JPH0520242Y2 - - Google Patents

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JPH0520242Y2
JPH0520242Y2 JP3405887U JP3405887U JPH0520242Y2 JP H0520242 Y2 JPH0520242 Y2 JP H0520242Y2 JP 3405887 U JP3405887 U JP 3405887U JP 3405887 U JP3405887 U JP 3405887U JP H0520242 Y2 JPH0520242 Y2 JP H0520242Y2
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JP
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cap
head
cutting edge
main body
safety razor
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JP3405887U
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JPS63143278U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は安全剃刀の刃先キヤツプに係り、更
に詳述すれば開封、未開封の区別を付ける機能を
付した安全剃刀の刃先キヤツプに関するものであ
る。
[従来の技術] 使い捨てを目的とした安全剃刀として替刃機能
を持たない安全剃刀が用いられている。この安全
剃刀2には第7図a,b乃至第9図a,bに示す
ように、刃先保護と安全性ならびに未使用である
証として周囲に鍔12を形成した船底形のキヤツ
プ主体部11の開口縁13に前記鍔12の一部を
開口側に膨出させ安全剃刀2のホルダと一体化し
たヘツド21に係止する内側にテーパ部16を有
する大小2つの係止鉤部15e,15fを辺の中
央部に形成したプラスチツクフイルムを形成した
刃先キヤツプ1が取付けられている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記した構成の刃先キヤツプ1は第9
図a,bに示すようにヘツド21よりこの刃先キ
ヤツプ1を外す場合、刃裏側に当る鍔12を指先
で押えこれを矢印の如く押すことで幅の狭い係止
鉤部15e,15fを形成した側の開口縁13が
外側に弧状に膨出し、刃先キヤツプ1が破断する
ことなくヘツド21より取外せるため、個人的に
使用される分についてはこのような従来品でも問
題はなかつたが、一般大衆を対象とするサービス
業、例えばサウナ風呂、公衆浴場等にて使用され
る場合、一度使用された安全剃刀2のヘツド21
に容易に刃先キヤツプ1を取付けることが出来る
ため、繰返し提供され使用されているのが現実で
あり、非衛生的であるばかりでなく、血液感染度
の極めて高いエイズ等他の感染性疾患に対する予
防上問題である。
この考案は刃先の保護ならびに刃からの人体の
保護と云う目的を損わず、開封、未開封の区別を
付ける機能を付加し、必らず刃先キツプの一部が
裂けないと外れないようにし、再利用を防止し得
るようにすることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は内側が安全剃刀のヘ
ツド裏面に対し平行に当る面を装着時にはキヤツ
プ主体部内に挿入し易いように内方に傾斜した面
を有する係止鉤部を一方の長尺の開口縁の両側に
他方の開口縁の隅部に扁平な係止鉤部をそれぞれ
形成すると共に、裂け易く弾性のある合成樹脂シ
ートを用いてヘツドより外す場合には必らず刃先
キヤツプの一部が破断する構造とすることで達成
される。
[作用] この考案の刃先キヤツプは外側に張出する鍔を
有するキヤツプ主体部の一方の開口縁に鍔と連続
し内側に傾斜する傾斜面とこの傾斜面端より折返
され、前記キヤツプ主体部の側面と略直角な面を
有する係止鉤部を前記開口部の長尺の開口縁の一
方に他方の開口縁の隅部に扁平な係止鉤部をそれ
ぞれ形成してあるため、新品の安全剃刀のヘツド
に刃先キヤツプを取付ける場合には、扁平な係止
鉤部の下にヘツドの一部を挿入したあと、前記傾
斜面にヘツドが当ることでキヤツプ主体部の開口
を押し拡げるようにして装着することが出来る
が、外す場合にはヘツド裏面が該裏面と平行なキ
ヤツプ主体部側面と略直角な水平面に当接し抜脱
しないので刃先キヤツプを破断して外すものであ
り、その結果刃先キヤツプは再利用し得ないため
これを対をなす安全剃刀のサービス業者による再
販売は不可能になる。
[実施例] この考案の安全剃刀の刃先キヤツプ1は、第1
図a,bおよび第2図a,bに示すように、裂け
易く弾性を有する合成樹脂シート、例えば無延伸
スチロールシートを成形により、船底形のキヤツ
プ主体部11の開口縁に鍔12を外方に突出させ
ると共に、前記鍔12の前記キヤツプ主体部11
の長さ方向の一端を延在させ、この部分に表面側
に半円弧状に突出する補強用のリブ17を形成し
た剥取片18を設け、前記キヤツプ主体部11の
一方の開口縁13の両端に内側に鍔12と連続し
内側に傾斜する傾斜面151とこの傾斜面端より
折返され第2図bに示すように前記キヤツプ主体
部11の側面111に対し略直角な水平面152
を有する係止鉤部15a,15bを他方の開口縁
13の隅部に三角形状の扁平な係止鉤部15c,
15dをそれぞれ設け、剥取片18側の鍔12で
係止鉤部15a,15cの端部にキヤツプ破断用
のVカツト部19a,19bが形成されている。
第4図a〜dはこの考案の刃先キヤツプ1の変
形例を示すもので、リブの形成されていない小さ
い剥取片18aを設けたものである。
この考案の刃先キヤツプ1は以上の如く構成さ
れており、以下この刃先キヤツプ1の安全剃刀2
への装着と、これの取去について説明する。
まず装着に当つては第5図aに示すように刃先
キヤツプ1に安全剃刀2のヘツド21を上方より
近づけ、ヘツド21の刃裏側を係止鉤部15c,
15dの下に入れ、次に刃先側を傾斜面151に
当ててそうつと刃先キヤツプ1を押上げるとヘツ
ド21の刃先側が傾斜面151に当接し、開口1
4を押し拡げるようにして挿入すれば第4図およ
び第5図cに示すように係止鉤部15a〜15d
の各水平面152がヘツド21の下面に当つて納
まる。
次にこの刃先キヤツプ1をヘツド21より外す
場合、第1図a,bに示す主実施例では第3図b
に示すように剥取片18を指で押すとVカツト1
9a,19b部分より刃先キヤツプ1が破断し、
矢印の如くヘツド21を刃先キヤツプ1内を図面
で右側に動かすことで取出すことができる。
また、第4図a〜dに示す刃先キヤツプ1の変
形例では、安全剃刀2のホルダを持ち、更に剥取
片18aを指でつまんで第6図a〜cに示すよう
にヘツド21を捩ることで最も力の加わる剥取片
18aが形成された隅部の鍔12およびキヤツプ
主体部11が破断して取外すことができる。
いずれの実施例の場合でも刃先キヤツプ1は破
断し、使用後は新しい刃先キヤツプがない限り再
販できなくなる。
[考案の効果] 以上述べた如くこの考案は外側に張出する鍔を
有するキヤツプ主体部の一方の開口縁に鍔と連続
し内側に傾斜する傾斜面とこの傾斜面端より折返
され、前記キヤツプ主体部の側面と略直角な面を
有する係止鉤部を前記開口部の長尺の開口縁の一
方に他方の開口縁の隅部に扁平な係止鉤部をそれ
ぞれ形成してあるため、新品の安全剃刀のヘツド
に刃先キヤツプを取付ける場合には、扁平な係止
鉤部の下にヘツドの一部を挿入したあと、前記傾
斜面にヘツドが当ることでキヤツプ主体部の開口
を押し拡げるようにして装着することができる
が、外す場合にはヘツド裏面が該裏面と平行なキ
ヤツプ主体部側面と略直角な水平面に当接し抜脱
しないように必らずキヤツプの一部が裂けないと
外れない構造になつているため、刃先キヤツプの
Vカツト部分あるいは開口部の隅部で前記キヤツ
プが破断するため、使用者が安全剃刀のヘツドよ
り刃先キヤツプを外し、安全剃刀を使用後は、こ
の安全剃刀を再販しようとしても新しい刃先キヤ
ツプでなければできず、衛生的である等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b乃至第6図a〜cはいずれもこの
考案の実施例を示すもので、第1図a,bはいず
れも主実施例の上下方向からの外観を示す斜視
図、第2図aは上面図、第2図bは第2図aのA
−A断線における断面図、第3図aは安全剃刀の
ヘツドに取付けた状態の側面図、第3図bは第3
図aに示す刃先キヤツプの破断状態を示す側面
図、第4図a〜dはいずれもこの考案の変形例の
上下方向からの外観を示す斜視図、第5図a〜c
は第4図a,bに示すものをヘツドへの取付ける
過程において刃先キヤツプの変形を示す断面図、
第6図a〜cは同上のものをヘツドから刃先キヤ
ツプを外す過程において刃先キヤツプの破断状態
を示す断面図、第7図a,b乃至第9図a,bは
従来の刃先キヤツプに関するもので、第7図a,
bはいずれも上下方向からの外観を示す斜視図、
第8図aは上面図、第8図bは安全剃刀のヘツド
に取付けた状態における第8図aのB−B断線に
おける断面図、第9図aはヘツドの取出し時に刃
先キヤツプの一辺がたわんだ状態の上面図、第9
図bはヘツドからの刃先キヤツプが取外される間
隙の第9図aのC−C断線における断面図であ
る。 1……刃先キヤツプ、11……キヤツプ主体
部、12……鍔、13……開口縁、111……側
面、15a〜15d……係止鉤部、151……傾
斜面、152……水平面、18……剥取片、19
a,19b……Vカツト、2……安全剃刀、21
……ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側に張出する鍔12を有し、裂け易く弾性を
    有する材料で作つたキヤツプ主体部11の長尺の
    開口縁13の一方の両端より内側に鍔12を連続
    し内側に傾斜する傾斜面151とこの傾斜面端よ
    り折返され、前記キヤツプ主体部11の側面11
    1に対し略直角な水平面152を有する係止鉤部
    15a,15bと、前記長尺の開口縁13の他方
    の隅部に扁平な係止鉤部15c,15dおよび前
    記キヤツプ主体部11の長さ方向の一端に前記鍔
    12を延在させて剥取片18と、前記鍔12の係
    止鉤部15a,15c側にVカツト部19a,1
    9bをそれぞれ形成し、安全剃刀2のヘツド21
    からの取外し時刃先キヤツプ1が破断し得るよう
    に構成したことを特徴とする安全剃刀の刃先キヤ
    ツプ。
JP3405887U 1987-03-09 1987-03-09 Expired - Lifetime JPH0520242Y2 (ja)

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JPS63143278U JPS63143278U (ja) 1988-09-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6236279B2 (ja) * 2013-10-15 2017-11-22 株式会社貝印刃物開発センター 剃刀ヘッド保護カバー、替刃収容ケース及びキャップ付き剃刀

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JPS63143278U (ja) 1988-09-21

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