JPH05182383A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH05182383A
JPH05182383A JP35866191A JP35866191A JPH05182383A JP H05182383 A JPH05182383 A JP H05182383A JP 35866191 A JP35866191 A JP 35866191A JP 35866191 A JP35866191 A JP 35866191A JP H05182383 A JPH05182383 A JP H05182383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
suspension
head
magnetic disk
control means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35866191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kimura
保雄 木村
Hirohisa Nakazato
浩久 中里
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
Priority to JP35866191A priority Critical patent/JPH05182383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド速度が規格値を超えて媒体と接触し当
該媒体が損傷するという不都合を有効に排除し得る磁気
ディスク装置を提供すること。 【構成】 ランプ乗り上げ式のヘッドロード・アンロー
ド機構を有する磁気ディスク装置において、ヘッド15
がランプ6から離脱したことを検出する手段と、ヘッド
ロード時のアクチュエータ駆動時の加速電流の大きさを
制御する加速電流制御手段を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特にヘッドロード時の駆動電流の制御機能を備えた
磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置は、装置が停止
状態にあるとき、ヘッドをディスク媒体と非接触に保つ
ヘッドロード・アンロード機構を有しているものがあ
る。ヘッドロード・アンロード機構としてはいくつかの
方法があるが、中でもランプ乗り上げ方式が一般的であ
る。このランプ乗り上げ方式には図2に示すようなもの
がある。この図2はランプ部の断面図である。ここで符
号6はランプ,符号7はエッジ,符号8はサスペンショ
ン,符号9は媒体,符号10はシャフトである。図6
に、ヘッドロード時のアクチュエータ駆動電流波形を示
す。この図6で、符号20はヘッドロード時に図2のサ
スペンション8がエッジ7を乗り越えるための加速電
流、符号21は速度抑制のための減速電流である。この
駆動電流波形は、通常マイクロプロセッサまたは外部の
メモリに記憶されており、電流値23およびパルス幅2
2,減速タイミング24は一定の値にしてある。
【0003】そして、媒体9が回転し定常回転に達する
と、サスペンション8を駆動するアクチュエータに加速
電流20を流し、サスペンション8はそれに伴いエッジ
7を乗り越えてランプ6を下って行き、媒体9の上に移
動する(ロードする)。ここで、条件としてサスペンシ
ョン8がランプを下るときの速度がある一定値以下でな
ければならず、加速しただけでは速度が高すぎてしまう
ため、アクチュエータに減速電流21を流して速度を抑
制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置では、ヘッドロード時にアクチュエータに流す電流は
加速電流の電流値及びパルス幅はあらかじめ一定の値と
して決めておくので、ヘッドが山を乗り越えるのにかか
る時間がばらついた場合、特に短い場合に減速電流を流
すべきタイミングが遅れ、ヘッドの移動するスピードが
規格値を超えてしまい、媒体に衝突して傷がついてしま
うという不都合が生じていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、ヘッド速度が規格値を超えて媒体と
接触し当該媒体が損傷するという不都合を有効に排除し
得る磁気ディスク装置を提供することを、その目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ランプ乗り
上げ式のヘッドロード・アンロード機構を有する磁気デ
ィスク装置において、ヘッドがランプから離脱したこと
を検出する手段と、ヘッドロード時のアクチュエータ駆
動時の加速電流の大きさを制御する加速電流制御手段を
有する、という構成を採っている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図1において、マイクロプロセッサ
1は、ヘッドロードを制御する。加速電流制御手段2及
びサスペンション離脱検出手段5は、それぞれマイクロ
プロセッサ1に接続されている。また、アクチュエータ
駆動回路3は加速電流制御手段2に接続され、さらにア
クチュエータ4に接続されている。サスペンション離脱
検出手段5はアクチュエータ4に接続されている。図2
はランプ部の断面図である。図3は加速電流制御手段2
で発生する加減速電流の制御波形であり、符号11が加
速電流,符号12が減速電流である。
【0008】次に動作について説明する。装置が停止状
態にあるとき、サスペンション8はシャフト10の上に
ある。シャフト10の先にはエッジ7があるため、多少
の衝撃ではサスペンション8は媒体の方へ移動出来な
い。ここで装置を起動すると媒体9が回転し、やがて目
標の回転数に到達すると、マイクロプロセッサ1はサス
ペンション8を媒体9の上に移動させる(ロードさせ
る)ための信号を加速電流制御手段2に送る。加速電流
制御手段2は、加速電流11の電流値14を制御できる
ようになっており、比較的小さな電流を流す指令をアク
チュアータ駆動回路3に送る。アクチュエータ駆動回路
3は、指令に従った電流をアクチュエータ4へ供給す
る。このときの電流値14はサスペンション8がエッジ
7を乗り越えることが出来ない値に設定しておく。
【0009】これによりアクチュエータ4に加速電流1
1が流れてもサスペンション8はエッジ7を乗り越えら
れずにシャフト10の上に載っているから、サスペンシ
ョン離脱検出手段5は、サスペンション8がシャフト1
0から離脱していないことを示す信号をマイクロプロセ
ッサ1へ送る。次にマイクロプロセッサ1は再び加速電
流制御手段2へ信号を送り、加速電流制御手段2は1回
目に電流値14を設定したときより少し大きい値を設定
し、上記のことを繰り返す。これでまだサスペンション
8がエッジ7を乗り越えられないなら、さらに電流値1
4の設定値を大きくして上記の動作を繰り返し、もし乗
り越えることが出来たならば、サスペンション離脱検出
手段5は、サスペンション8がエッジ7を乗り越えたこ
とを示す信号をマイクロプロセッサ1に送る。この信号
を受けたマイクロプロセッサ1は、即座にサスペンショ
ン8を減速させる減速電流12を流すよう加速電流制御
手段2に指示する。加速電流11を流しているときと同
じ方法でサスペンション8が媒体9の上にロードされた
ときにアクチュエータ4に減速電流12を流し、サスペ
ンション8は必要以上の速度になることなくロードが完
了する。
【0010】次に、サスペンション離脱検出手段5の具
体例について説明する。図4はサスペンション離脱検出
手段5を具体化したもののブロック図である。サスペン
ション8がエッジ7を乗り越えて媒体9の上にロードさ
れたとき、ヘッド15は媒体9に記録されている情報を
読み取り、その信号は自動利得調整回路16により増幅
される。そして、その信号をリード振幅検出器17によ
りある一定の振幅以上になったことを検出し、それをマ
イクロプロセッサ18で検出する。
【0011】また、この他の実施例を図5に示す。この
実施例は、基本的に図1の実施例と同じであるが、図1
の加速電流制御手段2が加速電流パルス幅制御手段19
に置き換わった点が異なる。本実施例ではサスペンショ
ン8がエッジ7を乗り越えるために必要な電流を制御す
るとき、加速電流11の電流値14は一定としておき、
パルス幅13を可変させる。また、この他に前記パルス
幅制御手段19の代わりに加速電流の電流値とパルス幅
を同時に変える手段を用いても同様の効果が期待でき
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ヘッドロード時にアクチュエータに流す電流の電流値ま
たはパルス幅を制御することによって、ロード時の条件
によらず常に安定したヘッド速度及び時間でヘッドをロ
ードすることが可能となるので、ヘッド速度が規格値を
超えて媒体と接触し、媒体に傷がつくといった不具合の
発生を有効に防止し得るという従来にない優れた磁気デ
ィスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例が適用される装置のランプ部を示
す説明図である。
【図3】図1に示す実施例の駆動電流波形を示す線図で
ある。
【図4】図1内におけるサスペンション離脱検出手段の
一例を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】従来例の駆動電流波形を示す線図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 加速電流制御手段 3 アクチュエータ駆動回路 4 アクチュエータ 5 サスペンション離脱検出手段 6 ランプ 7 エッジ 8 サスペンション 9 媒体 10 シャフト 15 ヘッド 16 自動利得調整回路 17 リード振幅検出器 24 減速タイミング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ乗り上げ式のヘッドロード・アン
    ロード機構を有する磁気ディスク装置において、ヘッド
    がランプから離脱したことを検出する手段と、ヘッドロ
    ード時のアクチュエータ駆動時の加速電流の大きさを制
    御する加速電流制御手段を有することを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ランプ乗り上げ式のヘッドロード・アン
    ロード機構を有する磁気ディスク装置において、ヘッド
    がランプから離脱したことを検出する手段と、ヘッドロ
    ード時のアクチュエータ駆動時の加速電流のパルス幅の
    大きさを制御する加速電流制御手段を有することを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記加速電流制御手段が、加速電流の大
    きさ及びパルス幅を同時に制御するマルチ制御機能を備
    えていることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、ヘッドがランプから離脱したことを検出する手段と
    して、ヘッドの出力を自動利得調整回路で増幅し、その
    信号をリード振幅検出器を通してマイクロプロセッサで
    検出するようにしたことを特徴とする請求項1,2又は
    3記載の磁気ディスク装置。
JP35866191A 1991-12-28 1991-12-28 磁気ディスク装置 Withdrawn JPH05182383A (ja)

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JP35866191A JPH05182383A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 磁気ディスク装置

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JP35866191A JPH05182383A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 磁気ディスク装置

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JPH05182383A true JPH05182383A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18460467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35866191A Withdrawn JPH05182383A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH05182383A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6154340A (en) * 1996-11-22 2000-11-28 Seagate Technology, Inc. Low velocity disk drive load controller
WO2005031744A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスク装置及びその制御方法
KR100505588B1 (ko) * 1998-01-15 2005-09-30 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 언래치 방법
KR100506262B1 (ko) * 1997-12-29 2005-10-07 삼성전자주식회사 액츄에이터 언래칭 제어방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6154340A (en) * 1996-11-22 2000-11-28 Seagate Technology, Inc. Low velocity disk drive load controller
KR100506262B1 (ko) * 1997-12-29 2005-10-07 삼성전자주식회사 액츄에이터 언래칭 제어방법
KR100505588B1 (ko) * 1998-01-15 2005-09-30 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 언래치 방법
WO2005031744A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスク装置及びその制御方法

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Effective date: 19990311