JPH05189912A - ディスクカートリッジ及びその駆動装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びその駆動装置

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JPH05189912A
JPH05189912A JP18730692A JP18730692A JPH05189912A JP H05189912 A JPH05189912 A JP H05189912A JP 18730692 A JP18730692 A JP 18730692A JP 18730692 A JP18730692 A JP 18730692A JP H05189912 A JPH05189912 A JP H05189912A
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JP
Japan
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disc
disk
casing
cartridge
disc storage
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JP18730692A
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Inventor
Toshio Watanabe
俊夫 渡辺
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディスクを同時に収納し得るディスク
カートリッジを得ると共に、このディスクカートリッジ
を用いてスピンドル駆動時のローディングを簡単に行え
るディスクカートリッジの駆動装置を得る。 【構成】 扇形の複数のディスク収納部2A,2B,2
Cをラミネートさせてケーシング6の開口部5近傍に設
けた回転軸7に回動自在に配設したディスクカートリッ
ジ1の上記回転軸7に係合して駆動させるローディング
モータでディスク収納部2A,2B,2Cを扇形に拡げ
てローディングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD(コンパクトディス
ク)と同様のサイズのLD(レーザーディスク)を連続
的に再生するに適したディスクカートリッジ及びこのデ
ィスクカートリッジの駆動装置に関する。
【0002】すなわち、本発明は、直径が12cm程度
となされて構成された光学式ビデオディスクを連続的に
再生することができるようになされたディスクカートリ
ッジ及びその駆動装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来からCD(コンパクト・ディスク、
すなわち、12cmの直径を有しデジタル・オーディオ
信号が記録された光学式情報記録ディスク)やテープカ
セットを連続的に再生するための駆動装置としてはオー
トチェンジャがよく知られている。この様なオートチェ
ンジャではカルーセルと呼ばれる仕切りのある回動可能
な円筒状体に複数のCDを放射状に配置すると共に、こ
のカルーセルを所定位置で回転を停止させ、所定のCD
をローディング機構で選択して再生装置上に載置した後
に、ピックアップ機構を移動させて、CDの連続再生等
が行われる。
【0004】更に、縦方向に積み重ねた複数の棚板にC
Dを載置し、この棚板に沿ってディスク再生装置(又は
棚板収納部)をエレベータの様に上下動させ、所定の選
択CD位置でディスク再生装置(又は棚板収納部)を停
止させて、棚板から選択したCDを取り出して、ディス
ク再生装置上に載置し、光ピックアップ装置を移動させ
連続再生が行われる。
【0005】又、カートリッジとして複数のCD等を1
つのカートリッジに収納し、1体にローディングする様
に構成されたものは見当たらない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のオートチェンジ
ャによればCDを連続的に再生することは出来るが、複
数のCDを予め回転式に移動可能に収納するカルーセ
ル、棚板収納部を移動させる機構或いはディスク再生装
置を移動させる機構を必要とする。更にこれらCD収納
部からディスク再生装置に選択したCDをローディング
或いは載置させる機構が必要となり、装置が大型化し、
機構も複雑となる問題があった。
【0007】一方CDやCDVの様にディスク音声と音
声付の映像の入れられるものの他に12cmのCDと同
様の直径内に動画をデジタル的に記録したLDの如きソ
フトを挿入したCDサイズのLD(以下CD−LDと記
す)を考えると、1枚当りの再生時間は直径が20及び
30cmのLDに比べて小さいので短くなり、例えば1
時間の映画のソフトを再生するにしても、最低2枚のデ
ィスクの交換を必要とすることになる。特にソフトが映
画等の場合は途中でと切れない様に迅速に連続再生する
必要がある。
【0008】本発明は叙上の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは極めて簡単に複
数のディスクのローディング及び駆動が行えるディスク
カートリッジ及びその駆動装置を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジはその例が図1及び図2に示されている様に、底
面3A,3B,3Cにディスク載置部4A,4B,4C
と光ピックアップ用透孔5A,5B,5Cが穿たれた略
扇形の複数のディスク収納部2A,2B,2Cと、複数
のディスク収納部2A,2B,2Cを積み重ねて収納し
得る開口部5を有する略長方形状のケーシング6と、こ
のケーシング6の開口部5近傍に設けた回転軸7を具備
し、複数のディスク収納部2A,2B,2Cをラミネー
トさせた状態でケーシング6の回転軸7に回動自在に枢
着して成ることを特徴とするディスクカートリッジであ
る。
【0010】本発明のディスクカートリッジ駆動装置は
その例が図4に示されている様に、複数の扇形ディスク
収納部2A,2B,2Cをラミネートさせてケーシング
6の開口部5近傍に設けた回転軸7に回動自在に枢着し
たディスクカートリッジ1を案内し得る案内部20と、
この案内部20の所定位置に挿入されたディスクカート
リッジ1の回転軸7に係合して、ディスク収納部2A,
2B,2Cをケーシング6から扇状に拡げる駆動手段2
1と、ラミネートされたディスク収納部2A,2B,2
Cの段差分を設けて配設された複数のディスク駆動手段
33A,22B,22Cを具備して成るものである。
【0011】また、本発明に係るディスクカートリッジ
は、例えば図5乃至図7に示すように、略々矩形平板状
に形成され上面部に第1のディスク201aを位置決め
して保持する凹部状の第1のディスク載置部117を有
し中央部より一側縁部に亘る第1の光ピックアップ用透
孔116が形成された第1のディスク収納部102a
と、略々矩形平板状に形成され上面部に第2のディスク
201bを位置決めして保持する凹部状の第2のディス
ク載置部118を有し中央部より一側縁部に亘る第2の
光ピックアップ用透孔104が形成された第2のディス
ク収納部102bと、上記各ディスク収納部102a,
102bを重ね合わせた状態で収納する位置と外方側に
突出させる位置とに亘って移動可能に支持する筺体状の
ケーシング106とを備え、上記各ディスク収納部10
2a,102bは、上記ケーシング106より突出され
る状態に移動されたときには、互いに一側縁同士を近接
させて対向させ、上記各光ピックアップ用透孔116,
104によってこれら各ディスク収納部102a,10
2bの中央部同士間に亘って連続する透孔を形成してな
るものである。
【0012】さらに、本発明に係るディスクカートリッ
ジは、上記のディスクカートリッジにおいて、上記第1
または第2のディスク収納部102a,102bは、各
ディスク収納部102a,102bが互いに重ね合わさ
れて上記ケーシング106内に収納されたときに、第2
または第1の光ピックアップ用透孔104,116の第
2のまたは第1のディスク収納部102b,102aの
一側縁部分である欠損部を閉蓋する舌片部103を有し
てなるものである。
【0013】
【作用】本発明によれば複数のディスクが1つのカート
リッジに配設され、ディスクカートリッジ駆動手段によ
って極めて簡単に複数のディスクを載置したディスク収
納部がローディング出来て、直ちに再生状態に移れるた
め、極めて迅速な連続再生が可能なディスクカートリッ
ジ並にディスクカートリッジ駆動装置を得ることが出来
る。
【0014】また、本発明に係るディスクカートリッジ
においては、例えば図7に示すように、それぞれ略々矩
形平板状に形成され上面部にディスク201a,201
bを位置決めして保持する凹部状のディスク載置部11
7,104を有し中央部より一側縁部に亘る光ピックア
ップ用透孔116,104が形成された各ディスク収納
部102a,102bは、これらディスク収納部102
a,102bを移動可能に支持する筺体状のケーシング
106より突出される状態となされたときには、互いに
一側縁同士を近接させて対向させ、上記各光ピックアッ
プ用透孔116,104によってこれら各ディスク収納
部102a,102bの中央部同士間に亘って連続する
透孔を形成するので、一の光ピックアップをして、上記
各ディスク201a,201bに対する連続的な記録及
び/又は再生を行わしめることができる。
【0015】さらに、上記のディスクカートリッジにお
いて、上記第1または第2のディスク収納部102a,
102bに、上記各ディスク収納部102a,102b
が互いに重ね合わされて上記ケーシング106内に収納
されたときに、上記第2または第1の光ピックアップ用
透孔104,116の上記第2のまたは第1のディスク
収納部102b,102aの一側縁部分である欠損部を
閉蓋する舌片部103を設けると、該各ディスク収納部
102a,102bは、互いに重ね合わされて上記ケー
シング106内に収納されたときに、上記各ディスク2
01a,201bを略々密閉して収納する状態となす。
【0016】
【実施例】以下、CD−LDを3枚収納可能なディスク
カートリッジの一実施例を図1乃至図3で、このディス
クカートリッジの再生用の駆動装置を図4で詳記する。
【0017】図1及び図2で先ずディスクカートリッジ
1を説明する。図1はディスクをカートリッジに収納し
た状態の斜視図、図2は複数のディスクが扇の様に拡げ
られてローディングされた状態の斜視図を示している。
【0018】同図で1は全体としてディスクカートリッ
ジを示すもので、ディスクカートリッジ1のケーシング
は略長方形状の箱形で前後左右側壁1F,1B,1L,
1Rのうちの例えば、後側壁1Bは開口部5と成され、
合成樹脂材料等で一体に形成されている。又左側壁1L
にも切込部8が設けられ、上下側壁のコーナ部には回転
軸7が嵌装される透孔9が穿たれている。
【0019】このケーシング6内に図2及び図3で示す
様な扇形のディスク収納部2A,2B,2Cが積み重ね
られる様に収納されている。
【0020】ディスク収納部2A,2B,2Cは放射状
に形成した側壁10A,10B,10Cと末広り状の底
面3A,3B,3C並に放射状の側壁10A,10B,
10Cが交又する頂角部11A,11B,11Cより構
成され底面3A,3B,3Cの略中心位置にはCD−L
Dが載置されるCD−LDの外径に対応する窪みが形成
されてディスク載置部4A,4B,4Cと成され、更に
光ピックアップから出射されるレーザビームがCD−L
Dの幅方向に移動出来る様な溝状の透孔5A,5B,5
Cが形成されている。
【0021】頂角部11A,11B,11Cは円柱状と
なされ、この円柱部には回転軸7を挿通するための透孔
12A,12B,12Cが穿たれている。これらディス
ク収納部2A,2B,2Cは積み重ねられて、ケーシン
グ6内に挿入され、円柱部の透孔12A,12B,12
Cには回転軸7が挿通され、この回転軸7はケーシング
6の上面の開口部5近傍に穿った透孔9に枢着され、ケ
ーシング6の開口部5から回転軸7を中心にローディン
グ動作によって回動し、図2の様に扇状に拡げられる。
【0022】図3はディスク収納部2A,2B,2Cを
ケーシング6からローディングさせる状態を説明するた
めの分解斜視図を示すもので、22A,22B,22C
は後述するディスク収納部2A,2B,2Cのディスク
載置部4A,4B,4Cに載置したCD−LDを回転駆
動させるスピンドルモータ及びディスクを保持する機構
を含むターンテーブルから成るディスク駆動手段であ
る。
【0023】回転軸7はローディング用の駆動手段21
で図3の様に、例えば、反時計方向CCWに回転される
とディスク収納部2Aが一番始めにケーシング6から引
き出される。
【0024】この駆動手段21はローディング用駆動モ
ータ23は、このモータ軸の軸方向に摺動自在に枢着さ
れたカップリング24を有し、カップリング24には回
転軸7の下端に形成された係合孔に嵌合する係合部材2
5を固定する。カップリング24を上下させることで係
合部材25は回転軸7の下端に形成した係合孔に嵌着さ
れ、モータ23が回転されて、ディスク収納部2A,2
B,2Cを押し拡げる様に成されている。
【0025】始めにケーシング6から引き出されたディ
スク収納部2A及び次に引き出されるディスク収納部2
Bの側壁10A及び10Bには回動方向に対し後方の側
壁10A,10Bに爪13A及び13Bが形成されてい
る。又、ディスク収納部2Aだけは図2の様に押し拡げ
られた時にケーシング6の左側壁と対向する部分に窪み
14が形成されている。
【0026】第1のディスク収納部2Aの爪13Aは第
2のディスク収納部2Bの側壁10Bの下側に引っ掛け
られて回転軸7を中心に引き出され、更に第2のディス
ク収納部2Bの爪13Bは第3のディスク収納部2Cの
側壁10Cの下側に係止して、第3のディスク収納部2
Cを回転軸7を中心に引き出して図2に示す様にケーシ
ング6から扇形状に第1〜第3のディスク収納部2A,
2B,2Cが拡げられる。
【0027】この様に夫々のディスク収納部2A,2
B,2Cが押し拡げられたローディング状態ではディス
ク載置部4A,4B,4CにCD−LDが載置されてい
るので、ディスク駆動手段22A,22B,22Cのス
ピンドルハブをCD−LDの中心孔に嵌着させて、CD
−LDを同時に或いは順次、更にはランダムに再生させ
ることが出来る。
【0028】上述のディスクカートリッジ1は頂角部1
1A,11B,11Cの頂角を略90度として3枚のデ
ィスクを同時にローディング出来るものを示したが、こ
の頂角を45度にすれば6枚のCD−LDを同時にロー
ディングすることの出来るものが得られる。勿論この場
合はディスクカートリッジ1のケーシング6の大きさが
図1及び図2のものに比べて大きくなるが、更に多くの
CD−LDを載置したディスクカートリッジとすること
も出来る。
【0029】上述の実施例では扇形のディスク収納部2
A,2B,2Cを反時計方向CCWに拡げた場合を説明
したが図4に示す様に開口部5からみて右側壁1R側に
回転軸7を配設すれば、時計方向CWにディスク収納部
2A,2B,2Cを拡げる様にすることも出来る。この
場合は積み上げたカートリッジ収納部の上側から先にロ
ーディングさせて扇状に拡げた爪13A,13Bは図3
の場合と反対にディスク収納部2C及び2Bに付ければ
よく、窪み14はディスク収納部2Cに設ければよい。
【0030】上述した如きディスクカートリッジを用い
てディスクを再生するための駆動装置の一実施例を図4
を用いて説明する。
【0031】上述したディスクカートリッジ1によれば
ディスク収納部2A,2B,2Cをケーシング6からロ
ーディングして扇形に押し拡げられた状態では各ディス
ク収納部2A,2B,2C間に積み重ね時の側壁10
A,10B,10Cの厚みに対応する段差が生ずる。こ
のためにディスク駆動手段22A,22B,22Cのス
ピンドルハブ26A,26B,26Cを軸方向に移動さ
せる際に各駆動手段毎にストロークを変えて移動させな
ければならず、その制御や機構が複雑となる。
【0032】そこで、本例のディスクカートリッジ駆動
装置は駆動装置側のディスク駆動手段22A,22B,
22C毎に段差を設けて、筺体に配設する様にし、ディ
スクカートリッジ1のローディングで直ちに各ディスク
がディスク駆動手段22A,22B,22Cのスピンド
ルハブ26A,26B,26Cに嵌合される様に構成さ
せている。
【0033】図4で仮想線の30は筺体を示し、例えば
筺体30の前面側にディスクカートリッジ1を挿入出来
る挿入口31を有する。挿入口31から矢印A方向に押
圧されたディスクカートリッジ1は筺体30内に配設さ
れた段付きシャーシ32の案内部20に沿ってガイドさ
れる。
【0034】案内部20はシャーシ32に配設されたL
字状部材20L,20Rよりなり、L字状部材20Lの
終端部には透孔33が穿たれている。ディスクカートリ
ッジ1が案内部20に沿ってガイドされ、図示しない所
定のストッパ機構で挿入が規制された状態で回転軸7の
下面に設けた係合孔の中心が上記透孔33の中心と一致
する様になされ、駆動手段21のカップリング24のソ
レノイド等が駆動されて、係合部材25が矢印B方向に
上動して、透孔33を通して回転軸7の下側の係合孔に
係合する。
【0035】次にローディング用のモータ23を時計方
向CWに回転させればディスクカートリッジのケーシン
グ6からディスク収納部2C,2B,2Aが扇状に拡げ
られてディスク収納部2C,2B,2Aに載置したディ
スクの中心孔が段付きシャーシ32及び各段部34,3
5の下端に設けられたディスク駆動手段22A,22
B,22Cのスピンドルハブ26A,26B,26Cに
嵌り込む様に成される。
【0036】第1の駆動手段22Aのスピンドルハブ2
6Aが突出されるハブ用透孔36A及び光ピックアップ
案内溝37Aは案内部20と同一面或いはディスクカー
トリッジ1のケーシング6の厚み分だけ段差を付けた段
付きシャーシ上に形成され、第2の駆動手段22Bのス
ピンドルハブ26Bが突出されるハブ用透孔36B及び
光ピックアップ案内溝37Bはディスク収納部2Aの厚
み分の段差34が形成されたシャーシ上に形成される。
【0037】更に、第3の駆動手段22Cのスピンドル
ハブ26Cが突出されるハブ用透孔36C及び光ピック
アップ案内溝37Cはディスク収納部2Bの厚み分の段
差35が形成されたシャーシ上に形成されている。
【0038】上述構成のディスクカートリッジ駆動装置
によれば、ディスク収納部2A,2B,2Cに所定のC
D−LDを載置したディスクカートリッジ1を筺体30
の挿入口31から押し込むことで案内部20のL字状部
材20L,20Rに沿って案内され、所定位置で図示し
ないストッパ機構で停止される。この時、ディスクカー
トリッジ1の回転軸7の下端に形成された係合孔が段付
きシャーシ32に形成した透孔33に対向配置される。
【0039】次に駆動手段21のカップリング24内の
ソレノイド等が駆動されて係合部材25は上動し、回転
軸7の下端の係合孔に嵌合する。
【0040】ここでローディング用のモータ23を時計
方向CWに回転させればディスク収納部2Cが最初にケ
ーシング6から引き出され、次にディスク収納部2Cに
設けた爪がディスク2Bの側壁に係止されて、ディスク
収納部2Bがケーシング6から引き出され、最後にディ
スク収納部2Bに設けた爪がディスク収納部2Aの側壁
に係止されてディスク収納部2Aがケーシング6から引
き出されて段付きシャーシ32の所定位置に各ディスク
収納部2A,2B,2Cが押し拡げられて配設される。
【0041】この状態ではディスク駆動手段22A,2
2B,22Cのスピンドルハブ26A,26B,26C
はディスク収納部2A,2B,2Cに載置したディスク
の中心孔と対向配置される。
【0042】従って、ディスク駆動手段22A,22
B,22Cの各スピンドルハブ26A,26B,26C
を同一ストローク分上動させる様にすればスピンドルハ
ブ26A,26B,26Cはディスク中心孔に嵌合され
て、ディスクを回転駆動させることができる。
【0043】本発明のディスクカートリッジ及びその駆
動装置によれば複数のディスクを短時間に所定の複数の
スピンドルハブ上にローディングすることの出来るもの
が得られると共に段差分の補正を行う必要のないものが
得られる。
【0044】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジは、図5乃至図9に示すように、2枚のディスク20
1a,201bを収納し、これら2枚のディスク201
a,201bに対して一の光ピックアップ204によっ
て連続的な情報信号の記録及び/又は再生を行わせるこ
とができるように構成できる。
【0045】すなわち、このディスクカートリッジは、
図5乃至図8に示すように、第1及び第2のディスク2
01a,201bと、これら各ディスク201a,20
1bを対応して収納する第1及び第2のディスク収納部
102a,102bと、これらディスク収納部102
a,102bを収納するケーシング106とを有して構
成される。
【0046】上記各ディスク201a,201bは、そ
れぞれ、透明な合成樹脂材料等よりなる上記基板と、こ
のディスク基板の主面部に形成された信号記録部とを有
して構成されている。これら各ディスク201a,20
1bのディスク基板は、例えば、直径が12cm、厚み
が1.2mm程度となされて形成されている。これら各
ディスク201a,201bのディスク基板には、それ
ぞれ中央部に、センターホールが穿設されている。この
センターホールは、上記各ディスク201a,201b
を位置決めしてチャッキングするための円形の透孔であ
る。
【0047】これら各ディスク201a,201bの信
号記録部には、いわゆる圧縮処理されたデジタルデータ
が記録されている。これら各ディスク201a,201
bに記録されたデジタルデータは、音楽信号や映像信号
として用いた場合においては、波長が532nmのレー
ザ光を光源として有する光ピックアップを用いて再生し
たときの再生時間が60分乃至75分程度となる情報量
に相当する。したがって、この場合、上記各ディスク2
01a,201bを連続して再生した場合の再生時間
は、120分乃至150分程度となる。
【0048】そして、上記第1のディスク収納部102
aは、上記第1のディスク201aよりも大きな略々矩
形平板状に形成され、上面部に、上記第1のディスク2
01aを収納する収納凹部110及び該第1のディスク
201aを位置決めして保持する凹部状の第1のディス
ク載置部117を有している。上記収納凹部110は、
上記第1のディスク収納部102aの略々全面に亘っ
て、略々矩形状をなして形成されている。上記第1のデ
ィスク載置部117は、上記第1のディスク201aに
略々対応した円形状の凹部である。すなわち、この第1
のディスク載置部117は、上記収納凹部110の底面
部に形成されている。
【0049】上記第1のディスク載置部117には、上
記第1のディスク201aが、信号読み取り面となる主
面部を下方側となして落とし込まれ、位置決めして保持
される。
【0050】この第1のディスク収納部102aには、
中央部より一側縁部に亘る第1の光ピックアップ用透孔
116が形成されている。この第1の光ピックアップ用
透孔116は、上記第1のディスク収納部102aの上
面側より下面側に貫通して形成されているとともに、該
第1のディスク収納部102aの一側縁部側に開放され
ている。
【0051】また、この第1のディスク収納部102a
は、前面部に連続して下方側に向けて垂下された閉蓋用
舌片部103と、一側縁部の後方側部分に連続して下方
側に向けて垂下された回動操作用舌片部128aとを有
している。そして、この第1のディスク収納部102a
は、一側縁部の前方側部分に、側方側に向けて突設され
た第1の支持腕部112を有している。この第1の支持
椀部112には、支持孔114が穿設されている。
【0052】そして、上記第2のディスク収納部102
bは、上記第1のディスク収納部102aと略々同様の
大きさ及び形状の略々矩形平板状に形成され、上面部
に、上記第2のディスク201bを収納する収納凹部1
11及び該第2のディスク201bを位置決めして保持
する凹部状の第2のディスク載置部118を有してい
る。上記収納凹部111は、上記第2のディスク収納部
102bの略々全面に亘って、略々矩形状をなして形成
されている。上記第2のディスク載置部118は、上記
第2のディスク201bに略々対応した円形状の凹部で
ある。すなわち、この第2のディスク載置部118は、
上記収納凹部111の底面部に形成されている。
【0053】上記第2のディスク載置部118には、上
記第2のディスク201bが、信号読み取り面となる主
面部を下方側となして落とし込まれ、位置決めして保持
される。
【0054】この第2のディスク収納部102bには、
中央部より一側縁部となる前端部に亘る第2の光ピック
アップ用透孔104が形成されている。この第2の光ピ
ックアップ用透孔104は、上記第2のディスク収納部
102bの上面側より下面側に貫通して形成されている
とともに、該第2のディスク収納部102bの前端縁部
側に開放されている。
【0055】また、この第2のディスク収納部102b
は、一側縁部の後方側部分に、上記回動操作用舌片部1
28aに対応する切り欠き部129を有している。そし
て、この第2のディスク収納部102bは、一側縁部の
前方側部分に、側方側に向けて突設された第2の支持腕
部113を有している。この第2の支持椀部113に
は、支持孔115が穿設されている。
【0056】そして、上記ケーシング6は、上記各ディ
スク収納部102a,102bを重ね合わせて収納し得
る大きさの筺体状に形成されている。このケーシング6
は、前方部及び他側側部が開放され、それぞれ前方側開
放部105a及び側方側開放部105bとなされてい
る。すなわち、このケーシング6は、上記各ディスク収
納部102a,102bの主面部と略々同様の矩形状に
形成された天板部101aと、この天板部101aと同
様に形成され該天板部101aに平行となされる底板部
101bと、これら天板部101a及び底板部101b
の後端縁部同士間に渡る後方壁部101cと、これら天
板部101a及び底板部101bの一端縁部同士間に渡
る側方壁部101dとから構成されている。
【0057】上記底板部101cには、後方側の両側側
位置に、このディスクカートリッジがディスクカートリ
ッジ駆動装置に装着されたときに上記ケーシング6の位
置決めを行うための一対の位置決め孔119,120が
穿設されている。
【0058】そして、このケーシング6は、上記各ディ
スク収納部102a,102bを、重ね合わせた状態で
収納する位置と、外方側に突出させる位置とに亘って、
移動可能に支持している。
【0059】すなわち、上記各ディスク収納部102
a,102bの各支持椀部112,113の支持孔11
4,115には、回動軸108が挿通されている。そし
て、この回動軸108は、図14に示すように、上端側
を上記ケーシング6の天板部101aに回動可能に支持
され、下端側を該ケーシング6の底板部101bに回動
可能に支持されている。
【0060】上記回動軸108の上端側は、上記天板部
101aの前方側部分の一側寄りに穿設された支持透孔
109に嵌入されて支持されている。この回動軸108
の上端側は、縮径されて上記支持透孔内に突設された抜
け止め突起127に係合されるとともに、上端部にワッ
シャ107が取付けられることにより、上記天板部10
1aよりの抜け止めが図られている。また、この回動軸
108の下端側は、上記底板部101bの前方側部分の
一側寄りに穿設された支持透孔に嵌入されて支持されて
いる。したがって、この回動軸108は、上記ケーシン
グ6の前方側部分の一側側寄りの位置にて、上記天板部
101a及び上記底板部101b間に渡るようにして支
持されている。
【0061】上記回動軸108には、回動規制ピン13
0が、該回動軸108の軸方向に直交して両側側に両端
側を突出させて取付けられている。この回動規制ピン1
30は、上記第1のディスク収納部102aの底面部で
あって上記支持光114の周囲部に設けられた回動規制
凹部126内に嵌合している。すなわち、上記第1のデ
ィスク収納部102aと上記回動軸108とは、互いの
回動が規制されている。そして、上記第2のディスク収
納部102bは、上記回動軸108に対する回動が可能
となっている。
【0062】上記回動軸108の下端部は、下方側に向
けて、上記ケーシング6の外方側に臨んでいる。この回
動軸108の下端部には、係合部125が形成されてい
る。この係合部125は、このディスクカートリッジを
用いて情報信号の記録及び/又は再生を行うディスクカ
ートリッジ駆動装置が有する駆動手段の係合軸214が
係合し得るように構成されている。この係合軸214
は、上記係合部125に係合して、上記回動軸108を
回動操作するものである。
【0063】そして、上記各ディスク収納部102a,
102bは、図5に示すように、上記第2のディスク収
納部102bの上に上記第1のディスク収納部102a
が重ねられた状態で、上記ケーシング6内に収納され
る。このとき、上記閉蓋用舌片部103は、上記第2の
光ピックアップ用透孔104の上記第2のディスク収納
部102bの前端側部分である欠損部を閉蓋する。ま
た、上記回動操作用舌片部128aは、上記切り欠き部
129に嵌合している。すなわち、このとき、上記各デ
ィスク201a,201bは、上記天板部101a、上
記底板部101b、上記側方壁部101d及び上記閉蓋
用舌片部103により、密閉された状態にて収納されて
いる。
【0064】そして、上記第1のディスク収納部102
aは、図7に示すように、上記回動軸108とともにこ
の回動軸108の軸回りに略々180度に亘って回動さ
れ、上記前方側開放部105a及び側方側開放部105
bを介して上記ケーシング6より外方側に移動可能とな
っている。また、上記第2のディスク収納部102b
は、図7に示すように、上記回動軸108の軸回りに略
々90度に亘って回動され、上記前方側開放部105a
及び側方側開放部105bを介して上記ケーシング6よ
り外方側に移動可能となっている。このように、上記第
1のディスク収納部102aが上記回動軸108の軸回
りに180度に亘って回動され、上記第2のディスク収
納部102bが該回動軸108の軸回りに90度に亘っ
て回動されると、これら各ディスク収納部102a,1
02bは、互いに一側縁部と前方部とを近接させて対向
させており、上記各光ピックアップ用透孔116,10
4をして、これら各ディスク収納部102a,102b
の中央部同士間に亘って連続する透孔を形成させてい
る。
【0065】そして、このディスクカートリッジは、上
記第1のディスク収納部102aを上記ケーシング6に
収納された状態にて係止するためのロック機構を有して
いる。このロック機構は、図10乃至図13に示すよう
に、上記後方壁部101cに穿設されたロック孔121
と、上記第1のディスク収納部102aの後端面部に設
けられたロックピン122とから構成される。上記ロッ
クピン122は、上記第1のディスク収納部102aの
後端面部に形成された凹部123内に配設された板バネ
部124の先端側に突設され、該第1のディスク収納部
102aの後方側に突出している。上記板バネ部124
は、基端側を上記第1のディスク収納部102aに連設
されて、該第1のディスク収納部102aに一体的に形
成されている。この板バネ部124は、上記第1のディ
スク収納部102aの後面部に沿わされて、上記凹部1
23内に配設され、図12中矢印Fで示すように、この
凹部123の内方側に没入するように弾性変形が可能と
なされている。上記ロックピン122は、後方側より押
圧されることにより、上記板バネ部124を弾性変形さ
せつつ、上記凹部123内に没入されることが可能とな
っている。
【0066】そして、上記ロックピン122は、上記第
1のディスク収納部102aが上記ケーシング6内に収
納された状態においては、図11に示すように、上記ロ
ック孔121に嵌合して、該第1のディスク収納部10
2a及び上記回動軸108の該ケーシング6に対する回
動を阻止する。そして、このロックピン122は、図1
2に示すように、上記ロック孔121を介して押圧され
て上記凹部123内に没入されると、上記ロック孔12
1に対する嵌合を解除し、上記第1のディスク収納部1
02a及び上記回動軸108の上記ケーシング6に対す
る回動の阻止を解除する。このとき、上記第1のディス
ク収納部102aは、図10及び図13中に矢印D及び
矢印Eで示すように、上記ケーシング6に対する回動が
可能となされる。
【0067】上述のように構成された本発明に係るディ
スクカートリッジを用いて情報信号の記録及び/又は再
生を行うディスクカートリッジ駆動装置は、図7乃至図
9に示すように、シャーシ207を有し、このシャーシ
207上に、対をなす第1及び第2のスピンドルモータ
211,212及び光ピックアップ204を有して構成
されている。
【0068】上記光ピックアップ204は、半導体レー
ザ等の光源、この光源より発する光束を導く所定の光学
デバイス及びこの光束を集光させる対物レンズ210等
と、これら光源等を保持する光学ブロックとを有して構
成されている。この光学ブロックは、合成樹脂材料や金
属等の材料により光学デバイス等を保持するための鏡筒
部を有して形成されている。上記光源の発する光束は、
レーザ光束であって、波長が、例えば、532nmとな
っている。
【0069】上記第1及び第2のスピンドルモータ21
1,212は、それぞれ、モータ軸の先端側に第1及び
第2のスピンドルハブ203a,203bが対応して取
付けられている。これらスピンドルハブ203a,20
3bは、略々円盤状に形成され、上面中央部に円錐台状
の位置決め突起を有している。これらスピンドルハブ2
03a,203bは、上記第1及び第2のディスク20
1a,201bが対応して載置されると、上記位置決め
突起を各ディスク201a,201bのセンターホール
に嵌入させて位置決めし、該位置決め突起の周囲部を該
センターホールの周囲部に当接させて保持する。この保
持は、例えば、磁力による吸引力によって行われる。す
なわち、上記位置決め突起中にマグネットを内蔵させ、
上記各ディスク201a,201bの側に鉄等の磁性金
属部材を取付けておくことにより、上記各ディスク20
1a,201bは、上記各スピンドルハブ203a,2
03bに吸着される。
【0070】上記各スピンドルモータ211,212の
モータ軸及び上記光ピックアップ204の光軸は、互い
に平行となされて、それぞれ上記シャーシ207に対し
て略々垂直に上方に向けられている。また、上記各スピ
ンドルモータ211,212は、それぞれのモータ軸同
士間の距離が、上記各ディスク201a,201bの直
径に略々等しい距離、または、該直径よりもやや大きい
距離となされている。したがって、上記各スピンドルハ
ブ203a,203bによって上記各ディスク201
a,201bが対応して保持されると、これら各ディス
ク201a,201bは、同一平面上において並列的に
配列された状態となる。
【0071】そして、上記光ピックアップ204は、上
記光学ブロックをガイドシャフト205に摺動可能に支
持されて、図7及び図9中に矢印Aで示すように、上記
第1のスピンドルモータ211の近傍より上記第2のス
ピンドルモータ212の近傍に亘って移動操作可能とな
されている。この光ピックアップ204は、上記各スピ
ンドルモータ211,212間を移動操作されることに
より、上記各スピンドルハブ203a,203bに保持
された各ディスク201a,201bの内外周に亘っ
て、上記対物レンズ210を対向させることができる。
この光ピックアップ204は、上記各光ディスク210
a,201bの信号記録部に対して上記光束を集光させ
て照射し、また、この光束の該信号記録部よりの反射光
束を検出することによって、該信号記録部に対する情報
信号の書込み及び/又は読出しを行う。
【0072】また、上記シャーシ207上には、一対の
位置決めピン208,209が植立されている。これら
位置決めピン208,209は、先端側がテーパ状とな
されており、上記ディスクカートリッジが上記シャーシ
207上に装着されるとき、上記ケーシング6の上記一
対の位置決め孔119,120に対応して嵌入して、該
ケーシング6の上記シャーシ207に対する位置決めを
行う。そして、このシャーシ207は、図8中矢印B及
び矢印Cで示すように、上記各スピンドルモータ21
1,212のモータ軸方向、すなわち、上下方向に移動
操作可能となされている。
【0073】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジを、上記ディスクカートリッジ駆動装置に装着するに
は、図示しない保持機構により、上記ケーシング6を上
記シャーシ207の上方側位置に保持させる。このと
き、上記各ディスク収納部102a,102bは、互い
に重ね合わされて上記ケーシング6内に収納されてい
る。そして、このとき、図12に示すように、このディ
スクカートリッジ駆動装置の有するロック解除ピン21
3が、上記ロック孔121に進入し、上記ロックピン1
22を押圧して、上記第1のディスク収納部102aの
上記ケーシング6に対する回動の阻止を解除させる。
【0074】次に、上記ディスクカートリッジ駆動装置
の係合軸214が、図14中に矢印Gで示すように、上
記係合部125に対して進出し、該係合部125に係合
する。そして、この係合軸214は、図示しない駆動手
段によって回転操作され、上記回動軸108を回動操作
する。すると、上記第1のディスク収納部102aは、
図10及び図13中に矢印Dで示すように、上記ケーシ
ング6より抜け出るようにして回動される。この第1の
ディスク収納部102aは、図7に示すように、略々1
80度に亘って回動操作される。上記第2のディスク収
納部102bは、上記第1のディスク収納部102aが
略々90度回動されたときに、被当接部128bを上記
回動操作用舌片部128aにより当接されて押圧される
ことにより回動を開始し、該第1のディスク収納部10
2aが略々180度回動されたときには、図7に示すよ
うに、略々90度に亘って回動されている。上記被当接
部128bは、上記第1のディスク収納部102aが9
0度に亘って回動されたときに上記回動操作用舌片部1
28aが当接する部分であって、上記第2のディスク収
納部102bの収納凹部111の前方側内壁部である。
【0075】この状態において、上記第1及び第2の光
ピックアップ用透孔116,104は、上記各ディスク
収納部102a,102bの中央部同士間に亘って連続
する透孔を形成している。
【0076】次に、上記シャーシ207は、図8中矢印
Bで示すように、上昇操作され、上記ディスクカートリ
ッジに接近される。上記シャーシ207は、図9に示す
ように、所定位置まで上昇操作されると、上記一対の位
置決めピン208,209を対応させて上記一対の位置
決め孔119,120に嵌入させ、上記ケーシング6を
位置決めして保持する。このとき、上記各スピンドルハ
ブ203a,203bは、上記各ディスク201a,2
01bを対応して保持する。これら各ディスク201
a,201bは、上記各スピンドルハブ203a,20
3bによって、対応するディスク収納部102a,10
2bより上方側に持ち上げられる。
【0077】この状態において、上記各スピンドルモー
タ211,212は、回転駆動されることにより、対応
するディスク201a,201bを回転操作する。そし
て、上記光ピックアップ204は、上記各ディスク20
1a,201bの信号記録部の全面に対して、上記対物
レンズ210を対向させることができ、該信号記録部に
対する情報信号の書込み及び/又は読出しを行うことが
できる。
【0078】なお、上記各ディスク201a,201b
に対する情報信号の書込み及び読出しの順序は、上記第
1のディスク201aについて内周側より外周側に向け
て書込み又は読出しを行い、次いで、上記第2のディス
ク201bについて外周側より内周側に向けて書込み又
は読出しを行うようにすることができる。この場合に
は、上記光ピックアップ204は、上記第1のスピンド
ルモータ211側より上記第2のスピンドルモータ21
2側に至る一方方向へのみの移動によって、上記各ディ
スク201a,201bに対する情報信号の書込み及び
/又は読出しを行うことができる。
【0079】また、上記各ディスク201a,201b
に対する情報信号の書込み及び読出しの順序は、上記第
1のディスク201aについて内周側より外周側に向け
て書込み又は読出しを行い、次いで、上記第2のディス
ク201bについて内周側より外周側に向けて書込み又
は読出しを行うようにしてもよい。
【0080】このディスクカートリッジを上記ディスク
カートリッジ駆動装置より取出すには、まず、上記シャ
ーシ207を、図8中矢印Cで示すように、降下操作す
る。次いで、上記各ディスク収納部102a,102b
を、上記回動軸108を回動させることによって回動さ
せ、上記ケーシング6内に収納させる。上記第1のディ
スク収納部102aは、図13中矢印Eで示すように、
上記ロックピン122の先端部を上記後方壁部101c
の内側部及び上記ロック解除ピン213の先端部に摺接
させながら、上記ケーシング6内に収納される。そし
て、上記ロック解除ピン213を上記ロック孔121よ
り退出させると、上記ロックピン122は、上記板バネ
部124の弾性力によって、図11に示すように、該ロ
ック孔121に嵌合し、上記第1のディスク収納部10
2aの回動を阻止する。この状態で、このディスクカー
トリッジは、上記ディスクカートリッジ駆動装置より取
り出される。
【0081】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジは、図15乃至図19に示すように、上記各ディスク
収納部102a,102bを、上記第1のディスク収納
部102aの上側に上記第2のディスク収納部102b
が重ねられて上記ケーシング6内に収納されるものとし
て構成してもよい。
【0082】すなわち、このディスクカートリッジは、
図15乃至図17に示すように、前述したディスクカー
トリッジと同様に、上記第1及び第2のディスク201
a,201bと、これら各ディスク201a,201b
を対応して収納する第1及び第2のディスク収納部10
2a,102bと、これらディスク収納部102a,1
02bを収納する上記ケーシング106とを有して構成
される。
【0083】上記ケーシング6は、図5乃至図7よよっ
て前述したディスクカートリッジにおけるケーシング6
と同様に形成されている。このケーシング6は、上記各
ディスク収納部102a,102bを、重ね合わせた状
態で収納する位置と、外方側に突出させる位置とに亘っ
て、移動可能に支持している。
【0084】このディスクカートリッジの第1のディス
ク収納部102aは、図16に示すように、上記第1の
ディスク201aよりも大きな略々矩形平板状に形成さ
れ、上面部に、上記第1のディスク201aを収納する
収納凹部110及び該第1のディスク201aを位置決
めして保持する凹部状の第1のディスク載置部117を
有している。上記収納凹部110は、上記第1のディス
ク収納部102aの略々全面に亘って、略々矩形状をな
して形成されている。上記第1のディスク載置部117
は、上記第1のディスク201aに略々対応した円形状
の凹部である。すなわち、この第1のディスク載置部1
17は、上記収納凹部110の底面部に形成されてい
る。
【0085】上記第1のディスク載置部117には、上
記第1のディスク201aが、信号読み取り面となる主
面部を下方側となして落とし込まれ、位置決めして保持
される。
【0086】この第1のディスク収納部102aには、
中央部より一側縁部に亘る第1の光ピックアップ用透孔
116が形成されている。この第1の光ピックアップ用
透孔116は、上記第1のディスク収納部102aの上
面側より下面側に貫通して形成されているとともに、該
第1のディスク収納部102aの一側縁部側に開放され
ている。
【0087】また、この第1のディスク収納部102a
は、前面部に連続して上方側に向けて垂設された閉蓋用
舌片部103と、この閉蓋用舌片部103の他側側に隣
接した切り欠き部129とを有している。そして、この
第1のディスク収納部102aは、一側縁部の前方側部
分に、側方側に向けて突設された第1の支持腕部112
を有している。この第1の支持椀部112には、支持孔
114が穿設されている。
【0088】そして、上記第2のディスク収納部102
bは、上記第1のディスク収納部102aと略々同様の
大きさ及び形状の略々矩形平板状に形成され、上面部
に、上記第2のディスク201bを収納する収納凹部1
11及び該第2のディスク201bを位置決めして保持
する凹部状の第2のディスク載置部118を有してい
る。上記収納凹部111は、上記第2のディスク収納部
102bの略々全面に亘って、略々矩形状をなして形成
されている。上記第2のディスク載置部118は、上記
第2のディスク201bに略々対応した円形状の凹部で
ある。すなわち、この第2のディスク載置部118は、
上記収納凹部111の底面部に形成されている。
【0089】上記第2のディスク載置部118には、上
記第2のディスク201bが、信号読み取り面となる主
面部を下方側となして落とし込まれ、位置決めして保持
される。
【0090】この第2のディスク収納部102bには、
中央部より一側縁部となる前端部に亘る第2の光ピック
アップ用透孔104が形成されている。この第2の光ピ
ックアップ用透孔104は、上記第2のディスク収納部
102bの上面側より下面側に貫通して形成されている
とともに、該第2のディスク収納部102bの前端縁部
側に開放されている。
【0091】また、この第2のディスク収納部102b
は、前端縁部の他側側部分に、被当接舌片部128aを
有している。そして、この第2のディスク収納部102
bは、一側縁部の前方側部分に、側方側に向けて突設さ
れた第2の支持腕部113を有している。この第2の支
持椀部113には、支持孔115が穿設されている。
【0092】そして、上記各ディスク収納部102a,
102bの各支持椀部112,113の支持孔114,
115には、上記回動軸108が挿通されている。この
回動軸108は、上端側を上記ケーシング6の天板部1
01aに回動可能に支持され、下端側を該ケーシング6
の底板部101bに回動可能に支持されている。
【0093】上記回動軸108には、回動規制ピン13
0が、該回動軸108の軸方向に直交して両側側に両端
側を突出させて取付けられている。この回動規制ピン1
30は、上記第1のディスク収納部102aの上面部で
あって上記支持光114の周囲部に設けられた回動規制
凹部126内に嵌合している。すなわち、上記第1のデ
ィスク収納部102aと上記回動軸108とは、互いの
回動が規制されている。そして、上記第2のディスク収
納部102bは、上記回動軸108に対する回動が可能
となっている。
【0094】そして、上記各ディスク収納部102a,
102bは、図15に示すように、上記第1のディスク
収納部102aの上に上記第2のディスク収納部102
bが重ねられた状態で、上記ケーシング6内に収納され
る。このとき、上記閉蓋用舌片部103は、上記第2の
光ピックアップ用透孔104の上記第2のディスク収納
部102bの前端側部分である欠損部を閉蓋する。ま
た、上記被押圧舌片部128aは、上記切り欠き部12
9に嵌合している。すなわち、このとき、上記各ディス
ク201a,201bは、上記天板部101a、上記底
板部101b、上記側方壁部101d及び上記閉蓋用舌
片部103により、密閉された状態にて収納されてい
る。
【0095】そして、上記第1のディスク収納部102
aは、図17に示すように、上記回動軸108とともに
この回動軸108の軸回りに略々180度に亘って回動
され、上記前方側開放部105a及び側方側開放部10
5bを介して上記ケーシング6より外方側に移動可能と
なっている。また、上記第2のディスク収納部102b
は、図17に示すように、上記回動軸108の軸回りに
略々90度に亘って回動され、上記前方側開放部105
a及び側方側開放部105bを介して上記ケーシング6
より外方側に移動可能となっている。このように、上記
第1のディスク収納部102aが上記回動軸108の軸
回りに180度に亘って回動され、上記第2のディスク
収納部102bが該回動軸108の軸回りに90度に亘
って回動されると、これら各ディスク収納部102a,
102bは、互いに一側縁部と前方部とを近接させて対
向させており、上記各光ピックアップ用透孔116,1
04をして、これら各ディスク収納部102a,102
bの中央部同士間に亘って連続する透孔を形成させてい
る。
【0096】そして、このディスクカートリッジは、上
記第1のディスク収納部102aを上記ケーシング6に
収納された状態にて係止するためのロック機構を有して
いる。このロック機構は、図18及び図19に示すよう
に、上記底板部101bに穿設された上記位置決め孔1
19と、上記第1のディスク収納部102aの底面部に
設けられたロックピン122とから構成される。上記ロ
ックピン122は、上記第1のディスク収納部102a
の底面部に形成された凹部123内に配設された板バネ
部124の先端側に突設され、該第1のディスク収納部
102aの下方側に突出している。上記板バネ部124
は、基端側を上記第1のディスク収納部102aに連設
されて、該第1のディスク収納部102aに一体的に形
成されている。この板バネ部124は、上記第1のディ
スク収納部102aの底面部に沿わされて、上記凹部1
23内に配設され、図19中矢印Hで示すように、この
凹部123の内方側に没入するように弾性変形が可能と
なされている。上記ロックピン122は、下方側より押
圧されることにより、上記板バネ部124を弾性変形さ
せつつ、上記凹部123内に没入されることが可能とな
っている。
【0097】そして、上記ロックピン122は、上記第
1のディスク収納部102aが上記ケーシング6内に収
納された状態においては、図18に示すように、上記位
置決め孔119に嵌合して、該第1のディスク収納部1
02a及び上記回動軸108の該ケーシング6に対する
回動を阻止する。そして、このロックピン122は、図
19に示すように、上記位置決め孔119を介して押圧
されて上記凹部123内に没入されると、該位置決め孔
119に対する嵌合を解除し、上記第1のディスク収納
部102a及び上記回動軸108の上記ケーシング6に
対する回動の阻止を解除する。このとき、上記第1のデ
ィスク収納部102aは、上記ケーシング6に対する回
動が可能となされる。
【0098】このディスクカートリッジを用いて情報信
号の記録及び/又は再生を行うディスクカートリッジ駆
動装置は、図5乃至図7により前述したディスクカート
リッジを用いるディスクカートリッジ駆動装置と同様に
構成されている。
【0099】そして、このディスクカートリッジにおい
ては、上記位置決め孔119に上記位置決めピン209
が嵌入することにより、図19に示すように、上記ロッ
クピン122が押圧され、上記第1のディスク収納部1
02aの上記ケーシング6に対する回動の阻止が解除さ
れる。
【0100】このディスクカートリッジにおいては、上
記第2のディスク収納部102bは、上記第1のディス
ク収納部102aが上記ケーシング6の外方側へ略々9
0度回動されたときに、上記被当接舌片部128aを上
記第1のディスク収納部102aの回動操作部128b
により当接されて押圧されることにより回動を開始し、
該第1のディスク収納部102aが略々180度回動さ
れたときには、図17に示すように、略々90度に亘っ
て回動されている。上記回動操作部128bは、上記第
1のディスク収納部102aが90度に亘って回動され
たときに上記被当接舌片部128aに当接する部分であ
って、該第1のディスク収納部102aの収納凹部11
0の一側側内壁部の後方側部分である。
【0101】このディスクカートリッジにおいても、上
記各ディスク201a,201bは、上記各スピンドル
モータ211,212により回転操作され、また、上記
光ピックアップ204により上記信号記録部に対する情
報信号の書込み及び/又は読出しを連続的に行われるこ
とができる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば複数のディスクをランダ
ム再生したり、連続又は同時再生するに適したディスク
カートリッジが得られ、更に複数のディスクを短時間で
ローディング出来て、段差補正を行う必要のないディス
クカートリッジ駆動装置が得られる。
【0103】また、本発明に係るディスクカートリッジ
を、それぞれ略々矩形平板状に形成され上面部にディス
クを位置決めして保持する凹部状のディスク載置部を有
し中央部より一側縁部に亘る光ピックアップ用透孔が形
成された第1及び第2のディスク収納部を有し、これら
ディスク収納部がこれらディスク収納部を移動可能に支
持する筺体状のケーシングより突出される状態となされ
たときに互いに一側縁同士を近接させて対向させ上記各
光ピックアップ用透孔によってこれら各ディスク収納部
の中央部同士間に亘って連続する透孔を形成するように
構成した場合には、一の光ピックアップによって、上記
各ディスクに対する連続的な記録及び/又は再生を行う
ことができる。
【0104】すなわち、この場合には、光ピックアップ
の個数を一個となしてディスクカートリッジ駆動装置の
装置構成を簡素化しつつ、2枚のディスクについての連
続的な記録及び/又は再生を実現することができる。
【0105】さらに、上記のディスクカートリッジにお
いて、上記第1または第2のディスク収納部に、上記各
ディスク収納部が互いに重ね合わされて上記ケーシング
内に収納されたときに、上記各光ピックアップ用透孔の
上記第2のまたは第1のディスク収納部の一側縁部分で
ある欠損部を閉蓋する舌片部を設けると、該各ディスク
収納部は、互いに重ね合わされて上記ケーシング内に収
納されたときに、上記各ディスクを略々密閉状態にて収
納するので、保存や運搬等の非使用時における該各ディ
スクの汚損や傷損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの閉じた状態の
斜視図である。
【図2】本発明のディスクカートリッジのディスク収納
部を拡げた状態の斜視図である。
【図3】本発明のディスクカートリッジのローディング
状態説明分解図である。
【図4】本発明のディスクカートリッジ駆動装置の構成
図である。
【図5】本発明に係るディスクカートリッジの構成の他
の例を示す斜視図である。
【図6】上記図5に示したディスクカートリッジの要部
の構成を示す要部分解斜視図である。
【図7】上記図5に示したディスクカートリッジの構成
を一部を破断して示す平面図である。
【図8】上記図5に示したディスクカートリッジがディ
スクカートリッジ駆動装置に装着される状態を示す側面
図である。
【図9】上記図5に示したディスクカートリッジがディ
スクカートリッジ駆動装置に装着された状態を示す側面
図である。
【図10】上記図5に示したディスクカートリッジのロ
ック機構の構成を示す要部拡大斜視図である。
【図11】上記ロック機構の構成を示す要部拡大横断面
図である。
【図12】上記ロック機構が解除された状態を示す要部
拡大横断面図である。
【図13】上記ロック機構が解除されてディスク収納部
が回動された状態を示す要部拡大横断面図である。
【図14】上記図5に示すディスクカートリッジの各デ
ィスク収納部を支持する回動軸の構成を示す要部拡大縦
断面図である。
【図15】本発明に係るディスクカートリッジの構成の
さらに他の例を示す斜視図である。
【図16】上記図15に示したディスクカートリッジの
要部の構成を示す要部分解斜視図である。
【図17】上記図15に示したディスクカートリッジの
構成を一部を破断して示す平面図である。
【図18】上記図15に示したディスクカートリッジの
ロック機構の構成を示す要部拡大縦断面図である。
【図19】上記図18に示したロック機構が解除された
状態を示す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2A,2B,2C ディスク収納部 7 回転軸 32 段付きシャーシ 34,35 段部 102a 第1のディスク収納部 102b 第2のディスク収納部 103 閉蓋用舌片部 104 第2の光ピックアップ用透孔 106 ケーシング 116 第1の光ピックアップ用透孔 117 第1のディスク載置部 118 第2のディスク載置部 201a 第1のディスク 201b 第2のディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面にディスク載置部と光ピックアップ
    用透孔が穿たれた略扇形の複数のディスク収納部と、 上記複数のディスク収納部を積み重ねて収納し得る開口
    部を有する略長方形状のケーシングと、 上記ケーシングの開口部近傍に設けた回転軸を具備し、 上記複数のディスク収納部をラミネートさせた状態で上
    記ケーシングの上記回転軸に回動自在に装着して成るこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 複数の扇形ディスク収納部をラミネート
    させてケーシングの開口部近傍に設けた回転軸に回動自
    在に枢着したディスクカートリッジを案内し得る案内部
    と、 上記案内部の所定位置に挿入された上記ディスクカート
    リッジの上記回転軸に係合して、上記ディスク収納部を
    上記ケーシングから扇形に拡げる駆動手段と、 上記ラミネートされたディスク収納部の段差分を設けて
    配設された複数のディスク駆動手段を具備して成ること
    を特徴とするディスクカートリッジの駆動装置。
  3. 【請求項3】略々矩形平板状に形成され、上面部に第1
    のディスクを位置決めして保持する凹部状の第1のディ
    スク載置部を有し、中央部より一側縁部に亘る第1の光
    ピックアップ用透孔が形成された第1のディスク収納部
    と、 略々矩形平板状に形成され、上面部に第2のディスクを
    位置決めして保持する凹部状の第2のディスク載置部を
    有し、中央部より一側縁部に亘る第2の光ピックアップ
    用透孔が形成された第2のディスク収納部と、 上記各ディスク収納部を、重ね合わせた状態で収納する
    位置と外方側に突出させる位置とに亘って移動可能に支
    持する筺体状のケーシングとを備え、 上記各ディスク収納部は、上記ケーシングより突出され
    る状態に移動されたときには、互いに一側縁同士を近接
    させて対向させ、上記各光ピックアップ用透孔によって
    これら各ディスク収納部の中央部同士間に亘って連続す
    る透孔を形成してなるディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】第1または第2のディスク収納部は、各デ
    ィスク収納部が互いに重ね合わされてケーシング内に収
    納されたときに、第2または第1の光ピックアップ用透
    孔の第2のまたは第1のディスク収納部の一側縁部分で
    ある欠損部を閉蓋する舌片部を有してなる請求項3記載
    のディスクカートリッジ。
JP18730692A 1991-07-26 1992-06-23 ディスクカートリッジ及びその駆動装置 Withdrawn JPH05189912A (ja)

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JP3-59105 1991-07-26
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016053A3 (en) * 1997-09-25 1999-12-16 Multidisc Tech Expandable compact disc storage, retrieval and reader system and expandable storage magazine
JP2002042453A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Funai Electric Co Ltd ディスクチェンジャー装置
WO2016208117A1 (ja) * 2015-06-22 2016-12-29 ソニー株式会社 ディスクアーカイブ装置

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