JPH0521410Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521410Y2 JPH0521410Y2 JP1986185903U JP18590386U JPH0521410Y2 JP H0521410 Y2 JPH0521410 Y2 JP H0521410Y2 JP 1986185903 U JP1986185903 U JP 1986185903U JP 18590386 U JP18590386 U JP 18590386U JP H0521410 Y2 JPH0521410 Y2 JP H0521410Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- carriage
- ink ribbon
- time
- printing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 208000010727 head pressing Diseases 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
本考案は転写形プリンタのキヤリツジ制御機構
に関する。
に関する。
【従来の技術】
従来より、転写形プリンタでは、ホストコンピ
ユータ等から送られてきた印字データの内、印刷
の必要のない空白部分では、ヘツドアツプ状態に
してリボン巻き取りせずにキヤリツジを移動し、
印刷の必要な文字部分ではヘツドダウン状態に
し、リボンを巻き取りしつつ印刷を行わせるよう
にしキヤリツジ機構を制御することにより、空白
部分でインクリボンを無駄にせず効率よく使用出
来るよう制御している。 しかしながら従来の転写形プリンタではヘツド
アツプ／ダウン動作及びヘツドダウン動作を行う
時もキヤリツジは所定の速度で移動させているた
め、ヘツドアツプ動作を開始してから実際にヘツ
ドとインクリボンが離間するまでと、ヘツドダウ
ン動作を開始して、ヘツドとインクリボンが接触
してから充分な圧力で圧接されて印刷が可能にな
るまでの間にも、インクリボンは巻き取られる構
成であつた。 特に最近のプリンタでは高速に印刷されるため
キヤリツジの移動速度が早くなり、またヘツドア
ツプ／ダウン動作時間は騒音を小さくするために
ヘツドアツプ／ダウン動作時間は長くなる傾向に
ある。 第７図に示す従来のプリンタのフローチヤート
を第４図、第５図を用いて説明する。 キヤリツジ制御回路によりキヤリツジ駆動モー
タを駆動しキヤリツジ２を往方向に所定スピード
で移動させる。次ぎに印刷パターンより印刷の必
要な文字部分よりわずか手前まで、キヤリツジが
移動すると、リボン巻き取りリールを回転させ、
リボン巻き取りを開始する。しかる後にすぐに、
ヘツドダウンさせ、文字部分にキヤリツジが達す
ると、印刷パターンに従つて印刷を開始する。再
び、印刷パターンの空白部に達すると、そくに印
刷を修了し、ヘツドアツプ動作を行う。ヘツドア
ツプからわずかに時間を於てリボン巻き取りリー
ルの回転を止める。この一連の動作の間もキヤリ
ツジは所定のスピードで移動している。 次ぎは再び印刷パターンの空白部分をヘツドア
ツプ状態のまま移動し、図示ｂ〜ｇと同じ動作を
し、ここで印刷パターンが終了すれば、キヤリツ
ジを停止して、一連の動作を終了する。 次ぎに第６図に示す従来のプリンタの動作の時
間関係を示すタイムチヤートについて、第４図、
第５図を用いて説明する。印刷ヘツド制御回路に
より印字ヘツドを駆動する一定時間前のｓ２より
ヘツドアツプ／ダウン制御回路によりヘツドアツ
プ／ダウン機構を駆動し、ヘツド押圧部材を介し
て、印刷ヘツドをプラテンに支持されている印刷
用紙に向かつて押しだす。キヤリツジは所定の速
度で移動しているため印刷ヘツドが印字用紙に接
触して間もなく、インクリボンが供給側リボンリ
ールから繰り出され始めるため、この時点ｓ３よ
りリボン巻取機構を駆動して、巻取側リボンリー
ルを回転させて繰り出されたインクリボンを巻き
取る。その後、印刷ヘツドはｓ４に於て、印刷に
最適な圧力で圧接され、更に一定時間後のｓ５よ
り印刷を開始する。 RAMの印刷バツフア領域の印刷パターン印刷
に従つて順次印刷し、時点ｓ６に於て空白部に達
すると、一定時間後のｓ７よりヘツドアツプ／ダ
ウン機構を駆動し印刷ヘツドを印刷用紙より離間
させはじめる。この場合も離間動作を開始して印
刷ヘツドがインクリボンは印刷用紙に押しつける
圧力が徐々に減つてある程度以下になるまでは、
インクリボンが供給側リボンリールから繰り出さ
れるまで離間動作（ヘツドアツプ動作）開始時点
ｓ７より一定時間後の時点ｓ８までリボン巻取動
作を続ける。この後時点ｓ９で印刷ヘツドは完全
にストツプし、キヤリツジは印刷パターンの次ぎ
の印刷に必要な文字パターン部に向かつてヘツド
アツプ状態のまま移動しつづけ前記ｓ２からｓ９
までと同じタイミングで印刷を行う。 以上のようにヘツドアツプ／ダウン動作中もキ
ヤリツジが移動しつづけるため、時点ｓ３から時
点ｓ４（あるいは時点ｓ１１からｓ１２）までの
ヘツドダウン動作中と、時点ｓ７から時点ｓ８
（あるいは時点ｓ１５から時点ｓ１６）までのヘ
ツドアツプ動作中もインクリボンが繰り出され
る。
ユータ等から送られてきた印字データの内、印刷
の必要のない空白部分では、ヘツドアツプ状態に
してリボン巻き取りせずにキヤリツジを移動し、
印刷の必要な文字部分ではヘツドダウン状態に
し、リボンを巻き取りしつつ印刷を行わせるよう
にしキヤリツジ機構を制御することにより、空白
部分でインクリボンを無駄にせず効率よく使用出
来るよう制御している。 しかしながら従来の転写形プリンタではヘツド
アツプ／ダウン動作及びヘツドダウン動作を行う
時もキヤリツジは所定の速度で移動させているた
め、ヘツドアツプ動作を開始してから実際にヘツ
ドとインクリボンが離間するまでと、ヘツドダウ
ン動作を開始して、ヘツドとインクリボンが接触
してから充分な圧力で圧接されて印刷が可能にな
るまでの間にも、インクリボンは巻き取られる構
成であつた。 特に最近のプリンタでは高速に印刷されるため
キヤリツジの移動速度が早くなり、またヘツドア
ツプ／ダウン動作時間は騒音を小さくするために
ヘツドアツプ／ダウン動作時間は長くなる傾向に
ある。 第７図に示す従来のプリンタのフローチヤート
を第４図、第５図を用いて説明する。 キヤリツジ制御回路によりキヤリツジ駆動モー
タを駆動しキヤリツジ２を往方向に所定スピード
で移動させる。次ぎに印刷パターンより印刷の必
要な文字部分よりわずか手前まで、キヤリツジが
移動すると、リボン巻き取りリールを回転させ、
リボン巻き取りを開始する。しかる後にすぐに、
ヘツドダウンさせ、文字部分にキヤリツジが達す
ると、印刷パターンに従つて印刷を開始する。再
び、印刷パターンの空白部に達すると、そくに印
刷を修了し、ヘツドアツプ動作を行う。ヘツドア
ツプからわずかに時間を於てリボン巻き取りリー
ルの回転を止める。この一連の動作の間もキヤリ
ツジは所定のスピードで移動している。 次ぎは再び印刷パターンの空白部分をヘツドア
ツプ状態のまま移動し、図示ｂ〜ｇと同じ動作を
し、ここで印刷パターンが終了すれば、キヤリツ
ジを停止して、一連の動作を終了する。 次ぎに第６図に示す従来のプリンタの動作の時
間関係を示すタイムチヤートについて、第４図、
第５図を用いて説明する。印刷ヘツド制御回路に
より印字ヘツドを駆動する一定時間前のｓ２より
ヘツドアツプ／ダウン制御回路によりヘツドアツ
プ／ダウン機構を駆動し、ヘツド押圧部材を介し
て、印刷ヘツドをプラテンに支持されている印刷
用紙に向かつて押しだす。キヤリツジは所定の速
度で移動しているため印刷ヘツドが印字用紙に接
触して間もなく、インクリボンが供給側リボンリ
ールから繰り出され始めるため、この時点ｓ３よ
りリボン巻取機構を駆動して、巻取側リボンリー
ルを回転させて繰り出されたインクリボンを巻き
取る。その後、印刷ヘツドはｓ４に於て、印刷に
最適な圧力で圧接され、更に一定時間後のｓ５よ
り印刷を開始する。 RAMの印刷バツフア領域の印刷パターン印刷
に従つて順次印刷し、時点ｓ６に於て空白部に達
すると、一定時間後のｓ７よりヘツドアツプ／ダ
ウン機構を駆動し印刷ヘツドを印刷用紙より離間
させはじめる。この場合も離間動作を開始して印
刷ヘツドがインクリボンは印刷用紙に押しつける
圧力が徐々に減つてある程度以下になるまでは、
インクリボンが供給側リボンリールから繰り出さ
れるまで離間動作（ヘツドアツプ動作）開始時点
ｓ７より一定時間後の時点ｓ８までリボン巻取動
作を続ける。この後時点ｓ９で印刷ヘツドは完全
にストツプし、キヤリツジは印刷パターンの次ぎ
の印刷に必要な文字パターン部に向かつてヘツド
アツプ状態のまま移動しつづけ前記ｓ２からｓ９
までと同じタイミングで印刷を行う。 以上のようにヘツドアツプ／ダウン動作中もキ
ヤリツジが移動しつづけるため、時点ｓ３から時
点ｓ４（あるいは時点ｓ１１からｓ１２）までの
ヘツドダウン動作中と、時点ｓ７から時点ｓ８
（あるいは時点ｓ１５から時点ｓ１６）までのヘ
ツドアツプ動作中もインクリボンが繰り出され
る。
従来のプリンタでは、ヘツドアツプ動作及びヘ
ツドダウン動作を行う時もキヤリツジは所定の速
度で移動させているため、ヘツドアツプ動作を開
始してから実際にヘツドとインクリボンが離間す
るまでと、ヘツドダウン動作を開始してヘツドと
インクリボンが接触してから、充分な圧力で圧接
されて印刷が可能になるまでの間にもインクリボ
ンは巻き取られてしまうのでインクリボンが無駄
となつていた。 特に最近のプリンタでは高速に印刷されるため
キヤリツジの移動速度が早くなり、またヘツドア
ツプ／ダウン動作時間の騒音を小さくするために
ヘツドアツプ／ダウン動作時間は長くなる傾向に
あるため、ますますむだに巻き取られるインクリ
ボンの量が増えることになる。 更に、ヘツドアツプ／ダウン動作時間中にキヤ
リツジがその速度に従つて移動してしまうため、
その移動量以上の空白がなければ、この一連のリ
ボンセービング動作を行うことは不可能であり、
その移動量も、前述の理由により長くなる傾向に
あり、充分なリボンセービング効果があげられな
い。 本考案は、かかる欠点を除去した、転写形プリ
ンタのキヤリツジ制御方法を提供するものであ
る。
ツドダウン動作を行う時もキヤリツジは所定の速
度で移動させているため、ヘツドアツプ動作を開
始してから実際にヘツドとインクリボンが離間す
るまでと、ヘツドダウン動作を開始してヘツドと
インクリボンが接触してから、充分な圧力で圧接
されて印刷が可能になるまでの間にもインクリボ
ンは巻き取られてしまうのでインクリボンが無駄
となつていた。 特に最近のプリンタでは高速に印刷されるため
キヤリツジの移動速度が早くなり、またヘツドア
ツプ／ダウン動作時間の騒音を小さくするために
ヘツドアツプ／ダウン動作時間は長くなる傾向に
あるため、ますますむだに巻き取られるインクリ
ボンの量が増えることになる。 更に、ヘツドアツプ／ダウン動作時間中にキヤ
リツジがその速度に従つて移動してしまうため、
その移動量以上の空白がなければ、この一連のリ
ボンセービング動作を行うことは不可能であり、
その移動量も、前述の理由により長くなる傾向に
あり、充分なリボンセービング効果があげられな
い。 本考案は、かかる欠点を除去した、転写形プリ
ンタのキヤリツジ制御方法を提供するものであ
る。
本考案による転写形プリンタのキヤリツジ制御
機構は、ヘツドをインクリボンに圧接したヘツド
ダウン状態では上記ヘツドを担持したキヤリツジ
を移動させるとともに、インクリボン巻取機構を
駆動し印刷済のインクリボンを巻取りつつ印字を
行い、上記ヘツドを上記インクリボンより離間し
たヘツドアツプ状態では上記キヤリツジのみを空
移動させる形式の転写形プリンタに於て、ヘツド
アツプ／ダウン機構を駆動して上記ヘツドをイン
クリボンに圧接、離間させる動作中は上記キヤリ
ツジを停止させ、かつ上記ヘツドがダウンした後
は上記キヤリツジの移動と連動して上記インクリ
ボン巻取機構を駆動させ、上記ヘツドがアツプす
る前は前記インクリボン巻取機構の駆動を停止さ
せるよう制御したことを特徴としている。
機構は、ヘツドをインクリボンに圧接したヘツド
ダウン状態では上記ヘツドを担持したキヤリツジ
を移動させるとともに、インクリボン巻取機構を
駆動し印刷済のインクリボンを巻取りつつ印字を
行い、上記ヘツドを上記インクリボンより離間し
たヘツドアツプ状態では上記キヤリツジのみを空
移動させる形式の転写形プリンタに於て、ヘツド
アツプ／ダウン機構を駆動して上記ヘツドをイン
クリボンに圧接、離間させる動作中は上記キヤリ
ツジを停止させ、かつ上記ヘツドがダウンした後
は上記キヤリツジの移動と連動して上記インクリ
ボン巻取機構を駆動させ、上記ヘツドがアツプす
る前は前記インクリボン巻取機構の駆動を停止さ
せるよう制御したことを特徴としている。
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。 第１図は本考案の実施例を示したフローチヤー
トであり、第２図は本考案の実施例を示した回路
のブロツク図であり、第３図は本考案の実施例を
示したキヤリツジ動作の時間関係を示すタイムチ
ヤートである。第４図は転写形プリンタの一般式
構造を示したキヤリツジ動作説明用斜視図であ
る。第５図は転写形プリンタの一般的動作を説明
するためのキヤリツジ動作説明用平面図である。 第４図において、１は印刷ヘツド、２は印刷ヘ
ツド１が搭載されるキヤリツジで、このキヤリツ
ジ２と制御部（図示しない）とはフレキシブルケ
ーブル３により接続されている。４ａ，４ｂはリ
ボンリールで４ａが巻取側、４ｂが供給側であ
り、一般的にはこのリボンリール４ａ，４ｂは双
方ともリボンケース（図示しない）に一体に収納
されて、キヤリツジ２に装着される。５は印刷用
紙、６は印刷用紙５を指示するためのプラテン、
７は印刷用紙５を搬送する為のゴムローラで前記
プラテン６、ゴムローラ７はフレーム（図示しな
い）により指示されている。 更にゴムローラ７は、歯車８、歯車９を介し
て、紙送りモータ１０に噛みあわされ、この紙送
りモータ１０は第１図に示される紙送り制御回路
２２により駆動される。１１は前記キヤリツジ２
をプラテン６の軸方向に対して平行に往復運動さ
せる駆動用スクリユウ軸、１２はガイド軸でスク
リユウ軸１１、ガイド軸１２は共にフレーム（図
示しない）により支持されている。またスクリユ
ウ軸１１は歯車１３、歯車１４を介して、キヤリ
ツジ駆動モータ１５に噛み合わされ、第１図に示
されるキヤリツジ制御回路２２により駆動され
る。 キヤリツジ２には印刷ヘツド１をプラテン６に
指示された印刷用紙５に圧接及び離間させるため
のヘツドアツプ／ダウン機構と、ヘツドダウン状
態でキヤリツジを第５図に示すＡ方向に移動させ
て印刷を行うとき、印刷済のインクリボンを巻取
側リボンリール４ａで巻き取るための、リボン巻
き取り機構が搭載されており、フレキシブルケー
ブル３により第２図に示されるヘツドアツプダウ
ン制御回路２５及びリボン巻き取り制御回路２６
に接続されている。 第１図は本考案の一実施例を示すフローチヤー
トである。まず、印刷パターンに従つて、空白部
分をヘツドアツプ状態のまま、キヤリツジを移動
させて停止する。次ぎにヘツドダウンさせ、リボ
ン巻き取りリールを駆動する。ただしこの状態で
はインクリボンは紙とヘツドによつて挟まれてい
るのでリボンは巻き取られない。しかる後にキヤ
リツジの移動を開始し、印刷パターンに従つて印
刷を行う。印刷パターンの文字部分が終了すると
すぐにキヤリツジを停止する。キヤリツジを停止
させるとこの時点でインクリボンは繰り出されな
くなる。ここでリボン巻き取り機構を停止させ、
しかる後にヘツドアツプさせる。次ぎは再び印刷
パターンの空白部分をヘツドアツプ状態のまま移
動し、前記動作を繰り返す。 第２図は本考案の一実施例を示す回路のブロツ
ク図である。 GPU２１、ROM１９に格納されているプログ
ラムを読みだして動作する。インターフエイス制
御回路１８を介して、上記装置から送られてきた
印字データは一端RAM２０の入力バツフア領域
に格納される。そして一行分の印字データが揃つ
たところで、RAM２０から読みだし、ROM１
９の文字パターン領域から該当する文字パターン
を読みだし、再びRAM２０の印刷バツフア領域
に印刷パターンとして格納する。ここで、該印刷
パターンより印刷の必要な文字部分と、印刷の不
要な空白部分とを、CPU２１が判別してキヤリ
ツジ制御回路２３、ヘツドアツプ／ダウン制御回
路２５、リボン巻取回路２６をコントロールして
印刷を行う。 次ぎに、本考案のキヤリツジ動作について、第
１図、第２図、第３図、第４図、第５図を用いて
説明する。第３図は本考案のキヤリツジ動作の時
間関係を示すタイムチヤートである。CPU２１
は印刷パターンに従つてヘツドアツプ状態のまま
キヤリツジを第４図のＡ方向に移動させる。 次ぎに、本考案の実施例のタイミングを第３図
に基づいて説明する。 CPU２１は印刷パターンに従つて、印字の必
要な文字パターンの直前までキヤリツジを移動さ
せ、ここで一端停止する。 キヤリツジ２の停止と同時にヘツドアツプ／ダ
ウン制御回路２５をコントロールして、ヘツドダ
ウン動作を開始する（時点ｔ２）。時点ｔ４にな
ると、印刷ヘツド１はプラテン６により指示され
ている記録用紙５にインクリボンを、印刷に最適
な圧力で押しつける。ここで再びキヤリツジ制御
回路２３によりキヤリツジ駆動モータ１５を介し
てキヤリツジ２は移動を開始する。この実施例で
はこの時点で初めてインクリボンが供給側リボン
リール４ｂより繰り出され始めるため、この時点
ｔ４からリボン巻取機構を駆動し、巻取側リボン
リールにインクリボンの巻取を開始する。キヤリ
ツジ移動およびリボン巻取開始後わずかに時間を
於て、リボン走行が安定した時点ｔ５より印刷ヘ
ツド制御回路２４を用いて、印刷ヘツド１を駆動
し印刷を行う。時点ｔ６で印刷を修了後、所定時
間後にキヤリツジを停止し同時にリボン巻取を終
了する。この時点ｔ７よりヘツドアツプ動作を開
始し、時点ｔ９で完全にヘツドアツプし、この間
キヤリツジ２は停止したままである。 次ぎは、再び印刷パターンの空白部分をヘツド
アツプ状態のままキヤリツジを移動し、前記の時
点ｔ２から時点ｔ９と同じように時点ｔ１０から
時点ｔ１７の間の印刷動作を行う。 このように、本考案では印刷の必要な文字部分
と印刷の不要な空白部分の境界では、必ずキヤリ
ツジ２を停止させてからヘツドアツプ動作および
ヘツドダウン動作を行わせることにより、印刷に
必要なときのみインクリボンが繰り出される。 ヘツドアツプ／ダウン動作中はキヤリツジが停
止しているため、キヤリツジが移動開始してから
印刷を開始するまで時間（時点ｔ１２から時点ｔ
１３）と印刷修了後、キヤリツジを停止するまで
の時間（時点ｔ６から時点ｔ７）の間にキヤリツ
ジが移動する距離以上であればよい。
る。 第１図は本考案の実施例を示したフローチヤー
トであり、第２図は本考案の実施例を示した回路
のブロツク図であり、第３図は本考案の実施例を
示したキヤリツジ動作の時間関係を示すタイムチ
ヤートである。第４図は転写形プリンタの一般式
構造を示したキヤリツジ動作説明用斜視図であ
る。第５図は転写形プリンタの一般的動作を説明
するためのキヤリツジ動作説明用平面図である。 第４図において、１は印刷ヘツド、２は印刷ヘ
ツド１が搭載されるキヤリツジで、このキヤリツ
ジ２と制御部（図示しない）とはフレキシブルケ
ーブル３により接続されている。４ａ，４ｂはリ
ボンリールで４ａが巻取側、４ｂが供給側であ
り、一般的にはこのリボンリール４ａ，４ｂは双
方ともリボンケース（図示しない）に一体に収納
されて、キヤリツジ２に装着される。５は印刷用
紙、６は印刷用紙５を指示するためのプラテン、
７は印刷用紙５を搬送する為のゴムローラで前記
プラテン６、ゴムローラ７はフレーム（図示しな
い）により指示されている。 更にゴムローラ７は、歯車８、歯車９を介し
て、紙送りモータ１０に噛みあわされ、この紙送
りモータ１０は第１図に示される紙送り制御回路
２２により駆動される。１１は前記キヤリツジ２
をプラテン６の軸方向に対して平行に往復運動さ
せる駆動用スクリユウ軸、１２はガイド軸でスク
リユウ軸１１、ガイド軸１２は共にフレーム（図
示しない）により支持されている。またスクリユ
ウ軸１１は歯車１３、歯車１４を介して、キヤリ
ツジ駆動モータ１５に噛み合わされ、第１図に示
されるキヤリツジ制御回路２２により駆動され
る。 キヤリツジ２には印刷ヘツド１をプラテン６に
指示された印刷用紙５に圧接及び離間させるため
のヘツドアツプ／ダウン機構と、ヘツドダウン状
態でキヤリツジを第５図に示すＡ方向に移動させ
て印刷を行うとき、印刷済のインクリボンを巻取
側リボンリール４ａで巻き取るための、リボン巻
き取り機構が搭載されており、フレキシブルケー
ブル３により第２図に示されるヘツドアツプダウ
ン制御回路２５及びリボン巻き取り制御回路２６
に接続されている。 第１図は本考案の一実施例を示すフローチヤー
トである。まず、印刷パターンに従つて、空白部
分をヘツドアツプ状態のまま、キヤリツジを移動
させて停止する。次ぎにヘツドダウンさせ、リボ
ン巻き取りリールを駆動する。ただしこの状態で
はインクリボンは紙とヘツドによつて挟まれてい
るのでリボンは巻き取られない。しかる後にキヤ
リツジの移動を開始し、印刷パターンに従つて印
刷を行う。印刷パターンの文字部分が終了すると
すぐにキヤリツジを停止する。キヤリツジを停止
させるとこの時点でインクリボンは繰り出されな
くなる。ここでリボン巻き取り機構を停止させ、
しかる後にヘツドアツプさせる。次ぎは再び印刷
パターンの空白部分をヘツドアツプ状態のまま移
動し、前記動作を繰り返す。 第２図は本考案の一実施例を示す回路のブロツ
ク図である。 GPU２１、ROM１９に格納されているプログ
ラムを読みだして動作する。インターフエイス制
御回路１８を介して、上記装置から送られてきた
印字データは一端RAM２０の入力バツフア領域
に格納される。そして一行分の印字データが揃つ
たところで、RAM２０から読みだし、ROM１
９の文字パターン領域から該当する文字パターン
を読みだし、再びRAM２０の印刷バツフア領域
に印刷パターンとして格納する。ここで、該印刷
パターンより印刷の必要な文字部分と、印刷の不
要な空白部分とを、CPU２１が判別してキヤリ
ツジ制御回路２３、ヘツドアツプ／ダウン制御回
路２５、リボン巻取回路２６をコントロールして
印刷を行う。 次ぎに、本考案のキヤリツジ動作について、第
１図、第２図、第３図、第４図、第５図を用いて
説明する。第３図は本考案のキヤリツジ動作の時
間関係を示すタイムチヤートである。CPU２１
は印刷パターンに従つてヘツドアツプ状態のまま
キヤリツジを第４図のＡ方向に移動させる。 次ぎに、本考案の実施例のタイミングを第３図
に基づいて説明する。 CPU２１は印刷パターンに従つて、印字の必
要な文字パターンの直前までキヤリツジを移動さ
せ、ここで一端停止する。 キヤリツジ２の停止と同時にヘツドアツプ／ダ
ウン制御回路２５をコントロールして、ヘツドダ
ウン動作を開始する（時点ｔ２）。時点ｔ４にな
ると、印刷ヘツド１はプラテン６により指示され
ている記録用紙５にインクリボンを、印刷に最適
な圧力で押しつける。ここで再びキヤリツジ制御
回路２３によりキヤリツジ駆動モータ１５を介し
てキヤリツジ２は移動を開始する。この実施例で
はこの時点で初めてインクリボンが供給側リボン
リール４ｂより繰り出され始めるため、この時点
ｔ４からリボン巻取機構を駆動し、巻取側リボン
リールにインクリボンの巻取を開始する。キヤリ
ツジ移動およびリボン巻取開始後わずかに時間を
於て、リボン走行が安定した時点ｔ５より印刷ヘ
ツド制御回路２４を用いて、印刷ヘツド１を駆動
し印刷を行う。時点ｔ６で印刷を修了後、所定時
間後にキヤリツジを停止し同時にリボン巻取を終
了する。この時点ｔ７よりヘツドアツプ動作を開
始し、時点ｔ９で完全にヘツドアツプし、この間
キヤリツジ２は停止したままである。 次ぎは、再び印刷パターンの空白部分をヘツド
アツプ状態のままキヤリツジを移動し、前記の時
点ｔ２から時点ｔ９と同じように時点ｔ１０から
時点ｔ１７の間の印刷動作を行う。 このように、本考案では印刷の必要な文字部分
と印刷の不要な空白部分の境界では、必ずキヤリ
ツジ２を停止させてからヘツドアツプ動作および
ヘツドダウン動作を行わせることにより、印刷に
必要なときのみインクリボンが繰り出される。 ヘツドアツプ／ダウン動作中はキヤリツジが停
止しているため、キヤリツジが移動開始してから
印刷を開始するまで時間（時点ｔ１２から時点ｔ
１３）と印刷修了後、キヤリツジを停止するまで
の時間（時点ｔ６から時点ｔ７）の間にキヤリツ
ジが移動する距離以上であればよい。
以上のように本考案は、ヘツドアツプ／ダウン
機構を駆動してヘツドをインクリボンに圧接、離
間させる動作中はキヤリツジを停止させ、かつヘ
ツドがダウンした後はキヤリツジの移動と連動し
てインクリボン巻取機構を駆動させ、ヘツドがア
ツプする前はインクリボン巻取機構の駆動を停止
させるよう制御することにより、印字始めと印字
終わりの両領域においてインクリボンのこすれに
よる印字汚れを防ぐことが可能となり、印字品質
の向上がはかれる。 さらに、ヘツドアツプ／ダウン機構を駆動して
ヘツドをインクリボンに圧接、離間させる動作中
はキヤリツジを停止させているため、印刷パター
ン中の短い空白部分でも極めて効率のよいリボン
セービングが達成できる。
機構を駆動してヘツドをインクリボンに圧接、離
間させる動作中はキヤリツジを停止させ、かつヘ
ツドがダウンした後はキヤリツジの移動と連動し
てインクリボン巻取機構を駆動させ、ヘツドがア
ツプする前はインクリボン巻取機構の駆動を停止
させるよう制御することにより、印字始めと印字
終わりの両領域においてインクリボンのこすれに
よる印字汚れを防ぐことが可能となり、印字品質
の向上がはかれる。 さらに、ヘツドアツプ／ダウン機構を駆動して
ヘツドをインクリボンに圧接、離間させる動作中
はキヤリツジを停止させているため、印刷パター
ン中の短い空白部分でも極めて効率のよいリボン
セービングが達成できる。
第１図は本考案の実施例を示したフローチヤー
トであり、第２図は本考案の実施例を示した回路
のブロツク図であり、第３図は本考案の実施例を
示すキヤリツ１動作の時間関係を示すタイムチヤ
ートである。第４図は転写形プリンタの一般的構
造を示したキヤリツジ動作説明用斜視図である。
第５図は転写形プリンタの一般的動作を説明する
ためのキヤリツジ動作説明用平面図である。第６
図は従来例を示したタイムチヤートであり、第７
図は従来例を示したフローチヤートである。 ２……キヤリツジ、１０……紙送りモータ、１
５……キヤリツジ駆動モータ、１９……ROM、
２０……RAM、２２……紙送り制御回路、２３
……キヤリツジ制御回路、２４……印字ヘツド制
御回路、２５……ヘツドアツプ／ダウン制御回
路、２６……リボン巻き取り制御回路。
トであり、第２図は本考案の実施例を示した回路
のブロツク図であり、第３図は本考案の実施例を
示すキヤリツ１動作の時間関係を示すタイムチヤ
ートである。第４図は転写形プリンタの一般的構
造を示したキヤリツジ動作説明用斜視図である。
第５図は転写形プリンタの一般的動作を説明する
ためのキヤリツジ動作説明用平面図である。第６
図は従来例を示したタイムチヤートであり、第７
図は従来例を示したフローチヤートである。 ２……キヤリツジ、１０……紙送りモータ、１
５……キヤリツジ駆動モータ、１９……ROM、
２０……RAM、２２……紙送り制御回路、２３
……キヤリツジ制御回路、２４……印字ヘツド制
御回路、２５……ヘツドアツプ／ダウン制御回
路、２６……リボン巻き取り制御回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツドをインクリボンに圧接したヘツドダウン
状態では上記ヘツドを担持したキヤリツジを移動
させるとともに、インクリボン巻取機構を駆動し
印刷済のインクリボンを巻取りつつ印字を行い、
上記ヘツドを上記インクリボンより離間したヘツ
ドアツプ状態では上記キヤリツジのみを空移動さ
せる形式の転写形プリンタに於て、 ヘツドアツプ／ダウン機構を駆動して上記ヘツ
ドをインクリボンに圧接、離間させる動作中は上
記キヤリツジを停止させ、かつ上記ヘツドがダウ
ンした後は上記キヤリツジの移動と連動して上記
インクリボン巻取機構を駆動させ、上記ヘツドが
アツプする前は前記インクリボン巻取機構の駆動
を停止させるよう制御したことを特徴とするプリ
ンタのキヤリツジ制御機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986185903U JPH0521410Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986185903U JPH0521410Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393150U JPS6393150U (ja) | 1988-06-16 |
| JPH0521410Y2 true JPH0521410Y2 (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=31134966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986185903U Expired - Lifetime JPH0521410Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521410Y2 (ja) |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5867472A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
| JPS58193169A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-10 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
| JPS6023082A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-05 | Canon Inc | プリンタ |
| JPS6023081A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-05 | Canon Inc | プリンタ |
| JPS60190365A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-09-27 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
| JPS60196369A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | Fujitsu Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS60250981A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-11 | Tokyo Electric Co Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS612579A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-01-08 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
| JPS6129573A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Ricoh Co Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS61172780A (ja) * | 1985-01-26 | 1986-08-04 | Sharp Corp | サ−マル転写プリンタ |
| JPS61215070A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Ricoh Co Ltd | シリアル熱転写プリンタ |
| JPS62220365A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Fujitsu Ltd | 熱転写プリンタ |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP1986185903U patent/JPH0521410Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS60196369A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | Fujitsu Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS60250981A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-11 | Tokyo Electric Co Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS6129573A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Ricoh Co Ltd | サ−マルプリンタ |
| JPS61172780A (ja) * | 1985-01-26 | 1986-08-04 | Sharp Corp | サ−マル転写プリンタ |
| JPS61215070A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Ricoh Co Ltd | シリアル熱転写プリンタ |
| JPS612579A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-01-08 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
| JPS62220365A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Fujitsu Ltd | 熱転写プリンタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393150U (ja) | 1988-06-16 |
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