JPH0519230Y2 - - Google Patents

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JPH0519230Y2
JPH0519230Y2 JP16632786U JP16632786U JPH0519230Y2 JP H0519230 Y2 JPH0519230 Y2 JP H0519230Y2 JP 16632786 U JP16632786 U JP 16632786U JP 16632786 U JP16632786 U JP 16632786U JP H0519230 Y2 JPH0519230 Y2 JP H0519230Y2
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JP
Japan
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side cover
instrument panel
groove
cover
longitudinal direction
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JP16632786U
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JPS6372125U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のインストルメントパネルに関
するものである。
[従来技術] 自動車のインストルメントパネルは、各種メー
タ類、スイツチ、アクセサリ等が組み込まれてい
るため、運転者の最も目につく部分であり、その
美観には細心の注意が払われている。一方、車体
ピラーの位置には、組付け誤差などにより、同一
車種でも各車毎に多少のばらつきが発生するの
で、インストルメントパネルの側端部と車体ピラ
ーとの合わせ目は、重なりを避けるため、予め隙
間が生じるように設定されており、この隙間がイ
ンストルメントパネルの美観を著しく損なわせて
いる。
そこで、従来よりこのような隙間を隠す手法の
1つとして、隙間の大小に対応して伸縮しつつ隙
間を隠す可撓性の材料で形成されたサイドカバー
をインストルメントパネルとピラーとの間の隙間
に装着する方式が知られている。
そして、このようなサイドカバーの取付け構造
としては、従来では、第7図に示すように、イン
ストルメントパネル1の側端部に、上下方向に伸
長する溝3を有する取付部4を一体に設け、この
取付部4の溝3の底部に所定の間隔で穴6を設
け、一方、上記サイドカバー2には、上記穴6と
対応する位置につめ7を設け、上記サイドカバー
2をインストルメントパネル1の側部8に対して
垂直方向に押しつけ、取付部4の溝3に嵌合させ
つつ、つめ7を穴6にさし込むことにより取り付
けるようになつたものが提案されている。
ところが、上記のような従来の方式では、第1
にサイドカバー2には穴6に対応するつめ7を設
けているため断面の形状が一様でなく、インジエ
クシヨン方式で成形するときの生産コストが高く
なり、第2につめ7を1つ1つ穴6にさし込みな
がら取り付けなければならないので、取付に時間
がかかり作業能率が悪く、第3につめ7のあると
ころとないところではサイドカバー2の側面にか
かる力の大きさが異なるので、サイドカバー2に
は長手方向に波状の変形が生じ、見栄えが悪いと
いつた問題があつた。
また、サイドカバーを設けず、インストルメン
トパネルの側端部に、インストルメントパネルと
ピラーとの隙間を被覆するフランジを設け、イン
ストルメントパネルの着脱時には、薄肉ヒンジ部
でフランジをわん曲させて着脱を容易にしたもの
が提案されているが(実開昭61−52528号公報参
照)、製作方法が複雑であり、かつ薄肉ヒンジ部
が損傷しやすいといつた問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記従来の諸問題点に鑑みてなされ
たもので、取付が容易で、美観が良く、かつ、生
産コストが低いインストルメントパネルのサイド
カバーの取付構造を提供することを目的とする。
[考案の構造] 本考案は上記の目的を達するため、インストル
メントパネルの側端部に、車体ピラーとの間を、
その間隙に応じて伸縮しつつカバーするサイドカ
バーを取付けたものにおいて、上記インストルメ
ントパネルの側端部の溝部に、上記サイドカバー
の長手方向に連続した突条の首部が係止される係
止部と、上記溝部の左右を連結する連結部とが形
成され、上記サイドカバーが上記溝部の長手方向
上端から挿入できるようにしたことを特徴とする
自動車のインストルメントパネルを提供する。
[考案の効果] 本考案によれば、サイドカバーに、長手方向に
伸長(連続)する突条を設ければよいから、横断
面の形状が一様となるので、押出し方式に成形で
き金型費用が低減できるとともに、突条は連続し
ているので取付後、サイドカバー外面に波状の変
形がおこらず美観が向上する。また、サイドカバ
ーは、インストルメントパネルに係止部を有する
溝部に上方向から差し込むことによつて取り付け
られるので、取付・取はずしが迅速にできる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
第6図に示すように、各種メータ、スイツチ、
アクセサリ等が組み込まれたインストルメントパ
ネル11は、フロントガラス12の下部に隣接し
て設けられ、該インストルメントパネル11の側
端部と車体ピラー13との間にはサイドカバー1
4が装着され、美観上好ましくない隙間が隠され
るようになつている。
第1図に示すように、上記インストルメントパ
ネル11の側端部には、インストルメントパネル
11の側面壁15と一体として形成された、サイ
ドカバー14を取り付けるための溝部16が設け
られている。この溝部16には、上下方向に連続
して伸長し、かつインストルメントパネル11の
側面壁15に対して垂直外方向に適度な高さhで
立上つた、前側支持壁17と後側支持壁18とが
互いに所定の距離dを隔てて対向するように一体
的に設けられている。
そして、上記の前側支持壁17と後側支持壁1
8との間には、これらを互いに連結する連結部1
9(第3図参照)と、後で詳しく説明するように
サイドカバー14の首部20を夫々前方と後方か
らはさんで把持するようになつている前側、後側
の両係止部21,22(第2図参照)とが、溝部
16の長手方向に交互に一体的に設けられてい
る。
一方、可撓性の材料で形成されたサイドカバー
14は、一様な形状の横断面を有するとともに
(第4図参照)、その縦方向の長さが上記溝部16
の上下方向の長さと対応するようになつた細長い
形状をしており、該サイドカバー14は、インス
トルメントパネル11の側端部と車体ピラー13
(第6図参照)との隙間に密着してはめられ、こ
れを隠せるように、隙間の大小に応じて隙間を横
切る方向に伸縮できるような構造となつた装飾部
24と、上記溝部16の前側、後側の両係止部2
1,22の間にはさまれて把持されるようになつ
ている首部20と、サイドカバー14が溝部16
からインストルメントパネル11の側面壁15に
対して垂直外方向にはずれないように係止するた
めのふくらみ部25とから構成されている。上記
首部20とふくらみ部25とで突条26を構成す
る。
かかるサイドカバー14の溝部16への取付け
方法については、まず、サイドカバー14を、そ
の下端部が溝部16の上端部と同じ高さとなる位
置まで持ち上げ、次いで、この高さを保持しつ
つ、サイドカバー14の首部20の下端部が溝部
16の最も上部に位置する。前側係止部21の上
端部と後側係止部22の上端部との間に位置する
ように位置決めし、矢印Xで示すように、首部2
0が係止部21,22の間に入るように溝部16
の長手方向に差し込めば、容易に取り付けられる
ようになつている。
このようにして、溝部16に取り付けられたサ
イドカバー14は、第2図に示すように、ふくら
み部25と装飾部24とが、前側、後側の両係止
部21,22に対して密着するようになつている
ので、がたつきが生じないようになつている。
また、第3図に示すように、溝部16の連結部
19は、サイドカバー14側からみて後方側に後
退してコの字形状に形成されているので、サイド
カバー14を溝部16に差し込む際の障害とはな
らないようになつている。
なお、本実施例では、サイドカバー14の装飾
部24は、その横断面が第4図に示すような形状
となつているが、装飾部24の形状はこれに限定
されているものではなく、隙間を横切る方向に適
度に伸縮できれば自動車室内のデザインに合わせ
てどのような形状としてもよい。例えば、第5図
に示すように、横断面が凸形となるような装飾部
24′としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すインストルメ
ントパネルとサイドカバーの斜視図である。第2
図、第3図は、夫々第1図に示すインストルメン
トパネルのA−A線拡大断面図とB−B線拡大断
面図である。第4図は、本実施例にかかるサイド
カバーの横断面図である。第5図は、装飾部のデ
ザインを変えた実施例を示すサイドカバーの横断
面図である。第6図は、サイドカバーがインスト
ルメントパネルに装着された状態を示す図であ
る。第7図は、従来の方式による取付構造を備え
たインストルメントパネルとサイドカバーの斜視
図である。 11……インストルメントパネル、13……ピ
ラー、14……サイドカバー、16……溝部、1
9……連結部、21,22……係止部、26……
突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インストルメントパネルの側端部に、車体ピラ
    ーとの間を、その間隔に応じて伸縮しつつカバー
    するサイドカバーを取付けたものにおいて、 上記インストルメントパネルの側端部の溝部
    に、上記サイドカバーの長手方向に連続した突条
    の首部が係止される係止部と、上記溝部の左右を
    連結する連結部とが形成され、上記サイドカバー
    が上記溝部の長手方向上端から挿入できるように
    したことを特徴とする自動車のインストルメント
    パネル。
JP16632786U 1986-10-29 1986-10-29 Expired - Lifetime JPH0519230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16632786U JPH0519230Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16632786U JPH0519230Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6372125U JPS6372125U (ja) 1988-05-14
JPH0519230Y2 true JPH0519230Y2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=31097197

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JP16632786U Expired - Lifetime JPH0519230Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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