JPH04332383A - 穀粒乾燥機の開閉弁異常処理方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の開閉弁異常処理方式

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JPH04332383A
JPH04332383A JP10159991A JP10159991A JPH04332383A JP H04332383 A JPH04332383 A JP H04332383A JP 10159991 A JP10159991 A JP 10159991A JP 10159991 A JP10159991 A JP 10159991A JP H04332383 A JPH04332383 A JP H04332383A
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JP
Japan
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drying
grain
grains
cooling
valve
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Pending
Application number
JP10159991A
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English (en)
Inventor
Eiji Nishino
栄治 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の開閉弁
異常処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒乾燥機での乾燥は、上部の
放冷装置の穀粒放冷貯留室内の穀粒が、この放冷貯留室
から放冷集穀樋の開閉弁の開状態で流下して、該乾燥機
の下部の熱風乾燥装置の穀粒貯留室へ落下供給され、こ
の貯留室から穀粒乾燥室へ繰出し流下して該放冷貯留室
へ供給され、該放冷装置と該熱風乾燥装置との両者を循
環が行なわれながら、該乾燥室へ熱風が通過することに
より、この乾燥室内を流下中の穀粒は、この熱風に晒さ
れて乾燥される。このダブル乾燥中に該開閉弁の異常閉
検出や、又この異常閉検出によりこの開閉弁は、開作動
制御は行なわれない異常処理方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機での乾燥は
、上部の放冷装置の穀粒放冷貯留室内へ収容された穀粒
は、この放冷貯留室から放冷集穀樋の開閉弁の開状態で
流下して、該乾燥機の下部の熱風乾燥装置の穀粒貯留室
へ落下供給され、この貯留室から穀粒乾燥室へ繰出し流
下して該放冷貯留室へ供給され、該放冷装置と該熱風乾
燥装置との両者を循環しながら、該乾燥室へ熱風が通過
することにより、この乾燥室内を流下中の穀粒は、この
熱風に晒されて乾燥される。
【0004】この乾燥中に、該開閉弁が自然に閉状態に
なることが発生すると、乾燥中の穀粒は該放冷装置内の
みに貯留されることとなり、穀粒の乾燥ができなくなっ
たり、又乾燥中の穀粒はすべて該放冷装置内へ供給され
ることにより、該放冷装置内が穀粒で満量状態以上にな
ることがあり、これによって該放冷装置部が破損するこ
とが発生していたが、これらを防止しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
上側の穀粒放冷貯留室1から下側の放冷集穀樋2を開閉
する開閉弁3閉状態で穀粒を放冷する放冷装置4と上側
の穀粒貯留室5から下側の穀粒乾燥室6へ穀粒を繰出し
流下する循環して熱風で乾燥する熱風乾燥装置7とを設
けた穀粒乾燥機において、該開閉弁3開状態で該放冷装
置4と該熱風乾燥装置7との両者を循環させて乾燥する
乾燥中に該開閉弁3の異常閉検出にもとづいて該開閉弁
3を開作動に制御することを特徴とする開閉弁異常処理
方式の構成とする。
【0006】又両者を循環するダブル乾燥中に該開閉弁
3の異常閉検出及び穀粒の循環不良検出にもとづいてダ
ブル乾燥を中止して、該熱風乾燥装置7のみを循環して
乾燥するシングル乾燥に切換制御して乾燥することを特
徴とする開閉弁異常処理方式の構成とする。
【0007】
【発明の作用】穀粒乾燥機での乾燥は、放冷装置4の穀
粒放冷貯留室1内へ収容された穀粒は、この放冷貯留室
1から放冷集穀樋2の開閉弁3の開状態で流下して、こ
の乾燥機の熱風乾燥装置7の穀粒貯留室5へ落下供給さ
れ、この貯留室5から穀粒乾燥室6へ繰出し流下して該
放冷貯留室1へ供給され、該放冷装置3と該熱風乾燥装
置7との両者を循環しながら、該乾燥室6へ熱風が通過
することにより、この乾燥室6内を流下中の穀粒は、こ
の熱風に晒されて乾燥される。
【0008】この乾燥中に、該開閉弁3が自然に閉状態
になると、この閉状態になる異常が検出され、この異常
検出によって該開閉弁3は、開状態に自動制御されて穀
粒は乾燥される。又両者を循環して乾燥するダブル乾燥
中に、前記開閉弁3が自然に閉状態になると、この閉状
態になる異常が検出され、又穀粒が前記放冷装置4内を
循環しなくなると、この穀粒循環不良が検出され、これ
らの異常検出によってこのダブル乾燥が中止され、前記
熱風乾燥装置7のみを循環して乾燥するシングル乾燥に
切換制御され、穀粒は前記貯留室5から前記乾燥室6へ
繰出し流下する循環のシングル乾燥によって乾燥される
【0009】
【発明の効果】この発明により、放冷集穀樋2の開閉弁
3は、両者を循環して乾燥するダブル乾燥のために開状
態に制御された、この開閉弁3が自然に閉状態になると
、この閉状態が検出されてこの開閉弁3が開状態に自動
制御されることにより、ダブル乾燥ができなくなること
もなく、放冷装置4の穀粒放冷貯留室1が満量状態以上
になることもなくなり、このためこの放冷装置4が破損
することもなくなった。
【0010】又該開閉弁3が自然に閉状態になったこの
閉状態が検出されたり、又該放冷貯留室1内を穀粒が循
環しないことが検出されると、ダブル乾燥が中止され、
シングル乾燥に切換制御されることにより、穀粒の乾燥
が継続されることとなり、穀粒の乾燥ができなくなるこ
とが防止された。
【0011】
【実施例】図例は、上部に穀粒を放冷する放冷装置4を
下部に穀粒を乾燥する熱風乾燥装置7を積重ね状態に装
着した穀粒乾燥機8を示すものである。この乾燥機8の
該放冷装置4及び該熱風乾燥装置7は、前後方向に長い
長方形状で機壁9上部の該放冷装置4は、上部に放冷移
送螺旋10′を回転自在に内装した放冷移送樋10及び
放冷天井板11を設け、この放冷天井板11下側には穀
粒を貯留する穀粒放冷貯留室1を形成し、この放冷貯留
室1内には穀粒の満量状態を検出する放冷満量センサ1
2を設けた構成としている。
【0012】前記放冷貯留室1下側には、この放冷貯留
室1に連通する放冷集穀樋2,2を設け、この放冷集穀
樋2内には回転自在に放冷集穀移送螺旋13を内装した
構成であり、該放冷集穀樋2,2上側には菱形状の案内
板14,14を設けた構成としている。前記放冷集穀樋
2,2下側には、開閉弁3,3を開閉自在に設け、この
開閉弁3,3は開閉弁モータ16,16の正逆回転によ
り開閉する構成であり、この開閉弁3,3開状態により
、該放冷集穀樋2,2内の穀粒は下側の前記熱風乾燥装
置7内へ落下供給される構成であり、又閉状態により、
該放冷集穀移送螺旋13で該放冷集穀樋2,2内の穀粒
を横移送する構成としている。
【0013】前記放冷集穀樋2,2下側には、この放冷
集穀樋2,2を流下して循環する穀粒を検出する循環セ
ンサ40,40を設けた構成としている。前記放冷集穀
樋2,2間の中央部には、乾燥移送螺旋15′を回転自
在に内装した乾燥移送樋15を設けた構成としている。 前記乾燥移送樋15下側には、前記熱風乾燥装置7の穀
粒貯留室5を形成し、この貯留室5内には穀粒の満量を
検出する乾燥満量センサ17′を設けた構成であり、又
この貯留室5下側において、左右両側及び中央部には3
条の各排風室17と左右両側の送風室18,18との間
には、穀粒乾燥室6を4条設けた構成であり、この各乾
燥室6下部には穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ19
を回転自在に軸支し、この各繰出バルブ19は繰出バル
ブモータ20で回転駆動する構成としている。
【0014】前記各乾燥室6下側には、乾燥集穀移送螺
旋21を回転自在に内装した乾燥集穀樋22を連通させ
た構成としている。前記機壁9正面側において、前記各
送風室18,18に連通しうる送風路室23を形成し、
この送風路室23にはバーナ24を内装したバーナケー
ス25を着脱自在に装着すると共に、この機壁9外側面
には、前記乾燥機8を始動及び停止操作する操作装置2
6を着脱自在に設けた構成としている。
【0015】前記機壁9背面側には、前記各排風室17
と連通しうる排風路室27を形成し、この排風路室27
中央後部側排風胴28には排風機29を設け、又この排
風機29を回転駆動する排風機モータ30を設けた構成
としている。前記放冷・乾燥移送樋10,15底板の前
後方向中央部には、移送穀粒を前記放冷貯留室1及び前
記貯留室5へ供給する各供給口を設け、この各供給口の
下側には、放冷・乾燥拡散盤31,32を回転自在に設
けた構成としている。
【0016】昇穀機33は、前記機壁9背面側の外部に
設けられ、内部にはバケットコンベア34付ベルトを張
設してなり、上端部は、投出筒35を設け、この投出筒
35の一方側と前記放冷移送樋10始端部とを連通させ
、他方側は流下筒36を介して前記乾燥移送樋15始端
部とを連通させた構成であり、この投出筒35内には投
出切換弁37を開閉自在に設け、この投出切換弁37は
投出モータ38の正逆回転により開閉する構成であり、
該投出切換弁37の開状態で該昇穀機33からの穀粒は
、該放冷移送樋10へ供給され、又閉状態で該乾燥移送
樋15へ供給される構成であり、下端部は、前記乾燥集
穀樋22終端部との間に供給樋35′を設けて連通させ
た構成であり、39は昇穀機モータでこの昇穀機モータ
39で該昇穀機33の各部を回転駆動する構成としてい
る。
【0017】前記昇穀機33には、前記バケットコンベ
ア34で上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒
を挟圧粉砕すると同時に、この粉砕穀粒の水分を検出す
る水分センサ41を設け、水分モータ42で回転駆動す
る構成としている。前記乾燥移送樋15始端部の底板に
は、乾燥排出漏斗43を設け、この乾燥排出漏斗43内
には排出切換弁44を開閉自在に設け、この排出切換弁
44は乾燥排出モータ45の正逆回転により開閉する構
成であり、該排出切換弁44閉状態で前記流下筒36か
らの穀粒は、該乾燥移送樋15を経て前記貯留室5内へ
供給され、又開状態で機外へ排出される構成であり、該
乾燥移送樋15内の前記乾燥移送螺旋15′は乾燥移送
モータ46で回転駆動する構成としている。
【0018】前記放冷集穀樋2,2終端部には、放冷排
出漏斗47,47を設け、前記放冷集穀移送螺旋13,
13で移送される穀粒を機外へ排出する構成であり、こ
の放冷集穀移送螺旋13,13は放冷集穀モータ48で
回転駆動する構成としているが、穀粒を放冷中及び穀粒
をシングル乾燥中は回転駆動させない構成としている。
【0019】前記乾燥機8でシングル乾燥が行なわれる
ときは、前記投出筒35の前記投出切換弁37、前記乾
燥排出漏斗43の前記排出切換弁44及び前記放冷集穀
樋2,2の前記開閉弁3,3が閉状態になり、又前記放
冷集穀移送螺旋13,13は停止状態になり、前記貯留
室5内の穀粒は、この貯留室5から前記各乾燥室6、前
記乾燥集穀樋22、前記供給樋35′を経て前記昇穀機
33内へ移送供給され、前記バケットコンベア34で上
部へ搬送され、前記投出筒35、前記流下筒36を経て
、前記乾燥移送樋15内へ供給され、この乾燥移送樋1
5から前記乾燥拡散盤32上へ供給され、この乾燥拡散
盤32で該貯留室5内へ均等に拡散供給される循環が行
なわれて乾燥される構成としている。
【0020】ダブル乾燥が行なわれるときは、前記投出
筒35の前記投出切換弁37、前記放冷集穀樋2,2の
前記開閉弁3,3が開状態になり、又前記乾燥排出漏斗
43の前記排出切換弁44が閉状態になり、前記貯留室
5内の穀粒は、この貯留室5から前記各乾燥室6、前記
乾燥集穀樋22、前記供給樋35′を経て前記昇穀機3
3内へ移送供給され、前記バケットコンベア34で上部
へ搬送され、前記投出筒35から前記放冷移送樋10内
へ供給され、この放冷移送樋10から前記放冷拡散盤3
1上へ供給され、この放冷拡散盤31で前記放冷貯留室
1内へ均等に拡散供給され、この放冷貯留室1から前記
放冷集穀樋2,2を経て該貯留室5内へ供給される循環
が行なわれて乾燥される構成である。
【0021】放冷が行なわれるときは、前記投出筒35
の前記投出切換弁37が開状態になり、前記放冷集穀樋
2,2の前記開閉弁3,3及び前記乾燥排出漏斗43の
前記排出切換弁44が閉状態になり、又前記放冷集穀移
送螺旋13は停止状態になり、前記貯留室5内の乾燥済
穀粒は、この貯留室5から前記各乾燥室6、前記乾燥集
穀樋22、前記供給樋35′を経て前記昇穀機33内へ
移送供給され、前記バケットコンベア34で上部へ搬送
され、前記投出筒35から前記放冷移送樋10内へ供給
され、この放冷移送樋10から前記放冷拡散盤31上へ
供給され、この放冷拡散盤31で前記放冷貯留室1内へ
均等に拡散供給されて、この放冷貯留室1内で放冷され
る構成としている。
【0022】前記操作装置26は、箱形状でこの箱体の
表面板には、前記乾燥機8の各部、前記バーナ24及び
前記水分センサ41等を張込、排出及び放冷の各作業別
に始動操作する各始動スイッチ49、シングル乾燥及び
ダブル乾燥別に始動操作するシングル始動スイッチ50
、ダブル始動スイッチ51、停止操作する停止スイッチ
52、穀粒の仕上目標水分を操作位置によって設定する
水分設定抓み53、該バーナ24から発生する熱風温度
を操作位置によって設定する穀物種類設定抓み54及び
張込量設定抓み55を設け、又該表面板には、検出穀粒
水分、検出乾燥温度及び乾燥残時間等を交互にデジタル
表示するデジタル表示部56及びモニター等を設けた構
成としている。
【0023】前記操作装置26内には前記水分センサ4
1、前記送風室18内の熱風温度を検出する熱風温度セ
ンサ57及び前記開閉弁モータ16,16の過電流を検
出する各過電流検出装置57′が検出する検出値をA−
D変換するA−D変換器58、このA−D変換器58で
変換された変換値が入力される入力回路59、該スイッ
チ49,50,51,52及び該設定抓み53,54,
55の操作及び前記放冷・乾燥満量センサ12,17′
及び前記各循環センサ40が検出する検出が入力される
入力回路60、これら入力回路59,60から入力され
る各種入力値を算術論理演算及び比較演算等を行なうC
PU61、このCPU61から指令される各種指令を受
けて出力する出力回路62等よりなる乾燥制御装置63
を内蔵する構成である。尚該設定抓み53,54,55
はロータリースイッチ方式とし、操作位置によって所定
の数値及び種類等が設定される構成としている。
【0024】前記乾燥制御装置63による乾燥制御は、
下記の如く行なわれる構成である。即ち、ダブル乾燥を
開始する前記ダブル始動スイッチ51が操作され、この
操作内容が前記CPU61へ入力され、この入力により
前記乾燥機8の各部が始動され、前記貯留室5内の穀粒
は、ダブル乾燥が開始される構成としている。図2の如
く、ダブル乾燥が開始され(ステップ101)、前記放
冷満量センサ12が前記放冷貯留室1内の穀粒が満量状
態であると検出されて前記CPU61へ入力され(ステ
ップ102)、所定時間経過しても該放冷貯留室1内の
穀粒が満量状態であると検出されて入力されると(ステ
ップ103)、前記開閉弁3,3が自然に閉状態になっ
たと検出され(ステップ104)、この検出により前記
開閉弁モータ16,16が該CPU61で正回転制御さ
れて該開閉弁3,3は開状態に制御される(ステップ1
05)。前記水分センサ41が検出する穀粒水分が、前
記水分設定抓み54を操作して設定した仕上目標水分に
達したと検出されると(ステップ106)、前記乾燥機
8は自動停止制御されてダブル乾燥が停止される構成で
ある(ステップ107)。又該放冷満量センサ12が該
放冷貯留室1内の穀粒の満量状態を検出しないときには
、ダブル乾燥が継続される構成としている(ステップ1
08)。
【0025】図3の如く、ダブル乾燥が開始され(ステ
ップ201)、上記と同じように前記放冷満量センサ1
2が前記放冷貯留室1内の穀粒が満量状態であると検出
されて前記CPU61へ入力されるか、又は前記循環セ
ンサ40,40が前記放冷集穀樋2,2を穀粒が流下し
ないと検出して前記CPU61へ入力され(ステップ2
02)、所定時間経過しても該放冷貯留室1内の穀粒が
満量状態であると検出されるか、又は該放冷集穀樋2,
2を穀粒が流下しないと検出されて入力されると(ステ
ップ203)、前記開閉弁3,3が自然に閉状態になっ
たと検出され(ステップ204)、この検出により前記
乾燥機8の前記熱風乾燥装置7部のみを穀粒が循環して
乾燥するシングル乾燥の構成に該乾燥機8が切換制御さ
れる(ステップ205)。シングル乾燥が開始され(ス
テップ206)、前記水分センサ41が検出する穀粒水
分が、前記水分設定抓み54を操作して設定した仕上目
標水分に達したと検出されると(ステップ207)、該
乾燥機8は自動停止制御されてシングル乾燥が停止され
る構成である(ステップ208)。又該放冷満量センサ
12が該放冷貯留室1内の穀粒の満量状態を検出しない
とき、又は該循環センサ40,40が該放冷集穀樋2,
2を穀粒が流下していると検出したときは、ダブル乾燥
が継続される構成としている(ステップ209)。
【0026】図4の如く、ダブル乾燥が終了して前記開
閉弁3,3が閉制御され(ステップ301)、この閉制
御のときに前記開閉弁モータ16,16の負荷が過負荷
であると、この過負荷が前記過電流検出装置57′,5
7′で検出されて前記CPU61へ入力され(ステップ
302)、この入力により該開閉弁3,3が開制御され
(ステップ303)、この開制御と同時に、前記放冷集
穀移送螺旋13,13が逆回転制御され(ステップ30
4)、再度該開閉弁モータ16,16の負荷が検出され
て無負荷が検出され(ステップ305)、この無負荷状
態が該CPU61へ設定して記憶させた所定時間検出さ
れると(ステップ306)、該開閉弁3,3が閉制御さ
れ(ステップ307)、この閉制御のときに該開閉弁モ
ータ16,16の負荷が検出され、無負荷が検出される
と(ステップ308)、この無負荷検出によりシングル
乾燥、又はダブル乾燥以外の作業運転が行なわれる構成
である(ステップ309)。又(ステップ305)で検
出した該開閉弁モータ16,16の負荷が過負荷である
と検出されたときは、前記乾燥機8は自動停止制御され
(ステップ310)、この停止制御と同時に、前記表示
部56へ異常表示する構成としている(ステップ311
)。
【0027】図5の如く、ダフル乾燥中に(ステップ4
01)、このダブル乾燥中に前記開閉弁3,3等の異常
閉状態発生により、シングル乾燥に切換えたときには(
ステップ402)、この切換えのときの前記水分センサ
41が検出する穀粒水分が、前記CPU61へ設定して
記憶した所定水分以上のときは(ステップ403)前記
放冷装置4の前記放冷貯留室1内へ通風させて、この放
冷貯留室1内に残った穀粒は通風乾燥される構成である
(ステップ404)。又検出穀粒水分が所定水分以下の
ときには、該放冷貯留室1内に残った穀粒は、この放冷
貯留室1内へ静置される構成であり、なお、前記熱風乾
燥装置7内の穀粒は、シングルで熱風乾燥される構成と
している(ステップ405)。
【0028】図6の如く、ダブル乾燥中(ステップ50
1)、このダブル乾燥中に前記開閉弁3,3等の異常閉
状態発生により、シングル乾燥に切換えたときには(ス
テップ502)、この切換えのときの前記水分センサ4
1が検出する穀粒水分が、前記CPU61へ設定して記
憶させ所定水分以上のときは(ステップ503)、他の
空き状態の乾燥機8(図示せず)が選定され(ステップ
504)、この選定された空き乾燥機8内へ前記放冷装
置4内に残った高水分の穀粒は、供給されて乾燥される
構成である(ステップ505)。又検出穀粒水分が所定
水分以下のときには、前記放冷貯留室1内に残った穀粒
は、この放冷貯留室1内へ静置される構成であり、なお
、前記熱風乾燥装置7内の穀粒は、シングルで熱風乾燥
される構成としている(ステップ506)。
【0029】併せて、前記乾燥制御装置63は次の機能
を有する。即ち、前記水分設定抓み53の操作が前記C
PU61へ入力され、この入力によって仕上目標水分が
設定され、前記水分センサ41が検出する穀粒水分も該
CPU61へ入力され、これら検出穀粒水分と仕上目標
水分とが比較され、検出穀粒水分が仕上目標水分に達す
ると、前記乾燥機8が自動停止制御されて穀粒の乾燥が
停止される構成としている。
【0030】又設定熱風温度と前記熱風温度センサ57
が検出する熱風温度とが比較され、相違していると設定
熱風温度と同じ温度になるように、燃焼燃料を増減制御
する構成としている。以下、上記実施例の作用について
説明する。穀粒乾燥機8内に収容された穀粒をダブル乾
燥を行なうときは、操作装置26の設定抓み53,54
,55を所定位置へ操作し、ダブル乾燥を開始するダブ
ル始動スイッチ51を操作することにより、該乾燥機8
の各部、バーナ24及び水分センサ41が始動すると同
時に、放冷集穀樋2,2の開閉弁3,3及び投出筒35
の投出切換弁37が開状態に制御され、又乾燥排出漏斗
43の排出切換弁44が閉状態に制御されてダブル乾燥
が開始される。
【0031】該バーナ24から発生した熱風は、送風路
室23から送風室18,18を経て各穀粒乾燥室6を通
過して各排風室17及び排風路室27を経て排風機29
で吸引排風されることにより、放冷装置4の穀粒放冷貯
留室1内に収容された穀粒は、この放冷貯留室1から放
冷集穀樋2,2を経て熱風乾燥装置7の穀粒貯留室5内
へ落下供給され、この貯留室5から各穀粒乾燥室6内を
流下中にこの熱風に晒されて乾燥され、各乾燥繰出バル
ブ19で下部へと繰出されて流下して、乾燥集穀樋22
から供給樋35′を経て昇穀機33内へ該乾燥集穀樋2
2内の乾燥集穀移送螺旋21で移送供給され、バケット
コンベア34で上部へ搬送されて投出筒35を経て放冷
移送樋10内へ供給され、この放冷移送樋10から放冷
拡散盤31上へこの放冷移送樋10内の放冷移送螺旋1
0′で移送供給され、この放冷拡散盤31で該放冷貯留
室1内へ均等に拡散還元されて循環乾燥され、該水分セ
ンサ41が検出する穀粒水分が、該水分設定抓み53を
操作して設定した仕上目標水分に達すると、該操作装置
26の乾燥制御装置63で自動制御して該乾燥機8を自
動停止して穀粒の乾燥が停止される。
【0032】このダブル乾燥作業中に、該放冷装置4の
該放冷貯留室1内の放冷満量センサ12が、この放冷貯
留室1内が穀粒で満量状態になったと検出され、この検
出が所定時間以上継続されて検出されると、該放冷集穀
樋2,2を開閉する前記開閉弁3,3が閉状態になった
と検出され、この検出によって該開閉弁3,3は開状態
に制御されてダブル乾燥が継続される。
【0033】又このダブル乾燥作業中に、前記放冷貯留
室1内が穀粒で満量状態になったと該放冷満量センサ1
2で検出されるか、又は前記放冷集穀樋2,2を穀粒が
流下していないと循環センサ40,40で検出されると
、このダブル乾燥が停止されて、シングル乾燥に前記乾
燥機8各部が切換制御され、前記貯留室5内の穀粒は、
この貯留室5から前記各乾燥室6、前記乾燥集穀樋22
、前記供給樋35′を経て前記昇穀機33内へ移送供給
され、前記バケットコンベア34で上部へ搬送されて前
記投出筒35、流下筒36を経て乾燥移送樋15内へ供
給され、この乾燥移送樋15から乾燥拡散盤32上へ乾
燥移送螺旋15′で移送供給され、この乾燥拡散盤32
で該貯留室5内へ均等に拡散還元されて循環されてシン
グル乾燥される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】ブロック図
【図2】フローチャート
【図3】フローチャート
【図4】フローチャート
【図5】フローチャート
【図6】フローチャート
【図7】穀粒乾燥機の全体側面図
【図8】図7のA−A拡大断面図
【図9】図7のB−B拡大断面図
【図10】穀粒乾燥機の一部の拡大斜視図
【図11】穀
粒乾燥機の一部の拡大正面図
【図12】穀粒乾燥機の一
部破断せる拡大正面図
【符号の説明】
1    穀粒放冷貯留室 2    放冷集穀樋 3    開閉弁 4    放冷装置 5    穀粒貯留室 6    穀粒乾燥室 7    熱風乾燥装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上側の穀粒放冷貯留室1から下側の放
    冷集穀樋2を開閉する開閉弁3閉状態で穀粒を放冷する
    放冷装置4と上側の穀粒貯留室5から下側の穀粒乾燥室
    6へ穀粒を繰出し流下する循環して熱風で乾燥する熱風
    乾燥装置7とを設けた穀粒乾燥機において、該開閉弁3
    開状態で該放冷装置4と該熱風乾燥装置7との両者を循
    環させて乾燥する乾燥中に該開閉弁3の異常閉検出にも
    とづいて該開閉弁3を開作動に制御することを特徴とす
    る開閉弁異常処理方式。
  2. 【請求項2】  上側の穀粒放冷貯留室1から下側の放
    冷集穀樋2を開閉する開閉弁3閉状態で穀粒を放冷する
    放冷装置4と上側の穀粒貯留室5から下側の穀粒乾燥室
    6へ穀粒を繰出し流下する循環して熱風で乾燥する熱風
    乾燥装置7とを設けた穀粒乾燥機において、該開閉弁3
    開状態で該放冷装置4と該熱風乾燥装置7との両者を循
    環させて乾燥するダブル乾燥中に該開閉弁3の異常閉検
    出、又は穀粒の循環不良検出にもとづいて該ダブル乾燥
    を中止して該熱風乾燥装置7のみを循環して乾燥するシ
    ングル乾燥に切換制御して乾燥することを特徴とする開
    閉弁異常処理方式。
JP10159991A 1991-05-07 1991-05-07 穀粒乾燥機の開閉弁異常処理方式 Pending JPH04332383A (ja)

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