JPH0525047Y2 - - Google Patents
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- JPH0525047Y2 JPH0525047Y2 JP2610686U JP2610686U JPH0525047Y2 JP H0525047 Y2 JPH0525047 Y2 JP H0525047Y2 JP 2610686 U JP2610686 U JP 2610686U JP 2610686 U JP2610686 U JP 2610686U JP H0525047 Y2 JPH0525047 Y2 JP H0525047Y2
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- signal
- signal path
- radio
- amplifier circuit
- recording
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 12
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 12
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、同一のキヤビネツト内にラジオ放送
を受信するラジオ受信回路及び音響信号を電気信
号に変換するマイクロフオンが組込まれているラ
ジオ付テープレコーダーの信号制御回路に関す
る。 (ロ) 従来の技術 同一のキヤビネツト内にラジオ受信回路とテー
プレコーダーが組込まれたラジオ付テープレコー
ダーと呼ばれる音響機器が普及しているが、斯か
るラジオ付テープレコーダーでは、マイクロフオ
ンより得られる信号だけでなくラジオ受信回路よ
り得られるラジオ放送信号を磁気テープに録音す
ることが出来るように構成されており、斯かる技
術としては、例えば実公昭56−26173号公報に開
示されたものがある。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述した公報に開示されているように斯かるラ
ジオ付テープレコーダーは、ラジオ使用とテープ
レコーダー使用とを切換える選択スイツチを備え
ている。また、最近では、斯かるラジオ付テープ
レコーダーの超小型化が行なわれており、斯かる
装置の超小型化に伴なつて選択スイツチの小型化
が要求されるが、スイツチの切換回路数が多く、
該スイツチの小型化が困難であつた。本考案は、
斯かる点を改良した信号制御回路を提供しようと
するものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の信号制御回路は、再生用増幅回路によ
つて増幅された再生信号及びマイク用増幅回路に
よつて増幅されたマイクロフオン信号が流れる第
１信号路と接地間に接続されていると共に導通状
態にあるとき該第１信号路を流れる信号を側路す
る第１スイツチング素子と、ラジオ受信回路によ
つて受信された放送信号が流れる第２信号路と接
地間に接続されていると共に導通状態にあるとき
該第２信号路を流れる信号を側路する第２スイツ
チング素子と、前記第１信号路及び第２信号路を
流れる信号が入力されるライン増幅回路と、該ラ
イン増幅回路の出力信号が流れる第３信号路と接
地間に接続されていると共に導通状態にあるとき
該第３信号路を流れる信号を側路する第３スイツ
チング素子と、ラジオ使用位置とテープレコーダ
ー使用位置に切換えられると共に前記第１スイツ
チング素子、第２スイツチング素子及び第３スイ
ツチング素子の動作を制御する選択スイツチとよ
り構成されている。 (ホ) 作用 本考案は、ラジオ使用とテープレコーダー使用
とを切換える選択スイツチによつて動作が制御さ
れると共に信号路を流れる信号の側路動作を行な
うスイツチング素子を設け、該スイツチング素子
の導通・非導通によつて所望の信号の録音及び再
生動作を行なうようにしたものである。 (ヘ) 実施例 図示した回路は、本考案の信号制御回路の一実
施例である。同図において、１はマイクロフオ
ン、２は録音動作時動作状態になると共に前記マ
イクロフオン１より得られるマイクロフオン信号
を増幅するマイク用増幅回路、３は録音動作時に
は録音ヘツドとして動作すると共に再生動作時に
は再生ヘツドとして動作する録音再生兼用磁気ヘ
ツド、４は録音操作によつて図示した状態の反対
側に切換えられる録音再生切換スイツチであり、
再生側端子４P、録音側端子４R及び前記録音再生
兼用磁気ヘツド３の信号巻線に接続されている可
動端子４Cを備えている。５は再生動作時前記録
音再生兼用磁気ヘツド３によつて再生された信号
が入力されると共に該信号を増幅する再生用増幅
回路、６は前記再生用増幅回路５によつて増幅さ
れた再生信号及びマイク用増幅回路２によつて増
幅されたマイクロフオン信号が流れる第１信号路
であり、抵抗７及び８が挿入接続されている。９
はラジオ放送信号を受信するラジオ受信回路、１
０は前記ラジオ受信回路９によつて受信された放
送信号が流れる第２信号路であり、抵抗１１及び
１２が挿入接続されている。１３は前記第１信号
路６及び第２信号路１０を流れる信号が入力され
るライン増幅回路、１４は該ライン増幅回路１３
の出力信号が入力されると共に該信号を増幅する
録音用増幅回路であり、その出力端子は前記録音
再生切換スイツチ４の録音側端子４Rに接続され
ている。１５は、前記ライン増幅回路１３の出力
信号が流れる第３信号路であり、抵抗１６及び１
７が挿入接続されている。１８は前記第２信号路
１０を流れる信号が抵抗１９を通して印加される
と共に第３信号路１５を流れる信号が印加される
可変抵抗器であり、該信号のレベルを調整する作
用を有している。２０は前記可変抵抗器１８によ
つてレベル調整された信号が入力されると共に該
信号を増幅する主増幅回路、２１は該主増幅回路
２０によつて増幅された信号が印加されると共に
該信号を放音するスピーカーである。２２はラジ
オ使用とテープレコーダー使用とを切換える選択
スイツチであり、テープ端子２２T、ラジオ端子
２２R及び電源に接続されている共通端子２２Cを
有している。２３は前記第１信号路６に挿入接続
されている抵抗７及び８の接続点Ａにコレクタが
接続されていると共にエミツタが接地されている
第１スイツチングトランジスターであり、そのベ
ースは抵抗２４を介して前記選択スイツチ２２の
ラジオ端子２２Rに接続されている。２５は前記
第２信号路１０に挿入接続されている抵抗１１及
び１２の接続点Ｂにコレクタが接続されていると
共にエミツタが接地されている第２スイツチング
トランジスターであり、そのベースは抵抗２６を
介して前記選択スイツチ２２のテープ端子２２T
に接続されている。２７は前記第３信号路１５に
挿入接続されている抵抗１６及び１７の接続点Ｃ
にコレクタが接続されていると共にエミツタが接
地されている第３スイツチングトランジスターで
あり、そのベースは抵抗２８を介して前記選択ス
イツチ２２のラジオ端子２２Rに接続されている。
以上の如く本考案の信号制御回路は構成されてお
り、次に動作について説明する。 まず選択スイツチ２２が図示したテープ使用位
置にあるとき即ちテープレコーダーを使用する場
合の動作について説明する。斯かる状態にあると
き選択スイツチ２２を通して第２スイツチングト
ランジスター２５のベースにバイアス電流が供給
されるので該第２スイツチングトランジスター２
５は導通状態にある。従つて、該第２スイツチン
グトランジスター２５のコレクタが接続されてい
る第２信号路１０の接続点Ｂは接地された状態に
ある。また第１スイツチングトランジスター２３
及び第３スイツチングトランジスター２７はバイ
アスされることはなく非導通状態にある。斯かる
状態にあるときに再生操作をするとマイク用増幅
回路２を除く各回路に電源が供給されて動作状態
になると共に駆動機構等が再生動作を行なう状態
になる。磁気テープに記録されていた音楽等の信
号は録音再生兼用磁気ヘツド３によつて再生され
た後録音再生切換スイツチ４を通して再生用増幅
回路５に入力される。前記再生用増幅回路５に入
力された再生信号は増幅された後第１信号路６を
通してライン増幅回路１３に入力される。前記ラ
イン増幅回路１３に入力された再生信号は増幅さ
れた後第３信号路１５を通して可変抵抗器１８に
印加される。該可変抵抗器１８に印加された再生
信号はそのレベルを調整された後主増幅回路２０
に入力される。該主増幅回路２０に入力された再
生信号は増幅された後スピーカー２１に印加さ
れ、該スピーカー２１によつて放音される。斯か
る動作が行なわれる結果、使用者は磁気テープに
記録されている信号の再生音を聴取することが出
来る。このようにテープレコーダーの再生動作は
行なわれるが、次にマイクロフオン１による録音
動作について説明する。使用者が録音操作をする
と録音再生切換スイツチ４が図示した状態の反対
側である録音側に切換えられると共にマイク用増
幅回路２に電源が供給されて該マイク用増幅回路
２が動作状態になる。斯かる状態において、録音
するべき音響信号はマイクロフオン１によつて電
気信号に変換される。前記マイクロフオン１より
出力されるマイクロフオン信号は、マイク用増幅
回路２に入力されて増幅される。前記マイク用増
幅回路２によつて増幅されたマイクロフオン信号
は、ライン増幅回路１３を通して録音用増幅回路
１４に入力される。前記録音用増幅回路１４に入
力されたマイクロフオン信号は、増幅された後録
音再生切換スイツチ４を通して録音再生兼用磁気
ヘツド３に印加され、該磁気ヘツド３によつて磁
気テープに録音される。また前記ライン増幅回路
１３の出力信号であるマイクロフオン信号は、可
変抵抗器１８に印加されてそのレベルを調整され
た後主増幅回路２０に入力される。該主増幅回路
２０に入力されたマイクロフオン信号は、増幅さ
れた後スピーカー２１に印加されて放音されるの
で使用者は、録音信号であるマイクロフオン信号
をモニター聴取することが出来る。以上の如く選
択スイツチ２２がテープ使用位置にある場合の動
作は行なわれるが、斯かる状態にあるとき第２ス
イツチングトランジスター２５が導通状態にある
ためラジオ受信回路９の出力信号である放送信号
がライン増幅回路１３及び主増幅回路２０に入力
されることはない。 以上の如く選択スイツチ２２がテープ使用位置
にある場合の動作は行なわれるが、次にラジオ使
用位置に切換えた場合の動作について説明する。
前記選択スイツチ２２を図示した状態の反対側で
あるラジオ使用位置に切換えると該スイツチ２２
を通して第１スイツチングトランジスター２３及
び第３スイツチングトランジスター２７のベース
にバイアス電流が供給され、該第１スイツチング
トランジスター２３及び第３スイツチングトラン
ジスター２７は導通状態になる。従つて前記第１
スイツチングトランジスター２３のコレクタが接
続されている第１信号路６の接続点Ａ及び第３ス
イツチングトランジスター２７のコレクタが接続
されている第３信号路１５の接続点Ｃは接地され
た状態にある。斯かる状態にあるときラジオ受信
回路９によつて受信された放送信号は抵抗１９を
通して可変抵抗器１８に印加されてそのレベルを
調整される。前記可変抵抗器１８によつてレベル
調整されたラジオ放送信号は、主増幅回路２０に
入力されて増幅された後スピーカー２１に印加さ
れて放音される。斯かる動作によつて使用者はラ
ジオ受信回路９によつて受信された放送信号を聴
取することが出来る。このようにラジオ放送信号
の聴取動作は行なわれるが、次に斯かるラジオ放
送信号の録音動作について説明する。斯かるラジ
オ放送信号の聴取動作は選択スイツチ２２をラジ
オ使用位置に切換えた状態でテープレコーダーの
録音操作を行なうことによつて行なわれる。テー
プレコーダーの録音操作を行なうと前述したよう
に録音再生切換スイツチ４が図示した状態の反対
側である録音側に切換えられると共に駆動機構等
が録音動作を行なう状態にせしめられる。斯かる
状態にあるときマイクロフオン１より得られるマ
イクロフオン信号はマイク用増幅回路２によつて
増幅されて出力されるが、第１信号路６が第１ス
イツチングトランジスター２３にて接地されてい
るためライン増幅回路１３に入力されることはな
い。ラジオ受信回路９によつて受信された放送信
号は、第２信号路１０を通してライン増幅回路１
３に入力されて増幅される。該ライン増幅回路１
３によつて増幅された放送信号は録音用増幅回路
１４に入力されて増幅されると共に録音再生切換
スイツチ４を通して録音再生兼用磁気ヘツド３に
印加されて磁気テープに録音される。また、前記
ラジオ受信回路９によつて受信された放送信号
は、前述した放送信号の聴取動作時と同様に抵抗
１９を通して可変抵抗器１８に印加されてレベル
を調整されると共に主増幅回路２０に入力され
る。該主増幅回路２０に入力された放送信号は増
幅された後スピーカー２１に印加されて放音され
る。従つて、使用者はラジオ放送信号を録音しな
がら該信号を聴取するモニター動作を行なうこと
が出来る。そして、斯かる状態にあるときライン
増幅回路１３によつて増幅されたラジオ放送信号
は、第３スイツチングトランジスター２７の導通
により第３信号路１５が接地された状態にあるた
め可変抵抗器１８に印加されることはない。この
ようにラジオ放送信号の録音動作は行なわれる
が、そのモニター信号のレベルは、前述したラジ
オ放送信号の聴取動作時のレベルと同一になるの
で使用者に不自然な印象を与えることがないもの
である。 尚、本実施例では、各信号路を流れる信号の側
路動作を行なうスイツチング素子としてトランジ
スターを使用したが、電界効果型トランジスター
等の素子を使用することは勿論可能である。 (ト) 考案の効果 本考案の信号制御回路は、ラジオ使用とテープ
レコーダー使用とを切換える選択スイツチによつ
て動作が制御されると共に信号路を流れる信号の
側路動作を行なうスイツチング素子を設け、該ス
イツチング素子の導通・非導通によつて所望の信
号の録音動作、再生動作及びモニター動作を行な
うようにしたことを特徴とするものであり、この
ようにしたので選択スイツチとして小型のスイツ
チを使用することが可能となり、本考案はラジオ
付テープレコーダーの超小型化に適したものであ
る。
を受信するラジオ受信回路及び音響信号を電気信
号に変換するマイクロフオンが組込まれているラ
ジオ付テープレコーダーの信号制御回路に関す
る。 (ロ) 従来の技術 同一のキヤビネツト内にラジオ受信回路とテー
プレコーダーが組込まれたラジオ付テープレコー
ダーと呼ばれる音響機器が普及しているが、斯か
るラジオ付テープレコーダーでは、マイクロフオ
ンより得られる信号だけでなくラジオ受信回路よ
り得られるラジオ放送信号を磁気テープに録音す
ることが出来るように構成されており、斯かる技
術としては、例えば実公昭56−26173号公報に開
示されたものがある。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述した公報に開示されているように斯かるラ
ジオ付テープレコーダーは、ラジオ使用とテープ
レコーダー使用とを切換える選択スイツチを備え
ている。また、最近では、斯かるラジオ付テープ
レコーダーの超小型化が行なわれており、斯かる
装置の超小型化に伴なつて選択スイツチの小型化
が要求されるが、スイツチの切換回路数が多く、
該スイツチの小型化が困難であつた。本考案は、
斯かる点を改良した信号制御回路を提供しようと
するものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の信号制御回路は、再生用増幅回路によ
つて増幅された再生信号及びマイク用増幅回路に
よつて増幅されたマイクロフオン信号が流れる第
１信号路と接地間に接続されていると共に導通状
態にあるとき該第１信号路を流れる信号を側路す
る第１スイツチング素子と、ラジオ受信回路によ
つて受信された放送信号が流れる第２信号路と接
地間に接続されていると共に導通状態にあるとき
該第２信号路を流れる信号を側路する第２スイツ
チング素子と、前記第１信号路及び第２信号路を
流れる信号が入力されるライン増幅回路と、該ラ
イン増幅回路の出力信号が流れる第３信号路と接
地間に接続されていると共に導通状態にあるとき
該第３信号路を流れる信号を側路する第３スイツ
チング素子と、ラジオ使用位置とテープレコーダ
ー使用位置に切換えられると共に前記第１スイツ
チング素子、第２スイツチング素子及び第３スイ
ツチング素子の動作を制御する選択スイツチとよ
り構成されている。 (ホ) 作用 本考案は、ラジオ使用とテープレコーダー使用
とを切換える選択スイツチによつて動作が制御さ
れると共に信号路を流れる信号の側路動作を行な
うスイツチング素子を設け、該スイツチング素子
の導通・非導通によつて所望の信号の録音及び再
生動作を行なうようにしたものである。 (ヘ) 実施例 図示した回路は、本考案の信号制御回路の一実
施例である。同図において、１はマイクロフオ
ン、２は録音動作時動作状態になると共に前記マ
イクロフオン１より得られるマイクロフオン信号
を増幅するマイク用増幅回路、３は録音動作時に
は録音ヘツドとして動作すると共に再生動作時に
は再生ヘツドとして動作する録音再生兼用磁気ヘ
ツド、４は録音操作によつて図示した状態の反対
側に切換えられる録音再生切換スイツチであり、
再生側端子４P、録音側端子４R及び前記録音再生
兼用磁気ヘツド３の信号巻線に接続されている可
動端子４Cを備えている。５は再生動作時前記録
音再生兼用磁気ヘツド３によつて再生された信号
が入力されると共に該信号を増幅する再生用増幅
回路、６は前記再生用増幅回路５によつて増幅さ
れた再生信号及びマイク用増幅回路２によつて増
幅されたマイクロフオン信号が流れる第１信号路
であり、抵抗７及び８が挿入接続されている。９
はラジオ放送信号を受信するラジオ受信回路、１
０は前記ラジオ受信回路９によつて受信された放
送信号が流れる第２信号路であり、抵抗１１及び
１２が挿入接続されている。１３は前記第１信号
路６及び第２信号路１０を流れる信号が入力され
るライン増幅回路、１４は該ライン増幅回路１３
の出力信号が入力されると共に該信号を増幅する
録音用増幅回路であり、その出力端子は前記録音
再生切換スイツチ４の録音側端子４Rに接続され
ている。１５は、前記ライン増幅回路１３の出力
信号が流れる第３信号路であり、抵抗１６及び１
７が挿入接続されている。１８は前記第２信号路
１０を流れる信号が抵抗１９を通して印加される
と共に第３信号路１５を流れる信号が印加される
可変抵抗器であり、該信号のレベルを調整する作
用を有している。２０は前記可変抵抗器１８によ
つてレベル調整された信号が入力されると共に該
信号を増幅する主増幅回路、２１は該主増幅回路
２０によつて増幅された信号が印加されると共に
該信号を放音するスピーカーである。２２はラジ
オ使用とテープレコーダー使用とを切換える選択
スイツチであり、テープ端子２２T、ラジオ端子
２２R及び電源に接続されている共通端子２２Cを
有している。２３は前記第１信号路６に挿入接続
されている抵抗７及び８の接続点Ａにコレクタが
接続されていると共にエミツタが接地されている
第１スイツチングトランジスターであり、そのベ
ースは抵抗２４を介して前記選択スイツチ２２の
ラジオ端子２２Rに接続されている。２５は前記
第２信号路１０に挿入接続されている抵抗１１及
び１２の接続点Ｂにコレクタが接続されていると
共にエミツタが接地されている第２スイツチング
トランジスターであり、そのベースは抵抗２６を
介して前記選択スイツチ２２のテープ端子２２T
に接続されている。２７は前記第３信号路１５に
挿入接続されている抵抗１６及び１７の接続点Ｃ
にコレクタが接続されていると共にエミツタが接
地されている第３スイツチングトランジスターで
あり、そのベースは抵抗２８を介して前記選択ス
イツチ２２のラジオ端子２２Rに接続されている。
以上の如く本考案の信号制御回路は構成されてお
り、次に動作について説明する。 まず選択スイツチ２２が図示したテープ使用位
置にあるとき即ちテープレコーダーを使用する場
合の動作について説明する。斯かる状態にあると
き選択スイツチ２２を通して第２スイツチングト
ランジスター２５のベースにバイアス電流が供給
されるので該第２スイツチングトランジスター２
５は導通状態にある。従つて、該第２スイツチン
グトランジスター２５のコレクタが接続されてい
る第２信号路１０の接続点Ｂは接地された状態に
ある。また第１スイツチングトランジスター２３
及び第３スイツチングトランジスター２７はバイ
アスされることはなく非導通状態にある。斯かる
状態にあるときに再生操作をするとマイク用増幅
回路２を除く各回路に電源が供給されて動作状態
になると共に駆動機構等が再生動作を行なう状態
になる。磁気テープに記録されていた音楽等の信
号は録音再生兼用磁気ヘツド３によつて再生され
た後録音再生切換スイツチ４を通して再生用増幅
回路５に入力される。前記再生用増幅回路５に入
力された再生信号は増幅された後第１信号路６を
通してライン増幅回路１３に入力される。前記ラ
イン増幅回路１３に入力された再生信号は増幅さ
れた後第３信号路１５を通して可変抵抗器１８に
印加される。該可変抵抗器１８に印加された再生
信号はそのレベルを調整された後主増幅回路２０
に入力される。該主増幅回路２０に入力された再
生信号は増幅された後スピーカー２１に印加さ
れ、該スピーカー２１によつて放音される。斯か
る動作が行なわれる結果、使用者は磁気テープに
記録されている信号の再生音を聴取することが出
来る。このようにテープレコーダーの再生動作は
行なわれるが、次にマイクロフオン１による録音
動作について説明する。使用者が録音操作をする
と録音再生切換スイツチ４が図示した状態の反対
側である録音側に切換えられると共にマイク用増
幅回路２に電源が供給されて該マイク用増幅回路
２が動作状態になる。斯かる状態において、録音
するべき音響信号はマイクロフオン１によつて電
気信号に変換される。前記マイクロフオン１より
出力されるマイクロフオン信号は、マイク用増幅
回路２に入力されて増幅される。前記マイク用増
幅回路２によつて増幅されたマイクロフオン信号
は、ライン増幅回路１３を通して録音用増幅回路
１４に入力される。前記録音用増幅回路１４に入
力されたマイクロフオン信号は、増幅された後録
音再生切換スイツチ４を通して録音再生兼用磁気
ヘツド３に印加され、該磁気ヘツド３によつて磁
気テープに録音される。また前記ライン増幅回路
１３の出力信号であるマイクロフオン信号は、可
変抵抗器１８に印加されてそのレベルを調整され
た後主増幅回路２０に入力される。該主増幅回路
２０に入力されたマイクロフオン信号は、増幅さ
れた後スピーカー２１に印加されて放音されるの
で使用者は、録音信号であるマイクロフオン信号
をモニター聴取することが出来る。以上の如く選
択スイツチ２２がテープ使用位置にある場合の動
作は行なわれるが、斯かる状態にあるとき第２ス
イツチングトランジスター２５が導通状態にある
ためラジオ受信回路９の出力信号である放送信号
がライン増幅回路１３及び主増幅回路２０に入力
されることはない。 以上の如く選択スイツチ２２がテープ使用位置
にある場合の動作は行なわれるが、次にラジオ使
用位置に切換えた場合の動作について説明する。
前記選択スイツチ２２を図示した状態の反対側で
あるラジオ使用位置に切換えると該スイツチ２２
を通して第１スイツチングトランジスター２３及
び第３スイツチングトランジスター２７のベース
にバイアス電流が供給され、該第１スイツチング
トランジスター２３及び第３スイツチングトラン
ジスター２７は導通状態になる。従つて前記第１
スイツチングトランジスター２３のコレクタが接
続されている第１信号路６の接続点Ａ及び第３ス
イツチングトランジスター２７のコレクタが接続
されている第３信号路１５の接続点Ｃは接地され
た状態にある。斯かる状態にあるときラジオ受信
回路９によつて受信された放送信号は抵抗１９を
通して可変抵抗器１８に印加されてそのレベルを
調整される。前記可変抵抗器１８によつてレベル
調整されたラジオ放送信号は、主増幅回路２０に
入力されて増幅された後スピーカー２１に印加さ
れて放音される。斯かる動作によつて使用者はラ
ジオ受信回路９によつて受信された放送信号を聴
取することが出来る。このようにラジオ放送信号
の聴取動作は行なわれるが、次に斯かるラジオ放
送信号の録音動作について説明する。斯かるラジ
オ放送信号の聴取動作は選択スイツチ２２をラジ
オ使用位置に切換えた状態でテープレコーダーの
録音操作を行なうことによつて行なわれる。テー
プレコーダーの録音操作を行なうと前述したよう
に録音再生切換スイツチ４が図示した状態の反対
側である録音側に切換えられると共に駆動機構等
が録音動作を行なう状態にせしめられる。斯かる
状態にあるときマイクロフオン１より得られるマ
イクロフオン信号はマイク用増幅回路２によつて
増幅されて出力されるが、第１信号路６が第１ス
イツチングトランジスター２３にて接地されてい
るためライン増幅回路１３に入力されることはな
い。ラジオ受信回路９によつて受信された放送信
号は、第２信号路１０を通してライン増幅回路１
３に入力されて増幅される。該ライン増幅回路１
３によつて増幅された放送信号は録音用増幅回路
１４に入力されて増幅されると共に録音再生切換
スイツチ４を通して録音再生兼用磁気ヘツド３に
印加されて磁気テープに録音される。また、前記
ラジオ受信回路９によつて受信された放送信号
は、前述した放送信号の聴取動作時と同様に抵抗
１９を通して可変抵抗器１８に印加されてレベル
を調整されると共に主増幅回路２０に入力され
る。該主増幅回路２０に入力された放送信号は増
幅された後スピーカー２１に印加されて放音され
る。従つて、使用者はラジオ放送信号を録音しな
がら該信号を聴取するモニター動作を行なうこと
が出来る。そして、斯かる状態にあるときライン
増幅回路１３によつて増幅されたラジオ放送信号
は、第３スイツチングトランジスター２７の導通
により第３信号路１５が接地された状態にあるた
め可変抵抗器１８に印加されることはない。この
ようにラジオ放送信号の録音動作は行なわれる
が、そのモニター信号のレベルは、前述したラジ
オ放送信号の聴取動作時のレベルと同一になるの
で使用者に不自然な印象を与えることがないもの
である。 尚、本実施例では、各信号路を流れる信号の側
路動作を行なうスイツチング素子としてトランジ
スターを使用したが、電界効果型トランジスター
等の素子を使用することは勿論可能である。 (ト) 考案の効果 本考案の信号制御回路は、ラジオ使用とテープ
レコーダー使用とを切換える選択スイツチによつ
て動作が制御されると共に信号路を流れる信号の
側路動作を行なうスイツチング素子を設け、該ス
イツチング素子の導通・非導通によつて所望の信
号の録音動作、再生動作及びモニター動作を行な
うようにしたことを特徴とするものであり、この
ようにしたので選択スイツチとして小型のスイツ
チを使用することが可能となり、本考案はラジオ
付テープレコーダーの超小型化に適したものであ
る。
図示した回路は、本考案の信号制御回路の一実
施例である。 主な図番の説明、１……マイクロフオン、２…
…マイク用増幅回路、３……録音再生兼用磁気ヘ
ツド、４……録音再生切換スイツチ、５……再生
用増幅回路、６……第１信号路、９……ラジオ受
信回路、１０……第２信号路、１３……ライン増
幅回路、１４……録音用増幅回路、１５……第３
信号路、２０……主増幅回路、２１……スピーカ
ー、２２……選択スイツチ、２３……第１スイツ
チングトランジスター、２５……第２スイツチン
グトランジスター、２７……第３スイツチングト
ランジスター。
施例である。 主な図番の説明、１……マイクロフオン、２…
…マイク用増幅回路、３……録音再生兼用磁気ヘ
ツド、４……録音再生切換スイツチ、５……再生
用増幅回路、６……第１信号路、９……ラジオ受
信回路、１０……第２信号路、１３……ライン増
幅回路、１４……録音用増幅回路、１５……第３
信号路、２０……主増幅回路、２１……スピーカ
ー、２２……選択スイツチ、２３……第１スイツ
チングトランジスター、２５……第２スイツチン
グトランジスター、２７……第３スイツチングト
ランジスター。
Claims (1)
- 同一のキヤビネツト内にラジオ放送を受信する
ラジオ受信回路及びマイクロフオンが組込まれて
いるラジオ付テープレコーダーにおいて、録音動
作時のみ動作状態になると共にマイクロフオンよ
り得られる信号を増幅するマイク用増幅回路と、
録音動作時には録音ヘツドとして動作すると共に
再生動作時には再生ヘツドとして動作する録音再
生兼用磁気ヘツドと、再生動作時該磁気ヘツドに
より再生された信号が入力されると共に該信号を
増幅する再生用増幅回路と、該再生用増幅回路に
よつて増幅された再生信号及びマイク用増幅回路
によつて増幅されたマイクロフオン信号が流れる
第１信号路と、前記ラジオ受信回路からの放送信
号が流れる第２信号路と、前記第１信号路及び第
２信号路を流れる信号が入力されるライン増幅回
路と、該ライン増幅回路の出力信号を増幅すると
共に録音動作時前記録音再生兼用磁気ヘツドが負
荷として接続される録音用増幅回路と、前記ライ
ン増幅回路の出力信号が流れる第３信号路と、前
記第２信号路を流れる信号及び第３信号路を流れ
る信号が入力されると共に該信号を増幅する主増
幅回路と、前記第１信号路と接地間に接続されて
いると共に導通状態にあるとき該第１信号路を流
れる信号を側路する第１スイツチング素子と、前
記第２信号路と接地間に接続されていると共に導
通状態にあるとき該第２信号路を流れる信号を側
路する第２スイツチング素子と、前記第３信号路
と接地間に接続されていると共に導通状態にある
とき該第３信号路を流れる信号を側路する第３ス
イツチング素子と、ラジオ使用とテープレコーダ
ー使用とを切換える選択スイツチとより成り、前
記選択スイツチがラジオ使用位置にあるとき前記
第１スイツチング素子及び第３スイツチング素子
を導通状態にすると共に前記選択スイツチがテー
プレコーダー使用位置にあるとき前記第２スイツ
チング素子を導通状態にするようにしたことを特
徴とするラジオ付テープレコーダーの信号制御回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2610686U JPH0525047Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2610686U JPH0525047Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138303U JPS62138303U (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0525047Y2 true JPH0525047Y2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=30826874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2610686U Expired - Lifetime JPH0525047Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525047Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP2610686U patent/JPH0525047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138303U (ja) | 1987-09-01 |
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