JPH0524169U - スタツドボルト溶接装置 - Google Patents

スタツドボルト溶接装置

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JPH0524169U
JPH0524169U JP7197791U JP7197791U JPH0524169U JP H0524169 U JPH0524169 U JP H0524169U JP 7197791 U JP7197791 U JP 7197791U JP 7197791 U JP7197791 U JP 7197791U JP H0524169 U JPH0524169 U JP H0524169U
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JP
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stud
stud bolt
welding
welding gun
bending
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Application number
JP7197791U
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English (en)
Inventor
貞彦 渡▲辺▼
Original Assignee
日新電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッド取付面の広さや面状態に影響される
ことなく、スタッドボルトを所定の正しい姿勢で簡単に
溶接付けすることができるスタッド溶接装置を提供す
る。 【構成】 本考案に係るスタッド溶接装置は、床面F上
に立設された支持台1と、その上端から旋回自在に延出
された平行四連リンク機構5,6からなる屈伸アーム2
と、この屈伸アーム2の自由端に吊り下げられた溶接ガ
ン3とを備えており、この溶接ガン3の下端には、溶接
付けされるスタッドボルト9の端部を保持するチャック
10と、スタッドボルト9の取り付け高さを規制する単
一本のフート11とが設けられていることを特徴とする
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、所定の姿勢とされたスタッドボルトをワークに対して溶接付けする 際に用いられるスタッドボルト溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のスタッドボルト溶接装置としては、図3で示すように、溶 接ガン3の下部に支持板8を設けておき、溶接付けすべきスタッドボルト9を所 定の姿勢(例えば、垂直姿勢)で保持するチャック10と、これを取り囲むよう にして等分配置された3本のフート11とを支持板8に取り付けてなるものが知 られている。そして、このスタッドボルト溶接装置においては、3本のフート1 1それぞれの下端すべてをワークWのスタッド取付面Sに押し当てて接触させた うえ、このスタッド取付面Sに対するスタッドボルト9の傾き角度を調整するよ うになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来構成とされたスタッドボルト溶接装置では、フート11の 3本ともがワークWのスタッド取付面Sに接触していなければスタッドボルト9 の取付姿勢を定めることができないため、互いに離間して取り付けられたフート 11のうちのいずれかが接触し得ないほどスタッド取付面Sが狭い場合やスタッ ドボルト9の取付位置付近が平坦でない場合(例えば、段差がある場合など)に はスタッドボルト9の取付姿勢を定めることができないことになり、その溶接付 けが大変に困難となってしまう。
【0004】 また、溶接付けすべきスタッドボルト9の下端がスタッド取付面Sに正しく当 接するよう、このスタッドボルト9の取り付け必要高さに応じて3本のフート1 1それぞれの高さ調整をしなければならず、これらの調整にも大変な手間を要す ることになって作業性の低下を招くという不都合も生じることになっていた。
【0005】 本考案は、このような不都合に鑑みて創案されたものであって、スタッド取付 面の広さや面状態に影響されることなく、スタッドボルトを所定の正しい姿勢で 簡単に溶接付けすることができるスタッドボルト溶接装置を提供することを目的 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るスタッド溶接装置は、上記目的を達成するために、床面上に立設 された支持台と、その上端から旋回自在に延出された平行四連リンク機構からな る屈伸アームと、この屈伸アームの自由端に吊り下げられた溶接ガンとを備えて おり、この溶接ガンの下端には、溶接付けされるスタッドボルトの端部を保持す るチャックと、スタッドボルトの取り付け高さを規制する単一本のフートとが設 けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、溶接ガンを三次元的に移動したとしても、平行四連リンク 機構からなる屈伸アームによって溶接ガンは所定姿勢のままで維持されているこ とになる。そして、単一本のフートをワークのスタッド取付面に接触させるだけ のことにより、スタッドボルトの取付高さが正しく定められることになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本実施例に係るスタッドボルト溶接装置の全体構成を簡略化して示す説 明図であり、図2は溶接ガンの下部を拡大して示す側面図である。なお、図1及 び図2において、従来例に係る図3と互いに同一もしくは相当する部品、部分に は同一符号を付している。
【0010】 このスタッドボルト溶接装置は、床面F上に立ち姿勢で設置された支持台1と 、その上端から延出されて縦軸心P1周りに旋回自在とされた屈伸アーム2と、 この屈伸アーム2の自由端に吊り下げられた溶接ガン3と、溶接電流抑制手段( 図示していない)を内蔵した電源装置4とから構成されている。そして、この屈 伸アーム2は2組の平行四連リンク機構5,6を中間ブラケット7で連結するこ とによって構成されており、溶接ガン3は縦軸心P2周りに回動自在な状態で連 結されている。そこで、この屈伸アーム2の自由端に吊り下げられた溶接ガン3 は、例えば、垂直というような所定の姿勢を維持したまま、三次元的に任意な方 向に移動しうることになる。
【0011】 さらに、溶接ガン3の下部には従来例同様の支持板8が設けられており、この 支持板8には、垂直姿勢とされたスタッドボルト9の端部を保持するチャック1 0と、このチャック10に近接する位置に配置されてスタッドボルト9の取り付 け高さを規制する単一本のフート11とが取り付けられている。そして、このフ ート11は、スタッドボルト9の取り付け必要高さに応じて自身の高さが調整さ れる構成となっている。そこで、本実施例のスタッドボルト溶接装置においては 、予めフート11の高さ調整を行ったうえで溶接ガン3を移動させてフート11 の下端をワークWのスタッド取付面Sに押し当てて接触させた後、このスタッド 取付面Sに対するスタッドボルト9の傾き角度を調整することになる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るスタッド溶接装置によれば、溶接ガンを三 次元的に移動したとしても、平行四連リンク機構からなる屈伸アームによって溶 接ガンは所定姿勢のままで維持されることになる。そして、この溶接ガンに設け られた単一本のフートをワークのスタッド取付面に接触させるだけでスタッドボ ルトの取付高さが定められ、その取付姿勢が正しく定められることになる。
【0013】 したがって、ワークのスタッド取付面が狭かったり、平坦でなかったりする場 合であっても、スタッドボルトを正しい取付姿勢で容易に溶接付けすることがで きる。また、フートの本数が1本だけであることから、その高さ調整に要する手 間も大幅に削減できることになり、作業性の向上を図ることができるという効果 も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスタッド溶接装置の全体構成を簡
略化して示す説明図である。
【図2】溶接ガンの下部を拡大して示す側面図である。
【図3】従来例に係る溶接ガンの下部を拡大して示す側
面図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 屈伸アーム 3 溶接ガン 5,6 平行四連リンク機構 9 スタッドボルト 10 チャック 11 フート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面(F)上に立設された支持台(1)
    と、その上端から旋回自在に延出された平行四連リンク
    機構(5,6)からなる屈伸アーム(2)と、この屈伸
    アーム(2)の自由端に吊り下げられた溶接ガン(3)
    とを備えており、 この溶接ガン(3)の下端には、溶接付けされるスタッ
    ドボルト(9)の端部を保持するチャック(10)と、
    スタッドボルト(9)の取り付け高さを規制する単一本
    のフート(11)とが設けられていることを特徴とする
    スタッドボルト溶接装置。
JP7197791U 1991-09-09 1991-09-09 スタツドボルト溶接装置 Pending JPH0524169U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005501722A (ja) * 2001-09-03 2005-01-20 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 短時間アーク溶接システム及び方法
JP2005517534A (ja) * 2002-02-20 2005-06-16 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 短時間アーク溶接システム及び方法
JP2015042407A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 三菱電機株式会社 スタッド溶接の位置決め治具
CN109014516A (zh) * 2018-09-13 2018-12-18 上海上势焊接设备有限公司 一种能用于工地上的螺柱焊接装置
CN109175623A (zh) * 2018-09-13 2019-01-11 上海上势焊接设备有限公司 一种站立操作的螺柱焊接装置

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CN109014516B (zh) * 2018-09-13 2024-01-23 上海上势焊接设备有限公司 一种能用于工地上的螺柱焊接装置
CN109175623B (zh) * 2018-09-13 2024-01-26 上海上势焊接设备有限公司 一种站立操作的螺柱焊接装置

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