JPH05241898A - ハードブレーク方式 - Google Patents

ハードブレーク方式

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JPH05241898A
JPH05241898A JP4075195A JP7519592A JPH05241898A JP H05241898 A JPH05241898 A JP H05241898A JP 4075195 A JP4075195 A JP 4075195A JP 7519592 A JP7519592 A JP 7519592A JP H05241898 A JPH05241898 A JP H05241898A
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JP
Japan
Prior art keywords
address
break
processing unit
central processing
monitoring circuit
Prior art date
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Application number
JP4075195A
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English (en)
Inventor
Akio Ito
昭男 伊藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 条件分岐命令で条件が成立する場合と、成立
しない場合に分けてブレークポイントを設定できるよう
にする。また分岐命令直後の命令が実行された時にのみ
ブレークをかけられるようにする。 【構成】 2組のアドレス一致検出回路1と時間監視回
路2とを設け、2箇所でのアドレス一致と、その時間間
隔とを監視することにより上記目的を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムをプログラ
ム格納メモリから順次読みだし処理を行なう中央処理装
置を有する情報処理装置において、ソフトウェア開発を
容易にするために用意されるハードウェア機構であるハ
ードブレーク方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置におけるソ
フトウェアデバッグでは、デバッグしたい特定番地で中
央処理装置の動作を止め、その時のレジスタ内容,メモ
リ内容等を確認する手法をとる。これをブレークと称す
るが、これにはソフトブレークとハードブレークが存在
する。
【0003】ソフトブレークはブレークしたい番地の内
容を不正命令や決められた割り込み命令に置き換えその
番地を通った時に中央処理装置に割り込みを発生させる
ブレーク方式である。この方式は、プログラム格納メモ
リの内容を書き換える必要があり、ROM内のプログラ
ムには適用することができない。
【0004】一方、ハードブレーク方式は、図4に示す
ように中央処理装置3のアドレスバス5に接続されたア
ドレス一致検出回路1を持つ。このアドレス一致検出回
路1内のアドレスレジスタ7にはあらかじめブレークを
させたい番地の値を設定しておく。アドレスバス5とア
ドレスレジスタ7の値の比較をアドレス一致検出回路1
は常に行なっており、中央処理装置3がプログラム格納
メモリ4からその番地をプログラムを読み込んだことを
アドレス一致検出回路1で検出し、その瞬間アドレス一
致検出回路1は、中央処理装置3に対し割り込みを発生
しブレークする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のハード
ブレーク方式では、アドレス一致検出回路1を複数持つ
ことにより複数の場所に同時にブレークをかけることが
できるが、条件分岐命令においてその条件が成立した場
合にブレークさせる、あるいは条件が成立しない場合に
ブレークを発生させるということができない。
【0006】また、分岐命令直後の命令にブレークを設
定すると、中央処理装置3はプログラムの先読みを行な
うために実際にその命令を実行しないにも関わらず、ブ
レークを発生してしまい、実際にその番地を実行した時
にブレークをかけることができない。
【0007】本発明の目的は、条件分岐命令で条件が成
立する場合と、成立しない場合に分けブレークポイント
を設定でき、かつ分岐命令直後の命令が実行された時に
のみブレークがかけられるハードブレーク方式を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るハードブレーク方式は、プログラムを
順次読みだし処理を行なう中央処理装置を有する装置に
おいて、アドレスバスを監視し、その値の一致を検出す
る2組のアドレス一致検出回路と、2組のアドレス一致
検出回路間の時間を監視する時間監視回路とを有するも
のである。
【0009】また、前記時間監視回路は、一定時間内に
前記2組のアドレス一致検出回路両方でアドレス一致を
検出した場合に前記中央処理装置に割り込みを発生する
ものである。
【0010】また、前記時間監視回路は、一定時間内に
片方のアドレス一致検出回路のみでアドレス一致を検出
した場合に前記中央処理装置に割り込みを発生するもの
である。
【0011】
【作用】2組のアドレス一致検出回路と、2組のアドレ
ス一致検出回路間の時間を監視する時間監視回路とを有
し、2箇所でのアドレス一致と、その時間間隔を監視す
る。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【0013】図1において、本実施例に係るハードブレ
ーク方式は、中央処理装置3と、プログラム格納メモリ
4と、2組のアドレス一致検出回路1a,1bと、時間
監視回路2と、アドレスバス5及びデータバス6から構
成される。
【0014】各アドレス一致検出回路1a,1b内に
は、アドレスレジスタ7a,7bをそれぞれ有してい
る。
【0015】中央処理装置3は、アドレスバス5にアド
レスを出力し、プログラム格納メモリ4からそのアドレ
スのプログラムをデータバス6を通じ順次読みだし処理
を行なう。
【0016】アドレス一致検出回路1a,1bは、アド
レスバス5に接続されており、あらかじめ中央処理装置
3からアドレスレジスタ7a,7bに設定されていた値
との比較を常に行なっている。
【0017】アドレスレジスタ7a,7bに設定されて
いる値は、ブレークを発生させたい番地である。アドレ
ス一致検出回路1a,1bで一致を検出したら一致が発
生したことを示す情報を時間監視回路2に通知する。以
降この通知をブレーク通知と称する。
【0018】時間監視回路2は、2組のアドレス一致検
出回路1a,1bと接続されており、両者の通知の時間
を監視する。時間監視回路2は、次の3つの場合の事象
が発生した時に割り込みを中央処理装置3に発生するこ
とができる。以下のどの場合に割り込みを発生させるか
はあらかじめ中央処理装置3から時間監視回路2に対し
設定しておく。
【0019】2組のアドレス一致検出回路1a,1b
から通知されるブレーク通知の時間を監視しないでどち
らか一方でもブレーク通知がきた場合、中央処理装置3
に対し割り込みを発生する。
【0020】一方のアドレス一致検出回路1aからブ
レーク通知を受けてその後一定時間内に他方のアドレス
一致検出回路1bからブレーク通知を受けた場合、中央
処理装置3に対し割り込みを発生する。
【0021】一方のアドレス一致検出回路1aからブ
レーク通知を受けてその後一定時間内に他方のアドレス
一致検出回路1bからブレーク通知を受けなかった場
合、中央処理装置3に対し割り込みを発生する。
【0022】上記の場合は、従来の技術のところで説
明したハードブレーク方式であり、アドレスレジスタ7
a,7bにブレークさせたいアドレスの値をあらかじめ
中央処理装置3から設定しておき、その値とアドレスバ
ス5の値が一致した時、中央処理装置3に対し割り込み
を発生し、特定番地のブレークを実現することができ
る。
【0023】上記の場合を図2を用いて説明する。図
2は中央処理装置のプログラムの一部を示しており、B
B番地にある条件分岐命令の前のAA番地に判断命令が
あり、その判断命令の結果により次の条件分岐命令でY
Y番地に分岐するか、分岐せず次のCC番地の命令を実
行する。
【0024】YY番地への分岐が発生した場合にブレー
クを発生させたい場合は、アドレスレジスタ7aにB
B,アドレスレジスタ7bにYYの値を予め設定してお
く。アドレス一致検出回路1a,1bは、常にアドレス
バス5とアドレスレジスタ7a,7bとの値の一致を監
視している。
【0025】時間監視回路2がアドレス一致検出回路1
aからブレーク通知を受け一定時間内にアドレス一致検
出回路1bからブレーク通知を受けた場合に、時間監視
回路2は中央処理装置3に対し割り込みを発生する。こ
こで一定時間とは中央処理装置3が分岐するのに必要と
する実行時間よりも大きく、なるべくその値に近い値で
ある。この値は、中央処理装置3から設定できるように
してもよいし、その値がハードウェア設計時決定できる
ならば、その固定値をハードウェアとして実現してもよ
い。尚、中央処理装置3は、時間監視回路2から割り込
みを受けたら直ちにブレーク処理に移る。
【0026】上記の場合を図3を用いて説明する。図
3は図2と同様、中央処理装置のプログラムの一部であ
るが、SS番地は条件分岐命令ではなく単なる分岐命令
であり、ここを通る処理は必ずZZ番地に分岐する。
【0027】SS番地の次のTT番地を実行する場合
は、他の場所から分岐する場合である。TT番地を実行
した時にブレークさせたい時、の方式でアドレスレジ
スタ7aにTTの値を設定しておく方式ではSS番地を
実行した時も、中央処理装置3はプログラムの先読みを
行なうため、TT番地もプログラム格納メモリ4から読
んでしまうこととなり、実際にTT番地を実行しないに
も関わらず、ブレークが発生してしまう。
【0028】これを避けるため、アドレスレジスタ7a
にはTT番地、アドレスレジスタ7bにはZZ番地を設
定しておき、時間監視回路2がアドレス一致検出回路1
aからブレーク通知を受け、一定時間内にアドレス一致
検出回路1bからブレーク通知を受けなかった場合に、
時間監視回路2は中央処理装置3に対し割り込みを発生
する。
【0029】また図2で条件分岐命令で分岐しない場合
にブレークを発生したい場合にも、このの方式を使
う。アドレスレジスタ7aにBB、アドレスレジスタ7
bにYYの値を予め設定しておき、時間監視回路2がア
ドレス一致検出回路1aからブレーク通知を受け、一定
時間内にアドレス一致検出回路1bからブレーク通知を
受けなかった場合に、時間監視回路2が中央処理装置3
に対し割り込みを発生することにより、条件分岐しなか
った場合にブレークを発生させる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のハードブレ
ーク方式は、2組のアドレス一致検出回路と時間監視回
路を設けることにより、条件分岐命令において分岐する
場合及び分岐しない場合、それぞれでブレークを発生さ
せることができる。
【0031】また、プログラムの先読みにより実際に実
行しないのにブレークが発生してしまう場合を回避する
ことができ、その番地の命令を実行した場合にのみブレ
ークを発生することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】条件分岐命令を含んだプログラムの一部を示す
図である。
【図3】分岐命令を含んだプログラムの一部を示す図で
ある。
【図4】従来のハードブレーク方式を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1a,1b アドレス一致検出回路 2 時間監視回路 3 中央処理装置 4 プログラム格納メモリ 5 アドレスバス 6 データバス 7a,7b アドレスレジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを順次読みだし処理を行なう
    中央処理装置を有する装置において、 アドレスバスを監視し、その値の一致を検出する2組の
    アドレス一致検出回路と、 2組のアドレス一致検出回路間の時間を監視する時間監
    視回路とを有することを特徴とするハードブレーク方
    式。
  2. 【請求項2】 前記時間監視回路は、一定時間内に前記
    2組のアドレス一致検出回路両方でアドレス一致を検出
    した場合に前記中央処理装置に割り込みを発生すること
    を特徴とする請求項1に記載のハードブレーク方式。
  3. 【請求項3】 前記時間監視回路は、一定時間内に片方
    のアドレス一致検出回路のみでアドレス一致を検出した
    場合に前記中央処理装置に割り込みを発生することを特
    徴とする請求項1に記載のハードブレーク方式。
JP4075195A 1992-02-26 1992-02-26 ハードブレーク方式 Pending JPH05241898A (ja)

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