JPH05237437A - 流体塗布装置 - Google Patents
流体塗布装置Info
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- JPH05237437A JPH05237437A JP4160520A JP16052092A JPH05237437A JP H05237437 A JPH05237437 A JP H05237437A JP 4160520 A JP4160520 A JP 4160520A JP 16052092 A JP16052092 A JP 16052092A JP H05237437 A JPH05237437 A JP H05237437A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/42—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with pads or like contents-applying means
- B65D47/44—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with pads or like contents-applying means combined with slits opening when container is deformed or when pad is pressed against surface to which contents are to be applied
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
- B05C17/002—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces with feed system for supplying material from an external source; Supply controls therefor
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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-
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Landscapes
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- Closures For Containers (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】例えば接着接合用プライマーのような感湿性液
体を少量貯蔵し物品表面上に塗布するのに適した流体塗
布装置を提供すること。 【構成】密封された好ましくは金属性の貯蔵容器１と、
スリーブ部材９と塗布部材１１を含む流体塗布アセンブ
リとを備え、塗布部材１１は装置が不作動位置にあると
き側部がスリーブ部材９によって覆われている。スリー
ブ部材９と貯蔵容器１との間で相対運動させると、固定
部材２０は破壊され、容器１の密封は破られ、そして塗
布部材１１が露出し、装置はいつでも使用できる状態に
なる。
体を少量貯蔵し物品表面上に塗布するのに適した流体塗
布装置を提供すること。 【構成】密封された好ましくは金属性の貯蔵容器１と、
スリーブ部材９と塗布部材１１を含む流体塗布アセンブ
リとを備え、塗布部材１１は装置が不作動位置にあると
き側部がスリーブ部材９によって覆われている。スリー
ブ部材９と貯蔵容器１との間で相対運動させると、固定
部材２０は破壊され、容器１の密封は破られ、そして塗
布部材１１が露出し、装置はいつでも使用できる状態に
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流体媒質を物品の表面
上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマー
を塗布する装置で、前記流体媒質を入れる防湿気密性の
容器を有し、当該容器が中心縦軸を有しかつ流体塗布ア
センブリを備えているものに関する。
上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマー
を塗布する装置で、前記流体媒質を入れる防湿気密性の
容器を有し、当該容器が中心縦軸を有しかつ流体塗布ア
センブリを備えているものに関する。
【０００２】
【従来の技術】よく知られているように、有機化合物に
基礎を置く流体媒質、例えば接着接合用のプライマー液
は、大気中の湿気の影響を受けてその化学構造が変化す
る、つまり、硬化する。したがって、そのような液体
は、気密防湿性の容器の中に貯蔵されなければならな
い。一般には、金属容器のみがこの目的に適合し、特に
長期間容器に貯蔵しなければならない場合、プラスチッ
ク材料でできた容器はこれらすべての要求を満たすとい
うわけではない。
基礎を置く流体媒質、例えば接着接合用のプライマー液
は、大気中の湿気の影響を受けてその化学構造が変化す
る、つまり、硬化する。したがって、そのような液体
は、気密防湿性の容器の中に貯蔵されなければならな
い。一般には、金属容器のみがこの目的に適合し、特に
長期間容器に貯蔵しなければならない場合、プラスチッ
ク材料でできた容器はこれらすべての要求を満たすとい
うわけではない。
【０００３】これらの液体を使用、つまり、物品に塗布
するにあたっては、これらの液体を多少大きな金属性の
貯蔵容器から、出口穴に例えばフェルト栓の形をした流
体塗布アセンブリが設けられた小さな塗布容器に入れ
る。もしこの塗布容器の中身が直ちに完全に使われるな
ら、塗布容器がプラスチック材料でできていても何ら不
都合はない。
するにあたっては、これらの液体を多少大きな金属性の
貯蔵容器から、出口穴に例えばフェルト栓の形をした流
体塗布アセンブリが設けられた小さな塗布容器に入れ
る。もしこの塗布容器の中身が直ちに完全に使われるな
ら、塗布容器がプラスチック材料でできていても何ら不
都合はない。
【０００４】ある種の塗布において、特に液体を少量だ
けしか使用しない場合においては、前述したびん詰、つ
まり、大きい金属貯蔵容器から小さいプラスチック容器
に液体を詰めることは、実際的でなく、複雑で、しかも
時間のかかることは明白である。
けしか使用しない場合においては、前述したびん詰、つ
まり、大きい金属貯蔵容器から小さいプラスチック容器
に液体を詰めることは、実際的でなく、複雑で、しかも
時間のかかることは明白である。
【０００５】一つの解決策としては、ドージング要素に
よって液体が所定の量だけ貯蔵容器から塗布アセンブリ
に供与されるいわゆるアプリケータペンにより構成され
たものがよく知られている。このアプリケータペンの場
合、液体の物品上への塗布は、ポンピング運動を行うド
ージングピストンによって遂行されるので、その結果、
液体の塗布が不連続であるため物品の表面上に平坦な液
体の層を得るのは不可能である。また、そのような装置
の取り扱いは複雑でやっかいである。さらに、そのよう
なアプリケータペンは、１回だけ使用される使い捨て品
として用いるのは適当でなく、長期間保管されるべきで
ある。
よって液体が所定の量だけ貯蔵容器から塗布アセンブリ
に供与されるいわゆるアプリケータペンにより構成され
たものがよく知られている。このアプリケータペンの場
合、液体の物品上への塗布は、ポンピング運動を行うド
ージングピストンによって遂行されるので、その結果、
液体の塗布が不連続であるため物品の表面上に平坦な液
体の層を得るのは不可能である。また、そのような装置
の取り扱いは複雑でやっかいである。さらに、そのよう
なアプリケータペンは、１回だけ使用される使い捨て品
として用いるのは適当でなく、長期間保管されるべきで
ある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、流体媒質を物品の表面上に塗布する装置、特に接着
接合用の感湿性プライマーを塗布する装置で、周知のア
プリケータペンにみられる前記不都合を有しないものを
提供することである。
は、流体媒質を物品の表面上に塗布する装置、特に接着
接合用の感湿性プライマーを塗布する装置で、周知のア
プリケータペンにみられる前記不都合を有しないものを
提供することである。
【０００７】本発明の他の目的は、流体媒質を物品の表
面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマ
ーを塗布する装置で、長期間の保管が可能で、しかも非
常に短時間の簡単なハンドリング操作で作動状態にする
ことが可能な装置を提供することである。
面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマ
ーを塗布する装置で、長期間の保管が可能で、しかも非
常に短時間の簡単なハンドリング操作で作動状態にする
ことが可能な装置を提供することである。
【０００８】本発明のさらに他の目的は、流体媒質を物
品の表面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プ
ライマーを塗布する装置で、一つの単純な動作で開ける
ことができ、しかもこの開封と同時に流体塗布アセンブ
リがいつでも使用できる状態になる密封された容器を有
する装置を提供することである。
品の表面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プ
ライマーを塗布する装置で、一つの単純な動作で開ける
ことができ、しかもこの開封と同時に流体塗布アセンブ
リがいつでも使用できる状態になる密封された容器を有
する装置を提供することである。
【０００９】本発明のさらに他の目的は、流体媒質を物
品の表面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プ
ライマーを塗布する装置で、デザインが単純でかつ製造
が安価な、したがって使用後に処分することができる装
置を提供することである。
品の表面上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プ
ライマーを塗布する装置で、デザインが単純でかつ製造
が安価な、したがって使用後に処分することができる装
置を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、流体媒質を物品の表面上に塗布する装
置、特に接着接合用の感湿性プライマーを塗布する装置
で、前記流体媒質を入れる防湿気密性の容器を有し、当
該容器が中心縦軸を有しかつ塗布手段を備えているもの
において、前記容器は、出口穴と、前記容器の前記出口
穴を密封して気密防湿にする密封ダイヤフラムとを有
し、前記塗布手段は、前記容器の前記出口穴において前
記容器に取り付けられ、前記容器に関して不動で側部が
スリーブ部材により覆われている流体塗布部材を有し、
前記スリーブ部材は、前記容器の前記中心縦軸の方向に
移動させることができ、そのため、前記スリーブ部材の
非意図的な軸方向の移動を防止するために固定部材が設
けられており、さらに前記スリーブ部材は、これと共に
移動し前記密封ダイヤフラムを破壊するカッティング部
材を有し、前記流体塗布部材は前記スリーブ部材の内部
から露出し、前記密封ダイヤフラムは、前記固定部材を
取り外しまたは破壊して前記スリーブ部材を前記中心縦
軸に沿って前記容器のほうに移動させると同時に破壊さ
れることを特徴とする。
めの本発明は、流体媒質を物品の表面上に塗布する装
置、特に接着接合用の感湿性プライマーを塗布する装置
で、前記流体媒質を入れる防湿気密性の容器を有し、当
該容器が中心縦軸を有しかつ塗布手段を備えているもの
において、前記容器は、出口穴と、前記容器の前記出口
穴を密封して気密防湿にする密封ダイヤフラムとを有
し、前記塗布手段は、前記容器の前記出口穴において前
記容器に取り付けられ、前記容器に関して不動で側部が
スリーブ部材により覆われている流体塗布部材を有し、
前記スリーブ部材は、前記容器の前記中心縦軸の方向に
移動させることができ、そのため、前記スリーブ部材の
非意図的な軸方向の移動を防止するために固定部材が設
けられており、さらに前記スリーブ部材は、これと共に
移動し前記密封ダイヤフラムを破壊するカッティング部
材を有し、前記流体塗布部材は前記スリーブ部材の内部
から露出し、前記密封ダイヤフラムは、前記固定部材を
取り外しまたは破壊して前記スリーブ部材を前記中心縦
軸に沿って前記容器のほうに移動させると同時に破壊さ
れることを特徴とする。
【００１１】
【作用】このように本発明では、流体媒質を物品の表面
上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマー
を塗布する装置が設けられている。この装置は、前記流
体媒質を入れる防湿気密性の容器を有する。この容器
は、中心縦軸を有し、かつ塗布アセンブリを備えてい
る。さらに、前記容器は、出口穴と、前記容器の前記出
口穴を密封して気密防湿にする密封ダイヤフラムとを有
する。
上に塗布する装置、特に接着接合用の感湿性プライマー
を塗布する装置が設けられている。この装置は、前記流
体媒質を入れる防湿気密性の容器を有する。この容器
は、中心縦軸を有し、かつ塗布アセンブリを備えてい
る。さらに、前記容器は、出口穴と、前記容器の前記出
口穴を密封して気密防湿にする密封ダイヤフラムとを有
する。
【００１２】前記塗布アセンブリは、前記容器の前記出
口穴において前記容器に取り付けられており、また、前
記容器に関して不動で側部がスリーブ部材により覆われ
ている流体塗布部材を有する。前記スリーブ部材は、前
記容器の前記中心縦軸の方向に移動させることができ、
そのため、前記スリーブ部材の非意図的な軸方向の移動
を防止するために固定部材が設けられている。
口穴において前記容器に取り付けられており、また、前
記容器に関して不動で側部がスリーブ部材により覆われ
ている流体塗布部材を有する。前記スリーブ部材は、前
記容器の前記中心縦軸の方向に移動させることができ、
そのため、前記スリーブ部材の非意図的な軸方向の移動
を防止するために固定部材が設けられている。
【００１３】さらに、前記スリーブ部材は、これと共に
移動し前記密封ダイヤフラムを破壊するカッティング部
材を有する。これにより、前記流体塗布部材は前記スリ
ーブ部材の内部から露出し、前記密封ダイヤフラムは、
前記固定部材を取り外しまたは破壊して前記スリーブ部
材を前記中心縦軸に沿って前記容器のほうに移動させる
と同時に破壊される。
移動し前記密封ダイヤフラムを破壊するカッティング部
材を有する。これにより、前記流体塗布部材は前記スリ
ーブ部材の内部から露出し、前記密封ダイヤフラムは、
前記固定部材を取り外しまたは破壊して前記スリーブ部
材を前記中心縦軸に沿って前記容器のほうに移動させる
と同時に破壊される。
【００１４】したがって、本発明の流体塗布装置は、大
気中の湿気に敏感な液体媒質を長期間貯蔵するのに適し
た貯蔵容器を有している。その貯蔵容器は、例えばアル
ミニウムのような金属、または、例えばアルミニウムの
ような金属材料で気相めっきされたプラスチック材料で
作ることができる。物品上に塗布される流体媒質の量は
きわめて少量であるため、これに応じて流体塗布装置の
貯蔵容器を小型でハンディーなものにすることができ
る。塗布アセンブリは容器の出口穴の付近において容器
に作用的に結合されているため、流体塗布装置はコンパ
クトな一体型ユニットである。本発明の流体塗布装置に
よれば、複雑な準備、特にびん詰をすることなく、一つ
の簡単な操作でもって装置の中身を物品の上に塗布する
ことができる。
気中の湿気に敏感な液体媒質を長期間貯蔵するのに適し
た貯蔵容器を有している。その貯蔵容器は、例えばアル
ミニウムのような金属、または、例えばアルミニウムの
ような金属材料で気相めっきされたプラスチック材料で
作ることができる。物品上に塗布される流体媒質の量は
きわめて少量であるため、これに応じて流体塗布装置の
貯蔵容器を小型でハンディーなものにすることができ
る。塗布アセンブリは容器の出口穴の付近において容器
に作用的に結合されているため、流体塗布装置はコンパ
クトな一体型ユニットである。本発明の流体塗布装置に
よれば、複雑な準備、特にびん詰をすることなく、一つ
の簡単な操作でもって装置の中身を物品の上に塗布する
ことができる。
【００１５】本発明の流体塗布装置の好ましい一実施例
は、貯蔵容器が非意図的に開くのに備えて容器をロッキ
ングすることに関する。本実施例では、前記装置の前記
塗布手段は、前記出口穴が設けられているほうの前記容
器の端部において前記容器にねじ込まれたキャップを有
する。このキャップは円筒形中空突起を有し、前記スリ
ーブ部材がこの突起の上に軸方向に移動自在に載っかっ
ている。さらに、固定カラーが、前記突起の上に前記固
定部材として設けられて前記スリーブ部材と前記キャッ
プとの間に位置している。
は、貯蔵容器が非意図的に開くのに備えて容器をロッキ
ングすることに関する。本実施例では、前記装置の前記
塗布手段は、前記出口穴が設けられているほうの前記容
器の端部において前記容器にねじ込まれたキャップを有
する。このキャップは円筒形中空突起を有し、前記スリ
ーブ部材がこの突起の上に軸方向に移動自在に載っかっ
ている。さらに、固定カラーが、前記突起の上に前記固
定部材として設けられて前記スリーブ部材と前記キャッ
プとの間に位置している。
【００１６】好ましい一実施例では、前記カッティング
部材は、フランジ部材によって前記スリーブ部材に取り
付けられており、そのため前記カッティング部材は、前
記容器に面する側に鋭利な自由縁を有する中空円筒部材
によって構成されている。それは、前記スリーブ部材と
同軸的に配置され、また、前記キャップに設けられた前
記突起の延長部に沿って可動である。
部材は、フランジ部材によって前記スリーブ部材に取り
付けられており、そのため前記カッティング部材は、前
記容器に面する側に鋭利な自由縁を有する中空円筒部材
によって構成されている。それは、前記スリーブ部材と
同軸的に配置され、また、前記キャップに設けられた前
記突起の延長部に沿って可動である。
【００１７】流体塗布装置の実際的なデザインは次のよ
うなものである。前記流体塗布部材は、側方にラグを有
する環状ワッシャーによって前記スリーブ部材の中に支
持されている。そして前記環状ワッシャーは、前記流体
塗布部材から離れて伸長するとともにその自由端が前記
キャップの前記円筒形中空突起の前壁に載っかっている
複数の支持部材を有する。
うなものである。前記流体塗布部材は、側方にラグを有
する環状ワッシャーによって前記スリーブ部材の中に支
持されている。そして前記環状ワッシャーは、前記流体
塗布部材から離れて伸長するとともにその自由端が前記
キャップの前記円筒形中空突起の前壁に載っかっている
複数の支持部材を有する。
【００１８】特に、前記固定部材は、離脱可能の止め部
材として機能する環状カラーで構成することができる。
前記環状カラーは、前記スリーブ部材を前記キャップの
ほうにねじ込むと同時に破壊されるよう、前記スリーブ
部材の一端と前記キャップの肩面との間に位置させるこ
とができる。
材として機能する環状カラーで構成することができる。
前記環状カラーは、前記スリーブ部材を前記キャップの
ほうにねじ込むと同時に破壊されるよう、前記スリーブ
部材の一端と前記キャップの肩面との間に位置させるこ
とができる。
【００１９】最後に、他の実施例によれば、前記スリー
ブ部材を、前記容器に直接ねじ込むとともに、その不作
動位置において、ひと続きのねじ階段で構成された前記
容器の肩に載っかっている固定カラーによってブロック
することができる。
ブ部材を、前記容器に直接ねじ込むとともに、その不作
動位置において、ひと続きのねじ階段で構成された前記
容器の肩に載っかっている固定カラーによってブロック
することができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１(a) は本発明による装置の第１実施例の縦
断面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあると
きの図であり、図１(b) は図１(a) の実施例の出口端の
部分縦断面図であり、装置が作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。図１(c) は塗布アセンブリの正面図
であり、図１(d) は図１(a) のＡ−Ａ線に沿う断面図で
ある。
明する。図１(a) は本発明による装置の第１実施例の縦
断面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあると
きの図であり、図１(b) は図１(a) の実施例の出口端の
部分縦断面図であり、装置が作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。図１(c) は塗布アセンブリの正面図
であり、図１(d) は図１(a) のＡ−Ａ線に沿う断面図で
ある。
【００２１】図２(a) は本発明の装置の第２実施例の部
分縦断面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあ
るときの図であり、図２(b) は図２(a) の実施例の対応
図であり、装置が作動位置（作動状態）にあるときの図
である。
分縦断面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあ
るときの図であり、図２(b) は図２(a) の実施例の対応
図であり、装置が作動位置（作動状態）にあるときの図
である。
【００２２】図３(a) (b) 、図４(a) (b) および図５
(a) (b) は本発明による装置の３つの他の実施例の部分
縦断面図であり、装置がそれぞれ不作動位置（貯蔵状
態）および作動位置（作動状態）にあるときの図であ
る。図６は本発明による装置の作動モードの一例を示す
図である。
(a) (b) は本発明による装置の３つの他の実施例の部分
縦断面図であり、装置がそれぞれ不作動位置（貯蔵状
態）および作動位置（作動状態）にあるときの図であ
る。図６は本発明による装置の作動モードの一例を示す
図である。
【００２３】図１(a) 〜(d) に示す装置は、例えば、接
着接合と関係して用いられる流体プライマーを物品の表
面に塗布するために使用される。この装置は、例えばア
ルミニウムやこれに類似の気密防湿性の材料でできた円
筒形の貯蔵容器１を備えている。この容器１は、これの
裏側の開放端を密封する蓋２を有する。容器１はあらか
じめその開放端を通じて液体でいっぱいにしておく。蓋
２は、例えばフランジングやカッピングといった周知の
方法で容器１に取り付けられる。
着接合と関係して用いられる流体プライマーを物品の表
面に塗布するために使用される。この装置は、例えばア
ルミニウムやこれに類似の気密防湿性の材料でできた円
筒形の貯蔵容器１を備えている。この容器１は、これの
裏側の開放端を密封する蓋２を有する。容器１はあらか
じめその開放端を通じて液体でいっぱいにしておく。蓋
２は、例えばフランジングやカッピングといった周知の
方法で容器１に取り付けられる。
【００２４】容器１の他端は、正面に前容器壁３を備え
た出口端である。前容器壁３の中心部には出口穴４が開
設されており、この出口穴４は、図１(a) に示すように
装置が不作動状態（貯蔵状態）にある限り、密封ダイヤ
フラム５によって密封されている。出口穴４を囲ってい
る密封ダイヤフラム５と容器壁３とは一体であって、ダ
イヤフラム５は例えば材料圧縮によって作られる。容器
１の円筒壁にはその出口端の近傍に雄ねじ６が切られて
おり、一方で本装置は、対応する雌ねじを持つキャップ
７を備えている。このキャップ７は容器１にねじ込まれ
ており、また、これには流体塗布アセンブリが提供され
ている。
た出口端である。前容器壁３の中心部には出口穴４が開
設されており、この出口穴４は、図１(a) に示すように
装置が不作動状態（貯蔵状態）にある限り、密封ダイヤ
フラム５によって密封されている。出口穴４を囲ってい
る密封ダイヤフラム５と容器壁３とは一体であって、ダ
イヤフラム５は例えば材料圧縮によって作られる。容器
１の円筒壁にはその出口端の近傍に雄ねじ６が切られて
おり、一方で本装置は、対応する雌ねじを持つキャップ
７を備えている。このキャップ７は容器１にねじ込まれ
ており、また、これには流体塗布アセンブリが提供され
ている。
【００２５】流体塗布アセンブリは、カッティング部材
８と、このカッティング部材８を作動させるスリーブ部
材９と、流体塗布部材１１を支持する中間部材１０とで
構成されている。流体塗布部材１１は容器１の中身を物
品の表面に塗布するのに用いられ、例えばフェルトのよ
うな吸収材料からなる。これは本質的に栓またはこれに
似た形状をしている。
８と、このカッティング部材８を作動させるスリーブ部
材９と、流体塗布部材１１を支持する中間部材１０とで
構成されている。流体塗布部材１１は容器１の中身を物
品の表面に塗布するのに用いられ、例えばフェルトのよ
うな吸収材料からなる。これは本質的に栓またはこれに
似た形状をしている。
【００２６】キャップ７には雄ねじが切られた円筒形の
中空突起１２があり、スリーブ部材９に対応する雌ねじ
が切られている。したがって、スリーブ部材９を円筒形
中空突起１２の回りに回転させることによってスリーブ
部材９を軸方向に動かすことができる。カッティング部
材８は、スリーブ部材９に同軸的に配置されキャップ７
の円筒形中空突起１２の円筒穴の中を軸方向に可動の円
筒形中空体として構成されている。カッティング部材８
の容器１に面する端部には、密封ダイヤフラム５を切断
して開封するための鋭利な自由縁１３が設けられてい
る。
中空突起１２があり、スリーブ部材９に対応する雌ねじ
が切られている。したがって、スリーブ部材９を円筒形
中空突起１２の回りに回転させることによってスリーブ
部材９を軸方向に動かすことができる。カッティング部
材８は、スリーブ部材９に同軸的に配置されキャップ７
の円筒形中空突起１２の円筒穴の中を軸方向に可動の円
筒形中空体として構成されている。カッティング部材８
の容器１に面する端部には、密封ダイヤフラム５を切断
して開封するための鋭利な自由縁１３が設けられてい
る。
【００２７】カッティング部材８の円筒中空室１４は容
器１の出口穴４と流体塗布部材１１を結びつけて容器１
内の流体の通路を形成している。スリーブ部材９はこれ
より小さい直径を持つカッティング部材８と、フランジ
１５により結合されている。好ましくは、カッティング
部材８、スリーブ部材９およびフランジ１５は例えば適
当なプラスチック材料または金属の一体物で作られてい
る。
器１の出口穴４と流体塗布部材１１を結びつけて容器１
内の流体の通路を形成している。スリーブ部材９はこれ
より小さい直径を持つカッティング部材８と、フランジ
１５により結合されている。好ましくは、カッティング
部材８、スリーブ部材９およびフランジ１５は例えば適
当なプラスチック材料または金属の一体物で作られてい
る。
【００２８】流体塗布部材は、側面はスリーブ部材９に
よって覆われ、正面はスリーブ部材９の自由前縁に取り
付けられた保護シール１６によってふたがされている。
装置を作動させる前に保護シール１６は除去される。
よって覆われ、正面はスリーブ部材９の自由前縁に取り
付けられた保護シール１６によってふたがされている。
装置を作動させる前に保護シール１６は除去される。
【００２９】中間部材１０は流体塗布部材１１を支持す
る環状ワッシャー１７を有し、スリーブ部材９の内壁に
沿って軸方向に移動自在に案内される。環状ワッシャー
１７には、流体塗布部材１１から離れる方向に伸長し円
筒形中空突起１２の前面に支えられている複数の支持部
材１８が設けられている。また、中間部材１０は、環状
ワッシャー１７から伸長し、流体塗布部材１１の一側部
に沿って環状ワッシャー１７から流体塗布部材１１の作
動端にまで伸びているラグ１９を有している。このラグ
１９は、容器１に入っている流体が塗布される物品の縁
部に沿って流体塗布装置を案内する案内部材として機能
する。
る環状ワッシャー１７を有し、スリーブ部材９の内壁に
沿って軸方向に移動自在に案内される。環状ワッシャー
１７には、流体塗布部材１１から離れる方向に伸長し円
筒形中空突起１２の前面に支えられている複数の支持部
材１８が設けられている。また、中間部材１０は、環状
ワッシャー１７から伸長し、流体塗布部材１１の一側部
に沿って環状ワッシャー１７から流体塗布部材１１の作
動端にまで伸びているラグ１９を有している。このラグ
１９は、容器１に入っている流体が塗布される物品の縁
部に沿って流体塗布装置を案内する案内部材として機能
する。
【００３０】不作動位置において、すなわち、図１(a)
に示すように装置が貯蔵状態にあるとき、カッティング
部材８は取り外し可能または破壊可能な固定部材によっ
て非意図的に作動しないように防止されている。固定カ
ラー２０は、スリーブ部材９が、したがってまたこれに
作動的に結合されているカッティング部材８が非意図的
に軸方向に移動するのを防止する固定部材として働く。
固定部材は、キャップ７の肩２１とこれに対向するスリ
ーブ部材９の一端との間に位置している固定カラー２０
によって構成されている。固定カラー２０は周知の仕様
で設計されており、例えば、スリーブ部材が意図的に内
側に向かってつまり容器１のほうに向かってねじ込まれ
たときに破壊されるように設計されている。この場合、
その後、破壊された固定カラー２０は容易に除去でき
る。
に示すように装置が貯蔵状態にあるとき、カッティング
部材８は取り外し可能または破壊可能な固定部材によっ
て非意図的に作動しないように防止されている。固定カ
ラー２０は、スリーブ部材９が、したがってまたこれに
作動的に結合されているカッティング部材８が非意図的
に軸方向に移動するのを防止する固定部材として働く。
固定部材は、キャップ７の肩２１とこれに対向するスリ
ーブ部材９の一端との間に位置している固定カラー２０
によって構成されている。固定カラー２０は周知の仕様
で設計されており、例えば、スリーブ部材が意図的に内
側に向かってつまり容器１のほうに向かってねじ込まれ
たときに破壊されるように設計されている。この場合、
その後、破壊された固定カラー２０は容易に除去でき
る。
【００３１】流体塗布装置を図１(a) に示す不作動位置
から図１(b) に示す作動位置にもってくるためには、ま
ず保護シール１６を取り去る。このとき、仕様によって
は、固定カラー２０も同時に取り去る。次に、スリーブ
部材９を、これがキャップ７の肩２１に当接するまで、
内側に向かってつまり容器１のほうに向かってねじ込
む。これにより、スリーブ部材９は容器１のほうに移動
し、それとともにカッティング部材８が密封ダイヤフラ
ム５に押し込まれる。カッティング部材８の鋭い自由縁
１３は密封ダイヤフラム５を貫通しそれを切断する。切
断された密封ダイヤフラム５は、図１(b) に示すよう
に、容器１の内部に入る。装置を使用前に短時間直立さ
せると、つまり装置の蓋２が下にくるようにすると、切
断された密封ダイヤフラム５は出口穴４の付近から取り
除かれる。
から図１(b) に示す作動位置にもってくるためには、ま
ず保護シール１６を取り去る。このとき、仕様によって
は、固定カラー２０も同時に取り去る。次に、スリーブ
部材９を、これがキャップ７の肩２１に当接するまで、
内側に向かってつまり容器１のほうに向かってねじ込
む。これにより、スリーブ部材９は容器１のほうに移動
し、それとともにカッティング部材８が密封ダイヤフラ
ム５に押し込まれる。カッティング部材８の鋭い自由縁
１３は密封ダイヤフラム５を貫通しそれを切断する。切
断された密封ダイヤフラム５は、図１(b) に示すよう
に、容器１の内部に入る。装置を使用前に短時間直立さ
せると、つまり装置の蓋２が下にくるようにすると、切
断された密封ダイヤフラム５は出口穴４の付近から取り
除かれる。
【００３２】スリーブ部材９が軸方向に移動している
間、流体塗布部材１１は中間部材１０によって固定され
て軸方向に動かないので、その結果、後退するスリーブ
部材９の自由前端から流体塗布部材１１の前部が露出
し、そのため、この露出した部分を用いて容器１に入っ
ている液体を物品に塗布することができる。さらに、案
内ラグ１９もまたスリーブ部材９から現れるので、欲す
れば、図６との関係で後述するように、それを容器１内
の液体を塗布する間案内部材として使用することができ
る。
間、流体塗布部材１１は中間部材１０によって固定され
て軸方向に動かないので、その結果、後退するスリーブ
部材９の自由前端から流体塗布部材１１の前部が露出
し、そのため、この露出した部分を用いて容器１に入っ
ている液体を物品に塗布することができる。さらに、案
内ラグ１９もまたスリーブ部材９から現れるので、欲す
れば、図６との関係で後述するように、それを容器１内
の液体を塗布する間案内部材として使用することができ
る。
【００３３】流体塗布部材１１に向かう液体の流量を調
節しうるようにするため、容器１は図１(a) に一点鎖線
２２で示すように絞れるようにしておくとよい。容器１
のこのような性質は、容器１が軽合金、例えばアルミニ
ウムでできている場合には、例えば容器１の円筒側壁を
少しばかり焼きなますことによって実現される。
節しうるようにするため、容器１は図１(a) に一点鎖線
２２で示すように絞れるようにしておくとよい。容器１
のこのような性質は、容器１が軽合金、例えばアルミニ
ウムでできている場合には、例えば容器１の円筒側壁を
少しばかり焼きなますことによって実現される。
【００３４】図１(a) および(b) に示す装置は、容器１
にねじ込まれかつ流体塗布アセンブリ用の中間支持部材
として機能するキャップ７を有しているため、上述した
実施例は特に自動化ハンドリングに好適である。また、
容器１や流体塗布アセンブリの直径に関する限りある程
度の自由があるため、その結果として、ある場合に流体
塗布アセンブリをできるだけ小さくすべき必要性があっ
たとしても、比較的大きな直径、したがって良好な安定
性を持つ容器１を使用することができる。しかし、他の
実施例の説明との関係において後述するように、独立の
キャップ７の使用をやめることも可能である。独立のキ
ャップ７を使用しない場合、装置の費用はもっと安くな
るであろう。
にねじ込まれかつ流体塗布アセンブリ用の中間支持部材
として機能するキャップ７を有しているため、上述した
実施例は特に自動化ハンドリングに好適である。また、
容器１や流体塗布アセンブリの直径に関する限りある程
度の自由があるため、その結果として、ある場合に流体
塗布アセンブリをできるだけ小さくすべき必要性があっ
たとしても、比較的大きな直径、したがって良好な安定
性を持つ容器１を使用することができる。しかし、他の
実施例の説明との関係において後述するように、独立の
キャップ７の使用をやめることも可能である。独立のキ
ャップ７を使用しない場合、装置の費用はもっと安くな
るであろう。
【００３５】図２(a) と(b) には、図１(a) と(b) に示
すのといくぶん異なる流体塗布装置の一実施例を示して
いる。本質的な違いは、カッティング部材８を作動させ
るためのスリーブ部材３０が、ねじによらずにキャップ
３１（図１(a) (b) では７）に作動的に結合されてお
り、キャップ３１の円筒形中空突起３２の外面に沿って
軸方向に変位自在に案内される点である。カッティング
部材８によって密封ダイヤフラムを切断して容器１を開
けるために、スリーブ部材３０は、図１(a) (b)の実施
例の場合のように回転させることなく、容器１に向かっ
て軸方向に直線的に移動させる。
すのといくぶん異なる流体塗布装置の一実施例を示して
いる。本質的な違いは、カッティング部材８を作動させ
るためのスリーブ部材３０が、ねじによらずにキャップ
３１（図１(a) (b) では７）に作動的に結合されてお
り、キャップ３１の円筒形中空突起３２の外面に沿って
軸方向に変位自在に案内される点である。カッティング
部材８によって密封ダイヤフラムを切断して容器１を開
けるために、スリーブ部材３０は、図１(a) (b)の実施
例の場合のように回転させることなく、容器１に向かっ
て軸方向に直線的に移動させる。
【００３６】円筒形中空突起３２の外部円筒表面には二
つの環状溝３３と３４が形成されており、これらは一つ
の環状留め部材３５と共働するスナップイン場所として
機能する。また、図示しないが、複数のセグメント形状
の留め部材を設けてもよい。したがって、スリーブ部材
３０は、この壁の弾性変形によって留め部材３５を一方
の環状溝３５からもう一方の環状溝３４に移動させうる
のに十分な弾力性を持つように作られている。
つの環状溝３３と３４が形成されており、これらは一つ
の環状留め部材３５と共働するスナップイン場所として
機能する。また、図示しないが、複数のセグメント形状
の留め部材を設けてもよい。したがって、スリーブ部材
３０は、この壁の弾性変形によって留め部材３５を一方
の環状溝３５からもう一方の環状溝３４に移動させうる
のに十分な弾力性を持つように作られている。
【００３７】図１(a) (b) の実施例の固定カラー２０に
類似する固定カラー３６によって、図２(a) に示すよう
にスリーブ部材３０を不作動位置（貯蔵状態）に保持す
るようになっている。固定カラー３６を壊して除去する
ために、まず、スリーブ部材３０を、これが軸方向に移
動しないようにして回転させる。すると、固定カラー３
６は容易に取り外せる。図２(a) (b) に示す実施例のそ
の他の部分ないし要素は図１(a) (b) に示す実施例の対
応する部分と同一であるので、その説明は省略する。
類似する固定カラー３６によって、図２(a) に示すよう
にスリーブ部材３０を不作動位置（貯蔵状態）に保持す
るようになっている。固定カラー３６を壊して除去する
ために、まず、スリーブ部材３０を、これが軸方向に移
動しないようにして回転させる。すると、固定カラー３
６は容易に取り外せる。図２(a) (b) に示す実施例のそ
の他の部分ないし要素は図１(a) (b) に示す実施例の対
応する部分と同一であるので、その説明は省略する。
【００３８】本発明によるさらに他の実施例で図３(a)
(b) 、図４(a) (b) および図５(a)(b) に示されている
ものは、特に、容器１にねじ込まれかつ流体塗布アセン
ブリ用の中間支持部材として機能するキャップ（例えば
図１(a) 中の７）を備えていない点で、前述した二つの
実施例と異なっている。
(b) 、図４(a) (b) および図５(a)(b) に示されている
ものは、特に、容器１にねじ込まれかつ流体塗布アセン
ブリ用の中間支持部材として機能するキャップ（例えば
図１(a) 中の７）を備えていない点で、前述した二つの
実施例と異なっている。
【００３９】図３(a) (b) によれば、第１と第２実施例
との関係で説明した容器に相当する容器１に直接ねじ込
まれるスリーブ部材４０が設けられている。特に、この
第３実施例は、比較的小さな直径を持つ容器１、例えば
内部の容積が小さい容器に好適である。
との関係で説明した容器に相当する容器１に直接ねじ込
まれるスリーブ部材４０が設けられている。特に、この
第３実施例は、比較的小さな直径を持つ容器１、例えば
内部の容積が小さい容器に好適である。
【００４０】図３(a) に示す装置の貯蔵状態において、
カッティング部材４１を作動させるスリーブ部材４０
は、ねじの最終段により構成された容器の肩４３に載置
されている固定カラー４２によって不作動位置に固定さ
れている。フランジ４４によってスリーブ部材４０に結
合されたカッティング部材４１は、本実施例ではいくぶ
ん他と異なり、キャップ（図１(a) (b) 中の７）や、し
たがってまた円筒形中空突起（図１(a) (b) 中の１２）
が存在しないために比較的短くなっている。そのため、
カッティング部材４１は、前記二つの要素の軸方向長さ
に相当する分だけ短く作ることができる。
カッティング部材４１を作動させるスリーブ部材４０
は、ねじの最終段により構成された容器の肩４３に載置
されている固定カラー４２によって不作動位置に固定さ
れている。フランジ４４によってスリーブ部材４０に結
合されたカッティング部材４１は、本実施例ではいくぶ
ん他と異なり、キャップ（図１(a) (b) 中の７）や、し
たがってまた円筒形中空突起（図１(a) (b) 中の１２）
が存在しないために比較的短くなっている。そのため、
カッティング部材４１は、前記二つの要素の軸方向長さ
に相当する分だけ短く作ることができる。
【００４１】流体塗布部材を支えている中間部材４５
は、大体図１(a) (b) に示すのと似たデザインである
が、支持部材４７が直接に前容器壁３に載っかっている
点で異なっている。その他、スリーブ部材４０およびカ
ッティング部材４１の作動モードならびにこれらによっ
てもたらされる効果は、図１(a) (b) による実施例との
関係で説明したのとほぼ同じである。
は、大体図１(a) (b) に示すのと似たデザインである
が、支持部材４７が直接に前容器壁３に載っかっている
点で異なっている。その他、スリーブ部材４０およびカ
ッティング部材４１の作動モードならびにこれらによっ
てもたらされる効果は、図１(a) (b) による実施例との
関係で説明したのとほぼ同じである。
【００４２】図４(a) (b) と図５(a) (b) によるさらに
他の実施例は、図３(a) (b) に示す実施例と比べて、容
器５０が流体塗布アセンブリを作動的に連結させる外部
雄ねじを有せず容器の出口穴を取り囲むねじ延長部を有
する点で異なっている。したがって、容器の形状をより
自由に選択することができる。つまり、容器はその外壁
にねじが設けられている場合に必要なように円筒形でな
ければならないわけではない。特に、容器は断面が四角
形その他の多角形であってもよい。
他の実施例は、図３(a) (b) に示す実施例と比べて、容
器５０が流体塗布アセンブリを作動的に連結させる外部
雄ねじを有せず容器の出口穴を取り囲むねじ延長部を有
する点で異なっている。したがって、容器の形状をより
自由に選択することができる。つまり、容器はその外壁
にねじが設けられている場合に必要なように円筒形でな
ければならないわけではない。特に、容器は断面が四角
形その他の多角形であってもよい。
【００４３】図４(a) (b) には、本発明によるそのよう
な流体塗布装置の実施例の第１例が示されている。容器
５０は、その出口端に、内側に向かって雌ねじが切られ
た延長部５１を有している。密封ダイヤフラム５２はそ
のねじ延長部５１の内側端に位置している。密封ダイヤ
フラム５２を切断するために軸方向に移動するカッティ
ング部材５３は、本実施例では、ねじ延長部５１の中に
直接ねじ込まれる。カッティング部材５３を作動させる
のに用いられるスリーブ部材５４は、容器５０と直接に
は結合していない。前述した実施例と同様、スリーブ部
材５４はフランジ５８によってカッティング部材５３と
結合されている。流体塗布装置が非作動位置（貯蔵状
態）にある限りスリーブ部材５４を固定してこれの非意
図的な軸方向の移動を防ぐ固定カラー５５が設けられて
いる。固定カラー５５は、容器５０と向かい合うスリー
ブ部材５４の一端面と容器の５０の前壁との間に挿入さ
れている。流体塗布部材５７を支持する中間部材５６
は、前述した各実施例において説明したように設計され
ている。
な流体塗布装置の実施例の第１例が示されている。容器
５０は、その出口端に、内側に向かって雌ねじが切られ
た延長部５１を有している。密封ダイヤフラム５２はそ
のねじ延長部５１の内側端に位置している。密封ダイヤ
フラム５２を切断するために軸方向に移動するカッティ
ング部材５３は、本実施例では、ねじ延長部５１の中に
直接ねじ込まれる。カッティング部材５３を作動させる
のに用いられるスリーブ部材５４は、容器５０と直接に
は結合していない。前述した実施例と同様、スリーブ部
材５４はフランジ５８によってカッティング部材５３と
結合されている。流体塗布装置が非作動位置（貯蔵状
態）にある限りスリーブ部材５４を固定してこれの非意
図的な軸方向の移動を防ぐ固定カラー５５が設けられて
いる。固定カラー５５は、容器５０と向かい合うスリー
ブ部材５４の一端面と容器の５０の前壁との間に挿入さ
れている。流体塗布部材５７を支持する中間部材５６
は、前述した各実施例において説明したように設計され
ている。
【００４４】図５(a) (b) による実施例にあっては、容
器６０は、これの前壁から延長しているねじ延長部６１
を有している。スリーブ部材６２はねじ延長部６１の上
にねじ込まれている。スリーブ部材６２の配置やその他
の要素、例えば密封ダイヤフラム６３、カッティング部
材６４及び中間部材６５の設計は、図１(a) (b) に示し
説明したのと同じである。図５(a) (b) による実施例
は、塗布部材をかなり幅を狭くして設計できる非常にコ
ンパクトな流体塗布装置をもたらす。
器６０は、これの前壁から延長しているねじ延長部６１
を有している。スリーブ部材６２はねじ延長部６１の上
にねじ込まれている。スリーブ部材６２の配置やその他
の要素、例えば密封ダイヤフラム６３、カッティング部
材６４及び中間部材６５の設計は、図１(a) (b) に示し
説明したのと同じである。図５(a) (b) による実施例
は、塗布部材をかなり幅を狭くして設計できる非常にコ
ンパクトな流体塗布装置をもたらす。
【００４５】図６には、本発明による流体塗布装置の頻
繁に使用される作動例が示されている。液体プライマー
の層７１を平らな物品表面７０の縁部に沿って塗布する
場合を考える。層７１の長手方向のトラックは塗布面と
垂直に伸長している。この目的のため、固定カラーをそ
れぞれ破壊して除去した後、スリーブ部材を容器に向か
って軸方向に移動させて流体塗布部材７５を露出させ
る。こうして、装置の使用準備が完了する。さて次に、
案内ラグ７３が物品表面７０の終縁部７４に直接接する
よう装置７２を物品表面７０上に置く。装置７２を引き
続き物品表面７０に押しつけている間、流体塗布部材７
５は案内ラグ７３が物品の終縁部７４と係合するようい
くぶん圧縮されている。そのため、流体塗布装置を物品
の縁部７４に沿って移動させるとき、装置は物品の縁部
７４に沿って正確に案内される。その結果、塗布された
プライマー層７１は正確に定められたトラック幅を持つ
ことになる。その他に、案内ラグ７３は、非使用時に部
分的または完全に取り去りうるように作ることもでき
る。
繁に使用される作動例が示されている。液体プライマー
の層７１を平らな物品表面７０の縁部に沿って塗布する
場合を考える。層７１の長手方向のトラックは塗布面と
垂直に伸長している。この目的のため、固定カラーをそ
れぞれ破壊して除去した後、スリーブ部材を容器に向か
って軸方向に移動させて流体塗布部材７５を露出させ
る。こうして、装置の使用準備が完了する。さて次に、
案内ラグ７３が物品表面７０の終縁部７４に直接接する
よう装置７２を物品表面７０上に置く。装置７２を引き
続き物品表面７０に押しつけている間、流体塗布部材７
５は案内ラグ７３が物品の終縁部７４と係合するようい
くぶん圧縮されている。そのため、流体塗布装置を物品
の縁部７４に沿って移動させるとき、装置は物品の縁部
７４に沿って正確に案内される。その結果、塗布された
プライマー層７１は正確に定められたトラック幅を持つ
ことになる。その他に、案内ラグ７３は、非使用時に部
分的または完全に取り去りうるように作ることもでき
る。
【００４６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、例
えば接着接合用プライマーのような感湿性液体を少量貯
蔵し塗布するのにきわめて適した流体塗布装置を得るこ
とができる。
えば接着接合用プライマーのような感湿性液体を少量貯
蔵し塗布するのにきわめて適した流体塗布装置を得るこ
とができる。
【図１】（ａ）は本発明による装置の第１実施例の縦断
面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあるとき
の図、（ｂ）は同図(a) の実施例の出口端の部分縦断面
図であり、装置が作動位置（作動状態）にあるときの
図、（ｃ）は塗布アセンブリの正面図、（ｄ）は同図
(a) のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあるとき
の図、（ｂ）は同図(a) の実施例の出口端の部分縦断面
図であり、装置が作動位置（作動状態）にあるときの
図、（ｃ）は塗布アセンブリの正面図、（ｄ）は同図
(a) のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図２】（ａ）は本発明の装置の第２実施例の部分縦断
面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあるとき
の図、（ｂ）は同図(a) の実施例の対応図であり、装置
が作動位置（作動状態）にあるときの図である。
面図であり、装置が不作動位置（貯蔵状態）にあるとき
の図、（ｂ）は同図(a) の実施例の対応図であり、装置
が作動位置（作動状態）にあるときの図である。
【図３】本発明による装置のさらに他の実施例の部分縦
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
【図４】本発明による装置のさらに他の実施例の部分縦
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
【図５】本発明による装置のさらに他の実施例の部分縦
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
断面図であり、それぞれ（ａ）および（ｂ）は装置が不
作動位置（貯蔵状態）および作動位置（作動状態）にあ
るときの図である。
【図６】本発明による装置の作動モードの一例を示す図
である。
である。
１、５０、６０…容器 ４…出口穴 ５、５２、６３…密封ダイヤフラム ９、３０、４０、５４、６２…スリーブ部材 １１、４６、５７…流体塗布部材 ２０、３６、４２、５５…固定カラー（固定部材） ８、４１、５３、６４…カッティング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファービアーン ジィシン スイス国、ツェーハー−8820 ヴェーデン スヴィル、シュタウベンヴァイトリ 13 (72)発明者 ローベルト シェーンホルツァー スイス国、ツェーハー−8820 ヴェーデン スヴィル、シュタインヴァイト
Claims (11)
- 【請求項１】流体媒質を物品の表面上に塗布する装置、
特に接着接合用の感湿性プライマーを塗布する装置で、
前記流体媒質を入れる防湿気密性の容器を有し、当該容
器が中心縦軸を有しかつ塗布手段を備えているものにお
いて、前記容器は、出口穴と、前記容器の前記出口穴を
密封して気密防湿にする密封ダイヤフラムとを有し、前
記塗布手段は、前記容器の前記出口穴において前記容器
に取り付けられ、前記容器に関して不動で側部がスリー
ブ部材により覆われている流体塗布部材を有し、前記ス
リーブ部材は、前記容器の前記中心縦軸の方向に移動さ
せることができ、そのため、前記スリーブ部材の非意図
的な軸方向の移動を防止するために固定部材が設けられ
ており、さらに前記スリーブ部材は、これと共に移動し
前記密封ダイヤフラムを破壊するカッティング部材を有
し、前記流体塗布部材は前記スリーブ部材の内部から露
出し、前記密封ダイヤフラムは、前記固定部材を取り外
しまたは破壊して前記スリーブ部材を前記中心縦軸に沿
って前記容器のほうに移動させると同時に破壊されるこ
とを特徴とする流体塗布装置。 - 【請求項２】前記塗布手段は、前記出口穴が設けられて
いるほうの前記容器の端部において前記容器にねじ込ま
れたキャップを有し、当該キャップは円筒形中空突起を
有し、前記スリーブ部材は、前記突起の上に軸方向に移
動自在に載っかっており、そのため、さらに固定カラー
が、前記突起の上に前記固定部材として設けられて前記
スリーブ部材と前記キャップとの間に位置していること
を特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】前記カッティング部材は、フランジ部材に
よって前記スリーブ部材に取り付けられており、そのた
め前記カッティング部材は、前記容器に面する側に鋭利
な自由縁を有し、前記スリーブ部材と同軸的に配置さ
れ、そして前記キャップに設けられた前記突起の延長部
に沿って可動である中空円筒部材によって構成されてい
ることを特徴とする請求項１および２に記載の装置。 - 【請求項４】前記カッティング部材、前記スリーブ部材
および前記フランジ部材は、好ましくは、プラスチック
材料で一体的に作られていることを特徴とする請求項１
ないし３に記載の装置。 - 【請求項５】前記流体塗布部材は、側方にラグを有する
環状ワッシャーによって前記スリーブ部材の中に支持さ
れており、前記環状ワッシャーは、前記流体塗布部材か
ら離れて伸長しかつその自由端が前記キャップの前記円
筒形中空突起の前壁に載っかっている複数の支持部材を
有することを特徴とする請求項２に記載の装置。 - 【請求項６】前記ラグは、前記流体塗布部材の一側面に
沿ってその作動端にまで伸長し、装置の作動中は案内部
材として機能することを特徴とする請求項５に記載の装
置。 - 【請求項７】前記固定部材は離脱可能の止め部材として
機能する環状カラーで構成されており、前記環状カラー
は、前記スリーブ部材を前記キャップのほうにねじ込む
と同時に破壊されるように前記スリーブ部材の一端と前
記キャップの肩面との間に位置していることを特徴とす
る請求項１に記載の装置。 - 【請求項８】前記スリーブ部材は、前記カッティング部
材を作動させるため、前記円筒形中空突起の外表面に沿
って軸方向に移動自在に案内されることを特徴とする請
求項２に記載の装置。 - 【請求項９】前記円筒形中空突起の前記外表面には、前
記スリーブ部材に設けられた環状の留め部材または複数
のセグメント形状の留め部材と共働するスナップイン場
所を構成する環状溝が設けられており、それにより、前
記留め部材または前記複数の留め部材は、前記スリーブ
部材の壁の弾性変形のもと前記溝の一つから他の一つに
変位しうることを特徴とする請求項８に記載の装置。 - 【請求項１０】前記スリーブ部材は、前記容器に直接ね
じ込まれ、その不作動位置において固定カラーによって
ブロックされており、前記固定カラーは、ひと続きのね
じ階段で構成された前記容器の肩に載っかっていること
を特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項１１】前記容器は、その前壁に、前記スリーブ
部材がねじ込まれるねじ延長部を有することを特徴とす
る請求項１に記載の装置。
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