JPH051559U - 自動車用鏡台 - Google Patents

自動車用鏡台

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JPH051559U
JPH051559U JP5708791U JP5708791U JPH051559U JP H051559 U JPH051559 U JP H051559U JP 5708791 U JP5708791 U JP 5708791U JP 5708791 U JP5708791 U JP 5708791U JP H051559 U JPH051559 U JP H051559U
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mirror
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face
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JP5708791U
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Inventor
貞昭 村田
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富士バルブ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐停車中の自動車の中で化粧直し等をする際
に、無理のない自然な姿勢で使用でき、顔全体をうつす
ことができるミラーを設置する。 【構成】 自動車のフロントガラス(1)下方の車室内に
設置したインスツルメントパネル(2)に、フロントガラ
ス(1)側の端縁がインスツルメントパネル(2)に枢支さ
れて、インスツルメントパネル(2)の上面の一部を形成
する閉止位置と、ほぼ垂直な起立位置とに回動可能とし
た蓋板(6)を設置し、蓋板(6)の内面にミラー(8)を装
着する。そのため、閉止位置とした蓋板(6)は、インス
ツルメントパネル(2)の上面の一部を形成して、走行時
に運転者の視界を妨げることはなく、また、蓋板(6)を
ほぼ垂直な起立位置に回動させると、内面に装着したミ
ラー(8)が車室側を向く位置となり、座席の人物が自然
な姿勢で顔をうつすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のインスツルメントパネルに組み込んだ鏡台に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車は広く普及し、日常生活の一部になってきている。いわゆるマイ カーにおいては、単なる交通手段としてのみならず、出先において、自由にふる まうことが許される個室としても、使用できる便利さがある。
【0003】 特に、女性の場合、目的地に到着した時や長時間の駐停車時などに、車室内で 化粧直し等をすることも多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
化粧直し等をするには、一般に顔をうつす鏡が必要である。自動車の車室内で 化粧直しをする場合に使用できる鏡は、サンバイザの裏面に設けた付属のものの 他、車内のバックミラーも使われるが、これらはいずれも小型で、顔全体をうつ すことができない不便さがある。
【0005】 また、バックミラーは、運転者が後方を視認できるように設置してあるため、 女性が助手席に同乗している場合は、バツクミラーに顔をうつすことができない ので、化粧直しに使用するためには、バックミラーの取付け角度を変えなければ ならない。かつ、用済み後に、正しい角度位置に戻す手間を要する。
【0006】 本考案は、これらの不便さを解決した、自動車用鏡台を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、以下のとおりに構成されている。
【0008】 自動車のフロントガラス下方の車室内に設置したインスツルメントパネルに、 フロントガラス側の端縁をインスツルメントパネルに枢支されて、インスツルメ ントパネルの上面の一部を形成する閉止位置と、ほぼ垂直な起立位置とに回動可 能とした蓋板を設置し、蓋板の内面にミラーを装着してなる自動車用鏡台。
【0009】 ミラーを、起立位置に回動した蓋板に対して、上方に摺動可能に装着してもよ い。
【0010】 ミラーの一縁を起立位置に回動した蓋板の上縁に枢着して、ミラーの面が後上 方に向くように、傾動可能に装着してもよい。
【0011】
【作用】
閉止位置とした蓋板は、インスツルメントパネルの上面の一部を形成して、走 行時に運転者の視界を妨げることはなく、また、蓋板をほぼ垂直な起立位置に回 動させると、内面に装着したミラーが車室側を向く位置となり、座席の人物が自 然な姿勢で顔をうつすことができる。
【0012】 起立位置の蓋板に対して、ミラーを上方に適宜量摺動させることにより、使用 者の座高に応じた高さに設置することができる。
【0013】 ミラーを後上方を向くように傾動させて、使用者の座高に応じた角度位置に設 置することができる。
【0014】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示す斜視図で、フロントガラス(1)下部の車室内 に設置したインスツルメントパネル(2)(又はダッシュボード。以下、パネルと いう)の右半部は、運転者の座席に面して、ステアリングハンドル(3)や計器板( 4)を備えている。
【0015】 パネル(2)の左半部には、上面が開口した凹形のケース(5)を形成してあり、 そのフロントガラス(1)側の上縁付近に、蓋板(6)を、図1に示すように、ほぼ 垂直に起立した起立位置と、ケース(5)の上面開口を閉止する閉止位置とに回動 し得るように、左右1対の支軸(7)(7)をもって枢支してある。蓋板(6)を起立 位置としたときに、その位置を保持するため、たとえば周知のクリックストップ あるいは摩擦力による保持装置等の適宜の係止手段を、枢支部分に付設してある 。
【0016】 蓋板(6)は、閉止位置に降ろした場合に、その上面がパネル(2)の一部を構成 するとともに、かつパネル(2)の上面と同一平面となる形状に形成してあり、か つ、その裏面にミラー(8)を装着してある。ミラー(8)の上縁には、縁端材(9) を固着してある。縁端材(9)は、ミラー(8)の面より適宜突出させて、後述する 昇降時の手懸け用とし、かつ、閉止位置に降ろしたときに、ケース(5)の手前側 上縁に当接して係合する位置に取付けてある。
【0017】 図2に示すように、ミラー(8)は、起立位置の蓋板(6)に対して上方に摺動可 能に装着してある。このために、蓋板(6)の左右両縁にガイドレール(10)(10)を 設けて、ミラー(8)を上下摺動可能に支承し、下縁には当り材(11)を設けて、下 限位置を決めるようにしてある。ミラー(8)を下限位置に降下させた状態では、 縁端材(9)、左右のガイドレール(10)(10)、及び当り材(11)が、ミラー(8)の額 縁を形成する。
【0018】 ミラー(8)の裏面に接する蓋板(6)の面(12)には、フエルト布、ゴム板等を貼 り付けて、ミラー(8)を保護するクッションとし、かつ、摩擦力によりミラー( 8)を任意の高さに保持するようにしてある。
【0019】 図1及び図2に示す鏡台を使用するには、蓋板(6)を閉止位置から起立位置に 回動させて、クリックストップ等により係止し、縁端材(9)によりミラー(8)を 上方に摺動させて、使用者の座高に応じて所望の高さに設置すればよい。これに より、助手席の使用者は、無理のない自然な姿勢で顔をうつすことができ、かつ 、ミラー(8)の上下方向の大きさは、パネル(2)の奥行きに近い寸法にできるの で、相当に大寸法とすることができ、顔全体をうつすことも可能になる。
【0020】 図3は、本考案の他の実施例を示す斜視図で、蓋板(6)及び支軸(7)は、上述 の図1及び図2の実施例と同様である。この実施例では、ミラー(13)の上縁を、 起立位置にある蓋板(6)の上縁に枢支して、ミラー(8)の面が後上方を向くよう に傾動させ、かつ、蓋板(6)の側縁適所に支え腕(14)を枢着して、傾動したミラ ー(8)を所要の角度位置に保持するようにしてある。この角度位置は、使用者が 無理のない姿勢で顔をうつせるように、使用者の座高に応じて選定すればよい。 また、ミラー(8)を両面ミラーとし、図3に想像線で示すように、上方に反転 させて使用しうるようにしてもよい。
【0021】 上述のように、本考案の鏡台は、助手席に座った女性が化粧直し等をする際に 、無理のない自然な姿勢で、顔全体をミラー(8)にうつすことができるので、き わめて快適に使用することができる。また、蓋板(6)の下方に形成してあるケー ス(5)には、化粧品、ティッシュペーパー等を収納しておけるので、きわめて便 利である。
【0022】 なお、上述各実施例は、助手席側のパネルに本考案の鏡台を組み込んだ場合と して記述したが、駐停車中に使用することを前提とすれば、運転席側に設けても よい。ただし、運転席側のパネルには、図1に示すように計器板(4)が設置して あるため、ケース(5)を形成することが通常では不可能であるので、単に、ミラ ー(8)のみを起伏可能に枢着することになるが、その場合も、化粧用の鏡台とし て、バックミラーよりは大型のミラーを使用することができる利点がある。
【0023】
【考案の効果】
(a) 自動車の車内で、化粧直し等をする際に、無理のない自然な姿勢で、顔 全体をうつす大寸法のミラーを使用することができる。
【0024】 (b) 使用しないときには、蓋板をパネルの上面の一部を形成する閉止位置に 降下しておけるので、運転者の視界を妨げず、運転に支障を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をインスツルメントパネルに
組み込んだ鏡台を示す斜視図である。
【図2】図1の鏡台のミラーを上方へ摺動させた状態を
示す斜視図である。
【図3】本考案の鏡台の他の一実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
(1)フロントガラス (2)インスツ
ルメントパネル (3)ステアリングハンドル (4)計器板 (5)ケーススペース (6)蓋板 (7)支軸 (8)ミラー (9)縁端材 (10)ガイドレ
ール (11)当り材 (12)蓋板の面 (13)ミラー (14)支え腕

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントガラス下方の車室内に
    設置したインスツルメントパネルに、フロントガラス側
    の端縁がインスツルメントパネルに枢支されて、インス
    ツルメントパネルの上面の一部を形成する閉止位置と、
    ほぼ垂直な起立位置とに回動可能とした蓋板を設置し、
    蓋板の内面にミラーを装着してなる自動車用鏡台。
  2. 【請求項2】 ミラーを、起立位置に回動した蓋板に対
    して、上方に摺動可能に装着したことを特徴とする請求
    項1記載の自動車用鏡台。
  3. 【請求項3】 ミラーの一縁を、起立位置に回動した蓋
    板の上縁に枢着して、ミラーの面が後上方に向くよう
    に、傾動可能に装着したことを特徴とする請求項1記載
    の自動車用鏡台。
JP1991057087U 1991-06-27 1991-06-27 自動車用鏡台 Expired - Lifetime JP2527809Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991057087U JP2527809Y2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 自動車用鏡台

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991057087U JP2527809Y2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 自動車用鏡台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH051559U true JPH051559U (ja) 1993-01-14
JP2527809Y2 JP2527809Y2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=13045715

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JP1991057087U Expired - Lifetime JP2527809Y2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 自動車用鏡台

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4872305A (ja) * 1971-12-29 1973-09-29
KR101339713B1 (ko) * 2011-12-14 2013-12-10 한국 티알더블류 자동차부품산업 주식회사 차량용 거울

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447594A (en) * 1977-09-22 1979-04-14 Furukawa Electric Co Ltd:The Production of extra fine multicore superconductive tape

Patent Citations (1)

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Publication number Publication date
JP2527809Y2 (ja) 1997-03-05

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