JPH05254185A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH05254185A
JPH05254185A JP4057683A JP5768392A JPH05254185A JP H05254185 A JPH05254185 A JP H05254185A JP 4057683 A JP4057683 A JP 4057683A JP 5768392 A JP5768392 A JP 5768392A JP H05254185 A JPH05254185 A JP H05254185A
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JP
Japan
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print data
page buffer
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paper
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JP4057683A
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Michimutsu Oami
通睦 大網
Hiroo Fujisaki
博夫 藤崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ページバッファの容量以上の印刷データであ
っても、適切な容量を持ったページバッファとフルドッ
トメモリのみで用紙ジャム発生後のページ再印刷を可能
とし、用紙ジャム発生後の印刷を保証できるプリンタ装
置を提供する。 【構成】 ホストシステムから入力されたデータを格納
および編集して印刷出力を制御するプリンタ制御部1
と、プリンタ制御部1の制御に基づいて印刷出力する印
刷機構部2とから構成され、プリンタ制御部1には、印
刷データを複数ページ分格納するページバッファメモリ
11、ページバッファメモリ11の印刷データをページ
毎に管理して制御するページバッファ管理テーブル1
2、ドットパターンを1ページ分格納するフルドットメ
モリ17,18などが備えられている。そして、用紙ジ
ャムが発生した場合に、ページバッファメモリ11また
はフルドットメモリ17,18のデータによりリカバリ
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に関し、
特にカット紙プリンタ装置などにおける用紙ジャム発生
時のリカバリにおいて、用紙ジャム発生後のページ再印
刷により用紙ジャム発生ページからの印刷保証が可能と
されるプリンタ装置に適用して有効な技術に関する。
【従来の技術】従来、この種のプリンタ装置において
は、連続印刷の課程で用紙ジャム(搬送異常)などが生
じた場合、この用紙ジャムが生じた印刷データを含め、
その印刷データより後のデータについても排紙完了未ペ
ージが生じるために、通常の場合、これらを再印刷して
リカバリする処理が行われている。たとえば、特開昭6
4−47566号公報に記載される印字装置によれば、
1ページ以上の印刷データを記憶できる容量を持つデー
タメモリを備え、このデータメモリ上の印刷データによ
り用紙ジャムが発生したページの再印刷を可能とするも
のである。また、特開平3−26561号公報に記載さ
れる印刷装置によれば、印刷データを記憶するデータ記
憶部上のページ位置をデータ出力順に格納する手段を設
け、用紙ジャムなどによりページ枚数を戻す必要が発生
したときには、格納する手段の内容を参照し、データ記
憶部から印刷データを取り出して再印刷を行うことがで
きるものである。さらに、特開平1−202467号公
報に記載のプリンタ装置の用紙ジャムリカバリ方式によ
れば、プリンタ装置のドラムに書き込もうとするビット
データを格納するビットマップメモリと、このビットマ
ップメモリに書き込まれたビットデータをページ数に対
応づけて保存するバックアップメモリとを設け、このバ
ックアップメモリから用紙ジャムが発生したページの再
印刷を可能とする技術などが挙げられる。以上のよう
に、各手段および各メモリなどを設け、これによって用
紙ジャムなどの発生後の再印刷を可能とし、用紙ジャム
が生じた印刷データも含めた印刷結果の保証が行われて
いる。
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、1ページを構成する印刷データ
は文字データばかりではなく、図形、画像データやペー
ジ記述言語といった多種類のものが必要となり、そのた
めに取扱うデータ量の大容量化が要求される近年の動向
に対応できなくなってきている。たとえば、1ページあ
たりの情報量が増大することにより、特開昭64−47
566号および特開平3−26561号記載の印刷装置
で述べられているデータメモリもしくは印刷データ記憶
部が大容量となってしまう。また、これらの方式では、
1ページあたりの上限が定まっていない、すなわち記憶
容量以上の印刷データを取扱う場合、印刷データ記憶部
にすべての印刷データが収容できないため、用紙ジャム
が発生してもページの再印刷ができなく、印刷結果の保
証が行えない。さらに、高速印刷を可能とする両面カッ
ト紙プリンタ装置などでは、一般的にビットマップメモ
リを複数面持つために、特開平1−202467号公報
のプリンタ装置の用紙ジャムリカバリ方式で述べられて
いる方式では、バックアップメモリを複数面持たなけれ
ばならない。従って、従来の技術においては、文字、図
形、画像データからなるミックスドメディアデータを扱
う場合に、1ページあたりの印刷データ量のばらつきが
大きくメガバイトに達することもあるので、この上限を
配慮する限りぺージバッファの容量が定められないとい
う問題がある。その上、印刷制御の都合上、複数のフル
ドットメモリが必要であり、通常、このメモリは1面あ
たり2メガバイト程であるために、このフルドットメモ
リのバックアップメモリを設けてページを保存すると、
数メガバイトの容量が必要となるためにコストを引き上
げる要因が生じるという問題がある。そこで、本発明の
目的は、1ページあたりの上限が定まっていない印刷デ
ータであっても、適切な容量を持ったページバッファと
フルドットメモリのみで、用紙ジャムなどの発生後のペ
ージ再印刷を可能とし、用紙ジャム発生後の印刷を保証
することができるプリンタ装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。すなわち、本発明のプリンタ装置
は、印刷機構部と、少なくとも印刷データを複数ページ
格納可能なページバッファ、および印刷データをページ
毎にドットパターンとして保存するフルドットメモリ群
を備えたプリンタ制御部とから構成されるプリンタ装置
であって、ページバッファに新たな印刷データを格納す
る際、新たに格納しようとするページに対して異なる排
紙完了未ページの印刷データがある場合と、ページバッ
ファの容量よりも1ページの印刷データ量が大きく、同
一の排紙完了未ページの印刷データがある場合とを判断
し、印刷機構部にて用紙ジャムを検出した時、ページバ
ッファに異なる排紙完了未ページの印刷データがある場
合には、ページバッファに格納されている印刷データか
ら印刷を再開し、またページバッファに同一の排紙完了
未ページの印刷データがある場合には、フルドットメモ
リに保存されている印刷データから印刷を再開する制御
手段を備えるものである。この場合に、前記ページバッ
ファに異なる排紙完了未ページの印刷データがある場合
の制御手段として、新たな印刷データの格納を待機させ
る手段(格納待機手段)と、排紙完了未ページが排紙途
中で用紙ジャムとなった場合に、ページバッファ上に保
存してある印刷データから再印刷する手段(再印刷手
段)と、排紙完了未ページの排紙完了後に新たなページ
の印刷データの格納を再開する手段(格納再開手段)と
を備えるようにしたものである。また、前記ページバッ
ファに同一の排紙完了未ページの印刷データがある場合
の制御手段として、新たな印刷データの格納を待機させ
る手段(格納待機手段)と、ページバッファに格納され
ている印刷データをフルドットメモリにドットパターン
として展開する手段(展開手段)と、展開完了後に続き
の印刷データをページバッファに格納する手段(格納手
段)と、フルドットメモリを排紙完了まで保持する手段
(保持手段)と、用紙ジャムとなった場合に、フルドッ
トメモリに保存してあるドットデータから再印刷を行う
手段(再印刷手段)とを備えるようにしたものである。
さらに、前記印刷機構部に、プリンタ制御部から指示さ
れるピックコマンドを加算し、また用紙がスタッカに排
紙したら減算し、この値をプリンタ制御部に報告する手
段(計数手段)を設けるようにしたものである。また、
前記ページの保存を、フルドットメモリの複写を行うの
ではなく、READ&CLEAR動作をREAD動作と
CLEAR動作とに分け、フルドットメモリそのものを
保存するようにしたものである。
【作用】前記したプリンタ装置によれば、ページバッフ
ァに格納されている排紙完了未ページの印刷データに基
づいて、ページバッファまたはフルドットメモリに保存
されている印刷データから印刷を再開する制御手段が備
えられることにより、プリンタ装置のページバッファお
よびフルドットメモリにより用紙ジャムのリカバリを行
うことができる。その上、ページバッファの容量以上の
印刷データに対しても、ページを保存してリカバリを行
うことができる。すなわち、異なる印刷データがある場
合の制御手段として設けられた格納待機手段は、排紙完
了前の印刷データを保存し、そして再印刷手段は、用紙
ジャムなどにより失われたページを再印刷し、さらに格
納再開手段により印刷動作を続行させることができる。
また、同一の印刷データがある場合の制御手段として設
けられた格納待機手段は、印刷データが異なる場合の排
紙完了前の印刷データの保存に加え、同一ページの印刷
データも保持し、さらに展開手段は、すでに受信済みで
ページとして完成していないページバッファ上の印刷デ
ータを、ドットパターンに展開することでページバッフ
ァ上のデータを無効とし、ページバッファに続きの印刷
データを格納する空き領域を生成することができる。そ
して、続きの印刷データを格納手段に格納して印刷動作
を続行させ、さらに保持手段にフルドットメモリを排紙
完了まで保存し、再印刷手段により用紙ジャムなどによ
り失われたページを再印刷し、これによって用紙ジャム
発生後の印刷を保証することができる。また、印刷機構
部に計数手段が設けられることにより、プリンタ制御部
から指示されるピックコマンドを加算し、また用紙がス
タッカに排紙したら減算し、用紙ジャム発生時にまだ排
紙されていないページ数を表し、用紙ジャム発生後の再
印刷開始ページを求めることができ、その上ピックした
全ての用紙の排紙完了を検出して排紙完了を知ることが
できる。これにより、ページバッファまたはフルドット
メモリに保存されている印刷データの再印刷によりジャ
ムリカバリが可能となり、その上ページをフルドットメ
モリ自体の保存により、ページバッファの容量以上の印
刷データに対してもリカバリを行うことができる。
【実施例】図1は本発明の一実施例であるプリンタ装置
を示す構成図、図2は本実施例のプリンタ装置における
ページバッファ管理テーブルを示す説明図、図3は本実
施例において、新たな印刷データを格納する際、ページ
バッファに新たに格納しようとするページと異なる排紙
完了未ページの印刷データがある場合のページバッファ
管理テーブルの動作を示す説明図、図4は新たに格納し
ようとするページと同一の排紙完了未ページの印刷デー
タがある場合のページバッファ管理テーブルの動作を示
す説明図、図5および図6は、本実施例のプリンタ装置
における印刷制御を示すフローチャート図である。ま
ず、図1により本実施例のプリンタ装置の構成を説明す
る。本実施例のプリンタ装置は、たとえば少なくとも印
刷データを複数ページ格納可能なページバッファ、およ
び印刷データをページ毎にドットパターンとして保存す
るフルドットメモリ群を備えたプリンタ装置とされ、ホ
ストシステムから入力されたデータを格納および編集し
て印刷出力を制御するプリンタ制御部1と、このプリン
タ制御部1の制御に基づいて印刷出力する印刷機構部2
とから構成されている。プリンタ制御部1には、印刷デ
ータを複数ページ分格納するページバッファメモリ1
1、ページバッファメモリ11の印刷データをページ毎
に管理して制御するための情報を1エントリとし、複数
ページ分のエントリを持つページバッファ管理テーブル
12、ホストシステムより送られてきた印刷データを一
時記憶するための中間バッファ13が備えられている。
さらに、ホストシステムとのデータ送受を制御するチャ
ネル制御部14、印刷動作全体の制御を行う印刷制御部
15、ページバッファメモリ11に格納されている印刷
データをドットパターンに展開する描画部16、ドット
パターンを1ページ分格納するフルドットメモリ17、
同じく描画部16で生成したドットパターンを格納する
2つ目のフルドットメモリ18、どのフルドットメモリ
17,18を使用するかは描画部16が印刷制御部15
からの指示により制御される。そして、印刷制御部15
からの指令により、印刷機構部2に用紙ピックの指示を
行う制御と、フルドットメモリ17(もしくは18)を
読み出してドットパターンを送出する制御と、用紙ピッ
クのカウントの読み出し制御を行う印刷機構インタフェ
ース制御部19がプリンタ制御部1に備えられている。
ここで、フルドットメモリ17(18)の読み出し方に
は2つの方法があり、1つは読み出し完了した情報をク
リアしながら順次読み出しを行う方法(以下、READ
&CLEARと略す)、もう1つは読み出し情報のクリ
アを伴わない読み出し方法(以下、READ−ONLY
と略す)で、どちらの読み出しを行うかは印刷制御部1
5の指示によって行われる。印刷機構部2には、印刷機
構部2内の各種動作の制御、および印刷機構インタフェ
ース制御部19と通信を行う印刷機構制御部21、印刷
機構インタフェース制御部19から送られてくる用紙ピ
ックの指示でカウンタを“+1”し、用紙の排紙完了で
“−1”するピックカウンタ22が備えられている。続
いて、図2によりページバッファ管理テーブル12の構
成を説明する。ページバッファ管理テーブル12には、
ページバッファ管理テーブル12の1形式を示す複数の
エントリが設けられ、この1つのエントリは、ページバ
ッファメモリ11の1ページ分の印刷データ範囲を示す
ページ開始アドレス121、ページ終了アドレス122
およびそのページの印刷状態を示すページ状態管理フラ
グ123から構成されている。ページ状態管理フラグ1
23の内容は、状態表示部と修飾部に分けられ、状態表
示部には作成中、展開待ち、展開中、転写待ち、転写中
および排紙中が設けられ、一方修飾部には、排紙待ち、
展開完了待ちおよびフルドットメモリ保留状態が設けら
れている。たとえば、状態表示部の作成中は、ページバ
ッファメモリ11にページの印刷データを格納開始した
ときに“オン”となり、1ページ分の格納完了で“オ
フ”となる。また展開待ちは、1ページ分の印刷データ
格納が完了したときに“オン”となり、フルドットメモ
リ17(18)へ印刷データの展開を開始すると“オ
フ”となる。さらに展開中は、フルドットメモリ17
(18)へページの展開を開始したときに“オン”とな
り、展開完了で“オフ”となる。また、転写待ちは、1
ページ分の印刷データをフルドットメモリ17(18)
に展開完了したときに“オン”となり、用紙にフルドッ
トメモリ17(18)の内容を印刷開始したときに“オ
フ”となる。さらに転写中は、用紙にフルドットメモリ
17(18)の内容を印刷開始したときに“オン”とな
り、印刷完了で“オフ”となる。そして排紙中は、印刷
完了で“オン”となり、用紙がスタッカに排紙完了する
と“オフ”となる。一方、修飾部の排紙待ちは、ページ
バッファメモリ11に印刷データを格納する空き領域が
なくかつ空き待ち領域に、今格納しようとしているペー
ジとは異なるページの印刷データが格納されている場合
に“オン”となり、空き待ちされている他のページが排
紙完了し、かつ空き待ちしている印刷データが排紙完了
となったページバッファメモリ11の領域に収容可能と
なったときに“オフ”となる。また、展開完了待ちは、
ページバッファメモリ11に印刷データを格納する空き
領域がなく、かつ空き領域待ちを行う領域が自己と同一
ページの印刷データが格納されている場合に“オン”と
なり、ページバッファメモリ11にすでに存在していた
同一ページの印刷データがフルドットメモリ17(1
8)に展開完了、すなわち部分ページが展開完了すると
“オフ”となる。そして、フルドットメモリ保留状態
は、展開完了待ちと同時に“オン”となり、エントリの
ページの排紙完了で“オフ”となる。以上のような構成
において、印刷制御部15における印刷動作の各制御機
能としては、異なる印刷データがある場合には、排紙完
了前の印刷データを保存し(格納待機手段)、そして用
紙ジャムなどにより失われたページを再印刷し(再印刷
手段)、さらに印刷動作を続行させることができる(格
納再開手段)。また、同一の印刷データがある場合に
は、同一ページの印刷データも保持し(格納待機手
段)、さらにすでに受信済みでページとして完成してい
ないページバッファ上の印刷データをドットパターンに
展開することでページバッファメモリ11のデータを無
効とし、ページバッファメモリ11に続きの印刷データ
を格納する空き領域を生成することができる(展開手
段)。そして、続きの印刷データを格納して印刷動作を
続行させ(格納手段)、さらにフルドットメモリ17
(18)を排紙完了まで保存し(保持手段)、用紙ジャ
ムなどにより失われたページを再印刷し(再印刷手
段)、これによって用紙ジャム発生後の印刷を保証する
ことができるようになっている。次に、本実施例の作用
について説明する。始めに、新たな印刷データを格納す
るとき、空き領域がなく空き待ちをする他のページの印
刷用紙がスタッカに排紙されるのを待って、新たな印刷
データをページバッファメモリ11に格納する場合を図
3により説明する。図3において、上側は空き領域がな
い状態を示し、301,302,303はそれぞれペー
ジの範囲を示し、排紙中、転写中状態の印刷データのペ
ージ303はページバッファメモリ11のメモリアドレ
スX3から印刷データの格納を開始し、メモリアドレス
X1−nの領域へ印刷データを格納したが、次の印刷デ
ータの格納領域がページバッファメモリ11にないた
め、ページ状態管理フラグ123を作成中でかつ排紙待
ち状態として、次の印刷データの格納を保留している状
態を示している。また、下側は空き領域を確保した状態
を示し、ページ301は排紙完了となりページバッファ
メモリ11のメモリアドレスX1からX2−1を空き領
域とした状態で、すでにメモリアドレスX1からX12
をページ303に提供し、その結果メモリアドレスX1
2からX2−1が空き領域となった状態を示し、さらに
ページ303の1ページ分の印刷データの格納を完了し
て展開待ちになっている状態で、ページ302は転写完
了して排紙中となった状態を示している。次に、新たな
印刷データを格納するとき、空き領域がなく空き待ちを
する自己のページの印刷データがフルドットメモリ17
(18)にドットパターントして展開されるのを待っ
て、新たな印刷データをページバッファメモリ11に格
納する場合を図4により説明する。図4において、上側
は空き領域がない状態を示し、ページ401はページバ
ッファメモリ11のメモリアドレスX3から印刷データ
の格納を開始し、メモリアドレスX3−nの領域へ印刷
データを格納したが、まだ1ページ分の印刷データとし
て完成していない状態で、ここでさらに新たな印刷デー
タの格納を行う領域がページバッファメモリ11にない
ため、当該ページ状態管理フラグ123をページ作成中
でかつ展開完了待ち、フルドットメモリ保留状態とし
て、次の印刷データの格納を保留している状態を示して
いる。また、下側は空き領域を確保した状態を示し、ペ
ージ401はすでにページバッファメモリ11に格納し
てあったページバッファメモリ11のメモリアドレスX
3からX3−nまでの部分ページの印刷データが、フル
ドットメモリ17(18)に展開完了したことにより空
き領域となったため(ページ401の部分ページの展開
完了)、その空き領域に同一ページの残りのデータをペ
ージバッファメモリ11のX3−n+1からX4−1に
格納し、ページ状態管理フラグ123を展開待ち、フル
ドットメモリ保留状態としている状態を示している。次
に、印刷制御部15で行う印刷制御を、図5および図6
のフローに基づきステップ毎に説明する。ステップ51
0は、チャネル制御部14がホストシステムからのコマ
ンドによって印刷データを受信したときの処理で、ステ
ップ511は受信した印刷データを収容可能な空き領域
がページバッファメモリ11にあった場合の処理を示
す。すなわち、印刷制御部15は印刷データをページバ
ッファメモリ11に格納した後、ページバッファ管理テ
ーブル12の該当エントリのページ開始アドレス12
1、ページ終了アドレス122の設定およびページ状態
管理フラグ123の設定を行い、さらにチャネル制御部
14へコマンド実行完了の報告をホストシステムへ行う
指示を発行している。ここで、図示していないが、ペー
ジ開始アドレス121とページ終了アドレス122はホ
ストシステムからのチャネルコマンドにより判定する。
ステップ512は、受信した印刷データを収容可能な空
き領域がページバッファメモリ11になく、かつ空き待
ちを行うページの印刷データが自己と同一ページ以外の
場合の処理を示している。この場合、ホストシステムよ
り受信した印刷データは中間バッファ13に一時的に保
留しておき、印刷制御部15はチャネル制御部14へホ
ストシステムへのコマンド実行完了の報告指示を保留す
ることで、次の印刷データの受信を待たすことにより印
刷データ格納の保留状態を実現する。さらに、ページ状
態管理フラグ123の排紙待ちを“オン”とし、ページ
バッファメモリ11の空き待ちを行う(排紙待ち処理は
ステップ542に示す)。ステップ513は、ステップ
512と同様であるが、空き待ちを行うページが自己と
同一ページの場合の処理を示している。この場合も、ス
テップ512と同様の手段により印刷データ格納の保留
状態を実現している。さらに、ページ状態管理フラグ1
23の展開完了待ちを“オン”とし、ページバッファメ
モリ11の空き待ちを行う(展開完了待ちの処理はステ
ップ611に示す)。また、フルドットメモリ保留状態
を“オン”とし、用紙ジャム発生時の再印刷用ページの
保証を行う(ステップ622に示す)。なお、図示して
いないが、初めてのデータ格納時にはカーレントポイン
タが示すエントリを使用し、1ページの完成でカーレン
トポインタを1エントリ分更新するステップ520は、
描画部16が印刷データをフルドットメモリ17(1
8)に展開完了したときの処理で、ステップ521はペ
ージ状態管理フラグ123の展開完了待ちが“オフ”の
ときの処理を示す。ステップ522は、同フラグが“オ
ン”のときの処理で、先に中間バッファ13に格納して
あった印刷データをページバッファメモリ11へ格納
し、さらにチャネル制御部14へコマンド実行完了の報
告指示を行うことで、印刷データ格納保留状態の解除を
行い印刷動作を続行する。なお、図示していないが、展
開完了を検出したとき、ページバッファ管理テーブル1
2の最下位のエントリからカーレントポインタが示すエ
ントリまでを調べ、展開中の当該エントリに対してのみ
前述の処理を実施する。ステップ530は、印刷機構イ
ンタフェース制御部19がフルドットメモリ17(1
8)の印刷パターンを印刷機構部2に送出完了し、印刷
パターンが用紙に転写完了したときの処理を示し、ステ
ップ531はページ状態管理フラグ123の排紙中を
“オン”として次のページの転写に備える(次のページ
の転写は、ステップ612もしくはステップ613で行
う)。なお、図示していないが、転写完了を検出したと
き、ページバッファ管理テーブル12の最下位のエント
リからカーレントポインタが示すエントリまでを調べ、
転写中のエントリに対して前述の処理を実施する。ステ
ップ540は、印刷機構部2内のピックカウンタ22の
値を読み出し、その結果得られた値より排紙状況を求め
て1ページの排紙完了と判定したときの処理で、ステッ
プ541はページ状態管理フラグ123の排紙中が“オ
ン”で、フルドットメモリ保留状態が“オフ”のエント
リに対する処理を示す。ステップ542は、排紙待ちが
“オン”のエントリに対する処理で、排紙完了したペー
ジの空き領域に印刷データの格納が保留状態となってい
る中間バッファ13上の印刷データが格納可能な場合に
は、ステップ522と同様に印刷データ格納の保留状態
を解除する。もし、格納不可の場合はそのままの状態を
続行し、次のページの排紙完了を待つ。ステップ543
は、排紙中が“オン”で、フルドットメモリ保留状態が
“オン”のエントリに対する処理を示し、排紙完了まで
保持していたフルドットメモリ17(18)のクリア指
示を印刷機構インタフェース制御部19に指示して動作
完了を待つ。なお、排紙完了を検出したとき、ページバ
ッファ管理テーブル12の最下位のエントリは、必ずス
テップ541もしくはステップ543の条件成立なので
いずれかの処理を行い、さらにページバッファ管理テー
ブル12を1エントリずつ下方向へ移動してページバッ
ファ管理テーブル12の更新を行う。また、最下位のエ
ントリからカーレントポインタで示すエントリまでを調
べ、排紙待ちのエントリがあった場合、ステップ542
の処理を行う。ステップ610は、印刷制御部15内で
持つタイマーを示し、一定間隔毎にステップ610の処
理を行うもので、ステップ611はページ状態管理フラ
グ123の展開完了待ちもしくは展開待ちが“オン”の
エントリに対する処理を示し、描画部16が空いていれ
ば、空いているフルドットメモリ17(18)へ当該ペ
ージの展開指示を行う。このとき、当該ページのページ
バッファ管理テーブル12内のページ開始アドレス12
1とページ終了アドレス122とを指示する。なお、図
示してないが、展開完了待ちもしくは展開待ちが“オ
ン”のエントリの決定は、ページバッファ管理テーブル
12を最下位からカーレントポインタが示すエントリま
でを調べ、初めて前記を検出したエントリとする。ステ
ップ612は、転写中が“オン”のエントリがページバ
ッファ管理テーブル12になく、ページバッファ管理テ
ーブル12を最下位から調べ、初めての転写待ちが“オ
ン”のエントリに対する処理を示す。ただし、そのエン
トリのフルドットメモリ保留状態は“オフ”の場合であ
る。このエントリのページを印刷するために、印刷機構
インタフェース制御部19へ前記エントリに対応したペ
ージのフルドットメモリ17(18)の転写指示を出
す。このとき、フルドットメモリ17(18)の読み出
しをREA&CLEARと指示する。これにより、印刷
機構インタフェース制御部19は印刷機構制御部21に
対して用紙ピックの指示およびドットパターンの送出を
行う。ステップ613は、転写中が“オン”のエントリ
がページバッファ管理テーブル12になく、ページバッ
ファ管理テーブル12を最下位から調べ、初めての転写
待ちが“オン”のエントリに対する処理を示す。ただ
し、そのエントリのフルドットメモリ保留状態は“オ
ン”の場合である。このエントリのページを印刷するた
めに、印刷機構インタフェース制御部19へ前記エント
リに対応したページのフルドットメモリ17(18)の
転写指示を出す。このとき、フルドットメモリ17(1
8)の読み出しをREAD−ONLYと指示する。これ
により、印刷機構インタフェース制御部19は印刷機構
制御部21に対して用紙ピックの指示およびドットパタ
ーンの送出を行う。ステップ620は、印刷機構部2で
用紙ジャムが発生し、それをプリンタ制御部1が検出し
たときの処理を示し、ステップ621は再印刷開始ペー
ジのページ状態管理フラグ123のフルドットメモリ保
留状態が“オフ”のときの処理で、ジャム復旧後の再印
刷の指示を待ち(図示していないが、プリンタ制御部1
のスタートスイッチなどにより指示される)、それを契
機として再印刷を開始する。このとき、再印刷の開始ペ
ージは、ピックカウンタ22とページバッファ管理テー
ブル12の内容から以下のように求める。すなわち、ピ
ックカウンタ22は、用紙ピックを行ったが排紙されな
かった用紙枚数を示し、ページバッファ管理テーブル1
2のエントリ中、転写中と排紙中のエントリの合計が用
紙ピックを行った用紙枚数である。このことから、前記
用紙枚数からピックカウンタ22の値を引いた値が、ジ
ャム発生時すでに排紙済のページ枚数である。よって、
ページバッファ管理テーブル12中の転写中および排紙
中エントリ中、この値分のエントリはすでに排紙完了し
たものであり、それ以降のエントリから再印刷を開始す
る(計数手段)。そして、再印刷は、転写中と排紙中の
全エントリを展開待ちに書き換え、ステップ510〜ス
テップ620のフローの実行を再開することで行える。
ステップ622は、ステップ621と同様にして求め
た、再印刷開始ページのページ状態管理フラグ123の
フルドットメモリ保留状態が“オン”であったときの処
理である。この場合は、フルドットメモリ17(18)
より再印刷を行い、このフルドットメモリ17(18)
は排紙完了まで保持される。そして、上記と同様に再印
刷を行う範囲のページを処理するとともに、フルドット
メモリ保留状態が“オン”のエントリ(ページバッファ
管理テーブル12の最下位のエントリ)を転写中を“オ
ン”、排紙中を“オフ”にし、印刷機構インタフェース
制御部19に対して印刷データが保証されているフルド
ットメモリ17(18)からの印刷を指示する。このと
き、すでに述べたようにフルドットメモリ17(18)
を本発明の特徴であるREAD−ONLY動作で読み出
し、フルドットメモリ17(18)を保持する。続い
て、実際の印刷データの受信から印刷までの動作フロー
を順に説明する。始めに、ホストシステムより印刷デー
タを受信すると、チャネル制御部14はその旨を印刷制
御部15へ通知する。そして、印刷制御部15は、ステ
ップ510により印刷データの受信を知る。この場合、
新たに格納しようとするページに対して異なる排紙完了
未ページの印刷データがある時は、図3に示すように印
刷データの格納を保留状態とした後、ページバッファメ
モリ11の空き領域の確保ができた時点で、印刷データ
格納の保留状態を解除して印刷動作を続行する。まず、
ページ303の印刷データを受信すると、ステップ51
0により印刷データ受信の判定が実行される。このと
き、印刷データ長とページバッファメモリ11の空き領
域(図3のページバッファメモリ11のページ301の
部分)を比較する。この場合に、空き領域の方が小さい
ので、ステップ512の実行によりページバッファ管理
テーブル12を図3の上側の状態とし、印刷データの格
納を保留状態とする(格納待機手段)。その後、排紙完
了を検出すると、ステップ540による排紙完了の判定
条件が成立する。このとき、ページ303は排紙待ちの
エントリなので、ステップ542により印刷データの保
留状態を解除して印刷データの格納を再開する(格納再
開手段)。このようにして、空き待ちをする他のページ
の印刷用紙がスタッカに排紙されるのを待って、新たな
印刷データをページバッファメモリ11に格納する制御
が行われる。一方、新たに格納しようとするページに対
して同一の排紙完了未ページの印刷データがある時は、
図4と同様の処理であるが、空き領域待ちをするページ
バッファメモリ11のメモリが、今処理しているのと同
一ページのデータであることが異る点であり、以下のよ
うに処理される。まず、ページ401の印刷データを受
信すると、ステップ510により印刷データ受信の判定
が実行される。このとき、空き領域が小さくかつ空待ち
を行うページが同一のためにステップ513が実行さ
れ、これによりページバッファ管理テーブル12を図4
の上側の状態とし、印刷データの格納を保留状態とする
(格納待機手段)。その後、前記により設定されたペー
ジ状態管理フラグ123の展開完了待ちによりステップ
611が実行され、ページバッファメモリ11のメモリ
アドレスX3からX3−nまでの部分ページの印刷デー
タがフルドットメモリ17(もしくは18)に展開され
る(展開手段)。さらに、描画部16の展開完了報告に
より、ステップ520の展開完了の判定が実行される。
このとき、前記により展開完了待ちが“オン”のエント
リが作成されているので、ステップ522を実行する。
これにより、印刷データの保留状態を解除して印刷動作
を続行する(格納手段)。そして、1ページ分の印刷デ
ータの格納が完了すると、ページ状態管理フラグ123
はフルドットメモリ保留状態が“オン”、展開待ちが
“オン”の状態となる。さらに、このエントリはページ
バッファ管理テーブル12の最下位のエントリとして存
在する。この状態での展開指示は、その後展開完了でス
テップ521が実行され、転写待ちが“オン”となる。
この転写待ちは、同時にフルドットメモリ保留状態も
“オン”のためにステップ613で処理される。このた
め、READ−ONLYによるフルドットメモリ17
(もしくは18)の読み出し指示がされる(保持手
段)。以上のような印刷動作の制御を行っているため、
印刷機構部2で用紙ジャムなどが発生した場合、ステッ
プ621の処理によりページバッファメモリ11のデー
タでジャム回復後の印刷データの保証を行うことがで
き、またステップ622の処理によりフルドットメモリ
17(もしくは18)のデータでジャム回復後の印刷デ
ータを、1ページ分の印刷データがページバッファメモ
リ11に格納できないときにも保証することができる
(再印刷手段)。従って、本実施例のプリンタ装置によ
れば、ページバッファメモリ11に格納されている排紙
完了未ページの印刷データに基づき、たとえば空き待ち
をする他のページの印刷データで占有されている場合に
は、他のページの印刷用紙がスタッカに排紙されるのを
待って、新たな印刷データをページバッファメモリ11
に格納し、このページバッファメモリ11に格納されて
いる印刷データから印刷を再開することができる。一
方、空き待ちをする自己のページの印刷データで占有さ
れていた場合には、自己のページの印刷データがフルド
ットメモリ17(18)にドットパターンとして展開さ
れるのを待って、新たな印刷データをページバッファメ
モリ11に格納し、フルドットメモリ17(18)に保
存されている印刷データから印刷を再開することができ
る。これにより、用紙ジャムが発生した場合において
も、ページバッファメモリ11またはフルドットメモリ
17(18)により用紙ジャムのリカバリを行うことが
でき、その上1ページあたりの上限が定まっていない印
刷データであっても、適切な容量を持ったページバッフ
ァメモリ11とフルドットメモリ17(18)のみで、
ページバッファメモリ11の容量以上の印刷データに対
しても、ページをフルドットメモリ17(18)そのも
のを保存することによりリカバリが可能となる。以上、
本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的
に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
ることはいうまでもない。たとえば、本実施例のプリン
タ装置については、搬送異常による用紙ジャムのリカバ
リを可能とする場合について説明したが、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、プリンタ制御部1と
印刷機構部2との相互間における印刷出力上の異常に対
するリカバリについても広く適用可能である。
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。すなわち、ページバッファに新た
な印刷データを格納する際、新たに格納しようとするペ
ージに対して異なる排紙完了未ページの印刷データがあ
る場合と、ページバッファの容量よりも1ページの印刷
データ量が大きく、同一の排紙完了未ページの印刷デー
タがある場合を判断し、ページバッファに格納されてい
る排紙完了未ページの印刷データに基づいて、ページバ
ッファまたはフルドットメモリに保存されている印刷デ
ータから印刷を再開する制御手段が備えられることによ
り、プリンタ装置のページバッファおよびフルドットメ
モリにより用紙ジャムのリカバリを行うことができ、そ
の上ページバッファの容量以上の印刷データに対して
も、ページを保存してリカバリを行うことができる。こ
の結果、特別なハードウエアを持たずに、プリンタ装置
単独で用紙ジャム発生後の再印刷を用紙ジャムの発生ペ
ージから可能とし、かつページバッファの容量以上の印
刷データに対してもジャム回復後の印刷データの保証が
可能とされるプリンタ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるプリンタ装置を示す構
成図である。
【図2】本実施例のプリンタ装置におけるページバッフ
ァ管理テーブルを示す説明図である。
【図3】本実施例において、新たな印刷データを格納す
る際、ページバッファに新たに格納しようとするページ
と異なる排紙完了未ページの印刷データがある場合のペ
ージバッファ管理テーブルの動作を示す説明図である。
【図4】本実施例において、新たな印刷データを格納す
る際、ページバッファに新たに格納しようとするページ
と同一の排紙完了未ページの印刷データがある場合のペ
ージバッファ管理テーブルの動作を示す説明図である。
【図5】本実施例のプリンタ装置における印刷制御の一
部を示すフローチャート図である。
【図6】本実施例のプリンタ装置において、図5に続く
印刷制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 プリンタ制御部 2 印刷機構部 11 ページバッファメモリ 12 ページバッファ管理テーブル 13 中間バッファ 14 チャネル制御部 15 印刷制御部 16 描画部 17,18 フルドットメモリ 19 印刷機構インタフェース制御部 21 印刷機構制御部 22 ピックカウンタ 121 ページ開始アドレス 122 ページ終了アドレス 123 ページ状態管理フラグ 301〜303 ページ 401 ページ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機構部と、少なくとも印刷データを
    複数ページ格納可能なページバッファ、および印刷デー
    タをページ毎にドットパターンとして保存するフルドッ
    トメモリ群を備えたプリンタ制御部とから構成されるプ
    リンタ装置であって、前記ページバッファに新たな印刷
    データを格納する際、新たに格納しようとするページに
    対して異なる排紙完了未ページの印刷データがある場合
    と、前記ページバッファの容量よりも1ページの印刷デ
    ータ量が大きく、同一の排紙完了未ページの印刷データ
    がある場合とを判断し、前記印刷機構部にて用紙ジャム
    を検出した時、前記ページバッファに異なる排紙完了未
    ページの印刷データがある場合には、前記ページバッフ
    ァに格納されている印刷データから印刷を再開し、また
    前記ページバッファに同一の排紙完了未ページの印刷デ
    ータがある場合には、前記フルドットメモリに保存され
    ている印刷データから印刷を再開する制御手段を備え、
    前記プリンタ装置の内部メモリにより用紙ジャムのリカ
    バリを行い、かつ前記ページバッファの容量以上の印刷
    データに対してもページを保存してリカバリを行うこと
    を特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ページバッファに異なる排紙完了未
    ページの印刷データがある場合の制御手段として、新た
    な印刷データの格納を待機させる手段と、排紙完了未ペ
    ージが排紙途中で用紙ジャムとなった場合に、該ページ
    バッファ上に保存してある印刷データから再印刷する手
    段と、排紙完了未ページの排紙完了後に新たなページの
    印刷データの格納を再開する手段とを備えることを特徴
    とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ページバッファに同一の排紙完了未
    ページの印刷データがある場合の制御手段として、新た
    な印刷データの格納を待機させる手段と、該ページバッ
    ファに格納されている印刷データをフルドットメモリに
    ドットパターンとして展開する手段と、展開完了後に続
    きの印刷データをページバッファに格納する手段と、前
    記フルドットメモリを排紙完了まで保持する手段と、用
    紙ジャムとなった場合に、該フルドットメモリに保存し
    てあるドットデータから再印刷を行う手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷機構部に、前記プリンタ制御部
    から指示されるピックコマンドを加算し、また用紙がス
    タッカに排紙したら減算し、この値を前記プリンタ制御
    部に報告する手段を設け、用紙ジャム発生後の再印刷開
    始ページを求め、かつピックした全ての用紙の排紙完了
    を検出することを特徴とする請求項1、2または3記載
    のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記ページの保存を、前記フルドットメ
    モリの複写を行うのではなく、READ&CLEAR動
    作をREAD動作とCLEAR動作とに分け、該フルド
    ットメモリそのものを保存することを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載のプリンタ装置。
JP4057683A 1992-03-16 1992-03-16 プリンタ装置 Pending JPH05254185A (ja)

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US08/029,132 US5413419A (en) 1992-03-16 1993-03-10 Printer, a printer control system and method

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