JP4389415B2 - 直接周波数変換回路の制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流平滑回路が不要であって、入力交流電流を高効率で正弦波化することが可能であり、N相(例えば単相または3相)の交流入力から任意周波数で任意の大きさを持つM相(例えば単相または3相)交流出力を得る電源装置、いわゆる直接周波数変換回路(昇降圧形直接AC/AC変換回路)の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、この種の直接周波数変換回路の主回路を示している。なお、この回路は、特開2000−316285号公報の図23に記載された回路と同一である。
【0003】
図1において、R,S,Tは3相交流入力端子、U,V,Wは3相交流出力端子であり、これらの入出力端子間にはリアクトルLR,LS,LTを介して交流スイッチ部10,20,30が接続されている。
交流スイッチ部10は直列スイッチ部11と、スナバコンデンサを兼ねたフィルタコンデンサC1と、3相ブリッジインバータ回路12とによって構成され、同様にして、交流スイッチ部20は直列スイッチ部21とフィルタコンデンサC2と3相ブリッジインバータ回路22とによって構成され、交流スイッチ部30は直列スイッチ部31とフィルタコンデンサC3と3相ブリッジインバータ回路32とによって構成されている。
【0004】
前記直列スイッチ部11は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の半導体スイッチング素子RP,RNとこれらに各々逆並列接続された環流用のダイオードとから構成され、同様にして、直列スイッチ部21はスイッチング素子SP,SN及びこれらの逆並列ダイオードにより構成され、直列スイッチ部31はスイッチング素子TP,TN及びこれらの逆並列ダイオードにより構成されている。
また、3相ブリッジインバータ回路12は、3相ブリッジ接続されたIGBT等のスイッチング素子U1,X1,V1,Y1,W1,Z1とこれらに各々逆並列接続された環流用のダイオードとから構成され、同様にして、3相ブリッジインバータ回路22は、スイッチング素子U2,X2,V2,Y2,W2,Z2及びこれらの逆並列ダイオードから構成され、3相ブリッジインバータ回路32は、スイッチング素子U3,X3,V3,Y3,W3,Z3及びこれらの逆並列ダイオードから構成されている。
【0005】
そして、直列スイッチ部11のスイッチング素子RP,RN同士の接続点PR4はリアクトルLRを介して入力端子Rに接続され、直列スイッチ部21のスイッチング素子SP,SN同士の接続点PS4はリアクトルLSを介して入力端子Sに接続され、直列スイッチ部31のスイッチング素子TP,TN同士の接続点PT4はリアクトルLTを介して入力端子Tに接続されている。
また、3相ブリッジインバータ回路12,22,32内のU相に属する各上下アームの接続点PR1,PS1,PT1は一括して出力端子Uに接続され、同様にして、V相に属する各上下アームの接続点PR2,PS2,PT2は一括して出力端子Vに接続され、W相に属する各上下アームの接続点PR3,PS3,PT3は一括して出力端子Wに接続されている。
【0006】
この従来技術における降圧時の動作を説明すると、例えば、R相入力電圧が正の期間では、スイッチング素子U1,V1,W1,X2,Y2,Z2を選択的にオンさせる。すなわち、U1,Y2のオン時には出力端子U,V間に正の電圧を、U1,Z2のオン時には出力端子U,W間に正の電圧を、V1,X2のオン時には出力端子U,V間に負の電圧を、V1,Z2のオン時には出力端子V,W間に正の電圧を、W1,X2のオン時には出力端子U,W間に負の電圧を、W1,Y2のオン時には出力端子V,W間に負の電圧をそれぞれ発生させる。
【0007】
このとき、出力の周波数に合わせて各出力端子に正負の電圧を振り分けることで、各出力端子U,V,W間に任意周波数の3相交流電圧を発生させることができる。
R相入力電圧が負の期間では、スイッチング素子U2,V2,W2,X1,Y1,Z1を同様に選択的にオンさせれば、同様にして各出力端子U,V,W間に任意周波数の3相交流電圧を発生させることができる。
【0008】
なお、直列スイッチ部11,21,31を構成するスイッチング素子は、回生動作の際にオンされるものであり、上述した3相ブリッジインバータ回路12,22,32のみのスイッチング動作時には、交流出力電圧は常に交流入力電圧を降圧した値となる。
【0009】
次に、昇圧時の動作を説明する。図6はこの時の直列スイッチ部11,21,31のスイッチング素子RP,RN,SP,SN,TP,TNのタイミングチャートである。
昇圧時には、直列スイッチ部11,21,31のスイッチング素子RP,RN,SP,SN,TP,TNをそれぞれスイッチングすることで、リアクトルLR,LS,LTにエネルギーを蓄える。
例えば、入力線間電圧VRSが正であってスイッチング素子U1,Y2がオンしている時にスイッチング素子RNをオンする。これにより、入力端子R→LR→PR4→RN→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→入力端子Sの経路で電流が流れ、リアクトルLR,LSにエネルギーが蓄積される。
【0010】
更に、スイッチング素子RNがオフすると、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→入力端子Sの経路で電流が流れ、負荷に電圧が供給される。よって、出力電圧は入力線間電圧とリアクトルLR,LS両端間の電圧との和になり、入力線間電圧よりも高い電圧を負荷に供給することができる。
スイッチング素子RP,SP,SN,TP,TNも同様に制御することにより、リアクトルLR,LS,LTにエネルギーを蓄え、そのエネルギーを負荷に供給する昇圧動作が可能になる。
【0011】
ここで、リアクトルLR,LS,LTに流れる電流と負荷に流れる電流との差電流が流れるコンデンサC1,C2,C3は、フィルタコンデンサとスナバコンデンサとの両方の機能を果たしている。
【0012】
コンデンサC1,C2,C3に蓄積されたエネルギーは、各インバータ回路12,22,32内の異なる相の上下アームのスイッチング素子を同時にオンすることで、負荷側または交流電源側に回生することができる。
例えば、インバータ回路12のスイッチング素子U1,Y1を同時にオンすると、C1→U1→PR1→U→負荷→V→PR2→Y1→C1の経路で電流が流れ、コンデンサC1のエネルギーを負荷側に回生することができる。
【0013】
また、直列スイッチ部11のスイッチング素子RP、直列スイッチ部21のスイッチング素子SN、インバータ回路12のスイッチング素子X1を同時にオンすることにより、C1→RP→PR4→LR→R→交流電源→S→LS→PS4→SN→X2の逆並列ダイオード→PS1→PR1→X1→C1の経路で電流が流れ、コンデンサC1のエネルギーを交流電源側に回生することができる。
コンデンサC2,C3に蓄積されたエネルギーも同様な方法によって負荷側または交流電源側に回生することが可能である。
【0014】
なお、低力率負荷やモータ負荷のように出力電圧と極性が異なる出力電流は、入力側に接続された異なる直列スイッチ部11,21,31のスイッチング素子を同時にオンさせれば、入力側を通る経路で環流させることができる。
例えば、出力側のV相からU相に流れる電流はスイッチング素子RP,SNを同時にオンさせることで、V→負荷→U→PR1→U1の逆並列ダイオード→RP→PR4→LR→交流電源→S→LS→PS4→SN→Y2の逆並列ダイオード→PS2→Vの経路、つまり入力側を通る経路で環流する。
ここで、コンデンサC1,C2,C3には負荷側の出力端子V,U間に流れる電流とリアクトルLR,LSに流れる瞬時電流との差分が流れ、負荷のエネルギーの一部はコンデンサC1,C2,C3に一時的に蓄積されるが、その蓄積エネルギーは前述のように交流電源側や負荷側に回生することができる。
【0015】
さて、図1の回路において、交流スイッチ部10,20,30の直流端子間に接続されたコンデンサC1,C2,C3の電圧が入力線間電圧の全波整流電圧よりも低くなると、コンデンサに充電電流が流れて入力電流は増加し、その波形は歪んだ波形となる。
例えば、スイッチング素子Y2またはY3がオンしている時に、図7の期間t1や期間t1’のようにコンデンサ電圧VC1が入力線間電圧VRSまたはVTRの全波整流電圧よりも低くなると、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→C1→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2またはPT2→Y2またはY3→SNまたはTNの逆並列ダイオード→PS4またはPT4→LSまたはLT→SまたはT→交流電源→Rの経路でコンデンサC1の充電電流が流れ、図7に示すようにR相の入力電流Iはプラス方向に増加する。
【0016】
一方、スイッチング素子V2またはV3がオンしている時に、図7の期間t2やt2’のようにコンデンサ電圧VC1が入力線間電圧VRSまたはVTRの全波整流電圧よりも低くなると、SまたはT→LSまたはLT→PS4またはPT4→SPまたはTPの逆並列ダイオード→V2またはV3→PS2またはPT2→PR2→V1の逆並列ダイオード→C1→RNの逆並列ダイオード→PR4→LR→R→交流電源→SまたはTの経路でコンデンサC1の充電電流が流れ、図7に示すようにR相の入力電流Iはマイナス方向に増加する。
【0017】
上述したコンデンサC1の充電電流により、図7から明らかな如くR相の入力電流Iは歪んだ波形となる。この現象は交流スイッチ部10ばかりでなく、他の交流スイッチ部20,30に接続されているコンデンサC2,C3の電圧が入力線間電圧よりも低くなった場合にも、同様にコンデンサC2,C3の充電電流によってR相の入力電流は歪んだ波形となる。更に、S相やT相の入力電流に関しても、同様に歪んだ波形となる。
【0018】
次に、図8は図1の回路を対象として、入力電流波形の改善を図った従来の制御方法を示す波形図であり、特開2000−316285号公報の図25と同一のものである。この制御方法は特開2000−316285号公報の請求項17に記載された発明に相当する。
直流平滑コンデンサ等の大容量のエネルギー蓄積要素を持たない直接周波数変換回路では、交流入力電流が出力波形の影響を受けやすく、入力電流波形は出力周波数の整数倍の高調波成分を多く含んだ波形となる。このため、特開2000−316285号公報の請求項17に記載された発明では、昇圧動作時における入力電流の含有高調波を低減させて入力電流波形を正弦波状に補正することとした。
【0019】
図8において、高調波を含んだR相の入力電流Iから基本波成分I'を取り除くと、高調波成分IRDが得られる。なお、この信号は電圧信号として用いられる。更に、R相電圧Vが正の区間には出力電圧指令値VにIRDの反転波形を加え、Vが負の区間には出力電圧指令値VにIRDをそのまま加えることで入力電流補正制御波形Iを得る。すなわち、R相電圧Vが正の区間のIは数式(1)、R相電圧Vが負の区間のIは数式(2)によって表される。
【0020】
=V−IRD (V>0) (1)
=V+IRD (V<0) (2)
【0021】
ここで、Iとキャリア波形CRの大きさとを比較して得られるパルスを、R相電圧が正の区間におけるスイッチング素子RNのオン信号とし、R相電圧が負の区間におけるスイッチング素子RPのオン信号とする。このようにスイッチング素子RN,RPのオン信号を決定することにより、R相入力電流Iが基本波成分I'よりも正または負側に大きくなるとスイッチング素子に対するパルス幅を減少させ、R相入力電流Iが基本波成分I'よりも正または負側に小さくなるとパルス幅を広げるように制御することができる。
【0022】
例えば、図1のスイッチング素子Y2がオンしている時にスイッチング素子RNがオンすると、R相の入力電流Iは入力端子R→LR→PR4→RN→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→Rの経路で流れる。また、スイッチング素子V2がオンしている時にスイッチング素子RPをオンすると、R相の入力電流Iは入力端子S→LS→PS4→SPの逆並列ダイオード→V2→PS2→PR2→V1の逆並列ダイオード→RP→PR4→LR→R→Sの経路で流れる。
【0023】
よって、R相の入力電流Iはスイッチング素子RN,RPの制御パルス幅で制御される。すなわち、入力電流Iが増加したときには、スイッチング素子RN,RPのパルス幅を狭くすることで入力電流を減少させ、逆に、入力電流Iが減少したときには、スイッチング素子RN,RPのパルス幅を広くすることで入力電流Iを増加させることができる。
【0024】
このような制御を行うことにより、入力電流波形は正弦波状に補正され、高調波成分を低減させることができる。ここでは、R相の入力電流Iについて説明したが、S相やT相の入力電流についても同様の制御によって各相の入力電流の高調波を低減することができる。
【0025】
また、図8における出力電圧指令値Vの大きさを変えればスイッチング素子RP,RNに対するパルス幅は変化するので、リアクトルLR,LSに流れる電流も変化する。よって、リアクトルLR,LS,LTに生じる電圧は、出力電圧指令値Vによって変化するということができる。
【0026】
ここで、例えばスイッチング素子U1,Y2がオンすると、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→Sの経路でR,S間の入力線間電圧VRS及びリアクトルLR,LSに生じる電圧の和が負荷側の出力端子U,V間に分配される。よって、3相全体で見ると、出力電圧指令値Vを調整してリアクトルLR,LS,LTに生じる電圧を変化させることで、出力線間電圧も変化させることができる。
このように図8の制御方法では、出力電圧の大きさをVの値で制御すると共に、高調波成分IRDを出力電圧指令値Vに加算または減算して入力電流の歪みをVにフィードバックすることで、入力電流の歪みを低減させている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
直流平滑回路を使用しない直接周波数変換回路における入力電流の高調波低減方法としては、前述した特開2000−316285号公報の図25(同公報の請求項17)の他、同公報の図26(同じく請求項18)に記載された降圧動作時における高調波低減方法が知られている。
【0028】
特開2000−316285号公報の図25に示される方法は、要約すれば、出力電圧指令値Vによって出力電圧を変化させ、入力電流のフィードバック制御により入力電流の高調波を低減する方法である。よって、出力電圧指令値と入力電流のフィードバック信号とを個別に生成しなければならないという制御上または回路構成上の煩雑さがある。
【0029】
更に、直接周波数変換回路における入力電流の高調波低減方法の他の従来技術として、本出願人による先願である特願2000−73952の請求項1または2に記載された発明がある。
この先願の請求項1に記載された制御方法は、図1に示した主回路を対象として、各相の正弦波状の入力電流指令値の瞬時値を中心として正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入力電流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフするように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子に対する制御パルスパターンを決定するものである。
【0030】
この先願の制御方法は、入力電流指令値に追従するように直列スイッチ部のスイッチング素子RP,RN,SP,SN,TP,TNに対する制御パルスを保持するものであるが、交流スイッチ部10,20,30の直流端子間に接続されたコンデンサC1,C2,C3の電圧が入力線間電圧よりも低くなったときに、前述した如くコンデンサC1,C2,C3の充電電流が流れる結果、各相の入力電流が歪んでしまうという問題は解決されていない。
【0031】
そこで請求項1に記載した発明は、各相の交流スイッチ部の直流端子間に接続されたコンデンサの電圧を常に入力線間電圧よりも高くすることで、入力電流の歪みを低減するようにした直接周波数変換回路の制御方法を提供しようとするものである。
【0032】
また、請求項2に記載した発明は、入力電流指令波形の振幅で出力線間電圧を調整可能にすると同時に、入力電流がその指令値に追従するように動作させることによって入力電流の高調波も低減させることができる直接周波数変換回路の制御方法を提供しようとするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、N相の交流入力電圧を任意周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直接周波数変換回路であって、
ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッジインバータ回路の正極端子側になるように前記インバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成し、この交流スイッチ部をN個設け、
前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリアクトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続し、
ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オフ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジインバータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞれ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減制御可能とした直接形周波数変換回路において、
一の交流スイッチ部のスイッチング素子と他の交流スイッチ部のスイッチング素子を共にオンさせた状態で、前記一の交流スイッチ部の直列スイッチ部のスイッチング素子をオン・オフさせることにより当該交流スイッチ部内のコンデンサを当該交流スイッチ部の入力電流により予め充電し、当該コンデンサの電圧を当該交流スイッチ部と他の交流スイッチ部との間の入力線間電圧の全波整流電圧よりも高く保持するものである。
【0034】
請求項2記載の発明は、N相の交流入力電圧を任意周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直接周波数変換回路であって、
ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッジインバータ回路の正極端子側になるように前記インバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成し、この交流スイッチ部をN個設け、
前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリアクトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続し、
ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オフ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジインバータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞれ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減制御可能とした直接形周波数変換回路において、
各相の正弦波状の入力電流指令波形の瞬時値を中心として正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入力電流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフするように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子に対する制御パルスのパターンを決定すると共に、前記入力電流指令波形の振幅を変化させて前記直列スイッチ部のスイッチング素子に対する制御パルスの幅を変化させることにより、入力線間電圧と前記各リアクトルに発生する電圧との和である出力線間電圧を変化させるものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態が適用される主回路の構成は図1と同一である。
まず、図2は請求項1に記載した発明の実施形態に相当するものであり、以下では、図1及び図2を参照しながら説明する。
【0036】
この実施形態では、図1における交流スイッチ部10のコンデンサC1の電圧VC1を常に入力線間電圧の全波整流電圧よりも高くすることで、コンデンサC1の充電電流により生じる入力電流波形の歪みを低減する。
例えば、交流入力端子R,S間の入力線間電圧VRSが正であってスイッチング素子U1,Y2がオンしている時に直列スイッチ部11内のスイッチング素子RNをオンすると、入力端子R→LR→PR4→RN→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→Rの経路で電圧VRSが線間短絡し、入力電流Iは増加する。
【0037】
ここでスイッチング素子RNがオフすると、リアクトルLR,LSに流れる電流はR→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→Rという負荷側に流れる経路と、R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→C1→Y1の逆並列ダイオード→PR2→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→S→交流電源→RというコンデンサC1を充電する経路とに分流する。なお、U相に供給する電流は、スイッチング素子U1の制御パルス幅によって一定に制御することができる。
【0038】
いま、入力電流Iの指令波形I の振幅を図2の点線から実線のように大きくしたとすると、スイッチング素子RNのオン時には、実際の入力電流Iは指令波形I に従って上述の電圧VRSを線間短絡する経路で流れ、スイッチング素子RNのオフ時には、前述した負荷側に流れる経路とコンデンサC1を充電する経路とに分流し、このときコンデンサC1が充電される。実際の入力電流Iは、スイッチング素子RNのオン・オフのタイミングに同期して、後述するように指令波形I を中心としたI *±の範囲で増減を繰り返すことになり、図2の実線のような波形となる。
また、直列スイッチ部11内の他方のスイッチング素子RPのオン・オフ時にも、同様にして実際の入力電流Iはスイッチング素子RPのオン・オフのタイミングに同期して指令波形I を中心としたI *±の範囲で増減を繰り返すことになり、図2の実線で示す波形となる。
【0039】
このように指令波形I の振幅を大きくしてスイッチング素子RN,RPをオン・オフさせることにより、実際の入力電流Iは全体として増加し、この入力電流Iの一部がコンデンサC1に流入してその電圧VC1を上昇させる。よって、コンデンサ電圧VC1が入力線間電圧VRSよりも低くならないように指令波形I を設定することで、入力電流を正弦波状の指令波形I に追従させながらコンデンサ電圧VC1を常に入力線間電圧VRSよりも高くすることができる。
上記のように入力電流Iの一部により予めコンデンサC1を充電しておき、図2に示す如くコンデンサ電圧VC1を常に入力線間電圧よりも高くなるように制御することにより、図7に示したような入力電流Iの歪みを低減することができる。
【0040】
図3は、本実施形態を実現するための制御ブロック図である。
図3において、100は図1に示した主回路であり、各相入力電流、例えばR相入力電流Iは変流器によって検出され、制御回路200内に取り込まれる。ここで、図3では変流器201a及び入力電流検出部201bを分けて示してあるが、便宜上、これらをまとめて入力電流検出手段201と称する。
【0041】
202は入力電流指令部であり、各相の入力電流指令波形、例えばR相入力電流指令波形I が出力される。
入力電流I及びその指令波形I はヒステリシスコンパレータ203に入力され、R相電圧Vの正負に応じて各スイッチング素子RN,RPに対する制御パルスを決定する信号が出力されるようになっている。上記コンパレータ203はヒステリシス幅Iを有しており、R相電圧Vが正の期間ではIがI −Iと等しくなったらスイッチング素子RNをオンさせ、IがI +Iと等しくなったらスイッチング素子RNをオフさせると共に、R相電圧Vが負の期間ではIがI +Iと等しくなったらスイッチング素子RPをオンさせ、IがI −Iと等しくなったらスイッチング素子RPをオフさせるような出力信号を生成する。
ヒステリシスコンパレータ203の出力信号はパルス分配手段204に入力されており、この分配手段204によりスイッチング素子RN,RPに対する実際の制御パルスが生成され、ゲート駆動ユニット205を介して主回路100の直列スイッチ部11のスイッチング素子RN,RPにゲート信号として与えられる。
【0042】
なお、図2に示したIの波形は動作を理解しやすくするためにリプルを多く含んだ波形として描いてあるが、前記ヒステリシス幅Iを小さくすることでリプルは減少し、歪みの少ない正弦波状の波形を得ることができる。
【0043】
このように、本実施形態によれば、直列スイッチ部11のスイッチング素子RN,RPのオン・オフによりコンデンサC1を予め充電してその電圧VC1を常に入力線間電圧VRSよりも高くすることで、従来のように入力線間電圧VRSがコンデンサ電圧VC1よりも高くなったときにコンデンサC1の充電によって増加する入力電流Iを抑制し、入力電流の歪みを低減することができる。
また、多相の交流スイッチ部20,30におけるコンデンサC2やC3の電圧も同様な方法で入力線間電圧よりも常に高く制御することができる。よって、S相やT相の入力電流の歪みも同様に低減させることができる。
【0044】
次に、請求項2に記載した発明の実施形態を説明する。本実施形態が適用される主回路の構成も図1と同一である。
【0045】
図1において、例えば、スイッチング素子U1,Y2がオンしている時には入力端子R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→U1→PR1→U→負荷→V→PS2→Y2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→Sの経路で、また、スイッチング素子V1,X2がオンしているときには入力端子R→LR→PR4→RPの逆並列ダイオード→V1→PR2→V→負荷→U→PS1→X2→SNの逆並列ダイオード→PS4→LS→Sの経路で、入力端子R,S間の入力線間電圧VRSとリアクトルLR,LSに生じている電圧との和が負荷側の出力端子U,V間に分配される。
【0046】
一方、リアクトルLR,LSに生じる電圧は、入力電流指令波形I の振幅によって変化させることができる。
ここで、図4は、入力電流指令波形I の振幅が小さい場合のI ,I等の波形、スイッチング素子RN,U1,X2,V1,Y2の制御パルス、及び出力線間電圧の波形VUVを示しており、図5は、入力電流指令波形I の振幅が図4よりも大きくなった場合の各波形を示している。
の振幅を大きくすると、I に追従してスイッチング素子RNに対する制御パルス幅が広がり、実際の入力電流Iが増加する。
【0047】
入力電流Iの増加によってリアクトルLR,LSに流れる電流も増加し、これらのリアクトルLR,LSに生じる電圧も増加する。前述したように出力端子U,V間の出力線間電圧VUVは入力線間電圧VRSとLR,LSに生じる電圧との和になるので、リアクトルLR,LSに生じる電圧を増加させることで負荷側に分配する電圧も増加させることができる。また、負荷側におけるその他の線間電圧も同様な制御によって変化させることができる。
【0048】
従来技術である特開2000−316285号公報の図25に示される方法では、入力電流の歪みをフィードバックすることで入力電流の歪みを低減していたが、図4,図5に示した本発明の実施形態では、入力電流指令波形I の調節によって出力電圧の大きさを制御すると共に入力電流Iをその指令波形I に追従するように制御することが可能である。つまり、入力電流をフィードバックすることなくその高調波成分を低減しながら、同時に出力電圧の大きさを制御することができるため、制御内容や回路構成の簡略化が可能になる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、直接周波数変換回路の交流スイッチ部に設けたコンデンサの電圧を入力線間電圧よりも常に高く制御することにより、コンデンサの充電電流によって生じる入力電流の歪みを低減することができる。また、入力電流指令波形の振幅を変化させることで出力電圧を調整することができ、同時に入力電流波形を正弦波状に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される直接周波数変換回路の主回路を示す図である。
【図2】請求項1に記載した発明の実施形態を示す図である。
【図3】請求項1に記載した発明の実施形態を実現するための制御ブロック図である。
【図4】請求項2に記載した発明の実施形態を示す図である。
【図5】請求項2に記載した発明の実施形態を示す図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】従来技術を示す図である。
【図8】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30……交流スイッチ部
11,21,31……直列スイッチ部
12,22,32……3相ブリッジインバータ回路
U1〜W1,U2〜W2,U3〜W3,X1〜Z1,X2〜Z2,X3〜Z3,RP,SP,TP,RN,SN,TN……スイッチング素子
LR,LS,LT……リアクトル
C1〜C3……コンデンサ
PR1〜PR4,PS1〜PS4,PT1〜PT4……接続点
R,S,T……交流入力端子
U,V,W……交流出力端子
……R相入力電流
'……R相入力電流の基本波成分
……入力電流指令波形
C1……コンデンサC1の電圧
……R相入力電圧
RS,VST,VTR……入力線間電圧
UV……出力線間電圧
RD……入力電流の高調波成分
……出力電圧指令値
……入力電流補正制御波形
CR……キャリア波形
200……制御回路
201……入力電流検出手段
201a……変流器
201b……入力電流検出部
202……入力電流指令部
203……ヒステリシスコンパレータ
204……パルス分配手段
205……ゲート駆動ユニット

Claims (2)

  1. N相の交流入力電圧を任意周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直接周波数変換回路であって、
    ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッジインバータ回路の正極端子側になるように前記インバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成し、この交流スイッチ部をN個設け、
    前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリアクトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続し、
    ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オフ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジインバータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞれ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減制御可能とした直接形周波数変換回路において、
    一の交流スイッチ部のスイッチング素子と他の交流スイッチ部のスイッチング素子を共にオンさせた状態で、前記一の交流スイッチ部の直列スイッチ部のスイッチング素子をオン・オフさせることにより当該交流スイッチ部内のコンデンサを当該交流スイッチ部の入力電流により予め充電し、当該コンデンサの電圧を当該交流スイッチ部と他の交流スイッチ部との間の入力線間電圧の全波整流電圧よりも高く保持することを特徴とする直接周波数変換回路の制御方法。
  2. N相の交流入力電圧を任意周波数のM相(N,Mは2以上の整数)の交流出力電圧に変換する直接周波数変換回路であって、
    ダイオードを逆並列接続したスイッチング素子を2個直列に接続してなる直列スイッチ部を、前記ダイオードのカソード側が2M個のスイッチング素子からなるM相ブリッジインバータ回路の正極端子側になるように前記インバータ回路に並列接続し、かつ、前記直列スイッチ部にコンデンサを並列接続して一相分の交流スイッチ部を構成し、この交流スイッチ部をN個設け、
    前記直列スイッチ部のダイオード同士の各接続点をリアクトルを介してN相の交流入力端子にそれぞれ接続し、各相のブリッジインバータ回路の交流出力端子のうち、同一相に属するもの同士を一括してM相の交流出力端子にそれぞれ接続し、
    ある相の直列スイッチ部のスイッチング素子のオン・オフ動作により、当該相及び異なる相の前記ブリッジインバータ回路のオン状態にあるスイッチング素子をそれぞれ介して電流を流すことにより当該相の入力電流を増減制御可能とした直接形周波数変換回路において、
    各相の正弦波状の入力電流指令波形の瞬時値を中心として正負側に一定の幅を持たせて上下限値を設定し、入力電流検出値が前記上下限値に達した時点でオン・オフするように当該相の直列スイッチ部のスイッチング素子に対する制御パルスのパターンを決定すると共に、前記入力電流指令波形の振幅を変化させて前記直列スイッチ部のスイッチング素子に対する制御パルスの幅を変化させることにより、入力線間電圧と前記各リアクトルに発生する電圧との和である出力線間電圧を変化させることを特徴とする直接周波数変換回路の制御方法。
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