JPH10169818A - 切換弁用マニホールド - Google Patents
切換弁用マニホールドInfo
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- JPH10169818A JPH10169818A JP8340477A JP34047796A JPH10169818A JP H10169818 A JPH10169818 A JP H10169818A JP 8340477 A JP8340477 A JP 8340477A JP 34047796 A JP34047796 A JP 34047796A JP H10169818 A JPH10169818 A JP H10169818A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/003—Housing formed from a plurality of the same valve elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/04—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
- F15B13/0401—Valve members; Fluid interconnections therefor
- F15B13/0402—Valve members; Fluid interconnections therefor for linearly sliding valves, e.g. spool valves
-
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- F15B13/042—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor operated by fluid pressure
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- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86574—Supply and exhaust
- Y10T137/86582—Pilot-actuated
- Y10T137/86614—Electric
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置するパイロット式切換弁を内部パイロッ
ト式と外部パイロット式とに切り換えることができる切
換弁用マニホールドを提供する。 【解決手段】 長手方向の圧力流体の供給流路４、排出
流路５Ａ，５Ｂ及び共通パイロット供給流路６を有する
マニホールド１の上面に、高圧優先シャトル弁１１を有
する弁箱１０を取付け、該シャトル弁の弁室１２に、供
給流路４に連通する内部パイロット供給流路８と外部パ
イロットポートＸ１〜Ｘ４に連通する外部パイロット供
給流路１３とを対向して開口させ、弁室１２の外周面を
共通パイロット供給流路６に連通させる。内部パイロッ
ト流路の流体の流体圧が外部パイロット流路の流体の流
体圧より高いときは、シャトル弁１１から共通パイロッ
ト供給通路に内部パイロット流体が供給され、これらの
パイロット流体の流体圧が逆の場合は、共通パイロット
供給流路に外部パイロット流体が供給されるので、パイ
ロット式切換弁２を内部パイロット式と外部パイロット
式とに切り換えることができる。
ト式と外部パイロット式とに切り換えることができる切
換弁用マニホールドを提供する。 【解決手段】 長手方向の圧力流体の供給流路４、排出
流路５Ａ，５Ｂ及び共通パイロット供給流路６を有する
マニホールド１の上面に、高圧優先シャトル弁１１を有
する弁箱１０を取付け、該シャトル弁の弁室１２に、供
給流路４に連通する内部パイロット供給流路８と外部パ
イロットポートＸ１〜Ｘ４に連通する外部パイロット供
給流路１３とを対向して開口させ、弁室１２の外周面を
共通パイロット供給流路６に連通させる。内部パイロッ
ト流路の流体の流体圧が外部パイロット流路の流体の流
体圧より高いときは、シャトル弁１１から共通パイロッ
ト供給通路に内部パイロット流体が供給され、これらの
パイロット流体の流体圧が逆の場合は、共通パイロット
供給流路に外部パイロット流体が供給されるので、パイ
ロット式切換弁２を内部パイロット式と外部パイロット
式とに切り換えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイロット式切換
弁を設置するための切換弁用マニホールドに関するもの
である。
弁を設置するための切換弁用マニホールドに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】主弁とパイロット弁とを備え、パイロッ
ト弁から主弁に給排されるパイロット流体によって主弁
の弁体を駆動するパイロット式切換弁には、主弁に供給
される圧力流体をパイロット弁に出力する内部パイロッ
ト式切換弁と、外部パイロットポートから供給される圧
力流体をパイロット弁に出力する外部パイロット式切換
弁という２つの種類がある。
ト弁から主弁に給排されるパイロット流体によって主弁
の弁体を駆動するパイロット式切換弁には、主弁に供給
される圧力流体をパイロット弁に出力する内部パイロッ
ト式切換弁と、外部パイロットポートから供給される圧
力流体をパイロット弁に出力する外部パイロット式切換
弁という２つの種類がある。
【０００３】本発明の発明者らは、先に特願平８−３０
２５５８号において、供給ポートの圧力流体を内部パイ
ロット流体としてパイロット弁に出力する内部パイロッ
ト供給流路と、外部パイロットポートの圧力流体を外部
パイロット流体としてパイロット弁に出力する外部パイ
ロット供給流路と、これらのパイロット供給流路にそれ
ぞれ設けた、パイロット弁への流体の流出のみを許容す
る逆止弁とを有するパイロット式５ポート切換弁を提案
した。この既提案のパイロット式５ポート切換弁は、内
外のパイロット供給流路に設けた逆止弁によって、内部
パイロット流体の流体圧と外部パイロット流体の流体圧
のうち、流体圧が高い流体をパイロット弁に出力できる
ので、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロット流
体の流体圧の高低を変えることによって、１種類のパイ
ロット式切換弁を内部パイロット式と外部パイロット式
とに切り換えることができる。
２５５８号において、供給ポートの圧力流体を内部パイ
ロット流体としてパイロット弁に出力する内部パイロッ
ト供給流路と、外部パイロットポートの圧力流体を外部
パイロット流体としてパイロット弁に出力する外部パイ
ロット供給流路と、これらのパイロット供給流路にそれ
ぞれ設けた、パイロット弁への流体の流出のみを許容す
る逆止弁とを有するパイロット式５ポート切換弁を提案
した。この既提案のパイロット式５ポート切換弁は、内
外のパイロット供給流路に設けた逆止弁によって、内部
パイロット流体の流体圧と外部パイロット流体の流体圧
のうち、流体圧が高い流体をパイロット弁に出力できる
ので、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロット流
体の流体圧の高低を変えることによって、１種類のパイ
ロット式切換弁を内部パイロット式と外部パイロット式
とに切り換えることができる。
【０００４】しかしながら、上記既提案の５ポート切換
弁は、マニホールドに設置するパイロット式切換弁に少
なくとも２個の逆止弁を組み込む必要があるので、切換
弁の構成が複雑になり、その価格の低下には限界があ
る。また、内外のパイロット供給流路を共に外部に開口
しても、パイロット弁のパイロット流体が上記逆止弁で
阻止されて外部に排出できないので、パイロット流体の
残圧によって切換弁が誤動作することがある。
弁は、マニホールドに設置するパイロット式切換弁に少
なくとも２個の逆止弁を組み込む必要があるので、切換
弁の構成が複雑になり、その価格の低下には限界があ
る。また、内外のパイロット供給流路を共に外部に開口
しても、パイロット弁のパイロット流体が上記逆止弁で
阻止されて外部に排出できないので、パイロット流体の
残圧によって切換弁が誤動作することがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第１の課題は、設置するパイロット式切換弁を、内
部パイロット式と外部パイロット式とに切り換えること
ができる切換弁用マニホールドを提供することにある。
また、本発明が解決しようとする第２の課題は、パイロ
ット流体の残圧による誤動作がない上記切換弁用マニホ
ールドを提供することにある。
する第１の課題は、設置するパイロット式切換弁を、内
部パイロット式と外部パイロット式とに切り換えること
ができる切換弁用マニホールドを提供することにある。
また、本発明が解決しようとする第２の課題は、パイロ
ット流体の残圧による誤動作がない上記切換弁用マニホ
ールドを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記第１の課題を解決す
るため、本発明の切換弁用マニホールドは、圧力流体の
供給流路と排出流路を備え、これらの流路から設置する
パイロット式切換弁に圧力流体を給排する切換弁用マニ
ホールドにおいて、上記切換弁用マニホールドが、上記
パイロット式切換弁にパイロット流体を出力するための
共通パイロット供給流路と；上記供給流路から供給され
る内部パイロット流体の流体圧と外部パイロットポート
から供給される外部パイロット流体の流体圧とを対比し
て、流体圧が高いパイロット流体を上記共通パイロット
供給流路に出力するパイロット流体切換手段を有する弁
箱とを備えていることを特徴としている。
るため、本発明の切換弁用マニホールドは、圧力流体の
供給流路と排出流路を備え、これらの流路から設置する
パイロット式切換弁に圧力流体を給排する切換弁用マニ
ホールドにおいて、上記切換弁用マニホールドが、上記
パイロット式切換弁にパイロット流体を出力するための
共通パイロット供給流路と；上記供給流路から供給され
る内部パイロット流体の流体圧と外部パイロットポート
から供給される外部パイロット流体の流体圧とを対比し
て、流体圧が高いパイロット流体を上記共通パイロット
供給流路に出力するパイロット流体切換手段を有する弁
箱とを備えていることを特徴としている。
【０００７】また、同様の課題を解決するため、本発明
の切換弁用マニホールドは、圧力流体の供給流路と排出
流路を備え、これらの流路から設置するパイロット式切
換弁に圧力流体を給排する切換弁用マニホールドにおい
て、上記切換弁用マニホールドが、上記パイロット式切
換弁にパイロット流体を出力するための共通パイロット
供給流路と；上記供給流路から供給される内部パイロッ
ト流体の流体圧と外部パイロットポートから供給される
外部パイロット流体の流体圧とを対比して、流体圧が高
いパイロット流体を上記共通パイロット供給流路に出力
するパイロット流体切換手段とを備えていることを特徴
としている。
の切換弁用マニホールドは、圧力流体の供給流路と排出
流路を備え、これらの流路から設置するパイロット式切
換弁に圧力流体を給排する切換弁用マニホールドにおい
て、上記切換弁用マニホールドが、上記パイロット式切
換弁にパイロット流体を出力するための共通パイロット
供給流路と；上記供給流路から供給される内部パイロッ
ト流体の流体圧と外部パイロットポートから供給される
外部パイロット流体の流体圧とを対比して、流体圧が高
いパイロット流体を上記共通パイロット供給流路に出力
するパイロット流体切換手段とを備えていることを特徴
としている。
【０００８】さらに、上記第２の課題を解決するため、
これらの切換弁用マニホールドにおけるパイロット流体
切換手段を、高圧優先シャトル弁としたことを特徴とし
ている。
これらの切換弁用マニホールドにおけるパイロット流体
切換手段を、高圧優先シャトル弁としたことを特徴とし
ている。
【０００９】
【作用】マニホールドに取付けた弁箱に設けた、或いは
マニホールドに組み込んだパイロット流体切換手段が、
内部パイロット流体の流体圧と外部パイロット流体の流
体圧とを対比して、流体圧が高い流体をパイロット流体
として共通パイロット供給流路に出力する。したがっ
て、内部パイロット流体の流体圧が外部パイロット流体
の流体圧より高いときは、内部パイロット流体が共通パ
イロット供給流路に出力されるので、マニホールドに設
置されるパイロット式切換弁が内部パイロット式とな
り、これらのパイロット流体の流体圧の高低が逆のとき
は、外部パイロット流体が共通パイロット供給流路に出
力されて上記パイロット式切換弁が外部パイロット式と
なるので、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロッ
ト流体の流体圧との高低を変えることによって、マニホ
ールドに設置するパイロット式切換弁を、内部パイロッ
ト式と外部パイロット式とに切り換えることができる。
マニホールドに組み込んだパイロット流体切換手段が、
内部パイロット流体の流体圧と外部パイロット流体の流
体圧とを対比して、流体圧が高い流体をパイロット流体
として共通パイロット供給流路に出力する。したがっ
て、内部パイロット流体の流体圧が外部パイロット流体
の流体圧より高いときは、内部パイロット流体が共通パ
イロット供給流路に出力されるので、マニホールドに設
置されるパイロット式切換弁が内部パイロット式とな
り、これらのパイロット流体の流体圧の高低が逆のとき
は、外部パイロット流体が共通パイロット供給流路に出
力されて上記パイロット式切換弁が外部パイロット式と
なるので、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロッ
ト流体の流体圧との高低を変えることによって、マニホ
ールドに設置するパイロット式切換弁を、内部パイロッ
ト式と外部パイロット式とに切り換えることができる。
【００１０】上記パイロット流体切換手段は、マニホー
ルドに設置するパイロット式切換弁の数に関係なく１つ
でよいので、各切換弁毎に少なくとも２個の逆止弁を設
けた既提案の切換弁に比べて、マニホールドに設置する
パイロット式切換弁の構成が簡単になり、これによって
切換弁組立体を安価なものにすることができる。また、
パイロット流体切換手段を高圧優先シャトル弁としたこ
とにより、内部パイロット流体及び外部パイロット流体
を外部に排出すると、パイロット弁のパイロット流体
も、共通パイロット供給流路及び高圧優先シャトル弁を
通って外部に排出されるので、パイロット流体の残圧に
よる切換弁の誤動作をなくすことができる。
ルドに設置するパイロット式切換弁の数に関係なく１つ
でよいので、各切換弁毎に少なくとも２個の逆止弁を設
けた既提案の切換弁に比べて、マニホールドに設置する
パイロット式切換弁の構成が簡単になり、これによって
切換弁組立体を安価なものにすることができる。また、
パイロット流体切換手段を高圧優先シャトル弁としたこ
とにより、内部パイロット流体及び外部パイロット流体
を外部に排出すると、パイロット弁のパイロット流体
も、共通パイロット供給流路及び高圧優先シャトル弁を
通って外部に排出されるので、パイロット流体の残圧に
よる切換弁の誤動作をなくすことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１ないし図３は本発明の第１実
施例とその使用態様とを示し、この切換弁用マニホール
ド１は、所望の数（図３に示す例は５個）のパイロット
式切換弁２を設置できる長さを有し、長手方向に圧力流
体の供給流路４、排出流路５Ａ，５Ｂ及び共通パイロッ
ト供給流路６が形成されており、これらの流路は、図２
に示すように、切換弁２の設置位置においてそれぞれ弁
設置面に開口している。また、一端が切換弁の設置位置
にそれぞれ開口する出力流路７Ａ，７Ｂは他端がマニホ
ールド１の前面に開口し、外部パイロット流体を供給す
る外部パイロットポートＸ１はマニホールド１の長手方
向一端面に、Ｘ２は長手方向一端近くの前面にそれぞれ
開口している。しかしながら、後記するように、切換弁
２が該切換弁の上面または前面に開口する出力ポートを
備えているときは、マニホールド１の出力流路７Ａ，７
Ｂを省略することができる。
施例とその使用態様とを示し、この切換弁用マニホール
ド１は、所望の数（図３に示す例は５個）のパイロット
式切換弁２を設置できる長さを有し、長手方向に圧力流
体の供給流路４、排出流路５Ａ，５Ｂ及び共通パイロッ
ト供給流路６が形成されており、これらの流路は、図２
に示すように、切換弁２の設置位置においてそれぞれ弁
設置面に開口している。また、一端が切換弁の設置位置
にそれぞれ開口する出力流路７Ａ，７Ｂは他端がマニホ
ールド１の前面に開口し、外部パイロット流体を供給す
る外部パイロットポートＸ１はマニホールド１の長手方
向一端面に、Ｘ２は長手方向一端近くの前面にそれぞれ
開口している。しかしながら、後記するように、切換弁
２が該切換弁の上面または前面に開口する出力ポートを
備えているときは、マニホールド１の出力流路７Ａ，７
Ｂを省略することができる。
【００１２】図１及び図３に示すように、マニホールド
１において、外部パイロットポートＸ１，Ｘ２が開口す
る位置の上面（弁設置面）には、弁箱１０が取付ねじに
よって気密に取付けられており、供給流路４、共通パイ
ロット供給流路６及び外部パイロットポートＸ１，Ｘ２
は、それぞれ内部パイロット供給流路８及び流路６ａ，
Ｘａによってマニホールド１上面の弁箱１０取付位置に
開口している。上記弁箱１０には、パイロット流体切換
手段を構成する高圧優先シャトル弁１１の弁室１２と、
幅方向に貫通し両端を外部パイロットポートＸ３，Ｘ４
とした外部パイロット供給流路１３とが形成され、内部
パイロット供給流路８と外部パイロット供給流路１３
は、弁室１２の図における上下方向に対向して開口して
いる。
１において、外部パイロットポートＸ１，Ｘ２が開口す
る位置の上面（弁設置面）には、弁箱１０が取付ねじに
よって気密に取付けられており、供給流路４、共通パイ
ロット供給流路６及び外部パイロットポートＸ１，Ｘ２
は、それぞれ内部パイロット供給流路８及び流路６ａ，
Ｘａによってマニホールド１上面の弁箱１０取付位置に
開口している。上記弁箱１０には、パイロット流体切換
手段を構成する高圧優先シャトル弁１１の弁室１２と、
幅方向に貫通し両端を外部パイロットポートＸ３，Ｘ４
とした外部パイロット供給流路１３とが形成され、内部
パイロット供給流路８と外部パイロット供給流路１３
は、弁室１２の図における上下方向に対向して開口して
いる。
【００１３】弁室１２の外周面は、切欠き通路１４と上
記流路６ａとによって共通パイロット供給流路６に連通
し、弁室１２内に、外周面に軸方向に貫通する複数の切
欠溝１５ａが形成された弁体１５が、図における上下方
向に若干移動可能に挿入されている。また、上記流路Ｘ
ａは弁箱１０に形成した切欠き部１６によって、外部パ
イロット供給流路１３に連通している。したがって、外
部パイロット流体は、マニホールド１の設置姿勢や設置
場所に応じて、配管の取付けが容易ないずれか１つの外
部パイロットポートから供給することができ、他の外部
パイロットポートは、各ポートの開口に形設した雌ねじ
に螺着したプラグ（図示省略）によって閉鎖される。
記流路６ａとによって共通パイロット供給流路６に連通
し、弁室１２内に、外周面に軸方向に貫通する複数の切
欠溝１５ａが形成された弁体１５が、図における上下方
向に若干移動可能に挿入されている。また、上記流路Ｘ
ａは弁箱１０に形成した切欠き部１６によって、外部パ
イロット供給流路１３に連通している。したがって、外
部パイロット流体は、マニホールド１の設置姿勢や設置
場所に応じて、配管の取付けが容易ないずれか１つの外
部パイロットポートから供給することができ、他の外部
パイロットポートは、各ポートの開口に形設した雌ねじ
に螺着したプラグ（図示省略）によって閉鎖される。
【００１４】しかしながら、上記パイロット流体切換手
段は図示の高圧優先シャトル弁１１に限定されるもので
はなく、既提案の切換弁と同様に、内部パイロット供給
流路８と外部パイロット供給流路１３とにそれぞれ設け
た、共通パイロット供給流路６へのパイロット流体の流
出のみを許容する逆止弁とすることができる。
段は図示の高圧優先シャトル弁１１に限定されるもので
はなく、既提案の切換弁と同様に、内部パイロット供給
流路８と外部パイロット供給流路１３とにそれぞれ設け
た、共通パイロット供給流路６へのパイロット流体の流
出のみを許容する逆止弁とすることができる。
【００１５】図２に詳細を示すように、マニホールド１
に設置される上記切換弁２は、主弁１９とソレノイド２
１駆動のパイロット弁２０とを備えたパイロット式切換
弁として構成されている。上記主弁１９の弁ボディ２３
は、軸方向の中央部に形成した第１ポート２４、該ポー
トの軸方向両側にそれぞれ等間隔に形成した第２ポート
２５及び第３ポート２６、さらにその軸方向両側にそれ
ぞれ等間隔に形成した第４ポート２７及び第５ポート２
８と、パイロットポート２９とを備え、これらのポート
は、切換弁２をマニホールド１に設置すると、いずれも
マニホールド１の対応する流路の開口に気密に連通す
る。しかしながら、圧縮空気の出力ポートとなる第２ポ
ート２５と第３ポート２６は、弁ボディ２３の上面また
は前面に開口させることもできる。
に設置される上記切換弁２は、主弁１９とソレノイド２
１駆動のパイロット弁２０とを備えたパイロット式切換
弁として構成されている。上記主弁１９の弁ボディ２３
は、軸方向の中央部に形成した第１ポート２４、該ポー
トの軸方向両側にそれぞれ等間隔に形成した第２ポート
２５及び第３ポート２６、さらにその軸方向両側にそれ
ぞれ等間隔に形成した第４ポート２７及び第５ポート２
８と、パイロットポート２９とを備え、これらのポート
は、切換弁２をマニホールド１に設置すると、いずれも
マニホールド１の対応する流路の開口に気密に連通す
る。しかしながら、圧縮空気の出力ポートとなる第２ポ
ート２５と第３ポート２６は、弁ボディ２３の上面また
は前面に開口させることもできる。
【００１６】上記弁ボディ２３は、第１ポート２４ない
し第５ポート２８がいずれも開口する軸方向の弁孔３１
と、該弁孔一端の弁孔より大径のピストン室３２と他端
のピストン室と同径の復帰室３３とを備え、弁孔３１に
第２ポート２５と第３ポート２６を第１ポート２４と第
４ポート２７または第５ポート２８とに切り換えて連通
させる弁体３４が、ピストン室３２にピストン３５が、
いずれも気密に摺動可能に挿入されている。また、弁ボ
ディ２３には、上面が開口する軸方向のパイロット通路
３６と、ピストン背後の室を外部に開口させる呼吸通路
３７が形成されている。弁ボディ２３のピストン室３２
側にはピストン室を覆うアダプタ３９と上記パイロット
弁２０が、復帰室３３側には復帰室を覆うエンドプレー
ト４０が、上面にはパイロット通路３６を覆う上蓋４１
が、それぞれ取付ねじ等の適宜の手段によって気密に取
付けられており、パイロット通路３６の先端が開口する
上記復帰室３３に復帰ばね４２が縮設されている。ま
た、アダプタ３９には、パイロットポート２９を、パイ
ロット通路３６とパイロット弁２０の後記するパイロッ
ト供給ポートｐとに連通させるパイロット供給通路４３
が形成されている。
し第５ポート２８がいずれも開口する軸方向の弁孔３１
と、該弁孔一端の弁孔より大径のピストン室３２と他端
のピストン室と同径の復帰室３３とを備え、弁孔３１に
第２ポート２５と第３ポート２６を第１ポート２４と第
４ポート２７または第５ポート２８とに切り換えて連通
させる弁体３４が、ピストン室３２にピストン３５が、
いずれも気密に摺動可能に挿入されている。また、弁ボ
ディ２３には、上面が開口する軸方向のパイロット通路
３６と、ピストン背後の室を外部に開口させる呼吸通路
３７が形成されている。弁ボディ２３のピストン室３２
側にはピストン室を覆うアダプタ３９と上記パイロット
弁２０が、復帰室３３側には復帰室を覆うエンドプレー
ト４０が、上面にはパイロット通路３６を覆う上蓋４１
が、それぞれ取付ねじ等の適宜の手段によって気密に取
付けられており、パイロット通路３６の先端が開口する
上記復帰室３３に復帰ばね４２が縮設されている。ま
た、アダプタ３９には、パイロットポート２９を、パイ
ロット通路３６とパイロット弁２０の後記するパイロッ
ト供給ポートｐとに連通させるパイロット供給通路４３
が形成されている。
【００１７】上記パイロット弁２０は、パイロット供給
ポートｐ、パイロット出力ポートａ及びパイロット排出
ポートｒと、パイロット出力ポートａをパイロット供給
ポートｐとパイロット排出ポートｒに切り換えて連通さ
せるパイロット弁体４５と、パイロット弁体４５をパイ
ロット供給ポートｐの閉鎖方向に付勢するパイロット復
帰ばね４６とを備え、ソレノイド２１を励磁するとパイ
ロット弁体４５がパイロット供給ポートｐとパイロット
出力ポートａを連通させ、ソレノイド２１の励磁を解除
するとパイロットばね４６の付勢力でパイロット弁体４
５が復帰して、パイロット出力ポートａをパイロット排
出ポートｒに連通させる、周知の常閉形３ポート電磁弁
として構成されている。また、パイロット供給ポートｐ
は上記パイロット供給通路４３によって主弁１９のパイ
ロットポート２９に、パイロット出力ポートａはパイロ
ット出力通路４７によって主弁１９のピストン室３２に
それぞれ連通し、パイロット排出ポートｒは外部に開口
している。しかしながら、上記パイロット弁２０は図示
の電磁弁に限定されるものではなく、ソレノイド２１以
外の他の周知の駆動力によりパイロット弁体４５を駆動
して、パイロットポート間の連通を切り換えるものとす
ることができる。
ポートｐ、パイロット出力ポートａ及びパイロット排出
ポートｒと、パイロット出力ポートａをパイロット供給
ポートｐとパイロット排出ポートｒに切り換えて連通さ
せるパイロット弁体４５と、パイロット弁体４５をパイ
ロット供給ポートｐの閉鎖方向に付勢するパイロット復
帰ばね４６とを備え、ソレノイド２１を励磁するとパイ
ロット弁体４５がパイロット供給ポートｐとパイロット
出力ポートａを連通させ、ソレノイド２１の励磁を解除
するとパイロットばね４６の付勢力でパイロット弁体４
５が復帰して、パイロット出力ポートａをパイロット排
出ポートｒに連通させる、周知の常閉形３ポート電磁弁
として構成されている。また、パイロット供給ポートｐ
は上記パイロット供給通路４３によって主弁１９のパイ
ロットポート２９に、パイロット出力ポートａはパイロ
ット出力通路４７によって主弁１９のピストン室３２に
それぞれ連通し、パイロット排出ポートｒは外部に開口
している。しかしながら、上記パイロット弁２０は図示
の電磁弁に限定されるものではなく、ソレノイド２１以
外の他の周知の駆動力によりパイロット弁体４５を駆動
して、パイロットポート間の連通を切り換えるものとす
ることができる。
【００１８】また、図示を省略しているが、エンドプレ
ート４０に代えて弁ボディ２３に上記アダプタ３９及び
パイロット弁２０を取付け、復帰室にピストン３５と同
形のピストン３５を気密に摺動可能に挿入して、パイロ
ット通路３６を復帰室に代えてこのパイロット弁２０の
パイロット供給ポートｐに連通させると、ダブルソレノ
イド形の切換弁とすることができる。
ート４０に代えて弁ボディ２３に上記アダプタ３９及び
パイロット弁２０を取付け、復帰室にピストン３５と同
形のピストン３５を気密に摺動可能に挿入して、パイロ
ット通路３６を復帰室に代えてこのパイロット弁２０の
パイロット供給ポートｐに連通させると、ダブルソレノ
イド形の切換弁とすることができる。
【００１９】上記第１実施例は、弁箱１０に設けた高圧
優先シャトル弁１１の弁体１５に、供給流路４から供給
された内部パイロット流体の流体圧と、外部パイロット
ポートＸ１〜Ｘ４のいずれかから供給された外部パイロ
ット流体の流体圧とが対向して作用している。したがっ
て、内部パイロット流体の流体圧が外部パイロット流体
の流体圧より高いときは、弁体１５が図において上動し
て内部パイロット供給流路８を開放するとともに外部パ
イロット供給流路１３を閉鎖するので、共通パイロット
供給流路６に供給流路４の内部パイロット流体が出力さ
れ、この内部パイロット流体がパイロット弁２０のパイ
ロットポートｐに供給される。また、内部パイロット流
体の流体圧が外部パイロット流体の流体圧より低いとき
は、弁体１５が図において下動して内部パイロット供給
流路８を閉鎖するとともに外部パイロット供給流路１３
を開放するので、共通パイロット供給流路６に外部パイ
ロット流体が出力され、この外部パイロット流体がパイ
ロット弁２０のパイロットポートｐに供給される。
優先シャトル弁１１の弁体１５に、供給流路４から供給
された内部パイロット流体の流体圧と、外部パイロット
ポートＸ１〜Ｘ４のいずれかから供給された外部パイロ
ット流体の流体圧とが対向して作用している。したがっ
て、内部パイロット流体の流体圧が外部パイロット流体
の流体圧より高いときは、弁体１５が図において上動し
て内部パイロット供給流路８を開放するとともに外部パ
イロット供給流路１３を閉鎖するので、共通パイロット
供給流路６に供給流路４の内部パイロット流体が出力さ
れ、この内部パイロット流体がパイロット弁２０のパイ
ロットポートｐに供給される。また、内部パイロット流
体の流体圧が外部パイロット流体の流体圧より低いとき
は、弁体１５が図において下動して内部パイロット供給
流路８を閉鎖するとともに外部パイロット供給流路１３
を開放するので、共通パイロット供給流路６に外部パイ
ロット流体が出力され、この外部パイロット流体がパイ
ロット弁２０のパイロットポートｐに供給される。
【００２０】上記第１実施例は、内部パイロット流体の
流体圧と外部パイロット流体の流体圧の高低を変えるこ
とによって、共通パイロット供給流路６に内部パイロッ
ト流体と外部パイロット流体とを切り換えて出力できる
ので、マニホールド１に設置する切換弁２，・・を内部
パイロット式と外部パイロット式とに切り換えることが
できる。そして、パイロット弁２０のソレノイド２１の
励磁とその解除とにより、共通パイロット供給流路６に
出力された内外いずれかのパイロット流体が主弁１９の
ピストン室３２に給排されるので、マニホールド１に設
置した切換弁２，・・の弁体３４が往復動して、第１ポ
ート２４から供給される圧縮空気が、第２ポート２５と
第３ポート２６から切り換えて出力される。
流体圧と外部パイロット流体の流体圧の高低を変えるこ
とによって、共通パイロット供給流路６に内部パイロッ
ト流体と外部パイロット流体とを切り換えて出力できる
ので、マニホールド１に設置する切換弁２，・・を内部
パイロット式と外部パイロット式とに切り換えることが
できる。そして、パイロット弁２０のソレノイド２１の
励磁とその解除とにより、共通パイロット供給流路６に
出力された内外いずれかのパイロット流体が主弁１９の
ピストン室３２に給排されるので、マニホールド１に設
置した切換弁２，・・の弁体３４が往復動して、第１ポ
ート２４から供給される圧縮空気が、第２ポート２５と
第３ポート２６から切り換えて出力される。
【００２１】上記第１実施例は、複数の切換弁２を設置
するマニホールド１に共通パイロット供給流路６を形成
するとともに、弁箱１０に設けた高圧優先シャトル弁１
１によって、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロ
ット流体の流体圧のうち流体圧が高いパイロット流体を
共通パイロット供給流路６に出力するので、これらのパ
イロット流体の流体圧の高低を変えることによって、１
種類の切換弁２を内部パイロット式と外部パイロット式
とに切り換えることができる。したがって、個々の切換
弁にそれぞれ複数個の逆止弁を設けたものと異なり、既
存の切換弁をそのまま使用できるので、切換弁を設置し
た切換弁組立体を安価なものにすることができ、しかも
切換弁の使用上の誤りがないので信頼性を高めることが
でき、かつメンテナンスも容易である。また、別個の構
成を有する内部パイロット式の切換弁と外部パイロット
式の切換弁とを使用する場合に比べて、使用上の利便性
に優れている。
するマニホールド１に共通パイロット供給流路６を形成
するとともに、弁箱１０に設けた高圧優先シャトル弁１
１によって、内部パイロット流体の流体圧と外部パイロ
ット流体の流体圧のうち流体圧が高いパイロット流体を
共通パイロット供給流路６に出力するので、これらのパ
イロット流体の流体圧の高低を変えることによって、１
種類の切換弁２を内部パイロット式と外部パイロット式
とに切り換えることができる。したがって、個々の切換
弁にそれぞれ複数個の逆止弁を設けたものと異なり、既
存の切換弁をそのまま使用できるので、切換弁を設置し
た切換弁組立体を安価なものにすることができ、しかも
切換弁の使用上の誤りがないので信頼性を高めることが
でき、かつメンテナンスも容易である。また、別個の構
成を有する内部パイロット式の切換弁と外部パイロット
式の切換弁とを使用する場合に比べて、使用上の利便性
に優れている。
【００２２】図３に示すマニホールド１は、一端または
両端が開口する圧縮空気の供給流路４、排出流路５Ａ，
５Ｂ及び共通パイロット供給流路６を備え、共通パイロ
ット供給流路６の開口はボール等の適宜の手段によって
閉鎖されている。上記マニホールドベース１に設置され
た切換弁２Ａ〜２Ｃは、マニホールド１に設置されたと
きに第１ポート２４ないし第５ポート２８及びパイロッ
トポート２９がそれぞれマニホールド１の対応する流路
の開口に気密に連通する。
両端が開口する圧縮空気の供給流路４、排出流路５Ａ，
５Ｂ及び共通パイロット供給流路６を備え、共通パイロ
ット供給流路６の開口はボール等の適宜の手段によって
閉鎖されている。上記マニホールドベース１に設置され
た切換弁２Ａ〜２Ｃは、マニホールド１に設置されたと
きに第１ポート２４ないし第５ポート２８及びパイロッ
トポート２９がそれぞれマニホールド１の対応する流路
の開口に気密に連通する。
【００２３】上記切換弁２Ｄとマニホールド１との間に
は、供給スぺーサ５０が設けられている。この供給スぺ
ーサ５０は、マニホールド１の前後方向に開口する供給
開口５１，５１（一方のみ図示）を備え、これらの供給
開口はいずれも切換弁２Ｄの第１ポート２４に連通し、
供給流路４と第１ポート２４の連通は供給スぺーサ５０
によって遮断されている。また、パイロットポート２
９、第２ポート２５ないし第５ポート２８は、供給スぺ
ーサ５０に開設した流路によって、共通パイロット供給
流路６、出力流路７Ａ，７Ｂ及び排出流路５Ａ，５Ｂに
それぞれ連通している。したがって、切換弁２Ｄは、供
給流路４から供給される圧縮空気とは異なる空気圧の圧
縮空気を供給して出力することができる。
は、供給スぺーサ５０が設けられている。この供給スぺ
ーサ５０は、マニホールド１の前後方向に開口する供給
開口５１，５１（一方のみ図示）を備え、これらの供給
開口はいずれも切換弁２Ｄの第１ポート２４に連通し、
供給流路４と第１ポート２４の連通は供給スぺーサ５０
によって遮断されている。また、パイロットポート２
９、第２ポート２５ないし第５ポート２８は、供給スぺ
ーサ５０に開設した流路によって、共通パイロット供給
流路６、出力流路７Ａ，７Ｂ及び排出流路５Ａ，５Ｂに
それぞれ連通している。したがって、切換弁２Ｄは、供
給流路４から供給される圧縮空気とは異なる空気圧の圧
縮空気を供給して出力することができる。
【００２４】切換弁２Ｅとマニホールド１との間には、
排出スぺーサ５３と供給スぺーサ５４とが設けられてい
る。この排出スぺーサ５３は、第１ポート２４に連通す
る排出開口５５を備え、供給スぺーサ５４の供給開口５
６，５６（一方のみ図示）は、排出スぺーサ５３に開設
した流路によって第４ポート２７と第５ポート２８にそ
れぞれ連通している。また、パイロットポート２９及び
第２ポート２５と第３ポート２６は、スぺーサ５３，５
４に開設した流路によって共通パイロット供給流路６及
び出力流路７Ａ，７Ｂにそれぞれ連通している。したが
って、切換弁２Ｅは、第４ポート２７及び第５ポート２
８から圧縮空気を供給して第１ポート２４から排出する
両側供給形の切換弁とすることができ、かつ供給流路４
から供給される圧縮空気とは異なる空気圧の圧縮空気を
供給して出力することができる。
排出スぺーサ５３と供給スぺーサ５４とが設けられてい
る。この排出スぺーサ５３は、第１ポート２４に連通す
る排出開口５５を備え、供給スぺーサ５４の供給開口５
６，５６（一方のみ図示）は、排出スぺーサ５３に開設
した流路によって第４ポート２７と第５ポート２８にそ
れぞれ連通している。また、パイロットポート２９及び
第２ポート２５と第３ポート２６は、スぺーサ５３，５
４に開設した流路によって共通パイロット供給流路６及
び出力流路７Ａ，７Ｂにそれぞれ連通している。したが
って、切換弁２Ｅは、第４ポート２７及び第５ポート２
８から圧縮空気を供給して第１ポート２４から排出する
両側供給形の切換弁とすることができ、かつ供給流路４
から供給される圧縮空気とは異なる空気圧の圧縮空気を
供給して出力することができる。
【００２５】図４は上記シャトル弁１１をマニホールド
に組み込んだ本発明の第２実施例を示し、このマニホー
ルド６１は、後面に開口する有底孔６２を備え、該有底
孔６２の底面と、軸方向の貫通孔６３ａを有し上記有底
孔６２に気密に挿入された通路部材６３との間に、シャ
トル弁１１の弁室１２が形成されている。また、マニホ
ールド１の後面に開設した外部パイロットポートＸ５
は、外部パイロット供給流路１３によって有底孔６２の
弁室１２と反対側に連通し、供給流路４に連通する内部
パイロット供給流路８は有底孔６２の底面に開口してい
る。上記弁室１２には弁体１５が軸方向に若干移動可能
に挿入され、弁室１２の外周面は流路６ａによって共通
パイロット供給流路６に連通している。図示の例におけ
る有底孔６２の開口はプラグ６４によって閉鎖されてい
るが、この開口から外部パイロット流体を供給すること
もできる。第２実施例の他の構成及び作用は第１実施例
と同じであるから、説明は省略する。上記第２実施例
は、マニホールド６１にシャトル弁１１を組み込んだこ
とにより、マニホールドに弁箱１０を取付ける必要がな
いので、作業環境を整然とすることができ、かつ切換弁
のマニホールドへの取付けが容易である。
に組み込んだ本発明の第２実施例を示し、このマニホー
ルド６１は、後面に開口する有底孔６２を備え、該有底
孔６２の底面と、軸方向の貫通孔６３ａを有し上記有底
孔６２に気密に挿入された通路部材６３との間に、シャ
トル弁１１の弁室１２が形成されている。また、マニホ
ールド１の後面に開設した外部パイロットポートＸ５
は、外部パイロット供給流路１３によって有底孔６２の
弁室１２と反対側に連通し、供給流路４に連通する内部
パイロット供給流路８は有底孔６２の底面に開口してい
る。上記弁室１２には弁体１５が軸方向に若干移動可能
に挿入され、弁室１２の外周面は流路６ａによって共通
パイロット供給流路６に連通している。図示の例におけ
る有底孔６２の開口はプラグ６４によって閉鎖されてい
るが、この開口から外部パイロット流体を供給すること
もできる。第２実施例の他の構成及び作用は第１実施例
と同じであるから、説明は省略する。上記第２実施例
は、マニホールド６１にシャトル弁１１を組み込んだこ
とにより、マニホールドに弁箱１０を取付ける必要がな
いので、作業環境を整然とすることができ、かつ切換弁
のマニホールドへの取付けが容易である。
【００２６】なお、これらの実施例におけるマニホール
ド１と６１は、いずれも５ポート切換弁２を設置するマ
ニホールドであるが、本発明のマニホールドは５ポート
切換弁を設置するものに限定されるものではなく、中央
の第１ポートとその軸方向両側に等間隔に形成された第
２ポートと第３ポートとを備え、第２ポートまたは第２
ポートから供給される圧縮空気を第１ポートから出力し
て、第３ポートまたは第２ポートから排出する３ポート
弁用のマニホールドとすることができる。この場合にお
けるシャトル弁の弁室には、圧縮空気の供給ポートとし
た第２ポートまたは第３ポートに連通する内部パイロッ
ト供給流路の流体圧と、外部パイロットポートに連通す
る外部パイロット供給流路とが対向して開口している。
したがって、これらのパイロット流体のうち流体圧が高
いパイロット流体が共通パイロット供給流路６に供給さ
れることは、上記マニホールド１，６１と同じである。
ド１と６１は、いずれも５ポート切換弁２を設置するマ
ニホールドであるが、本発明のマニホールドは５ポート
切換弁を設置するものに限定されるものではなく、中央
の第１ポートとその軸方向両側に等間隔に形成された第
２ポートと第３ポートとを備え、第２ポートまたは第２
ポートから供給される圧縮空気を第１ポートから出力し
て、第３ポートまたは第２ポートから排出する３ポート
弁用のマニホールドとすることができる。この場合にお
けるシャトル弁の弁室には、圧縮空気の供給ポートとし
た第２ポートまたは第３ポートに連通する内部パイロッ
ト供給流路の流体圧と、外部パイロットポートに連通す
る外部パイロット供給流路とが対向して開口している。
したがって、これらのパイロット流体のうち流体圧が高
いパイロット流体が共通パイロット供給流路６に供給さ
れることは、上記マニホールド１，６１と同じである。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、パイロット式切換弁を設置す
るマニホールドに取付けた弁箱に、内部パイロット流体
の流体圧と外部パイロット流体の流体圧とを対比して、
流体圧が高い流体をパイロット流体として上記切換弁の
パイロット弁に供給するパイロット流体切換手段を設け
たことにより、マニホールドに設置する各切換弁に複数
個の逆止弁を設けたものと異なり既存の切換弁をそのま
ま使用することができ、またマニホールドも僅かな加工
を施すことによって既存のマニホールドを使用すること
ができるので、切換弁組立体を安価なものとすることが
でき、かつメンテナンスも容易である。
るマニホールドに取付けた弁箱に、内部パイロット流体
の流体圧と外部パイロット流体の流体圧とを対比して、
流体圧が高い流体をパイロット流体として上記切換弁の
パイロット弁に供給するパイロット流体切換手段を設け
たことにより、マニホールドに設置する各切換弁に複数
個の逆止弁を設けたものと異なり既存の切換弁をそのま
ま使用することができ、またマニホールドも僅かな加工
を施すことによって既存のマニホールドを使用すること
ができるので、切換弁組立体を安価なものとすることが
でき、かつメンテナンスも容易である。
【００２８】また、マニホールドにパイロット流体切換
手段を組み込んだことにより、弁箱を取付ける必要がな
いので作業環境が整然とし、しかも切換弁の取付けが容
易である。さらに、パイロット流体切換手段を高圧優先
シャトル弁としたことによって、パイロット弁のパイロ
ット流体を外部に排出できるので、パイロット流体の残
圧による切換弁の誤動作をなくすことができる。
手段を組み込んだことにより、弁箱を取付ける必要がな
いので作業環境が整然とし、しかも切換弁の取付けが容
易である。さらに、パイロット流体切換手段を高圧優先
シャトル弁としたことによって、パイロット弁のパイロ
ット流体を外部に排出できるので、パイロット流体の残
圧による切換弁の誤動作をなくすことができる。
【図１】第１実施例の断面図である。
【図２】切換弁を設置した状態の断面図である。
【図３】同じく使用態様の斜視図である。
【図４】第２実施例の断面図である。
１，６１ マニホールド ２ パイロット式切換弁 ４ 供給流路 ５Ａ，５Ｂ 排出流路 ６ 共通パイロット供給流路 １０ 弁箱 １１ シャトル弁 ２４〜２８ ポート Ｘ１〜Ｘ５ 外部パイロットポート
Claims (3)
- 【請求項１】圧力流体の供給流路と排出流路を備え、こ
れらの流路から設置するパイロット式切換弁に圧力流体
を給排する切換弁用マニホールドにおいて、 上記切換弁用マニホールドが、上記パイロット式切換弁
にパイロット流体を出力するための共通パイロット供給
流路と；上記供給流路から供給される内部パイロット流
体の流体圧と外部パイロットポートから供給される外部
パイロット流体の流体圧とを対比して、流体圧が高いパ
イロット流体を上記共通パイロット供給流路に出力する
パイロット流体切換手段を有する弁箱とを備えている、
ことを特徴とする切換弁用マニホールド。 - 【請求項２】圧力流体の供給流路と排出流路を備え、こ
れらの流路から設置するパイロット式切換弁に圧力流体
を給排する切換弁用マニホールドにおいて、 上記切換弁用マニホールドが、上記パイロット式切換弁
にパイロット流体を出力するための共通パイロット供給
流路と；上記供給流路から供給される内部パイロット流
体の流体圧と外部パイロットポートから供給される外部
パイロット流体の流体圧とを対比して、流体圧が高いパ
イロット流体を上記共通パイロット供給流路に出力する
パイロット流体切換手段とを備えている、ことを特徴と
する切換弁用マニホールド。 - 【請求項３】パイロット流体切換手段を高圧優先シャト
ル弁とした、ことを特徴とする請求項１または請求項２
に記載した切換弁用マニホールド。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340477A JPH10169818A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 切換弁用マニホールド |
| TW086219533U TW354623U (en) | 1996-12-05 | 1997-11-21 | Manifold for converting valve |
| US08/969,946 US5860445A (en) | 1996-12-05 | 1997-11-25 | Transfer valve manifold |
| DE69704045T DE69704045T2 (de) | 1996-12-05 | 1997-11-28 | Steuerventilverteilerplatte mit innerer oder äusserer Steuerschaltung |
| EP97309634A EP0846872B1 (en) | 1996-12-05 | 1997-11-28 | Transfer valve manifold with external or internal pilot switching |
| CN97125347A CN1071436C (zh) | 1996-12-05 | 1997-12-04 | 切换阀用岐管 |
| KR1019970066401A KR100255139B1 (ko) | 1996-12-05 | 1997-12-05 | 전환밸브용 매니폴드 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340477A JPH10169818A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 切換弁用マニホールド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169818A true JPH10169818A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18337344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340477A Pending JPH10169818A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 切換弁用マニホールド |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5860445A (ja) |
| EP (1) | EP0846872B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10169818A (ja) |
| KR (1) | KR100255139B1 (ja) |
| CN (1) | CN1071436C (ja) |
| DE (1) | DE69704045T2 (ja) |
| TW (1) | TW354623U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166718A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Sanwa Seiki Co Ltd | 車両用エアスプリング装置 |
| JP2009204009A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Koganei Corp | マニホールド電磁弁 |
| JP2010255818A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Ckd Corp | マニホールド、及びネジの回り止め構造 |
| JP2021089028A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Ckd株式会社 | 電磁弁マニホールド |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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