JPH05231770A - 穀粒乾燥機の運転制御方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の運転制御方式

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JPH05231770A
JPH05231770A JP21878591A JP21878591A JPH05231770A JP H05231770 A JPH05231770 A JP H05231770A JP 21878591 A JP21878591 A JP 21878591A JP 21878591 A JP21878591 A JP 21878591A JP H05231770 A JPH05231770 A JP H05231770A
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JP
Japan
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grain
drying
hot air
grains
radiation cooling
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JP21878591A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagai
永井  隆
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生籾と乾燥籾が混じらないようにしようとする
ものである。 【構成】移送先に貯留された穀粒の有無と、この穀粒が
生籾であるか、又は乾燥籾であるかを判定して、これら
の判定によって穀粒移送のための運転操作が行なわれて
も、この操作の入力を受付けない構成として、穀粒移送
ができないような構成とした。 【効果】生籾と乾燥籾とが混じることがなくなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の運転制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒を放冷する放冷装置、及び
穀粒を熱風乾燥する熱風乾燥装置を設けた穀粒乾燥機で
は、該放冷装置で穀粒を放冷して該熱風乾燥装置で熱風
乾燥するシングル設定してシングル乾燥か、又は該放冷
装置と該熱風乾燥装置との両者を循環して熱風乾燥する
ダブル設定してダブル乾燥するかの構成であり、又該放
冷装置及び該熱風乾燥装置内の穀粒の有無の判定及び生
籾か乾燥籾かの判定を行なう判定手段を設け、穀粒の追
加張込及び該放冷装置から該熱風乾燥装置への穀粒の移
動、又は上記とは逆に該熱風装置から該放冷装置への穀
粒の移動等の運転では何らの制限もないために、生籾と
乾燥籾とが混じる可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の熱風乾燥
装置へ生籾が張込されて、シングル設定してシングル乾
燥を開始しようとしたが、生籾が全部張込できないで残
った残穀粒は、例えば、放冷装置内へ張込されて、この
残穀粒は該放冷装置内で静置状態で放冷乾燥されなが
ら、一方では該熱風乾燥装置内へ張込された穀粒は、こ
の熱風乾燥装置内を循環しながら、熱風に晒されて乾燥
され、乾燥が終了した乾燥済穀粒は、該熱風乾燥装置か
ら該放冷装置が空き状態であれば、この放冷装置へ移さ
れ、この放冷装置内で静置状態で放冷される。
【0004】この一連の作業のときに、前段で残穀粒が
該放冷装置内へ張込されて静置放冷中の所へ誤操作によ
って、乾燥済穀粒が該熱風乾燥装置から移送されて供給
されると、残穀粒の生籾とこの乾燥済穀粒とが混合する
ことがあったが、この混合を防止しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、穀粒を放冷
する放冷装置1、及び穀粒を熱風乾燥する熱風乾燥装置
2を設けて該放冷装置1で穀粒を放冷して該熱風乾燥装
置2を循環して熱風乾燥するシングル乾燥、及び該放冷
装置1と該熱風乾燥装置2との両者を循環させて熱風乾
燥するダブル乾燥を行なう穀粒乾燥機において、該放冷
装置1、及び該熱風乾燥装置2内の穀粒の有無の判定と
生籾か乾燥籾かの判定とを行なう判定手段を設け、穀粒
の追加張込、及び該放冷装置1から該熱風乾燥装置2へ
の穀粒を移動、又は前記とは逆に該熱風乾燥装置2から
該放冷装置1への穀粒を移動する移動運転において、生
籾と乾燥籾とが混じる可能性のある作業運転について
は、運転操作が行なわれてもその操作の入力を受付けな
いことを特徴とする運転制御方式の構成とする。
【0006】
【発明の作用】穀粒乾燥機の熱風乾燥装置2へ生籾が張
込されて、シングル設定してシングル乾燥を開始しよう
としたが、生籾が全部張込できないで残った残穀粒は、
例えば、放冷装置1内へ張込されて、この残穀粒は該放
冷装置1内で静置状態で放冷乾燥されながら、一方では
該熱風乾燥装置2内へ張込された穀粒は、この熱風乾燥
装置2内を循環しながら熱風に晒されて乾燥され、乾燥
が終了した乾燥済穀粒は、該熱風乾燥装置2から該放冷
装置1が空き状態であれば、この放冷装置1へ移動され
て供給され、この放冷装置1内で穀粒は静置状態で放冷
される。
【0007】この一連の作業のときに、該放冷装置1及
び該熱風乾燥装置2内の穀粒の有無状態の判定と、生籾
か乾燥籾かの判定とが判定手段によって判定され、この
判定結果により、穀粒の追加張込及び該放冷装置1から
該熱風乾燥装置2への穀粒の移動、又前記と逆に該熱風
乾燥装置2から該放冷装置1への穀粒を移動する移動運
転作業において、生籾と乾燥籾とが混じる可能性のある
移動運転作業については、運転操作が行なわれたときで
も、この運転操作の入力が受付けされずに、このため穀
粒の移動運転作業が行なわれない。
【0008】
【発明の効果】この発明により、放冷装置1及び熱風乾
燥装置2内の穀粒の有無の判定と、生籾か乾燥籾かの判
定との両者が行なわれ、これら判定結果によって生籾と
乾燥籾とが混じる可能性のある穀粒の移動作業運転につ
いては、この運転作業の開始操作が行なわれても、この
操作の入力が受付けされないことにより、穀粒の移動作
業が開始されないことによって、このため生籾と乾燥籾
とが混じることがなくなり、良好な穀粒の乾燥が可能に
なった。
【0009】
【実施例】図例は、上部に穀粒を放冷する放冷装置1を
下部に穀粒を熱風乾燥する熱風乾燥装置2を積重ね状態
に装着した穀粒乾燥機3を複数台配設し、この各乾燥機
3へ穀粒を移送して張込する張込移送装置(図示せ
ず)、又この各乾燥機3から乾燥済穀粒を排出して移送
する排出移送装置(図示せず)を経て籾摺機(図示せ
ず)へ供給されて籾摺され、これら各乾燥機3、張込・
排出移送装置及び籾摺機等を制御する中央制御装置4等
よりなる穀粒処理装置5を示すものである。
【0010】前記乾燥機3の該放冷装置1及び該熱風乾
燥装置2は、前後方向に長い長方形状で機壁6上部の該
放冷装置1は、上部に放冷移送螺旋7を回転自在に内装
した放冷移送樋8及び放冷天井板9を設け、この放冷天
井板9下側には穀粒を貯留する放冷貯留室10を形成し
た構成であり、この放冷貯留室10上部には穀粒の満量
を検出する放冷満量センサ11を設けた構成としてい
る。
【0011】前記放冷貯留室10下側には、この放冷貯
留室10に連通する放冷集穀樋12,12を設け、この
放冷集穀樋12内には回転自在に放冷集穀移送螺旋13
を内装した構成であり、該放冷集穀樋12,12上側に
は菱形状の案内板14,14を設けた構成としている。
前記放冷集穀樋12,12下側には、開閉弁15,15
を開閉自在に設け、この開閉弁15,15は開閉弁モー
タ16,16の正逆回転により開閉する構成であり、1
7,17は該開閉弁15,15の開状態を検出する開閉
弁センサであり、この開閉弁15,15開状態により、
該放冷集穀樋12,12内の穀粒は下側の前記熱風乾燥
装置2内へ落下供給される構成であり、又閉状態によ
り、該放冷集穀移送螺旋13で該放冷集穀樋12,12
内の穀粒を横移送する構成であり、この放冷集穀樋1
2,12内には穀粒の有無を検出する放冷残量センサ1
8,18を設けた構成としている。
【0012】前記放冷集穀樋12,12間の中央部に
は、乾燥移送螺旋19を回転自在に内装した乾燥移送樋
20を設けた構成としている。前記乾燥移送樋20下側
には、前記熱風乾燥装置2の乾燥貯留室21を形成し、
この乾燥貯留室21上部には穀粒の満量を検出する乾燥
満量センサ22を設けた構成であり、この乾燥貯留室2
1下側において、左右両側及び中央部の3条の各排風室
23と左右両側の送風室24,24との間には、穀粒乾
燥室25を4条設けた構成であり、この各乾燥室25下
部には穀粒を繰出し流下させる各繰出バルブ26を回転
自在に軸支し、この各繰出バルブ26は繰出バルブモー
タ27で回転駆動する構成であり、左右両外側の該乾燥
室25内には穀粒の有無を検出する乾燥残量センサ2
8,28を設けた構成としている。
【0013】前記各乾燥室25下側には、乾燥集穀移送
螺旋29を回転自在に内装した乾燥集穀樋30を連通さ
せた構成としている。前記機壁6正面側において、前記
各送風室24,24に連通しうる送風路室31を形成
し、この送風路室31にはバーナ32を内装したバーナ
ケース33を着脱自在に装着すると共に、この機壁6外
側面には、前記乾燥機3を始動及び停止操作する乾燥機
操作装置34を着脱自在に設けた構成としている。
【0014】前記機壁6背面側には、前記各排風室23
と連通しうる排風路室35を形成し、この排風路室35
中央後部側排風胴36には排風機37を設け、又この排
風機37を回転駆動する排風機モータ38′を設けた構
成としている。前記放冷・乾燥移送樋8,20底板の前
後方向中央部には、移送穀粒を前記放冷貯留室10及び
前記乾燥貯留室21へ供給する各供給口を設け、この各
供給口の下側には、放冷・乾燥拡散盤38,39を回転
自在に設けた構成としている。
【0015】昇穀機40は、前記機壁6背面側の外部に
設けられ、内部にはバケットコンベア41付ベルトを張
設してなり、上端部は、投出筒42を設け、この投出筒
42の一方側と前記放冷移送樋8始端部とを連通させ、
他方側は流下筒43を介して前記乾燥移送樋20始端部
とを連通させた構成であり、この投出筒42内には、こ
の投出筒42内を通過する穀粒を検出する籾流れセンサ
44を設け、又投出切換弁45を開閉自在に設け、この
投出切換弁45は投出モータ46の正逆回転により開閉
する構成であり、該投出切換弁45の開状態で該昇穀機
40からの穀粒は、該放冷移送樋8へ供給され、又閉状
態で該乾燥移送樋20へ供給される構成であり、下端部
は、前記乾燥集穀樋30終端部との間に供給樋47を設
けて連通させた構成であり、48は昇穀機モータでこの
昇穀機モータ48で該昇穀機40の各部を回転駆動する
構成であり、49は該投出切換弁45の開状態を検出す
る投出切換弁センサを設けた構成としている。
【0016】前記昇穀機40には、前記バケットコンベ
ア41で上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒
を挾圧粉砕しながら、この粉砕穀粒の水分を検出する水
分センサ50を設け、この水分センサ50の各部は、水
分モータ51で回転駆動する構成とし、生籾か乾燥籾か
を判定しうる判定手段としている。前記乾燥機3での穀
粒乾燥は、シングル乾燥、又はダブル乾燥のいずれか一
方が行なわれる構成であり、シングル乾燥は、前記熱風
乾燥装置2内を穀粒が循環しながら、熱風に晒されて乾
燥される構成であり、又ダブル乾燥は、前記放冷装置1
内から該熱風乾燥装置2内の両者を穀粒が循環しなが
ら、熱風に晒されて乾燥される構成としている。
【0017】前記乾燥機3での穀粒乾燥と穀粒放冷との
両者を同時に行なうときには、前記放冷装置1内で穀粒
は静置状態で放冷され、又前記熱風乾燥装置2内を穀粒
が循環しながら、熱風に晒されて乾燥される構成として
いる。前記乾燥機3での穀粒放冷は、前記放冷装置1内
で穀粒は静置状態での放冷か、又は該放冷装置1内から
前記熱風乾燥装置2内の両者を穀粒が循環しながら、放
冷かのいずれか一方が行なわれる構成としている。
【0018】前記乾燥機操作装置34は、箱形状でこの
箱体の表面板には、前記放冷装置1を張込、通風、移動
及び排出の各作業別に始動操作する各放冷部始動スイッ
チ52、停止操作する停止スイッチ53、前記熱風乾燥
装置2を張込、乾燥、移動及び排出の各作業別に始動操
作する各始動スイッチ54、停止操作する停止スイッチ
55、ブザーの停止及びモニタランプ56の消灯のとき
に操作するブザー停止スイッチ57、タイマの設定時間
を増減するタイマ増スイッチ58、タイマ減スイッチ5
9、其の他に前記水分センサ50で手動測定のときに操
作する手動測定スイッチ、設定温度を呼出のときに操作
する設定温度スイッチ及び予約スイッチ等を設け、シン
グル乾燥か、又はダブル乾燥かを設定するタンク設定抓
み60、穀粒の仕上目標水分を設定する水分設定抓み6
1、前記バーナ32から発生する熱風温度を設定する穀
物種類設定抓み62及び張込量設定抓み63、其の他に
検出水分値を補正する水分補正抓み、該バーナ32から
発生する熱風温度のレベルを変更する熱風温度切換抓
み、穀粒の乾燥速度のレベルを変更する乾燥速度切換抓
み、初期の乾燥時及び二段乾燥を設定する初期乾燥時間
設定抓み、休止時間を設定する休止時間設定抓み、単独
乾燥か、システム乾燥か、又は点検かを設定し、更にシ
ステム乾燥のときは号機を設定するシステム設定抓み6
4等を設け、シングル乾燥か、又はダブル乾燥かを表示
する該モニタランプ56、該放冷装置1及び該熱風乾燥
装置2の各作業別の表示及び異常表示する該モニタラン
プ56を設け、又異常内容をメッセージ表示及び各種表
示をデジタル表示する表示部65を設けた構成としてい
る。
【0019】前記操作装置34内には、該スイッチ5
2,53,54,55,57,58,59、其の他の該
各スイッチ、該設定抓み60,61,62,63、其の
他の該各設定抓みの操作と前記籾流れセンサ44の検出
とが入力されるAデジタル入力回路66、該設定抓み6
4の操作と前記開閉弁センサ17及び前記投出切換弁セ
ンサ49の検出とが入力されるBデジタル入力回路6
7、前記放冷・乾燥満量センサ11,22及び前記放冷
・乾燥残量センサ18,28の検出が入力されるCデジ
タル入力回路68、前記水分センサ50及び熱風温セン
サが検出する検出値をA−D変換するA−D変換器6
9、このA−D変換器69で変換された変換値が入力さ
れるアナログ入力回路70、運転情報の入力及び前記各
乾燥機3へ情報出力する通信I−0回路71、これら入
力回路66,67,68,70及び通信I−O回路71
から入力される各種入力値を算術論理演算及び比較演算
等を行なうCPU72、このCPU72にはメモリ73
を有する構成であり、このCPU72から指令される各
種指令を受けて出力するA・B出力回路74,75、表
示回路76及び通信ライン切換回路77′等よりなる制
御装置77及び警報を発するブザー78を内蔵する構成
としている。尚該設定抓み60,61,62,63,6
4、其の他の該各設定抓みはロータリースイッチ方式と
し、操作位置によって所定の数値及び種類等が設定され
る構成としている。
【0020】前記制御装置77による穀粒の乾燥制御及
び移動制御は、下記の如く行なわれる構成である。穀粒
の移動制御及び表示制御の一例は、即ち、前記熱風乾燥
装置2内の穀粒の移動作業を開始のときに操作する前記
操作装置34の移動用の前記始動スイッチ54がONさ
れ(ステップ101)、前記放冷装置1内の穀粒の有無
を前記放冷残量センサ18が検出して記憶した前記メモ
リ73より読み出しされ(ステップ102)、該放冷装
置1内に穀粒がないと検出されると(ステップ10
3)、該熱風乾燥装置2内の穀粒は該放冷装置1内へ移
動運転処理される構成としている(ステップ104)。
(ステップ103)で上記とは逆に該放冷装置1内に穀
粒が有ると検出されると(ステップ103)、前記水分
センサ50が検出する穀粒水分より、乾燥籾か、又は生
籾であるかが判定され、乾燥籾であると判定されると
(ステップ105)、該放冷装置1内に穀粒有りで、乾
燥籾であると、前記表示部65へ所定時間メッセージ表
示され(ステップ106)、該熱風乾燥装置2内の穀粒
の移動作業を開始のときに操作する該操作装置34の移
動用の該始動スイッチ54がONされ(ステップ10
7)、(ステップ104)と同じように該熱風乾燥装置
2内の穀粒は該放冷装置1内へ移動運転処理される構成
としている。(ステップ107)で上記とは逆に移動用
の該始動スイッチ54がONされないと(ステップ10
7)、(ステップ101)へと帰る構成としている。又
(ステップ105)で上記ときは逆に生籾であると検出
されると(ステップ105)、該放冷装置1内には穀粒
有りで生籾であると、該表示部65へ所定時間メッセー
ジ表示され(ステップ108)、運転制限内容を該表示
部65へ所定時間メッセージ表示され(ステップ10
9)、(ステップ101)へと帰る構成としている。
【0021】前記熱風乾燥装置2へ穀粒の張込作業を開
始のときに操作する前記操作装置34の張込用の前記始
動スイッチ54がONされ(ステップ201)、該熱風
乾燥装置2へ穀粒の張込運転処理され(ステップ20
2)、該熱風乾燥装置2の前記乾燥残量センサ28の検
出が読み込みされ(ステップ203)、該乾燥残量セン
サ28がONされ(ステップ204)、該熱風乾燥装置
2内に穀粒有りと判定され(ステップ205)、前記水
分センサ50が検出する穀粒水分により、乾燥籾か、又
は生籾であるかが検出され、生籾であると判定され(ス
テップ206)、前記メモリ73内の該熱風乾燥装置2
内の穀粒データを籾有りで生籾であると書き換えると同
時に、前記表示部65へメッセージ表示される構成とし
ている(ステップ207)。該熱風乾燥装置2で穀粒の
乾燥作業を開始のときに操作する該操作装置34の乾燥
用の前記始動スイッチ54がONされ(ステップ20
8)、該熱風乾燥装置2で乾燥運転処理され(ステップ
209)、穀粒の乾燥が終了すると(ステップ21
0)、該熱風乾燥装置2内の穀粒は乾燥籾であると判定
され(ステップ211)、該メモリ73内の該熱風乾燥
装置2内の穀粒データを籾有りで乾燥籾であると書き換
えると同時に、該表示部65へメッセージ表示される構
成としている(ステップ212)。該熱風乾燥装置2内
の穀粒の移動作業を開始のときに操作する該操作装置3
4の移動用の前記始動スイッチ54がONされ(ステッ
プ213)、該熱風乾燥装置2内の穀粒の移動運転処理
され(ステップ214)、前記放冷装置1の前記放冷残
量センサ18の検出が読み込みされ(ステップ21
5)、該放冷残量センサ18がONされ(ステップ21
6)、該放冷装置1内に穀粒有りと判定され(ステップ
217)、該メモリ73内の該放冷装置1内の穀粒デー
タを籾有りで乾燥籾であると書き換えると同時に、該表
示部65へメッセージ表示する構成であり(ステップ2
18)、該熱風乾燥装置2の該乾燥残量センサ28の検
出が読み込みされ(ステップ219)、該乾燥残量セン
サ28がONされ(ステップ220)、穀粒は該放冷装
置1への移動が終了したと判定され(ステップ22
1)、該熱風乾燥装置2内には穀粒がないと判定され
(ステップ222)、該メモリ73内の該熱風乾燥装置
2内の穀粒データを籾無しと書き換えると同時に、該表
示部65へメッセージ表示する構成としている(ステッ
プ223)。
【0022】併せて、前記制御装置77は次の機能を有
する。即ち、電源がONされ(ステップ301)、前記
操作装置34の前記システム設定抓み64の操作が読込
みされ(ステップ302)、始動させるシステム用の前
記乾燥機3及び其の他の機械が設定され(ステップ30
3)、設定された該乾燥機3の号機と其の他の機械とを
前記表示部65へメッセージ表示され(ステップ30
4)、所定時間経過すると(ステップ305)、この表
示されたメッセージ表示を運転モードの初期表示に変更
する構成としている(ステップ306)。尚(ステップ
303)で設定が上記とは異なり、単独乾燥に該乾燥機
3が設定されると(ステップ307)、この単独機設定
を表示部65へメッセージ表示され(ステップ30
8)、以後は(ステップ305)以下と同じに制御され
る構成としている。又(ステップ307)で設定が上記
とは異なり、点検モードに設定されると、この点検モー
ドを該表示部65へメッセージ表示され(ステップ30
9)、所定時間が経過すると(ステップ310)、メッ
セージ表示を点検モードの初期表示に変更する構成とし
ている(ステップ311)。
【0023】又前記設定抓み62,63の操作で設定さ
れた設定熱風温度と、前記バーナ32から発生する熱風
温度を前記熱風温度センサが検出する検出熱風温度とが
比較され、相違していると設定熱風温度と同じになるよ
うに、該バーナ32へ供給される燃料量が制御される構
成としている。又前記水分設定抓み61を操作して設定
した穀粒の仕上目標水分と同じ穀粒水分を前記水分セン
サ50が検出すると、穀粒の乾燥が終了したとして、前
記制御装置77で自動制御して前記乾燥機3を自動停止
して穀粒の乾燥を停止する構成としている。
【0024】以下、上記実施例の作用について説明す
る。穀粒乾燥機3の熱風乾燥装置2内に収容された穀粒
をシングル乾燥及び該熱風乾燥装置2へ全て張込できな
いで残った残穀粒を放冷装置1へ張込して通風乾燥との
両者を行なうときは、操作装置34の設定抓み60,6
1,62,63,64や其の他の設定抓みを所定位置へ
操作し、該熱風乾燥装置2で熱風乾燥作業を開始する始
動スイッチ54を操作することにより、該乾燥機3の各
部、バーナ32及び水分センサ50が始動される。
【0025】前記バーナ32から発生した熱風は、送風
路室31から送風室24,24、各穀粒乾燥室25を通
過して各排風室23及び排風路室35を経て排風機37
で吸引排出されることにより、該乾燥機3の該熱風乾燥
装置2の乾燥貯留室21内に収容された穀粒は、この乾
燥貯留室21から該穀粒乾燥室25内を流下中にこの熱
風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ26で下部へと繰
出されて流下して、乾燥集穀樋30から供給樋47を経
て昇穀機40内へ該乾燥集穀樋30内の乾燥集穀移送螺
旋29で移送供給され、バケットコンベア41で上部へ
搬送されて該投出筒42から流下筒43を経て乾燥移送
樋20内へ供給され、この乾燥移送樋20から乾燥拡散
盤39上へこの乾燥移送樋20内の乾燥移送螺旋19で
移送供給され、この乾燥拡散盤39で該貯留室21内へ
均等に拡散還元されて循環乾燥され、該水分センサ50
が検出する穀粒水分が前記水分設定抓み61を操作して
設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分を検出すると乾燥
が終了したと検出され、制御装置77で自動制御して該
乾燥機3を自動停止して穀粒の乾燥が停止される。
【0026】この乾燥済穀粒を前記熱風乾燥装置2から
前記放冷装置1へ移動供給して放冷を行なうために、前
記操作装置34の移動作業を開始する始動スイッチ54
を操作しても、該放冷装置1内には穀粒があると放冷残
量センサ18の検出及び前記水分センサ50の検出が生
籾であるとの検出により、この操作の入力が受け付けら
れないため、該熱風乾燥装置2は始動されずに、穀粒の
移動ができないと同時に、表示部65へこの内容がメッ
セージ表示される。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】ブロック図。
【図2】フローチャート。
【図3】フローチャート。
【図4】フローチャート。
【図5】穀粒乾燥機の全体側面図。
【図6】図5のA−A拡大断面図。
【図7】穀粒乾燥機の一部の拡大正面図。
【符号の説明】
1 放冷装置 2 熱風乾燥装置 50 水分センサ(判定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を放冷する放冷装置1、及び穀粒を
    熱風乾燥する熱風乾燥装置2を設けて該放冷装置1で穀
    粒を放冷して該熱風乾燥装置2を循環して熱風乾燥する
    シングル乾燥、及び該放冷装置1と該熱風乾燥装置2と
    の両者を循環させて熱風乾燥するダブル乾燥を行なう穀
    粒乾燥機において、該放冷装置1、及び該熱風乾燥装置
    2内の穀粒の有無の判定と生籾か乾燥籾かの判定とを行
    なう判定手段を設け、穀粒の追加張込、及び該放冷装置
    1から該熱風乾燥装置2への穀粒を移動、又は前記とは
    逆に該熱風乾燥装置2から該放冷装置1への穀粒を移動
    する移動運転において、生籾と乾燥籾とが混じる可能性
    のある作業運転については、運転操作が行なわれてもそ
    の操作の入力を受付けないことを特徴とする運転制御方
    式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104206527A (zh) * 2014-09-22 2014-12-17 上海海洋大学 一种储仓式谷物烘干设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104206527A (zh) * 2014-09-22 2014-12-17 上海海洋大学 一种储仓式谷物烘干设备

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