JPH05246050A - ドットプリンタ - Google Patents

ドットプリンタ

Info

Publication number
JPH05246050A
JPH05246050A JP4045193A JP4519392A JPH05246050A JP H05246050 A JPH05246050 A JP H05246050A JP 4045193 A JP4045193 A JP 4045193A JP 4519392 A JP4519392 A JP 4519392A JP H05246050 A JPH05246050 A JP H05246050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
print head
print
dot printer
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4045193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kuriyama
利夫 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4045193A priority Critical patent/JPH05246050A/ja
Publication of JPH05246050A publication Critical patent/JPH05246050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドットプリンタにおいて低コストで磁気干渉
の低減、騒音の低減、ピーク電流の低減を図る。 【構成】 キャリッジ10の取り付け面11a、11b
を傾斜させ、通常の水平取り付けタイプの印字ヘッド1
の印字ワイヤ2の先端配列を傾けた。 【効果】 印字ワイヤ先端配列を傾けることが容易に低
コストで行え、印字ワイヤの同時駆動数を少なくして磁
気干渉の低減、騒音の低減、ピーク電流の低減を図るこ
とができる。また、傾斜角が使用中に変化することがな
く、長年使用している間に文字が傾くなどの劣化するこ
とのない高品質なドットプリンタが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットマトリックスプリ
ンタに関するものである。更に詳しくは印字ヘッドのキ
ャリッジへの取り付け形態に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として印字ヘッドの印字ワイ
ヤ先端の配列を傾けることにより印字ワイヤの同時駆動
数を少なくして磁気干渉の低減、騒音の低減、ピーク電
流の低減をはかることが知られている。その際、印字ヘ
ッドの印字ワイヤ先端の配列を傾ける手段として、特開
昭62−278055号の第2図(b)に示されるよう
に印字ヘッドのワイヤガイド穴の配列を傾けたものが知
られていた。その内容は、図6(a)、図6(b)に示
されるように9本の印字ワイヤ2を備えた印字ヘッドの
場合、基準線Lに対し#1より1/9ドット分順次加算
された寸法だけ先端ガイド3のガイド穴位置をずらし#
1から#9までで1ドット分ずれる配置にし、印字タイ
ミングをずらして印字を行い、印字を行うものである。
また、特開昭62ー273857号に示されるように印
字ヘッド全体を回転させ印字ワイヤの配列を傾ける構造
も知られ、その内容は、図7(a)に示されるよう印字
ヘッド1を回転可能に支持し、印字ヘッド1の下部で結
合されているソレノイドシャフト500により印字ヘッ
ド1を回転させ、必要に応じて図7(b)ように印字ワ
イヤ2の配列を傾けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、印字ヘッド
のワイヤガイド穴の配列を傾けることにより印字ワイヤ
の配列を傾けた特開昭62−278055号のような構
造では、印字ヘッドが専用となり、他のプリンタへ転用
がきかず、量産効果が得られないためコストが高くな
る。また、印字ヘッド全体が回転するようにした特開昭
62−273857のような構造のものは、印字ヘッド
の部品点数が増し、構造が複雑になるため部品と組立の
コストが高くなったり、使用中に可動部が摩耗するため
精度が劣化し、傾き角度が不正確になり、文字が傾くな
どの印字品質劣化の問題があった。
【0004】本発明は、従来のこのような問題点を解決
するためになされたもので、印字ワイヤの同時駆動数を
少なくして磁気干渉の低減、騒音の低減、ピーク電流の
低減をはかる低コストで印字品質の劣化のないドットプ
リンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のドットプリンタは、複数の印字ワイヤを備
えた印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載し、印字媒体
の移動方向に対して直交する方向に移動するキャリッジ
を有するドットプリンタにおいて、キャリッジの印字ヘ
ッドを取り付ける部分がキャリッジの移動方向に対して
一定の傾斜角を有することを特徴とする。また、キャリ
ッジの印字ヘッドを取り付ける部分の少なくとも1カ所
が印字ヘッドと面接触していることを特徴とする。ま
た、キャリッジの印字ヘッドを取り付ける部分が階段状
段差により構成され、印字ヘッドが階段状段差の角部で
接触することを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の実施例を示すドットプリンタの
平面図の図1(a)と正面図の図1(b)により構成さ
れる。図1(a)において印字媒体200が、プラテン
100に沿ってベースフレーム111側より巻き込まれ
るように装着されている。また、キャリッジ軸101、
キャリッジ支え102はプラテン100に対し平行にな
るようサイドフレーム110により支持され、それらの
軸上にキャリッジ10が摺動できるように設置されてい
る。キャリッジの上には印字ヘッド1が固定されてい
る。印字ヘッド1にはFlexible Printe
d Circuit(以後FPCと称す)112の一方
が接続され、もう一方は図示していない駆動回路に接続
されている。また、印字ヘッド1を囲む形でリボンカセ
ット20がキャリッジ10上に固定され、リボン21が
印字ヘッド1と印字媒体200の間に配置される。キャ
リッジ10は、その中央部でタイミングベルト103に
固定されている。タイミングベルト103は、サイドフ
レーム110の外側に位置しているキャリッジ駆動歯車
105とキャリッジ駆動従属歯車106に噛み合い張力
を受けている。キャリッジ駆動歯車105は、キャリッ
ジ駆動モータ104の軸に固着されている。キャリッジ
駆動モータ104は、ベースフレーム111に固定され
ている。プラテン100には、サイドフレーム110の
外側にある紙送り歯車108が固着され、この紙送り歯
車108は、紙送りモータ107に取り付けた歯車10
9と噛み合っている。紙送りモータ107が回転する事
により、印字媒体200はプラテン100に巻き込まれ
るように進む。一方、キャリッジ駆動モータ104が回
転することにより、タイミングベルト103が駆動さ
れ、タイミングベルト103に固定されているキャリッ
ジ10とその上に搭載されている印字ヘッド1、リボン
カセット20がプラテン100に平行で印字媒体200
の移動方向に対して直交する方向に移動する。
【0007】図2は本発明の第1実施例を示す、プラテ
ン100側より印字ヘッド1、キャリッジ10、リボン
カセット20を見た図であり、リボン21は一部省略し
てある。図2において印字ヘッド1は、印字ヘッド側の
取り付け部4を有したノーズ6によりキャリッジ10に
固定されている。ノーズ6には先端ガイド3が固定され
ており、その先端ガイド3は、印字ワイヤ2を印字媒体
200の方向に摺動可能なように案内保持している。印
字ワイヤ2は、ノーズ6に設けられた印字ヘッド側の取
り付け部4に設けてある印字ヘッド側の取り付け面4
A,4Bに垂直な直線上に印字文字の構成に必要な数
(本実施例の場合9本)だけ配置されている。本実施例
で用いている印字ヘッド1は、通常の水平取り付けタイ
プのドットプリンタで使用している印字ヘッドを転用し
たものである。よって印字ワイヤ2の配列は通常の水平
取り付けタイプのものと同一であり、印字ヘッド1を傾
けて取り付けると、印字ワイヤ2の配列されている直線
が傾くことにより、印字された文字の高さが低くなる。
本実施例では傾き角を3°に設定(図においては傾き角
を強調して大きな角度に描いている)してある。
【0008】本実施例では最上印字ワイヤ(#1)と最
下印字ワイヤ(#9)までの距離は2.82mmあり3
°傾くと文字高さは約4μm((1−cos(3°))
*2.82=0.004 mm)小さくなるだけで印字
品質に影響を与えない。このようにキャリッジ10のキ
ャリッジ側の取り付け部11に設けてあるキャリッジ側
の取り付け面11a,11bの2つの面が、キャリッジ
10の進行方向に対して一定角度傾き、印字ヘッド1の
傾き量を決めている。キャリッジ側の取り付け面11
a,11bには、キャリッジ側の取り付け面11b面側
に位置決めピン12が、他方のキャリッジ側の取り付け
面11a側に固定ネジ用ネジ穴13が設けられている。
印字ヘッド1は、ノーズ6に設けられた印字ヘッド側の
取り付け部4を固定ネジ5の頭部とキャリッジ側の取り
付け部11により、挟み込まれて固定されている。この
ように印字ヘッド1は、キャリッジ10の移動方向に対
して傾いたキャリッジ側の取り付け部11を備えたキャ
リッジ10により傾いて取り付けられ、印字ワイヤ2の
配列が傾くため、印字ワイヤ2の印字信号は、キャリッ
ジ10の移動速度と印字ワイヤ2の傾き角度により各ピ
ン毎に適切な印字信号が発生され、印字文字は傾かない
ように制御される。図3に縦1列を連続で印字した時の
タイミングチャートを示す。#1印字ワイヤより#9印
字ワイヤになるに従い、印字ワイヤ2の傾きとキャリッ
ジ10の移動速度に応じて順次印字タイミングがずれ縦
1列が印字される。この印字タイミングのずれにより、
音の発生タイミングを分散でき騒音を低減できる。ま
た、同様に印字ヘッド1に流れる電流ピークを分散でき
電源の瞬間的な負荷を低減できる。
【0009】図4は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。図4(a)においてキャリッジ側の取り付け面11
aは、印字ヘッド1を傾けるに必要な角度をもった斜面
であり、印字ヘッド1の印字ヘッド側の取り付け部4A
と面接触している。キャリッジ側の取り付け面11b
は、印字ヘッド側の取り付け面4Bに対し、縁の角部で
線接触している。キャリッジ側の取り付け面11bの角
部は、キャリッジ側の取り付け面11aの面の延長線上
より印字ヘッド1側に0.07mm高くなるように配置
し、固定ネジ5を締結したときに印字ヘッド側の取り付
け面4A,4Bがキャリッジ側の取り付け面の11a,
11bに接触するようにしている。この形状では、キャ
リッジ側の取り付け面11aの傾斜面を1つ管理すれば
よいため作り易く正確な傾斜角が得られる。また、キャ
リッジ側の取り付け面11bの縁の角部がキャリッジ側
の取り付け面11aの傾斜面の延長線上より高い位置に
あるため、必ず印字ヘッド側の取り付け面4Aと4B
は、キャリッジ側の取り付け面11aと11bの角部に
接触する。キャリッジ側の取り付け面11bが低くなる
と、図4(b)に示すように印字ヘッド1は、印字ヘッ
ド側の取り付け部4の固定ネジ5側でキャリッジ側の取
り付け面11aと固定ネジ5に固定される片持ち梁状態
になり、図4(b)中のAの矢印の方向に振動するため
安定した印字が得られない。本実施例では前述した構造
によりこの状態を避けられるため常に安定した傾斜角が
得られる。
【0010】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。本実施例ではキャリッジ側の取り付け面11aと1
1bに段差を設け、その段差hと距離lにより傾斜角を
確保している。この方法では傾斜角の管理を段差hと距
離lによる簡単な寸法管理で行うことができ、容易に安
定した傾斜角を得ることができる。
【0011】以上述べた実施例のように印字ワイヤ2の
先端配置の傾きを、キャリッジ側の取り付け部11の傾
斜部に印字ヘッド1を傾けて取り付けることにより実現
しているため、大量生産している安価な汎用印字ヘッド
1を用いて印字ワイヤ2の先端を傾いた直線上に配置し
たドットプリンタを容易に実現できる。さらに、印字ヘ
ッド1を傾けるための可動部が無いため傾斜角が変動す
ることがなく、傾斜角の変動による文字の傾き等の印字
品質の劣化がない。従って印字品質が劣ることの無い高
性能なドットプリンタが低コストで提供できる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のドットプリ
ンタは、キャリッジの印字ヘッドの取り付け部に傾斜を
設けるようにしたので、通常の水平取り付けタイプの印
字ヘッドの印字ワイヤ先端を傾けることが容易に低コス
トででき、印字ワイヤの同時駆動数を少なくして磁気干
渉の低減、騒音の低減、ピーク電流の低減を図ることが
できる。また、傾斜角度がキャリッジの取り付け面で確
保されているため、摩耗等により傾斜角の精度が変わる
ことが無く、文字が傾き角の経年変化のない高品質なド
ットプリンタが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示すドットプリンタの平面図と
正面図である。
【図2】本発明の第1実施例のキャリッジと印字ヘッド
の取り付けを示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の印字タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施例のキャリッジと印字ヘッド
の取り付けを示す図である。
【図5】本発明の第3実施例のキャリッジと印字ヘッド
の取り付けを示す図である。
【図6】先端ガイドのガイド穴位置で印字ワイヤ先端の
配列を傾けた従来例を示す図である。
【図7】印字ヘッドを回転し印字ワイヤ先端の配列を傾
けた従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 印字ワイヤ 3 先端ガイド 4 印字ヘッド側の取り付け部 4A,4B 印字ヘッド側の取り付け面 5 固定ネジ 10 キャリッジ 11 キャリッジ側の取り付け部 11a,11b キャリッジ側の取り付け面 12 位置決めピン 13 固定ネジ用穴 20 リボンカセット 21 リボン 100 プラテン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字ワイヤを備えた印字ヘッド
    と、該印字ヘッドを搭載し、印字媒体の移動方向に対し
    て直交する方向に移動するキャリッジを有するドットプ
    リンタにおいて、前記キャリッジの前記印字ヘッドを取
    り付ける部分が前記キャリッジの移動方向に対して一定
    の傾斜角を有することを特徴とするドットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジの前記印字ヘッドを取り
    付ける部分の少なくとも1カ所が前記印字ヘッドと面接
    触していることを特徴とする請求項1記載のドットプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジの前記印字ヘッドを取り
    付ける部分が階段状段差により構成され、前記印字ヘッ
    ドが前記階段状段差の角部で接触することを特徴とする
    請求項1記載のドットプリンタ。
JP4045193A 1992-03-03 1992-03-03 ドットプリンタ Pending JPH05246050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4045193A JPH05246050A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 ドットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4045193A JPH05246050A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 ドットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05246050A true JPH05246050A (ja) 1993-09-24

Family

ID=12712439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4045193A Pending JPH05246050A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 ドットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05246050A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5592202A (en) Ink jet print head rail assembly
EP0571804A2 (en) Multiple print head ink jet printer
JP3087442B2 (ja) 印字装置
EP0145025B1 (en) Multihead serial printer
JPH05246050A (ja) ドットプリンタ
JPS5824474A (ja) プリントヘッド構体と記録媒体支持面との間隔を変化させるための装置
JPH06127073A (ja) ドットプリンタ
JPS6324834B2 (ja)
JP3045193B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
EP0107502A2 (en) Matrix dot printer with printed dot density control
JPH04369158A (ja) シリアル走査型プリンタ
JPH11207944A (ja) 大型インクジェットプリンタ
JP2514543Y2 (ja) サ−マル印字装置
JPH0530186B2 (ja)
JP3963062B2 (ja) 記録装置及び記録装置の記録方法
JP3069718B2 (ja) 印字モードを切り換え可能なワイヤドットプリンタ
JPH0442143Y2 (ja)
JP2938318B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2881156B2 (ja) ワイヤドット印字ヘッド
JP2565494Y2 (ja) プリンタ
JPS6387263A (ja) 通電式プリンタ−ヘツド
JP2706581B2 (ja) 画像形成装置
JP2963414B2 (ja) 衝撃型プリンタ
JPH0542686A (ja) ワイヤドツト式プリンタ
JP2551792B2 (ja) 記録計の印字方式

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees