JPH0519779A - 音声編集装置 - Google Patents

音声編集装置

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JPH0519779A
JPH0519779A JP3170118A JP17011891A JPH0519779A JP H0519779 A JPH0519779 A JP H0519779A JP 3170118 A JP3170118 A JP 3170118A JP 17011891 A JP17011891 A JP 17011891A JP H0519779 A JPH0519779 A JP H0519779A
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JP3170118A
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Koichi Takeuchi
孝一 竹内
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紋きり型の案内であるという印象を聞く者に
与えず、注意喚起効果を失なわない音声案内を実現する
音声編集装置を提供する。 【構成】 編集合成されるべき音声断片を或る同一意味
内容毎に複数個づつ蓄積する音声断片蓄積装置を具備
し、蓄積される音声断片を同一意味内容毎に1個づつラ
ンダムに或は指定して選択し、順次に編集して一連の音
声断片を生成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蓄積されている音声
断片を編集する音声編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声編集装置の従来例について説明す
る。音声断片を順次に組み合わせてまとまった意味内容
の音声を合成する編集による音声合成装置は、通常、音
声断片を一つの意味内容につき一つづつしか用意してい
ない。この場合、編集される音声に自由度はなく、いつ
も決まりきったただ一通りの音声しか発声されない。例
えば、/おまたせしました/(ポーズ)/次は/4階/
でございます/という案内は使用頻度の高い案内である
が、使用頻度の高いもの程血の通わない紋きり型の案内
であるという印象を聞く者に与える。また、例えば、/
3/番線に/電車が/参ります/(ポーズ)/危険です
から/白線の内側に/お下がりください/という案内は
注意を喚起するためのものであるが、これも一種類しか
準備されていないものとすると、これが絶えず繰り返し
て放送される結果、聞く者に対する刺激は減少して危険
回避の効果は維持されなくなる。案内が血の通わない紋
きり型のものに聞こえるのも、また注意を喚起するため
の放送の刺激が減少するのも結局は、一種類しか用意さ
れていない意味内容を繰り返して聞かされる慣れに起因
するものと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述の通
りの問題を解消した音声編集装置を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】編集合成されるべき音声
断片を或る同一意味内容毎に複数個づつ蓄積する音声断
片蓄積装置を具備し、蓄積される音声断片を同一意味内
容毎に1個づつ選択し、順次に編集して一連の音声断片
を生成することにより多種類の音声編集を可能にした。
【0005】
【実施例】この発明の実施例を図1を参照し案内放送を
する場合について説明する。図1において、100は編
集合成されるべき音声断片(aないしnの添え字が付さ
れた数字により示される)を或る同一意味内容(10な
いし40は各別の意味内容を示す)毎に複数個づつ蓄積
する音声断片蓄積装置であり、記憶媒体により構成され
る。ここで、例えば、10aないし10nは「サン」と
いう同一意味内容の音声断片ではあるが、それぞれ他と
は少し異なる音を発声をする音声断片とされている。そ
して、記憶媒体に記憶させておく音声断片は少しづつ互
いに異なるニュアンスの現実の肉声の場合もあるし、ま
た規則合成或いは分析合成を採用して少しづつ互いに異
なる音声パラメータである場合もある。音声断片の基本
単位については、これは母音、子音、またはこれらより
成る音韻の場合もあるし、単語を組み合わせた文節の場
合もある。母音、子音、またはこれらより成る音韻の場
合は、発音記号により表現されており、文節の場合は読
みそのものにより表現されている。101は音声断片蓄
積装置に蓄積される音声断片を同一意味内容毎に1個づ
つ選択する音声断片選択装置である。103は音声断片
選択装置101に対してコマンドする選択コマンド装置
であり、音声断片の意味内容(10ないし40)の内の
何れを選択すべきかを指示するためのものである。20
1は音声断片選択装置101により選択された音声断片
を順次に編集して一連の音声断片を生成する音声断片編
集装置であり、マイクロプロセッサ部、プログラム部そ
の他の処理部により構成されている。301は編集され
た案内音声であり、各音声断片はすべてランダムに選択
された結果のものである。
【0006】ここで、この音声編集装置の動作について
説明する。選択コマンド装置103のコマンドに基づい
て、先ず意味内容10が選択されたものとすると、意味
内容10内の音声断片10aないし10nの内のいずれ
か例えば10bがランダムに選択される。次に、意味内
容20が選択されたものとすると、意味内容20内の音
声断片20aないし20nの内のいずれか例えば20d
がランダムに選択される。更に、意味内容30が選択さ
れたものとすると、意味内容30内の音声断片30aな
いし30nの内のいずれか例えば30aがランダムに選
択される。そして、最後に意味内容40が選択されたも
のとすると、意味内容40内の音声断片40aないし4
0nの内のいずれか例えば40cがランダムに選択され
る。選択された結果は、 10b 20d 30a 40c サン バンセンニ デンシャガ マイリマス ということになる。この結果は、次いで音声断片編集装
置201に送り込まれ、ここにおいて編集されて図1に
おいて301で示される案内音声が生成される。
【0007】この発明の他の実施例を図2を用いて説明
する。この図2の実施例が上述の実施例と異なるところ
は、選択コマンド装置103の他に更なる選択コマンド
装置104をも具備するところである。ところで、この
選択コマンド装置104は、意味内容それぞれについて
音声断片aないしnを選択するに際して、選択をランダ
ムにするのではなくして特定の特徴を有する音声断片を
指定選択するコマンドを音声断片選択装置101に対し
て送り出すためのものである。なお、音声断片選択装置
101、選択コマンド装置103および選択コマンド装
置104の3者間の相互関係についての詳しい説明はこ
れを省略する。
【0008】この例において選択された意味内容は1
0、20、31および40である。そして、意味内容3
1を選択するに際しては、強調する特徴を有する音声断
片である31mを指定選択するコマンドが、選択コマン
ド装置104から音声断片選択装置101に対して送り
出される。即ち、意味内容10、20、40については
それぞれの音声断片はランダムに選択された結果のもの
であるが、意味内容31については特定の指定された強
調する特徴を有する音声断片が選択された。この場合の
案内音声は、図2の302に示されるが如きものとな
る。
【0009】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明は、編集
合成されるべき音声断片を或る同一意味内容毎に複数個
づつ蓄積する音声断片蓄積装置を具備し、これら同一意
味内容毎に一つづつランダムに或いは特定のものを選択
することにより一連の音声案内を編集合成するようにし
たので、多数通りの音声案内を生成する可能性を持つに
到り、血の通わない紋きり型の案内であるという印象を
聞く者に与えることは無くなった。更に、音声断片選択
装置に対して特定の特徴を有する音声断片を指定選択す
るコマンドを送り出す構成をも具備すれば、注意喚起効
果を失なわない音声案内を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す図。
【図2】この発明の他の実施例を示す図。
【符号の説明】
100 音声断片蓄積装置 101 音声断片選択装置 103 選択コマンド装置 104 選択コマンド装置 201 音声断片編集装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編集合成されるべき音声断片を或る同一
    意味内容毎に複数個づつ蓄積する音声断片蓄積装置を具
    備し、上記音声断片蓄積装置に蓄積される音声断片を同
    一意味内容毎に1個づつ選択する音声断片選択装置を具
    備し、上記音声断片選択装置により選択された音声断片
    を順次に編集して一連の音声断片を生成する音声断片編
    集装置を具備することを特徴とする音声編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される音声編集装置にお
    いて、編集合成されるべき音声断片が母音、子音或いは
    これらを組み合わせた音韻より成り、意味内容は発音記
    号により表現されたものであることを特徴とする音声編
    集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載される音声編集装置にお
    いて、編集合成されるべき音声断片が単語を組み合わせ
    た文節より成り、意味内容は文節の読みそのものにより
    表現されたものであることを特徴とする音声編集装置。
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