JPH0520648B2 - - Google Patents

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JPH0520648B2
JPH0520648B2 JP25698487A JP25698487A JPH0520648B2 JP H0520648 B2 JPH0520648 B2 JP H0520648B2 JP 25698487 A JP25698487 A JP 25698487A JP 25698487 A JP25698487 A JP 25698487A JP H0520648 B2 JPH0520648 B2 JP H0520648B2
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furnace
melting
burner
ash
pusher
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Jujiro Umeda
Satoshi Inoe
Masao Seki
Takehiko Motomura
Minoru Myakoshi
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IHI Corp
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、都市ごみ、産業廃棄物などの固形廃
棄物の焼却残渣(焼却灰)を、炉体通路内の火床
板上に移送させつつ、その焼却灰中の未燃焼炭素
を燃焼させて溶融処理する灰溶融炉に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種の灰溶融炉において、焼却灰を燃
焼させた後の溶融ゾーンに上方から火炎を噴射す
る昇温バーナを設けることは、既に知られてい
る。また、焼却灰を火床板上で攪拌・移送する手
段としてプツシヤーを使用することも知られてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] この種の灰溶融炉は、焼却灰中の未燃焼炭素の
燃焼発生熱を溶融熱源として、焼却灰を溶融処理
するものであるため、質の悪い即ち未燃焼炭素の
少ない焼却灰の場合には、良好な溶融ができなく
なる。また炉体通路には所定の炉幅があるため、
焼却灰の一部は良く溶融するが、他の一部は溶融
が悪い場合がある。しかし、従来の昇温バーナ
は、その位置が固定されているか、作業者が目視
により経験と感に基づき、溶融不良箇所へ手動で
移動操作させる構成であつたので、完全な溶融処
理ができないことがあつた。
本発明の目的は、このような燃焼ゾーンの溶融
不良箇所を自動的に完全溶融させる昇温バーナ制
御装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の昇温バーナ制御装置は、焼却灰を火床
板上に沿つて移送するプツシヤーと、該プツシヤ
ーの移送速度及び位置を検出するプツシヤースト
ローク検出器と、焼却灰を燃焼させた後の溶融ゾ
ーンに上方から火炎を噴射する昇温バーナと、該
昇温バーナの炉内突出し長さ及び炉内突出し角度
を変える駆動機構と、前記昇温バーナの炉内突出
し長さ及び炉内突出し角度を検出するバーナ位置
角度検出器と、炉体通路内の溶融ゾーンの複数箇
所に設けた温度センサと、この各温度センサ及び
前記プツシヤーストローク検出器の信号から溶融
ゾーンの溶融不良箇所を把握し、前記バーナ位置
角度検出器からの信号に基づいて現在の昇温バー
ナの炉内突出し長さ及び炉内突出し角度を確認し
つつ、前記溶融不良箇所に昇温バーナの火炎噴射
を持ち来たすように前記駆動機構を制御するコン
トローラを設けたことを特徴とするものである。
[作用] 溶融ゾーンに溶融不良箇所があるかどうかは、
炉内の溶融ゾーンの複数箇所に設けた温度センサ
により個別に監視される一方、熱量不足で溶融ス
ラグの固着(クリンカ)が発生し、これに起因し
てプツシヤーの移送速度が遅くなつたかどうか
が、プツシヤーストローク検出器により監視され
る。これらにより溶融状態が把握され、もし熱量
不足で溶融不良箇所があれば、コントローラは、
そこに昇温バーナを向けて火炎噴射し溶融を補
う。従つて、自動的且つ的確に溶融不良箇所に昇
温バーナが操作され、完全な溶融ができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図において、1は灰溶融炉であり、都市ご
みなどの固形廃棄物を焼却処理する機械式の焼却
炉(ストーカ式炉、回転キルン式など)の端部に
連設されており、焼却炉から排出される未燃焼炭
素を含んだ焼却残渣(焼却灰)16を火床上に移
送させつつ燃焼させ、その熱で焼却灰16を溶融
スラグ(溶湯)17とする。
灰溶融炉1は耐火断熱材で覆つた炉体2を備え
ており、該炉体内部には下方に傾斜する通路3が
形成されている。炉体2の上部には、焼却炉から
の焼却灰16を受け入れる導入口としてのホツパ
2aが形成してあり、該ホツパは通路3の上流側
上部3aと連通している。また、炉体2の下端は
スラグ排出通路18と接続され、スラグ冷却水槽
へと続いている。溶融排ガスは溶湯17が流れる
のと同方向に、煙道19よりブロワー(図示せ
ず)によつて吸引され、燃焼空気予熱用の熱交換
器であるガスエアーヒータ29を経て排出され
る。
炉体2の通路3は、その途中に上壁より垂下さ
せて設けた堰4により、3つの領域に分れてい
る。即ち、焼却灰16の移送方向にみて堰4の手
前側に位置する焼却灰の充填ゾーン5と、堰4に
よつて狭窄されている通路部分である燃焼ゾーン
6と、堰4の直後より拡大させた通路部分である
フリーポート7とである。このように通路3の途
中に堰4を設けた理由は、充填ゾーン5の焼却灰
を燃焼させるに際し、その燃焼ガス(火炎)の通
り路を狭くして燃焼ガス速度をを高め、これによ
り火炎による熱密度(熱発生負荷)を高めて、焼
却灰16の自然焼熱のみによる溶融を促進させる
ためである。充填ゾーン5及びフリーポート7の
領域の存在は、この火炎ないし燃焼ガスの高温な
部分を焼却灰層に集中させ、燃焼溶融を促進させ
る有効な手段となるものである。
本実施例では、火床板8が形成する炉床の長さ
1800mmに対し、堰4は、それにより形成される通
路3の狭窄部(燃焼ゾーン6)の中心が、炉床の
上部から400〜800mmの位置に来るように設けてあ
り、また、火床板5から堰4の下端までの狭窄部
の高さが100〜400mmになるように形成してある。
フリーポート7の大きさは、狭窄部の高さの倍以
上の高さにとつて比較的大きく形成し、また上壁
は平らに形成することが好ましい。フリーポート
7の高さが十分でなかつたりフリーポート7の上
壁に障害突起などがあると、火炎の流下速度が低
下し未溶融灰が増大するからである。
炉体2の通路3内には、炭化珪素等のセラミツ
クス製の複数個の火床板8が階段状に配設され、
傾斜した火床を形成している。各火床板8には、
棒状の炭化珪素発熱体から成る高温電気ヒータ9
が一体に組込まれており、各火床板8には、溶湯
を集めて流下させるためV字状に形成されてい
る。10は通路3の両側より送り込んだ高温の燃
焼空気を噴出させる空気ノズル(散気管)であ
り、この空気ノズル10は、相隣接する火床板8
同士の重ね合せ部に生ずる間隔内に配設してあ
る。
電気ヒータ9の役目の第1は、火床板8を内部
から加熱し、その火床板8の表面からの放射熱に
よつて、燃焼ゾーン6に積層した焼却灰16に、
その下面から着火熱を与えることにある。また電
気ヒータ9の他の役目は、充填ゾーンに在る焼却
灰16、即ち次に燃える焼却灰16を高温に予熱
し、燃焼溶融を促進するとともに、フリーポート
7の溶融帯における溶融スラグ即ち溶湯17が炉
体2内で固着するのを防ぐことにある。
そこで、電気ヒータ9をグループ分けして火床
板8の温度を数区画に分けて制御する。この実施
例では、充填ゾーン5の予熱帯は900℃、通路の
狭窄部である燃焼ゾーン6の燃焼帯は1100℃、フ
リーポート7の溶融帯は1300℃、排出口(湯口)
は1350℃の如く温度制御する。また、空気ノズル
10からの燃焼用空気の吹き込み量も、空気供給
管11からの供給圧を変えることにより、予熱帯
では20%、燃焼帯では60%、溶湯帯では20%の如
く制御し、焼却灰の燃焼・溶融を効率的に行う。
一方、炉体2の上流側の端壁には、主として充
填ゾーン5及び燃焼ゾーン6における焼却灰16
の攪拌・移送を行う大プツシヤー12と、主とし
てフリーポート7の溶融帯にある焼却灰16中
に、湯道となる穴を空ける細長い小プツシヤー1
3とが設けてある。小プツシヤー13は、火床板
8上に保護膜となる溶湯の永久層を残すため、火
床板8から30〜50mm程浮かせて挿抜される。大プ
ツシヤー12及び小プツシヤー13には、その突
出し速度及び現在位置を検出する目的でエンコー
ダ14が付設してある。エンコーダ14からの出
力パルスは、コンピユータ(CPU)を内蔵した
コントローラ15に入力され、このコントローラ
15により、大小2つのプツシヤー12,13が
連係して制御される。
炉体2の上壁には、昇温バーナとしてのオイル
バーナ20が、フリーポート7の溶融ゾーンに上
方から火炎を噴射しうるように、フリーポート7
に差込む形で設けてある。このオイルバーナ20
は、溶融ゾーンへの炉内突出し長さ及び炉内突出
し角度を変えることができ、その駆動機構は、油
圧シリンダ23及びモータ25により、次のよう
に構成されている。
即ち、第2図において、21は炉体2の上壁に
立設したフレームであつて、このフレーム21に
は制御板22が上下方向に摺動可能に取付けてあ
る。この制御板22は、フレーム21の上枠に固
定した油圧シリンダ23のピストンロツド24と
連結され、この油圧シリンダ23により上下動さ
れる。25はこの制御板22に円弧上に設けたス
リツト歯と噛み合うギヤを有するモータであり、
このモータ25はオイルバーナ20の上部を連行
して、一体的に、スリツト歯の設けてある円弧上
に沿つて移動する。このように構成してあるた
め、オイルバーナ20は、油圧シリンダ23のピ
ストンロツド24の突出量を加減することによ
り、その炉内突出し長さが変化する。また、モー
タ25の左右に走行させその停止位置を変えるこ
とで、炉体2の上壁を中心として振られ、その炉
内突出し角度が第1図に点線で示唆するように変
化する。かくして、オイルバーナ20の炉内突出
し長さ及び炉内突出し角度を変えることができ
る。
第1図に戻り、オイルバーナ20の油圧シリン
ダ23には、オイルバーナ20の炉内突出し長さ
を検出するバーナストローク検出器Aが、またモ
ータ25にはオイルバーナ20の炉内突出し角度
を検出するバーナ角度検出器Bが所属させてあ
り、第1図では、再検出器を1まとめとして、バ
ーナ位置角度検出器26として表わしてある。こ
のバーナ位置角度検出器26からの信号はコント
ローラ15に入力され、コントローラ15にて現
在のオイルバーナ20の炉内突出し長さ及び突出
し角度が常時掌握される。
一方、炉体通路3内の溶融ゾーンには、その複
数箇所、この実施例では2箇所に、熱電対から成
る温度センサ27が設けてある。また湯口部8d
直後のスラグ排出通路16にも、温度センサ28
が設けてある。これらの温度センサ27からの信
号もターミナル28aを経てコントローラ15に
入力され、コントローラ15にて、これらの各温
度センサの配置されている各部の温度が正常かど
うかが監視される。即ち、温度センサ27により
溶融不良箇所が存在しないかどうかが監視され、
温度センサ28により溶融排ガスの温度が低下し
ていないかどうかが監視される。
コントローラ15は、上記溶融ゾーンの各温度
センサ27及びプツシヤーストローク検出器とし
てのエンコーダ14からの信号に基づき、溶融ゾ
ーンに溶融不良箇所ないしクリンカがないかどう
かを判定し、もしそのような溶融不良箇所を把握
したときは、その溶融不良箇所にオイルバーナ2
0の火炎噴射を持ち来たすように、上記オイルシ
リンダの駆動機構、即ち油圧シリンダ23及びモ
ータ25を制御する。
尚、始動(昇温)時には、火床全体を暖めるた
め、上流側の高い位置から火炎放射する。
既に述べたように、灰溶融炉1で発生した煙道
17から排気される溶融排ガスは、燃焼空気予熱
用の熱交換器であるガスエアーヒータ29を経
て、主燃焼排ガスとなる。空気供給管11には、
この排ガスで予熱された燃焼空気が送り込まれ
る。しかし、この排ガスで燃焼空気を予熱してい
ても、排ガスそれ自体が熱量不足で予熱温度に達
しない場合がある。そこで、温度センサ28で検
出される排ガスの温度が低い場合には、温度セン
サ28からの信号を受けて、コントローラ15
は、排ガスの温度が上昇するように、オイルバー
ナ20の駆動機構を自動制御する。
次に、上記構成の灰溶融炉の動作について説明
する。
都市ごみなどの固形廃棄物7は、図示してない
焼却炉に供給され、そこで助燃バーナで着火さ
れ、以後燃焼空気によつて自燃し、その焼却灰1
6が、ホツパー部3aから灰溶融炉2に導入され
る。その際、焼却灰16中には未燃焼炭素が残留
するが、特にその量が7〜25重量%好ましくは10
〜20重量%の範囲に残留するように、焼却炉内で
の燃焼が制御される。具体的には、ごみの投入
量、燃焼用空気量及びストーカ式炉ではストーカ
の送り速度、回転キルン式炉では、回転速度など
を調節することで残存させる。
未燃焼炭素を含んだ焼却灰16は、ホツパー部
2aを通つて溶融炉2内の火床板8上に積層し、
充填ゾーン5で約900℃に予熱されてから燃焼ゾ
ーン6に移る。燃焼ゾーン6の火床板8の温度
は、通常は1100℃に制御されているので、焼却灰
16の内部下面に位置する空気ノズル10から吹
き出す高温の燃焼空気により、まず焼却灰16の
内部下面の未燃焼炭素が着火し、焼却灰16はそ
の内部から自燃する。この燃焼時に発生する火炎
(燃焼ガス)は燃焼ゾーン6からフリーポート7
に抜けるが、堰4によつて燃焼ゾーン6が狭窄さ
れていることから、燃焼ゾーン6における燃焼ガ
ス速度は高速となり、その熱密度が高くなる。即
ち、この高密度の自然焼熱が焼却灰16に集中さ
れ、熱効率よく焼却灰16が加熱溶融され、溶融
スラグ即ち溶湯17となる。
この溶湯17が火床板8上を流れるのには最低
1250℃を必要とするため、火床板8の温度は、既
に述べたように、フリーポート7の溶融帯で1300
℃、更に湯口部(火床板8の最先端部)8dでは
若干高めの1350℃に制御され、炉内での溶湯の固
着化が防止される。もし温度センサ27によつ
て、焼却灰の溶融に必要な温度以下(本実施例で
は1150〜1200℃)となつたことが検知された場合
には、その温度センサ27の箇所へオイルバーナ
20の火炎を放射させるように、コントローラ1
5がバーナ駆動機構の油圧シリンダ23及びモー
タ25を制御する。
大プツシヤー12及び小プツシヤー13は連係
動作により焼却灰16の攪拌・移送を行い、以つ
て焼却灰16の燃焼・溶融制御に寄与すると共
に、焼却灰16の架橋防止、溶融不適物の強制排
出を行う。詳述するに、コントローラ15は、大
プツシヤー12の送り出しに際し、エンコーダ1
4から発生される単位時間当りの出力パルス数
(送り出し速度)が所定値を下まわるかどうかを
監視し、所定値を下まわる場合には、スラグ固着
の徴候があると判断する。また、エンコーダ14
から発生される単位時間当りの出力パルス数がゼ
ロ、即ち大プツシヤー12が停止した場合には、
大プツシヤー12が原位置から停止するまでの間
にエンコーダ14から発生された出力パルス数の
積算値を予め定めた設定値と比較し、積算値がま
だ設定値に達していなければ、クリンカの発生が
原因して停止したと判断する。そして、コントロ
ーラ15は、このようなクリンカを検出したとき
は、クリンカ発生部分の電気ヒータ9の通電を強
めると共に、このクリンカ発生部分へ向けてオイ
ルバーナ20を動かし、その部分に火炎を噴射さ
せる。そして大プツシヤー12、小プツシヤー1
3のコンビネーシヨン動作により、固着スラグの
剥離、排出を行う。
尚、溶湯21は未溶融灰が妨げとなつて流れ出
し難くいことが多い。溶融が滞留すると火床板8
上での固着を招いたり、未溶融灰との伴流れを起
したり、未溶融灰との混在によつて焼却灰層への
通気抵抗を増大させ、焼却灰の燃焼を阻害する。
そこでコントローラ15は、特にフリーポート7
の溶融帯においては、小プツシヤー13を作動さ
せて、小プツシヤー13を火床板8の中央の直上
部を挿抜させる。これにより火床板8と焼却灰1
6との間に湯道となる穴を空け、この湯道により
溶湯の流れを良くする。
[発明の効果] 以上のように、本発明の昇温バーナ制御装置に
よれば、溶融状態が溶融ゾーンの温度センサとプ
ツシヤーの移送速度及び位置との双方から把握さ
れ、もし熱量不足で溶融ゾーンに溶融不良箇所が
あれば、そこに自動的に昇温バーナの火炎噴射が
向けられて溶融が補われる。従つて、人手や熟練
を要することなく、的確な昇温バーナの操作、完
全な溶融ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した灰溶融炉の実施例を
示す断面図、第2図はそのオイルバーナの駆動機
構の説明図である。 図中、1は灰溶融炉、2は炉体、3は通路、4
は堰、5は充填ゾーン、6は燃焼ゾーン、7はフ
リーポート、8は火床板、9は電気ヒータ、10
は空気ノズル、12は大プツシヤー、13は小プ
ツシヤー、14はプツシヤーストローク検出器と
してのエンコーダ、15はコントローラ、16は
焼却灰、17は溶湯、19は煙道、20は昇温バ
ーナとしてのオイルバーナ、23及び25はオイ
ルバーナの駆動機構を構成する油圧シリンダ及び
モータ、26はバーナ位置角度検出器、27及び
28は温度センサ、29はガスエアーヒータを示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 焼却灰を炉体通路内の火床板上に移送させつ
    つ、その焼却灰中の未燃焼炭素を燃焼させて溶融
    処理する灰溶融炉において、焼却灰を火床板上に
    沿つて移送するプツシヤーと、該プツシヤーの移
    送速度及び位置を検出するプツシヤーストローク
    検出器と、焼却灰を燃焼させた後の溶融ゾーンに
    上方から火炎を噴射する昇温バーナと、該昇温バ
    ーナの炉内突出し長さ及び炉内突出し角度を変え
    る駆動機構と、前記昇温バーナの炉内突出し長さ
    及び炉内突出し角度を検出するバーナ位置角度検
    出器と、炉体通路内の溶融ゾーンの複数箇所に設
    けた温度センサと、この各温度センサ及び前記プ
    ツシヤーストローク検出器の信号から溶融ゾーン
    の溶融不良箇所を把握し、前記バーナ位置角度検
    出器からの信号に基づいて現在の昇温バーナの炉
    内突出し長さ及び炉内突出し角度を確認しつつ、
    前記溶融不良箇所に昇温バーナの火炎噴射を持ち
    来たすように前記駆動機構を制御するコントロー
    ラを設けたことを特徴とする灰溶融炉の昇温バー
    ナ制御装置。
JP25698487A 1987-10-12 1987-10-12 灰溶融炉の昇温バーナ制御装置 Granted JPH0198810A (ja)

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JP6202524B2 (ja) * 2013-11-08 2017-09-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 固化物溶融バーナ装置、石炭ガス化炉

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