JPH0516371Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0516371Y2
JPH0516371Y2 JP1987110540U JP11054087U JPH0516371Y2 JP H0516371 Y2 JPH0516371 Y2 JP H0516371Y2 JP 1987110540 U JP1987110540 U JP 1987110540U JP 11054087 U JP11054087 U JP 11054087U JP H0516371 Y2 JPH0516371 Y2 JP H0516371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
protruding state
locking
actuating
actuating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987110540U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414877U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987110540U priority Critical patent/JPH0516371Y2/ja
Publication of JPS6414877U publication Critical patent/JPS6414877U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0516371Y2 publication Critical patent/JPH0516371Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スライド式の建具例えば引違い窓や
引戸等に配設され、引違い窓のガラス戸や引戸の
戸を締めたときにこれらが自動的にロツクされる
ようにした建具用ロツク機構に関する。
(従来の技術) 一般に、住宅家屋やビル等の建物の出入口や窓
に取付けられた建具には防犯用に各種構造の錠前
が夫々配設されている。
ところで、建具に配設されている従前の錠前
は、何れも操作を手動で行わなければならなかつ
た。その結果、外出時に錠前をかけ忘れ、建具を
非ロツク状態のままにして外出することが屡々あ
り、甚だ不用心であつた。
一方、近年建物の窓にはアルミ製やステンレス
製のサツシが数多く使用されている。これは、第
8図に示す如く、壁の開口に嵌着された窓枠15
と、窓枠15内に左右方向へ摺動自在に嵌め込ま
れた二枚のガラス戸16と、ガラス戸16をロツ
クする錠前17とから構成されて居り、水密性、
気密性及び遮音性等に優れたものである。
ところが、前記サツシに於いても、錠前が手動
式である為、前記欠点は何ら改善されて居らず、
防犯上問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点を解消する為に創案さ
れたものであり、その目的はスライド式の建具を
締めたときにこれが自動的にロツクされるように
した建具用ロツク機構を提供するにある。
本願考案は、スライド式の建具の隅部にこれの
移動方向に沿つて移動自在に設けられ、且つその
中間部に移動方向と垂直方向の貫通穴5aを有す
る作動体5と;作動体5をその一部が建具から常
時外突すべく附勢する第1弾性体6と;建具の隅
部に作動体5の移動方向と垂直方向に設けられ、
壁体に切溝10aを有する支持筒14と;支持筒
14の内部に上下動自在に設けられ、スライド式
建具が開放されて作動体5が突出状態のときに
は、これに係止されて非突出状態に保持されると
共に、スライド式建具が閉鎖されて作動体5が非
突出状態のときには、前記作動体5の貫通穴5a
を挿通してその一部が建具から突出し、建具枠に
形成した凹所9へ嵌合する係止体7と;支持筒1
4の奥部に収納され、係止体7をその一部が建具
から外突すべき附勢する第2弾性体8と;係止体
7を突出状態から非突出状態にする操作手段10
とを考案の基本構成とするものである。
(作用) 前記ロツク機構は、建具が開いているときには
その作動体が第1弾性体の附勢力により建具から
外突し、且つ係止体が作動体に係止されて非突出
状態に保持されている。その結果、建具は、建具
枠に沿つて移動自在となる。
又、ロツク機構は、建具を締めたときにはその
作動体が建具枠に押されて非突出状態になり、こ
れに伴つて作動体と係止体の係止が解除されて該
係止体が第2弾性体の附勢力により建具から外突
し、建具枠の凹所に嵌合された状態になる。その
結果、建具は、自動的にロツクされて移動不能と
なる。
一方、建具のロツクを解除する場合には操作手
段により係止体を突出状態から非突出状態にす
る。これにより、係止体と凹所の嵌合が解除さ
れ、建具を開けることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る建具用ロツク機
構を配設した引違い式の窓用サツシの概略正面図
であつて、1は窓枠(建具枠)、2はガラス戸
(建具)、3は錠前、4はロツク機構である。
前記窓枠1は、上枠1a、下枠1b及び縦枠1
cから成り、壁の開口に嵌着されている。又、ガ
ラス戸2は、上桟2a、下桟2b、縦桟2c及び
窓ガラス2dから成り、窓枠1内に一対嵌め込ま
れ、窓枠1に設けたガイドレール及びガラス戸2
に設けた戸車により左右方向へ移動自在となつて
いる。更に、錠前3は、レバー構造を呈し、二枚
のガラス戸2間に介設され、ガラス戸2をロツク
するものである。
尚、窓枠1及びガラス戸2の各部材の素材には
アルミニウム合金、ステンレス及びスチール等が
使用されている。
一方、ロツク機構4は、サツシの下方両隅部に
夫々配設されて居り、各ガラス戸2を締めたとき
にこれを自動的にロツクするものである。
即ち、ロツク機構4は、第2図乃至第5図に示
す如く、作動体5、第1弾性体6、係止体7、第
2弾性体8、凹所9及び操作手段10等から構成
されている。
前記作動体5は、建具つまりガラス戸2の隅部
にこれの移動方向に沿つて移動自在に配設されて
いる。
具体的には、作動体5は、略蒲鉾形状を呈して
居り、中空状の縦桟2cの下部内に設けた支持板
11及び角形状の支持筒12によりガラス戸2の
移動方向に沿つて移動自在に支持されている。
又、作動体5の中間部には後述する係止体7が挿
通される縦方向の貫通穴5aが穿設されている。
更に、作動体5は、その平面部5bが上向きにな
るように支持板11及び支持筒12に支持されて
いる。
尚、作動体5は、略蒲鉾形状を呈している為、
回転が防止され、貫通穴5aは常時縦向きになつ
ている。
前記第1弾性体6は、作動体5をその一端部が
縦桟2cから側方へ常時外突すべく附勢するもの
である。
本実施例に於いては、第1弾性体6には圧縮ス
プリングが使用されて居り、これは支持筒12内
で且つ作動体5と縦桟2cの間に介装されてい
る。
従つて、作動体5は、ガラス戸2が開いている
ときには第3図に示すように第1弾性体6の附勢
力により縦桟2c側方へ外突し、ガラス戸2が締
まつているときには第6図に示すように窓枠1の
縦枠1cにより第1弾性体6の附勢力に抗して縦
桟2c内に押し込まれ、非突出状態になる。
前記係止体7は、ガラス戸2の隅部に上下動自
在に配設されている。
具体的には、係止体7は、円柱形状を呈して居
り、縦桟2cの下部内に支持板13を介して設け
た円形状の支持筒14により上下動自在に支持さ
れている。又、係止体7は、作動体5が突出状態
のときには第3図に示すようにその下端面が作動
体5の平面部5bに当接して非突出状態に保持さ
れると共に、作動体5が非突出状態のときには第
6図に示すように作動体5の貫通穴5aを挿通し
てその下端部が縦桟2cから下方へ外突する突出
状態になる得るように為されている。
前記第2弾性体8は、係止体7をその下端部が
縦桟2cから下方へ外突すべく附勢するものであ
る。
本実施例に於いては、第2弾性体8には圧縮ス
プリングが使用されて居り、これは支持筒14内
で且つ係止体7と支持板13の間に介装されてい
る。
従つて、係止体7は、作動体5が非突出状態の
ときには第2弾性体8の附勢力により下方へ押さ
れ、作動体5の貫通穴5aを挿通して縦桟2cか
ら下方へ外突する突出状態になる。
前記凹所9は、建具枠つまり窓枠1に形成さ
れ、突出状態の係止体7の下端部と嵌合し得るも
のであり、本実施例に於いては、窓枠1の下枠1
b両端部に夫々形成されている。
前記操作手段10は、係止体7を突出状態から
非突出状態にするものである。
本実施例に於いては、操作手段10は、支持筒
14にその長手方向に沿つて形成された切溝10
aと、縦桟2cに切溝10aと合致すべく形成さ
れたガイド孔10bと、切溝10a及びガイド孔
10bに挿通され、係止体7に固着されたピン状
の操作体10aとから成り、操作体10cをガイ
ド孔10bに沿つて上昇させることにより係止体
7を突出状態から非突出状態にすることができ
る。
而して、前記ロツク機構4は、ガラス戸2が開
いているときには作動体5が第1弾性体6の附勢
力により縦桟2cから側方へ外突し、且つ係止体
7が作動体5の平面部5bに当接してこれに係止
され、非突出状態に保持されている。その結果、
ガラス戸2は、窓枠1に沿つて左右方向へ移動自
在となる。
前記状態からガラス戸2を締めると、作動体5
が窓枠1の縦枠1cに押されて縦桟2c内に押し
込まれ、非突出状態になる。これに伴つて、作動
体5と係止体7との係止状態が解除され、係止体
7が第2弾性体8の附勢力により下方へ押されて
作動体5の貫通穴5aを挿通し、縦桟2cから下
方へ外突して窓枠1の凹所9に嵌合される。その
結果、ガラス戸2は、自動的にロツクされ、左右
方向へ移動不能となる。
一方、ガラス戸2のロツクを解除する場合には
操作体10cを握つてこれを上昇させる。そうす
ると、係止体7も上昇してこれと凹所9の嵌合状
態が解除され、ガラス戸2は左右方向へ移動可能
となる。尚、ガラス戸2を開けると、作動体5が
第1弾性体6の附勢力により縦桟2cから側方へ
外突し、係止体7は再度作動体5に係止された状
態になる。
上記実施例に於いては、ロツク機構4をサツシ
の下方両隅部に夫々配設したが、他の実施例に於
いては、ロツク機構4をサツシの上方両隅部に
夫々配設するようにしても良い。
又、上記実施例に於いては、作動体5、係止体
7及び各弾性体6,8を縦桟2cの下部内に収納
したが、他の実施例に於いては、これらを縦桟2
cの下部外方位置若しくは上部外方位置に配設す
るようにしても良い。
更に、作動体5及び係止体7の形状や支持構造
も、上記実施例のものに限定されるものではな
く、夫々の機能を発揮できれば、如何なる形状及
び支持構造であつても良い。
加えて、上記実施例に於いては、ロツク機構4
を窓用サツシに配設したが、他の実施例に於いて
は、これを引戸や他の構造の引違い窓に配設する
ようにしても良い。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の建具用ロツク機構は、引
違い窓のガラス戸や引戸の戸を締めたときにこれ
らが自動的にロツクされるように構成した為、外
出時にはガラス戸や戸を締めれば、これらが自動
的にロツクされることになり、ロツクを忘れても
何ら支障を来たすこともなく、極めて安全であ
る。又、自動的にロツクされる為、操作ミスも皆
無となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る建具用ロツク機
構を配設した窓用サツシの概略正面図、第2図は
要部の正面図、第3図は要部の一部切欠正面図、
第4図は第3図の−線縦断面図、第5図は第
3図の−線横断面図、第6図はロツクされた
状態を示し、第3図同様の要部の一部切欠正面
図、第7図はロツクされた状態を示し、第4図同
様の縦断面図、第8図は従前の窓用サツシの概略
正面図である。 4はロツク機構、5は作動体、6は第1弾性
体、7は係止体、8は第2弾性体、9は凹所、1
0は操作手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライド式の建具の隅部にこれの移動方向に沿
    つて移動自在に設けられ、且つその中間部に移動
    方向と垂直方向の貫通穴5aを有する作動体5
    と;作動体5をその一部が建具から常時外突すべ
    く附勢する第1弾性体6と;建具の隅部に作動体
    5の移動方向と垂直方向に設けられ、壁体に切溝
    10aを有する支持筒14と;支持筒14の内部
    に上下動自在に設けられ、スライド式建具が開放
    されて作動体5が突出状態のときには、これに係
    止されて非突出状態に保持されると共に、スライ
    ド式建具が閉鎖されて作動体5が非突出状態のと
    きには、前記作動体5の貫通穴5aを挿通してそ
    の一部が建具から突出し、建具枠に形成した凹所
    9へ嵌合する係止体7と;支持筒14の奥部に収
    納され、係止体7をその一部が建具から外突すべ
    く附勢する第2弾性体8と;係止体7を突出状態
    から非突出状態にする操作手段10とから構成し
    たことを特徴とする建具用ロツク機構。
JP1987110540U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0516371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110540U JPH0516371Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110540U JPH0516371Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414877U JPS6414877U (ja) 1989-01-25
JPH0516371Y2 true JPH0516371Y2 (ja) 1993-04-28

Family

ID=31347795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987110540U Expired - Lifetime JPH0516371Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516371Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716467A (en) * 1980-07-03 1982-01-27 Ricoh Co Ltd Electronic plain paper printer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716467A (en) * 1980-07-03 1982-01-27 Ricoh Co Ltd Electronic plain paper printer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414877U (ja) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4973091A (en) Sliding patio door dual point latch and lock
US7849718B2 (en) Deadbolt device for a door
KR102359747B1 (ko) 폴딩도어 잠금장치
US4170885A (en) Sliding door lock
JPH0516371Y2 (ja)
JPH0516372Y2 (ja)
KR102407288B1 (ko) 창호 잠금장치용 키퍼
JPH038762Y2 (ja)
JP2001173332A (ja) 非常脱出用面格子の取付装置
US334545A (en) eobinson
JPS6240041Y2 (ja)
KR102061739B1 (ko) 미닫이창용 핸들
US4438961A (en) Door latch means
JPS6146135Y2 (ja)
JPH0211567Y2 (ja)
JPH0310301Y2 (ja)
JPH0343323Y2 (ja)
JPH033734Y2 (ja)
JPH0332697Y2 (ja)
JPS6240040Y2 (ja)
US4202570A (en) Door lock for sliding doors
JPH0310296Y2 (ja)
JPS6240043Y2 (ja)
JP2002250189A (ja) シャッターの施錠装置
JPH0546606Y2 (ja)