JPH0112543Y2 - - Google Patents

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JPH0112543Y2
JPH0112543Y2 JP15462182U JP15462182U JPH0112543Y2 JP H0112543 Y2 JPH0112543 Y2 JP H0112543Y2 JP 15462182 U JP15462182 U JP 15462182U JP 15462182 U JP15462182 U JP 15462182U JP H0112543 Y2 JPH0112543 Y2 JP H0112543Y2
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JP
Japan
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magnet
rotor
yoke
rotor yoke
magnets
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JP15462182U
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JPS5960883U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はブラシレスモータの構造に係り、特に
キヤプスタンモータなどに用いられるダイレクト
ドライブ方式のブラシレスモータに関するもので
ある。
従来技術 第1図は従来のダイレクトドライブ方式のキヤ
プスタンモータとして用いられているブラシレス
モータの断面図である。ロータシヤフト1は皿状
のロータヨーク2に一体に取付けられると共に、
ステータヨーク3に取付けられた軸受支持部4に
装着された軸受5,6,7にて回転自在に軸支さ
れる。ロータヨーク2には、NS極が交互に着磁
された断面長方形のリング状マグネツト8が固着
され、ステータヨーク3には、前記マグネツト8
と対向して、多相の電機子コイル9が取付けられ
ている。
また、ステータヨーク3には、ホール素子など
の位置検出素子が取付けられ、マグネツト8の磁
極の位置を検出し、この検出信号に従い駆動回路
から電機子コイル9に駆動電流が流され、マグネ
ツト8と電機子コイル9とが吸引反発を繰り返し
ロータが回転する。
このような構造のブラシレスモータは、通電制
御などの容易さなどにより、モータの回転ムラが
小さいため、ロータシヤフト1そのものをキヤプ
スタン軸として用いることができるなどの利点が
あり、この種モータがキヤプスタンモータとして
広く用いられている。
しかしながら、前述したモータは、例えば3相
8極のモータであるとすれば、ロータが1回転す
る間に3×8=24(回)の駆動電流のスイツチン
グが行なわれ、電機子コイル9とマグネツト8間
に24回の吸引反発作用が生じ、その吸引反発力に
伴う振動がマグネツト8が固着されたロータヨー
ク2を介して、ロータシヤフト1に伝達され、モ
ータの回転ムラとなつてあらわれる。この回転ム
ラは、今モータの回転数を1.3回転/秒とすれば、
1.3×24=31.2Hzの周波数をもつ回転ムラとなる。
本考案者等は、前述した難点を解消すべく、先
に、マグネツトの吸引反発作用に起因する振動を
吸収すべく、マグネツトをロータヨークに振動吸
収用弾性材を介して固着してなるブラシレスモー
タを提案した。
しかしながら、このような構造は、弾性材が柔
軟性に富むため、マグネツトの位置が変動しやす
く、マグネツトが径方向に対して変動し、マグネ
ツトとロータヨーク間でチヤツタリングが生じ、
その振動がロータシヤフトに伝達され、その結果
モータの回転ムラとしてあらわれることになる。
考案の目的 本考案は前述したマグネツトの振動に起因する
回転ムラを減少せしめて、ワウフラツターの向上
を図ることを目的とする。
考案の構成 本考案はかかる目的を達成すべくなされたもの
であり、マグネツトをロータヨークの底面に振動
減衰用弾性材を介して固着すると共に、マグネツ
トの周面とロータヨークとの間に径方向の振動を
防止する間隔保持用リテナーを配設したことを特
徴とするものである。
実施例 本考案の一実施例を第2図ないし第5図を参照
して説明する。第2図はダイレクトドライブ方式
のキヤプスタンモータとして用いられているブラ
シレスモータの断面図、第3図はロータ部分の横
断面図、第4図は異なる実施例を示すロータ部分
の縦断面図、第5図は同ロータ部分の横断面図で
ある。なお、従来例と同一部分には同一図番を付
す。
3はステータヨークにして、多相電機子コイル
9が施され、ステータを構成する。10はロータ
にして、皿状のロータヨーク2と、NS極が交互
に着磁された断面長方形のリング状マグネツト8
と、ロータヨーク2に取付けられたロータシヤフ
ト1と、ロータヨーク2とマグネツト8との間に
介在せる振動減衰用弾性材11とで構成される。
4は軸受支持部にして、ステータヨーク3に取
付けられ、内部に装着された軸受5,6,7に
て、ロータシヤフト1を回転自在に軸支する。
さて、前述したように、本考案のロータ10
は、マグネツト8を、ロータヨーク2に振動減衰
用弾性材11を介して固着し、マグネツト8の吸
引反発作用に起因する振動を、弾性材11にて吸
収する。弾性材11としては、シリコン系ゴムな
どのように、弾性的に追従性のきわめて大きいゴ
ムなどを用いればよい。
更に、本考案のロータ10はマグネツト8の周
面とロータヨーク2との間に径方向の振動を防止
する間隔保持用リテナー12が配設されている。
このリテナー12は、例えば第2図および第3図
に示すように、マグネツト8の周面に対向する対
向部2aに数個所凹所13を設け、この凹所13
とマグネツト8の周面との間に、非磁性体のボー
ルを配置させて構成され、マグネツト8の径方向
の振動を抑制する。すなわち、マグネツト8の径
方向の振動を、ボール形状のリテナー12が回転
することにより振動を吸収し、マグネツト8の振
動をロータシヤフト1に伝達されるのを阻止す
る。
また、リテナー12は第4図および第5図のよ
うに、マグネツト8の内周面側に配設しても良
い。その場合、ロータヨーク2のマグネツト8の
内周面側に位置する個所に、対向部2aを設ける
必要がある。
尚、前述した実施例では、ボール形状のリテナ
ー12をマグネツト8の周面とロータヨーク2と
の間に配設する場合を述べたが、マグネツト8は
若しくはロータヨーク2に、弾性材にて形成され
る突状の如きリテナー12を取付けても良い。ま
た、マグネツト8は上、下、両ヨーク2,3間に
強く引かれているので、弾性材11の構造として
は、上下方向の変形を極めて少なくできるような
構造にする。例えば、本実施例では、中央部の径
を若干小さくするなどして、軸方向の伸びをおさ
えている。
考案の効果 以上説明したように、本考案は、マグネツトを
ロータヨークに振動減衰用弾性材を介して固着す
ると共に、マグネツトの周面とロータヨークとの
間に径方向の振動を防止する間隔保持用リテナー
を配設したので、マグネツトの吸引反発作用に起
因する振動は弾性材にて吸収することができると
共に、マグネツトの径方向の振動も防止でき、マ
グネツトとロータヨーク間のチヤタリングを防止
し、ロータヨークに取付けられたロータシヤフト
に振動が伝達されるのを阻止することにより、回
転ムラの少ないブラシレスモータを提供すること
ができその実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブラシレスモータの断面図、第
2図および第3図は本考案の一実施例を示し、第
2図は断面図、第3図はロータ部の横断面図、第
4図および第5図は異なる実施例を示し、第4図
はロータ部の縦断面図、第5図はロータ部の横断
面図である。 1……ロータシヤフト、2……ロータヨーク、
3……ステータヨーク、4……軸受支持部、5,
6,7……軸受、8……マグネツト、9……電機
子コイル、10……ロータ、11……弾性材、1
2……リテナー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多相電機子コイルが施されたステータと、この
    ステータと軸方向空隙を介して対向するロータと
    よりなり、 このロータは、前記ステータと対向して配置さ
    れNS極が交互に着磁されたマグネツトと、この
    マグネツトが固着されると共にロータシヤフトが
    取付けられ且前記マグネツトの周面に対向する対
    向部を有する皿状ロータヨークとを備え、 前記マグネツトを弾性材を介して前記ロータヨ
    ークの底面に固着すると共に、前記マグネツトの
    周面と前記ロータヨークとの間に非磁性体からな
    る間隔保持用リテナーを配したことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
JP15462182U 1982-10-12 1982-10-12 ブラシレスモ−タ Granted JPS5960883U (ja)

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JP15462182U JPS5960883U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 ブラシレスモ−タ

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JP15462182U JPS5960883U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 ブラシレスモ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5960883U JPS5960883U (ja) 1984-04-20
JPH0112543Y2 true JPH0112543Y2 (ja) 1989-04-12

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ID=30341736

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JP15462182U Granted JPS5960883U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 ブラシレスモ−タ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2841296B2 (ja) * 1987-04-15 1998-12-24 ソニー株式会社 回転ヘッドドラム装置
JP2877362B2 (ja) * 1989-07-19 1999-03-31 キヤノン株式会社 モータの支持装置

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JPS5960883U (ja) 1984-04-20

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