JPH05156778A - 垂れ壁の固定方法 - Google Patents
垂れ壁の固定方法Info
- Publication number
- JPH05156778A JPH05156778A JP32178291A JP32178291A JPH05156778A JP H05156778 A JPH05156778 A JP H05156778A JP 32178291 A JP32178291 A JP 32178291A JP 32178291 A JP32178291 A JP 32178291A JP H05156778 A JPH05156778 A JP H05156778A
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- JP
- Japan
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- wall
- hanging wall
- fixed
- fittings
- engaging
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- Granted
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】垂れ壁を簡単かつ短時間に取り付ける。
【構成】対向して立設された一対の壁パネル４ａ，４ｃ
に上部に鍵孔状の案内孔７２ｃを形成したアングル材７
を上下方向に延設し、一方、垂れ壁５の背面両上隅部に
係止具８ｃを備えた係合金具８を、その下面左右両端部
に取付金具をそれぞれ固定し、垂れ壁５に設けた係合金
具８の係止具８ｃをアングル材７の案内孔７２ｃに嵌入
して懸吊させ、垂れ壁５を仮固定する。この後、垂れ壁
５を持ち上げて位置決めし、前述の取付金具を介して壁
パネル４ａ，４ｃに固定する。
に上部に鍵孔状の案内孔７２ｃを形成したアングル材７
を上下方向に延設し、一方、垂れ壁５の背面両上隅部に
係止具８ｃを備えた係合金具８を、その下面左右両端部
に取付金具をそれぞれ固定し、垂れ壁５に設けた係合金
具８の係止具８ｃをアングル材７の案内孔７２ｃに嵌入
して懸吊させ、垂れ壁５を仮固定する。この後、垂れ壁
５を持ち上げて位置決めし、前述の取付金具を介して壁
パネル４ａ，４ｃに固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、垂れ壁の固定方法に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、浴室を構成する一の壁パネル
の前方に垂れ壁を配設し、この垂れ壁の背面に浴室の照
明機器や音響機器を配置して高級感を演出ことが提案さ
れている。すなわち、図４に示すように、浴室１を、洗
い場２と、この洗い場２に隣接して設置された浴槽３
と、これらの洗い場２と浴槽３の周囲を包囲する壁パネ
ル４ａ，４ｂ，４ｃおよび壁パネル４ｂに対向する図示
しない壁パネルと、これらの壁パネル４ａ，４ｂ，４ｃ
および図示しない壁パネルによって形成される天井開口
部を被う天井パネル（図示せず）で構成し、一の壁パネ
ル４ｂの前方に垂れ壁５を配置するものである。そし
て、この垂れ壁５は、アルミフレーム５ａと、このフレ
ーム５ａに貼り付けられた陶磁器製タイルなどからなる
化粧板５ｂから形成され、その背面には照明機器などを
取り付けることができるように、図示しない取付ステー
が設けられている。
の前方に垂れ壁を配設し、この垂れ壁の背面に浴室の照
明機器や音響機器を配置して高級感を演出ことが提案さ
れている。すなわち、図４に示すように、浴室１を、洗
い場２と、この洗い場２に隣接して設置された浴槽３
と、これらの洗い場２と浴槽３の周囲を包囲する壁パネ
ル４ａ，４ｂ，４ｃおよび壁パネル４ｂに対向する図示
しない壁パネルと、これらの壁パネル４ａ，４ｂ，４ｃ
および図示しない壁パネルによって形成される天井開口
部を被う天井パネル（図示せず）で構成し、一の壁パネ
ル４ｂの前方に垂れ壁５を配置するものである。そし
て、この垂れ壁５は、アルミフレーム５ａと、このフレ
ーム５ａに貼り付けられた陶磁器製タイルなどからなる
化粧板５ｂから形成され、その背面には照明機器などを
取り付けることができるように、図示しない取付ステー
が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな垂れ壁５は重量がかさみ、対向する一対の壁パネル
の、高さ方向および奥行き方向の設定位置に位置決めし
て取り付けるためには複数人の作業者が必要であり、か
つ、その作業は煩雑となっていた。
うな垂れ壁５は重量がかさみ、対向する一対の壁パネル
の、高さ方向および奥行き方向の設定位置に位置決めし
て取り付けるためには複数人の作業者が必要であり、か
つ、その作業は煩雑となっていた。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、垂れ壁を簡単に取り付けることのできる垂
れ壁の固定方法を提供するものである。
れたもので、垂れ壁を簡単に取り付けることのできる垂
れ壁の固定方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向して立設
され、上部に鍵孔状の案内孔を形成したアングル材を上
下方向に延設した一対の壁パネルと、背面両上隅部に係
止具を備えた係合金具と下面左右両端部に取付金具をそ
れぞれ設けた垂れ壁とよりなり、この垂れ壁に設けた係
合金具の係止具をアングル材の案内孔に嵌入して懸吊さ
せることにより垂れ壁を仮固定し、さらに、垂れ壁を持
ち上げて位置決めし、前記取付金具を介して一対の壁パ
ネルに固定することを特徴とするものである。
され、上部に鍵孔状の案内孔を形成したアングル材を上
下方向に延設した一対の壁パネルと、背面両上隅部に係
止具を備えた係合金具と下面左右両端部に取付金具をそ
れぞれ設けた垂れ壁とよりなり、この垂れ壁に設けた係
合金具の係止具をアングル材の案内孔に嵌入して懸吊さ
せることにより垂れ壁を仮固定し、さらに、垂れ壁を持
ち上げて位置決めし、前記取付金具を介して一対の壁パ
ネルに固定することを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】対向して立設された一対の壁パネルの設定位置
に上部に鍵孔状の案内孔を形成したアングル材を上下方
向に延設し、一方、垂れ壁の背面両上隅部に係止具を備
えた係合金具を、また、その下面左右両端部に取付金具
をそれぞれ設ける。そして、係合金具の係止具をアング
ル材の案内孔に嵌入して垂れ壁を懸吊し、仮固定する。
その後、垂れ壁を持ち上げ、係止具を案内孔の上端に係
合させた状態で取付金具を介して壁パネルに固定する。
に上部に鍵孔状の案内孔を形成したアングル材を上下方
向に延設し、一方、垂れ壁の背面両上隅部に係止具を備
えた係合金具を、また、その下面左右両端部に取付金具
をそれぞれ設ける。そして、係合金具の係止具をアング
ル材の案内孔に嵌入して垂れ壁を懸吊し、仮固定する。
その後、垂れ壁を持ち上げ、係止具を案内孔の上端に係
合させた状態で取付金具を介して壁パネルに固定する。
【０００７】この結果、垂れ壁の取付作業時、垂れ壁を
一時仮固定することができるとともに、垂れ壁の取付作
業を細分化して標準化することができることから、作業
開始からその終了まで垂れ壁を持ち続ける必要がなく、
連続作業による疲労感を解消するとともに、簡単かつ短
時間に設定位置に取り付けることができる。
一時仮固定することができるとともに、垂れ壁の取付作
業を細分化して標準化することができることから、作業
開始からその終了まで垂れ壁を持ち続ける必要がなく、
連続作業による疲労感を解消するとともに、簡単かつ短
時間に設定位置に取り付けることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】なお、図４に示した浴室ユニット１などの
構造は同一であり、それらの部材については同一の符号
を用いる他、詳細な説明は重複するため省略する。
構造は同一であり、それらの部材については同一の符号
を用いる他、詳細な説明は重複するため省略する。
【００１０】まず、図１に示すように、対向する一対の
壁パネル４ａ，４ｃの裏面所定位置には上下方向に延設
された補強材６が固定され（図面には一方の壁パネル４
ａのみが図示されている）、この補強材６に沿って壁パ
ネル４ａ，４ｃの表面にはＬ字状に折曲されたアングル
材７の一片７１がビスにて固定されている。そして、ア
ングル材７の他片７２上部には円形部７２ａと、この円
形部７２ａの直径よりも小幅であって、円形部７２ａの
上方に連続する長溝部７２ｂからなる鍵孔状の案内孔７
２ｃが形成されている。
壁パネル４ａ，４ｃの裏面所定位置には上下方向に延設
された補強材６が固定され（図面には一方の壁パネル４
ａのみが図示されている）、この補強材６に沿って壁パ
ネル４ａ，４ｃの表面にはＬ字状に折曲されたアングル
材７の一片７１がビスにて固定されている。そして、ア
ングル材７の他片７２上部には円形部７２ａと、この円
形部７２ａの直径よりも小幅であって、円形部７２ａの
上方に連続する長溝部７２ｂからなる鍵孔状の案内孔７
２ｃが形成されている。
【００１１】一方、垂れ壁５の背面両上隅部には係合金
具８が固定されている。この係合金具８には、前述した
アングル材７における案内孔７２ｃの円形部７２ａに嵌
入可能な頭部８ａと、この頭部８ａに連続し、案内孔７
２ｃの長溝部７２ｂを挿通可能な首部８ｂからなる係止
具８ｃが設けられている。また、後述するように、垂れ
壁５における下面の左右両端部には、Ｌ字状の取付金具
９の一片９１がビスにて固定されている（図３参照）。
具８が固定されている。この係合金具８には、前述した
アングル材７における案内孔７２ｃの円形部７２ａに嵌
入可能な頭部８ａと、この頭部８ａに連続し、案内孔７
２ｃの長溝部７２ｂを挿通可能な首部８ｂからなる係止
具８ｃが設けられている。また、後述するように、垂れ
壁５における下面の左右両端部には、Ｌ字状の取付金具
９の一片９１がビスにて固定されている（図３参照）。
【００１２】このようにして、壁パネル４ａ，４ｃにア
ングル材７を配設し、一方、垂れ壁５に係合金具８およ
び取付金具９を固定して準備が完了したら、垂れ壁５を
把持してその係合金具８の係止具８ｃをアングル材７に
おける案内孔７２ｃの円形部７２ａに嵌入する。この結
果、アングル材７における案内孔７２ｃの円形部７２ａ
に係合金具８における係止具８ｃの首部８ｂが係合可能
となり、垂れ壁５をアングル材７を介して一対の壁パネ
ル４ａ，４ｃに懸吊することができる。すなわち、垂れ
壁５を奥行き方向の設定位置に仮固定することができ
る。
ングル材７を配設し、一方、垂れ壁５に係合金具８およ
び取付金具９を固定して準備が完了したら、垂れ壁５を
把持してその係合金具８の係止具８ｃをアングル材７に
おける案内孔７２ｃの円形部７２ａに嵌入する。この結
果、アングル材７における案内孔７２ｃの円形部７２ａ
に係合金具８における係止具８ｃの首部８ｂが係合可能
となり、垂れ壁５をアングル材７を介して一対の壁パネ
ル４ａ，４ｃに懸吊することができる。すなわち、垂れ
壁５を奥行き方向の設定位置に仮固定することができ
る。
【００１３】次いで、垂れ壁５を上方に持ち上げると、
係止具８ｃの首部８ｂが案内孔７２ｃの長溝部７２ｂに
沿って摺動し、前後方向への抜け出しを規制する。そし
て、係止具８ｃの首部８ｂが案内孔７２ｃの長溝部７２
ｂ先端に係合すれば、すなわち、垂れ壁５の上面が天井
パネルに到達すれば、垂れ壁５は高さ方向の設定位置に
位置決めされる。この後、その状態を保持したまま垂れ
壁５の下面左右両端部に固定された取付金具９の他片９
２を壁パネル４ａ，４ｃにビスにて固定すれば、垂れ壁
５を浴室における奥行き方向および高さ方向の設定位置
に位置決めして固定することができる。
係止具８ｃの首部８ｂが案内孔７２ｃの長溝部７２ｂに
沿って摺動し、前後方向への抜け出しを規制する。そし
て、係止具８ｃの首部８ｂが案内孔７２ｃの長溝部７２
ｂ先端に係合すれば、すなわち、垂れ壁５の上面が天井
パネルに到達すれば、垂れ壁５は高さ方向の設定位置に
位置決めされる。この後、その状態を保持したまま垂れ
壁５の下面左右両端部に固定された取付金具９の他片９
２を壁パネル４ａ，４ｃにビスにて固定すれば、垂れ壁
５を浴室における奥行き方向および高さ方向の設定位置
に位置決めして固定することができる。
【００１４】したがって、予め工場において垂れ壁５に
係合金具８や取付金具９を固定しておくことができ、現
場での取付作業をより単純化することができる。
係合金具８や取付金具９を固定しておくことができ、現
場での取付作業をより単純化することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、対向して
立設された一対の壁パネルに上部に鍵孔状の案内孔を形
成したアングル材を上下方向に延設し、一方、垂れ壁の
背面両上隅部に係止具を備えた係合金具を、その下面左
右両端部に取付金具をそれぞれ設け、この垂れ壁に設け
た係合金具の係止具をアングル材の案内孔に嵌入して懸
吊させることにより垂れ壁を仮固定し、さらに、垂れ壁
を持ち上げて位置決めし、取付金具を介して壁パネルに
固定するように構成したことにより、垂れ壁を一旦仮固
定することが可能となり、垂れ壁の取付作業を細分化し
て標準化することができ、垂れ壁を簡単に、かつ、短時
間に取り付けることができる。
立設された一対の壁パネルに上部に鍵孔状の案内孔を形
成したアングル材を上下方向に延設し、一方、垂れ壁の
背面両上隅部に係止具を備えた係合金具を、その下面左
右両端部に取付金具をそれぞれ設け、この垂れ壁に設け
た係合金具の係止具をアングル材の案内孔に嵌入して懸
吊させることにより垂れ壁を仮固定し、さらに、垂れ壁
を持ち上げて位置決めし、取付金具を介して壁パネルに
固定するように構成したことにより、垂れ壁を一旦仮固
定することが可能となり、垂れ壁の取付作業を細分化し
て標準化することができ、垂れ壁を簡単に、かつ、短時
間に取り付けることができる。
【図１】垂れ壁とアングル材との関係を一部省略して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】垂れ壁を仮固定して持ち上げた状態を一部省略
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図３】垂れ壁を取付金具を介して壁パネルに固定した
状態を一部省略して示す斜視図である。
状態を一部省略して示す斜視図である。
【図４】垂れ壁を設けた浴室の斜視図である。
１ 浴室 ４ａ，４ｂ，４ｃ 壁パネル ５ 垂れ壁 ７ アングル材 ７２ｃ 案内孔 ８ 係合金具 ８ｃ 係止具 ９ 取付金具
Claims (1)
- 【請求項１】 対向して立設され、上部に鍵孔状の案内
孔を形成したアングル材を上下方向に延設した一対の壁
パネルと、背面両上隅部に係止具を備えた係合金具と下
面左右両端部に取付金具をそれぞれ設けた垂れ壁とより
なり、この垂れ壁に設けた係合金具の係止具をアングル
材の案内孔に嵌入して懸吊させることにより垂れ壁を仮
固定し、さらに、垂れ壁を持ち上げて位置決めし、前記
取付金具を介して一対の壁パネルに固定することを特徴
とする垂れ壁の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32178291A JP2940576B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 垂れ壁の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32178291A JP2940576B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 垂れ壁の固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156778A true JPH05156778A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2940576B2 JP2940576B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18136367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32178291A Expired - Fee Related JP2940576B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 垂れ壁の固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2940576B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205033A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Matsushita Denko Bath & Life Kk | 浴室壁パネルの連結構造 |
| JP2009263993A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd | ドア上壁パネルの取り付け構造 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP32178291A patent/JP2940576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205033A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Matsushita Denko Bath & Life Kk | 浴室壁パネルの連結構造 |
| JP2009263993A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd | ドア上壁パネルの取り付け構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2940576B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Legal Events
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