JP2902425B2 - 熱転写プリンタの駆動制御方法 - Google Patents

熱転写プリンタの駆動制御方法

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JP2902425B2
JP2902425B2 JP1290558A JP29055889A JP2902425B2 JP 2902425 B2 JP2902425 B2 JP 2902425B2 JP 1290558 A JP1290558 A JP 1290558A JP 29055889 A JP29055889 A JP 29055889A JP 2902425 B2 JP2902425 B2 JP 2902425B2
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ink ribbon
color
thermal head
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラテンに沿つて移動可能なサーマルヘツ
ドによりインクリボンの熱溶融性インクを溶かし、印字
用紙にそれを転写させて印字を行なう熱転写プリンタの
駆動制御方法に関し、特にマルチカラーリボンと呼ばれ
る複数色のインク層が形成されたカラーインクリボンを
使用する熱転写プリンタの駆動制御方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図は一般的な熱転写プリンタを示したもので、フ
レーム1のほぼ中央部には、平板状のプラテン2がその
印字面がほぼ垂直となるように配設されており、前記フ
レーム1のプラテン2の前側下方には、キヤリツジシヤ
フト3がプラテン2と平行に配設されている。また、フ
レーム1の前端縁には、フランジ状のガイド部4が形成
されており、このガイド部4の内側縁には、ラツク5が
形成されている。キヤリツジシヤフト3およびガイド部
4にはキヤリツジ6が取付けられており、このキヤリツ
ジ6は、ラツク5に噛合する歯車をモータによつて駆動
することにより、キヤリツジシヤフト3およびガイド部
に沿つて往復動自在とされている。キヤリツジ6の先端
部には、プラテン2に対向するようにサーマルヘツド7
が取付けられており、キヤリツジ6の側部には、キヤリ
ツジ6の上面に装着されるインクリボンカセツト(図示
せず)に収納されたインクリボンの終端部のマーカ部や
カラーインクリボンの各色を表示するマーカ部を検出す
るためのフオトセンサ26が設置されている。
また、プラテン2の後方には、印字用紙(図示せず)
をプラテン2の前方に送る用紙挿入口8が形成されてお
り、この用紙挿入口8の部分には所定速度で印字用紙を
搬送する紙送りローラ9が配設されている。この紙送り
ローラ9の下方にはこの紙送りローラ9に圧接される圧
接ローラ10が回転自在に配設されており、紙送りローラ
9とで用紙挿入口8から挿入される用紙を挟持して搬送
するようになされている。
第3図は、このようなプリンタにおけるキヤリツジの
駆動機構、サーマルヘツドのアツプダウン機構及びリボ
ン巻取り機構を示したもので、キヤリツジ6内には、キ
ヤリツジ駆動用モータ11が設けられており、このキヤリ
ツジ駆動用モータ11の出力はピニオン12を介してラツク
5と噛合するギア13に伝達される。そして、キヤリツジ
移動用モータ11の正逆回転により、キヤリツジ6がキヤ
リツジシヤフト3およびガイド部4に沿つて往復動自在
とされている。
また、キヤリツジ6のプラテン2側には、サーマルヘ
ツド7の固定部材14が支点15を介して枢着されており、
この固定部材14の先端部にサーマルヘツド7が装着され
ている。このサーマルヘツド7の固定部材14には、ベル
クランク状に形成されているとともに支点16を中心とし
て回転自在とされた従動節としてのカムフォロワ17の一
端部17aが当接されており、その他端部17bは、原動節と
してのカム部材18の無端状のカム溝19に摺動自在に係合
されている。このカム部材18の外周に一体的に形成され
たギア20には、伝達ギア21を介してキヤリツジ6に搭載
されているサーマルヘツドアツプダウン用モータ22の出
力ピニオン23が噛合されており、このサーマルヘツドア
ツプダウン用モータ22の回転により、カム部材18が回転
され、このカム部材18の回転に伴つてカムフオロワ17が
回転され、このカムフオロワ17の回動により、カムフオ
ロワ17の一端部17aに押圧されて、固定部材14がプラテ
ン2に対して進退操作され、サーマルヘツド7のインク
リボン及び印字用紙を介してのプラテン2への圧接(ヘ
ツドダウン)およびその解除(ヘツドアツプ)操作がな
される。
またインクリボン(図示せず)を巻取るためのインク
リボン巻取りボビン24を駆動するモータ25も、前述した
サーマルヘツドアツプダウン用のモータ22とは別にキヤ
リツジ6に設けられており、その出力ピニオン25aに
は、伝達ギア25bを介して前記インクリボン巻取りボビ
ン24と、いわゆるスリツプ機構を介して同軸に設けられ
ている巻取りギア27が噛合されている。また、サーマル
ヘツド7のアツプダウンを検知するためのセンサ(図示
せず)が設けられており、このセンサの働きによりサー
マルヘツド7のアツプダウンに対応してインクリボン巻
取り用のモータ25の動作が制御されるようになつてい
る。
また、カラー印字に使用されるカラーインクリボン28
は、第4図に示すように、長尺のインクリボンにその長
さ方向に沿つてイエロー(Y),シアン(C),マゼン
タ(M),黒(B)のインク層が連続して繰返し単位で
配列されており、各色の境界部には、マーカ部28a〜28b
が各色を区別できるような形状で例えば、第4図におい
ては各色毎でマーカ本数を異ならせるように形成されて
いるものであり、この各マーカ部28a〜28bをキヤリツジ
6上に設けられたフオトセンサ26で検出することによつ
て、インクリボンの各色を検出し、所望の色で記録する
ようになつている。
このような熱転写プリンタにおける駆動制御は、以下
の如くなされている。
用紙挿入口8から印字用紙を挿入し、この印字用紙を
紙送りローラ9と圧接ローラ10とで挟持し、紙送りロー
ラ9を回転駆動させることにより、印字用紙をキヤリツ
ジ6の移動方向と直交方向に所定量搬送する。そして、
インクリボン巻取り用モータ25を駆動し、所望の色のイ
ンク層が印字位置にくるまで、インクリボンの巻取りを
行なう。その後、サーマルヘツドアツプダウン用のモー
タ22を駆動してサーマルヘツド7をプラテン2に対して
所定の圧接力で圧接させこの状態で、キヤリツジ駆動用
のモータ11を駆動してキヤリツジ6を駆動させるととも
に、リボン巻取りモータ25を駆動して、巻取りボビン24
を回転させてインクリボンを巻取りながら、サーマルヘ
ツド7を所望の記録信号に基づいて駆動することによ
り、記録用紙に所望の印字を行なうものである。ところ
で、1行の印字の途中からの異なつた色で印字を行なう
場合、その時点で、キヤリツジ6の移動を停止し、その
後、サーマルヘツド7をプラテン2からアツプさせ、こ
のアツプ動作が終つてから再度リボン巻取り用モータ25
を駆動し、リボン巻取りボビン24を回動して所望の色の
マーカ部例えば27aをフオトセンサ26で検出し、所望の
色のインク層が印字位置に対向した時点でリボン巻取り
動作を停止しサーマルヘツド7を再度プラテン2へ圧接
した後、キヤリツジ6を移動させて次の記録を行なうよ
うにしてある。そして、1行の印字が終了したら、キヤ
リツジ6を次の印字位置へ移動させ上述の工程をくり返
し、次の印字を行なう。このとき、次行の記録を行なう
場合、紙送りローラ9を回転させて所定量の紙送り動作
をキヤリツジ6の復帰動作と並列して行なうが、同じ行
に異なる色を重ねて記録する場合、キヤリツジ6の復帰
動作のみで、紙送り動作は行なわない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の熱転写プリンタの駆動制御方法におい
ては、1行の記録途中、あるいは、1行の記録を終えて
から、次の記録に備えて、カラーインクリボンの所望の
色のインク層を印字位置に対向させるように、インクリ
ボン巻取用モータ25を駆動してリボン巻取りボビン24を
回動させて、インクリボンの巻取りを行なうが、サーマ
ルヘツドが完全にアツプ動作を終えてからこのリボン巻
取り動作を行なうように制御しているためサーマルヘツ
ドのアツプ動作開始時からインクリボンの所望の色が印
字位置に対向するように巻取られるまでの時間が長くな
り、結果として実効印字速度が遅くなるという欠点を有
していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の欠点を解決するためになされたもの
で、長尺なインクリボンにその長さ方向に沿って複数色
のインク層が連続する繰返し単位で配列されるととも
に、各色区分間に各色を表わすマーカ部が形成されたカ
ラーインクリボンを用いる熱転写プリンタにおいて、前
記インクリボンの色を選択して印字を行なう際の前記マ
ーカ部を検出時に、前記サーマルヘッドのアップ動作の
開始以降で且つアップ動作の終了前に前記インクリボン
巻取り機構を駆動し、前記カラーインクリボンの巻取り
動作を開始し、前記マーク部の検出後にヘッドダウン動
作を開始するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上述の手段は、以下の様に作用する。
サーマルヘツドのアツプ動作の途中から、リボン巻取
り動作を開始し、所望の色のインク層の検出及び頭出し
を行なうように制御しているため、サーマルヘツドのア
ツプ動作の開始時点から、カラーインクリボンの所望の
色を印字位置まで搬送するまでの時間が短縮できる。
〔実施例〕
以下、本発明の熱転写プリンタの駆動制御方法につい
て、第1図の動作タイミング図を用いて説明する。
記録用紙を紙送りローラ9を回転することによつて所
定の位置にセツテイングした後、インクリボン巻取り用
モータ25を駆動し、巻取りボビン24を回動させてカラー
インクリボンの巻取りを開始する。そして、フオトセン
サ26によつて所望の色のマーカ部が検出された時点で、
サーマルヘツドアツプダウン用モータ22を駆動し、サー
マルヘツド7のダウン動作を開始する。サーマルヘツド
7のダウン動作が開始されてからサーマルヘツド7がプ
ラテン2に当接するまで約0.5秒かかるが、この間にイ
ンクリボンは更に巻取られ、所望の色部分が印字位置に
対向する。そして、サーマルヘツド7がプラテン2に圧
接された状態では、リボン巻取り機構のスリツプ機構が
働き、リボン巻取りモータ25の回転力は巻取りボビン24
に伝達されずインクリボンは巻取られない。サーマルヘ
ツド7がプラテン2へ圧接されてからキヤリツジ移動用
モータ11を駆動してキヤリツジ6を移動させていくと、
サーマルヘツド7とプラテン7の圧接力によりインクリ
ボンは引き出され、その分がインクリボン巻取り機構に
よつて巻取られていく、この時サーマルヘツド7を所望
の記録信号に基いて駆動することにより所望の印字がな
される。そして、1行の印字の途中から異なつた色で印
字を行なう場合、その時点でキヤリツジ6の移動を停止
し、その後サーマルヘツド7をプラテン2からアツプさ
せる動作を開始し、サーマルヘツド7がプラテン2から
離れると直ちにリボン巻取用モータ25を駆動し、リボン
巻取りボビン24を回動してインクリボンの巻取りを開始
する。このインクリボンの巻取りの途中でサーマルヘツ
ド7のアツプ動作が終了するが、そのままインクリボン
の巻取りを継続し、所望の色のマーカ部をフオトセンサ
26が検出時点でサーマルヘツド7のダウン動作を開始す
る。そして、最初の印字と同様にして、所望の色のイン
ク層が印字位置へ搬送されてから、サーマルヘツド7の
ダウン動作は終了し、再度キヤリツジを移動させて次の
記録を行なう。そして、1行の印字が終了したら、キヤ
リツジ6を次の印字位置へ移動させて、上述の工程をく
り返し次の印字を行なう。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明においては、カラーインクリ
ボンを用いる熱転写プリンタにおいて、サーマルヘツド
のアツプ動作の途中でインクリボン巻取り機構を駆動
し、カラーインクリボンの巻取り動作を行なうようにし
たため、サーマルヘツドのアツプ動作開始時から、カラ
ーインクリボンの所望の色を印字位置まで搬送する時間
が短縮でき、結果として実効印字速度を速くできるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる熱転写プリンタの動作タイミン
グを時系列的に示す説明図、第2図は一般的な熱転写プ
リンタの斜視図、第3図はそのサーマルヘツドアツプダ
ウン機構、キヤリツジ移送機構およびリボン巻取り機構
を示す概略構成図であり、第4図はカラーインクリボン
の構成図である。 2……プラテン、5……ラツク、6……キヤリツジ、7
……サーマルヘツド、11……キヤリツジ駆動用モータ、
22……サーマルヘツドアツプダウン用モータ、24……イ
ンクリボン巻取用ボビン、25……リボン巻取用モータ、
26……フオトセンサ、27……カラーインクリボン、27a,
27b,27c,27d……マーカ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 33/14 B41J 35/16 B41J 35/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドを具備するキャリッジをプ
    ラテンに沿って印字桁方向へ往復移動させるキャリッジ
    駆動機構と、前記サーマルヘッドを前記プラテンに対し
    接離動作させるヘッドアップダウン機構と、インクリボ
    ンの巻取り動作を行なうリボン巻取り機構とを備え、長
    尺なインクリボンにその長さ方向に沿って複数色のイン
    ク層が連続する繰返し単位で配列されるとともに、各色
    区分間に各色を表わすマーカ部が形成されたカラーイン
    クリボンを用いる熱転写プリンタにおいて、前記インク
    リボンの色を選択して印字を行なう際の前記マーカ部を
    検出時に、前記サーマルヘッドのアップ動作の開始以降
    で且つアップ動作の終了前に前記インクリボン巻取り機
    構を駆動して前記カラーインクリボンの巻取り動作を開
    始し、前記マーク部の検出後に前記サーマルヘッドのダ
    ウン動作を開始するようにしたことを特徴とする熱転写
    プリンタの駆動制御方法。
JP1290558A 1989-11-08 1989-11-08 熱転写プリンタの駆動制御方法 Expired - Lifetime JP2902425B2 (ja)

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