JPH05202207A - ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法 - Google Patents
ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法Info
- Publication number
- JPH05202207A JPH05202207A JP1334992A JP1334992A JPH05202207A JP H05202207 A JPH05202207 A JP H05202207A JP 1334992 A JP1334992 A JP 1334992A JP 1334992 A JP1334992 A JP 1334992A JP H05202207 A JPH05202207 A JP H05202207A
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- polyetheretherketone resin
- adhesive
- resin
- polyetheretherketone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な装置を用い、しかもすぐれた作業性の
もとに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部
材との接着性を改良すること。 【構成】 本発明のポリエーテルエーテルケトン樹脂成
形品の表面処理法は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂
成形品の少なくとも一部に、接合剤を介して他部材を接
合するに際し、接合に先立って、前記成形品の被接合部
に対し、紫外線を照射せしめる。
もとに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部
材との接着性を改良すること。 【構成】 本発明のポリエーテルエーテルケトン樹脂成
形品の表面処理法は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂
成形品の少なくとも一部に、接合剤を介して他部材を接
合するに際し、接合に先立って、前記成形品の被接合部
に対し、紫外線を照射せしめる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエーテルエーテル
ケトン樹脂成形品の表面処理法に関し、さらに詳しくは
ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部材との接
着性を改良する方法に関するものである。
ケトン樹脂成形品の表面処理法に関し、さらに詳しくは
ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部材との接
着性を改良する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ポリエーテルエーテルケトン樹脂は、結
晶性の熱可塑性樹脂であり、耐熱性、耐薬品性、耐疲労
性及び耐摩耗性などの特性がきわめてすぐれていること
から、いわゆるエンジニアリングプラスチックとして注
目され、ギア、圧着端子スリーブ、複写機用爪、ポンプ
ハウジング、半導体製造用治具および原子力関係部品な
どの各種用とに展開が期待されている。
晶性の熱可塑性樹脂であり、耐熱性、耐薬品性、耐疲労
性及び耐摩耗性などの特性がきわめてすぐれていること
から、いわゆるエンジニアリングプラスチックとして注
目され、ギア、圧着端子スリーブ、複写機用爪、ポンプ
ハウジング、半導体製造用治具および原子力関係部品な
どの各種用とに展開が期待されている。
【０００３】一方、ポリエーテルエーテルケトン樹脂か
らなる成形品を実用に供するに際しては、この成形品の
少なくとも一部に対し他部材、たとえば他のポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂成形品、他樹脂成形品および鉄な
どの金属を、接着剤を介して接合する必要性をしばしば
生ずる。しかるに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂は
接着剤に対する接着力が劣るために、接合処理に先立っ
て、成形品の被接合部に対し何らかの接着性改良処理を
行う必要があった。
らなる成形品を実用に供するに際しては、この成形品の
少なくとも一部に対し他部材、たとえば他のポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂成形品、他樹脂成形品および鉄な
どの金属を、接着剤を介して接合する必要性をしばしば
生ずる。しかるに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂は
接着剤に対する接着力が劣るために、接合処理に先立っ
て、成形品の被接合部に対し何らかの接着性改良処理を
行う必要があった。
【０００４】そして、従来知られているポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂成形品の接着性改良方法としては、
成形品の被接合部を化学エッチングする方法、成形品
の被接合部にプライマを塗布する方法、成形品の被接
合部にコロナ放電する方法および成形品の被接合部に
プラズマ処理を行う方法などが挙げられる。しかしなが
ら、上記および法では、上記したようにポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂がすぐれた耐薬品性を有すること
から、エッチングまたはプライマの有効性に劣り、上記
法ではコロナ放電の効力が弱いことから、それぞれ十
分な接着性改良効果が得られないという問題があった。
また、上記法では、ある程度の接着性改良効果は期待
できるものの、処理のための設備費と加工費が膨大とな
り、コストが高くなるという問題があった。
ーテルケトン樹脂成形品の接着性改良方法としては、
成形品の被接合部を化学エッチングする方法、成形品
の被接合部にプライマを塗布する方法、成形品の被接
合部にコロナ放電する方法および成形品の被接合部に
プラズマ処理を行う方法などが挙げられる。しかしなが
ら、上記および法では、上記したようにポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂がすぐれた耐薬品性を有すること
から、エッチングまたはプライマの有効性に劣り、上記
法ではコロナ放電の効力が弱いことから、それぞれ十
分な接着性改良効果が得られないという問題があった。
また、上記法では、ある程度の接着性改良効果は期待
できるものの、処理のための設備費と加工費が膨大とな
り、コストが高くなるという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来のポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の接着性改
良処理法における問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的とするところは、簡単な装置を用
い、しかもすぐれた作業性のもとに、ポリエーテルエー
テルケトン樹脂成形品と他部材との接着性を改良する処
理方法を提供することにある。
来のポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の接着性改
良処理法における問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的とするところは、簡単な装置を用
い、しかもすぐれた作業性のもとに、ポリエーテルエー
テルケトン樹脂成形品と他部材との接着性を改良する処
理方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品
の表面処理法は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形
品の少なくとも一部に、接着剤を介して他部材を接合す
るに際し、接合に先立って、前記成形品の被接合に対
し、紫外線を照射せしめることを特徴とする。
めに、本発明のポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品
の表面処理法は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形
品の少なくとも一部に、接着剤を介して他部材を接合す
るに際し、接合に先立って、前記成形品の被接合に対
し、紫外線を照射せしめることを特徴とする。
【０００７】以下、本発明の構成につき詳しく説明す
る。本発明において用いられるポリエーテルエーテルケ
トン樹脂は、下記式の構造を有する結晶性の熱可塑性樹
脂であり、たとえば英国ＩＣＩ社から「ビクトレック
ス」との商標で上市されている。
る。本発明において用いられるポリエーテルエーテルケ
トン樹脂は、下記式の構造を有する結晶性の熱可塑性樹
脂であり、たとえば英国ＩＣＩ社から「ビクトレック
ス」との商標で上市されている。
【０００８】
【０００９】なお、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成
形品は、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊維、炭化ケ
イ素繊維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石膏繊維
および金属繊維などの繊維状補強剤を、樹脂 100重量部
当り通常10〜150 重量部含有することができ、これによ
りポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の強度の向上
を図ることができる。
形品は、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊維、炭化ケ
イ素繊維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石膏繊維
および金属繊維などの繊維状補強剤を、樹脂 100重量部
当り通常10〜150 重量部含有することができ、これによ
りポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の強度の向上
を図ることができる。
【００１０】ポリエーテルエーテルケトン樹脂または繊
維補強ポリエーテルエーテルケトン樹脂は、ポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂の熱可塑性を利用して通常の射出
成形、押出成形および圧縮成形などの成形加工法によ
り、三次元立体成形品、フィルム、シートおよび精密微
細構造を有する部品などの所望形状の成形品となされ
る。
維補強ポリエーテルエーテルケトン樹脂は、ポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂の熱可塑性を利用して通常の射出
成形、押出成形および圧縮成形などの成形加工法によ
り、三次元立体成形品、フィルム、シートおよび精密微
細構造を有する部品などの所望形状の成形品となされ
る。
【００１１】本発明においては、上記ポリエーテルエー
テルケトン樹脂成形品と他部材とを接着剤を介して接合
するに際しては、接合に先立ち、前記成形品の被接合部
に対し紫外線を照射せしめることを特徴とする。紫外線
照射に用いる装置としては、合成石英を用いた紫外線ラ
ンプのような小型の照射装置で十分であり、上記した従
来のプラズマ処理に用いる装置に比較して、設備費およ
び作業コストの低減化が可能である。
テルケトン樹脂成形品と他部材とを接着剤を介して接合
するに際しては、接合に先立ち、前記成形品の被接合部
に対し紫外線を照射せしめることを特徴とする。紫外線
照射に用いる装置としては、合成石英を用いた紫外線ラ
ンプのような小型の照射装置で十分であり、上記した従
来のプラズマ処理に用いる装置に比較して、設備費およ
び作業コストの低減化が可能である。
【００１２】成形品に対する紫外線照射処理は、成形品
における被接合部の表面に波長200〜400nm の光を作用
波長として持つ紫外線を照射することにより行えばよ
い。紫外線の強度は強いほうが好ましく、また紫外線照
射雰囲気はとくに制限されず、たとえば室温ないしは60
℃まで程度の任意温度の空気中で行われる。紫外線の照
射時間は、２分以上、好ましくは２〜６分程度で十分で
ある。
における被接合部の表面に波長200〜400nm の光を作用
波長として持つ紫外線を照射することにより行えばよ
い。紫外線の強度は強いほうが好ましく、また紫外線照
射雰囲気はとくに制限されず、たとえば室温ないしは60
℃まで程度の任意温度の空気中で行われる。紫外線の照
射時間は、２分以上、好ましくは２〜６分程度で十分で
ある。
【００１３】このようにポリエーテルエーテルケトン樹
脂成形品に紫外線を照射した後、成形品の被接合部にた
とえばエポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、ウレタン
系接着剤およびシリコーン系接着剤などの任意の接着剤
を介して他部材を接合することにより、紫外線の照射処
理を行わない場合に比較して、はるかにすぐれた接着強
度を得ることができる。
脂成形品に紫外線を照射した後、成形品の被接合部にた
とえばエポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、ウレタン
系接着剤およびシリコーン系接着剤などの任意の接着剤
を介して他部材を接合することにより、紫外線の照射処
理を行わない場合に比較して、はるかにすぐれた接着強
度を得ることができる。
【００１４】上記接着性改良効果の発現理由については
明らかではないが、おそらく紫外線がポリエーテルエー
テルケトン樹脂のカルボニル基を選択的に活性化する
か、または成形品の表面に付着している微量の有機物を
分解することにより、成形品の接着剤に対する密着性が
向上することに起因するものと考えられる。
明らかではないが、おそらく紫外線がポリエーテルエー
テルケトン樹脂のカルボニル基を選択的に活性化する
か、または成形品の表面に付着している微量の有機物を
分解することにより、成形品の接着剤に対する密着性が
向上することに起因するものと考えられる。
【００１５】
【実施例】炭素繊維を68重量％含有するポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂 (ＩＣＩ社製)から厚み３mmの板状成
形品を成形した。上記成形品の端部25.4 mm の部分に、
この成形品と同様の形状を有するステンレス (SUS 304)
製板状部材の端部25.4 mm を重ね合わせ、この重ね合わ
せ部分をフィルム状エポキシ系接着剤 (ＡＣＣ社製 FM1
23-2) を介して接合するに際し、接合に先立って、ポリ
エーテルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し、
合成石英製水銀ランプを用い、室温、ランプ強度80Ｗ〜
100 Ｗ、照射距離20 cm の条件で波長 200〜400nm の紫
外線を２分間照射せしめた。
ーテルケトン樹脂 (ＩＣＩ社製)から厚み３mmの板状成
形品を成形した。上記成形品の端部25.4 mm の部分に、
この成形品と同様の形状を有するステンレス (SUS 304)
製板状部材の端部25.4 mm を重ね合わせ、この重ね合わ
せ部分をフィルム状エポキシ系接着剤 (ＡＣＣ社製 FM1
23-2) を介して接合するに際し、接合に先立って、ポリ
エーテルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し、
合成石英製水銀ランプを用い、室温、ランプ強度80Ｗ〜
100 Ｗ、照射距離20 cm の条件で波長 200〜400nm の紫
外線を２分間照射せしめた。
【００１６】この結果、接合後の接着強度 (接合部が破
壊するまでの引張り剪断強度) は、330kgf／cm2 とすぐ
れており、破壊は接着剤およびポリエーテルエーテルケ
トン樹脂の凝集破壊の状態を呈していた。なお、比較の
ために、紫外線の照射を省略した以外は同様とした場合
(ブランク) の接着強度は234kgf／cm2 であり、この場
合には成形品側にポリエーテルエーテルケトン樹脂の界
面破壊を生じていた。
壊するまでの引張り剪断強度) は、330kgf／cm2 とすぐ
れており、破壊は接着剤およびポリエーテルエーテルケ
トン樹脂の凝集破壊の状態を呈していた。なお、比較の
ために、紫外線の照射を省略した以外は同様とした場合
(ブランク) の接着強度は234kgf／cm2 であり、この場
合には成形品側にポリエーテルエーテルケトン樹脂の界
面破壊を生じていた。
【００１７】また、紫外線照射の代わりに、ポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し、シラン
系プライマ (味の素株式会社製プレンアクト KR46B) を
塗布し、次いで上記と同様に接合処理した結果、得られ
た接合部の接着強度は223kgf／cm2 とかえって劣るもの
であった。さらに、紫外線照射の代わりに、ポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し250 ｋ
Ｖ、10ｍＡの電子線を10 Mrad の条件で照射した後、上
記と同様に接合処理した結果、得られた接合部の接着強
度は270kgf／cm2 と劣るものであった。
ルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し、シラン
系プライマ (味の素株式会社製プレンアクト KR46B) を
塗布し、次いで上記と同様に接合処理した結果、得られ
た接合部の接着強度は223kgf／cm2 とかえって劣るもの
であった。さらに、紫外線照射の代わりに、ポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂成形品の被接合部に対し250 ｋ
Ｖ、10ｍＡの電子線を10 Mrad の条件で照射した後、上
記と同様に接合処理した結果、得られた接合部の接着強
度は270kgf／cm2 と劣るものであった。
【００１８】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法に
よれば、簡単な装置を用いて、しかもすぐれた作業性の
もとに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部
材との接着性を大幅に改良することができる。
ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法に
よれば、簡単な装置を用いて、しかもすぐれた作業性の
もとに、ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品と他部
材との接着性を大幅に改良することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品
の少なくとも一部に、接着剤を介して他部材を接合する
に際し、接合に先立って、前記成形品の被接合部に対
し、紫外線を照射せしめることからなるポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂成形品の表面処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334992A JPH05202207A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334992A JPH05202207A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202207A true JPH05202207A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11830635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1334992A Pending JPH05202207A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ポリエーテルエーテルケトン樹脂成形品の表面処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05202207A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011042742A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | プラスチック材料射出成形体の製造方法 |
| WO2012167063A1 (en) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Synthes Usa, Llc | Surgical implant |
| JP2014201019A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | オリンパス株式会社 | 芳香族ポリエーテルケトン樹脂を含む樹脂部材 |
| JP2018184505A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | 株式会社トクヤマデンタル | 接着性ポリアリールエーテルケトン樹脂材料の製造方法、及びポリアリールエーテルケトン樹脂材料と被着体との接着方法 |
| WO2020115289A1 (en) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | Henkel IP & Holding GmbH | Activating surfaces for subsequent bonding |
| WO2022102277A1 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | 株式会社リケン | Ｐｅｅｋ成形体、及びその製造方法 |
| US11661487B2 (en) | 2017-06-13 | 2023-05-30 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding |
| US11787911B2 (en) | 2017-06-13 | 2023-10-17 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1334992A patent/JPH05202207A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9702037B2 (en) | 2011-06-03 | 2017-07-11 | DePuy Synthes Products, Inc. | Surgical implant |
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| US11787911B2 (en) | 2017-06-13 | 2023-10-17 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding |
| US11661487B2 (en) | 2017-06-13 | 2023-05-30 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding |
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| GB2579608A (en) * | 2018-12-06 | 2020-07-01 | Henkel IP & Holding GmbH | Activating surfaces for subsequent bonding |
| US11926768B2 (en) | 2018-12-06 | 2024-03-12 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding |
| GB2579608B (en) * | 2018-12-06 | 2023-02-15 | Henkel Ag & Co Kgaa | Activating surfaces for subsequent bonding to another substrate |
| WO2022102277A1 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | 株式会社リケン | Ｐｅｅｋ成形体、及びその製造方法 |
| EP4215569A4 (en) * | 2020-11-13 | 2023-09-27 | Kabushiki Kaisha Riken | MOLDED PEEK BODY AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
| CN116529293A (zh) * | 2020-11-13 | 2023-08-01 | 株式会社理研 | 聚醚醚酮成型体及其制造方法 |
| JP2022078517A (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-25 | 株式会社リケン | Ｐｅｅｋ成形体、及びその製造方法 |
| CN116529293B (zh) * | 2020-11-13 | 2024-04-30 | 株式会社理研 | 聚醚醚酮成型体及其制造方法 |
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