JPH0330275Y2 - - Google Patents

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JPH0330275Y2
JPH0330275Y2 JP14980285U JP14980285U JPH0330275Y2 JP H0330275 Y2 JPH0330275 Y2 JP H0330275Y2 JP 14980285 U JP14980285 U JP 14980285U JP 14980285 U JP14980285 U JP 14980285U JP H0330275 Y2 JPH0330275 Y2 JP H0330275Y2
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container
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JP14980285U
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JPS6258348U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、開口部に蓋体を着脱自在に外嵌した
容器に係り、特に蓋体の取り外しを容易にしたも
のに関する。
〔従来の技術〕
従来、開口部に蓋体を着脱自在に外嵌した容器
としては実開昭59−758号公報等がある。
前記実開昭59−758号公報のものは第7図及び
第8図に示すように容器21の開口部22外周に
環状のフランジ部23を形成し、前記開口部22
上に弾性シール材24を重ね合わせ、その上から
蓋体25を外嵌したもので、前記蓋体25の外周
端に外周壁26を垂設し、この外周壁26の対抗
位置に掛止片27を形成している。この掛止片2
7はその内側下縁に前記フランジ部23の下面に
掛止する爪部28を形成していると共に、両側に
スリツト29を備えて弾性を有し、これによつて
容器21より蓋体25を取り外す場合は、手動に
て前記掛止片27を撓ませることでフランジ部2
3に掛止される爪部28の係止を解除して取り外
すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記第7図及び第8図に示されるもの
は、蓋体25を容器21から外すのに、普通、人
差し指、或は親指を掛止片27に引つ掛けて、こ
の掛止片27に撓ませ、フランジ部23に掛止さ
れる爪部28の係止を解除するものである。とこ
ろが、最近、“おしやれのために爪を伸ばしてい
る人”が増えており、こうした人が前記同様にし
て蓋体25を開くと、容器21の側壁30に爪が
当たり、爪を剥ごうとする力が働いて指先を傷め
たりする事があり、特に、前記した“おしやれの
ために爪を伸ばしている人”の使用が多いと考え
られる化粧料容器おいては不都合であつた。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、容易に蓋体を開くことができ、とりわけ爪を
伸ばした人でも安全に蓋体を開くことのできるよ
うにした容器蓋体の取り外し装置とすることを技
術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、開
口部1に蓋体2を着脱自在に外嵌した容器3にお
いて、次のような技術的手段をとつた。
すなわち、前記容器3の側壁7上部から帯状体
6を延設し、この帯状体6の容器側基端部9に挿
通孔10を形成すると共に、前記帯状体6を巻回
し、その先端部4を下方より挿通孔10に挿通す
ることで巻回ばね部11を形成して、前記帯状体
6の先端部4は前記蓋体2の下端縁12に当接す
るようにした。
〔作用〕
容器3の側壁7上部から帯状体6を延設し、こ
の帯状体6の容器側基端部9に挿通孔10を形成
して、前記帯状体6を巻回し、その先端部4を下
方より挿通孔10に挿通して前記帯状体6は巻回
ばね部11を形成し、この巻回ばね部11を第2
図A、Bに示すように押圧することで前記帯状体
6の先端部4は蓋体2の下端縁12に当接し、さ
らに押圧し続けることにより前記先端部4は容器
3の開口部1に外嵌された蓋体2の係止を解除す
るようになつている。よつて蓋体2を開くのに指
先を蓋体2に引つ掛ける必要がない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図
A,Bに基づいて説明する。
この実施例の容器蓋体の取り外し装置は、開口
部1に蓋体2を着脱自在に外嵌した容器3におい
て、先端部4に溝5を設けた帯状体6を前記容器
3の側壁7上部から延設し、この帯状体6は下面
側に折曲溝8を形成している。そして、帯状体6
の容器側基端部9に形成した挿通孔10に、前記
帯状体6を折曲溝8より折曲巻回して、その先端
部4を下方より挿通孔10に挿通することで巻回
ばね部11を形成している。さらに、この帯状体
6の先端部4は前記蓋体2の下端縁12に当接す
るようにしている。
次に、この実施例の作用について説明する。
帯状体6を折曲溝8より折曲巻回し、その先端
部4を下方より挿通孔10に挿通して形成した巻
回ばね部11を第2図A,Bで示すように押圧す
ることで前記帯状体6の先端部4の溝5は前記蓋
体2の下端縁12に当接し、そして、この溝5に
より先端部4は下端縁12より外れることなく押
圧することができ、さらに押圧し続けることによ
り前記先端部4は容器3の開口部1に外嵌された
蓋体2の係止を解除するようになつている。
次に、他の実施例を第3図及び第4図に基づい
て説明する。なお、先の実施例と同様の部分は同
一の符号を付してその説明を省略する。
この実施例の帯状体6は下面側に第1の折曲溝
8aと第2の折曲溝8bを形成している。
この実施例において帯状体6を折曲巻回する
と、第4図に示すように第1の折曲溝8aより先
が直線となり、帯状体6の先端部4が蓋体2の下
端縁12により確実に当接する。また、第5図及
び第6図に示すように帯状体6の先端を下方にL
字状に屈曲すると共に、下面側に折曲溝8を形成
しても同様の作用をもつ。
なお、実施例において折曲孔4を帯状体6の下
面に形成してあるが、この折曲孔4を省略し、帯
状体6を単に巻回するだけでもよい。但し、折曲
孔4を設けた方が折り曲げやすい。また、帯状体
6は容器3と一体成型されているが、帯状体6を
延設した環状部材を容器3に嵌合させて用いても
良く、容器3の形状や材質は目的に応じて変えて
よいことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案は、巻回ばね部11を指でつまんで押圧
するだけで蓋体2の係止を解除できるので簡単に
蓋を開放することができ、“おしやれのために爪
を伸ばしている人”が蓋体2を容器3から外すの
に、容器3の側壁7にや蓋体2の下端縁12に爪
が当たつて指先を傷めたりする事などなく、特
に、前記した“おしやれのために爪を伸ばしてい
る人”の使用が多いと考えられる化粧料容器にお
いて、爪を伸ばした状態でも安全に蓋体2を開く
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の斜視図、
第2図A,Bはその断面図、第3図は他の実施例
を示す要部の斜視図、第4図はその断面図、第5
図は別の実施例を示す要部の斜視図、第6図はそ
の断面図、第7図は従来例を示す全体の斜視図、
第8図はその正面図である。 1……開口部、2……蓋体、3……容器、4…
…先端部、5……溝、6……帯状体、7……側
壁、8……折曲溝、8a……第1の折曲溝、8b
……第2の折曲溝、9……容器側基端部、10…
…挿通孔、11……巻回ばね部、12……下端
縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口部1に蓋体2を着脱自在に外嵌した容器3
    において、 前記容器3の側壁7上部に帯状体6を延設し、
    この帯状体6の容器側基端部9には挿通孔10を
    形成し、そして、前記帯状体6を巻回して先端部
    4を下方より挿通孔10に挿通することで巻回ば
    ね部11を形成し、前記帯状体6の先端部4は前
    記蓋体2の下端縁12に当接するようにしたこと
    を特徴とする容器蓋体の取り外し装置。
JP14980285U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0330275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14980285U JPH0330275Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14980285U JPH0330275Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6258348U JPS6258348U (ja) 1987-04-10
JPH0330275Y2 true JPH0330275Y2 (ja) 1991-06-26

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ID=31065353

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JP14980285U Expired JPH0330275Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6258348U (ja) 1987-04-10

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