JPH0522134A - 補正装置 - Google Patents

補正装置

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JPH0522134A
JPH0522134A JP17253091A JP17253091A JPH0522134A JP H0522134 A JPH0522134 A JP H0522134A JP 17253091 A JP17253091 A JP 17253091A JP 17253091 A JP17253091 A JP 17253091A JP H0522134 A JPH0522134 A JP H0522134A
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JP
Japan
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output
integrator
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output data
correction
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Pending
Application number
JP17253091A
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English (en)
Inventor
Akira Sobashima
彰 傍島
Tetsuhiko Kaneaki
哲彦 金秋
Yasunori Tani
泰範 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0522134A publication Critical patent/JPH0522134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ・ディジタル変換器の性能を向上さ
せるための補正値を求める際に、アナログ・ディジタル
変換器の出力DCオフセット量が大きい場合でも最適な
補正値を得ることが出来る補正装置を提供する。 【構成】 リセット解除直後からDCキャンセル装置3
が動作を始め、DCオフセットが十分除去されるT2時
間、遅延装置11により遅延されたリセット信号が以後
の補正回路に与えられる。DCキャンセルされた入力は
整流装置4で整流された後、積分器5で一定期間T1積
分される。積分器5の出力は遅延器6によりT1時間遅
延され、積分器5と遅延器6の出力データが比較器7で
比較される。積分器5の出力の方が大きい場合、補正値
算出装置8から出力される補正値の変化量を以前の-1/2
倍し、小さい場合は以前の変化量のまま補正値に加え
る。補正値が規定の語長まで定まったとき補正動作を終
了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルオー
ディオ分野で用いられるアナログ/ディジタル変換器の
データ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の補正装置は、DCキャンセル装置
により入力データのDCオフセットを除去しつつ、補正
動作を行うものがあった。以下、図面を参照しながら動
作説明を行う。図3は従来の補正装置の構成図である。
図3において、21はデータの入力端子、22はデータ
の出力端子、23はDCキャンセル装置、24は整流装
置、25は積分器、26は遅延器、27は比較器、28
は補正値算出装置、29はリセット信号入力端子、30
は測定用クロックである。
【0003】入力データとしては、性能を向上させるた
めに例えば補正装置から出力される補正値によって出力
データを補正するアナログ・ディジタル変換器(不図
示)の出力を考える。リセット信号が解除された後、補
正値算出装置28は補正値の初期値K0を出力する。ア
ナログ・ディジタル変換器は補正値K0に対応した出力
データを出力するが、補正動作が完了するまで、アナロ
グ・ディジタル変換器のアナログ入力はゼロと(交流的
に接地)されているとすると、アナログ・ディジタル変
換器の出力は残留雑音となる。入力された雑音データは
DCキャンセル装置23により入力データに含まれるD
Cオフセット成分が徐々に除去される。DCキャンセル
装置23の出力データは整流装置24によって正の信号
のみ、または負の信号が正に符号変換されたデータとし
て取り出される。整流装置24の出力データは一定のT
2期間、積分器25によって累算され、次のT2期間出
力信号として保持されるが、出力データの保持とは別に
連続して次のT2期間の入力データを累算している。積
分器25の出力データは遅延器26によってT2時間遅
延される。積分器25の出力データと遅延器26の出力
データの大きさが比較器27によって比較され、比較結
果が補正値算出装置28に入力される。補正値算出装置
28は、比較器27の出力結果、すなわち補正値が変化
する前と後の入力雑音の大きさの比較結果をもとに、入
力雑音が徐々に小さくなる方向で補正値を更新していく
動作を行う。補正値の更新を数回繰り返し、最終的な補
正値を求め、前記アナログ・ディジタル変換器の補正値
として使用する。例えば補正値と雑音信号の大きさの関
係が図4に示すような特性を示していたとする。補正値
の初期値をK0とした時の雑音の大きさがN0、補正値
をΔKだけ変化させたときの雑音の大きさがN1とす
る。N0→N1は増加しているため、補正値の変化量Δ
Kを−ΔK/2として補正値に加え、同様に雑音の大き
さN2を測定する。N1→N2は減少しているので補正
値の変化量ΔKはそのままとし、補正値に加える。この
動作を繰り返すことで雑音の大きさが最小となるKnを
求めることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような補正装置では、入力データに含まれるDCオフセ
ット成分を除去しながら同時に補正動作を行うため、D
Cオフセット量が極端に大きい場合、整流時にDCオフ
セットによる誤差が生じ、補正が誤動作する可能性があ
る。例えば図5に示すような場合、入力された雑音の大
きさ(T2時間毎の最大値:図の最上段の数値)が、0.
10→0.40→0.90と大きくなっているにも係わらず、DC
キャンセルが終わっていないため、整流/積分された結
果を見ると、0.1→0.4の部分で小さくなっている。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、DCオフセット量に係わらず、誤動作を防止できる
補正装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の補正装置は、補正値算出装置の出力データ
に応じて大きさが変化する量子化された雑音信号を入力
とし、入力データのDCオフセットを除去するDCキャ
ンセル装置と、前記DCキャンセル装置の出力データを
整流する整流装置と、前記整流装置の出力データを一定
のT1期間積分する積分器と、前記積分器の出力データ
を一定のT1期間だけ遅延する遅延器と、前記積分器の
出力データと前記遅延器の出力の大きさを比較する比較
器と、前記比較器の出力データ変化に応じて出力データ
を更新する補正値算出装置と、リセット入力信号を一定
期間T2だけ遅らせて出力する遅延装置とを備え、リセ
ット信号を前記DCキャンセル装置と前記遅延装置に入
力し、前記遅延装置の出力信号を前記遅延器および前記
補正値算出装置に入力する構成としている。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成により、リセット解除後、
理論的にDCオフセットが規定値以下になる期間だけ補
正部動作を停止し、その後以下の補正動作を開始する。
【0008】入力データのDCオフセット成分は、DC
キャンセル装置により十分除去されており、整流装置の
出力にはDCオフセットによる誤差はなく、入力雑音デ
ータの交流的な絶対値が出力されている。整流装置の出
力データを一定期間積分することで、入力雑音の大きさ
を知ることが出来る。補正値を変化させ、再度その補正
値に対する入力雑音の大きさを測定する。補正値変化に
よる入力雑音信号の大きさの変化から、雑音が小さくな
る方向に補正値を変化させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0010】図1は本発明の実施例の補正装置の構成図
を示すものである。図1において、1は入力端子、2は
出力端子、3はDCキャンセル装置、4は整流装置、5
は積分器、6は遅延器、7は比較器、8は補正値算出装
置、9はリセット信号入力端子、10は測定用クロッ
ク、11は遅延装置である。
【0011】入力端子1から測定用クロック10までの
各ブロックは従来例の入力端子21から測定用クロック
30までと同一のものである。ただし、従来例ではリセ
ット信号入力端子29から入力されたリセット信号は、
DCキャンセル装置23、遅延器26および補正値算出
装置28に入力され、リセット信号解除後、同時に動作
を開始していたのに対し、本発明の実施例では、リセッ
ト信号入力端子9から入力されたリセット信号はDCキ
ャンセル装置3および遅延装置11に入力され、遅延器
6および補正値算出装置8のリセット端子には遅延装置
11の出力が接続されている。遅延装置11はリセット
信号を規定期間遅延させて出力するものであり、従って
リセット信号が解除された後、DCオフセットが理論的
に十分に除去されるT2時間後から補正動作が開始され
る。
【0012】図2にT2時刻以後の動作波形を示す。補
正動作そのものは従来例と同様であるので説明は省略す
るが、DCオフセットが十分に除去された後に整流/積
分されており、雑音の大きさに比例した積分値が得られ
ており、補正動作に誤差を発生しないことがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補正装置
は、十分にDCオフセットを除去してから補正動作を開
始するため、入力信号に大きなDCオフセット成分を含
んでいても、補正の誤動作を生じることなく最適な補正
値を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における補正装置の構成を示す
ブロック図
【図2】同実施例の補正動作を説明するための波形図
【図3】従来の補正装置の構成を示すブロック図
【図4】同従来例の補正動作を説明するための補正値対
雑音量の関係を示す特性図
【図5】同従来例の補正動作を説明するための波形図
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 DCキャンセル装置 4 整流装置 5 積分器 6 遅延器 7 比較器 8 補正値算出装置 9 リセット信号入力端子 10 測定用クロック 11 遅延装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】補正値算出装置の出力データに応じて大き
    さが変化する量子化された雑音信号を入力とし、入力デ
    ータのDCオフセットを除去するDCキャンセル装置
    と、 前記DCキャンセル装置の出力データを整流する整流装
    置と、 前記整流装置の出力データを一定のT1期間積分する積
    分器と、 前記積分器の出力データを一定のT1期間だけ遅延する
    遅延器と、 前記積分器の出力データと前記遅延器の出力の大きさを
    比較する比較器と、 前記比較器の出力データ変化に応じて出力データを更新
    する補正値算出装置と、 リセット入力信号を一定期間T2だけ遅らせて出力する
    遅延装置とを備え、 リセット信号を前記DCキャンセル装置と前記遅延装置
    に入力し、前記遅延装置の出力信号を前記遅延器および
    前記補正値算出装置に入力したことを特徴とする補正装
    置。
JP17253091A 1991-07-12 1991-07-12 補正装置 Pending JPH0522134A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492988B1 (ko) * 1997-10-28 2005-09-16 삼성전자주식회사 아날로그-디지탈변환회로
KR101158038B1 (ko) * 2011-05-23 2012-06-22 주식회사 유컴테크놀러지 A/d 변환 시 고조파를 감소시키기 위한 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492988B1 (ko) * 1997-10-28 2005-09-16 삼성전자주식회사 아날로그-디지탈변환회로
KR101158038B1 (ko) * 2011-05-23 2012-06-22 주식회사 유컴테크놀러지 A/d 변환 시 고조파를 감소시키기 위한 방법

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