JPH05192079A - ノンファットクリームチーズ製品の製造方法 - Google Patents
ノンファットクリームチーズ製品の製造方法Info
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- JPH05192079A JPH05192079A JP4203771A JP20377192A JPH05192079A JP H05192079 A JPH05192079 A JP H05192079A JP 4203771 A JP4203771 A JP 4203771A JP 20377192 A JP20377192 A JP 20377192A JP H05192079 A JPH05192079 A JP H05192079A
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- A23C19/0765—Addition to the curd of additives other than acidifying agents, dairy products, proteins except gelatine, fats, enzymes, microorganisms, NaCl, CaCl2 or KCl; Foamed fresh cheese products
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- A23C19/02—Making cheese curd
- A23C19/028—Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk
- A23C19/0285—Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk by dialysis or ultrafiltration
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- A23C2250/25—Cheese with fat content lower than 0.5%, including cheese from skim milk, i.e. no addition of fats
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノンファットクリームチーズ製品の製造方法
を提供すること。 【構成】 本発明のノンファットクリームチーズ製品の
製造方法においては、まず発酵スキムミルクレテンテー
トを撹拌手段付き混合タンクに入れ、ドライカッテージ
チーズカードと乳化性塩とを混合タンクに加えて、撹拌
と再循環によってレテンテート中に均一に分散させる。
次に分散系の加熱を開始する。分散系の温度が約21〜
約66℃の範囲内であるときに、ノンファットドライミ
ルクを分散系に加え、分散系の温度が約60〜約74℃
の範囲内になるまで撹拌と加熱を続ける。次にキサンタ
ンガムを混合タンクに加え、分散系の温度が約60℃〜
約74℃の範囲内になるまで、撹拌と加熱とを続ける。
水蒸気を遮断し、塩、糖、カラギーナンを混合タンクに
加え、撹拌を約1〜約4分間続けて、ノンファットクリ
ームチーズミックスを形成する。次に、このクリームチ
ーズミックスを均質化して、ノンファットクリームチー
ズ製品を製造する。
を提供すること。 【構成】 本発明のノンファットクリームチーズ製品の
製造方法においては、まず発酵スキムミルクレテンテー
トを撹拌手段付き混合タンクに入れ、ドライカッテージ
チーズカードと乳化性塩とを混合タンクに加えて、撹拌
と再循環によってレテンテート中に均一に分散させる。
次に分散系の加熱を開始する。分散系の温度が約21〜
約66℃の範囲内であるときに、ノンファットドライミ
ルクを分散系に加え、分散系の温度が約60〜約74℃
の範囲内になるまで撹拌と加熱を続ける。次にキサンタ
ンガムを混合タンクに加え、分散系の温度が約60℃〜
約74℃の範囲内になるまで、撹拌と加熱とを続ける。
水蒸気を遮断し、塩、糖、カラギーナンを混合タンクに
加え、撹拌を約1〜約4分間続けて、ノンファットクリ
ームチーズミックスを形成する。次に、このクリームチ
ーズミックスを均質化して、ノンファットクリームチー
ズ製品を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノンファットクリームチ
ーズ製品の製造方法に関する。一般に、この製造方法は
培養スキムミルクレテンテート、ドライカードカッテー
ジチーズ及びノンファットドライミルクに乳化性塩及び
ガム系を配合する工程を含み、一連の工程によってテク
スチャー、味覚及び口当たりにおいて低脂肪又は全脂ク
リームチーズによく似たノンファットクリームチーズ製
品を製造する。
ーズ製品の製造方法に関する。一般に、この製造方法は
培養スキムミルクレテンテート、ドライカードカッテー
ジチーズ及びノンファットドライミルクに乳化性塩及び
ガム系を配合する工程を含み、一連の工程によってテク
スチャー、味覚及び口当たりにおいて低脂肪又は全脂ク
リームチーズによく似たノンファットクリームチーズ製
品を製造する。
【0002】
【従来の技術】クリームチーズはクリーム又はクリーム
と乳との混合物から製造される、軟質で、マイルドな、
酸凝固した非硬化チーズである。クリームチーズは冷蔵
条件下で貯蔵され、クリームチーズのボディは滑らかで
あり、バター様である。冷蔵温度においては、クリーム
チーズは、薄切りし、塗ることができるようなテクスチ
ャーとボディを有している。クリームチーズの製造で
は、無塩全乳又はスキムミルクあるいはその両方と、無
塩クリームとを所定の割合で混和して、クリームチーズ
ミックスを形成する。クリームチーズミックスは通常約
10%〜約14%の乳脂肪含量を有する。加工後に、最
終的なクリームチーズは約33重量%〜約35重量%の
乳脂肪含量を有する。
と乳との混合物から製造される、軟質で、マイルドな、
酸凝固した非硬化チーズである。クリームチーズは冷蔵
条件下で貯蔵され、クリームチーズのボディは滑らかで
あり、バター様である。冷蔵温度においては、クリーム
チーズは、薄切りし、塗ることができるようなテクスチ
ャーとボディを有している。クリームチーズの製造で
は、無塩全乳又はスキムミルクあるいはその両方と、無
塩クリームとを所定の割合で混和して、クリームチーズ
ミックスを形成する。クリームチーズミックスは通常約
10%〜約14%の乳脂肪含量を有する。加工後に、最
終的なクリームチーズは約33重量%〜約35重量%の
乳脂肪含量を有する。
【0003】クリームチーズミックスを低温殺菌し、均
質化した後に、通常約17℃(62°F)〜約33℃
(92°F)の温度に冷却してから、乳酸培養物を接種
する。ミックスの凝固を促進させるためにレンネットを
用いてもよい。ミックスを接種温度に維持すると熟成し
て凝塊が形成される。凝塊の酸度は約0.6%〜約0.9
%である(等価の乳酸に対する%として算出)。希望す
る酸度が得られた後に、カードをホエーから分離し、型
詰する。クリームチーズを製造し、ホエーからクリーム
チーズカードを分離する周知の方法のひとつは、カード
の機械的分離である。この方法はリンク(Link)の
米国特許第2,387,276号に開示されている。リン
クの特許の方法によると、ミックスが熟成して凝塊が生
じた後に、凝塊を高温に加熱してミックスの粘性を破壊
させる。その後、加熱ミックスを高温において遠心分離
して、ホエーからカードを分離する。
質化した後に、通常約17℃(62°F)〜約33℃
(92°F)の温度に冷却してから、乳酸培養物を接種
する。ミックスの凝固を促進させるためにレンネットを
用いてもよい。ミックスを接種温度に維持すると熟成し
て凝塊が形成される。凝塊の酸度は約0.6%〜約0.9
%である(等価の乳酸に対する%として算出)。希望す
る酸度が得られた後に、カードをホエーから分離し、型
詰する。クリームチーズを製造し、ホエーからクリーム
チーズカードを分離する周知の方法のひとつは、カード
の機械的分離である。この方法はリンク(Link)の
米国特許第2,387,276号に開示されている。リン
クの特許の方法によると、ミックスが熟成して凝塊が生
じた後に、凝塊を高温に加熱してミックスの粘性を破壊
させる。その後、加熱ミックスを高温において遠心分離
して、ホエーからカードを分離する。
【0004】クリームチーズのテクスチャー、滑らか
さ、感覚器官感受性を有し、しかも脂肪レベルの低いク
リームチーズ型製品を提供することにかなりの技術的努
力が向けられてきた。消費者の意識が高まるにつれて、
脂肪とカロリー消費量とを減ずることに重点が置かれて
いる。全脂肪、高カロリーの対応品に類似した外観と味
覚とを有する低脂肪、低カロリー食品が消費者によって
切望されている。食品業界の研究者は、高カロリー含有
成分のレベルが実質的に低く、栄養価が高く、味の良い
食品の開発に重点を置いてきた。このことは特に酪農産
業に言えることであり、酪農産業では例えばスキムミル
ク、ヨーグルト、低脂肪アイスクリームのような低カロ
リー、低脂肪製品が上首尾に販売されている。
さ、感覚器官感受性を有し、しかも脂肪レベルの低いク
リームチーズ型製品を提供することにかなりの技術的努
力が向けられてきた。消費者の意識が高まるにつれて、
脂肪とカロリー消費量とを減ずることに重点が置かれて
いる。全脂肪、高カロリーの対応品に類似した外観と味
覚とを有する低脂肪、低カロリー食品が消費者によって
切望されている。食品業界の研究者は、高カロリー含有
成分のレベルが実質的に低く、栄養価が高く、味の良い
食品の開発に重点を置いてきた。このことは特に酪農産
業に言えることであり、酪農産業では例えばスキムミル
ク、ヨーグルト、低脂肪アイスクリームのような低カロ
リー、低脂肪製品が上首尾に販売されている。
【0005】少なくとも約33%の脂肪含量を有するク
リームチーズのような、ある種の酪農製品においては、
好ましいクリーミーな口当たりを維持し、先行技術の低
脂肪クリームチーズ製品製造の試みに付随するザラザラ
したテクスチャーを避けるためには、高脂肪レベルが必
要であると思われてきた。
リームチーズのような、ある種の酪農製品においては、
好ましいクリーミーな口当たりを維持し、先行技術の低
脂肪クリームチーズ製品製造の試みに付随するザラザラ
したテクスチャーを避けるためには、高脂肪レベルが必
要であると思われてきた。
【0006】低脂肪レベルを含む模倣クリームチーズ製
品の開発に、多くの努力がなされてきた。このような努
力の例はランドステット(Lundstedt)らの米
国特許第2,161,159号及びハイネス(Hyne
s)らの米国特許第3,929,892号とに開示されて
いる。しかし、これらの特許の方法によって製造される
クリームチーズ製品の脂肪含量は依然として約10%脂
肪を越える。脂肪含量を10%より充分低くすることが
望ましい。特に、ノンファットクリームチーズ製品を提
供することが非常に望ましい。
品の開発に、多くの努力がなされてきた。このような努
力の例はランドステット(Lundstedt)らの米
国特許第2,161,159号及びハイネス(Hyne
s)らの米国特許第3,929,892号とに開示されて
いる。しかし、これらの特許の方法によって製造される
クリームチーズ製品の脂肪含量は依然として約10%脂
肪を越える。脂肪含量を10%より充分低くすることが
望ましい。特に、ノンファットクリームチーズ製品を提
供することが非常に望ましい。
【0007】さらに最近では、ダイエットを意識する消
費者向けに、低カロリー含量を有する非常に低い乳脂肪
含量の模倣クリームチーズ製品の製造方法が開発されて
きた。ベーカー(Baker)の米国特許第4,244,
983号及びベーカーの米国特許第4,379,175号
とは、約5%未満、好ましくは約2%の乳脂肪含量を有
し、1食分が約60カロリーである模倣クリームチーズ
製品とその製造方法を開示する。しかし、これらの特許
の発明者が認めているように、ベーカーの米国特許第
4,724,152号では、これらの製品の非常に低い乳
脂肪含量は望ましいが、これらの製品は全脂クリームチ
ーズのクリーミーな、コンシステンシーの濃さを厳密に
は再現していない。
費者向けに、低カロリー含量を有する非常に低い乳脂肪
含量の模倣クリームチーズ製品の製造方法が開発されて
きた。ベーカー(Baker)の米国特許第4,244,
983号及びベーカーの米国特許第4,379,175号
とは、約5%未満、好ましくは約2%の乳脂肪含量を有
し、1食分が約60カロリーである模倣クリームチーズ
製品とその製造方法を開示する。しかし、これらの特許
の発明者が認めているように、ベーカーの米国特許第
4,724,152号では、これらの製品の非常に低い乳
脂肪含量は望ましいが、これらの製品は全脂クリームチ
ーズのクリーミーな、コンシステンシーの濃さを厳密に
は再現していない。
【0008】ベーカーの米国特許第4,724,152号
は低脂肪クリームチーズ製品の製造方法を述べている。
この方法は乳、脂肪含有担体及びノンファットドライミ
ルク固形分を混合して、ドレッシングミックスを形成す
る工程を含む。このドレッシングミックスを低温殺菌
し、均質化した後に、絶えず撹拌しながら加熱して、約
145〜約195°F(約63〜約91℃)、好ましく
は165〜190°F(約74〜約88℃)の範囲内の
温度にする。この混合物中に安定剤を混入する。その
後、混合物の温度を150〜175°F(約66〜約7
9℃)の範囲内に維持しながら、例えばカッテージチー
ズ又はベーカーのチーズカードのような、軟質の非熟成
培養チーズカードを安定剤含有ドレッシングミックスに
加える。この混合物をホモジナイザーに注入し、ここで
500〜5,000psi、好ましくは1,500〜3,00
0psiの通常の高圧条件下で均質化する。均質化後に、
模倣クリームチーズ製品を少なくとも40°F(約4.4
℃)の温度において適当な箱に詰める。
は低脂肪クリームチーズ製品の製造方法を述べている。
この方法は乳、脂肪含有担体及びノンファットドライミ
ルク固形分を混合して、ドレッシングミックスを形成す
る工程を含む。このドレッシングミックスを低温殺菌
し、均質化した後に、絶えず撹拌しながら加熱して、約
145〜約195°F(約63〜約91℃)、好ましく
は165〜190°F(約74〜約88℃)の範囲内の
温度にする。この混合物中に安定剤を混入する。その
後、混合物の温度を150〜175°F(約66〜約7
9℃)の範囲内に維持しながら、例えばカッテージチー
ズ又はベーカーのチーズカードのような、軟質の非熟成
培養チーズカードを安定剤含有ドレッシングミックスに
加える。この混合物をホモジナイザーに注入し、ここで
500〜5,000psi、好ましくは1,500〜3,00
0psiの通常の高圧条件下で均質化する。均質化後に、
模倣クリームチーズ製品を少なくとも40°F(約4.4
℃)の温度において適当な箱に詰める。
【0009】ベーカーの米国特許第4,724,152号
は、低脂肪すなわち2〜9重量%の範囲内の脂肪レベル
を有するクリームチーズ製品を提供するが、このベーカ
ーの特許はノンファットクリームチーズ製品を提供して
いるわけではない。
は、低脂肪すなわち2〜9重量%の範囲内の脂肪レベル
を有するクリームチーズ製品を提供するが、このベーカ
ーの特許はノンファットクリームチーズ製品を提供して
いるわけではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明の主要な目的は、脂肪含有クリームチーズの外観、味
覚、稠度、テクスチャーを有するノンファットクリーム
チーズ型製品を提供することである。
明の主要な目的は、脂肪含有クリームチーズの外観、味
覚、稠度、テクスチャーを有するノンファットクリーム
チーズ型製品を提供することである。
【0011】また、本発明のもう一つの目的は、大規模
な商業的操業に適合した、実質的に脂肪を含まない模倣
クリームチーズ製品の製造方法を提供することである。
な商業的操業に適合した、実質的に脂肪を含まない模倣
クリームチーズ製品の製造方法を提供することである。
【0012】本発明の上記その他の目的は以下の詳細な
説明から明らかになると思われる。
説明から明らかになると思われる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のノンファットク
リームチーズ製品の製造方法においては、発酵スキムミ
ルクレテンテートを撹拌手段付き混合タンクに導入す
る。混合タンクにドライカッテージチーズカードと乳化
性塩とを加えながら、スキムミルクレテンテートを撹拌
し、再循環ループに通して移動させる。レテンテート中
に均質にドライカッテージチーズカードと乳化性塩とを
含む分散系を形成するために充分な期間、撹拌と再循環
とを続ける。分散系が再循環ループを通過するときに分
散系中に水蒸気を注入することによって、分散系の加熱
を開始する。分散系の温度が約70〜約150°F(約
21〜約66℃)の範囲内であるときに、ノンファット
ドライミルクを分散系に加える。分散系の温度が約14
0〜約165°F(60〜約74℃)の範囲内になるま
で、撹拌と加熱とを続ける。次に安定剤系の第1ガムと
してのキサンタンガムを混合タンクに加える。分散系の
温度が約165〜約190°F(約74〜約88℃)の
範囲内になるまで、撹拌と加熱とを続ける。水蒸気を遮
断し、塩、糖、安定剤系の第2ガムとしてのカラギーナ
ンを混合タンクに加える。約1〜約4分間撹拌を続け
て、ノンファットクリームチーズミックスを形成する。
次にクリームチーズミックスを均質化して、ノンファッ
トクリームチーズ製品を形成する。
リームチーズ製品の製造方法においては、発酵スキムミ
ルクレテンテートを撹拌手段付き混合タンクに導入す
る。混合タンクにドライカッテージチーズカードと乳化
性塩とを加えながら、スキムミルクレテンテートを撹拌
し、再循環ループに通して移動させる。レテンテート中
に均質にドライカッテージチーズカードと乳化性塩とを
含む分散系を形成するために充分な期間、撹拌と再循環
とを続ける。分散系が再循環ループを通過するときに分
散系中に水蒸気を注入することによって、分散系の加熱
を開始する。分散系の温度が約70〜約150°F(約
21〜約66℃)の範囲内であるときに、ノンファット
ドライミルクを分散系に加える。分散系の温度が約14
0〜約165°F(60〜約74℃)の範囲内になるま
で、撹拌と加熱とを続ける。次に安定剤系の第1ガムと
してのキサンタンガムを混合タンクに加える。分散系の
温度が約165〜約190°F(約74〜約88℃)の
範囲内になるまで、撹拌と加熱とを続ける。水蒸気を遮
断し、塩、糖、安定剤系の第2ガムとしてのカラギーナ
ンを混合タンクに加える。約1〜約4分間撹拌を続け
て、ノンファットクリームチーズミックスを形成する。
次にクリームチーズミックスを均質化して、ノンファッ
トクリームチーズ製品を形成する。
【0014】一般に、本発明によれば、スキムミルクレ
テンテート、ドライカッテージチーズカード及びノンフ
ァットドライミルク固形分の、3種類の別々の濃縮スキ
ムミルク原料から蛋白質ベースを形成する。スキムミル
クレテンテートは好ましくは約20〜約30%のノンフ
ァット乳固形分を有する。ここで用いる全ての%はノン
ファットクリームチーズ製品の重量を基準とした重量%
である。スキムミルクレテンテートは周知の方法による
超音波処理によって製造される。ドライ培養カッテージ
チーズカードは周知の乳製品であり、スキムミルクに培
養物を接種して、生成物を凝固させた後、ホエーを排出
させた非クリーム化スキムミルクチーズカードである。
ドライカッテージチーズカードは直接酸性化方法によっ
ても製造される。一般に、ドライカッテージチーズカー
ドは約17〜26重量%のノンファット乳固形分と74
〜83重量%の水とを含む。本明細書で用いられる、
「ドライカッテージチーズカード」なる用語は、例えば
カッテージチーズ又はベーカーのチーズカード製品等
の、上記固形分と水分の特徴を有する、軟質チーズカー
ドを示す。ノンファット乳固形分はスキムミルクを乾燥
させることによって製造され、通常約4%の水分を有す
る。
テンテート、ドライカッテージチーズカード及びノンフ
ァットドライミルク固形分の、3種類の別々の濃縮スキ
ムミルク原料から蛋白質ベースを形成する。スキムミル
クレテンテートは好ましくは約20〜約30%のノンフ
ァット乳固形分を有する。ここで用いる全ての%はノン
ファットクリームチーズ製品の重量を基準とした重量%
である。スキムミルクレテンテートは周知の方法による
超音波処理によって製造される。ドライ培養カッテージ
チーズカードは周知の乳製品であり、スキムミルクに培
養物を接種して、生成物を凝固させた後、ホエーを排出
させた非クリーム化スキムミルクチーズカードである。
ドライカッテージチーズカードは直接酸性化方法によっ
ても製造される。一般に、ドライカッテージチーズカー
ドは約17〜26重量%のノンファット乳固形分と74
〜83重量%の水とを含む。本明細書で用いられる、
「ドライカッテージチーズカード」なる用語は、例えば
カッテージチーズ又はベーカーのチーズカード製品等
の、上記固形分と水分の特徴を有する、軟質チーズカー
ドを示す。ノンファット乳固形分はスキムミルクを乾燥
させることによって製造され、通常約4%の水分を有す
る。
【0015】ドライカッテージチーズカードの製造に用
いられるスキムミルクは、周知の熱処理条件下で血清蛋
白質をスキムミルクの蛋白質と共沈させてもよい。この
ような条件はバカレリス(Vakaleris)の米国
特許第3,039,879号中に教示されている。
いられるスキムミルクは、周知の熱処理条件下で血清蛋
白質をスキムミルクの蛋白質と共沈させてもよい。この
ような条件はバカレリス(Vakaleris)の米国
特許第3,039,879号中に教示されている。
【0016】限外濾過によって製造されるスキムミルク
レテンテートを、本発明の方法に用いる前に、発酵させ
て、スキムミルクレテンテートのpHを減ずる。乳酸ス
ターター培養物による発酵は周知のチーズ製造工程であ
る。スキムミルクレテンテートの発酵は凝塊が形成され
ないようなレベルまで進行させることが好ましい、すな
わち、pHが等電点より高いときに、好ましくはpHが
約4.8〜5.2のレベルであるときに発酵プロセスを停
止させることが好ましい。これに関連して、ドライカッ
テージチーズカードを使用することにより、レテンテー
トの発酵によって生ずるフレーバーレベルを減ずるブラ
ンド・フレーバー成分が形成する。従って、ドライカッ
テージチーズカードがノンファットクリームチーズ製品
中に約20%〜約50%のレベルで存在する場合には、
レテンテートのpHがこのpH範囲の低い側にある、す
なわち約4.8〜約5.0であることが好ましく、このと
き、より強いフレーバーを生ずる。ドライカッテージチ
ーズを用いない場合又はドライカッテージチーズが約2
0%までのレベルで存在する場合には、レテンテートの
pHがこのpH範囲の高い側にある、すなわち約5.0
〜約5.2であることが好ましい。
レテンテートを、本発明の方法に用いる前に、発酵させ
て、スキムミルクレテンテートのpHを減ずる。乳酸ス
ターター培養物による発酵は周知のチーズ製造工程であ
る。スキムミルクレテンテートの発酵は凝塊が形成され
ないようなレベルまで進行させることが好ましい、すな
わち、pHが等電点より高いときに、好ましくはpHが
約4.8〜5.2のレベルであるときに発酵プロセスを停
止させることが好ましい。これに関連して、ドライカッ
テージチーズカードを使用することにより、レテンテー
トの発酵によって生ずるフレーバーレベルを減ずるブラ
ンド・フレーバー成分が形成する。従って、ドライカッ
テージチーズカードがノンファットクリームチーズ製品
中に約20%〜約50%のレベルで存在する場合には、
レテンテートのpHがこのpH範囲の低い側にある、す
なわち約4.8〜約5.0であることが好ましく、このと
き、より強いフレーバーを生ずる。ドライカッテージチ
ーズを用いない場合又はドライカッテージチーズが約2
0%までのレベルで存在する場合には、レテンテートの
pHがこのpH範囲の高い側にある、すなわち約5.0
〜約5.2であることが好ましい。
【0017】本発明の最終流体系は、カゼインと血清蛋
白質の両方のタンパク質及び特定のガム系から成る複合
ネットワークである。種々な成分を特定の順序で導入し
混合することによって、脂肪含有クリームチーズに類似
したの非常に好ましい外観、味覚、コンシステンシー及
びテクスチャーを有し、しかも実質的に脂肪を含まない
クリームチーズが得られる。
白質の両方のタンパク質及び特定のガム系から成る複合
ネットワークである。種々な成分を特定の順序で導入し
混合することによって、脂肪含有クリームチーズに類似
したの非常に好ましい外観、味覚、コンシステンシー及
びテクスチャーを有し、しかも実質的に脂肪を含まない
クリームチーズが得られる。
【0018】発酵スキムミルクレテンテートを撹拌手段
付きの混合タンクに移す。このミキサーは高い剪断を与
える型であり、好ましくはブレンダー型ミキサー(例え
ばBredo,Inc.によって製造され、商品名ブレ
ド(BredoTM)で販売されているもの)である。ブ
レドミキサーは回転シャフトに取り付けられた円形ディ
スクを有する。円形ディスクに複数の直立ブレードが備
えられている。この種のミキサーにおける混合作用は家
庭用ブレンダーによって生ずる混合作用と同じである。
発酵スキムミルクは導管を含む再循環ループを通して撹
拌されながらポンプによって再循環される。導管は混合
タンクの底部から出て混合タンクの頂部の出口に達す
る。
付きの混合タンクに移す。このミキサーは高い剪断を与
える型であり、好ましくはブレンダー型ミキサー(例え
ばBredo,Inc.によって製造され、商品名ブレ
ド(BredoTM)で販売されているもの)である。ブ
レドミキサーは回転シャフトに取り付けられた円形ディ
スクを有する。円形ディスクに複数の直立ブレードが備
えられている。この種のミキサーにおける混合作用は家
庭用ブレンダーによって生ずる混合作用と同じである。
発酵スキムミルクは導管を含む再循環ループを通して撹
拌されながらポンプによって再循環される。導管は混合
タンクの底部から出て混合タンクの頂部の出口に達す
る。
【0019】発酵レテンテートをミキサーに加えた後
に、撹拌と再循環とを開始し、乳化性塩及び必要な場合
はドライカッテージチーズをレテンテートに加える。ド
ライカッテージチーズと乳化性塩との均質な分散系が得
られるまで、撹拌と再循環とを続けた後に、水蒸気注入
による加熱を開始する。約1分間〜約5分間の撹拌と再
循環とで充分であることが判明している。如何なる理論
にも縛られることを望む訳ではないが、乳化性塩が2つ
の機能を果たすことが考えられる。乳化性塩がドライカ
ードカッテージチーズのカード蛋白質構造を分解させる
工程を助け、滑らかで均質な分散系を生ずると考えられ
る。乳化性塩がレテンテート中に存在するカルシウムを
結合するように作用することも考えられる。水蒸気加熱
の開始時に分散系中に遊離カルシウムが実質的な量で存
在する場合には、糸状のパスタ・フィラタ(pasta
filata)型カードが少なくとも水蒸気注入箇所
において局部的に形成される。このような糸状のカード
は非常に好ましくない。
に、撹拌と再循環とを開始し、乳化性塩及び必要な場合
はドライカッテージチーズをレテンテートに加える。ド
ライカッテージチーズと乳化性塩との均質な分散系が得
られるまで、撹拌と再循環とを続けた後に、水蒸気注入
による加熱を開始する。約1分間〜約5分間の撹拌と再
循環とで充分であることが判明している。如何なる理論
にも縛られることを望む訳ではないが、乳化性塩が2つ
の機能を果たすことが考えられる。乳化性塩がドライカ
ードカッテージチーズのカード蛋白質構造を分解させる
工程を助け、滑らかで均質な分散系を生ずると考えられ
る。乳化性塩がレテンテート中に存在するカルシウムを
結合するように作用することも考えられる。水蒸気加熱
の開始時に分散系中に遊離カルシウムが実質的な量で存
在する場合には、糸状のパスタ・フィラタ(pasta
filata)型カードが少なくとも水蒸気注入箇所
において局部的に形成される。このような糸状のカード
は非常に好ましくない。
【0020】乳化性塩としては、プロセスチーズの製造
に通常用いられる乳化性塩のいずれも使用可能である。
このような乳化性塩には、リン酸一ナトリウム、リン酸
二ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸三ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム(ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム)、酸性ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナト
リウム、ピロリン酸四ナトリウム、クエン酸カリウム、
クエン酸カルシウム、リン酸アルミニウムナトリウム、
クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム及び酒石酸カリ
ウムナトリウムがある。本発明のノンファットクリーム
チーズ製品中には実質的なレベルの脂肪が存在しないの
で、プロセスチーズの製造に用いられる場合と同じ目的
で、すなわち脂肪と蛋白質とを乳化するために乳化性塩
が存在するのではない。その代わりに、乳化性塩は上述
したようにカード加工剤及びカルシウム結合剤として用
いられる。
に通常用いられる乳化性塩のいずれも使用可能である。
このような乳化性塩には、リン酸一ナトリウム、リン酸
二ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸三ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム(ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム)、酸性ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナト
リウム、ピロリン酸四ナトリウム、クエン酸カリウム、
クエン酸カルシウム、リン酸アルミニウムナトリウム、
クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム及び酒石酸カリ
ウムナトリウムがある。本発明のノンファットクリーム
チーズ製品中には実質的なレベルの脂肪が存在しないの
で、プロセスチーズの製造に用いられる場合と同じ目的
で、すなわち脂肪と蛋白質とを乳化するために乳化性塩
が存在するのではない。その代わりに、乳化性塩は上述
したようにカード加工剤及びカルシウム結合剤として用
いられる。
【0021】均質な分散系が得られた後に、水蒸気注入
によって分散系を加熱する。適当な型の水蒸気注入装置
はボジー(Bosy)らの米国特許第4,112,131
号に述べられている。成分の添加後に必要な時間的制約
内に、本発明のノンファットクリームチーズ製品を形成
する種々な成分の加熱を行うためには、水蒸気注入によ
る加熱が必要であることが判明している。
によって分散系を加熱する。適当な型の水蒸気注入装置
はボジー(Bosy)らの米国特許第4,112,131
号に述べられている。成分の添加後に必要な時間的制約
内に、本発明のノンファットクリームチーズ製品を形成
する種々な成分の加熱を行うためには、水蒸気注入によ
る加熱が必要であることが判明している。
【0022】一般には、本発明のノンファットクリーム
チーズ製品を形成する残りの成分は、約45分間未満の
間に分散系を約165〜約190°F(約74〜約88
℃)の範囲内の温度に加熱しながら、特定の温度におい
て分散系に加える。
チーズ製品を形成する残りの成分は、約45分間未満の
間に分散系を約165〜約190°F(約74〜約88
℃)の範囲内の温度に加熱しながら、特定の温度におい
て分散系に加える。
【0023】ノンファットドライミルクは、分散系の温
度が約70〜約150°F(約21〜約66℃)、好ま
しくは約140〜約150°F(約60〜約66℃)の
範囲内であるときに分散系に加える。
度が約70〜約150°F(約21〜約66℃)、好ま
しくは約140〜約150°F(約60〜約66℃)の
範囲内であるときに分散系に加える。
【0024】本発明の安定剤系の第1ガムであるキサン
タンガムは、分散系の温度が約140〜約165°F
(約60〜約74℃)、好ましくは約155〜約165
°F(約68〜約74℃)の範囲内の温度に上昇した後
に分散系に加える。分散系が約165〜約190°F
(約74〜約88℃)の範囲内の温度、好ましくは約1
80〜約190°F(約82〜約88℃)の範囲内の温
度に加熱されたときに、水蒸気注入を停止し、塩、糖、
本発明の安定剤系の第2ガムであるカラギーナンを分散
系に加える。貯蔵期間の長いノンファットクリームチー
ズが望ましい場合には、保存剤を加えることもできる。
適当な保存剤としては、ソルビン酸、安息香酸、ソルビ
ン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸カル
シウム及びこれらの混合物がある。保存剤を用いる場合
には、保存剤を約0.05〜約0.2%のレベルで加える
ことが好ましく、また塩、糖、カラギーナンと同時に加
えることが好ましい。
タンガムは、分散系の温度が約140〜約165°F
(約60〜約74℃)、好ましくは約155〜約165
°F(約68〜約74℃)の範囲内の温度に上昇した後
に分散系に加える。分散系が約165〜約190°F
(約74〜約88℃)の範囲内の温度、好ましくは約1
80〜約190°F(約82〜約88℃)の範囲内の温
度に加熱されたときに、水蒸気注入を停止し、塩、糖、
本発明の安定剤系の第2ガムであるカラギーナンを分散
系に加える。貯蔵期間の長いノンファットクリームチー
ズが望ましい場合には、保存剤を加えることもできる。
適当な保存剤としては、ソルビン酸、安息香酸、ソルビ
ン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸カル
シウム及びこれらの混合物がある。保存剤を用いる場合
には、保存剤を約0.05〜約0.2%のレベルで加える
ことが好ましく、また塩、糖、カラギーナンと同時に加
えることが好ましい。
【0025】本発明の構造的及び感覚器官感受性的特性
を生ずるためには、安定剤系としてのキサンタンガムと
カラギーナンの両方を、特定のレベル及び特定の比で使
用することが重要である。キサンタンガムは約0.2〜
約0.4%のレベルで用いられる。カラギーナンは約0.
05〜約0.3%のレベルで用いられる。キサンタンガ
ム対カラギーナンの使用レベルの重量比は、好ましくは
約1.5:1から約4:1までの範囲内である。キサン
タンガムのレベルが高すぎる場合には、製造される製品
が堅すぎる。キサンタンガムのレベルが低すぎる場合に
は、製品がサワークリームのコンシステンシーを有す
る。カラギーナンのレベルが低すぎる場合には、製品が
好ましくない切断特性を有する。カラギーナンのレベル
が高すぎる場合には、製品がガム状コンシステンシーを
有する。
を生ずるためには、安定剤系としてのキサンタンガムと
カラギーナンの両方を、特定のレベル及び特定の比で使
用することが重要である。キサンタンガムは約0.2〜
約0.4%のレベルで用いられる。カラギーナンは約0.
05〜約0.3%のレベルで用いられる。キサンタンガ
ム対カラギーナンの使用レベルの重量比は、好ましくは
約1.5:1から約4:1までの範囲内である。キサン
タンガムのレベルが高すぎる場合には、製造される製品
が堅すぎる。キサンタンガムのレベルが低すぎる場合に
は、製品がサワークリームのコンシステンシーを有す
る。カラギーナンのレベルが低すぎる場合には、製品が
好ましくない切断特性を有する。カラギーナンのレベル
が高すぎる場合には、製品がガム状コンシステンシーを
有する。
【0026】分散系が約165〜約190°F(約74
〜約88℃)の範囲内の温度であるときにノンファット
クリームチーズ製品の最後の成分を分散系に加え、その
後に、水蒸気注入を停止する。さらに約1分間〜約5分
間撹拌を続け、混合物をガウリン(Gaulin)ホモ
ジナイザー等の通常のホモジナイザーに通し、約5,0
00psigの1段階において均質化して、ノンファットク
リームチーズ製品を形成する。
〜約88℃)の範囲内の温度であるときにノンファット
クリームチーズ製品の最後の成分を分散系に加え、その
後に、水蒸気注入を停止する。さらに約1分間〜約5分
間撹拌を続け、混合物をガウリン(Gaulin)ホモ
ジナイザー等の通常のホモジナイザーに通し、約5,0
00psigの1段階において均質化して、ノンファットク
リームチーズ製品を形成する。
【0027】均質化後に、ノンファットクリームチーズ
製品は空気を含むテクスチャーを有する。次に、ノンフ
ァットクリームチーズ製品を真空脱気装置において脱気
工程を行った後、包装して、堅い、空気を含まない製品
を得る。
製品は空気を含むテクスチャーを有する。次に、ノンフ
ァットクリームチーズ製品を真空脱気装置において脱気
工程を行った後、包装して、堅い、空気を含まない製品
を得る。
【0028】本発明のクリームチーズ製品はノンファッ
ト製品であることを特徴とするが、実用的見地から見る
と、通常の商業的クリーム分離プロセスでは乳から全て
の乳脂肪を除去することは不可能である。最も効率のよ
い分離器を用いても、乳からクリームを分離した後に、
通常10分の数%の乳脂肪がスキムミルク中に残留し、
スキムミルクは通常約0.05%〜約0.5%の脂肪を有
する。例えばスキムミルクレテンテート又はドライカー
ドカッテージチーズの製造によって、スキムミルクをさ
らに濃縮する場合には、濃縮度に比例して乳脂肪含量が
増加する。従って、本発明のノンファットクリームチー
ズ製品は最終クリームチーズ製品中に約0.05%〜約
1.5%の乳脂肪を有する。
ト製品であることを特徴とするが、実用的見地から見る
と、通常の商業的クリーム分離プロセスでは乳から全て
の乳脂肪を除去することは不可能である。最も効率のよ
い分離器を用いても、乳からクリームを分離した後に、
通常10分の数%の乳脂肪がスキムミルク中に残留し、
スキムミルクは通常約0.05%〜約0.5%の脂肪を有
する。例えばスキムミルクレテンテート又はドライカー
ドカッテージチーズの製造によって、スキムミルクをさ
らに濃縮する場合には、濃縮度に比例して乳脂肪含量が
増加する。従って、本発明のノンファットクリームチー
ズ製品は最終クリームチーズ製品中に約0.05%〜約
1.5%の乳脂肪を有する。
【0029】本発明のノンファットクリームチーズ製品
は約40%〜約80%のスキムミルクレテンテートを有
する。スキムミルクレテンテートは約20%〜約30%
の固形分を有する。ドライカードカッテージチーズはノ
ンファットクリームチーズ製品中に0%〜約50%のレ
ベル、好ましくは約20%〜約45%のレベルで存在す
る。ドライカードカッテージチーズは一般に約20%〜
約23%の固形分含量を有する。乳化性塩はノンファッ
トクリームチーズ製品中に約0.8%〜約1.2%のレベ
ルで存在する。ノンファットドライミルクはノンファッ
トクリームチーズ製品中に約2%〜約4%のレベルで存
在する。ノンファットドライミルクは一般に約95%〜
約97%の固形分含量を有する。塩は約0.4%〜約0.
8%のレベルで存在し、糖は約0.7%〜約1.1%のレ
ベルで存在する。さらに、ビタミンとスパイスもノンフ
ァットクリームチーズ製品中に微量レベルで任意に存在
する。
は約40%〜約80%のスキムミルクレテンテートを有
する。スキムミルクレテンテートは約20%〜約30%
の固形分を有する。ドライカードカッテージチーズはノ
ンファットクリームチーズ製品中に0%〜約50%のレ
ベル、好ましくは約20%〜約45%のレベルで存在す
る。ドライカードカッテージチーズは一般に約20%〜
約23%の固形分含量を有する。乳化性塩はノンファッ
トクリームチーズ製品中に約0.8%〜約1.2%のレベ
ルで存在する。ノンファットドライミルクはノンファッ
トクリームチーズ製品中に約2%〜約4%のレベルで存
在する。ノンファットドライミルクは一般に約95%〜
約97%の固形分含量を有する。塩は約0.4%〜約0.
8%のレベルで存在し、糖は約0.7%〜約1.1%のレ
ベルで存在する。さらに、ビタミンとスパイスもノンフ
ァットクリームチーズ製品中に微量レベルで任意に存在
する。
【0030】本発明のノンファットクリームチーズ製品
は約23%〜約26%の総固形分と約14%〜約18%
の蛋白質とを有する。
は約23%〜約26%の総固形分と約14%〜約18%
の蛋白質とを有する。
【0031】下記実施例は本発明の種々の特徴をさらに
説明するが、特許請求の範囲で定義される本発明の範囲
の限定を意図するものではない。
説明するが、特許請求の範囲で定義される本発明の範囲
の限定を意図するものではない。
【0032】
(実施例1)下記成分を記載レベルで含む、ノンファッ
トクリームチーズを本発明の方法によって製造する。
トクリームチーズを本発明の方法によって製造する。
【0033】
【表1】成分 製品としての% 固形分の% UF濃縮スキムミルク 48.5 11.9 ドライカードカッテージチーズ 32.3 7.0 水/水蒸気 13.2 0 ノンファットドライミルク 2.7 2.6 トリポリリン酸ナトリウム 0.9 0.9 塩 0.55 0.5 糖 0.82 0.8 二酸化チタン 0.46 0.5 キサンタンガム 0.27 0.3 カッパカラギーナン(GP911) 0.09 0.9 ソルビン酸カリウム 0.06 0.06 プロピオン酸カルシウム 0.05 0.05 スターター培養物 0.025 0 ビタミンAパルミテート 0.016 0 オレオレジン・パプリカ 0.001 0 総固形分 24.70 スキムミルクレテンテートを保持タンク中に72°F
(約22℃)で保持した。レテンテートに乳連鎖球菌
(S.lactis)培養物を接種し、pH5.0に達するまで
16時間発酵させた。発酵スキムミルクレテンテート9
69.5ポンド(440kg)を300ガロン(1136
l)の容量を有するブレドミキサーに移した。ミキサー
を始動させ、40°F(約4.4℃)のドライカードカッ
テージチーズ646.7ポンド(293kg)をミキサー
に加えた。このミキサーにトリポリリン酸塩18.24
ポンド(8.3kg)を加え、撹拌と再循環ループを通し
ての再循環とを3分間続けた。このときに、45psigの
圧力の水蒸気を再循環ループに注入した。145°F
(約63℃)の温度に達した後に、ノンファットドライ
ミルク54.76ポンド(25kg)を加えた。160°F
(約71℃)の温度に達した後に、キサンタンガム5.
48ポンド(2.5kg)を加えた。187°F(約86
℃)の温度に達した後に、水蒸気注入を停止し、塩1
0.96ポンド(5.0kg)、糖16.42ポンド(7.4
kg)、二酸化チタン9.14ポンド(4.1kg)、ソルビ
ン酸カリウム1.16ポンド(0.5kg)、プロピオン酸
カルシウム0.92ポンド(0.42kg)、カラギーナン
1.8ポンド(0.82kg)、ビタミンAパルミテート
0.32ポンド(0.15kg)及びオレオレジン・パプリ
カ0.02ポンド(0.009kg)を加えた。混合物の撹
拌を全体で3分間続けた。
(約22℃)で保持した。レテンテートに乳連鎖球菌
(S.lactis)培養物を接種し、pH5.0に達するまで
16時間発酵させた。発酵スキムミルクレテンテート9
69.5ポンド(440kg)を300ガロン(1136
l)の容量を有するブレドミキサーに移した。ミキサー
を始動させ、40°F(約4.4℃)のドライカードカッ
テージチーズ646.7ポンド(293kg)をミキサー
に加えた。このミキサーにトリポリリン酸塩18.24
ポンド(8.3kg)を加え、撹拌と再循環ループを通し
ての再循環とを3分間続けた。このときに、45psigの
圧力の水蒸気を再循環ループに注入した。145°F
(約63℃)の温度に達した後に、ノンファットドライ
ミルク54.76ポンド(25kg)を加えた。160°F
(約71℃)の温度に達した後に、キサンタンガム5.
48ポンド(2.5kg)を加えた。187°F(約86
℃)の温度に達した後に、水蒸気注入を停止し、塩1
0.96ポンド(5.0kg)、糖16.42ポンド(7.4
kg)、二酸化チタン9.14ポンド(4.1kg)、ソルビ
ン酸カリウム1.16ポンド(0.5kg)、プロピオン酸
カルシウム0.92ポンド(0.42kg)、カラギーナン
1.8ポンド(0.82kg)、ビタミンAパルミテート
0.32ポンド(0.15kg)及びオレオレジン・パプリ
カ0.02ポンド(0.009kg)を加えた。混合物の撹
拌を全体で3分間続けた。
【0034】上述の加熱及び撹拌工程から生じたノンフ
ァットクリームチーズミックスを、次にガウリンホモジ
ナイザー中で5,000psigの圧力で均質化した。均質
化後に、ノンファットクリームチーズ製品を真空脱気装
置に通してから、適当なサイズのパッケージに充填し
た。得られたノンファットクリームチーズ製品は実質的
なレベルの脂肪を含むクリームチーズ製品の特徴、口当
たり及び感覚器官感受性を有した。
ァットクリームチーズミックスを、次にガウリンホモジ
ナイザー中で5,000psigの圧力で均質化した。均質
化後に、ノンファットクリームチーズ製品を真空脱気装
置に通してから、適当なサイズのパッケージに充填し
た。得られたノンファットクリームチーズ製品は実質的
なレベルの脂肪を含むクリームチーズ製品の特徴、口当
たり及び感覚器官感受性を有した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ティー・ハインズ アメリカ合衆国イリノイ州60025,グレン ビュー,ローリング・パス 840 (72)発明者 ジュールス・エイチ・ガス アメリカ合衆国イリノイ州60056,マウン ト・プロスペクト,ボビー・レーン 208 (72)発明者 ジョン・ジェイ・ストランドホーム アメリカ合衆国イリノイ州60053,モート ン・グローブ,ベックウィズ・ロード 7236
Claims (11)
- 【請求項1】次の工程:撹拌手段を備えた混合タンクに
培養スキムミルクレテンテートを導入する工程;ドライ
カッテージチーズカードと乳化性塩とを前記混合タンク
に加え、前記レテンテートを第1所定時間撹拌して、分
散系を形成する工程;前記分散系に水蒸気を注入しなが
ら、前記分散系を撹拌し、再循環ループを通して前記分
散系を再循環させる工程;前記混合タンクに第1所定温
度においてノンファットドライミルクを加える工程;前
記混合タンクに第2所定温度においてガム系の第1ガム
としてキサンタンガムを加える工程;前記分散系を第3
所定温度に加熱して、前記水蒸気注入を停止する工程;
前記混合タンクに、塩、糖、及び前記ガム系の第2ガム
としてのカラギーナンを加える工程;前記撹拌を第2所
定期間続ける工程;及び前記ノンファットクリームチー
ズミックスを均質化して、ノンファットクリームチーズ
製品を形成する工程を含むノンファットクリームチーズ
製品の製造方法。 - 【請求項2】前記第1所定期間が約1分間〜約5分間で
ある請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記第2所定期間が約1分間〜約5分間で
ある請求項1記載の方法。 - 【請求項4】前記第1所定温度が約21℃(約70°
F)〜約66℃(約150°F)である請求項1記載の方
法。 - 【請求項5】前記第2所定温度が約60℃(約140°
F)〜約74℃(約165°F)である請求項1記載の方
法。 - 【請求項6】前記第3所定温度が約74℃(約165°
F)〜約88℃(約190°F)である請求項1記載の方
法。 - 【請求項7】前記キサンタンガムを約0.2%〜約0.4
%のレベルで加え、前記カラギーナンを約0.05%〜
約0.3%のレベルで加え、キサンタンガム対カラギー
ナンの使用レベルの比が約1.5:1から約4:1まで
の範囲内の重量比である請求項1記載の方法。 - 【請求項8】前記スキムミルクレテンテートが約40%
〜約80%のレベルで存在し、前記ドライカードカッテ
ージチーズが0%〜約50%のレベルで存在し、前記乳
化性塩が約0.8〜約1.2%のレベルで存在し、前記ノ
ンファットドライミルクが約2%〜約4%のレベルで存
在し、前記塩が約0.4%〜約0.8%のレベルで存在
し、前記糖が約0.7〜約1.1%のレベルで存在する請
求項1記載の方法。 - 【請求項9】前記ノンファットクリームチーズ製品が約
23%〜約26%の総固形分、約14%〜約18%の蛋
白質及び約1.5%未満の乳脂肪を有する請求項1記載
の方法。 - 【請求項10】前記分散系が約82℃(約180°F)
〜約88℃(約190°F)の温度であるときに、保存
剤を加える請求項1記載の方法。 - 【請求項11】前記保存剤がソルビン酸、安息香酸、ソ
ルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸
カルシウム及びこれらの混合物から成る群から選択され
る請求項10記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/737,664 US5180604A (en) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | Non-fat cream cheese product and method for manufacture thereof |
US737664 | 1991-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192079A true JPH05192079A (ja) | 1993-08-03 |
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Family
ID=24964789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20377192A Expired - Fee Related JP3164898B2 (ja) | 1991-07-30 | 1992-07-30 | ノンファットクリームチーズ製品の製造方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180604A (ja) |
EP (1) | EP0526086B1 (ja) |
JP (1) | JP3164898B2 (ja) |
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AT (1) | ATE122538T1 (ja) |
AU (1) | AU644971B2 (ja) |
CA (1) | CA2073782C (ja) |
DE (1) | DE69202530T2 (ja) |
DK (1) | DK0526086T3 (ja) |
ES (1) | ES2072708T3 (ja) |
HK (1) | HK72596A (ja) |
MX (1) | MX9204464A (ja) |
MY (1) | MY108399A (ja) |
NZ (1) | NZ243753A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017730A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 脱気カッテージチーズ及びその製造方法 |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5679395A (en) * | 1992-06-18 | 1997-10-21 | Opta Food Ingredients, Inc. | Fat free, reduced fat and low fat margarine-like spreads and cream cheese |
US5547513A (en) * | 1992-06-18 | 1996-08-20 | Opta Food Ingredients, Inc. | Starch-based texturizing agent |
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