設さ
れている電極取付用の貫通孔に嵌入固着されかつ
中央部に孔壁をライニングで被覆した電極取付用
孔を有する電極取付用部材と、この電極取付用部
材の一部に環状空間を形成するようにして固定さ
れ前記貫通孔部分でのライニングを電極挿入方向
において係止するパンチングプレートまたはパン
チングパイプからなる穴穿き係止部材とを備えて
なる構成としたので、電極取付用孔付近のライニ
ングに電極挿入方向の外力が加わつても、その部
分のライニングが被測定流体の流れに影響を及ぼ
す程に変形することがない。したがつて、従来の
ようにライニングが切断したり、電極部の保守を
する度毎に計器の出力信号が変化したりするとい
つた不具合を一掃し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁流量計用測定管の一
実施例を示す要部断面図、第2図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図、第3図は従来の電磁流
量計用測定管を示す要部断面図である。 1……管部材、1a……内壁、2……ライニン
グ、3……貫通孔、4……補強部材、4a……透
孔、4b……電極取付部用の透孔、5……電極取
付用部材、5a……管内側端面、6……電極取付
用孔、6b……孔壁、7……電極、36……段
部、37……環状空間、38……穴穿き係止部材
としてのパンチングプレート、44……段部、4
5……環状空間、46……穴穿き係止部材として
のパンチングパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸線方向中央部にその軸線と直交する方向から
    穿設されている電極取付部用の貫通孔を有しかつ
    内壁がライニングで被覆されている管部材と、多
    数の透孔を有しこの管部材の内壁に所定の間隔を
    おいて配置されて前記ライニング中に埋設される
    とともに前記貫通孔に対応する位置に前記透孔よ
    りも大径な透孔が穿設されている補強部材と、前
    記管部材の貫通孔に嵌入固着されかつ中央部に孔
    壁が前記ライニングで被覆される電極取付用孔を
    有する電極取付用部材と、この電極取付用部材の
    一部にこの電極取付用部材との間に環状空間を形
    成するようにして固定されかつ前記貫通孔内のラ
    イニングを電極挿入方向において係止する穴穿き
    係止部材とを備えたことを特徴とする電磁流量計
    用測定管。
JP1985095573U 1985-06-24 1985-06-24 Expired - Lifetime JPH0526970Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007047146A (ja) * 2005-07-15 2007-02-22 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計

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JP2013190329A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Miura Co Ltd 電極保持器

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