JPS6319340Y2 - - Google Patents

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JPS6319340Y2
JPS6319340Y2 JP13576582U JP13576582U JPS6319340Y2 JP S6319340 Y2 JPS6319340 Y2 JP S6319340Y2 JP 13576582 U JP13576582 U JP 13576582U JP 13576582 U JP13576582 U JP 13576582U JP S6319340 Y2 JPS6319340 Y2 JP S6319340Y2
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JP
Japan
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weft
yarn
main nozzle
pressure
weft insertion
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JP13576582U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体ジエツト式織機の緯入制御装
置、更に詳しくは、給糸体から供給される緯糸を
測長貯留し、これをメインノズルから噴出される
ジエツト流に乗せて経糸の開口中に挿入する際の
緯入速度を理想的状態に保持することができる新
装置に関するものである。
〔従来の技術、および解決すべき問題点〕
一般に流体ジエツト式織機は、緯糸の緯入速度
が変動し易く、緯入速度が早過ぎて到達タイミン
グが過進乖離(fast wrong)すると、開口中に
挿入される緯糸先端に曲りが生じて織機が停止さ
れ、逆に緯入速度が低下して到達タイミングが遅
延乖離(slow wrong)すると、緯糸の送り込み
不足が生じてシヨートピツクで織機が停止される
などの支障を生ずるため、一定の緯入到達タイミ
ングを正確に保持する必要がある。
そのため、従来では、第1図に示すように、給
糸体1から供給される緯糸Wを測長して緯糸貯留
装置2に待機させ、圧力源4からの加圧流体をメ
カバルブ5により一定の緯入タイミングでメイン
ノズル3から噴出させるにあたり、前回の緯糸到
達タイミングをセンサー6で検出する一方、クラ
ンク軸7のタイミングをピツクオフ8を介して検
出し、その誤差をコンパレータ9を介して圧力制
御弁13に帰還させ、メインノズル3からの噴出
圧の調節により、緯入到達タイミングの齟齬を修
正するシステムが提案されるに至つた(例えば、
特開昭56−107046号参照)。
ところが、かゝる制御システムは、既に挿入さ
れた緯糸の緯入速度に基いて、次のピツク時に挿
入される緯糸の緯入速度をフイードバツク制御す
る方式であるところから、例えば、給糸体中にあ
る「結び玉」や「糸ムラ」、用尽された給糸体か
ら新しい太径の給糸体に交換される際に発生する
急激な給糸状態の変化等に追従し得ず、相変わら
ず織機の停止や緯入障害を誘発していたのであ
り、実際上、問題の解決手段とはなり得なかつた
のである。
本考案は、上記従来の緯入制御システムとは全
く発想を異にするもので、換言すると、緯糸到達
タイミングを直接検知して、それに基づきフイー
ドバツク制御するシステムを廃止して、代わりに
給糸体から緯糸貯留装置に至る緯糸張力を制御信
号として用い、緯入に先立つてメインノズルの噴
出圧を設定することにより、前述の急激な給糸状
態の変化にも即時対応することができる実用的な
緯入制御装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記技術的課題を解決するために採
用した手段を、添附図面を参照して説明すれば、
次のとおりである。
即ち、本考案は、給糸体1から供給される緯糸
Wを測長して緯糸貯留装置2に待機させ、緯入タ
イミング時に供給される加圧流体をメインノズル
3から噴出させることにより、緯糸Wを開口せる
経糸間に挿入する従来周知のジエツト式織機に装
備する緯入制御装置であつて、 給糸体1から緯糸貯留装置2に至る緯糸の張力
を測定するセンサー手段10と;前記メインノズ
ル3に至る加圧流体流路に配置され、メインノズ
ルから噴出される加圧流体噴出圧を設定する設定
手段11と;前記センサー手段10からの検出信
号を受け、上記噴出圧を設定手段11を作動させ
る制御信号を出力する制御手段12とを採用した
点に要旨が存する。
〔実施例〕
以下、本考案をその具体例を示す添附図面にし
たがつて詳述する。
第2図はエアジエツト式織機に本考案を適用し
た場合を示すブロツク図で、給糸体1から供給さ
れる緯糸Wは測長され、緯糸貯留装置2に待機す
る一方、圧力源4からの加圧空気をメカバルブ5
により一定の緯入タイミングでメインノズル3か
ら噴出させることにより、開口せる経糸間に緯糸
を挿入する構成を備えており、かゝる構成は従来
公知である。
本実施例装置は、上記従来周知のエアジエツト
式織機に配設されており、給糸体1から緯糸貯留
装置2に至る緯糸の張力を検出するセンサー手段
10を配置する一方、メカバルブ5からメインノ
ズル3に至る流路に圧力制御弁13を配置し、前
記センサー手段10からの張力信号を制御手段1
2を介して適当な制御信号に調整し、この制御信
号に基づき、圧力変更機構14を介して圧力制御
弁13を調節し、上記緯糸張力に見合う適当な噴
出圧に設定するように構成してある。
本実施例装置は概ね上記のように構成される
が、本考案は前述の実施例に限定されるものでは
決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載
内で種々の設計変更が可能であることは云うまで
もないのであつて、例えば上記圧力制御弁13お
よび圧力変更機構4からなる噴出圧設定手段11
としては第3図に示すように、制御手段12とし
て駆動アンプ15から成るものを用い、この駆動
アンプ15からの制御信号により、まず電磁空気
圧力弁16を作動させ、そして、そのパイロツト
圧によつて制御される外部パイロツト式レギユレ
ータ17によりメインタンク18のメイン圧を設
定するように構成することもできるし、制御信号
により直接電磁式圧力制御弁13を調節するよう
な構成を採用することもできる。たゞし、緯糸張
力と噴出設定圧との関係を緯糸種、織物種に応じ
て予じめデータ化しておき、そのデータを基礎と
して、上記制御システムを運用する必要がある。
通常、緯糸張力の増大に伴い、噴出圧を減少させ
る一方、緯糸張力の減少に伴い、噴出圧を増大さ
せれば、緯入速度は一定になる傾向が存在する。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもつて説明したとおり、本考案を
適用して構成流体ジエツト式織機にあつては、緯
糸張力を測定するセンサー手段、メインノズルか
ら噴出すべき加圧流体の噴出圧を設定する設定手
段、および同設定手段を作動させる制御手段から
成る緯入制御装置が配設されているので、メイン
ノズルより噴射移送される緯糸は、仮令、給糸体
からの緯糸貯留装置に至る経路において緯糸張力
の変化があつたとしても、当該緯入れ開始以前に
ノズルの噴出圧が適正な値に調節されることにな
るため、常に実質的に一定な緯入速度が保障さ
れ、その到達タイミングも所定のタイミングと齟
齬することがなく、したがつて、織機の停止なら
びに織布の緯入欠陥等を生起する惧れがない。こ
れは流体ジエツト式織機にとつては誠に好ましい
作動状態を実現することを意味し、製織能率の一
層の向上を齎すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の緯入制御システムを示すブロツ
ク図、第2図は本考案に係る実施例装置の概略を
表わすブロツク図、第3図は他の実施例を表わす
ブロツク図である。 1……給糸体、2……緯糸貯留装置、3……メ
インノズル、10……張力センサー手段、11…
…噴出圧設定手段、12……制御手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給糸体1から供給される緯糸Wを測長して緯糸
    貯留装置2に待機させ、緯入タイミング時に供給
    される加圧流体をメインノズル3から噴出させる
    ことにより、緯糸Wを開口せる経糸間に挿入する
    流体ジエツト式織機に配設されるものであつて、 給糸体1から緯糸貯留装置2に至る緯糸の張力を
    測定するセンサー手段10と;前記メインノズル
    3に至る加圧流体流路に配置され、メインノズル
    から噴出される加圧流体噴出圧を設定する設定手
    段11と;前記センサー手段10からの検出信号
    を受け、上記噴出圧を設定手段11を作動させる
    制御信号を出力する制御手段12とから構成され
    ることを特徴とした流体ジエツト式織機の緯入制
    御装置。
JP13576582U 1982-09-06 1982-09-06 流体ジエツト式織機の緯入制御装置 Granted JPS5940385U (ja)

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JP13576582U JPS5940385U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 流体ジエツト式織機の緯入制御装置

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JP13576582U JPS5940385U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 流体ジエツト式織機の緯入制御装置

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JPS5940385U JPS5940385U (ja) 1984-03-15
JPS6319340Y2 true JPS6319340Y2 (ja) 1988-05-30

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ID=30305472

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JP13576582U Granted JPS5940385U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 流体ジエツト式織機の緯入制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162837A (ja) * 1984-01-27 1985-08-24 株式会社豊田自動織機製作所 流体噴射式織機における緯入れ方法
JPH0689496B2 (ja) * 1985-01-10 1994-11-09 日産テクシス株式会社 流体噴射式織機の制御装置
JPH0417587Y2 (ja) * 1985-01-22 1992-04-20
JP2548249B2 (ja) * 1987-12-09 1996-10-30 日産テクシス株式会社 空気噴射式織機の緯入れ装置

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