JPH05198768A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH05198768A
JPH05198768A JP4008617A JP861792A JPH05198768A JP H05198768 A JPH05198768 A JP H05198768A JP 4008617 A JP4008617 A JP 4008617A JP 861792 A JP861792 A JP 861792A JP H05198768 A JPH05198768 A JP H05198768A
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layer
conductive layer
capacitor
layers
memory cell
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JP4008617A
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Yasuo Nakatani
康雄 中谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
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    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
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    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層型キャパシタの容量を増大させることで
ある。 【構成】 キャパシタの下部電極は導電性を有する複数
の積層構造を有する。積層体からなる下部電極の側面
は、エッチングレートの差を利用した選択的エッチング
により凹凸面が形成される。誘電体層は、凹凸の側面を
有する下部電極の表面を覆って形成される。さらに、上
部電極は誘電体層の表面を覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特に、いわゆるスタックトタイプキャパシタの容量
を拡大し得るキャパシタ構造の改善およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体受動素子の1つであるキャパシタ
は、基本的に2つの電極層と、その間に積層される誘電
体層から構成される。キャパシタの容量は2つの電極間
の対向面積に比例し、誘電体層の厚みに反比例する。キ
ャパシタを有する半導体装置の代表的なものに、DRA
M(Dynamic Random Access M
emory)がある。DRAMは、高集積化の要求に伴
って、キャパシタを含むメモリセルの領域が縮小化され
ている。このために、キャパシタは所定の記憶容量を確
保すべく種々の形状のものが考案されている。図18
は、いわゆるスタックトタイプキャパシタを有するDR
AMのメモリセルの断面構造図である。DRAMのメモ
リセル3は1つのトランスファーゲートトランジスタ4
と1つのキャパシタ5とから構成されている。トランス
ファーゲートトランジスタ4は、1対のソース・ドレイ
ン領域6、6とゲート絶縁膜7およびゲート電極8とを
備える。トランスファーゲートトランジスタ4の一方の
ソース・ドレイン領域6にはコンタクトホール15を通
してビット線2が接続されている。キャパシタ5は下部
電極9、誘電体層10および上部電極11の積層構造を
有する。下部電極9は、ゲート電極8およびワード線1
dの表面を覆う絶縁層12、12の表面上に延在し、か
つその一部はトランスファーゲートトランジスタ4の一
方のソース・ドレイン領域6に接続されている。このよ
うに、下部電極9がシリコン基板40の表面上に積層さ
れたキャパシタをスタックトタイプキャパシタと称す
る。スタックトタイプキャパシタは下部電極9をシリコ
ン基板40の表面上に積上げることによって誘電体層1
0を介在して対向する下部電極9と上部電極11との間
の対向面積を増大させている。
【0003】図19ないし図22は、図18に示すメモ
リセルの製造工程(第1工程ないし第4工程)を順に示
す製造工程断面図である。これらの図を用いて、メモリ
セルの製造工程について以下に説明する。
【0004】まず、図19を参照して、シリコン基板4
0の表面にLOCOS(LocalOxidaton
of Silicon)を用いてフィールド分離膜13
を形成する。
【0005】次に、図20に示すように、シリコン基板
40の表面上にゲート絶縁膜7を介してゲート電極8を
形成し、同時にフィールド分離膜13上の所定位置にワ
ード線1dを形成する。そして、ゲート電極8をマスク
として、シリコン基板40中に1対の低濃度の不純物領
域を形成する。さらに、ゲート電極8およびワード線1
dの周囲を絶縁膜12で覆う。そして、絶縁膜12で覆
われたゲート電極8をマスクとしてシリコン基板40中
に不純物を導入し、低濃度と高濃度の二重構造からなる
ソース・ドレイン領域6、6を形成する。
【0006】さらに、図21に示すように、シリコン基
板40上の全面に多結晶シリコン層を形成する。そし
て、多結晶シリコン層を所定の形状にパターニングする
ことによって、ゲート電極8の上部からフィールド分離
膜13の上部にわたって延在し、かつ一方のソース・ド
レイン領域6と接続された下部電極9が形成される。
【0007】その後、図22に示されるように、下部電
極9の表面上に酸化膜などからなる誘電体層10と多結
晶シリコンからなる上部電極11とを形成する。
【0008】さらに、全面に厚い層間絶縁層14を形成
する。そして、所定の位置にコンタクトホール10を形
成した後、ビット線2bを形成する。以上の工程により
DRAMのメモリセル3が製造される。
【0009】しかしながら、このようなスタックトタイ
プキャパシタでは、さらにDRAMの集積度が向上する
につれて微細化され、所定の容量を確保することが困難
となってきている。このため、キャパシタの平面的な占
有面積を増大させることなく容量を拡大し得るように、
種々のキャパシタが考案されている。その目的とすると
ころは、キャパシタの電極間の対向面積を増大する点に
主眼が置かれている。その一例として、たとえば特開平
2−94661号公報に示されるキャパシタがある。図
23は、上記公報に示されるキャパシタの断面構造図で
ある。このキャパシタは、シリコン基板40の表面上に
絶縁層21を介在して形成された、シリコン窒化膜22
aとシリコン酸化膜22bを交互に4層重ねた積層体を
有している。そして、この積層体の凹凸表面上にアルミ
ニウムからなる下部電極23、誘電体層24およびアル
ミニウムからなる上部電極25を積層して形成されてい
る。シリコン窒化膜22aとシリコン酸化膜22bの積
層体の凹凸形状は、シリコン窒化膜22aの側壁面のみ
を選択的にエッチング除去することによって形成され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
に示されるキャパシタは、全体の高さが非常に高くなる
ことが問題であった。すなわち、下部電極23、誘電体
層24、上部電極25の積層体からなるキャパシタはシ
リコン酸化膜22b、22dの間の凹部表面に沿って形
成されるため、この凹部の間隔すなわち、シリコン窒化
膜22a、22cの膜厚を大きくする必要がある。たと
えば、この例においては、シリコン窒化膜22a、22
dあるいはシリコン酸化膜22b、22cは厚さ800
0Åに形成されている。キャパシタの高さが高くなる
と、キャパシタの上層に形成される配線層などの形成面
に大きな段差が形成され、パターニングが困難になると
いう問題が生じる。
【0011】したがって、この発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、キャパシタの平面
占有面積を増大させることなくキャパシタの容量の拡大
が可能なキャパシタ構造を有する半導体記憶装置および
その製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、第1導電型の不純物領域を有する第2導電型
半導体基板と、半導体基板の表面上に形成されたキャパ
シタとを備える。キャパシタは、半導体基板の表面上に
絶縁層を介在して形成され、かつその一部が不純物領域
に接続された第1導電層と、第1導電層の表面上に積層
され、第1導電層の外周面より外方へ突出した外周面を
有する第2導電層と、第1導電層および第2導電層の表
面を覆う誘電体層と、誘電体層の表面を覆う電極層とを
備えている。
【0013】請求項2に係る半導体記憶装置は、第1導
電型の不純物領域を有する第2導電型の半導体基板と、
半導体基板の表面上に形成されたキャパシタとを備え
る。さらに、キャパシタは、半導体基板の表面上に絶縁
層を介在して形成され、かつその一部が不純物領域に接
続された第1導電層と、第1導電層の表面上に積層さ
れ、第1導電層の外周面より内方へ後退した外周面を有
する第2導電層と、第2導電層の表面上に形成され、第
2導電層の外周面より外方へ突出した外周面を有する第
3導電層とを備える。さらに、第1導電層、第2導電層
および第3導電層の表面上には誘電体層が形成され、誘
電体層の表面上には電極層が形成されている。
【0014】請求項3に係る積層型キャパシタを有する
半導体記憶装置の製造方法は、以下の工程を備える。ま
ず、絶縁層の表面上に互いに異なる材料の第1導電層お
よび第2導電層を順次積層する。次に、第1導電層およ
び第2導電層を所定の形状にパターニングする。このと
き、パターニングは、第1導電層の側面が第2導電層の
側面よりも内方へ後退するように行なわれる。さらに、
第1導電層および第2導電層の表面上に誘電体層を形成
する。そして、誘電体層の表面上に第3導電層を形成す
る。
【0015】
【作用】請求項1ないし請求項3に係る半導体記憶装置
は、半導体基板中に形成された不純物領域に接続される
キャパシタの下部電極が、導電性を有する複数の層の積
層体から構成されている。そして、各々の層は互いにエ
ッチング速度の異なる材料で形成されている。このため
に、各層間のエッチング選択比を利用したエッチング工
程によって下部電極の積層体の側面に凹凸部を容易に形
成することができる。そして、この凹凸面に沿って誘電
体層を形成し、さらに誘電体層の表面上を上部電極で覆
うことにより、半導体基板の上方に延び、かつその側面
に凹凸面を有するキャパシタを形成することができる。
積層体の側部の凹凸面はキャパシタの下部電極および上
部電極間の対向面積を増大し、容量を拡大する。また、
下部電極の積層体の凹部には、誘電体層および上部電極
のみが積層されるため、たとえば図23に示す従来のキ
ャパシタに比べて、同じキャパシタの高さに対して多く
の凹凸面を形成することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例について図を用いて
詳細に説明する。
【0017】まず、この発明の第1の実施例について説
明する。図3は、この発明によるキャパシタを有するD
RAMのメモリセルの平面構造図であり、図1および図
2は、各々切断線I−IおよびII−IIに沿った方向
からの断面構造図である。また、図4は、メモリセルの
等価回路図である。図1ないし図4を参照して、DRA
Mはセンスアンプに接続される1対のビット線2a、2
bと、このビット線2a、2bに直交する方向に延びる
複数のワード線1a、1b、1c、1dとを有する。ビ
ット線およびワード線の交差部近傍にはメモリセル3が
形成されている。メモリセル3は1つのトランスファー
ゲートトランジスタ4と1つのキャパシタ5とから構成
される。トランスファーゲートトランジスタ4はシリコ
ン基板40の主表面に形成される1対のソース・ドレイ
ン領域6、6と、ゲート絶縁膜7を介在してシリコン基
板40表面上に形成されるゲート電極8(1c)とを備
える。ソース・ドレイン領域6は低濃度の不純物領域6
aと高濃度の不純物領域6bとを有するいわゆるLDD
(Lightly Doped Drain)構造を有
している。
【0018】キャパシタ5は下部電極9と誘電体層10
および上部電極11の積層構造を有している。下部電極
9は下から膜厚1000〜2000Åの第1タングステ
ンシリサイド層9a、膜厚1000〜2000Åの多結
晶シリコン層9bおよび膜厚1000〜2000Åの第
2タングステンシリサイド層9cの3層構造を有してい
る。多結晶シリコン層9bは第1および第2タングステ
ンシリサイド層9a、9cの側面より凹んだ側面を有し
ている。第1および第2タングステンシリサイド9a、
9cと多結晶シリコン9bの側面に形成される凹凸面は
下部電極9の側面の全周にわたって形成されている。ま
た、第1タングステンシリサイド層9aはトランスファ
ーゲートトランジスタ4の一方のソース・ドレイン領域
6に接続されている。誘電体層10は酸化膜、窒化膜あ
るいは窒化膜/酸化膜の複合膜などから構成される。上
部電極11は膜厚2000Å程度の多結晶シリコン層か
ら構成される。
【0019】キャパシタ5の表面上は厚い層間絶縁層1
4に覆われる。ビット線2bは層間絶縁層14中に形成
されたコンタクトホール15を通してソース・ドレイン
領域6に接続されている。
【0020】次に、図1および図2に示されるメモリセ
ルの製造工程について説明する。図5ないし図11は、
図1に対応した製造工程(第1工程ないし第7工程)を
順に示す断面構造図であり、図12ないし図15は、図
2に対応するメモリセルの製造工程(第4工程ないし第
7工程)を示す断面構造図である。まず、図5に示すよ
うに、シリコン基板4の主表面にLOCOS法を用いて
フィールド分離膜13を形成する。次に、シリコン基板
40の主表面にたとえば熱酸化法を用いてシリコン酸化
膜7を形成する。さらに、シリコン酸化膜7の表面上に
たとえばCVD(Chemcal Vapor Dep
osition)法を用いて多結晶シリコン層8および
シリコン酸化膜12aを順次形成する。
【0021】次に、図6に示すように、シリコン酸化膜
12a、多結晶シリコン層8をフォトリソグラフィ法お
よびエッチング法を用いて所定の形状にパターニングす
る。これによりゲート電極(ワード線)8、(1d)を
形成する。さらに、全面にシリコン酸化膜などの絶縁膜
12bを形成する。
【0022】さらに、図7に示すように、絶縁膜12b
を異方性エッチングすることによりゲート電極(ワード
線)8、1dの上面および側面を覆う絶縁層12を形成
する。次に、絶縁層12に覆われたゲート電極8をマス
クとしてシリコン基板40中に不純物イオン16をイオ
ン注入する。これにより、低濃度と高濃度の不純物領域
6a、6bからなるソース・ドレイン領域6、6が形成
される。
【0023】次に、図8および図12に示すように、シ
リコン基板40上の全面にスパッタ法を用いて第1タン
グステンシリサイド層9aを膜厚1000〜2000Å
程度形成する。さらに、その表面上にCVD法を用いて
多結晶シリコン層9bを膜厚1000〜2000Å程度
形成する。さらに、その表面上に再度スパッタ法を用い
て第2タングステンシリサイド層9cを膜厚1000〜
2000Å程度形成する。
【0024】さらに、図9および図13を参照して、フ
ォトリソグラフィ法を用いて第2タングステンシリサイ
ド層9cの表面上に所定形状のレジストパターン18を
形成する。そして、このレジストパターン18をマスク
として、たとえばプラズマエッチング法を用いて第2タ
ングステンシリサイド層9c、多結晶シリコン層9bお
よび第1タングステンシリサイド層9aをエッチングす
る。プラズマエッチングは、反応ガスとしてSF6 /F
32/Cl2 の混合ガスを流量4/25/80sccm、
圧力10mTorrに設定し、高周波出力25Wで行な
う。この場合、第1および第2タングステンシリサイド
層9a、9cと多結晶シリコン層9bとのエッチングレ
ートは異なり、多結晶シリコン層9bの側面が第1およ
び第2タングステンシリサイド層9a、9cの側面より
も内方に後退するように三層がレジスト18の形状に沿
ってパターニングされる。このようにして、第1タング
ステンシリサイド層9aと第2タングステンシリサイド
層9cとの間に凹部が形成される。そのとき、多結晶シ
リコン層9bのエッチングされた側部表面はほぼ鉛直面
に形成される。
【0025】さらに図10および図14を参照して、引
続いて反応ガスを変化させてプラズマエッチングを行な
う。反応ガスとしてはCl2 を流量70sccmで用
い、高周波出力10wでエッチングを行なう。この場合
には、下地との高い選択比を有するエッチングが行なわ
れる。これにより、第1および第2タングステンシリサ
イド層9a、9cと多結晶シリコン層9bのエッチング
の仕上げが行なわれる。
【0026】さらに、図11および図15に示されるよ
うに、たとえばシリコン窒化膜を全面に形成し、さらに
その表面を熱酸化処理して薄い酸化膜層を形成する。こ
れにより、酸化膜および窒化膜の複合膜からなる誘電体
層10が形成される。さらに、全面にたとえばCVD法
を用いて多結晶シリコン層を形成し、ビット線コンタク
ト部近傍に開口部を設けることにより多結晶シリコン層
の上部電極11が形成される。
【0027】さらに、この後層間絶縁層14およびビッ
ト線2bを形成して、メモリセルの製造工程が完了す
る。
【0028】このように、下部電極9の側面に凹凸を形
成する工程は、第1および第2タングステンシリサイド
層9a、9cと多結晶シリコン層9bとのエッチングレ
ートの差を利用して形成している。エッチング方法とし
ては、プラズマエッチングに限定されることなく、他の
エッチング法を用いてもかまわない。ただし、この場合
下部電極9に用いられる複数の材料に対して異なるエッ
チングレートを有するものに限られる。
【0029】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図16は、第2の実施例によるメモリセルの断
面構造図である。この例において、キャパシタ5の下部
電極9の側面において凸部を形成する第1、第2、第3
タングステンシリサイド層9a、9c、9eと凹部を形
成する第1多結晶シリコン層9b、第2多結晶シリコン
層9dの5層構造を有している。さらに、この例からわ
かるように、積層の数は特に限定されるものではなく、
必要とされるキャパシタ容量に応じてさらに多数の層を
積層して下部電極9を構成することもできる。
【0030】さらに、この発明の第3の実施例について
説明する。図17は、第3の実施例によるメモリセルの
断面構造図である。この例は、第2の例と逆に、キャパ
シタ5の下部電極9に対して最小限必要とされる構成を
示すものである。すなわち、キャパシタの下部電極9の
最も下層に位置する層は多結晶シリコン層9bで構成さ
れ、さらにその表面上に下部電極9の側面の凸部を形成
するためのタングステンシリサイド層9cが形成されて
いる。この例においても、タングステンシリサイド層9
cの突出した部分の裏面も容量領域となり、これによっ
てキャパシタの容量が増大する。
【0031】なお、上記実施例におていは、下部電極を
構成する材料が、多結晶シリコンとタングステンシリサ
イドの組合わせについて説明したが、このような材料に
限定されるものではなく、導電性を有し、かつ互いにエ
ッチングレートの異なる材料の組合わせであれば、他の
材料であってもかまわない。
【0032】
【発明の効果】このように、この発明による半導体記憶
装置のキャパシタは、下部電極を複数の導電層で構成
し、かつ積層体の側面にエッチングレートの差を利用し
て凹凸面を形成したことにより、キャパシタの平面占有
面積を増大させることなくキャパシタ容量を増大するこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるDRAMのメモ
リセルの断面構造図であり、図3中の切断線I−I方向
からの断面構造を示す。
【図2】図1と同様のメモリセルの断面構造図であり、
図3中の切断線II−IIに沿った方向からの断面構造
を示す。
【図3】この発明の実施例によるDRAMのメモリセル
の平面構造図である。
【図4】DRAMのメモリセルの等価回路図である。
【図5】図1に示すメモリセルの製造工程の第1工程を
示す断面構造図である。
【図6】図1に示すメモリセルの製造工程の第2工程を
示す断面構造図である。
【図7】図1に示すメモリセルの製造工程の第3工程を
示す断面構造図である。
【図8】図1に示すメモリセルの製造工程の第4工程を
示す断面構造図である。
【図9】図1に示すメモリセルの製造工程の第5工程を
示す断面構造図である。
【図10】図1に示すメモリセルの製造工程の第6工程
を示す断面構造図である。
【図11】図1に示すメモリセルの製造工程の第7工程
を示す断面構造図である。
【図12】図2に示すメモリセルの製造工程の第4工程
を示す断面構造図である。
【図13】図2に示すメモリセルの製造工程の第5工程
を示す断面構造図である。
【図14】図2に示すメモリセルの製造工程の第6工程
を示す断面構造図である。
【図15】図2に示すメモリセルの製造工程の第7工程
を示す断面構造図である。
【図16】この発明の第2の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図17】この発明の第3の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図18】従来の第1の例によるDRAMのメモリセル
の断面構造図である。
【図19】図18に示すメモリセルの製造工程の第1工
程を示す断面構造図である。
【図20】図18に示すメモリセルの製造工程の第2工
程を示す断面構造図である。
【図21】図18に示すメモリセルの製造工程の第3工
程を示す断面構造図である。
【図22】図18に示すメモリセルの製造工程の第4工
程を示す断面構造図である。
【図23】従来のキャパシタの例を示す断面構造図であ
る。
【符号の説明】
5 キャパシタ 6 ソース・ドレイン領域 9 下部電極 9a、9c、9e タングステンシリサイド層 9b、9d 多結晶シリコン層 10 誘電体層 11 上部電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の不純物領域を有する第2導
    電型の半導体基板と、 前記半導体基板の表面上に絶縁層を介在して形成され、
    かつその一部が前記不純物領域に接続された第1導電層
    と、 前記第1導電層の表面上に積層され、前記第1導電層の
    外周面より外方へ突出した外周面を有する有する第2導
    電層と、 前記第1導電層および前記第2導電層の表面を覆う誘電
    体層と、 前記誘電体層の表面を覆う電極層とを備えた、半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の不純物領域を有する第2導
    電型の半導体基板と、 前記半導体基板の表面上に絶縁層を介在して形成され、
    かつその一部が前記不純物領域に接続された第1導電層
    と、 前記第1導電層の表面上に積層され、前記第1導電層の
    外周面より内方へ後退した外周面を有する第2導電層
    と、 前記第2導電層の表面上に形成され、前記第2導電層の
    外周面より外方へ突出した外周面を有する第3導電層
    と、 前記第1導電層、前記第2導電層および前記第3導電層
    の表面を覆う誘電体層と、 前記誘電体層の表面を覆う電極層とを備えた、半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 積層型キャパシタを有する半導体記憶装
    置の製造方法であって、 絶縁層の表面上に互いに異なる材料の第1導電層および
    第2導電層を順次積層する工程と、 前記第1導電層の側面が前記第2導電層の側面よりも内
    方へ後退するように前記第1導電層と前記第導電層を所
    定の形状にパターニングする工程と、 前記第1導電層および前記第2導電層の表面に誘電体層
    を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第3導電層を形成する工程とを
    備えた、半導体記憶装置の製造方法。
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