JPH0519343Y2 - - Google Patents

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JPH0519343Y2
JPH0519343Y2 JP1987080711U JP8071187U JPH0519343Y2 JP H0519343 Y2 JPH0519343 Y2 JP H0519343Y2 JP 1987080711 U JP1987080711 U JP 1987080711U JP 8071187 U JP8071187 U JP 8071187U JP H0519343 Y2 JPH0519343 Y2 JP H0519343Y2
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JP
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signal
yarn
weft
knot
tension
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、流体噴射式織機のよこ入れ装置に関
し、特に糸結び状態の複数の給糸体からよこ糸を
供給する過程で、よこ糸の結び目を電気的に検出
する装置に係る。
従来技術 複数の給糸体の巻き終わり端と、巻き始め端と
が糸結びの状態でよこ入れ装置に供給されるなら
ば、よこ入れは、それらの複数の給糸体について
連続的に行える。この供給中に、よこ糸が引き出
し中の給糸体から次の給糸体に切り替わる状態、
すなわち玉替わり状態は、例えば特公昭60−
50895号の公報の第1図および第2図に記載され
ているように、光学的なセンサー、または機械的
なスイツチなどによつて検出できる。
しかし、上記のような検出手段によると、玉替
わり状態が糸結び部分でのみで、しかも糸の動き
だけで検出されるため、外部からの光や、振動が
加わると、誤動作が起きやすい。これが必要もな
く、織機を停止させることになり、稼動率を低下
させるため、実施上、最大の欠点となつている。
考案の目的 したがつて、本考案の目的は、よこ糸の結び目
の検出に際し、従来の検出手段の欠点すなわち動
作の信頼性を改善することである。
考案の解決手段 そこで、本考案は、複数の給糸体と測長貯留装
置との間で、よこ糸の結び目を張力変化として検
出し、この張力信号から信号レベルの大小関係の
変化によつて、結び目信号を発生するとともに、
予め玉替わり状態を検出し、この玉替わり信号と
結び目信号との間でアンド条件を採ることによ
り、誤動作を未然に防止するようにしている。
考案の構成 まず、第1図は、よこ入れ装置1との関連で、
本考案の糸結び目検出装置2の構成を示してい
る。
まず、よこ入れ装置1は、よこ糸3を複数例え
ば2つの給糸体4から引き出し、一定長さのよこ
入れをするために測長貯留装置5およびメインノ
ズル6を備えている。2つの給糸体4のよこ糸3
は、巻き終わり端と巻き始め端とで結び目31に
よつてつなぎ合わされており、一方の給糸体4か
ら引き出され、テンサー7、固定的な糸ガイド8
および可動体9を経て、最終的に測長貯留装置5
の回転ヤーンガイド10に達している。なお、上
記可動体9は糸ガイド8と回転ヤーンガイド10
の入口側とを結ぶ直線上よりも外れた位置にあつ
て、よこ糸3の張力を長手方向と交差する方向の
変位として検出する。
そして、上記回転ヤーンガイド10は、測長貯
留用のドラム11の軸線上にあつて、固定的なド
ラム11に対し回転することにより、ドラム11
の外周面上で、係止ピン12によつてよこ糸3を
係止しながら巻き付け、測長しながら貯留する。
この係止ピン12がよこ入れ時点で、操作部13
によつて駆動され、ドラム11の外周面から後退
したとき、よこ糸3は、ドラム11の外周面で解
舒状態となり、糸ガイド14に案内された後、メ
インノズル6によつてたて糸開口中によこ入れさ
れる。
次に、本考案の糸結び目検出装置2は、検出部
15および比較部16によつて構成されている。
検出部15は、よこ糸3の張力を電気的な張力
信号に変換する圧電素子、変位検出素子または歪
みゲージなどの変換素子であり、出力側で比較部
16の増幅回路17および微分回路18を介し、
比較回路19の一方の入力端に接続されている。
そして、この比較回路19の他方の入力端は、基
準設定器20に接続されている。さらに、この比
較回路19の出力端は、アンド回路21の一方の
入力端に接続されている。
また、この比較部16は、玉替わり状態を検出
するために、糸結び部分の近くで玉替わりセンサ
ー22を備えている。この玉替わりセンサー22
は、増幅回路23および信号変換回路24を経
て、前記アンド回路21の他方の入力端に接続さ
れている。そして、このアンド回路21の出力端
は、比較部16の出力端となつている。
考案の作用 よこ入れ装置1は、既に記載したように、一方
の給糸体4からよこ糸3を引き出し、測長貯留装
置5で測長しながら貯留し、よこ入れ時点で、係
止ピン12によつて解舒し、メインノズル6によ
つてよこ入れしていく。
このようなよこ入れ過程で、検出部15は、走
行状態のよこ糸3の張力を検出し、第2図に示す
ように、その張力に比例した電気的な張力信号を
発生している。そして、この張力信号は、増幅回
路17によつて増幅され、第2図のように、微分
回路18によつて変動部分を強調された後、比較
回路19の一方の入力となつている。この比較回
路19の他方の入力端に、基準設定器20から予
め設定された基準値信号が入力されているため、
比較回路19は、それらの大小関係を比較して出
力を変化させる。走行中のよこ糸3に結び目31
が存在しないならば、検出部15の張力信号は、
第2図に示すように、基準値信号のレベルよりも
低い範囲で変動している。しかし、よこ糸3の結
び目31が可動体9の部分を通過するとき、可動
体9が瞬時に変動するため、検出部15は、一時
的に高いレベルの張力信号を発生する。張力信号
が基準値よりも高くなつたとき、比較回路19
は、“H”レベルの結び目信号を発生し、それを
アンド回路21の一方の入力端に送り込む。
ところで、結び目31が検出部15を通過する
前に、玉替わりセンサー22は、玉替わり状態を
検出し、玉替わり信号を発生し、これを増幅回路
23に送り込んでいる。このとき、信号変換回路
24は、所定の時間幅に渡つて、玉替わりの条件
信号を発生している。この結果、アンド回路21
は、“H”レベルの結び目信号と“H”レベルの
玉替わりの条件信号とを入力として、アンド条件
を確認し、結び目信号を通過させる。このように
して、複数の給糸体4の間の結び目31は、検出
部15によつて張力信号として検出された後、比
較部16で、大きなレベル変化のときに、結び目
信号として取り出される。
そして、この結び目信号は、実開昭59−40385
号のようなよこ入れ制御、すなわち玉替わり状態
に応じて、よこ入れ用圧力流体の圧力パターンを
自動的に制御するための信号として、あるいは特
公昭60−50895号のように、結び目の織り込みを
除去するために、あるいは特開昭48−67546号の
ように、新たな給糸体を所定の位置まで自動的に
移動させ、複数の給糸体について自動的に交換す
るための信号として利用される。
考案の変形例 上記実施例は、張力信号の変化を強調するため
に、比較部16の内部に微分回路18を組み込ん
でいるが、この微分回路18は、必ずしも必要と
されず、したがつて省略してもよい。
考案の効果 玉替わり状態と、張力信号中の大きな変化部分
との間でアンド条件が採られるため、よこ糸の物
理的性質の変化による誤動作がなく、糸結び目が
確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の糸結び目検出装置のブロツク
線図、第2図は動作時の波形図である。 1……よこ入れ装置、2……糸結び目検出装
置、3……よこ糸、4……給糸体、5……測長貯
留装置、6……メインノズル、15……検出部、
16……比較部、18……微分回路、19……比
較回路、21……アンド回路、22……玉替わり
センサー、24……信号変換回路、31……結び
目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 糸結び状態の複数の給糸体からよこ糸を引き
    出し、測長貯留装置によつて測長しながら貯留
    し、よこ入れ時に貯留状態のよこ糸を解舒し
    て、メインノズルによりよこ入れするよこ入れ
    装置において、 上記給糸体と測長貯留装置との間でよこ糸の
    通過時に結び目を張力変化として検出する検出
    部と、この検出部からの張力信号と基準値信号
    とを比較して、それらの大小関係の変化により
    結び目信号を発生する比較部とからなり、 上記比較部内に、複数の給糸体の玉替わり状
    態を検出する玉替わりセンサー、この玉替わり
    センサーからの信号を所定の時間幅の条件信号
    に変換する信号変換回路、この信号変換回路の
    条件信号と上記結び目信号との間でアンド条件
    を採るアンド回路を組み込んでなることを特徴
    とする糸結び目検出装置。 (2) 上記比較部内で張力信号の伝達経路中に微分
    回路を組み込んでなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の糸結び目検出装
    置。
JP1987080711U 1987-05-27 1987-05-27 Expired - Lifetime JPH0519343Y2 (ja)

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JPS63192483U JPS63192483U (ja) 1988-12-12
JPH0519343Y2 true JPH0519343Y2 (ja) 1993-05-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3246635B2 (ja) * 1994-03-17 2002-01-15 津田駒工業株式会社 水噴射式織機の緯糸検知装置
JPH07279012A (ja) * 1994-04-07 1995-10-24 Tsudakoma Corp 織機の緯糸検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134257A (ja) * 1984-07-24 1986-02-18 日産テクシス株式会社 流体噴射式織機の制御装置
JPS61231240A (ja) * 1985-04-02 1986-10-15 津田駒工業株式会社 ドラム式測長貯留装置のよこ糸巻付張力制御装置

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