JPH0518840U - 自走形ラスタプロツタ - Google Patents

自走形ラスタプロツタ

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JPH0518840U
JPH0518840U JP6907591U JP6907591U JPH0518840U JP H0518840 U JPH0518840 U JP H0518840U JP 6907591 U JP6907591 U JP 6907591U JP 6907591 U JP6907591 U JP 6907591U JP H0518840 U JPH0518840 U JP H0518840U
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JP
Japan
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plotter
self
head
propelled
thermal head
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Pending
Application number
JP6907591U
Other languages
English (en)
Inventor
信之 藤本
Original Assignee
マツクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 XYプロッタを小型化して可搬形とするとと
もに、紙以外の板等にも作画できるようにして利用範囲
を拡大する。 【構成】 シャーシ32に車輪2,2、3,3を設け、
X軸モータ14にて駆動する。ヘッド走査機構27によ
ってサーマルヘッド30をY軸方向へ走査する。ヘッド
キャリッジ19にインクリボンカセットを装着する。作
図データに従って、制御装置がX軸モータ14、Y軸モ
ータ25、ソレノイド28及びサーマルヘッド30を制
御し、自走形ラスタプロッタ1をX軸方向へ自走させて
サーマルヘッド30をY軸方向へ走査し、走行面上に感
熱転写する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はXYプロッタに関するものであり、特に、作画面積に比して小型化 した自走形ラスタプロッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータから入力したX−Y座標データに従って紙面に作画するXYプロ ッタには、平らなテーブルに用紙を固定して作画するフラットテーブル形プロッ タと、ドラムによって用紙を走行させつつ作画するドラム形プロッタとがある。 又、フラットテーブル形プロッタとドラム形プロッタには、夫々インクペンや ペンシル等をペンヘッドへ装着して作画するペンシル形のものと、X−Y座標デ ータをドットマトリックスデータに変換し、このデータに基づいてサーマルヘッ ド等のプリンタヘッドや電子写真式プリンタが走査して作画するラスタプロッタ とが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述したフラットテーブル形プロッタは、用紙を固定するテーブルの面積が大 きく、装置全体が大型化して移動や運搬が困難である。又、ドラム形プロッタも 装置の体積はフラットテーブル形プロッタより小であるとはいえ、固定設置して 使用することが前提となっており、運搬の容易な可搬形プロツタが要望されてい る。
【0004】 又、ペンシル形プロッタは、印刷面に対する印字率が高くなると、作画終了ま での処理時間が長くなる。従って、塗りつぶし部分が多い図面の作成能率が低く 、例えば看板等の大形文字の作画には不適当である。 そこで、運搬が容易で且つ作画処理速度が高速のXYプロッタを提供し、需要 者の要望に応えるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は この課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために提案せられたものであり、与えられた X−Y座標データをドットマトリックスデータに変換して作画するラスタプロッ タに於て、シャーシ32へ車輪2,2,3,3を設け、モータ14の駆動により 前記シャーシ32を走行自在とし、前記シャーシ32にサーマルヘッド30若し くはインクジェット形等のプリンタヘッド並びにヘッド走査機構27を設け、前 記シャーシ32の走行方向と直交する方向へ走査させ、且つ、前記プリンタヘッ ドを下方へ向けて走行面に対向させるとともに、前記モータ14とプリンタヘッ ドを制御する制御装置41を設け、自走しつつ走行面上に自動作画するように構 成したことを特徴とする自走形ラスタプロッタを提供するものである。
【0006】
【作用】
ラスタプロッタ本体には車輪が取付けられ、モータによって走行される。プリ ンタヘッドは下方へ向けて配置されて走行面に対向しており、ヘッド走査機構に よって走行方向と直交する方向へ走査される。制御装置へ作画データを入力し、 作画を実行させると、制御装置が走行モータとプリンタヘッド及びヘッド走査機 構を制御して自走しつつ、走行面上に作画データに従って印刷を実行する。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図に従って説明する。図1は自走形ラスタプロッ タ1を示し、本体の四隅に前輪2,2と後輪3,3とを設け、矢印X方向へ走行 しつつ、走行面上に作画するものである。本体の側面には電源スイッチ4と、印 刷濃度調整抵抗器のつまみ5を設け、上面にはリセットスイッチ6、スタート/ ポーズスイッチ7を配置している。又、上面の後部に液晶ディスプレイ8を設け て各種のメッセージを表示できるように形成されている。本体後部にはデータ伝 送ケーブル9が接続され、ホストコンピュータから作画データを入力する。尚、 上面には開閉自在なカバー10を設け、本体に収納しているバッテリーやインク リボンカセットを交換する際に開放する。
【0008】 図2は自走形ラスタプロッタ1の縦断側面図、図3は縦断正面図である。図2 及び図3に示すように、後輪3,3の後輪シャフト11へギヤ12を嵌着し、こ のギヤ12は中間ギヤ13を介してX軸モータ14のピニオンギヤ15に連結さ れ、X軸モータ14により後輪3,3を駆動する。 前輪2,2と後輪3,3との間にはプリンタ部16が配置されている。図3に 示すようにプリンタ部16は、左右方向へ配設されたガイドシャフト17と、ガ イドシャフト17の下方へリードスクリュー18を平行に配設している。そして 、図2に示すようにヘッドキャリッジ19の背面の上下から夫々後方へガイド片 20,21を突設し、上部ガイド片20の孔22へガイドシャフト17を挿入し 、下方のガイド片21に固設したガイドピン23をリードスクリュー18の螺子 部に係合させている。リードスクリュー18は、一端部に嵌着したギヤ24を介 してY軸モータ25のピニオンギヤ26に連結されてヘッド走査機構27を形成 しており、Y軸モータ25を回転させれば、ヘッドキャリッジ19は図3中左右 へ平行移動する。
【0009】 ヘッドキャリッジ19の背面にはソレノイド28が固設され、下方へ向けたプ ランジャ29にサーマルヘッド30の放熱板31を固着して、サーマルヘッド3 0を同図に示す状態から下方へ平行に押下げることができる。 シャーシ32の底部の中央部位には左右方向へ長孔33を開穿し、ヘッドキャ リッジ19が左右の可動範囲の如何なる位置にあっても、サーマルヘッド30を 走行面Pへ圧接できる。図3に示すようにヘッドキャリッジ19にインクリボン カセット34を装着すれば、インクリボン34aはサーマルヘッド30の下面側 にセットされ、印刷命令によりサーマルヘッド30が押下げられると、インクリ ボン34aが走行面Pへ圧接され、作画データによって指定されたサーマルヘッ ド30のドットが通電されて感熱転写が行われる。
【0010】 尚、図2中、左側にはバッテリー35が収納され、右側には後述する制御装置 や各部のドライバ回路の回路基板36,36が配置され、背面(右側)にはデー タ伝送ケーブル9のコネクタ37が突設されている。 図4は自走形ラスタプロッタ1の機能ブロック図であり、一点鎖線で囲まれた 部分が制御装置41である。別体のホストコンピュータ42から出力されたX− Y座標データは、データ伝送ケーブル9及びRS−232Cインターフェース4 3、入出力制御装置44を経由してCPU45のバッファ46へ取込まれる。C PU45は、ROM47に記憶されているデータ処理プログラムによってX−Y 座標データをドットマトリックスデータへ変換して作画データを生成し、主記憶 装置48へ書込む。1枚分の作画データ変換処理が終了すると、CPU45はL CDドライバ回路49を駆動して液晶ディスプレイ8に「準備完了」或いは「作 画開始可能」等のメッセージを表示する。そして、図1に示すように板Wや布、 若しくは厚紙等の任意の印刷基材に自走形ラスタプロッタ1を載せて、スタート /ポーズスイッチ7を押せば、CPU45は主記憶装置48から作画データを読 出してX軸モータドライバ回路50、Y軸モータドライバ回路51、ソレノイド ドライバ回路52及びサーマルヘッドドライバ回路53へ夫々制御信号を出力す る。
【0011】 上記各回路は、CPU45のクロック信号によって同期運転され、先ずサーマ ルヘッド30の1行印刷分の作画データが出力されてY軸モータ25、ソレノイ ド28、サーマルヘッド30が駆動され、印刷基材の表面へ作画データに対応す るドットが感熱転写される。1行印刷終了後、X軸モータ14が駆動されて自走 形ラスタプロッタ1を1行分走行させ、ヘッド走査機構27によりサーマルヘッ ド30を行頭位置へ復帰させた後に次行の作画データが出力され、上述した手順 を反復して順次走査し、1枚分の印刷を終了する。
【0012】 尚、印刷ドットデータの無い空白行は、サーマルヘッド30の走査を行わず、 自走形ラスタプロッタ1を印刷行まで走行させるように処理プログラムを構成す れば、印刷実行時間を可及的に短縮することができる。そして、この考案は、こ の考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、この考案がそれら の改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例に於て詳述したように、印刷用紙を保持するフラッ トテーブルや用紙送りドラムを設けておらず、走行機構と走査機構とによってX Yプロッタを構成しているので、装置の寸法が格段に小型化され、可搬形のプロ ッタを実現できた。又、印刷する基材の厚さが限定されないので、板や厚紙、布 等へ作画でき、例えば生花や花輪用の名札や看板を現場で作成できる等実用的な 利用範囲が著しく拡大される考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走形ラスタプロッタの斜視図。
【図2】自走形ラスタプロッタの縦断側面図。
【図3】自走形ラスタプロッタの縦断正面図。
【図4】自走形ラスタプロッタの機能ブロック図。
【符号の説明】
1 自走形ラスタプロッタ 2 前輪 3 後輪 14 X軸モータ 16 プリンタ部 25 Y軸モータ 27 ヘッド走査機構 28 ソレノイド 30 サーマルヘッド 32 シャーシ 41 制御装置 W 板 P 走行面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたX−Y座標データをドットマ
    トリックスデータに変換して作画するラスタプロッタに
    於て、シャーシ32へ車輪2,2,3,3を設け、モー
    タ14の駆動により前記シャーシ32を走行自在とし、
    前記シャーシ32にサーマルヘッド30若しくはインク
    ジェット形等のプリンタヘッド並びにヘッド走査機構2
    7を設け、前記シャーシ32の走行方向と直交する方向
    へ走査させ、且つ、前記プリンタヘッドを下方へ向けて
    走行面に対向させるとともに、前記モータ14とプリン
    タヘッドを制御する制御装置41を設け、自走しつつ走
    行面上に自動作画するように構成したことを特徴とする
    自走形ラスタプロッタ。
JP6907591U 1991-08-29 1991-08-29 自走形ラスタプロツタ Pending JPH0518840U (ja)

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JPH0518840U true JPH0518840U (ja) 1993-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020040373A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社リコー ハンドヘルド記録装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216645A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 Ricoh Co Ltd イメ−ジ情報処理方式

Patent Citations (1)

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