JPH0526357Y2 - - Google Patents

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JPH0526357Y2
JPH0526357Y2 JP13021588U JP13021588U JPH0526357Y2 JP H0526357 Y2 JPH0526357 Y2 JP H0526357Y2 JP 13021588 U JP13021588 U JP 13021588U JP 13021588 U JP13021588 U JP 13021588U JP H0526357 Y2 JPH0526357 Y2 JP H0526357Y2
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annular member
disk
ribs
outer peripheral
peripheral end
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用ブレーキ装置のベンチレーテ
ツドデイスクに関するものであり、詳しくは、鳴
き防止型ベンチレーテツドデイスクの改良に関す
るものであり、自動車、産業用車両等に利用され
る。
(従来の技術) 従来の鳴き防止型デイスクロータとして、実開
昭54−52576号公報に示すようなものがあり、こ
のものは第2図に示すように、ブレーキパドが当
接する環状制動部11の外周に環状溝12が全周
にわたつて形成され、この溝12と係合するよう
金属ワイヤ13が巻き付けられており、このワイ
ヤ13は環状制動部11の外周に対して一個以上
溶接部14によつて固着されている。
(考案が解決しようとする課題) デイスクロータとして、ベンチレーテツドタイ
プのデイスクを用いる場合、ベンチレーテツドデ
イスクの外周端部に金属ワイヤ13を巻き付け
て、リブに対して金属ワイヤ13を溶接によつて
固着する時、リブの幅が狭いため作業性が悪く、
固着力も小さいため、デイスクの回転時に溶接部
14が剥脱して金属ワイヤ13がリブから脱落す
るという問題点がある。そこで本考案はかかる問
題点を解消するためになされたもので、金属ワイ
ヤ等の環状部材がリブから脱落しにくい鳴き防止
型ベンチレーテツドデイスクを提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、軸心を介して対向する一対のリブの
外周端面を幅広に形成し、一方の該リブの外周端
面に環状部材の両端を固着したベンチレーテツド
デイスクである。
(作用) 本考案は上述のような構成であるので、環状部
材がリブの外周端部に密着せしめられ、デイスク
の回転時に該デイスクの外周端部からの飛び出し
が防止されると共に、該デイスクの回転振動が発
生せず、しかも制動時に発生した該デイスクの制
動振動は該リブの外周端部に係合した該環状部材
によつて減衰される。
(実施例) 第1図は本考案に係るベンチレーテツドデイス
クの一実施例であり、半径方向に延びる多数のリ
ブ1,1によつてロータ本体2,2が接続され、
リブ1,1とロータ本体2,2とによつて通気孔
3,3が多数設けられと共に、リブ1,1の外周
端面とロータ本体2,2の外周縁との間に環状の
外周溝4が形成され、さらに軸心を介して対向す
る一対のリブ1a,1bの外周端面が幅広に形成
され、外周溝4に鋼線材からなる環状部材5例え
ば、ステンレス製リングが収容され、環状部材5
にテンシヨンをかけてリブ1,1,1a,1bの
外端部に取り付けると共に、一方のリブ1aの外
周端面に環状部材5の両端を溶接6によつて固着
して環状部材5をリブ1,1,1a,1bに密着
せしめている。
本実施例のデイスクは、デイスクの回転時に環
状部材5が外周溝4から飛び出さず、デイスクの
回転振動も発生せず、通気孔3,3内の空気は遠
心力によつてロータ本体2,2と環状部材5との
間に形成された通気孔3,3の外側開口から外部
に速やかに排出され、新しい空気が通気孔3,3
の内側開口より流入してロータ本体2,2を冷却
する。又、制動時に発生するデイスクの制動振動
は環状部材5に伝達され、該振動を環状部材5で
吸収して早期に減衰させる。リブ1,1,1a,
1bの外周端面に円周方向の凹溝を設け、環状部
材5にテンシヨンをかけて該凹溝に取り付けても
上記実施例と同様の作用を奏する。
(考案の効果) 本考案によれば、軸心を介して対向する一対の
リブの外周端面を幅広に形成し、一方の該リブの
外周端面に環状部材の両端を固着したので、環状
部材の脱落が防止されると共に、常に良好な減衰
効果が得られ、制動時に発生する鳴きが防止され
る。また、軸心を介して対向する一対のリブの外
周端面が幅広に形成されているので、バランスが
とれデイスクの回転時に回転振動が発生しない。
さらに、デイスクの回転による通気孔内への空気
の流通が良好で冷却効果が良いので、安定した制
動効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベンチレーテツドデイス
クの正面図、第2図は従来のデイスクロータの要
部を示す要部断面図である。 1a,1b……リブ、5……環状部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周端部に環状部材を周設したベンチレーテツ
    ドデイスクにおいて、軸心を介して対向する一対
    のリブの外周端面を幅広に形成し、一方の該リブ
    の外周端面に該環状部材の両端を固着したことを
    特徴とするベンチレーテツドデイスク。
JP13021588U 1988-10-04 1988-10-04 Expired - Lifetime JPH0526357Y2 (ja)

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JP13021588U JPH0526357Y2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04

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JP13021588U JPH0526357Y2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04

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Publication Number Publication Date
JPH0250528U JPH0250528U (ja) 1990-04-09
JPH0526357Y2 true JPH0526357Y2 (ja) 1993-07-02

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