JPH05195418A - 外部保持形丸形幅出機の拘束装置 - Google Patents
外部保持形丸形幅出機の拘束装置Info
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- JPH05195418A JPH05195418A JP4090252A JP9025292A JPH05195418A JP H05195418 A JPH05195418 A JP H05195418A JP 4090252 A JP4090252 A JP 4090252A JP 9025292 A JP9025292 A JP 9025292A JP H05195418 A JPH05195418 A JP H05195418A
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Abstract
件づけられる振動あるいは揺れに対して幅出機を所定の
広げ状態に固く係止する拘束装置であって、保守点検の
際にこれに容易に接近できるような拘束装置を提供す
る。 【構成】 丸形幅出機を最大直径まで連続的に調整でき
且つ幅出機直径の意図しない戻りを阻止する手段(5,
6)が、中央支持体(2,3)に共働して設けられてい
る。
Description
の拘束装置に関する。
号公報に基づいて構成され作用するような外部保持形丸
形幅出機の用途から、望遠鏡的に互いに移動する管の間
の内部室に締付け装置を配置することが知られている。
この締付け装置は一方では内側管に固く結合され、他方
では外側管の内周面に摩擦結合およびかみ合い結合で結
合され、その締付け機構は結合要素を介して丸形幅出機
頭部の上側支持部分に結合されている。従って管を互い
に引き離す際に締付け装置は、管のそれ以上の引き離し
が阻止されるように作用する。
る。即ち製品における非平坦さによって例えば縫合個所
によって丸形幅出機に振動が生じてしまい、これによっ
て締付け装置の部分と支持要素の内径との間に存在する
粘着摩擦が瞬間的に増大するか少なくとも減少する。こ
の状態に基づいて、ローラヘッドの固定ローラにおいて
製品に圧縮個所が生じ、これは最終的に製品の品質を低
下させてしまう。更に、締付け装置が望遠鏡的な管の内
部に配置されているので、保守点検のためにこれに接近
することができないという欠点がある。締付け装置が故
障した際に丸形幅出機を完全に分解しなければならな
い。
保持形丸形幅出機に対して、技術的に条件づけられる振
動あるいは揺れに対して幅出機を所定の広げ状態に固く
係止する拘束装置であって、保守点検の際にこれに容易
に接近できるような拘束装置を提供することにある。
は、特許請求の範囲請求項1の特徴部分に記載した手段
によって達成される。本発明の有利な実施態様は特許請
求の範囲の各請求項に記載されている。本発明に基づい
て重要なことは、内側管の外周に設けられ互いに連続し
て配置され裁頭円錐形に形成されたかみ合い歯と、外側
管の自由端に配置されかみ合い歯に強制的に摩擦結合お
よびかみ合い結合でかみ合うラッチ爪とから拘束装置が
構成されていることにより、丸形幅出機を小さな直径か
ら大きな直径まで連続的に調整することができることで
ある。
ッチ爪とがラチェット状に互いにかみ合い、従って幅出
機の直径を増大する方向において調整行程が生ずること
によって行われる。他方では、かみ合い歯に対して鏡面
対称に形成された切欠きを有する摩擦結合およびかみ合
い結合で共働するラッチ爪により、丸形幅出機を大きな
直径から小さな直径に調整することはできない。このこ
とはラッチ爪によって公知の締付け装置よりも完全に保
証される。
にするために、引張りケーブルから成る手段が講じられ
ている。この引張りケーブルはその一端が各ラッチ爪に
結合され、他端が案内ローラを介して導かれ幅出機頭部
の範囲で外側管に配置された張り板に結合されている。
この張り板自体は中央が、ねじ棒がねじ込まれている結
合部材に結合されている。そのねじ棒は別の引張りケー
ブルを介して間接的にあるいは直接に幅出機の頭部に結
合されている。第1の引張りケーブルに引張り力がかか
ると、ラッチ爪は引張りケーブルによってかみ合い歯か
ら引っ張られる。これによって内側管が外側管内を軸方
向に移動でき、そして丸形幅出機が大きな直径から小さ
な直径に調整することができる。
許第3732754号公報に基づいて頭部全体が昇降装
置によって垂直に上向きにあるいは下向きに動かされる
ことによって行われる。ねじ棒あるいはこのねじ棒を延
長する引張りケーブルが、長さ調整可能な結合要素を介
して頭部に接続されている上側支持部分に結合されてい
る。この場合頭部との結合は頭部フレームを介して行わ
れる。
細に説明する。図1〜図5に示されているように、丸形
幅出機1は互いに望遠鏡的に移動可能に嵌まり込んだ2
つの支持要素2,3から成っている。各支持要素2,3
は管として形成され、その一方の支持要素3は他方の支
持要素2の内径よりも小さな外径を有し、その中に嵌ま
り込んでいる。
ート4が結合されている。支持要素3の外周には自由端
から出発し連続して配置され裁頭円錐形に形成されたか
み合い歯5が設けられている。このかみ合い歯5にはラ
ッチ爪6がかみ合う。ラッチ爪6は引張りばね7を介し
てかみ合い歯5に摩擦結合およびかみ合い結合される。
かみ合い歯5自体は少なくとも丸形幅出機1の最大幅調
整の大きさに匹敵した支持要素3の長さにわたって配置
されている。図3から明らかなように、各ラッチ爪6は
支持要素2の自由端に固く結合されたアーム8に、ヒン
ジ点9を中心に回動可能にヒンジ結合されている。各ア
ーム8はその自由端に回転可能に支持された案内ローラ
10を有している。それぞれラッチ爪6を支持するアー
ム8は丸形幅出機1のフロート4の方向に支持要素2の
長手軸心20に対して鋭角αを成して配置されている。
同時にアーム8は互いに180°ずらして支持要素2の
外周に結合されている。勿論、更に別のアーム8および
従って好適には90°ずらして配置された別のラッチ爪
6をかみ合い歯5にかみ合わせることも考えられる。か
かる配置構造はかみ合い歯5について力の分布を対称に
する。
の幅広い側面においてそれぞれ1つの引張り腕11がラ
ッチ爪6に固く配置されている。これらの引張り腕11
は支持要素3の半径よりも大きな長さを有している。引
張り腕11の反対側自由端は引張りばね7に結合されて
いる。この引張りばね7は、かみ合い歯5に対して鏡面
対称に形成された切欠き12を有するラッチ爪6が常に
かみ合い歯5に摩擦およびかみ合い結合するように働
く。各ラッチ爪6のヒンジ点9と反対側下端において、
それぞれ案内ローラ10を介して案内される引張りケー
ブル13の一端がラッチ爪6に固く結合されている。各
引張りケーブル13の他端は締付けボルト14に結合さ
れている。この締付けボルト14は外側支持要素2の上
側範囲に丸形幅出機1の頭部15の近くに配置された張
り板16で受けられ、ナット17および止めナット18
によって固定されている。張り板16は外側支持要素2
の管壁にある幅広いスリット状の切欠き19の中に矢印
36の方向に持ち上げ可能に配置されている。そのため
に張り板16は中心がねじ棒22にねじ込まれている中
間部材21に結合されている。
23(図7参照)を介して間接的に丸形幅出機1の頭部
15に作用的に結合されている。支持要素3の解錠中に
おいてラッチ爪6の揺動運動を制限するために、アーム
8に係止できる制限ボルト(ストッパ)24が設けられ
ている。図1および図2から分かるように、丸形幅出機
1の構造は、支持要素2,3の外側面に支持棒26に対
する自在継手25が存在していることによって決定され
る。各支持棒26は一方では自在継手25に他方では半
径方向外側の滑りセグメント27にヒンジ結合されてい
る。製品28は滑りセグメント27の外側面の上を走
る。製品28は図1において下から上に向けて走るか、
別の実施例の場合には上から下に向けて丸形幅出機の上
を走る。
に結合されている。このプレート29自体は頭部15に
固く結合されている。頭部15は主に図7〜図9におい
て頭部フレーム30から成っている。この頭部フレーム
30には支持ローラ31が回転可能に支持され、その頭
部フレーム30に長さ調整可能な結合要素32を介して
上側支持部分33が配置されている。この上側支持部分
33には対向ローラ34が回転可能に支持されている。
固定ローラ35は凹面状に形成されている。この固定ロ
ーラ35は次のようにして頭部15内に保持される。即
ち、支持ローラ31および対向ローラ34が凸面状に形
成され両者の間に収容室が形成され、その中に固定ロー
ラ35がかみ合い結合されて保持される。
邦共和国特許出願第3732754号に記載の方式に関
連して、固定ローラ35は、端面側が昇降スピンドルに
取り付けられているフレーム部分に結合されている軸の
上に回転可能に支持されている。その昇降スピンドルに
よって、フレーム部分全体は固定ローラ35と一緒に丸
形幅出機の長手方向に昇降調整される。フレーム部分全
体を矢印36,37の方向に調整することによって、頭
部15全体も矢印36,37の方向に丸形幅出機1の長
手方向に動かされる。これによって丸形幅出機1の直径
の調整が行われる。
錠について詳細に説明する。ねじ棒22に矢印36の方
向に引張り力が加えられると、ラッチ爪6が張り板16
および案内ローラ10により案内される引張りケーブル
13を介して、ラッチ爪6とかみ合い歯5との間に存在
する摩擦およびかみ合い結合から釈放され、外側に制限
ボルト24に当たるまで揺動される。同時にラッチ爪6
を互いに結合する引張りばね7が張られる。ねじ棒22
に引張り力が作用している限り、その解錠は維持され
る。
ケーブル23が頭部15にどのように結合され共働する
かについて説明する。引張りケーブル23は頭部フレー
ム30を通って延びており、長さ調整可能な結合要素3
2の一端に取り付けられている。長さ調整可能な結合要
素32の詳細な構造は図8および図9に示されている。
支持部分33の一部であるプレート38が存在してい
る。支持部分33は主にU字形架台から成り、そのU字
基部として上述のプレート38を有している。この支持
部分33の両側脚部に対向ローラ34が回転可能に支持
されている。他方では下側頭部フレーム30もほぼU字
形部分から成り、その両側脚部に支持ローラ31が回転
可能に支持されている。この頭部フレーム30の基部は
ストッパ板39によって形成されている。プレート38
とストッパ板39との結合は上述した長さ調整可能な結
合要素32を介して行われる。
間隔を隔てて配置された2つの案内ボルト40から成
り、これらの案内ボルト40は一方では上側プレート3
8にある貫通孔41に嵌まり込み、他方ではそのボルト
側端が下側頭部フレーム30のストッパ板39に溶接さ
れている。ナット42が案内ボルト40の上を移動調整
されることによって、プレート38とストッパ板39と
の間隔が調整される。引張りケーブル23はその上端が
ねじ棒43の棒側端に固く結合され、そのねじ棒43は
下側ストッパ板39にある貫通孔44に嵌まり込んでい
る。ねじ棒43はナット45を介して上側プレート38
にある貫通孔46に固定されている。ナット45がねじ
棒43の上を移動調整されることによって、引張りケー
ブル23の張力が調整される。
おける製品28に対する案内隙間を詳細に説明する。こ
れにより本発明に基づく拘束装置の主な利点が、即ち固
定ローラ35が支持ローラ31の案内面に許されずに接
触し、これにより製品28が押し潰されることを阻止す
る利点が理解できる。本発明に基づいて上述した拘束装
置は、常にローラ間に正確に規定された隙間48が維持
されるように考慮されている。製図上の理由からこの隙
間48は図7において零で示されている。しかしこれは
実際の状態ではなく、実際にはこの隙間48は製品28
の厚みにほぼ相応して幅を有している。即ちこれによっ
てローラ間に所定の間隔が描かれ、これにより敏感な製
品の許容できない押し潰しが避けられる。
ーラ35の案内面と対応した支持ローラ31の凸面状案
内面との間に比較的大きな隙間が生ずる。この位置にお
いてケーブル23は張られ、同様に凸面状に形成された
対向ローラ34の案内面が対応した固定ローラ35の案
内面に接触する。この位置において頭部15全体は上向
きに動き、引張り力が引張りケーブル23に与えられ、
拘束装置が開かれる。これによって望遠鏡的に互いに移
動する支持要素2,3が容易に相互に引き離される。
装置は固定ローラ35を矢印36の方向に上向きに移動
するために短時間にわたり切り換えられ、駆動装置全体
が短時間にわたり矢印37の方向に下向きに駆動され、
これによって結合要素32が間隔47だけ一緒に動かさ
れる。従って間隔47(図9参照)は図7に示されてい
るように零となり、拘束装置は図5における拘束位置を
とる。案内ボルト40およびそのナット42により間隔
を調整することによって、プレート38とストッパ板3
9との正確に規定した間隔が得られ、これによって、固
定ローラ35の案内面と支持ローラ31の案内面との間
に正確に規定した隙間48が生ずることが保証される。
これによって、支持棒26に強い対向力が生じた場合で
も製品28に許容できない締付けが生ずることは確実に
避けられる。即ち所定の隙間48は、この位置において
拘束装置が既に活動されているので常に保持される。い
ま引張り力が製品28から半径方向内側に支持棒26に
与えられた場合でも、この位置において支持要素3の鎖
錠が図5に応じて行われているので、隙間48がそれ以
上小さくなることはない。
示されている。これらの案内ローラ49はストッパ板3
9および従って頭部フレーム30に回転可能に取り付け
られている。これらの案内ローラ49の目的は、製品が
丸形幅出機の上を通り越した際に許容できないひねりが
生ずることを避けることにある。従ってこれらの案内ロ
ーラ49は製品28に対して横側ストッパを形成してい
る。
る振動あるいは揺れに対して幅出機を所定の広げ状態に
固く係止することができ、製品が許容できない程押し潰
されることはない。またその拘束装置に保守点検のため
に容易に接近できる。
略断面図。
略断面図。
図。
図。
ける頭部の側面図。
る頭部の側面図。
Claims (8)
- 【請求項1】幅出機円周に分布され半径方向に広げ調整
できる複数の支持棒に対する中央支持体を有し、これら
の支持棒にホース状製品を案内するためにホース状製品
の長手方向に延びる長手要素が配置されている繊維ホー
ス状製品に対する外部保持形丸形幅出機であって、 a)幅出機の中央支持体が互いに長手方向に望遠鏡的に
移動できる2本の管(支持要素)に分割され、これらの
管に広げ調整可能な支持棒がそれぞれヒンジ接続され、
これらの支持棒が両方の管に共通に付属された長手要素
に結合され、両方の管に付属する支持棒がそれぞれ逆向
きに傾いており、 b)幅出機が両側端にそれぞれ支持ローラ組を備え、こ
の支持ローラ組がホース状製品の外側に配置された固定
ローラ組に接触し、これらのローラ間で幅出機が固定さ
れているような外部保持形丸形幅出機において、 丸形幅出機を最大直径まで連続的に調整でき且つ幅出機
直径の意図しない戻りを阻止する手段(5,6)が、中
央支持体(2,3)に共働して設けられていることを特
徴とする外部保持形丸形幅出機。 - 【請求項2】前記手段が、一方の支持要素(3)の外周
に設けられ連続して配置され裁頭円錐形に形成されたか
み合い歯(5)と、他方の支持要素(2)の自由端に配
置され前記かみ合い歯(5)にかみ合う揺動可能に支持
されたラッチ爪(6)とから成り、このラッチ爪(6)
が、かみ合い歯(5)とラッチ爪(6)との間における
支持要素(3)の摩擦結合およびかみ合い結合の鎖錠お
よび支持要素(3)の解錠を確保する手段を有している
ことを特徴とする請求項1記載の丸形幅出機。 - 【請求項3】かみ合い歯(5)が、少なくとも丸形幅出
機(1)の最大幅調整の大きさに匹敵する支持要素
(3)の長さにわたって配置されていることを特徴とす
る請求項2記載の丸形幅出機。 - 【請求項4】それぞれ1つのラッチ爪(6)が、支持要
素(2)の自由端に固く結合された支持アーム(8)に
ヒンジ結合され、この支持アーム(8)がその自由端に
回転可能に支持された案内ローラ(10)を有している
ことを特徴とする請求項2記載の丸形幅出機。 - 【請求項5】支持アーム(8)がフロート(4)の方向
に支持要素(2)の長手軸心(20)に対して鋭角
(α)を成して配置されていることを特徴とする請求項
4記載の丸形幅出機。 - 【請求項6】ラッチ爪(6)がかみ合い歯(5)に対応
した切欠き(12)を有していることを特徴とする請求
項2記載の丸形幅出機。 - 【請求項7】支持要素(3)の鎖錠を行うラッチ爪
(6)がその両側に引張り腕(11)を備えており、両
ラッチ爪(6)の引張り腕(11)が引張りばね(7)
によって互いに結合されていることを特徴とする請求項
2記載の丸形幅出機。 - 【請求項8】支持要素(3)の解錠を行う手段が、それ
ぞれ各ラッチ爪(6)に結合されそれぞれ1つの案内ロ
ーラ(10)を介して案内されている引張りケーブル
(13)であり、この引張りケーブル(13)が、頭部
(15)の上側支持部分に中間部材(21)およびねじ
棒(22)を介して結合されている張り板(16)に、
作用的に結合されていることを特徴とする請求項2記載
の丸形幅出機。
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