JP2894447B2 - 複合音声単位を用いた音声合成装置 - Google Patents

複合音声単位を用いた音声合成装置

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JP2894447B2
JP2894447B2 JP62202286A JP20228687A JP2894447B2 JP 2894447 B2 JP2894447 B2 JP 2894447B2 JP 62202286 A JP62202286 A JP 62202286A JP 20228687 A JP20228687 A JP 20228687A JP 2894447 B2 JP2894447 B2 JP 2894447B2
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芳典 匂坂
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は複合音声単位を用いた音声合成装置に関
し、特に、音声単位の編集,結合,変形によって音声合
成を行なうような音声合成装置に関する。 [従来の技術] 従来の編集型音声合成方式,規則による音声合成方式
において種々の音声単位が提案されている。このような
音声単位には、短いものから順に、音素,CV(子音,母
音)音節,半音節(子音,母音連節および母音・子音連
接,VCV(母音・子音・母音)連接,CVC(子音,母音,子
音)連接,CVCV(子音,母音,子音・母音)連接,単
語,文節といったものがある。 従来の音声合成方式では、これらのうちのどれか1種
類の音声単位集合を基本とし、他の1〜2種類の音声単
位を補助的に使用する場合を含めても、たかだか2〜3
種類の音声単位の編集,結合,変形により音声を生成し
ていた。 [発明が解決しようとする問題点] 第4図は従来の各種の音声単位を単位長さの点で短い
ものと長いものの2種類に大別し、音声合成システム構
成上の優劣を比較した図である。第4図において、音声
合成システムを構成する上で問題となる単位の蓄積に必
要な記憶容量は少ない方が望ましく、音声単位の長さが
短いほど有利である。また、合成単位を作成する工数は
同じく音声単位の長さが短いほど有利である。単位重複
の利用可能性や柔軟性といった面からすれば、音声単位
が短いほど大きくなる。一方、音声品質を左右する単位
変形法や単位接続法などにおいては、音声単位の長さが
長いほど問題点を少なくすることができる。上述の対比
から明らかなように、2種類の音声単位だけでバランス
良く音声合成システムを構成することは極めて困難であ
った。 それゆえに、この発明の主たる目的は、種々の構造を
持つ多種類の音声単位とそれらに含まれる部分単位を使
用することにより、より効率の良い音声合成を得ること
のできるような複合音声単位を用いた音声合成装置を提
供することである。 [問題点を解決するための手段] この発明は音声単位の編集により音声合成を行なうか
あるいは規則により任意語彙の音声合成を行なう複合音
声単位を用いた音声合成装置であって、音素レベルから
音節,形態素,単語,文節,文章に至るまでの種々の長
さ,構造を有する多数の音声単位を予め記憶する音声単
位ファイルと、合成箇所の音韻の部分単位が置かれた音
韻環境と韻律情報を基にして音声単位の部分を選ぶ抽出
環境,音韻の基本周波数,音韻時間長などの具体的条件
を与える規則および規則を適用するためのパラメータで
ある諸表を予め記憶する音声制御ファイルと、出力した
い音声内容に対応した声の高さ,速度,大きさを含む韻
律を示す韻律制御信号が入力されたことに応じて、音声
制御ファイルから与えられる規則および諸表に基づい
て、音声単位ファイルから合成に適した音声単位列を選
択する音声単位選択手段と、選択された音声単位列を結
合するための結合手段と、結合された合成単位列に基づ
いて、合成波形を生成するための合成波形生成手段とを
備えて構成される。 [作用] この発明に係る複合音声単位を用いた音声合成装置
は、韻律制御信号が入力されたことに応じて、音声制御
ファイルから与えられる規則および諸表に基づいて、音
声単位ファイルから合成に適した音声単位列を選択して
合成し、結合した合成単位列に基づいて合成波形を生成
して音声合成を行なう。 [発明の実施例] 以下に、図面を参照してこの発明の実施例について詳
細に説明する。 第1図はこの発明の音声合成装置の概略ブロック図で
ある。第1図において、入力端子1には、出力したい音
声内容に対応した音韻系列信号,アクセント,息継ぎな
どの韻律制御信号が入力される。入力端子1に入力され
た韻律制御信号は音声単位選択部2に与えられる。この
音声単位選択部2は、入力情報を基にして、音声単位フ
ァイル3に予め蓄えられた種々の構造を持つ多数の音声
単位から合成に適した音声単位列を選択する。音声制御
知識ファイル4には、抽出環境,基本周波数,音韻時間
長などの具体的合成条件を与える規則,諸表が蓄えられ
ている。 そして、音声単位選択部2は、音声単位列の選択に際
して、音声制御知識ファイル4から、当該合成箇所の音
韻環境,韻律情報を基にして、望ましい合成単位の抽出
環境,基本周波数,音韻時間長などの具体的構成条件が
与えられ、これらの合成条件を単位選択の基準として用
いる。音声単位選択部2で選択された音声単位列は単位
結合部5に与えられ、選択された単位どうしの結合が行
なわれる。結合された音声単位は合成波形生成部6に与
えられ、単位結合部5で得られた合成単位系列を基にし
て合成波形を生成する。そして、生成された音声は出力
端子7に出力される。 また、この発明による方式は、種々の構造を持つ多種
類の単位を使用する点に特色があり、この発明による方
式を実施する際に用いられる音声単位を表現する音響パ
ラメータならびに単位選択に用いる種々の基準,音声制
御知識,音声波形を生成するための合成器については、
何らこれを規定するものではなく、すべてに適用可能で
ある。 第2図はこの発明に用いられる音声単位ファイルの具
体的な一例を示す図であり、特に、国語辞書内の見出語
中の音韻連接(連接数1〜4)のうち、高頻度のもの上
位50個を、その部分集合として含む音声単位セットとし
て示したものである。第2図において、各音韻連接の右
の数字は出現頻度を示し、各音韻連接数ごとに頻度の高
い順から並べてある。また、第2図において、丸印で囲
んだ音韻連接108個が単位ファイルを構成し、それらの
部分連接により、これら1〜4連接上位50個を包含して
いる。 より具体的に説明すると、連接数1の音韻“u"は連接
数2の音韻“ru"に包含されており、この音韻“ru"は連
接数3の音韻“eru"に含まれており、この音韻“eru"は
連接数4の音韻“keru"に含まれている。したがって、
音韻“u",“ru",“eru"については、音声単位ファイル
に蓄えておく必要がなく、音韻“keru"から部分単位と
して抽出することによって得られることになる。 第3図は第2図で示した例を音声単位セットとして使
用し、たとえば「桜が咲く」/sakuragasaku/を入力した
場合に選択される音声単位系列の一例を示す図である。 第3図に示すように、文頭の/sa/は4連接/saku/から
生成される部分列によって与えられ、/kura/は4連接/k
ura/によって与えられ、「桜」の音声単位列が実現され
る。さらに、「が」は4連接/gaku/中の/ga/によって実
現され、「咲く」は4連接/saku/によって同様に実現さ
れる。 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、音声単位の多様化
により、単位蓄積に許容される記憶容量,作成に許容さ
れる工数など作成上の要求条件に応じて、自由に効率良
く単位セットを規定できる利点を有するとともに、長い
音声単位中に含まれる短い連接の部分利用など,単位を
有効かつ柔軟に使用できる利点を有している。さらに、
より長い単位を利用するために、単位間の接続に起因す
る音声品質の劣化が少なく、良好な音声品質を期待でき
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の方式を実施するための概略ブロック
図である。第2図は音声単位ファイルを構成する具体的
な一例を示す図である。第3図は入力音韻系列に対して
選択される音声単位系列の一例を示す図である。第4図
は音声合成単位長と音声合成システム構成上の問題点の
関係を示す図である。 図において、1は入力端子、2は音声単位選択部、3は
音声単位ファイル、4は音声制御知識ファイル、5は単
位結合部、6は合成波形生成部、7は出力端子を示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.音声単位の編集により音声合成を行なうかあるいは
    規則により任意語彙の音声合成を行なう複合音声単位を
    用いた音声合成装置であって、 音素レベルから音節,形態素,単語,文節,文章に至る
    までの種々の長さ,構造を有する多数の音声単位を予め
    記憶する音声単位ファイル、 合成箇所の音韻の部分単位が置かれた音韻環境と韻律情
    報を基にして、音声単位の部分を選ぶ抽出環境,音韻の
    基本周波数,音韻時間長などの具体的条件を与える規則
    および規則を適用するためのパラメータである諸表を予
    め記憶する音声制御ファイル、 出力したい音声内容に対応した声の高さ,速度,大きさ
    を含む韻律を示す韻律制御信号が入力されたことに応じ
    て、前記音声制御ファイルから与えられる規則および諸
    表に基づいて、前記音声単位ファイルから合成に適した
    音声単位列を選択する音声単位選択手段、 前記音声単位選択手段によって選択された音声単位列を
    結合するための結合手段、および 前記結合手段によって結合された合成単位列に基づい
    て、合成波形を生成するための合成波形生成手段とを備
    えた、複合音声単位を用いた音声合成装置。
JP62202286A 1987-08-12 1987-08-12 複合音声単位を用いた音声合成装置 Expired - Lifetime JP2894447B2 (ja)

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JPS6444498A JPS6444498A (en) 1989-02-16
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KR20020002771A (ko) * 2000-06-30 2002-01-10 김종식 인쇄기 세척용 세정제의 제조방법
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