JPH05190158A - 蓄電池 - Google Patents
蓄電池Info
- Publication number
- JPH05190158A JPH05190158A JP4004315A JP431592A JPH05190158A JP H05190158 A JPH05190158 A JP H05190158A JP 4004315 A JP4004315 A JP 4004315A JP 431592 A JP431592 A JP 431592A JP H05190158 A JPH05190158 A JP H05190158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode plate
- positive electrode
- separator
- outermost peripheral
- storage battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状セパレータ、正極板、負極板から構成さ
れる蓄電池用渦巻状極板群において、セパレータを薄型
化して極板体積の増加を図った電池の高容量化の課題で
ある、渦巻状極板群の正極板の最外周端部でのバリに起
因した内部短絡の抑制を目的とする。 【構成】 蓄電池用渦巻状極板群の正極板３の最外周端
部とこれに相対する負極板２との間にのみ帯状セパレー
タ１と、厚み０.2２mm以下の副セパレータ５を介挿して
２重構成とした。これにより渦巻状極板群の正極板３の
最外周端部でのバリに起因した内部短絡の少ない蓄電池
の提供が可能となる。
れる蓄電池用渦巻状極板群において、セパレータを薄型
化して極板体積の増加を図った電池の高容量化の課題で
ある、渦巻状極板群の正極板の最外周端部でのバリに起
因した内部短絡の抑制を目的とする。 【構成】 蓄電池用渦巻状極板群の正極板３の最外周端
部とこれに相対する負極板２との間にのみ帯状セパレー
タ１と、厚み０.2２mm以下の副セパレータ５を介挿して
２重構成とした。これにより渦巻状極板群の正極板３の
最外周端部でのバリに起因した内部短絡の少ない蓄電池
の提供が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は円筒形の蓄電池、とくに
その渦巻状極板群に関するものである。
その渦巻状極板群に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、渦巻状極板群を備えた蓄電池にお
いてはセパレータの厚みを薄くすることにより、極板の
体積を増加し、電池の高容量化が図られている。この場
合、正極板と負極板の間隔が狭くなる為、正極板の加工
時に発生するバリにより、渦巻状極板群の正負極板の巻
始め部、及び正極板の最外周端部において内部短絡が発
生しやすいという問題があった。そして、正極板の加工
時に発生するバリを抑制することは、工法上限界があっ
た。そこで、渦巻状極板群の正負極板の巻始め部につい
てはセパレータを２重にすることにより内部短絡の防止
を図っている。また、正極板の最外周端部における内部
短絡の対策としては、セパレータの単位面積当りの重量
（以下目付重量という）を上げることによりセパレータ
の強度を向上したり、正極板の最外周端部を耐アルカリ
性など耐電解液性の絶縁テープで被覆することにより正
極板の最外周端部を補強する手段がとられていた。
いてはセパレータの厚みを薄くすることにより、極板の
体積を増加し、電池の高容量化が図られている。この場
合、正極板と負極板の間隔が狭くなる為、正極板の加工
時に発生するバリにより、渦巻状極板群の正負極板の巻
始め部、及び正極板の最外周端部において内部短絡が発
生しやすいという問題があった。そして、正極板の加工
時に発生するバリを抑制することは、工法上限界があっ
た。そこで、渦巻状極板群の正負極板の巻始め部につい
てはセパレータを２重にすることにより内部短絡の防止
を図っている。また、正極板の最外周端部における内部
短絡の対策としては、セパレータの単位面積当りの重量
（以下目付重量という）を上げることによりセパレータ
の強度を向上したり、正極板の最外周端部を耐アルカリ
性など耐電解液性の絶縁テープで被覆することにより正
極板の最外周端部を補強する手段がとられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記正極板の最外周端
部における内部短絡の防止策としての、セパレータの目
付重量を上げることによりセパレータの強度を向上する
手段、正極板の最外周端部を耐アルカリ性など耐電解液
性の絶縁テープで被覆する手段においては、それぞれ次
のような欠点があった。
部における内部短絡の防止策としての、セパレータの目
付重量を上げることによりセパレータの強度を向上する
手段、正極板の最外周端部を耐アルカリ性など耐電解液
性の絶縁テープで被覆する手段においては、それぞれ次
のような欠点があった。
【０００４】すなわちセパレータの目付重量を上げた場
合、セパレータの通気性が悪くなり充電時の電池内部圧
力が高くなる。正極板の最外周端部を耐電解液性の絶縁
テープで被覆した場合は、正極板の被覆された部分の電
気化学反応が阻害され十分な電池容量が得られない。さ
らに、正極板の最外周端部を耐電解液性の絶縁テープで
被覆する工程を要し工数が増えるという不利な点があっ
た。
合、セパレータの通気性が悪くなり充電時の電池内部圧
力が高くなる。正極板の最外周端部を耐電解液性の絶縁
テープで被覆した場合は、正極板の被覆された部分の電
気化学反応が阻害され十分な電池容量が得られない。さ
らに、正極板の最外周端部を耐電解液性の絶縁テープで
被覆する工程を要し工数が増えるという不利な点があっ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記する課題を
解決するため、帯状セパレータ、正極板、負極板から構
成される蓄電池用渦巻状極板群において、その渦巻状極
板群の正極板の最外周端部と相対する負極板との間にの
み、帯状セパレータに加え、厚み０.2２mm以下の副セパ
レータを介挿して２重構成としたものである。
解決するため、帯状セパレータ、正極板、負極板から構
成される蓄電池用渦巻状極板群において、その渦巻状極
板群の正極板の最外周端部と相対する負極板との間にの
み、帯状セパレータに加え、厚み０.2２mm以下の副セパ
レータを介挿して２重構成としたものである。
【０００６】
【作用】上記構成にすることにより、薄型のセパレータ
を用いたときに発生しうる渦巻状極板群の正極板の最外
周端部の内部短絡を抑制できる。また、正極板全体の電
気化学反応が可能になり十分な電池容量を得ることがで
き電池の高容量化が可能となる。さらに、正極板の最外
周端部を耐アルカリ性など耐電解液性の絶縁テープで被
覆する工程の削除が可能となり工数増を避けることがで
きる。
を用いたときに発生しうる渦巻状極板群の正極板の最外
周端部の内部短絡を抑制できる。また、正極板全体の電
気化学反応が可能になり十分な電池容量を得ることがで
き電池の高容量化が可能となる。さらに、正極板の最外
周端部を耐アルカリ性など耐電解液性の絶縁テープで被
覆する工程の削除が可能となり工数増を避けることがで
きる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の１実施例を詳述する。焼結式
ニッケル正極板とペースト式カドミウム負極板を用い、
帯状セパレータとして２種類の目付重量の異なる厚み
０.1８mmのナイロン不織布セパレータを使用してＮＲ−
ＳＣ型の密閉型ニッケルカドミウム蓄電池を作成し、電
池標準容量（０.2Ｃ放電容量）、０.1Ｃ充電時の電池内
部圧力、群構成時の短絡率を調べた。試料Ａは、帯状セ
パレータとして目付重量指数１００の薄型セパレータを
用いることにより極板体積を増加し、高容量化を行った
従来の比較例１であり、その構成を図２に示す。図２に
おいて１は帯状セパレータ、２は負極板、３は正極板を
示す。
ニッケル正極板とペースト式カドミウム負極板を用い、
帯状セパレータとして２種類の目付重量の異なる厚み
０.1８mmのナイロン不織布セパレータを使用してＮＲ−
ＳＣ型の密閉型ニッケルカドミウム蓄電池を作成し、電
池標準容量（０.2Ｃ放電容量）、０.1Ｃ充電時の電池内
部圧力、群構成時の短絡率を調べた。試料Ａは、帯状セ
パレータとして目付重量指数１００の薄型セパレータを
用いることにより極板体積を増加し、高容量化を行った
従来の比較例１であり、その構成を図２に示す。図２に
おいて１は帯状セパレータ、２は負極板、３は正極板を
示す。
【０００８】試料Ｂは、試料Ａよりも目付重量が２０％
高い帯状セパレータを使用した従来の比較例２であり、
その構成は試料Ａと同様で図２に示す。
高い帯状セパレータを使用した従来の比較例２であり、
その構成は試料Ａと同様で図２に示す。
【０００９】試料Ｃは、試料Ａと同じ帯状セパレータを
用い、図３に示す様に正極板の最外周端部を耐アルカリ
性の絶縁テープ４で被覆した構成の従来の比較例３であ
る。
用い、図３に示す様に正極板の最外周端部を耐アルカリ
性の絶縁テープ４で被覆した構成の従来の比較例３であ
る。
【００１０】試料Ｄは、本発明の実施例であり、図１に
示す様に渦巻状極板群の正極板３の最外周端部と相対す
る負極板２との間にのみ、試料Ａと同じ帯状セパレータ
１に加え、厚み０.2２mm以下の副セパレータ５を介挿し
て２重構成としたものである。
示す様に渦巻状極板群の正極板３の最外周端部と相対す
る負極板２との間にのみ、試料Ａと同じ帯状セパレータ
１に加え、厚み０.2２mm以下の副セパレータ５を介挿し
て２重構成としたものである。
【００１１】以上のＡ〜Ｄの４種類の構成の試料におい
て、本発明の実施例に用いたセパレータの目付重量を１
００とした場合の各試料に用いたセパレータの目付重
量、電池標準容量（０.2Ｃ放電容量）、０.1Ｃ充電時の
電池内部圧力、本発明の実施例の群構成時の短絡率を１
００とした場合の各試料の群構成時の短絡率を（表１）
に示している。
て、本発明の実施例に用いたセパレータの目付重量を１
００とした場合の各試料に用いたセパレータの目付重
量、電池標準容量（０.2Ｃ放電容量）、０.1Ｃ充電時の
電池内部圧力、本発明の実施例の群構成時の短絡率を１
００とした場合の各試料の群構成時の短絡率を（表１）
に示している。
【００１２】
【表１】
【００１３】この（表１）から明らかなように、本発明
の実施例は、薄型セパレータを用いる事による課題であ
った渦巻状極板群の正極板の最外周端部でのバリに起因
した内部短絡を抑制でき、さらに、十分な電池容量を得
られるだけでなく、電池内部圧力も従来の比較例と同等
ないしは同等以上の特性を得ることができた。
の実施例は、薄型セパレータを用いる事による課題であ
った渦巻状極板群の正極板の最外周端部でのバリに起因
した内部短絡を抑制でき、さらに、十分な電池容量を得
られるだけでなく、電池内部圧力も従来の比較例と同等
ないしは同等以上の特性を得ることができた。
【００１４】
【発明の効果】本発明による渦巻状極板群の構成は、薄
型セパレータを使用した場合の課題である渦巻状極板群
の正極板の最外周端部でのバリに起因した内部短絡を抑
制でき、かつ十分な電池容量を確保して高容量化が図れ
るものである。そして、従来の耐電解液性の被覆を施す
工程の増加もないものである。
型セパレータを使用した場合の課題である渦巻状極板群
の正極板の最外周端部でのバリに起因した内部短絡を抑
制でき、かつ十分な電池容量を確保して高容量化が図れ
るものである。そして、従来の耐電解液性の被覆を施す
工程の増加もないものである。
【図１】本発明の１実施例によるアルカリ蓄電池用渦巻
状極板群の部分斜視図
状極板群の部分斜視図
【図２】従来の比較例１と２のアルカリ蓄電池用渦巻状
極板群の部分斜視図
極板群の部分斜視図
【図３】従来の比較例３のアルカリ蓄電池用渦巻状極板
群の部分斜視図
群の部分斜視図
１ 帯状セパレータ ２ 負極板 ３ 正極板 ４ 絶縁テープ ５ 副セパレータ
Claims (1)
- 【請求項１】帯状セパレータ、正極板、負極板を渦巻状
に巻回した渦巻状極板群の正極板の最外周端部と相対す
る負極板との間にのみ、帯状セパレータに加え、厚み
０.2２mm以下の副セパレータを介挿して２重構成とした
渦巻状極板群を備えた蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004315A JPH05190158A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004315A JPH05190158A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190158A true JPH05190158A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11581046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4004315A Pending JPH05190158A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05190158A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313068A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 極板ユニットおよび電池 |
| JP2008010242A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 円筒型蓄電池 |
| US7378182B2 (en) | 2003-08-04 | 2008-05-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cylindrical alkaline storage battery |
| US7604900B2 (en) | 2003-08-04 | 2009-10-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cylindrical alkaline storage battery |
| JP2013206674A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Panasonic Corp | 円筒形アルカリ蓄電池 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4004315A patent/JPH05190158A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313068A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 極板ユニットおよび電池 |
| US7378182B2 (en) | 2003-08-04 | 2008-05-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cylindrical alkaline storage battery |
| US7604900B2 (en) | 2003-08-04 | 2009-10-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cylindrical alkaline storage battery |
| JP2008010242A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 円筒型蓄電池 |
| JP2013206674A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Panasonic Corp | 円筒形アルカリ蓄電池 |
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