JPH05154545A - クラッド鋼溶接鋼管の製造方法 - Google Patents
クラッド鋼溶接鋼管の製造方法Info
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- JPH05154545A JPH05154545A JP31812391A JP31812391A JPH05154545A JP H05154545 A JPH05154545 A JP H05154545A JP 31812391 A JP31812391 A JP 31812391A JP 31812391 A JP31812391 A JP 31812391A JP H05154545 A JPH05154545 A JP H05154545A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内面側が合せ材であるクラッド鋼溶接鋼管、
特に内面に溶接ヘッドが挿入できない小径の高品質なク
ラッド鋼溶接鋼管を容易に製造する。 【構成】 内面側を合せ材としたクラッド鋼溶接鋼管の
製造方法において、クラッド鋼の原板または原コイルを
内面側が合せ材となるように成形して管状体とし、この
管状体の合せ材突合せ部の少なくとも一部分を電縫溶接
し、その後突合せ未溶接部を肉盛溶接するクラッド鋼溶
接鋼管の製造方法。
特に内面に溶接ヘッドが挿入できない小径の高品質なク
ラッド鋼溶接鋼管を容易に製造する。 【構成】 内面側を合せ材としたクラッド鋼溶接鋼管の
製造方法において、クラッド鋼の原板または原コイルを
内面側が合せ材となるように成形して管状体とし、この
管状体の合せ材突合せ部の少なくとも一部分を電縫溶接
し、その後突合せ未溶接部を肉盛溶接するクラッド鋼溶
接鋼管の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、クラッド鋼溶接鋼管
の製造方法、特に内面側を合せ材としたクラッド鋼溶接
鋼管の製造方法に関する。
の製造方法、特に内面側を合せ材としたクラッド鋼溶接
鋼管の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】内面側を合金鋼の合せ材としたクラッド
鋼溶接鋼管は、合金鋼単体の継目無鋼管と比較して安価
に製造できるので、腐食成分を含む石油やガスの搬送手
段として、石油開発関係の現場で使用される。
鋼溶接鋼管は、合金鋼単体の継目無鋼管と比較して安価
に製造できるので、腐食成分を含む石油やガスの搬送手
段として、石油開発関係の現場で使用される。
【０００３】従来、内面側を合金鋼の合せ材としたクラ
ッド鋼溶接鋼管の製造方法は、クラッド鋼原板を合金鋼
の合せ材が内面側となるように、ロールベンダー、プレ
スあるいはＵＯＥ法等により管状に成形した後、内面側
より主に合せ材部を合せ材と同じ材質の溶接棒を使って
肉盛溶接し、外側より主に普通鋼部を普通鋼と同じ材質
の溶接棒を使って肉盛溶接する方法、あるいは溶接順序
を逆にした方法が採用されている。
ッド鋼溶接鋼管の製造方法は、クラッド鋼原板を合金鋼
の合せ材が内面側となるように、ロールベンダー、プレ
スあるいはＵＯＥ法等により管状に成形した後、内面側
より主に合せ材部を合せ材と同じ材質の溶接棒を使って
肉盛溶接し、外側より主に普通鋼部を普通鋼と同じ材質
の溶接棒を使って肉盛溶接する方法、あるいは溶接順序
を逆にした方法が採用されている。
【０００４】また、クラッド鋼溶接鋼管の製造能率を高
める方法として、特公平２−２４１９７号公報記載の技
術がある。この技術による方法は、クラッド鋼板または
鋼帯を管状に曲成し、曲成鋼板または鋼帯の対向両縁部
を加熱した後側圧を加えて突合せ溶接し、突合せ溶接ビ
ード中の少なくとも合せ材側ビードを母材に到る深さま
で切削除去し、切削除去部に合せ材と同様性質を有する
肉盛溶接を施すというものである。
める方法として、特公平２−２４１９７号公報記載の技
術がある。この技術による方法は、クラッド鋼板または
鋼帯を管状に曲成し、曲成鋼板または鋼帯の対向両縁部
を加熱した後側圧を加えて突合せ溶接し、突合せ溶接ビ
ード中の少なくとも合せ材側ビードを母材に到る深さま
で切削除去し、切削除去部に合せ材と同様性質を有する
肉盛溶接を施すというものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クラッド鋼溶接鋼管の合せ材部の突合せ部を内面から溶
接する方法においては、次のような問題点があった。
クラッド鋼溶接鋼管の合せ材部の突合せ部を内面から溶
接する方法においては、次のような問題点があった。
【０００６】すなわち、内面が合せ材であるクラッド鋼
溶接鋼管（以下内面クラッド鋼溶接鋼管という）を大量
に使用する分野は石油開発関係の分野であるが、この分
野においては、油井から精整設備までの未精整原油ガス
輸送に内面クラッド鋼溶接鋼管を使用する場合、輸送量
の関係から管径が４〜８インチ（１０１．６〜２０３．
２ｍｍ）の比較的小径のものがほとんどである。
溶接鋼管（以下内面クラッド鋼溶接鋼管という）を大量
に使用する分野は石油開発関係の分野であるが、この分
野においては、油井から精整設備までの未精整原油ガス
輸送に内面クラッド鋼溶接鋼管を使用する場合、輸送量
の関係から管径が４〜８インチ（１０１．６〜２０３．
２ｍｍ）の比較的小径のものがほとんどである。
【０００７】このような小径の内面クラッド鋼溶接鋼管
を製造する場合、合せ材部を内面から肉盛溶接をしよう
とすると、溶接ワイヤの送給装置、給電装置、ガスシー
ルド溶接の場合のガス送給装置、溶接部周辺シールド機
器、サブマージアーク溶接の場合のフラックス送給装
置、フラックス散布機器および必要によってはフラック
ス回収機器より構成される溶接ヘッドを管内に配置する
必要がある。
を製造する場合、合せ材部を内面から肉盛溶接をしよう
とすると、溶接ワイヤの送給装置、給電装置、ガスシー
ルド溶接の場合のガス送給装置、溶接部周辺シールド機
器、サブマージアーク溶接の場合のフラックス送給装
置、フラックス散布機器および必要によってはフラック
ス回収機器より構成される溶接ヘッドを管内に配置する
必要がある。
【０００８】そして、鋼管が小径であると、このような
溶接ヘッドを管内に配置することが不可能であったり、
配置が可能でも溶接ワイヤ供給部先端に小曲率の曲げ部
を生じることに起因する溶接ワイヤの送給不安定等によ
り、実質的に溶接不可能か溶接できても溶接不良部発生
により、不良箇所の補修作業が増えて作業能率が低下し
たり、不良箇所を切除することにより歩留が低下すると
いう問題点があった。
溶接ヘッドを管内に配置することが不可能であったり、
配置が可能でも溶接ワイヤ供給部先端に小曲率の曲げ部
を生じることに起因する溶接ワイヤの送給不安定等によ
り、実質的に溶接不可能か溶接できても溶接不良部発生
により、不良箇所の補修作業が増えて作業能率が低下し
たり、不良箇所を切除することにより歩留が低下すると
いう問題点があった。
【０００９】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、小径の内面ク
ラッド鋼溶接鋼管でも品質を低下させることなく容易に
製造できるクラッド鋼溶接鋼管の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
点を解消するためになされたものであり、小径の内面ク
ラッド鋼溶接鋼管でも品質を低下させることなく容易に
製造できるクラッド鋼溶接鋼管の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクラッド
鋼溶接鋼管の製造方法は、内面側を合せ材としたクラッ
ド鋼溶接鋼管の製造方法において、クラッド鋼の原板ま
たは原コイルを成形して内面を合せ材とした管状体の合
せ材突合せの少なくとも一部分を電縫溶接し、その後突
合せ未溶接部を肉盛溶接するものである。
鋼溶接鋼管の製造方法は、内面側を合せ材としたクラッ
ド鋼溶接鋼管の製造方法において、クラッド鋼の原板ま
たは原コイルを成形して内面を合せ材とした管状体の合
せ材突合せの少なくとも一部分を電縫溶接し、その後突
合せ未溶接部を肉盛溶接するものである。
【００１１】また、上記発明の実施態様としてのクラッ
ド鋼溶接鋼管の製造方法は、上記発明において、使用す
るクラッド鋼の原板または原コイルを、母材の側端面が
合せ材の側端面よりも全体の板厚の５〜３０％だけ幅が
狭くなるようにしたものである。
ド鋼溶接鋼管の製造方法は、上記発明において、使用す
るクラッド鋼の原板または原コイルを、母材の側端面が
合せ材の側端面よりも全体の板厚の５〜３０％だけ幅が
狭くなるようにしたものである。
【００１２】
【作用】この発明によるクラッド鋼溶接鋼管の製造方法
においては、内面側の合せ材は、合せ材突合せ部の少な
くとも一部分を電縫溶接するので、溶接作業が連続的か
つ高速で行われ溶接能率が向上するとともに、溶接品質
も高品質に維持できる。さらには、鋼管内面側への溶接
装置を挿入する溶接作業を必要としない。そして、母材
の溶接は、外面より肉盛溶接されるので、この部分の作
業も高作業性を維持できる。
においては、内面側の合せ材は、合せ材突合せ部の少な
くとも一部分を電縫溶接するので、溶接作業が連続的か
つ高速で行われ溶接能率が向上するとともに、溶接品質
も高品質に維持できる。さらには、鋼管内面側への溶接
装置を挿入する溶接作業を必要としない。そして、母材
の溶接は、外面より肉盛溶接されるので、この部分の作
業も高作業性を維持できる。
【００１３】また、素管の合せ材突合せ部の少なくとも
一部分が接触加圧されている状態に管状体を拘束しつ
つ、電縫溶接を行なうようにしたのは次の理由による。
すなわち、図５に示す通常の電縫鋼管を製造するときの
ように、素管２１の合せ材部２２の突合せ部２２ａおよ
び普通鋼部２３の突合せ部２３ａを同時に接触させて電
縫溶接をすると、アップセット加圧による加圧力によ
り、図６に示すように、普通鋼部２３の溶鋼２３ｂが合
せ材部２２の突合せ部２２ａを通過して管内面側に押し
出されるので、合せ材部２２の突合せ部２２ａは合金鋼
の合せ材２２が存在しない状態となるので、耐食性が維
持できないようになる。この点本発明のように合せ材２
２部のみを最初に溶接しておくと、上述のようなことは
起こらず、したがって耐食性も低下しないのである。
一部分が接触加圧されている状態に管状体を拘束しつ
つ、電縫溶接を行なうようにしたのは次の理由による。
すなわち、図５に示す通常の電縫鋼管を製造するときの
ように、素管２１の合せ材部２２の突合せ部２２ａおよ
び普通鋼部２３の突合せ部２３ａを同時に接触させて電
縫溶接をすると、アップセット加圧による加圧力によ
り、図６に示すように、普通鋼部２３の溶鋼２３ｂが合
せ材部２２の突合せ部２２ａを通過して管内面側に押し
出されるので、合せ材部２２の突合せ部２２ａは合金鋼
の合せ材２２が存在しない状態となるので、耐食性が維
持できないようになる。この点本発明のように合せ材２
２部のみを最初に溶接しておくと、上述のようなことは
起こらず、したがって耐食性も低下しないのである。
【００１４】また、上記発明の実施態様としてのクラッ
ド鋼溶接鋼管の製造方法において、使用するクラッド鋼
の原板または原コイルを、母材側端面が合せ材側端面よ
りも全体の板厚の５〜３０％だけ後方に位置するように
切削加工したのはつぎの理由によるものである。５％未
満では合せ材接触に際しての普通鋼溶鋼の侵入抑制効果
が切削加工をしない場合と同等で、さらなる効果が得ら
れないからであり、３０％を超えると効果が消失するか
らである。
ド鋼溶接鋼管の製造方法において、使用するクラッド鋼
の原板または原コイルを、母材側端面が合せ材側端面よ
りも全体の板厚の５〜３０％だけ後方に位置するように
切削加工したのはつぎの理由によるものである。５％未
満では合せ材接触に際しての普通鋼溶鋼の侵入抑制効果
が切削加工をしない場合と同等で、さらなる効果が得ら
れないからであり、３０％を超えると効果が消失するか
らである。
【００１５】
【実施例】本発明の１実施例のクラッド鋼溶接鋼管の製
造方法を、図１〜図３に基づき説明する。本発明の１実
施例のクラッド鋼溶接鋼管の製造方法は、内面側を合金
鋼の合せ材としたクラッド鋼溶接鋼管の製造方法であ
り、クラッド鋼の原板または原コイルをロール成形によ
り内面側が合せ材となるように連続成形して管状体１を
製造し、この製造された管状体１の合せ材２の突合せ部
２ａの少なくとも一部分が接触加圧されている状態に管
状体１を拘束しつつ電縫溶接を行ない電縫溶接部４を形
成する。
造方法を、図１〜図３に基づき説明する。本発明の１実
施例のクラッド鋼溶接鋼管の製造方法は、内面側を合金
鋼の合せ材としたクラッド鋼溶接鋼管の製造方法であ
り、クラッド鋼の原板または原コイルをロール成形によ
り内面側が合せ材となるように連続成形して管状体１を
製造し、この製造された管状体１の合せ材２の突合せ部
２ａの少なくとも一部分が接触加圧されている状態に管
状体１を拘束しつつ電縫溶接を行ない電縫溶接部４を形
成する。
【００１６】図１（ａ）〜（ｃ）は、そのときの合せ材
２の突合せ部２ａの接触加圧状態を示す素管１の横断面
図である。図１（ａ）は、合せ材２の突合せ部２ａの最
内面側の１点２ｂで接触している場合であり、合せ材２
の突合せ部２ａと普通鋼の母材３の突合せ部３ａとは一
直線となっており、両側の突き合わせ部は、前記点２ｂ
を起点として扇状に広がっている。この場合、クラッド
原板または原コイルの両側端面は、板面に対して直角に
なるように切削加工されている。
２の突合せ部２ａの接触加圧状態を示す素管１の横断面
図である。図１（ａ）は、合せ材２の突合せ部２ａの最
内面側の１点２ｂで接触している場合であり、合せ材２
の突合せ部２ａと普通鋼の母材３の突合せ部３ａとは一
直線となっており、両側の突き合わせ部は、前記点２ｂ
を起点として扇状に広がっている。この場合、クラッド
原板または原コイルの両側端面は、板面に対して直角に
なるように切削加工されている。
【００１７】図１（ｂ）は、同じく合せ材２の突合せ部
２ａの最内面側の１点２ｂで接触している場合である
が、この場合には合せ材２の突合せ部２ａと普通鋼の母
材３の突合せ部３ａとは曲線状となっており、両側の突
き合わせ部は、前記点２ｂを起点として円弧状に広がっ
ている。この場合、クラッド原板または原コイルの両側
端面は、板面に対して普通鋼の母材３側に傾斜するよう
に切削加工されている。
２ａの最内面側の１点２ｂで接触している場合である
が、この場合には合せ材２の突合せ部２ａと普通鋼の母
材３の突合せ部３ａとは曲線状となっており、両側の突
き合わせ部は、前記点２ｂを起点として円弧状に広がっ
ている。この場合、クラッド原板または原コイルの両側
端面は、板面に対して普通鋼の母材３側に傾斜するよう
に切削加工されている。
【００１８】図１（ｃ）は、合せ材２の突合せ部２ａが
全面的に接触している場合であり、この場合にはクラッ
ド原板または原コイルの両側端面は、合せ材２は板面に
対して合せ材２側に傾斜するように切削加工され、母材
３は板面に対して直角になるように切削加工されてい
る。
全面的に接触している場合であり、この場合にはクラッ
ド原板または原コイルの両側端面は、合せ材２は板面に
対して合せ材２側に傾斜するように切削加工され、母材
３は板面に対して直角になるように切削加工されてい
る。
【００１９】上述したような状態で電縫溶接すると、図
２に示すように合金鋼の合せ材２のみが溶接され、合せ
材２近傍の母材３の溶けた部分は、合せ材２の溶鋼によ
り上方に押し上げられる。このことにより、合せ材２と
母材３との境界付近には若干の合金鋼と普通鋼の混在部
が認められるが、鋼管内面側の合金鋼の合せ材２の材質
を低下させるほどのものではない。
２に示すように合金鋼の合せ材２のみが溶接され、合せ
材２近傍の母材３の溶けた部分は、合せ材２の溶鋼によ
り上方に押し上げられる。このことにより、合せ材２と
母材３との境界付近には若干の合金鋼と普通鋼の混在部
が認められるが、鋼管内面側の合金鋼の合せ材２の材質
を低下させるほどのものではない。
【００２０】図３は電縫溶接後の素管１の突合せ未溶接
部をそのまままたは開先加工して、肉盛溶接したもので
あり、肉盛溶接部５は外側からの溶接のため、容易に溶
接することができる。
部をそのまままたは開先加工して、肉盛溶接したもので
あり、肉盛溶接部５は外側からの溶接のため、容易に溶
接することができる。
【００２１】図４は、使用するクラッド鋼の原板または
原コイルを、普通鋼母材１３の側端面面１３ａと、合金
鋼合せ材１２の側端面面１２ａとの距離（Ｌ）を、全体
の板厚（ｔ）の５〜３０％にするように切削加工したも
のであり、このように加工して成形、電縫溶接すると、
電縫溶接時に普通鋼母材１３が溶融しにくく、したがっ
て合金鋼と普通鋼の混在部が少なくなるので、より品質
を向上させることができる。
原コイルを、普通鋼母材１３の側端面面１３ａと、合金
鋼合せ材１２の側端面面１２ａとの距離（Ｌ）を、全体
の板厚（ｔ）の５〜３０％にするように切削加工したも
のであり、このように加工して成形、電縫溶接すると、
電縫溶接時に普通鋼母材１３が溶融しにくく、したがっ
て合金鋼と普通鋼の混在部が少なくなるので、より品質
を向上させることができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明により、素管形成が高効率で行え
るとともに、合せ材溶接を電縫溶接で、また普通鋼溶接
を外面側からの肉盛溶接で行うので、溶接作業も高作業
性を維持でき、内面クラッド鋼溶接鋼管を安価に製造す
ることができる。
るとともに、合せ材溶接を電縫溶接で、また普通鋼溶接
を外面側からの肉盛溶接で行うので、溶接作業も高作業
性を維持でき、内面クラッド鋼溶接鋼管を安価に製造す
ることができる。
【図１】合せ材の突合せ部の接触加圧状態を示す管状体
の横断面図である。
の横断面図である。
【図２】管状体の突合せ部を電縫溶接した状態を示す素
管の横断面図である。
管の横断面図である。
【図３】肉盛溶接した後の内面クラッド鋼溶接鋼管の横
断面図である。
断面図である。
【図４】クラッド鋼原板または原コイルの両側端面部の
加工状態を示す横断面図である。
加工状態を示す横断面図である。
【図５】通常の電縫鋼管を電縫溶接するときの突合せ部
の突合せ状態を示す横断面図である。
の突合せ状態を示す横断面図である。
【図６】通常の電縫鋼管を電縫溶接するときと同じ突合
せ状態で内面クラッド鋼溶接鋼管を電縫溶接した状態を
示す横断面図である。
せ状態で内面クラッド鋼溶接鋼管を電縫溶接した状態を
示す横断面図である。
１ 管状体 ２ 合せ材 ２ａ 合せ材の突合せ部 ２ｂ 合せ材の突合せ部の接触点 ３ 母材 ３ａ 母材の突合せ部 ４ 電縫溶接部 ５ 肉盛溶接部 １２ 原板または原コイルの合せ材 １２ａ 原板または原コイルの合せ材の側端面 １３ 原板または原コイルの母材部 １３ａ 原板または原コイルの母材側端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 道昭 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 長浜 裕 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 大嶽 隆之 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 内面側を合せ材としたクラッド鋼溶接鋼
管の製造方法において、クラッド鋼の原板または原コイ
ルを成形して内面を合せ材とした管状体の合せ材突合せ
の少なくとも一部分を電縫溶接し、その後突合せ未溶接
部を肉盛溶接することを特徴とするクラッド鋼溶接鋼管
の製造方法。 - 【請求項２】 クラッド鋼の原板または原コイルを、母
材の側端面が合せ材の側端面よりも全体の板厚の５〜３
０％だけ幅が狭くなるようにすることを特徴とする請求
項１記載のクラッド鋼溶接鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31812391A JPH05154545A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | クラッド鋼溶接鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31812391A JPH05154545A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | クラッド鋼溶接鋼管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154545A true JPH05154545A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18095760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31812391A Pending JPH05154545A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | クラッド鋼溶接鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05154545A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103612020A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-05 | 北京隆盛泰科石油管科技有限公司 | 采用复合钢板通过电阻焊加堆焊方式的复合管生产方法 |
| KR20170109059A (ko) | 2015-03-12 | 2017-09-27 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 전봉 용접 스테인리스 클래드 강관 및 그 제조 방법 |
| WO2018047723A1 (ja) | 2016-09-12 | 2018-03-15 | Ｊｆｅスチール株式会社 | クラッド溶接管およびその製造方法 |
| CN109414741A (zh) * | 2016-06-30 | 2019-03-01 | 杰富意钢铁株式会社 | 电阻焊不锈钢复合钢管及其制造方法 |
| KR20190051033A (ko) | 2016-09-12 | 2019-05-14 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 전봉 용접 클래드 강관 및 그 제조 방법 |
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-
1991
- 1991-12-02 JP JP31812391A patent/JPH05154545A/ja active Pending
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