JPH05194796A - ポリエチレン ブレンド - Google Patents
ポリエチレン ブレンドInfo
- Publication number
- JPH05194796A JPH05194796A JP4199864A JP19986492A JPH05194796A JP H05194796 A JPH05194796 A JP H05194796A JP 4199864 A JP4199864 A JP 4199864A JP 19986492 A JP19986492 A JP 19986492A JP H05194796 A JPH05194796 A JP H05194796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- polyethylene
- density
- blend
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/06—Polyethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
- C08L2205/025—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group containing two or more polymers of the same hierarchy C08L, and differing only in parameters such as density, comonomer content, molecular weight, structure
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物理特性の改良されたポリエチレン ブレン
ドを提供する。 【構成】 ポリエチレン ブレンドは： (a) 少なくとも０．９４ｇ／cm3 の密度、２５ｇ／１
０分以上のメルトインデックスおよび２〜１２の間の不
均質性指数を有する低分子量ポリエチレン樹脂、１０〜
８０重量％；および (b) ０．９５５ｇ／cm3 未満の密度、２〜１０ｇ／１
０分の間の高荷重メルトインデックスおよび２〜１０の
間の不均質指数を有する高分子量エチレン コポリマー
樹脂、２０〜９０重量％ から成る組成物であり、０．０５ｇ／１０分以上のメル
トインデックスを有し、改良された光学的性質および物
理的性質を有する。
ドを提供する。 【構成】 ポリエチレン ブレンドは： (a) 少なくとも０．９４ｇ／cm3 の密度、２５ｇ／１
０分以上のメルトインデックスおよび２〜１２の間の不
均質性指数を有する低分子量ポリエチレン樹脂、１０〜
８０重量％；および (b) ０．９５５ｇ／cm3 未満の密度、２〜１０ｇ／１
０分の間の高荷重メルトインデックスおよび２〜１０の
間の不均質指数を有する高分子量エチレン コポリマー
樹脂、２０〜９０重量％ から成る組成物であり、０．０５ｇ／１０分以上のメル
トインデックスを有し、改良された光学的性質および物
理的性質を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、ポリエチレン ブレンドに関す
る。
る。
【０００２】無色のポリマー物質は、殆んど完全に透明
なものから不透明のものまである。不透明度は、物質内
に起こる光散乱過程および物質の表面に関する。入射光
は非吸収性、等方性および所望により均質試料を輻射強
さの殆んど損失なしに通過する。実際には、ポリマー物
質はある程度光を散乱させる。散乱光の角度分布は、微
小分子相互作用による散乱であるため複雑な現象であ
る。
なものから不透明のものまである。不透明度は、物質内
に起こる光散乱過程および物質の表面に関する。入射光
は非吸収性、等方性および所望により均質試料を輻射強
さの殆んど損失なしに通過する。実際には、ポリマー物
質はある程度光を散乱させる。散乱光の角度分布は、微
小分子相互作用による散乱であるため複雑な現象であ
る。
【０００３】透明性は、一般に、試料を通して物体を見
ることができる状態と定義される。さらに特殊の用語と
しては、透明性は偏向しない光の量である、すなわち、
元の強さから任意の他の手段によって吸収、散乱または
失なわれた全ての光を減じた量である。この散乱された
光は、物質を通して見える物体の明るさ、暗さおよび他
の着色部分間のコントラストを減少させ、そして透過し
た画像に乳状または曇りを生ずる。
ることができる状態と定義される。さらに特殊の用語と
しては、透明性は偏向しない光の量である、すなわち、
元の強さから任意の他の手段によって吸収、散乱または
失なわれた全ての光を減じた量である。この散乱された
光は、物質を通して見える物体の明るさ、暗さおよび他
の着色部分間のコントラストを減少させ、そして透過し
た画像に乳状または曇りを生ずる。
【０００４】曇りは、光の透過の方向から少なくとも
２．５°ずれた光の量の尺度である。さらに特別の用語
では、曇りは試料を通過する際前方散乱によって入射光
からずれた透過光のパーセントである。商用の曇り測定
器においては、透過光方向から約２．５°以上ずれた光
のみを曇りと見做す。この曇りの効果が試料に濁ったま
たは乳状外観を付与する。
２．５°ずれた光の量の尺度である。さらに特別の用語
では、曇りは試料を通過する際前方散乱によって入射光
からずれた透過光のパーセントである。商用の曇り測定
器においては、透過光方向から約２．５°以上ずれた光
のみを曇りと見做す。この曇りの効果が試料に濁ったま
たは乳状外観を付与する。
【０００５】商用製品は低曇り値であることが望まし
い。かような低曇り製品が望まれる理由は、純粋に安全
目的から純粋に市場目的まで変化する。従って、低曇り
値を有する物質の製造方法は、大きな科学的並びに経済
的価値がある。
い。かような低曇り製品が望まれる理由は、純粋に安全
目的から純粋に市場目的まで変化する。従って、低曇り
値を有する物質の製造方法は、大きな科学的並びに経済
的価値がある。
【０００６】ポリエチレンは、不透明度が密度と共に増
加する半透明から乳白色のポリマーとして公知である。
ポリエチレンの副生物の一つは、密度の増加に伴いポリ
エチレンの曇りが増加する傾向がある。すなわち、所望
によってポリエチレンを改質しなくても、同じ条件下で
製造したとき０．９３の密度を有するポリエチレン試料
は０．９７の密度を有するポリエチレン試料より小さい
曇り値を有する。しかし、多数の用途において、高密度
ポリエチレンの望ましい性質のために高密度を有するエ
チレンポリマーの使用が望まれる。例えば、引張強さ、
硬さ、化学的耐性および曲げ弾性率は、すべて密度の増
加に伴い増加する傾向がある。従って、低曇り値および
高密度を有するポリエチレン樹脂の提供は、科学的並び
に経済的に価値がある。
加する半透明から乳白色のポリマーとして公知である。
ポリエチレンの副生物の一つは、密度の増加に伴いポリ
エチレンの曇りが増加する傾向がある。すなわち、所望
によってポリエチレンを改質しなくても、同じ条件下で
製造したとき０．９３の密度を有するポリエチレン試料
は０．９７の密度を有するポリエチレン試料より小さい
曇り値を有する。しかし、多数の用途において、高密度
ポリエチレンの望ましい性質のために高密度を有するエ
チレンポリマーの使用が望まれる。例えば、引張強さ、
硬さ、化学的耐性および曲げ弾性率は、すべて密度の増
加に伴い増加する傾向がある。従って、低曇り値および
高密度を有するポリエチレン樹脂の提供は、科学的並び
に経済的に価値がある。
【０００７】すぐれた性能特性を有するブレンドを得る
ために異なる特性を有する成分をブレンドすることは当
業界において周知である。しかし、この作業は容易には
達成されない。例えば、ブレンドの成分は相いれない交
互作用をし、その結果としてブレンドの予想性能を低下
させるかまたは成分が相互作用して分離した成分部分の
単なる凝集物を生成することもある。
ために異なる特性を有する成分をブレンドすることは当
業界において周知である。しかし、この作業は容易には
達成されない。例えば、ブレンドの成分は相いれない交
互作用をし、その結果としてブレンドの予想性能を低下
させるかまたは成分が相互作用して分離した成分部分の
単なる凝集物を生成することもある。
【０００８】熱可塑性ブレンドは、パイプ、フィルムお
よびビンのような用途向けとして非常に望ましい。しか
し、各用途には特定用途のために注文通り製造された樹
脂が要求される。さらにこれらの注文生産された樹脂の
各々は、多数の性能属性によって判断される。一つの属
性を改良することはできるが、顧客の要求事項を満足さ
せる樹脂を見出すためには、種々の属性の折喪点を見出
すことがしばしば必要である。
よびビンのような用途向けとして非常に望ましい。しか
し、各用途には特定用途のために注文通り製造された樹
脂が要求される。さらにこれらの注文生産された樹脂の
各々は、多数の性能属性によって判断される。一つの属
性を改良することはできるが、顧客の要求事項を満足さ
せる樹脂を見出すためには、種々の属性の折喪点を見出
すことがしばしば必要である。
【０００９】本発明によって、特性の改良された折喪点
が得られ、それによって顧客の要求の可能な解決が得ら
れる機会が増加する。
が得られ、それによって顧客の要求の可能な解決が得ら
れる機会が増加する。
【００１０】本発明によって、改良されたポリエチレン
ブレンドが提供される。
ブレンドが提供される。
【００１１】本発明によって、改良された光学的性質を
有するポリエチレン ブレンドも提供される。
有するポリエチレン ブレンドも提供される。
【００１２】本発明によって、改良された物理的性質を
有するポリエチレン ブレンドがさらに提供される。
有するポリエチレン ブレンドがさらに提供される。
【００１３】本発明によって、(a) 少なくとも０．９４
ｇ／cm3 の密度、２５ｇ／１０分以上のメルトインデッ
クスおよび２〜１２の間の不均質性指数を有する低分子
量ポリエチレン樹脂、１０〜８０重量％；および(b)
０．９５５ｇ／cm3 未満の密度、２〜１０ｇ／１０分の
間の高荷重メルトインデックスおよび２〜１０の間の不
均質性指数を有する高分子量エチレン ポリマー、２０
〜９０重量％から成る組成物であり、０．０５ｇ／１０
分以上のメルトインデックスを有するポリエチレン ブ
レンドが提供される。
ｇ／cm3 の密度、２５ｇ／１０分以上のメルトインデッ
クスおよび２〜１２の間の不均質性指数を有する低分子
量ポリエチレン樹脂、１０〜８０重量％；および(b)
０．９５５ｇ／cm3 未満の密度、２〜１０ｇ／１０分の
間の高荷重メルトインデックスおよび２〜１０の間の不
均質性指数を有する高分子量エチレン ポリマー、２０
〜９０重量％から成る組成物であり、０．０５ｇ／１０
分以上のメルトインデックスを有するポリエチレン ブ
レンドが提供される。
【００１４】本発明の組成物は、２種の成分から成る。
第１成分は、低分子量ポリエチレン樹脂である。第２成
分は、高分子量ポリエチレン樹脂である。下記にこれら
２成分の特性に関する追加情報を示す。
第１成分は、低分子量ポリエチレン樹脂である。第２成
分は、高分子量ポリエチレン樹脂である。下記にこれら
２成分の特性に関する追加情報を示す。
【００１５】ポリエチレンは、広範囲の流量および密度
で入手できる熱可塑性物質である。ポリエチレンは各種
温度での靱性、可撓性から剛性に至る剛度並びにすぐれ
た化学的耐性のような有用な性質を提供する。現在、ポ
リエチレンは、当業界における大部分の公知の熱可塑性
方法によって二次成形および加工ができる。
で入手できる熱可塑性物質である。ポリエチレンは各種
温度での靱性、可撓性から剛性に至る剛度並びにすぐれ
た化学的耐性のような有用な性質を提供する。現在、ポ
リエチレンは、当業界における大部分の公知の熱可塑性
方法によって二次成形および加工ができる。
【００１６】ポリエチレンは、一般に、２つの特性、す
なわち、密度および流量（一般にメルトインデックスに
よって識別される）によって主として分類される。ＡＳ
ＴＭＤ １２４８−８４（１８８９年改正）が、ポリエ
チレンを類別する便利な方式である。最初に、ポリエチ
レンは一般に密度によって分類される：タイプ１ポリエ
チレンは、０．９１０〜０．９２５ｇ／cm3 の間の表示
密度を有し；タイプ２ポリエチレンは、０．９２６〜
０．９４０ｇ／cm3 の間の密度を有し；タイプ３ポリエ
チレンは、０．９４１〜０．９５９ｇ／cm3 の間の密度
を有し；そしてタイプ４ポリエチレンは０．９６０ｇ／
cm3 またはこれ以上の表示密度を有する。タイプ１ポリ
エチレンは、通常、低密度樹脂と定義される。タイプ２
ポリエチレンは、通常、中密度樹脂に分類される。タイ
プ３および４ポリエチレンは、通常、高密度樹脂に分類
される。
なわち、密度および流量（一般にメルトインデックスに
よって識別される）によって主として分類される。ＡＳ
ＴＭＤ １２４８−８４（１８８９年改正）が、ポリエ
チレンを類別する便利な方式である。最初に、ポリエチ
レンは一般に密度によって分類される：タイプ１ポリエ
チレンは、０．９１０〜０．９２５ｇ／cm3 の間の表示
密度を有し；タイプ２ポリエチレンは、０．９２６〜
０．９４０ｇ／cm3 の間の密度を有し；タイプ３ポリエ
チレンは、０．９４１〜０．９５９ｇ／cm3 の間の密度
を有し；そしてタイプ４ポリエチレンは０．９６０ｇ／
cm3 またはこれ以上の表示密度を有する。タイプ１ポリ
エチレンは、通常、低密度樹脂と定義される。タイプ２
ポリエチレンは、通常、中密度樹脂に分類される。タイ
プ３および４ポリエチレンは、通常、高密度樹脂に分類
される。
【００１７】各密度タイプ内で流量の５種の異なる区分
が存在する。区分１ポリエチレンは、１９０℃および２
１６０ｇ荷重で２５ｇ／１０分以上の表示流量を有す
る。区分２ポリエチレンは、１０〜２５ｇ／１０分の表
示流量を有する。区分３ポリエチレンは、１〜１０ｇ／
分の表示流量を有する。区分４ポリエチレンは、０．４
〜１．０ｇ／１０分の表示流量を有する。区分５ポリエ
チレンは０．４ｇ／１０分またはこれより少ない表示流
量を有する。
が存在する。区分１ポリエチレンは、１９０℃および２
１６０ｇ荷重で２５ｇ／１０分以上の表示流量を有す
る。区分２ポリエチレンは、１０〜２５ｇ／１０分の表
示流量を有する。区分３ポリエチレンは、１〜１０ｇ／
分の表示流量を有する。区分４ポリエチレンは、０．４
〜１．０ｇ／１０分の表示流量を有する。区分５ポリエ
チレンは０．４ｇ／１０分またはこれより少ない表示流
量を有する。
【００１８】これらのタイプおよび区分のポリエチレン
は、当業界の公知の各種の方法によって製造できる。例
えば、タイプ１および２のポリエチレンは、触媒として
酸素、過酸化物および（または）他の強力な酸化剤を使
用する高圧法によって製造できる。１００〜３５０ＭＰ
ａの範囲の反応圧力が典型的に使用される。この種の方
法によって形成されるポリエチレン樹脂は、主鎖上の各
１５〜４０個の炭素原子毎に短側鎖を有する高度に分枝
状である。さらにこのタイプのポリエチレン樹脂の結晶
化度は、約４０〜６０％であり、ポリマーの非晶質含量
は密度の減少と共に増加する。
は、当業界の公知の各種の方法によって製造できる。例
えば、タイプ１および２のポリエチレンは、触媒として
酸素、過酸化物および（または）他の強力な酸化剤を使
用する高圧法によって製造できる。１００〜３５０ＭＰ
ａの範囲の反応圧力が典型的に使用される。この種の方
法によって形成されるポリエチレン樹脂は、主鎖上の各
１５〜４０個の炭素原子毎に短側鎖を有する高度に分枝
状である。さらにこのタイプのポリエチレン樹脂の結晶
化度は、約４０〜６０％であり、ポリマーの非晶質含量
は密度の減少と共に増加する。
【００１９】これとは別に、タイプ１、２、３および４
ポリエチレンは、スラリー、溶液または気相法のような
方法によって製造できる。これらの方法は低圧法として
一般に公知である。これらの方法において使用される触
媒は広く変化するが、最もしばしば使用される触媒は、
金属ハライドまたは活性化金属酸化物と組合せた遷移金
属である。反応圧力は、通常、５０〜８００psi 内であ
る。これらの方法によって製造されるポリエチレンは比
較的線状性、すなわち、長側鎖が殆んどまたは全く存在
しない。タイプ１および２の線状ポリエチレンは、約５
０％の結晶化度を有し、そしてタイプ３および４は８５
％以上もの高い結晶化度を有する。０．９６０以下の密
度を有する低圧法によって製造されたポリエチレンは、
一般に、エチレンとプロピレン、１−ブテンおよび（ま
たは）１−ヘキセンのような少量のコモノマーとの重合
によって製造される。
ポリエチレンは、スラリー、溶液または気相法のような
方法によって製造できる。これらの方法は低圧法として
一般に公知である。これらの方法において使用される触
媒は広く変化するが、最もしばしば使用される触媒は、
金属ハライドまたは活性化金属酸化物と組合せた遷移金
属である。反応圧力は、通常、５０〜８００psi 内であ
る。これらの方法によって製造されるポリエチレンは比
較的線状性、すなわち、長側鎖が殆んどまたは全く存在
しない。タイプ１および２の線状ポリエチレンは、約５
０％の結晶化度を有し、そしてタイプ３および４は８５
％以上もの高い結晶化度を有する。０．９６０以下の密
度を有する低圧法によって製造されたポリエチレンは、
一般に、エチレンとプロピレン、１−ブテンおよび（ま
たは）１−ヘキセンのような少量のコモノマーとの重合
によって製造される。
【００２０】ポリエチレン製造用の触媒および方法は、
Ｕ．Ｓ．Ｐ．３，８８７，４９４；３，９００，４５
１；４，０５３，４３６；４，１５１，１２２；４，２
３６，９８８；４，２９４，７２４；４，３４７，１５
８；４，３９２，９９０；４，３９４，２９１；および
４，４０５，５０１に広範に開示されている。
Ｕ．Ｓ．Ｐ．３，８８７，４９４；３，９００，４５
１；４，０５３，４３６；４，１５１，１２２；４，２
３６，９８８；４，２９４，７２４；４，３４７，１５
８；４，３９２，９９０；４，３９４，２９１；および
４，４０５，５０１に広範に開示されている。
【００２１】低分子量ポリエチレン樹脂 低分子量ポリエチレンは、任意の新しいまたは再循環エ
チレンホモポリマーまたはエチレン コポリマーでよ
い。コモノマーを使用する場合には、コモノマーは一般
に、１分子当り約３〜約２０個の炭素原子を有するα−
オレフィンである。好ましくは、コモノマーは、１分子
当り約３〜約１０個の炭素原子を有し、最も好ましくは
１分子当り３〜８個の炭素原子を有する。この種のコモ
ノマーは、これらの価格、入手性および関連する性質の
ために好ましい。コモノマーとして本発明において有用
なα−オレフィンの例は、プロピレン、１−ブテン、３
−メチル−１−ブテン、１−ペンテン、３−メチル−１
−ペンテン、４−メチル−１−ペンテン、４−メチル−
１−ペンテン、１−ヘキセン、および３−エチル−１−
ヘキセンてある。コモノマーの量は、一般に、低分子量
ポリエチレン樹脂の約１０重量％未満含まれる。好まし
くは、低分子量ポリエチレン樹脂は、コモノマーを使用
する場合は約０〜４重量％のコモノマーを含む。低分子
量ポリエチレン樹脂の特性を、総括的に下記の表１に示
す。
チレンホモポリマーまたはエチレン コポリマーでよ
い。コモノマーを使用する場合には、コモノマーは一般
に、１分子当り約３〜約２０個の炭素原子を有するα−
オレフィンである。好ましくは、コモノマーは、１分子
当り約３〜約１０個の炭素原子を有し、最も好ましくは
１分子当り３〜８個の炭素原子を有する。この種のコモ
ノマーは、これらの価格、入手性および関連する性質の
ために好ましい。コモノマーとして本発明において有用
なα−オレフィンの例は、プロピレン、１−ブテン、３
−メチル−１−ブテン、１−ペンテン、３−メチル−１
−ペンテン、４−メチル−１−ペンテン、４−メチル−
１−ペンテン、１−ヘキセン、および３−エチル−１−
ヘキセンてある。コモノマーの量は、一般に、低分子量
ポリエチレン樹脂の約１０重量％未満含まれる。好まし
くは、低分子量ポリエチレン樹脂は、コモノマーを使用
する場合は約０〜４重量％のコモノマーを含む。低分子
量ポリエチレン樹脂の特性を、総括的に下記の表１に示
す。
【００２２】
【表１】
【００２３】1. 全ポリマー重量＝低分子量樹脂重量＋
高分子量樹脂重量 2. 不均質性指数は分子量分布の指標である。これはあ
る種の用途における樹脂の有用性の貴重な指標である。
この値は、数平均分子量（Ｍｎ）で重量平均分子量（Ｍ
ｗ）を割ったものである。
高分子量樹脂重量 2. 不均質性指数は分子量分布の指標である。これはあ
る種の用途における樹脂の有用性の貴重な指標である。
この値は、数平均分子量（Ｍｎ）で重量平均分子量（Ｍ
ｗ）を割ったものである。
【００２４】低分子量ポリエチレン樹脂は、一般に、非
常に低い耐環境応力亀裂性（ＥＳＣＲ）を有する。
常に低い耐環境応力亀裂性（ＥＳＣＲ）を有する。
【００２５】高分子量ポリエチレン樹脂 高分子量ポリエチレン樹脂は、任意の新しいまたは再循
環エチレン コポリマー樹脂でよい。コモノマーは、一
般に、約３〜約２０個の炭素原子を有するα−オレフィ
ンである。好ましくは、コモノマーは、１分子当り約３
〜約１０個の炭素原子を有し、最も好ましくは１分子当
り３〜８個の炭素原子を有する。本発明においてコモノ
マーとして有用なα−オレフィンの例は、プロピレン、
１−ブテン、３−メチル−１−ブテン、１−ペンテン、
３−メチル−１−ペンテン、４−メチル−１−ペンテ
ン、１−ヘキセンおよび３−エチル−１−ヘキセンであ
る。コモノマーの量は、一般に、高分子量ポリエチレン
樹脂の約４０重量％未満含まれる。好ましくは、高分子
量ポリエチレン コポリマーは、一般に、約０〜約３０
重量％の配合コモノマーを含む。最も好ましくは０．０
１〜１５重量％のコモノマーを含む。高分子量ポリエチ
レン樹脂の性質を、総括的に下記の表２に示す。
環エチレン コポリマー樹脂でよい。コモノマーは、一
般に、約３〜約２０個の炭素原子を有するα−オレフィ
ンである。好ましくは、コモノマーは、１分子当り約３
〜約１０個の炭素原子を有し、最も好ましくは１分子当
り３〜８個の炭素原子を有する。本発明においてコモノ
マーとして有用なα−オレフィンの例は、プロピレン、
１−ブテン、３−メチル−１−ブテン、１−ペンテン、
３−メチル−１−ペンテン、４−メチル−１−ペンテ
ン、１−ヘキセンおよび３−エチル−１−ヘキセンであ
る。コモノマーの量は、一般に、高分子量ポリエチレン
樹脂の約４０重量％未満含まれる。好ましくは、高分子
量ポリエチレン コポリマーは、一般に、約０〜約３０
重量％の配合コモノマーを含む。最も好ましくは０．０
１〜１５重量％のコモノマーを含む。高分子量ポリエチ
レン樹脂の性質を、総括的に下記の表２に示す。
【００２６】
【表２】
【００２７】本発明の他の態様において、高分子量ポリ
エチレン樹脂の密度は０．９３〜０．９５ｇ／cm3 の間
である。高分子量ポリエチレン樹脂は、一般に、非常に
高い耐環境応力亀裂性を有する。これらの樹脂の耐環境
応力亀裂性は、通常、非常に高く、実際には測定できな
い。
エチレン樹脂の密度は０．９３〜０．９５ｇ／cm3 の間
である。高分子量ポリエチレン樹脂は、一般に、非常に
高い耐環境応力亀裂性を有する。これらの樹脂の耐環境
応力亀裂性は、通常、非常に高く、実際には測定できな
い。
【００２８】ブレンド特性 低分子量ポリエチレン成分と高分子量ポリエチレン成分
との得られたブレンドの性質を総括的に下記の表３に示
す。
との得られたブレンドの性質を総括的に下記の表３に示
す。
【００２９】
【表３】
【００３０】成分の配合 成分の配合は、２種のポリマー樹脂から均質なブレンド
が製造できる当業界において公知の任意の方法によって
行うことができる。例えば、一軸スクリュー押出機、２
軸スクリュー押出機および連続ミキサーのような標準の
ポリマー加工装置がこれらのブレンドの製造に使用でき
る。さらに、配合の間に他の成分もブレンドに添加でき
る。これらの成分は、酸化防止剤、ＵＶ安定剤、保存剤
およびフルオロエラストマーのような加工助剤である。
本明細書において、「フルオロエラストマー」とは、総
括的に、弗素を含有する任意のエラストマー状ポリマー
と定義する。これらはホモポリマーでもよく、またはコ
ポリマーでもよい。かようなポリマーは、非晶質、熱安
定性および難燃性であり、これらはまた低ガラス転移温
度を有する傾向があり、かつ、一般に、溶剤および薬品
による化学的侵食に耐性である。
が製造できる当業界において公知の任意の方法によって
行うことができる。例えば、一軸スクリュー押出機、２
軸スクリュー押出機および連続ミキサーのような標準の
ポリマー加工装置がこれらのブレンドの製造に使用でき
る。さらに、配合の間に他の成分もブレンドに添加でき
る。これらの成分は、酸化防止剤、ＵＶ安定剤、保存剤
およびフルオロエラストマーのような加工助剤である。
本明細書において、「フルオロエラストマー」とは、総
括的に、弗素を含有する任意のエラストマー状ポリマー
と定義する。これらはホモポリマーでもよく、またはコ
ポリマーでもよい。かようなポリマーは、非晶質、熱安
定性および難燃性であり、これらはまた低ガラス転移温
度を有する傾向があり、かつ、一般に、溶剤および薬品
による化学的侵食に耐性である。
【００３１】例 本例は、当業界の熟練者が本発明を理解する一助として
さらに提供する。特定の反応体、条件などは本発明の全
般的説明のために示すものであって、本発明の合理的範
囲を不当に制限するものと解釈すべきではない。
さらに提供する。特定の反応体、条件などは本発明の全
般的説明のために示すものであって、本発明の合理的範
囲を不当に制限するものと解釈すべきではない。
【００３２】ポリエチレン試料の性質の測定のために次
の試験方法を使用した。
の試験方法を使用した。
【００３３】(1) 密度は、ＡＳＴＭ Ｄ １５０５−
８５によって測定した。これは、プラスチックの密度測
定用の標準試験方法である。密度は立方cm当りのｇ数
（Ｄ＝ｇ／cm3 ）として報告される。
８５によって測定した。これは、プラスチックの密度測
定用の標準試験方法である。密度は立方cm当りのｇ数
（Ｄ＝ｇ／cm3 ）として報告される。
【００３４】(2) 流量は、ＡＳＴＭ Ｄ １２３８−
６５Ｔによって測定した。これは熱可塑性物質の流量測
定用の標準試験方法である。流量測定には、２種の異な
る条件を使用した。条件１は、１９０℃の温度および
２．１６kgの全荷重から成り（ＦＲ−１９０／２．１
６）、これはまたメルトインデックスと呼ばれる。条件
２は１９０℃の温度および２１．６０kgの全荷重から成
り（ＦＲ−１９０／２１．６０）、これはまた高荷重メ
ルトインデックスと呼ばれる。流量は１０分間当りｇ数
で示した押出量（ｇ／１０分）として報告される。
６５Ｔによって測定した。これは熱可塑性物質の流量測
定用の標準試験方法である。流量測定には、２種の異な
る条件を使用した。条件１は、１９０℃の温度および
２．１６kgの全荷重から成り（ＦＲ−１９０／２．１
６）、これはまたメルトインデックスと呼ばれる。条件
２は１９０℃の温度および２１．６０kgの全荷重から成
り（ＦＲ−１９０／２１．６０）、これはまた高荷重メ
ルトインデックスと呼ばれる。流量は１０分間当りｇ数
で示した押出量（ｇ／１０分）として報告される。
【００３５】(3) 破断点引張強さは、ＡＳＴＭ Ｄ
６３８−９０によって測定した。これはプラスチックの
引張特性測定用の標準試験方法である。破断点引張強さ
はメガパスカル（ＭＰａ）で報告される。
６３８−９０によって測定した。これはプラスチックの
引張特性測定用の標準試験方法である。破断点引張強さ
はメガパスカル（ＭＰａ）で報告される。
【００３６】(4) 破断点伸び率は、ＡＳＴＭ Ｄ ６
３８−９０によって測定した。これはプラスチックの引
張特性測定用の標準試験方法である。
３８−９０によって測定した。これはプラスチックの引
張特性測定用の標準試験方法である。
【００３７】(5) Ｓｐｅｎｃｅｒ衝撃強さは、ＡＳＴ
Ｍ Ｄ ３４２０−８５によって測定した。これはプラ
スチック フィルムの振子型衝撃抵抗測定用の標準試験
方法である。Ｓｐｅｎｃｅｒ衝撃強さはＪｏｕｌｅｓ
（Ｊ）で報告される。
Ｍ Ｄ ３４２０−８５によって測定した。これはプラ
スチック フィルムの振子型衝撃抵抗測定用の標準試験
方法である。Ｓｐｅｎｃｅｒ衝撃強さはＪｏｕｌｅｓ
（Ｊ）で報告される。
【００３８】(6) 落槍衝撃強さは、ＡＳＴＭ Ｄ １
７０９−８５によって測定した。これは自由落下槍法に
よってポリエチレン フィルムの衝撃抵抗を測定するた
めの標準方法である。落槍衝撃強さはｇで報告される。
７０９−８５によって測定した。これは自由落下槍法に
よってポリエチレン フィルムの衝撃抵抗を測定するた
めの標準方法である。落槍衝撃強さはｇで報告される。
【００３９】(7) 引裂抵抗は、ＡＳＴＭ Ｄ １９２
２−８９によって測定した。これは振子法によりプラス
チック フィルムおよびうすいシートの伝播引裂抵抗の
測定用の標準方法である。引裂抵抗はｇで報告される。
２−８９によって測定した。これは振子法によりプラス
チック フィルムおよびうすいシートの伝播引裂抵抗の
測定用の標準方法である。引裂抵抗はｇで報告される。
【００４０】(8) 耐環境応力亀裂性（ＥＳＣＲ）は、
ＡＳＴＭ Ｄ １６９３−７０によって測定した。これ
はエチレン プラスチックの耐環境応力亀裂性測定用の
標準方法である。試験試料は、ＡＳＴＭ Ｄ １９２８
−８０、方法Ｃによって調製した。試験の条件は条件Ａ
であった。ＥＳＣＲは時間で報告される。
ＡＳＴＭ Ｄ １６９３−７０によって測定した。これ
はエチレン プラスチックの耐環境応力亀裂性測定用の
標準方法である。試験試料は、ＡＳＴＭ Ｄ １９２８
−８０、方法Ｃによって調製した。試験の条件は条件Ａ
であった。ＥＳＣＲは時間で報告される。
【００４１】(9) 曇りは、Ｇａｒｄｎｅｒ ＸＬ−２
１１ヘーズガード／ヘーズメーター方式を使用して測定
した。前記したように曇りは、試料を通過中に前方散乱
によって入射光から偏移する透過光の量である。通常、
商業用の曇り計においては透過光方向から約２．５°以
上ずれる光のみを曇りと見做す。このデバイスはＡＳＴ
Ｍ Ｄ １００３−６１と同様な方法を使用している。
１１ヘーズガード／ヘーズメーター方式を使用して測定
した。前記したように曇りは、試料を通過中に前方散乱
によって入射光から偏移する透過光の量である。通常、
商業用の曇り計においては透過光方向から約２．５°以
上ずれる光のみを曇りと見做す。このデバイスはＡＳＴ
Ｍ Ｄ １００３−６１と同様な方法を使用している。
【００４２】(10) 数平均分子量（Ｍｎ）で重量平均分
子量（Ｍｗ）を割ったものである不均質性指数（Ｍｗ／
Ｍｎ）は、ゲル透過クロマトグラフィーによって収集し
たデータを使用して測定する。このゲル透過クロマトグ
ラフィーには、溶媒として１，２，４−トリクロロベン
ゼンを使用する１５０℃でのＷａｔｅｒｓ １５０Ｃク
ロマトグラフが付属する。これは分子量平均および分子
量分布測定の標準方法である。
子量（Ｍｗ）を割ったものである不均質性指数（Ｍｗ／
Ｍｎ）は、ゲル透過クロマトグラフィーによって収集し
たデータを使用して測定する。このゲル透過クロマトグ
ラフィーには、溶媒として１，２，４−トリクロロベン
ゼンを使用する１５０℃でのＷａｔｅｒｓ １５０Ｃク
ロマトグラフが付属する。これは分子量平均および分子
量分布測定の標準方法である。
【００４３】例１ 本発明のブレンドの性質を測定するために高分子量およ
び低分子量ポリエチレンのブレンドを製造した。各ブレ
ンド毎に、各ポリエチレン フラッフ（ｆｌｕｆｆ）
（合計２６０ｇのポリエチレン）をプラスチック容器中
において乾式混合した。次いで、各ポリエチレン フラ
ッフ試料を、アセトン（１０ml／１００ｇポリエチレ
ン）、ブチル化ヒドロキトルエン（ＢＨＴ）、ジラウリ
ル チオジプロピオネート（ＤＬＴＤＰ）およびステア
リン酸カルシウムと混合した。最終ブレンド中における
添加剤の量は、０．０５重量％のＢＨＴ、０．０３重量
％のＤＬＴＤＰおよび０．０４重量％のステアリン酸カ
ルシウムであり、各％は全ポリエチレン重量に基づくも
のであった。
び低分子量ポリエチレンのブレンドを製造した。各ブレ
ンド毎に、各ポリエチレン フラッフ（ｆｌｕｆｆ）
（合計２６０ｇのポリエチレン）をプラスチック容器中
において乾式混合した。次いで、各ポリエチレン フラ
ッフ試料を、アセトン（１０ml／１００ｇポリエチレ
ン）、ブチル化ヒドロキトルエン（ＢＨＴ）、ジラウリ
ル チオジプロピオネート（ＤＬＴＤＰ）およびステア
リン酸カルシウムと混合した。最終ブレンド中における
添加剤の量は、０．０５重量％のＢＨＴ、０．０３重量
％のＤＬＴＤＰおよび０．０４重量％のステアリン酸カ
ルシウムであり、各％は全ポリエチレン重量に基づくも
のであった。
【００４４】フラッフ、アセトンおよび添加剤のブレン
ドをプラスチック容器中において手で混合した後、フー
ド中においてアセトンを蒸発させ、次いで真空炉中、７
０〜８０℃および約３８０mmのＨｇ真空で数時間乾燥さ
せた。次いで、乾燥ブレンドをＭｉｄｇｅｔ Ｂａｎｂ
ｕｒｙミキサー中において１５０〜１６０℃、混合速度
１３０ｒｐｍで約５分間混合し、ミル中において任意の
大きい片を粉砕した。
ドをプラスチック容器中において手で混合した後、フー
ド中においてアセトンを蒸発させ、次いで真空炉中、７
０〜８０℃および約３８０mmのＨｇ真空で数時間乾燥さ
せた。次いで、乾燥ブレンドをＭｉｄｇｅｔ Ｂａｎｂ
ｕｒｙミキサー中において１５０〜１６０℃、混合速度
１３０ｒｐｍで約５分間混合し、ミル中において任意の
大きい片を粉砕した。
【００４５】ブレンド製造に使用した３種の高分子量お
よび２種の低分子量ポリエチレンを表Ｅ−１−Ａに示
す。
よび２種の低分子量ポリエチレンを表Ｅ−１−Ａに示
す。
【００４６】
【表４】 表Ｅ−１−Ａ ポリエチレン ブレンド樹脂 ──────────────────────────────────── 高分子量ポリ 高荷重メルトインデックス、g/10分 密 度 マー樹脂 ＦＲ−１９０／２１．６０ ｇ／cm3 ──────────────────────────────────── １ １．０ ０．９３２４ ２ ３．１ ０．９３６６ ３ ６．４ ０．９３７８ 低分子量ポリ メルトインデックス、g/10分 密 度 マー樹脂 ＦＲ−１９０／２．１６ ｇ／cm3 ──────────────────────────────────── ４ ３１ ０．９６７６ ５ ３１２ ０．９７２０
【００４７】本例に使用した数種のポリマーに関する分
子量情報を表Ｅ−１−Ａ１に示す。表中において分子量
は測定しなかった（ポリマー１、３、および５）、同様
な溶融粘度を有するポリマーの分子量（ポリマー１Ａ、
３Ａおよび１０）を示す。ポリマー１０は例２からのも
のである。
子量情報を表Ｅ−１−Ａ１に示す。表中において分子量
は測定しなかった（ポリマー１、３、および５）、同様
な溶融粘度を有するポリマーの分子量（ポリマー１Ａ、
３Ａおよび１０）を示す。ポリマー１０は例２からのも
のである。
【００４８】
【表５】 表Ｅ−１−Ａ１ ポリエチレンの分子量 ──────────────────────────────────── ポリマー 高荷重メルト インデックス、 Ｍｗ Ｍｎ ＨＩ g/10分 Ｄａｌｔｏｎｓ Ｄａｌｔｏｎｓ ──────────────────────────────────── １Ａ １．０ ３１５，０００ ６０，０００ ５．３ ２ ３．１ ２０８，０００ ４６，９００ ４．４ ３Ａ ６．０ １８９，０００ ４１，９００ ４．５ ポリマー ＭＩ，ｇ／10分 Ｍｗ Ｍｎ ＨＩ Ｄａｌｔｏｎｓ Ｄａｌｔｏｎｓ ──────────────────────────────────── ４ ３１ ４２，７００ １０，７００ ４．０ １０ ２９７ ２２，５３０ ６．５７０ ３．４３ ────────────────────────────────────
【００４９】Ｂ1 〜Ｂ9 で示す９種のブレンドを製造し
た。これらの成分、重量比および性質を表Ｅ−１−Ｂに
示す。
た。これらの成分、重量比および性質を表Ｅ−１−Ｂに
示す。
【００５０】
【表６】
【００５１】ブレンドから試験試料を圧縮成形し、性質
を評価した。表Ｅ−１−Ｃに要約した結果は、ブレンド
が性質の良好なバランスを示している。約０．９５ｇ／
cm3 の密度を有するブレンドしないポリエチレン樹脂
は、通常、はるかに低いＥＳＣＲ値を有するであろう。
例えば、約０．９５２ｇ／cm3 の密度および約０．３５
ｇ／１０分のメルトインデックスを有するポリエチレン
樹脂は、約５０時間の耐環境応力亀裂性を有する。この
樹脂はＰｈｉｌｌｉｐｓ ＰｅｔｒｏｌｅｕｍＣｏｍｐ
ａｎｙからＨＨＭ５２０２として入手できる。
を評価した。表Ｅ−１−Ｃに要約した結果は、ブレンド
が性質の良好なバランスを示している。約０．９５ｇ／
cm3 の密度を有するブレンドしないポリエチレン樹脂
は、通常、はるかに低いＥＳＣＲ値を有するであろう。
例えば、約０．９５２ｇ／cm3 の密度および約０．３５
ｇ／１０分のメルトインデックスを有するポリエチレン
樹脂は、約５０時間の耐環境応力亀裂性を有する。この
樹脂はＰｈｉｌｌｉｐｓ ＰｅｔｒｏｌｅｕｍＣｏｍｐ
ａｎｙからＨＨＭ５２０２として入手できる。
【００５２】
【表７】 表Ｅ−１−Ｃ 物理的性質 ──────────────────────────────────── ブレンド 密 度 引張強さ 破断点伸び、 ＥＳＣＲ ｇ／cm3 ＭＰａ ％ 時間 ──────────────────────────────────── Ｂ１ ０．９５１９ ３６．９ １０１９ ＞１０００ Ｂ２ ０．９４７７ ３６．６ ９５５ ＞１０００ Ｂ３ ０．９５２４ ３４．３ １０２９ １９８ Ｂ４ ０．９４８７ ３７．１ １０２８ ＞１０００ Ｂ５ ０．９５０５ ３４．４ １０６１ ６１６ Ｂ６ ０．９４７１ ３６．５ １０５４ ＞１０００ Ｂ７ ０．９４８７ ３６．２ ９３４ ＞１０００ Ｂ８ ０．９５１２ ３１．９ ９２０ ＞１０００ Ｂ９ ０．９５２９ ２９．９ ９３７ ４５１ ────────────────────────────────────
【００５３】例２ ブレンドから製造したインフレート フィルムが、非ブ
レンド、商用ポリエチレン インフレート フィルム樹
脂よりはるかに透明であることを示すために、高および
低分子量ポリエチレンのブレンドをさらに数種製造し
た。
レンド、商用ポリエチレン インフレート フィルム樹
脂よりはるかに透明であることを示すために、高および
低分子量ポリエチレンのブレンドをさらに数種製造し
た。
【００５４】ブレンド用の４種の高分子量および３種の
低分子量成分を表Ｅ−２−Ａに示す。ポリマー５は例１
と同じポリマーである。
低分子量成分を表Ｅ−２−Ａに示す。ポリマー５は例１
と同じポリマーである。
【００５５】
【表８】 表Ｅ−２−Ａ ポリエチレン試料 ─────────────────────────────────── 高分子量ポリ 高荷重メルトインデックス、g/10分 密 度 マー樹脂 ＦＲ−１９０／２１．６０ ｇ／cm3 ─────────────────────────────────── ６ ３．１ ０．９４５１ ７ ２．９ ０．９３６６ ８ ３．６ ０．９４７４ ９ ３．０ ０．９３９９ 低分子量ポリ メルトインデックス、g/10分 密 度 マー樹脂 ＦＲ−１９０／２．１６ ｇ／cm3 ─────────────────────────────────── １０ ２９７ ０．９７２７ ５ ３１２ ０．９７２０ １１ ９６ ０．９７１４ ────────────────────────────────────
【００５６】分子量情報はポリマー１０および１１に関
してのみ得られた。この情報は、ポリマー７と溶融粘度
が同じであるポリマー７Ａとして示したポリマーに関す
るデータと共に表Ｅ−２−Ａ１に示す。
してのみ得られた。この情報は、ポリマー７と溶融粘度
が同じであるポリマー７Ａとして示したポリマーに関す
るデータと共に表Ｅ−２−Ａ１に示す。
【００５７】
【表９】 表Ｅ−２−Ａ１ ポリエチレンの分子量 ──────────────────────────────────── 高荷重メルトイン メルトインデッ ポリマー デックス、g/10分 クス、g/10分 Ｍｗ Ｍｎ ＨＩ FR-190/21.60 FR-190/2.16 Daltons Daltons ──────────────────────────────────── 7A 2.7 a 248,000 34,900 7.1 10 a 297 22,530 6,570 3.43 11 a 96 26,500 7,400 3.6 ──────────────────────────────────── ａ＝測定せず
【００５８】成分を数種の添加剤と共にダブルコーンミ
キサー中において混合することによってブレンドを製造
した。全ポリマー ブレンドは、０．０５重量％のビス
（２，４−ジ−ｔ−ブチル フェニル）ペンタ エリト
リトール ジホスファイト（Ｕｌｔｒａｎｏｘ ６２
６）、０．０３重量％のＤＬＴＤＰおよび０．０５重量
％の、３ＭからのＦＸ９６１３（商標）フルオロエラス
トマーを含有した。ブレンドＢ１０はまた０．０６重量
％のＢＨＴおよび０．０５重量％のステアリン酸亜鉛も
含有した。他のブレンドも０．０２重量％のＢＨＴおよ
び０．０７重量％のテトラキス（メチレン−３−（３，
５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシ フェニル）プロ
ピオネート）メタン（Ｉｒｇａｎｏｘ １０１０）を含
有した。
キサー中において混合することによってブレンドを製造
した。全ポリマー ブレンドは、０．０５重量％のビス
（２，４−ジ−ｔ−ブチル フェニル）ペンタ エリト
リトール ジホスファイト（Ｕｌｔｒａｎｏｘ ６２
６）、０．０３重量％のＤＬＴＤＰおよび０．０５重量
％の、３ＭからのＦＸ９６１３（商標）フルオロエラス
トマーを含有した。ブレンドＢ１０はまた０．０６重量
％のＢＨＴおよび０．０５重量％のステアリン酸亜鉛も
含有した。他のブレンドも０．０２重量％のＢＨＴおよ
び０．０７重量％のテトラキス（メチレン−３−（３，
５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシ フェニル）プロ
ピオネート）メタン（Ｉｒｇａｎｏｘ １０１０）を含
有した。
【００５９】Ｂ１０〜Ｂ１４で示したこれらのブレンド
を、２３０〜２５０℃の溶融温度で押出してぺレットに
した。得られた樹脂をそれらの元の成分および重量比と
共に表Ｅ−２−Ｂに示す。
を、２３０〜２５０℃の溶融温度で押出してぺレットに
した。得られた樹脂をそれらの元の成分および重量比と
共に表Ｅ−２−Ｂに示す。
【００６０】
【表１０】 表Ｅ−２−Ｂ ポリエチレン ブレンド ──────────────────────────────────── 高荷重ブレンド メルト ブレンド成分 インデックス、ｇ／10分 ブレンドの密度 ブレンド 高MW／低MWa , 比b FR-190/21.60 ｇ／cm3 ──────────────────────────────────── Ｂ１０ ６／１０，６６／３４ １５．５ ０．９５７９ Ｂ１１ ７／５ ，６７／３３ １５．９ ０．９５８５ Ｂ１２ ８／５ ，６０／４０ ３２．０ ０．９６１３ Ｂ１３ ８／１１，６０／４０ ２６．６ ０．９６０３ Ｂ１４ ９／５ ，６７／３３ １７．０ ｃ ────────────────────────────────────
【００６１】a. 表−１−Ａおよび表−２−Ａからのポ
リマー番号。 b. 重量比。 c. 測定せず。
リマー番号。 b. 重量比。 c. 測定せず。
【００６２】これらのブレンドを、５０．８mmのフィル
ム ダイおよび２２０〜２４０℃の溶融温度で３８mm単
軸スクリュー押出機で約０．０２５４mm厚さのインフレ
ートフィルムに押出し評価用とした。Ｃ１およびＣ２で
示したポリエチレン インフレート樹脂の２種の対照群
として比較用に含めた。対照群樹脂Ｃ１は、約０．９３
５ｇ／cm3 の密度および約１５ｇ／１０分のＨＬＭＩを
有した。対照群樹脂Ｃ２は、約０．９４７ｇ／cm3 の密
度および約１７ｇ／１０分のＨＬＭＩを有した。フィル
ム押出には２種の押出速度を使用した。さらに、対照樹
脂の幾らかは５００重量ppm のフルオロエラストマー
〔ＶｉｔｏｎＡ（商標）〕を含有した。
ム ダイおよび２２０〜２４０℃の溶融温度で３８mm単
軸スクリュー押出機で約０．０２５４mm厚さのインフレ
ートフィルムに押出し評価用とした。Ｃ１およびＣ２で
示したポリエチレン インフレート樹脂の２種の対照群
として比較用に含めた。対照群樹脂Ｃ１は、約０．９３
５ｇ／cm3 の密度および約１５ｇ／１０分のＨＬＭＩを
有した。対照群樹脂Ｃ２は、約０．９４７ｇ／cm3 の密
度および約１７ｇ／１０分のＨＬＭＩを有した。フィル
ム押出には２種の押出速度を使用した。さらに、対照樹
脂の幾らかは５００重量ppm のフルオロエラストマー
〔ＶｉｔｏｎＡ（商標）〕を含有した。
【００６３】表Ｅ−２−Ｃに示したインフレート フィ
ルムの性質は、Ｂ１０〜Ｂ１５の発明ブレンドが２種の
対照フィルムと比較して良好な全体のフィルム特性およ
び高い密度を保持しているのと同時に、低い曇り値を有
していることを示している。ブレンドＢ１４の場合に
は、押出速度を３５から７５ｒｐｍに増加させると、曇
りが増加し、かつ、引裂強さが稍々変化した。全般的
に、ブレンドは通常比較的低い密度と連繋する引裂強さ
および曇り値を有したが、これらのブレンドははるかに
高い密度を有した。高い引裂強さ、比較的低い曇りおよ
び比較的高い密度のこの組合せは予想外であった。
ルムの性質は、Ｂ１０〜Ｂ１５の発明ブレンドが２種の
対照フィルムと比較して良好な全体のフィルム特性およ
び高い密度を保持しているのと同時に、低い曇り値を有
していることを示している。ブレンドＢ１４の場合に
は、押出速度を３５から７５ｒｐｍに増加させると、曇
りが増加し、かつ、引裂強さが稍々変化した。全般的
に、ブレンドは通常比較的低い密度と連繋する引裂強さ
および曇り値を有したが、これらのブレンドははるかに
高い密度を有した。高い引裂強さ、比較的低い曇りおよ
び比較的高い密度のこの組合せは予想外であった。
【００６４】
【表１１】
Claims (9)
- 【請求項１】 (a) 少なくとも０．９４ｇ／cm3 の密
度、２５ｇ／１０分以上のメルトインデックスおよび２
〜１２の間の不均質性指数を有する低分子量ポリエチレ
ン樹脂、１０〜８０重量％；および(b) ０．９５５ｇ
／cm3 未満の密度、２〜１０ｇ／１０分の間の高荷重メ
ルトインデックスおよび２〜１０の間の不均質性指数を
有する高分子量エチレンコポリマー、２０〜９０重量％
から成り、０．０５ｇ／１０分以上のメルトインデック
スを有することを特徴とするポリエチレン ブレンド。 - 【請求項２】 (a) ０．９６〜０．９８ｇ／cm3 の間
の密度、３０〜５００ｇ／１０分の間のメルトインデッ
クスおよび２〜６の間の不均質性指数を有する低分子量
ポリエチレン樹脂、２０〜６０重量％；および(b) 少
なくとも０．９１５および０．９５５ｇ／cm3 未満の密
度、２〜８ｇ／１０分の間の高荷重メルトインデックス
および２〜８の間の不均質性指数を有する高分子量エチ
レン コポリマー、４０〜８０重量％から成る組成物で
あり、０．０５ｇ／１０分以上のメルトインデックスを
有する請求項１に記載のブレンド。 - 【請求項３】 前記の高分子量エチレン コポリマーの
密度が、０．９３〜０．９５ｇ／cm3 ま間である請求項
２に記載のブレンド。 - 【請求項４】 前記の高分子量エチレン コポリマー
が、該高分子量エチレン コポリマー樹脂の全重量に基
づいて４０重量％未満のコモノマー含量を有する請求項
１〜３の任意の１項に記載のブレンド。 - 【請求項５】 前記の高分子量エチレン コポリマー
が、エチレンおよびプロピレン、１−ブテン、３−メチ
ル−１−ブテン、１−ペンテン、３−メチル−１−ペン
テン、４−メチル−１−ペンテン、１−ヘキセン、３−
エチル−１−ヘキセンまたはこれらの混合物であるα−
オレフィンから成る請求項１〜４の任意の１項に記載の
ブレンド。 - 【請求項６】 前記の低分子量ポリエチレン樹脂が、エ
チレン ホモポリマーであり、前記の高分子量エチレン
コポリマーのα−オレフィンが１−ヘキセンである請
求項５に記載のブレンド。 - 【請求項７】 前記の低分子量樹脂が、コポリマーであ
る請求項１〜５の任意の１項に記載のブレンド。 - 【請求項８】 前記の低分子量コポリマーが、該低分子
量コポリマー樹脂の全重量に基づいて１０重量％未満の
コモノマー含量を有する請求項７に記載のブレンド。 - 【請求項９】 前記の低分子量コポリマーが、エチレン
およびプロピレン、１−ブテン、３−メチル−１−ブテ
ン、１−ペンテン、３−メチル−１−ペンテン、４−メ
チル−１−ペンテン、１−ヘキセン、３−エチル−１−
ヘキセンまたはこれらの混合物であるα−オレフィンか
ら成る請求項７または８に記載のブレンド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US761603 | 1977-01-24 | ||
| US76160391A | 1991-09-18 | 1991-09-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05194796A true JPH05194796A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=25062724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4199864A Pending JPH05194796A (ja) | 1991-09-18 | 1992-07-27 | ポリエチレン ブレンド |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5380803A (ja) |
| EP (1) | EP0533160A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05194796A (ja) |
| KR (1) | KR930006089A (ja) |
| HU (1) | HUT62631A (ja) |
| NO (1) | NO923598L (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008544042A (ja) * | 2005-06-14 | 2008-12-04 | ユニベーション・テクノロジーズ・エルエルシー | 吹込成形用途のためのｅｓｃｒ強化バイモーダルｈｄｐｅ |
| JP2017179304A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日本ポリエチレン株式会社 | ポリエチレン樹脂用改質材、並びに、それを用いたポリエチレン樹脂組成物の製造方法、及び、成形体の製造方法 |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI98819C (fi) * | 1993-03-26 | 1997-08-25 | Borealis Polymers Oy | Prosessi olefiinipolymeerien valmistamiseksi ja prosessilla valmistetut tuotteet |
| US6403181B1 (en) * | 1995-07-03 | 2002-06-11 | Mobil Oil Corporation | Premium pipe resins |
| SE504455C2 (sv) | 1995-07-10 | 1997-02-17 | Borealis Polymers Oy | Kabelmantlingskomposition, dess användning samt sätt för dess framställning |
| BR9609604A (pt) | 1995-07-10 | 1999-05-25 | Borealis Polymers Oy | ComposiçÃo de revestimento |
| JP3074142B2 (ja) * | 1996-04-22 | 2000-08-07 | 株式会社セイシン企業 | 弗素樹脂の表面塗膜を形成する複合粉末及びその製造法 |
| US6165387A (en) * | 1997-02-04 | 2000-12-26 | Borealis A/S | Composition for electric cables |
| SE9703798D0 (sv) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | Borealis As | Electric cable and a method an composition for the production thereof |
| SE513362C2 (sv) | 1997-11-18 | 2000-09-04 | Borealis As | Förfarande för minskning av reaktornedsmutsning |
| SE9802087D0 (sv) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | Borealis Polymers Oy | An insulating composition for communication cables |
| SE9802386D0 (sv) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | Borealis As | Composition for elektric cables |
| DE19833858C2 (de) | 1998-07-28 | 2000-06-08 | Elenac Gmbh | Geruchsarme Polyethylen-Blends |
| DE19849426A1 (de) | 1998-10-27 | 2000-05-04 | Elenac Gmbh | Bimodale Polyethylen-Blends mit hoher Mischgüte |
| SE9804407D0 (sv) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | Borealis Polymers Oy | A multimodal polymer composition |
| US6660360B2 (en) | 2000-01-04 | 2003-12-09 | Cooper Technology Services, Llc | Laminate of a substrate and an extruded high density polyethylene |
| US6388017B1 (en) * | 2000-05-24 | 2002-05-14 | Phillips Petroleum Company | Process for producing a polymer composition |
| EP1201713A1 (en) * | 2000-10-27 | 2002-05-02 | ATOFINA Research | Polyethylene pipe resins and production thereof |
| KR100387648B1 (ko) * | 2000-11-01 | 2003-06-27 | 현대자동차주식회사 | 폴리프로필렌 수지 조성물 |
| US7196138B2 (en) * | 2001-12-14 | 2007-03-27 | Corrugatedd Polyethylene Pipe Ltd. | Melt blended high density polyethylene compositions with enhanced properties and method for producing the same |
| US7317054B2 (en) * | 2001-12-14 | 2008-01-08 | Corrugated Polyethleyne Pipe, Ltd. | Melt blended high density polyethylene compositions with enhanced properties and method for producing the same |
| CN100575405C (zh) * | 2002-06-04 | 2009-12-30 | 联合碳化化学及塑料技术有限责任公司 | 聚合物组合物和由其制作管子的方法 |
| EP1384751A1 (en) * | 2002-07-25 | 2004-01-28 | SOLVAY POLYOLEFINS EUROPE - BELGIUM (Société Anonyme) | Container formed from multimodal ethylene polymer |
| US7943700B2 (en) * | 2002-10-01 | 2011-05-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Enhanced ESCR of HDPE resins |
| US7396881B2 (en) * | 2002-10-01 | 2008-07-08 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polyethylene compositions for rotational molding |
| US7396878B2 (en) * | 2002-10-01 | 2008-07-08 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polyethylene compositions for injection molding |
| JP2006501351A (ja) * | 2002-10-01 | 2006-01-12 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | 回転成形用ポリエチレン組成物 |
| BRPI0406793A (pt) | 2003-01-16 | 2006-02-07 | Ian Orde Michael Jacobs | Processo para a fabricação de artigos de parede fina flexìveis, mistura polimérica, e, uso das nanopartìculas |
| TW200504093A (en) | 2003-05-12 | 2005-02-01 | Dow Global Technologies Inc | Polymer composition and process to manufacture high molecular weight-high density polyethylene and film therefrom |
| US20050137342A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-06-23 | Krishnaswamy Rajendra K. | Polyethylene blend films |
| US20050142312A1 (en) * | 2003-12-29 | 2005-06-30 | Unilever Home & Personal Care Usa | Bottle |
| DE102004020524A1 (de) | 2004-04-26 | 2005-11-10 | Basell Polyolefine Gmbh | Polyethylen und Katalysatorzusammensetzung zu dessen Herstellung |
| US7323523B2 (en) * | 2004-12-07 | 2008-01-29 | Nova Chemicals (International) S.A. | Adjusting polymer characteristics through process control |
| GB0508255D0 (en) | 2005-04-25 | 2005-06-01 | Lucite Int Uk Ltd | Acrylic blends |
| DE102006001959A1 (de) | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Basell Polyolefine Gmbh | Verfahren zur Herstellung von unsymmetrischen Bis(imino)verbindungen |
| PL2267070T3 (pl) * | 2006-10-23 | 2012-11-30 | Dow Global Technologies Llc | Sposób wytwarzania kompozycji polietylenowych |
| DE102007017903A1 (de) | 2007-04-13 | 2008-10-16 | Basell Polyolefine Gmbh | Polyethylen und Katalysatorzusammensetzung und Verfahren zu dessen Herstellung |
| GB0711017D0 (en) | 2007-06-08 | 2007-07-18 | Lucite Int Uk Ltd | Polymer Composition |
| EP2376568B1 (en) | 2009-01-13 | 2013-05-08 | Basell Poliolefine Italia S.r.l. | Polymer composition |
| CN102282182B (zh) | 2009-01-13 | 2014-11-12 | 巴塞尔聚烯烃股份有限公司 | 聚乙烯共聚物 |
| EP2429272A2 (en) | 2010-09-10 | 2012-03-14 | Chatsworth Products, Inc. | Cable pass-through panel for electronic equipment enclosure |
| US8787023B2 (en) | 2010-09-10 | 2014-07-22 | Chatsworth Products, Inc. | Rail mounting clamp for electronic equipment enclosure |
| US8901438B2 (en) | 2010-09-10 | 2014-12-02 | Chatsworth Products, Inc. | Electronic equipment cabinet structure |
| CA2903443C (en) * | 2015-09-09 | 2016-11-08 | Clint Van Berkel | Dig tube for vacuum system |
| CN111902467B (zh) | 2018-02-05 | 2022-11-11 | 埃克森美孚化学专利公司 | 通过添加超高分子量高密度聚乙烯增强的lldpe的加工性 |
| CA3028148A1 (en) | 2018-12-20 | 2020-06-20 | Nova Chemicals Corporation | Polyethylene copolymer compositions and articles with barrier properties |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54161657A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-21 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polyolefin composition |
| JPS5910724B2 (ja) * | 1979-08-24 | 1984-03-10 | 旭化成株式会社 | エチレンの連続重合法 |
| JPS56166208A (en) * | 1980-05-27 | 1981-12-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Gas-phase polymerization of olefin |
| US4438238A (en) * | 1981-01-30 | 1984-03-20 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Low density copolymer composition of two ethylene-α-olefin copolymers |
| US4547551A (en) * | 1982-06-22 | 1985-10-15 | Phillips Petroleum Company | Ethylene polymer blends and process for forming film |
| US4536550A (en) * | 1983-04-21 | 1985-08-20 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Polyethylene composition |
| JPS6157638A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-24 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | パイプ用エチレン重合体組成物 |
| JPH0725829B2 (ja) * | 1986-03-07 | 1995-03-22 | 日本石油株式会社 | エチレン重合体の製造方法 |
| JPS63154753A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-28 | Nippon Oil Co Ltd | ポリエチレン系組成物 |
| US4824912A (en) * | 1987-08-31 | 1989-04-25 | Mobil Oil Corporation | Terblends and films of LLDPE, LMW-HDPE and HMW-HDPE |
| US4842922A (en) * | 1987-10-27 | 1989-06-27 | The Dow Chemical Company | Polyethylene fibers and spunbonded fabric or web |
| US5102955A (en) * | 1989-12-29 | 1992-04-07 | Mobil Oil Corporation | Broad distribution, high molecular weight low density polyethylene and method of making thereof |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4199864A patent/JPH05194796A/ja active Pending
- 1992-07-27 KR KR1019920013446A patent/KR930006089A/ko not_active Application Discontinuation
- 1992-09-16 NO NO92923598A patent/NO923598L/no unknown
- 1992-09-17 EP EP92115931A patent/EP0533160A1/en not_active Withdrawn
- 1992-09-17 HU HU9202965A patent/HUT62631A/hu unknown
-
1993
- 1993-04-16 US US08/048,630 patent/US5380803A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008544042A (ja) * | 2005-06-14 | 2008-12-04 | ユニベーション・テクノロジーズ・エルエルシー | 吹込成形用途のためのｅｓｃｒ強化バイモーダルｈｄｐｅ |
| JP2017179304A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日本ポリエチレン株式会社 | ポリエチレン樹脂用改質材、並びに、それを用いたポリエチレン樹脂組成物の製造方法、及び、成形体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0533160A1 (en) | 1993-03-24 |
| KR930006089A (ko) | 1993-04-20 |
| NO923598D0 (no) | 1992-09-16 |
| HUT62631A (en) | 1993-05-28 |
| US5380803A (en) | 1995-01-10 |
| NO923598L (no) | 1993-03-19 |
| HU9202965D0 (en) | 1992-11-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05194796A (ja) | ポリエチレン ブレンド | |
| AU2001234711B2 (en) | Polyethylene films having improved optical properties | |
| KR101965469B1 (ko) | 압출 코팅을 위한 개선된 수지 조성물 | |
| EP0095253B1 (en) | Polyethylene blend and film | |
| US5306775A (en) | Polyethylene blends | |
| CN1246379C (zh) | 乙烯共聚体共混物 | |
| CA1254326A (en) | Propylene polymer compositions | |
| JP3296820B2 (ja) | ポリオレフィン配合物の改良処理 | |
| WO2008112050A1 (en) | Barrier properties of substantially linear hdpe film with nucleating agents | |
| CN1248986A (zh) | 填充的聚乙烯组合物 | |
| JPH10509988A (ja) | 溶融処理をすることができるフルオロプラスチック | |
| JPS591551A (ja) | フイルム製造用エチレンポリマ−組成物 | |
| AU653478B2 (en) | A process for melt blending high molecular weight ethylene polymer and low molecular weight ethylene polymer | |
| CA2102365A1 (en) | Lldpe composite film free of melt fracture | |
| AU669503B2 (en) | Impact-resistant polyolefin molding composition | |
| CA2276323A1 (en) | Thermoplastic elastomer based on olefin and process for producing the same | |
| JP7306796B2 (ja) | ポリエチレン系樹脂組成物、ポリエチレン系フィルム | |
| KR20210028224A (ko) | 바닥재 적용을 위한 올레핀계 중합체 조성물 | |
| JPS59202241A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| KR20040110113A (ko) | 고충격특성 선형 저밀도 폴리에틸렌 수지조성물 | |
| JP3894822B2 (ja) | 樹脂組成物及び延伸成形体 | |
| JP3338186B2 (ja) | 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 | |
| US20190264016A1 (en) | Propylene resin composition and injection-molded article thereof | |
| JPH03181542A (ja) | ポリオレフィン組成物 | |
| JP2567248B2 (ja) | フィルム成形用樹脂組成物 |