JPH05260413A - データ伝送回路 - Google Patents

データ伝送回路

Info

Publication number
JPH05260413A
JPH05260413A JP4086224A JP8622492A JPH05260413A JP H05260413 A JPH05260413 A JP H05260413A JP 4086224 A JP4086224 A JP 4086224A JP 8622492 A JP8622492 A JP 8622492A JP H05260413 A JPH05260413 A JP H05260413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
converter
qpsk
multipliers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4086224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2893496B2 (ja
Inventor
Kazuo Okada
一夫 岡田
Yoshihiko Kamo
良彦 加茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4086224A priority Critical patent/JP2893496B2/ja
Publication of JPH05260413A publication Critical patent/JPH05260413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893496B2 publication Critical patent/JP2893496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な回路で、しかも、完全にディジタル処
理のできる回路を得る。 【構成】 入力したQPSK信号の搬送波と再生搬送波
の位相差が0となるように制御するようにしたものにお
いて、QPSK入力端子と乗算器との間にA/D変換器
41を介在し、乗算器37,38およびLPF39,4
0はディジタル形を用い、信号処理回路33とVCO4
5との間にD/A変換器42を介在し、矩形波発振器か
らなるVCOの出力側に分周回路46を結合し、この分
周回路と2つの乗算器との間にそれぞれ第1ROMと第
2ROMとを介在して構成する。入力したQPSK信号
はA/D変換器ですぐにディジタル変換し、乗算器で第
1、第2のROMで発生した信号と乗算され、そのデー
タは、LPFと、信号処理回路によってデータが再生さ
れデータ出力端子43にデータが、クロック出力端子4
4にクロックが、またD/A変換器42に位相差信号が
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機におけ
る音声信号を復調するための4位相復調回路などのサン
プリング型データ伝送回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、衛星放送受信機は第3図に示す
ように、放送衛星11からの電波をパラボラアンテナ1
2で受信し、BSコンバータ13で1GHzの中間周波
数帯に変換し、BSチューナ14に送られる。このBS
チューナ14では選局回路15により希望するチャンネ
ルを選択し、FM復調回路16でFM復調をした後、映
像−音声分離回路17で映像信号と音声信号に分離す
る。このうち、映像信号はデエンファシス回路18、エ
ネルギー拡散信号除去回路19によってもとの映像信号
を再生し、テレビ受像機20の映像入力端子21に加え
る。他方、音声信号は4位相復調(以下QPSKという)
回路22、PCM復調回路23によって復調し、デエン
ファシス回路24によってもとの音声信号に再生する。
そして前記テレビ受像機20の音声入力端子25に加え
る。このようにして衛星放送の受信を可能とする。
【0003】以上のような衛星放送受信機において、従
来のQPSK回路22は、第2図のように構成されてい
た。この従来のQPSK回路22において、QPSK信
号は、乗算器27、28、アナログ型LPF29、3
0、A/D変換器31、32を通り、位相差検出のため
のディジタル信号処理回路33に送られる。このディジ
タル信号処理回路33では、QPSK信号の発生側の搬
送波の位相と、VCO34から発生する再生搬送波の位
相差を比較し、その差が0となるようにD/A変換器3
6を介してVCO34に制御信号を加える。このVCO
34からの発振信号は、一方の乗算器27に−90°移
相器35を介して送られ。また他方の乗算器28にその
まま送られて入力したQPSK信号と乗算される。そし
て位相差が次第に0になって、復調信号としてA/D変
換器31、32を経てディジタル信号処理回路33から
出力する。
【0004】以上のQPSK回路22には、QPSK信
号の位相成分を検出するため、乗算器27、28とLP
F29、30が従属して接続されている。ここで、QP
SK信号をcos(ωct+φ)と表わし、再生搬送波を
cos ωctと表わすと、乗算器27による乗算結果
は1/2・{cos(2ωct+φ)+cosφ}となり、
後続のLPF29により、cosφ成分だけが取り出さ
れ、同様に、LPF30により、sinφ成分が得られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のQP
SK回路22は、2個のA/D変換器31、32を必要
とするために、回路構成が複雑になる。また、−90°
移相器35はアナログ信号で処理していたので、90°
の位相差が温度変化などで変動することがあり、この変
動のため、受信信号からデータを再生するとき、誤りが
増加する原因となるなどの問題があった。
【0006】本発明は、簡単な回路で、しかも、完全に
ディジタル処理のできる回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、QPSK入力
端子に入力したQPSK信号を2つに分岐し、それぞれ
乗算器、LPFを介して信号処理回路に結合し、この信
号処理回路から復調出力と位相差出力とを得て、この位
相差出力をVCOを介して前記一方の乗算器には移相し
た信号を送り、他方の乗算器にはそのまま送ることによ
り入力した搬送波と再生搬送波の位相差が0となるよう
に制御するようにしたものにおいて、前記QPSK入力
端子と乗算器との間にA/D変換器を介在し、前記乗算
器およびLPFはディジタル形を用い、前記信号処理回
路とVCOとの間にD/A変換器を介在し、前記VCO
は、矩形波発振器からなり、このVCOの出力側に分周
回路を結合し、この分周回路と前記2つの乗算器との間
にそれぞれ第1ROMと第2ROMとを介在してなるこ
とを特徴とするデータ伝送回路である。
【0008】
【作用】入力したQPSK信号はA/D変換器41です
ぐにディジタル値に変換し、乗算器37、38で第1の
ROM47と第2のROM48で発生した信号と乗算さ
れる。乗算されたデータは、LPF39、40と、信号
処理回路33によってデータが再生される。
【0009】ここで、サンプリング間隔を再生搬送波と
同期したN分周で行うものとする。例えば、N=4でサ
ンプリングすると、第1のROM47では、+1,+
1,−1,−1,…となり、第2のROM48では、−
1,+1,+1,−1,…となり、+1か−1となる。
したがって、乗算器37、38では、ディジタルのQP
SK信号に+1または−1を乗算して次段の回路へ送ら
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図に基き説明
する。第1図において、26はQPSK信号入力端子
で、このQPSK信号入力端子26に直接A/D変換器
41をを結合する。この直接A/D変換器41の出力側
は、2つに分岐され、それぞれディジタル型の乗算器3
7、38に結合され、さらにディジタル型のLPF3
9、40に結合されている。これらのディジタル型のL
PF39、40は、位相差検出のためのディジタル信号
処理回路33に結合され、このディジタル信号処理回路
33の出力側には、データ出力端子43、クロック出力
端子44およびD/A変換器42が結合されている。
【0011】このD/A変換器42には、N×f0Hz
の矩形波を発振するVCO45が結合され、このVCO
45の出力側にカウンタからなりN分周する分周器46
が結合され、この分周器46の出力側を2つに分岐して
それぞれ第1のROM47と第2のROM48を介して
前記乗算器37、38に結合されている。
【0012】以上のような構成において、QPSK信号
入力端子26に入力したQPSK信号は、A/D変換器
41ですぐにディジタル値に変換して乗算器37、38
へ送られる。この乗算器37、38では、第1のROM
47と第2のROM48で発生した信号と乗算される。
この乗算されたデータは、前記ディジタル型のLPF3
9、40と、位相差検出のためのディジタル信号処理回
路33によってデータが再生され、データ出力端子43
にデータが出力し、クロック出力端子44にクロックが
出力し、D/A変換器42に位相差信号が出力する。
【0013】ここで、再生搬送波とQPSK信号とをデ
ィジタル的に乗算するためには、乗算を一定時間間隔で
区切って行う必要があり、また、その間隔はサンプリン
グ定理を満足する程度に短くなければならない。そこ
で、この間隔を図4における再生搬送波と同期したN分
周で行うものとする。例えば第4図において、N=4で
サンプリングすると、第1のROM47では、+1,+
1,−1,−1,…となり、第2のROM48では、9
0°の位相差を有することから、−1,+1,+1,−
1,…となり、+1か−1となる。したがって、乗算器
37、38では、ディジタルのQPSK信号に+1また
は−1を乗算して次段の回路へ送られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、回
路構成が簡単になる。また、−90°移相はディジタル
信号で処理するようにしたので、90°の位相差が温度
変化などで変動することがなく、受信信号からデータを
再生するとき、誤りが発生せず、信頼性の高い回路とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ伝送回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】従来のデータ伝送回路のブロック図である。
【図3】一般的な衛星放送受信機のブロック図である。
【図4】波形図である。
【符号の説明】
11…放送衛星、12…パラボラアンテナ、13…BS
コンバータ、14…BSチューナ、15…選局回路、1
6…FM復調回路、17…映像−音声分離回路、18…
デエンファシス回路、19…エネルギー拡散信号除去回
路、20…テレビ受像機、21…映像入力端子、22…
QPSK(4位相復調)回路、23…PCM復調回路、
24…デエンファシス回路、25…音声入力端子、26
…QPSK入力端子、27、28…アナログ乗算器、2
9、30…アナログLPF、31、32…A/D変換
器、33…信号処理回路、34…矩形波VCO、35…
−90°移相器、36…D/A変換器、37、38…デ
ィジタル乗算器、39、40…ディジタルLPF、41
…A/D変換器、42…D/A変換器、43…データ出
力端子、44…クロック出力端子、45…矩形波VC
O、46…分周回路、47…第1のROM、48…第2
のROM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 QPSK入力端子に入力したQPSK信
    号を2つに分岐し、それぞれ乗算器、LPFを介して信
    号処理回路に結合し、この信号処理回路から復調出力と
    位相差出力とを得て、この位相差出力をVCOを介して
    前記一方の乗算器には移相した信号を送り、他方の乗算
    器にはそのまま送ることにより入力した搬送波と再生搬
    送波の位相差が0となるように制御するようにしたもの
    において、前記QPSK入力端子と乗算器との間にA/
    D変換器を介在し、前記乗算器およびLPFはディジタ
    ル形を用い、前記信号処理回路とVCOとの間にD/A
    変換器を介在し、前記VCOは、矩形波発振器からな
    り、このVCOの出力側に分周回路を結合し、この分周
    回路と前記2つの乗算器との間にそれぞれ第1ROMと
    第2ROMとを介在してなることを特徴とするデータ伝
    送回路。
JP4086224A 1992-03-10 1992-03-10 データ伝送回路 Expired - Lifetime JP2893496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086224A JP2893496B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 データ伝送回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4086224A JP2893496B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 データ伝送回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05260413A true JPH05260413A (ja) 1993-10-08
JP2893496B2 JP2893496B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=13880822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4086224A Expired - Lifetime JP2893496B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 データ伝送回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2893496B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345018B1 (en) 1999-08-04 2002-02-05 Ricoh Company, Ltd. Demodulation circuit for demodulating wobbling signal
US7142382B2 (en) 2003-09-22 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Phase adjustment circuit and demodulation circuit
US7321639B2 (en) 2003-03-07 2008-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Demodulator and address information extractor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345018B1 (en) 1999-08-04 2002-02-05 Ricoh Company, Ltd. Demodulation circuit for demodulating wobbling signal
USRE39513E1 (en) 1999-08-04 2007-03-13 Ricoh Company, Ltd. Demodulation circuit for demodulating wobbling signal
US7321639B2 (en) 2003-03-07 2008-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Demodulator and address information extractor
US7142382B2 (en) 2003-09-22 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Phase adjustment circuit and demodulation circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2893496B2 (ja) 1999-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3647894B2 (ja) アナログオーバーサンプリングを用いて信号帯域幅を増大する中間周波数fm受信機
JPH07250115A (ja) デジタルデータ受信装置
JP2893496B2 (ja) データ伝送回路
JP2675553B2 (ja) ディジタルチューナ
JP2932289B2 (ja) 4位相復調回路
US7145610B2 (en) Receiving method and apparatus of analog television signals technical field
JP2932290B2 (ja) 4位相復調回路
JP2924198B2 (ja) Cs放送受信機
JPH0750697A (ja) 4相位相復調回路および4相位相復調回路の位相比較器
JP2993645B2 (ja) 4位相復調回路
JP2979326B2 (ja) 4位相復調回路
JPH11252032A (ja) Rdsデータ復調器
JP2605751B2 (ja) 衛星放送受信装置
JPH07255016A (ja) アナログ・デジタル放送共用受信装置
JP2932291B2 (ja) 4位相復調回路
JP2932288B2 (ja) 4位相復調回路
JP2682852B2 (ja) 位相同期ループ回路
JPH10304276A (ja) デジタル衛星放送用受信機
JPH061905B2 (ja) 受信装置
KR0124595B1 (ko) 고선명 텔레비젼 수상기의 디지탈 반송파복구장치
JP3495657B2 (ja) 受信装置
JP3495662B2 (ja) 受信装置
JPH03165148A (ja) 4位相復調回路
JPH09322097A (ja) 音声中間周波回路
JPH01216686A (ja) 衛星放送受信回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990119