JPH05231558A - バルブユニット - Google Patents

バルブユニット

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JPH05231558A
JPH05231558A JP18797591A JP18797591A JPH05231558A JP H05231558 A JPH05231558 A JP H05231558A JP 18797591 A JP18797591 A JP 18797591A JP 18797591 A JP18797591 A JP 18797591A JP H05231558 A JPH05231558 A JP H05231558A
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wiring
valve unit
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正宏 俵
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朝彦 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブユニットにおいて、バルブユニット自
体を小形にしスペースの省力を図り、また配管や配線の
取付作業の合理化ないし作業性の向上を図る。 【構成】 主軸10が軸孔9に軸方向に沿って変位自在
に収容され、この主軸10の変位によって流路が切り換
えられる主バルブ部1と、フラッパ29の開閉作動によ
り補助流体圧を制御して前記主軸10を作動させる一対
のパイロット部2およびこの各パイロット部2に結合さ
れ、前記フラッパ29を開閉作動させる一対のソレノイ
ド部3からなる操作部4と、前記主バルブ部1の制御流
体が集合される制御流体用集合部15とを備え、前記主
バルブ部1と前記操作部4と前記制御流体用集合部15
とがその短手方向に沿って互いに重合されて構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバルブユニットに関し、
特に、たとえば、複数の間接作動方式のバルブが集合さ
れて構成されるバルブユニットなどに適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、この種のバルブユニットとし
て、主軸が軸孔に軸方向に沿って変位自在に収容され、
この主軸の変位によって流路が切り換えられる主バルブ
部と、パイロット弁の開閉作動により補助流体圧を制御
して前記主軸を作動させるパイロット部およびこのパイ
ロット部と同軸的に結合され、前記パイロット弁を開閉
作動させるソレノイド部からなる操作部と、前記主バル
ブ部および前記操作部からなる間接作動方式のバルブが
複数搭載されるマニホールドベースとを備えているもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うなバルブユニットにおける各バルブは、軸方向の長さ
の比較的大きい主バルブ部および操作部が互いに同軸的
に結合されて構成されているため、各バルブの軸方向の
長さが大きくなり、この結果、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化が妨げられている。
【0004】このような問題点は、主バルブに対する制
御流体用集合部と配管用集合部とが一体化されてマニホ
ールドベースが構成されていることによっても生じる。
【0005】さらに、前記した構成などから、配管や配
線の取付作業の合理化ないし作業性の向上が妨げられて
いる。
【0006】本発明の目的は、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化、配管や配線の取付作業の合理化な
いし作業性の向上を図ることができるバルブユニットを
提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0009】すなわち、本発明のバルブユニットの構造
は、主軸が軸孔に軸方向に沿って変位自在に収容され、
この主軸の変位によって流路が切り換えられる主バルブ
部と、それぞれのパイロット弁の開閉作動により補助流
体圧を制御して前記主軸を作動させる一対のパイロット
部およびこの各パイロット部とそれぞれ結合され、それ
ぞれの前記パイロット弁を開閉作動させる一対のソレノ
イド部からなる操作部と、前記主バルブ部の制御流体が
集合される制御流体用集合部とを備え、前記主バルブ部
と前記操作部と前記制御流体用集合部とがその短手方向
に沿って互いに重合されて構成される構造としたもので
ある。
【0010】この場合に、前記各主バルブ部に対する配
管が集合される配管集合部を備え、この配管集合部が前
記短手方向に沿って重合されて構成される構造とするこ
とができる。
【0011】また、前記各ソレノイド部に対する配線が
集合される配線集合部を備え、この配線集合部が前記短
手方向に沿って重合されて構成される構造とすることが
できる。
【0012】
【作用】前記した本発明のバルブユニットの構造によれ
ば、軸方向の長さの比較的大きいバルブが主バルブ部と
操作部とに分割されて短縮化され、この主バルブ部と操
作部とマニホールドベースと制御流体用集合部とがその
短手方向に沿って互いに重合されて構成されることによ
り、バルブユニット自体の小形化や省スペース化を図る
ことができる。
【0013】この場合に、前記各主バルブ部に対する配
管が集合される配管集合部を備え、この配管集合部が前
記短手方向に沿って重合されて構成される構造とする
と、その配管集合部への集中配管により、配管の取付作
業の合理化ないし作業性の向上を図ることができ、また
この配管集合部は制御流体用集合部から分割されて前記
短手方向に沿って重合されるため、配管集合部を用いた
ことによりバルブユニット自体の小形化や省スペース化
が妨げられない。
【0014】また、前記各ソレノイド部に対する配線が
集合される配線集合部を備え、この配線集合部が前記短
手方向に沿って重合されて構成される構造とすると、そ
の配線集合部への集中配線により、配線の取付作業の合
理化ないし作業性の向上を図ることができ、またこの配
線集合部は前記短手方向に沿って重合されるため、配線
集合部を用いたことによりバルブユニット自体の小形化
や省スペース化が妨げられない。
【0015】
【実施例1】図1は本発明の一実施例であるバルブユニ
ットを示す断面図である。
【0016】本実施例のバルブユニットに集合される各
バルブは、圧縮空気などの流体圧用方向制御バルブとさ
れている。またその各バルブは、間接作動方式のソレノ
イド形電磁バルブとされている。
【0017】各バルブは、四角柱状の主バルブ部1と、
一対のパイロット部2および一対のソレノイド部3がそ
れぞれ互いに同軸的に結合されこの一対の結合体からな
る操作部4とが互いに分離されて構成されている。
【0018】主バルブ部1は、内部に第1駆動ピストン
5が収容されている第1駆動ピストン部6と、内部に第
2駆動ピストン7が収容されている第2駆動ピストン部
8と、第1駆動ピストン部6および第2駆動ピストン部
8間に介在されているとともに、内部の軸孔9に主軸1
0が収容され、該主軸10が第1駆動ピストン5および
第2駆動ピストン部7の操作力によって軸方向に沿って
変位することにより流路が切り換えられる主軸部11と
を有していて、第1駆動ピストン部6と第2駆動ピスト
ン部8と主軸部11とが互いに同軸的に結合されて構成
されている。
【0019】また、主バルブ部1の一側面側には、配管
が接続される出力ポート12A,12Bが開設され、主
バルブ部1の他側面側には、入力ポート13および排出
ポート14A,14Bが開設されている。
【0020】このような構造からなる各主バルブ部1
は、肉厚板状の制御流体用集合部15にその短手方向
(図1においては上下方向)に沿ってシート状のシール
部材22を介して重合されている。
【0021】制御流体用集合部15には、搭載される主
バルブ部1の個数に応じて入力ポート20および排出ポ
ート21A,21Bが複数組開設され、この入力ポート
20および排出ポート21A,21Bに、主バルブ部1
の入力ポート13および排出ポート14A,14Bが夫
々接続されている。なお、制御流体用集合部15を単一
のブロックによって形成せずに、後述する実施例3のよ
うに、複数の制御流体集合部用ブロック47の連結によ
って形成することも可能である。
【0022】制御流体用集合部15の入力ポート20お
よび排出ポート21A,21Bは、各主バルブ部1に共
通する入力流路23および排出流路24A,24Bに集
合されている。
【0023】また、制御流体用集合部15には、第1駆
動ピストン5が収容されている第1シリンダ室16に連
通する第1パイロット流路17と、第2駆動ピストン部
8が収容されている第2シリンダ室18に連通する第2
パイロット流路19とが主バルブ部1の個数に対応して
複数組形成されている。
【0024】主バルブ部1が搭載された制御流体用集合
部15の反対面には、操作部4がその短手方向(図1に
おいては上下方向)に沿ってシート状のシール部材25
Aを介して主バルブ部1の個数に対応して複数組搭載さ
れている。
【0025】操作部4の各パイロット部2には、パイロ
ット流路25,26,27が夫々形成されている。
【0026】図1の左側のパイロット部2のパイロット
流路25は、制御流体用集合部15の第1パイロット流
路17を通じて主バルブ部1の第1シリンダ室16に夫
々連通され、同図の左側のパイロット部2のパイロット
流路26は、制御流体用集合部15の排出流路24Aに
連通され、同図の左側のパイロット部2のパイロット流
路27は、制御流体用集合部15の入力流路23に夫々
連通されている。
【0027】他方、図1の右側のパイロット部2のパイ
ロット流路25は、制御流体用集合部15の第2パイロ
ット流路19を通じて主バルブ部1の第2シリンダ室1
8に夫々連通され、同図の右側のパイロット部2のパイ
ロット流路26は、制御流体用集合部15の排出流路2
4Bに連通され、同図の右側のパイロット部2のパイロ
ット流路27は、制御流体用集合部15の入力流路23
に夫々連通されている。
【0028】操作部4の各パイロット部2内において、
そのフラッパ室28には、パイロット流路26を開閉す
るパイロット弁としてのフラッパ29が軸方向に沿って
変位自在に収容され、このフラッパ29はスプリング3
0によりソレノイド部3側に付勢されている。
【0029】一方、操作部4の各ソレノイド部3は、ソ
レノイド室31に軸方向に沿って変位可能に収容されて
いる可動鉄心32と、この可動鉄心32が接離する固定
鉄心33と、可動鉄心32をパイロット流路27側に付
勢しているスプリング34と、ソレノイドコイル3Aな
どによって構成されている。
【0030】フラッパ室28とソレノイド室31とは、
プランジャピン35が遊挿されている連通路36を通じ
て互いに連通され、このプランジャピン35を介してフ
ラッパ29と可動鉄心32とが連関されている。
【0031】次に、このような構造からなるマニホール
ドユニットの作用について説明する。
【0032】図1に示す状態は、各ソレノイド部3の非
励磁状態を示し、この非励磁状態において、たとえば、
制御流体としての圧縮空気などの流体圧を制御流体用集
合部15の入力流路23に供給し、また同図の左側のソ
レノイド部3を励磁すると、その可動鉄心32がスプリ
ング34の付勢力に抗して固定鉄心33側に変位しパイ
ロット流路27が開かれ、他方、フラッパ29がスプリ
ング30の付勢力によりパイロット流路26側に変位し
該パイロット流路26を閉じる。
【0033】入力流路23に供給されている流体圧は、
図1の左側におけるパイロット流路27,ソレノイド室
31,連通路36,フラッパ室28,パイロット流路2
5,第1パイロット流路17を通じて第1シリンダ室1
6に導入され第1駆動ピストン5に作用することによ
り、第1駆動ピストン5,第2駆動ピストン7,主軸1
0が同図に示す状態から第2シリンダ室18側に変位す
る。
【0034】この変位により、非接続状態であった入力
ポート13と出力ポート12Aおよび排出ポート14B
と出力ポート12Bが夫々接続され、接続状態であった
入力ポート13と出力ポート12Bおよび排出ポート1
4Aと出力ポート12Aが非接続状態とされて流路が切
り換えられる。
【0035】この流路の切り換えにより、入力流路23
の流体圧が入力ポート13,出力ポート12Aを通じて
所定の流体圧作動機器(図示せず)に供給されるととも
に、その流体圧作動機器から排出された流体圧が出力ポ
ート12B,排出ポート14Bを通じて排出流路24B
に集合されて外部に排出される。
【0036】また、第2シリンダ室18に残存していた
流体圧が図1の右側における第2パイロット流路19,
パイロット流路25,フラッパ室28,パイロット流路
26,排出流路24Bを通じて外部に排出される。
【0037】次いで、図1の右側のソレノイド部3を励
磁状態とし、同図の左側のソレノイド部3を非励磁状態
とすると、同図の左側のソレノイド部3およびパイロッ
ト部2が同図の状態に復帰し、他方、同図の右側のソレ
ノイド部3およびパイロット部2においては、その可動
鉄心32がスプリング34の付勢力に抗して固定鉄心3
3側に変位しパイロット流路27が開かれ、他方、フラ
ッパ29がスプリング30の付勢力によりパイロット流
路26側に変位し該パイロット流路26を閉じる。
【0038】入力流路23に供給されている流体圧は、
図1の右側におけるパイロット流路27,ソレノイド室
31,連通路36,フラッパ室28,パイロット流路2
5,第2パイロット流路19を通じて第2シリンダ室1
8に導入され第1駆動ピストン7に作用することによ
り、同図に示すように、第1駆動ピストン5,第2駆動
ピストン7,主軸10が第1シリンダ室16側に変位す
る。
【0039】この変位により、非接続状態であった入力
ポート13と出力ポート12Bおよび排出ポート14A
と出力ポート12Aが夫々接続され、接続状態であった
入力ポート13と出力ポート12Aおよび排出ポート1
4Bと出力ポート12Bが非接続状態とされて流路が切
り換えられる。
【0040】この流路の切り換えにより、入力流路23
の流体圧が入力ポート13,出力ポート12Bを通じて
所定の流体圧作動機器(図示せず)に供給されるととも
に、その流体圧作動機器から排出された流体圧が出力ポ
ート12A,排出ポート14Aを通じて排出流路24A
に集合されて外部に排出される。
【0041】また、第1シリンダ室16に残存していた
流体圧が図1の左側における第1パイロット流路17,
パイロット流路25,フラッパ室28,連通路36,パ
イロット流路26,排出流路24Aを通じて外部に排出
される。
【0042】本実施例のバルブユニットは、前記したよ
うに作動されるが、この場合に、本実施例のバルブユニ
ットにおいては、互いに分割されている主バルブ部1お
よび操作部4と制御流体用集合部15とがその短手方向
に沿って互いに重合されて構成されることにより、バル
ブユニット自体の小形化や省スペース化を図ることがで
きる。
【0043】
【実施例2】図2は本発明の他の実施例であるバルブユ
ニットを示す断面図である。
【0044】この実施例2のバルブユニットは、図2に
示すように、各主バルブ部1に対する配管が集合される
肉厚板状の配管集合部40を備えている。
【0045】配管集合部40は、主バルブ部1にその短
手方向に沿ってシート部材41を介して重合されてい
る。
【0046】配管集合部40には、各主バルブ部1の出
力ポート12A,12Bの組数に対応して複数組の配管
用ポート42A,42Bが開設され、この配管用ポート
42A,42Bに各主バルブ部1の出力ポート12A,
12Bが夫々接続されるようになっている。
【0047】なお、この配管集合部40は、実施例2の
ような単一のブロックによって形成せずに、後述する実
施例3のような複数の配管集合部用ブロック43の連結
によって形成することも可能である。
【0048】この実施例2のバルブユニットによれば、
各主バルブ部1の配管に対する集合用の配管集合部40
がその短手方向に沿って重合されて構成されるため、そ
の配管集合部40への集中配管により、配管の取付作業
の合理化ないし作業性の向上を図ることができ、しかも
この配管集合部40は制御流体用集合部15から分割さ
れてその短手方向に沿って重合されるため、配管集合部
40を用いたことによりバルブユニット自体の小形化や
省スペース化が妨げられない。
【0049】
【実施例3】図3は本発明のさらに他の実施例であるバ
ルブユニットを示す断面図、図4はそのバルブユニット
の分解斜視図、図4は図3に示すバルブユニットを背面
側から見た斜視図である。
【0050】この実施例3のバルブユニットにおいて
は、図3に示すように、配管集合部40が主バルブ部1
の個数に対応した複数の配管集合部用ブロック43の集
合によって構成されている。
【0051】同様に、制御流体用集合部15も主バルブ
部1の個数に対応した複数の制御流体集合部用ブロック
47の集合によって構成されている。
【0052】この制御流体用集合部15の各制御流体集
合部用ブロック47は、連結金具60,各制御流体集合
部用ブロック47の連結面から突出されているコモン集
合用ピン61,前記連結面の反対側の各制御流体集合部
用ブロック47の連結面に形成され、コモン集合用ピン
61が挿入されるピン挿入孔(図示せず)などによって
互いに連結され、またその連結面間にはシール部材62
が介在される。
【0053】また、この実施例3のバルブユニットにお
いては、プリント基板などからなるソレノイド部3用の
配線基板44と、この配線基板44を被覆して保護する
配線カバー45とからなる配線集合部46を備え、この
配線集合部46が操作部4に取り付けられて各ソレノイ
ド部3に対する配線が集合される構造とされている。
【0054】この配線集合部46も主バルブ部1の個数
に対応した複数の配線集合部用ブロック48の集合によ
って構成されている。
【0055】前記配線基板44にはソレノイド部3の作
動状態を表示するLEDなどからなる表示灯49,各配
線集合部用ブロック48の配線を電気的に接続する端子
63などが形成され、また配線カバー45には各表示灯
49が露呈される表示窓52などが形成されている。
【0056】このような構造からなるバルブユニット
は、エンドブロック64,65間に介在される。
【0057】一方のエンドブロック64には、配線集合
部46の配線用の配線集合コネクタ66が形成されてい
る。
【0058】他方のエンドブロック65には、図5に示
すように、制御流体用集合部15の入力流路23に連通
している配管集合供給ポート67と、制御流体用集合部
15の排出流路24A,24Bに連通している配管集合
排出ポート68とが開設されている。
【0059】また、エンドブロック65には、取付金具
69がねじ止めされてこの取付金具69によってバルブ
ユニットが所定個所に設置されるようになっている。
【0060】このような構造からなる実施例3のバルブ
ユニットによれば、各主バルブ部1の配管に対する集合
用の配管集合部40がその短手方向に沿って重合されて
構成されるため、その配管集合部40への集中配管によ
り、配管の取付作業の合理化ないし作業性の向上を図る
ことができ、しかもこの配管集合部40は制御流体用集
合部15から分割されてその短手方向に沿って重合され
るため、配管集合部40を用いたことによりバルブユニ
ット自体の小形化や省スペース化が妨げられない。
【0061】また、各ソレノイド部3の配線に対する配
線集合用の配線集合部46がその短手方向に沿って重合
されて構成されるため、その配線集合部46への集中配
管により、配線の取付作業の合理化ないし作業性の向上
を図ることができ、しかもこの配線集合部46は前記短
手方向に沿って重合されるため、配線集合部46を用い
たことによりバルブユニット自体の小形化や省スペース
化が妨げられない。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は実施例1〜
3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0063】たとえば、前記実施例1においては、操作
部4と制御流体用集合部15と主バルブ部1の順に重合
され、前記実施例2においては、操作部4と制御流体用
集合部15と主バルブ部1と配管集合部40の順に重合
され、前記実施例3においては、配線集合部46と操作
部4と制御流体用集合部15と主バルブ部1と配管集合
部40の順に重合されて各バルブユニットが構成されて
いるが、本発明のバルブユニットはそのような各部の順
の組合せによる重合に限定されるものではない。
【0064】また、前記実施例3においては、制御流体
用集合部15,配管集合部40,配線集合部46がそれ
ぞれ主バルブ部1の個数に対応した複数の制御流体集合
部用ブロック47,複数の配管集合部用ブロック43,
複数の配線集合部用ブロック48の集合によって構成さ
れているが、本発明においては、制御流体用集合部1
5,配管集合部40,配線集合部46の少なくとも一つ
を単一部材によって形成することも可能である。
【0065】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0066】(1) 本発明のバルブユニットの構造によれ
ば、軸方向の長さの比較的大きいバルブが主バルブ部と
操作部とに分割されて短縮化され、この主バルブ部と操
作部とマニホールドベースと制御流体用集合部とがその
短手方向に沿って互いに重合されて構成されることによ
り、バルブユニット自体の小形化や省スペース化を図る
ことができる。
【0067】(2) 前記した場合に、前記各主バルブ部に
対する配管が集合される配管集合部を備え、この配管集
合部が前記短手方向に沿って重合されて構成される構造
とすると、その配管集合部への集中配管により、配管の
取付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることがで
き、またこの配管集合部は制御流体用集合部から分割さ
れて前記短手方向に沿って重合されるため、配管集合部
を用いたことによりバルブユニット自体の小形化や省ス
ペース化が妨げられない。
【0068】(3) 前記した場合に、前記各ソレノイド部
に対する配線が集合される配線集合部を備え、この配線
集合部が前記短手方向に沿って重合されて構成される構
造とすると、その配線集合部への集中配線により、配線
の取付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることがで
き、またこの配線集合部は前記短手方向に沿って重合さ
れるため、配線集合部を用いたことによりバルブユニッ
ト自体の小形化や省スペース化が妨げられない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバルブユニットを示す
断面図である。
【図2】本発明の他の実施例であるバルブユニットを示
す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例であるバルブユニットを示
す断面図である。
【図4】そのバルブユニットの分解斜視図である。
【図5】そのバルブユニットを背面側から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 主バルブ部 2 パイロット部 3 ソレノイド部 3A ソレノイドコイル 4 操作部 5 第1駆動ピストン 6 第1駆動ピストン部 7 第2駆動ピストン 8 第2駆動ピストン部 9 軸孔 10 主軸 11 主軸部 12A 出力ポート 12B 出力ポート 13 入力ポート 14A 排出ポート 14B 排出ポート 15 制御流体用集合部 16 第1シリンダ室 17 第1パイロット流路 18 第2シリンダ室 19 第2パイロット流路 20 入力ポート 21A 排出ポート 21B 排出ポート 22 シール部材 23 入力流路 24A 排出流路 24B 排出流路 25A シール部材 25 パイロット流路 26 パイロット流路 27 パイロット流路 28 フラッパ室 29 フラッパ 30 スプリング 31 ソレノイド室 32 可動鉄心 33 固定鉄心 34 スプリング 35 プランジャピン 36 連通路 40 配管集合部 41 シート部材 42A 配管用ポート 42B 配管用ポート 43 配管集合部用ブロック 44 配線基板 45 配線カバー 46 配線集合部 47 制御流体集合部用ブロック 48 配線集合部用ブロック 49 表示灯 52 表示窓 60 連結金具 61 コモン集合用ピン 62 シール部材 63 端子 64 エンドブロック 65 エンドブロック 66 配線集合コネクタ 67 配管集合供給ポート 68 配管集合排出ポート 69 取付金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸が軸孔に軸方向に沿って変位自在に
    収容され、この主軸の変位によって流路が切り換えられ
    る主バルブ部と、それぞれのパイロット弁の開閉作動に
    より補助流体圧を制御して前記主軸を作動させる一対の
    パイロット部およびこの各パイロット部とそれぞれ結合
    され、それぞれの前記パイロット弁を開閉作動させる一
    対のソレノイド部からなる操作部と、前記主バルブ部の
    制御流体が集合される制御流体用集合部とを備え、前記
    主バルブ部と前記操作部と前記制御流体用集合部とがそ
    の短手方向に沿って互いに重合されて構成されることを
    特徴とするバルブユニット。
  2. 【請求項2】 前記各主バルブ部に対する配管が集合さ
    れる配管集合部を備え、この配管集合部が前記短手方向
    に沿って重合されて構成されることを特徴とする請求項
    1記載のバルブユニット。
  3. 【請求項3】 前記各ソレノイド部に対する配線が集合
    される配線集合部を備え、この配線集合部が前記短手方
    向に沿って重合されて構成されることを特徴とする請求
    項1、または2記載のバルブユニット。
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