JPH05168183A - モータの防振装置 - Google Patents
モータの防振装置Info
- Publication number
- JPH05168183A JPH05168183A JP3327242A JP32724291A JPH05168183A JP H05168183 A JPH05168183 A JP H05168183A JP 3327242 A JP3327242 A JP 3327242A JP 32724291 A JP32724291 A JP 32724291A JP H05168183 A JPH05168183 A JP H05168183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- motor
- permanent magnet
- vibration
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータが回転することによって発生する振動
を、ロータ軸に伝達しにくくして効果的に振動を吸収す
ることのできるモータの防振装置を提供することを目的
とする。 【構成】 外周に永久磁石１を固着した環状の外部側ロ
ータコア２と、ロータ軸３に固着された内部側ロータコ
ア４とを備え、前記内部側ロータコア４に板ばね５を介
して外部側ロータコアを保持させる構成とする。
を、ロータ軸に伝達しにくくして効果的に振動を吸収す
ることのできるモータの防振装置を提供することを目的
とする。 【構成】 外周に永久磁石１を固着した環状の外部側ロ
ータコア２と、ロータ軸３に固着された内部側ロータコ
ア４とを備え、前記内部側ロータコア４に板ばね５を介
して外部側ロータコアを保持させる構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ルームエアコンや給湯
器などに使用されるブラシレスファンモータのモータの
防振装置に関する。
器などに使用されるブラシレスファンモータのモータの
防振装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、モータ回転数制御を行うＰＷＭ制
御駆動のファンモータにおいては十分にファン共振を押
さえることができず、安価でより効果的な対策が要求さ
れている。
御駆動のファンモータにおいては十分にファン共振を押
さえることができず、安価でより効果的な対策が要求さ
れている。
【０００３】従来のファンモータについて図４を参照し
ながら説明する。図に示すようにモータ１１はステータ
１２とロータ１３から構成され、ロータ１３には永久磁
石１４が設けられ、ロータ軸１５に一体的に固定されて
いる。
ながら説明する。図に示すようにモータ１１はステータ
１２とロータ１３から構成され、ロータ１３には永久磁
石１４が設けられ、ロータ軸１５に一体的に固定されて
いる。
【０００４】また、ロータ１３はベアリング１６を介し
てステータ１２が配設されているモータ枠１１ａに回転
自在に設けられている。そして、ロータ軸１５の端部に
ファン１７を固定する際、ゴムクッション１８をサンド
イッチ構造で両側より挟み、ナット１９により固定し、
ファン１７の共振により発生する騒音の低減を図ってい
た。
てステータ１２が配設されているモータ枠１１ａに回転
自在に設けられている。そして、ロータ軸１５の端部に
ファン１７を固定する際、ゴムクッション１８をサンド
イッチ構造で両側より挟み、ナット１９により固定し、
ファン１７の共振により発生する騒音の低減を図ってい
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
ンモータの構成では、モータ１１が回転する際、モータ
１１はロータ１３の永久磁石１４とステータ１２との間
で回転力を発生する。それ故、ロータ１３の永久磁石１
４に発生したゴギング力などに起因する振動は、ロータ
軸１５と永久磁石１４がロータコアにより直接一体的に
固定されているので、ロータ軸１５にはほとんど減衰す
ることなく伝達されるという問題があった。
ンモータの構成では、モータ１１が回転する際、モータ
１１はロータ１３の永久磁石１４とステータ１２との間
で回転力を発生する。それ故、ロータ１３の永久磁石１
４に発生したゴギング力などに起因する振動は、ロータ
軸１５と永久磁石１４がロータコアにより直接一体的に
固定されているので、ロータ軸１５にはほとんど減衰す
ることなく伝達されるという問題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、モー
タが回転することによって発生する振動を、ロータ軸に
伝達しにくくして効果的に振動を吸収することのできる
モータの防振装置を提供することを目的とする。
タが回転することによって発生する振動を、ロータ軸に
伝達しにくくして効果的に振動を吸収することのできる
モータの防振装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の防振装置は上記
目的を達成するために、外周に永久磁石を固着した環状
の外部側ロータコアと、ロータ軸に固着された内部側ロ
ータコアとを備え、前記内部側ロータコアに板ばねを介
して前記外部側ロータコアを保持させる構成とする。
目的を達成するために、外周に永久磁石を固着した環状
の外部側ロータコアと、ロータ軸に固着された内部側ロ
ータコアとを備え、前記内部側ロータコアに板ばねを介
して前記外部側ロータコアを保持させる構成とする。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、モータが回転し
て永久磁石にゴギング力などの変動により振動が発生し
ても、板ばねが振動を吸収しロータ軸に振動が伝達され
ることが防止されることとなる。
て永久磁石にゴギング力などの変動により振動が発生し
ても、板ばねが振動を吸収しロータ軸に振動が伝達され
ることが防止されることとなる。
【０００９】
【実施例】（実施例１）以下、本発明の第１実施例につ
いて図１および図２を参照しながら説明する。図に示す
ように、永久磁石１は環状の外部側ロータコア２の外周
に装着され、モータ軸３には内部側ロータコア４が固定
されている。また、前記外部側ロータコア２の内径には
放射状方向に複数の係止部２ａを形成し、前記内部側ロ
ータコア４の外周には、前記外部側ロータコア２に形成
した複数の係止部２ａに対応する位置に複数の係止部４
ａを形成している。
いて図１および図２を参照しながら説明する。図に示す
ように、永久磁石１は環状の外部側ロータコア２の外周
に装着され、モータ軸３には内部側ロータコア４が固定
されている。また、前記外部側ロータコア２の内径には
放射状方向に複数の係止部２ａを形成し、前記内部側ロ
ータコア４の外周には、前記外部側ロータコア２に形成
した複数の係止部２ａに対応する位置に複数の係止部４
ａを形成している。
【００１０】そして、前記内部側ロータコア４の外周に
沿うとともに、前記外部側ロータコア２の内径部に接触
するように板材を曲折して２つの角部を突出してほぼ蝶
形に形成したばね材からなる板ばね５を、前記内部側ロ
ータコア４および外部側ロータコア２に形成した係止部
２ａと４ａにより区切られた区画内に介在させ、前記係
止部２ａと４ａにより回転方向に板ばね５が移動するの
が防止されて保持され、前記内部側ロータコア４に外部
側ロータコア２を板ばね５を介して保持しロータ６を構
成する。
沿うとともに、前記外部側ロータコア２の内径部に接触
するように板材を曲折して２つの角部を突出してほぼ蝶
形に形成したばね材からなる板ばね５を、前記内部側ロ
ータコア４および外部側ロータコア２に形成した係止部
２ａと４ａにより区切られた区画内に介在させ、前記係
止部２ａと４ａにより回転方向に板ばね５が移動するの
が防止されて保持され、前記内部側ロータコア４に外部
側ロータコア２を板ばね５を介して保持しロータ６を構
成する。
【００１１】上記構成において、ロータ６が回転し、永
久磁石１にゴギング力の変動などにより振動が発生する
と、永久磁石１と一体固定された外部側ロータコア２に
発生する振動７が、ロータ軸３に固定された内部側ロー
タコア４が板ばね５の弾性変形に対し矢印８のような復
帰力が作用し相対的に変化し、前記振動を効果的に吸収
することとなる。
久磁石１にゴギング力の変動などにより振動が発生する
と、永久磁石１と一体固定された外部側ロータコア２に
発生する振動７が、ロータ軸３に固定された内部側ロー
タコア４が板ばね５の弾性変形に対し矢印８のような復
帰力が作用し相対的に変化し、前記振動を効果的に吸収
することとなる。
【００１２】（実施例２）以下、本発明の第２実施例に
ついて図３を参照しながら説明する。第２実施例は第１
実施例におけるばね板の形状を変形したものであって、
図に示すように、内部側ロータコア４の外周部に接する
部分の両端に外部側ロータコア２に接触する接触端部６
ａを形成し板ばね５ａを構成したものである。そして、
前記板ばね５ａの作用効果は第１実施例と同様の作用効
果をもたらすものである。
ついて図３を参照しながら説明する。第２実施例は第１
実施例におけるばね板の形状を変形したものであって、
図に示すように、内部側ロータコア４の外周部に接する
部分の両端に外部側ロータコア２に接触する接触端部６
ａを形成し板ばね５ａを構成したものである。そして、
前記板ばね５ａの作用効果は第１実施例と同様の作用効
果をもたらすものである。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば外周に永久磁石を装着した外部側ロータコア
を板ばねを介してロータ軸に固着された内部側ロータコ
アにより保持させているので、振動吸収手段としてゴム
などを使用することによる熱変形および経時劣化などの
不安定要因が除去でき、構造簡単、安価にして耐久性な
ど信頼性の高いモータの防振装置を提供できる。
明によれば外周に永久磁石を装着した外部側ロータコア
を板ばねを介してロータ軸に固着された内部側ロータコ
アにより保持させているので、振動吸収手段としてゴム
などを使用することによる熱変形および経時劣化などの
不安定要因が除去でき、構造簡単、安価にして耐久性な
ど信頼性の高いモータの防振装置を提供できる。
【図１】本発明の第１実施例のロータの正面図
【図２】同第１実施例のロータの板ばねの保持状態を示
す一部切欠した正面図
す一部切欠した正面図
【図３】同第２実施例のロータの板ばねの保持状態を示
す一部切欠した正面図
す一部切欠した正面図
【図４】従来のファンモータの構成を示す断面図
１ 永久磁石 ２ 外部側ロータコア ３ ロータ軸 ４ 内部側ロータコア ５ 板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 文敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 彰彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】外周に永久磁石を固着した環状の外部側ロ
ータコアと、ロータ軸に固着された内部側ロータコアと
を備え、前記内部側ロータコアにばね材を介して前記外
部側ロータコアを保持させたモータの防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3327242A JPH05168183A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | モータの防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3327242A JPH05168183A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | モータの防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168183A true JPH05168183A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18196920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3327242A Pending JPH05168183A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | モータの防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05168183A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101924404A (zh) * | 2009-06-11 | 2010-12-22 | 国产电机株式会社 | 马达及马达的磁铁固定用弹簧 |
| CN105162277A (zh) * | 2015-09-18 | 2015-12-16 | 薛伟 | 减震电机外壳 |
| CN109687628A (zh) * | 2018-11-17 | 2019-04-26 | 镇江三联泵业机械成套设备有限公司 | 一种减振散热的电机外壳 |
| CN114440046A (zh) * | 2022-02-16 | 2022-05-06 | 绍兴市上虞东星齿轮减速电机有限公司 | 一种水冷电机的冷却液缓冲装置 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3327242A patent/JPH05168183A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101924404A (zh) * | 2009-06-11 | 2010-12-22 | 国产电机株式会社 | 马达及马达的磁铁固定用弹簧 |
| CN105162277A (zh) * | 2015-09-18 | 2015-12-16 | 薛伟 | 减震电机外壳 |
| CN109687628A (zh) * | 2018-11-17 | 2019-04-26 | 镇江三联泵业机械成套设备有限公司 | 一种减振散热的电机外壳 |
| CN114440046A (zh) * | 2022-02-16 | 2022-05-06 | 绍兴市上虞东星齿轮减速电机有限公司 | 一种水冷电机的冷却液缓冲装置 |
| CN114440046B (zh) * | 2022-02-16 | 2022-10-28 | 绍兴市上虞东星齿轮减速电机有限公司 | 一种水冷电机的冷却液缓冲装置 |
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