JPH051525B2 - - Google Patents

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JPH051525B2
JPH051525B2 JP59193601A JP19360184A JPH051525B2 JP H051525 B2 JPH051525 B2 JP H051525B2 JP 59193601 A JP59193601 A JP 59193601A JP 19360184 A JP19360184 A JP 19360184A JP H051525 B2 JPH051525 B2 JP H051525B2
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JP
Japan
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tape
cleaning
case
reel
time
Prior art date
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Application number
JP59193601A
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English (en)
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JPS6171409A (ja
Inventor
Masaya Terayama
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP59193601A priority Critical patent/JPS6171409A/ja
Publication of JPS6171409A publication Critical patent/JPS6171409A/ja
Publication of JPH051525B2 publication Critical patent/JPH051525B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/41Cleaning of heads

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はビデオ用またはオーデイオ用などの
磁気テープカートリツジを受け入れるプレイヤに
適用されて、主にプレイヤ側の磁気ヘツドをクリ
ーニングするヘツドクリーナに関する。
〔従来の技術〕 この種のヘツドクリーナでは、外観形状がビデ
オ用またはオーデイオ用の本物の磁気テープカー
トリツジと実質的に同一形状に形成されたカート
リツジケース内に、所定量のクリーニングテープ
を保有する。プレイヤに装填したとき、プレイヤ
側のテープ引き出し部材でクリーニングテープが
ケーセ前面から引き出され、回転する磁気ヘツド
の周面に押し当てられて、ヘツド面を清掃する。
しかるに、回転する磁気ヘツドにクリーニング
テープが走行停止状態で接触する停止清掃方式の
ヘツドクリーナにおいては、一定時間経過後に磁
気ヘツドに対するクリーニングテープの接触を解
除してクリーニングを停止し、次にケース外に引
き出したクリーニングテープをカートリツジケー
ス内に巻き戻す必要がある。また、ケース外に引
き出されたクリーニングテープは静止状態にある
ので、例えばビデオデツキにおける回転ヘツドは
回転駆動されていなければならず、再生や巻戻し
などプレイヤの各動作モード時に支障を生じるこ
となく使用できるようにすることが要請される。
こうしたヘツドクリーナのひとつに、特開昭56
−105321号公報に示すものがある。これでは、磁
気テープカートリツジにおける終端検知光路を利
用してクリーニング時間を規定する。つまり、ク
リーニングテープとは別体の遮光性のテープを無
端ループ状に形成し、該遮光テープを終端検知光
路を横切る状態で巻取リールに巻掛けておき、ク
リーニング開始と同時に遮光テープを巻取リール
に巻き取り、一定時間経過後に遮光テープの一部
に開口したスロツトが終端検知光路上に位置する
ことで、検出光の通過を許して光センサーで検知
する。かくして巻取リールや磁気ヘツドなどの駆
動を停止させ、クリーニングを停止する方式であ
る。なお、クリーニングテープは別にケース中央
のローデイング用ポケツトから引き出されるよう
配置してあり、テープ引き出し状態でクリーニン
グテープの一部に開口したスロツトが終端検知光
路上に位置するようにしてある。
また、本物の磁気テープカートリツジではテー
プ終端検知後に、ケース外に引き出された磁気テ
ープをケース内へ巻き戻すために、繰出リールが
巻き戻し駆動されるため、ヘツドクリーナでもク
リーニングテープをカートリツジケース内に巻き
戻すについては、この作動を利用している。つま
り、クリーニングテープの一端を繰出リールに固
定して、イジエクトモード時にクリーニングテー
プがカートリツジケース内に引き込み収納される
ようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、磁気テープカートリツジにおけ
るテープ終端検知光路をそのまま利用して、クリ
ーニングテープとは別の遮光テープの周回サイク
ルでクリーニング時間を規定するものでは、光セ
ンサー用の光源がカートリツジケースの内面中央
部位に突入する位置関係にあることもあつて、遮
光テープおよびクリーニングテープなどの移動経
路が複雑になり勝ちである。
また、エンドレス状の遮光テープの周回サイク
ルでクリーニング時間を規定するので、プレイヤ
の駆動機構の特性、例えばイナーシヤや一連の動
作のタイムラグのバラツキなどで、クリーニング
開始およびクリーニング停止のタイミングにズレ
を生じることがあり、とくに停止タイミングのズ
レが集積されると、クリーニング時間がいたずら
に長く設定されてたり、逆に必要な時間が確保で
きなくなつたりするおそれがあつた。
前出の従来例では遮光テープがエンドレスであ
るためストツプとスタート部分が近接しており、
ストツプ状態で止まつたままになつていると再ス
タートが確実に働かないことがある。
また、停止清掃方式を採る場合のヘツドクリー
ナでは、天然あるいは人工の皮革でクリーニング
テープをつくることが多いが、これらは一般に多
用される布製のクリーニングテープに比べてテー
プ厚みが大きい。そのため、所定の引き出し位置
にローデイグされたとき、他のクリーニング部材
より強い圧力で磁気ヘツドと接触しがちである。
とくにクリーニング時間が長いと、回転中の磁気
ヘツドの駆動機構に損傷を与えたり、クリーニン
グテープが変質しやすくなるなどの問題を含んで
いる。さらに、クリーニング液を併用する湿式ク
リーニングの場合は、乾式クリーニングに比べて
ヘツド面での摩擦抵抗が桁違いに大きくなること
から、クリーニング時間の増大は是非とも避ける
べきである。
このように、クリーニングテープを停止して清
掃する方式やその他の移動させながら清掃する方
式のいずれにおいても、クリーニング時間の設定
にバラつきがあるところに問題があつた。
この発明は、クリーニング時間を常に一定にす
ることにより、上記のような問題点を一掃しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のヘツドクリーナは、第1図に示すよ
うに、一般に使用されているオーデイオ用又はビ
デオ用の磁気テープカートリツジと実質的に同様
の外観形状および機能を備えたカートリツジケー
ス1を有し、その内部にクリーニングテープ2を
保有している。
クリーニングテープ2はプレイヤ側のテープ引
き出し部材Lでケース外へ引き出されてプレイヤ
側の磁気ヘツドHに外接する。そのために、カー
トリツジケース1の前面に凹設したテープローデ
イング用ポケツト13のひとつにクリーニングテ
ープ2が導出されて臨んでいる。好ましくは、図
示するように繰出リールに相当する摩擦プーリ1
0に最も近いポケツト13の開口前縁を横切る状
態でクリーニングテープ2のテープパスを構成す
る。
クリーニング開始から一定時間経過後(例えば
3秒後)にクリーニングを停止するために、プレ
イヤ側のテープ終端検知用の光センサーPに対応
させてカートリツジケース1側に光源61を配置
する。
プレイヤの作動あるいはヘツドクリーナ構成部
材の作動を検知してクリーニング開始を検知する
開始検知手段60を有する。その検知手段60と
しては、例えば巻取リールに相当する摩擦プーリ
11の回転を検知してスイツチ65を作動させる
ものが考えられる。
前記光源61用の電源63と、開始検知手段6
0からの信号を受けて一定時間経過後に光源61
に電流を印加するよう給電制御を行う時間設定手
段62とを設ける。例えば時間設定手段62とし
てはタイヤ回路を電源63と光源61との間に介
在させるようにしたものである。
〔作用〕
クリーニングテープ2はプレイヤ側のテープ引
き出し部材Lでケース外に引き出され、磁気ヘツ
ドHの周面に外接してクリーニングを開始する。
このテープローデイング動作の開始と同時に磁気
ヘツドHは予め回転駆動されており、テープロー
デイング動作の完了と同時にリール駆動軸が駆動
されている。従つて、例えばリール駆動軸の駆動
を開始検知手段60で検知して、クリーニングが
開始されたことが検知できる。この検知と同時
に、開始検知手段60から時間設定手段62に電
気信号が与えられて計時が開始される。予め設定
しておいた時間が経過すると、光源61に駆動電
流が印加され、プレイヤの光センサーPが作動し
て本物の磁気テープの終端を検知したのと同じ状
態になる。これで各駆動部材の駆動が停止され、
クリーニングが停止する。
〔発明の効果〕
以上のようにした本発明に係るヘツドクリーナ
は独自に光源61を備えており、クリーニング開
始から一定時間経過後にこれを発光させてクリー
ニングを終了させるようにすることにより、常に
正確に一定時間だけクリーニングテープ2を磁気
ヘツドHに接当させて適正にクリーニングを行う
ことができる。
遮光テープの周回サイクルクでクリーニング時
間を規定する従来例とは異なり、時間のズレおよ
びその集積が一切なく、とくにクリーニング時間
が長引いて、磁気ヘツドHやその駆動機構、ある
いはクリーニングテープ2が損傷を受けることも
確実に防止できる。
前記光源61はプレイヤ側の光センサーPに対
応してカートリツジケース1の側壁近くに配置し
てあるので、カートリツジケース1内に少なくと
もテープ終端検知用の光路を確保する必要がな
い。その分だけクリーニングテープの配置を任意
に設定でき、その移動経路の簡素化つまりはカー
トリツジケース1の構造の簡素化を図れる。
〔実施例〕
第2図乃至第8図において、図のヘツドクリー
ナはVHS方式の本物の磁気テープカートリツジ
と同様の外観形状および機能を備えたカートリツ
ジケース1を有する。このケース内部にクリーニ
ングテープ2を保有する。クリーニングテープ2
は一端が供給リール3に、他端が巻上げリール4
にそれぞれ係止連結されている。両リール3,4
間のクリーニングテープ2の経路途中にパイロツ
トローラ機構5、およびテープ面切換え機構6な
どが配置されている。また、ケース1内には、キ
ヤプスタンCおよびピンチローラQ用のクリーニ
ング手段9、磁気テープカートリツジにおけるテ
ープリールに相当する左右一対の摩擦プーリ1
0,11、およびクリーニング時間を規定するオ
ートストツプ手段12などを備えている。以下に
これらの詳細を個別に説明する。
(1) ケース構造 カートリツジケース1は、プラスチツク製の
上下ケース1a,1bを蓋合わせ状に結合して
なり、その前面にテープローデイング用のポケ
ツト13,14およびキヤプスタン用のポケツ
ト15が凹設されており、ケース前面を開閉す
る前蓋16を備えている。
この前蓋16は本物の磁気テープカートリツ
ジにおける前蓋と同様に閉じ姿勢に回動付勢さ
れて、閉じ姿勢で回動ロツクされており、プレ
イヤに装填すると、プレイヤ側の部材で自動的
にロツクが解除されて上開き回同する。
プレイヤ側の位置決めピン、リールブレーキ
解除ピン、リール駆動軸、テープの始端および
終端を検知するランプなどの規格部材に対応し
て、下ケース1bの底壁には位置決め孔17,
17、解除ピン孔18、駆動軸挿入孔19,1
9、ランプ孔20などが規定位置に所定の形状
でそれぞれ形成してある。また、下ケース1b
の下面中央にランプ孔20を前後に横切る状態
で誤装填防止用の溝21が規定通りに形成して
ある。これらの孔および溝を主としてカートリ
ツジケース1をプレイヤに支障なく装填するた
めに設けられるものであり、とくに孔17,1
8,20はクリーニング動作とは直接の関係が
ない。
第4図において、各駆動挿入孔19,19に
は、内側にスプライン穴状の係合歯を持つ摩擦
プーリ10,11がそれぞれ回転自在に配置し
てある。この摩擦プーリ10,11は、ヘツド
クリーナをプレイヤに装填するときリール駆動
軸Sと係合して各動作モードに応じて回転駆動
される。各摩擦プーリ10,11の外周面の下
側には、先に述べた供給リール3、パイロツト
ローラ機構5、テープ面切換機構6などを駆動
するためのゴム輪23が固定してある。
(2) クリーニングテープとその配置 クリーニングテープ2は、汲液性を有するク
リーニングリボンを主体として、その両端にリ
ードテープを接続したものからなり、テープロ
ーデイングに要する長さに、巻上げリール4に
よる相当回数のテープ巻き取りが行える長さを
加えた全長を有する。クリーニングリボンは天
然皮革、人工皮革、織布、不織布などのテープ
材、あるいはプラスチツクシートの片面に前記
シート状物を積層したものが使用される。ヘツ
ド面への損傷、マイクロダストの除去機能、耐
久性等を考慮すると、人工皮革で形成したクリ
ーニングリボンが好ましい。
図に向かつて右側のポケツト13の開口両側
に、パイロツトローラ29とテープガイド24
を配置する。これら両部材29,24間にクリ
ーニングテープ2を案内し、クリーニングテー
プ2がテープ引き出し部材Lでケース外へ引き
出されるようにしておく。パイロツトローラ2
9と供給リール3との間には右側の摩擦プーリ
10を迂回するようにクリーニングテープ2を
案内する3個のガイドピン25を配置し、さら
にテープガイド24と巻上げリール4との間に
はカートリツジケース1の周壁沿いにクリーニ
ングテープ2を案内する4個のガイドピン26
を配置する。つまり、供給リール3を始端とし
た場合、クリーニングテープ2は供給リール3
から右側の摩擦プーリ10の後方を迂回して右
側のポケツト13の前面を横切つたのち、ケー
ス後方に向かつて反転案内され、ケース後方の
左端寄りに位置する巻上げリール4を終端とす
るテープパスを採る。この収納状態において、
供給リール3には所定量のテープが巻き込まれ
ている。なお、テープガイド24、およびガイ
ドピン25,26は下ケース1bと一体の丸ピ
ンを予想しているが、別体のピンあるいは遊転
自在のローラであつてもよい。
供給リール3は下ケース1bの底壁上に水平
揺動自在に装着した揺動腕27に回転自在に支
持する。揺動腕27に作用させたバネ28で、
供給リール3の下フランジ3aの周面を摩擦プ
ーリ10のゴム輪23に圧接するよう付勢す
る。下フランジ3aの周面には鋸刃状の摩擦歯
が小間隔おきに多数形成してある。後述するオ
ートストツプ手段12でクリーニングが停止さ
れてテープ引き出し部材Lがポケツト13内に
復帰するイジエクトモード時に、供給リール3
は摩擦プーリ10で巻き戻し回転されて、ケー
ス外に引き出したクリーニングテープ2を引き
込み収納する。
(3) パイロツトローラ機構 パイロツトローラ機構5は磁気ヘツドHに対
するクリーニングテープ2の巻付け角を小さく
して回転抵抗を小さくし、かつ後述するように
クリーニング液の塗布範囲を一定幅に限定する
ためのものである。
具体的にはパイロツトローラ29を支持する
第1の揺動腕30と、この揺動腕30を揺動可
能に支持する第2の揺動腕31とを有する。第
1の揺動腕30の揺動基端、つまり第2の揺動
腕31との連結箇所にはパイロツトローラ29
を復帰揺動させるための受動ローラ32が第1
の揺動腕30と同行揺動するよう固定してあ
る。第2の揺動腕31は受動ローラ32が常に
摩擦プーリ10に圧接するようバネ33で揺動
付勢しておく。さらに、両揺動腕30,31間
にバネ34を掛け渡して第1の揺動腕30を待
機姿勢に揺動付勢しておく。
ヘツドクリーナの不使用時に、第1の揺動腕
30およびパイロツトローラ29は第2図に示
す待機位置にある。このパイロツトローラ29
は第3図に示すごとくクリーニングテープ2が
テープ引き出し部材Lでケース外へ引き出され
るとき、テープ2に作用する張力でバネ34に
抗しながら反時計回り方向に揺動し、テープ2
をポケツト13の中央寄り位置に案内する。す
ると、クリーニングテープ2の磁気ヘツドHへ
の巻付き角が小さくなり、磁気ヘツドHに与え
る回転抵抗を小さいものにする。
パイロツトローラ29の元位置への復帰動作
は、イジエクトモード時の摩擦プーリ10の巻
き戻し駆動によつて行われ、ゴム輪23に圧接
する受動ローラ32が摩擦プーリ10と逆方向
に駆動されることにより、第2図に示す待機位
置へ復帰する。
(4) テープ面切換機構 カートリツジケース1は待機位置にあるパイ
ロツトローラ29と摩擦プーリ10に近いガイ
ドピン25との間に、クリーニングテープ2に
クリーニング液を供給する液供給具38を含む
液供給手段を備えている。この液供給具38と
しては、例えば有底筒形に形成し、テープ2と
摺接する筒外周面部分に滑性に優れた塗布シー
トを貼り合わせ、シートに形成した上下方向の
細いスリツトからクリーニング液を滲みださせ
ることにより、一定量のクリーニング液を幅狭
の所定範囲にだけ塗布できるようにしたものを
使う。
テープローデイング時に、パイロツトローラ
29がポケツト13の中央寄りに向かつて移動
すると、クリーニングテープ2は液供給具38
の周面から離れる。このため、クリーニング液
はテープ2の一定範囲を限つて塗布されること
になる。この塗布位置がテープローデイング完
了時に、磁気ヘツドHのヘツド面に接触するよ
う液供給具38の配設位置が定めてある。
クリーニング液を塗布したクリーニングテー
プ2のみによる、いわゆる湿式方式でクリーニ
ングを行うと、乾式に比べて磁気ヘツドHの回
転抵抗が大きくなり過ぎる。クリーニング後に
磁気ヘツドにクリーニング液が付着したままに
なる。クリーニングテープ2の構成繊維が液と
ともに磁気ヘツドに付着するなど、磁気ヘツド
Hおよび磁気テープに悪影響を及ぼす。これを
防ぐために、テープ面切換機構6があり、これ
でクリーニングテープ2の磁気ヘツドHとの接
当位置をクリーニング液が付着した領域から液
が付着してない乾燥領域へとずらし、ヘツド面
に残つているクリーニング液や繊維クズなどを
除去する。
そのテープ面切換機構6としては、下ケース
1bの底壁上に水平揺動自在に支持される揺動
腕39と、これの揺動先端寄りに回転自在に支
持される円盤状の切換デイスク40と、切換デ
イスク40を左側に摩擦プーリ11のゴム輪2
3に押圧接当させるためのバネ41とからな
る。第6図にように切換デイスク40の上面に
は、クリーニングテープ2を前後に挾む状態
で、その中央と周縁寄りとの2箇所にガイドボ
ス42と掛止ローラ43とがそれぞれ設けられ
ている。テープローデイング完了と同時に摩擦
プーリ11がリール駆動軸Sで時計回転方向に
駆動され、同時に切換デイスク40はゴム軸2
3で反時計回転方向に駆動される。これに伴
い、掛止ローラ43も切換デイスク40と同行
回転するため、クリーニングテープ2は掛止ロ
ーラ43に引つ掛けられた状態で引つ張られ、
この引つ張られた分だけクリーニングテープ2
の磁気ヘツドHとの接当位置がズレ、テープ2
の乾燥した箇所でクリーニングを行うことにな
る。
切換デイスク40は第3図のように一定角度
だけ回転した後は、バネ41の張力が切換デイ
スク40の回転力に打ち勝つて、それ以上回転
することはなく、ゴム輪23に対してスリツプ
した状態になる。このために、バネ41は切換
デイスク40の盤面上のピン44に掛止められ
ていて、切換デイスク40が回転するときバネ
41が伸張変形するようにしてある。切換デイ
スク40は摩擦プーリ11の駆動が停止される
のと殆ど同時にバネ41の張力で時計回転方向
に戻され、元姿勢に復帰回転する。
(5) クリーニング手段 第3図において、キヤプスタンCおよびピン
チローラQをクリーニングするためのクリーニ
ング手段9を有する。このクリーニング手段9
は、キヤプスタンCおよびピンチローラQにそ
れぞれ外接する六角柱状の拭き取りパツド4
6,47と、下ケース1bの底壁上に水平揺動
自在に支持され、前記パツド46,47を保持
するホルダー48と、これをキヤプスタンポケ
ツト15側に向かつて揺動付勢するためのバネ
49とからなる。ホルダー48にはパツド4
6,47を挿嵌するための保持枠48aが立設
してある。両パツド46,47は、例えばフエ
ルトで形成され、その周面の稜線がキヤプスタ
ンCおよびピンチローラQにそれぞれ外接する
姿勢で保持枠48aに取り付けておく。両パツ
ド46,47は必要に応じて交換することがで
きる。50はキヤプスタンCに外接する補助ク
リーニングパツドである。
(6) 巻上げリール 巻上げリール4は上下ケース1a,1b間に
回転自在に支持し、その下フランジ4aの周面
に形成したラチエツト歯4bにラチエツト爪5
1を係合させることにより、テープ巻上げ方向
(反時計回転方向)にのみ回転できる。第7図
において、巻上げリール4に近いカートリツジ
ケース1の後壁1cには操作窓52を開口して
あり、この窓52から巻上げリール4の下フラ
ンジ4aの一部をケース外に露出させておき、
これで該リール4を回転操作できるようにして
ある。
第2図に示す状態において、巻上げリール4
を巻上げ方向に回動させると、クリーニングテ
ープ2が供給リール3から繰り出され、巻上げ
リール4に巻き取られる。すると、巻き取つた
分だけクリーニングテープ2の位相位置がズ
レ、テープローデイング時には新規のテープ面
が磁気ヘツドHに当たる。つまり、必要に応じ
て巻上げリール4を回転操作することにより、
清浄なテープ面で磁気ヘツドHをクリーニング
でき、クリーニングテープ2が使用限度を越え
て清掃に供されることを未然に防止し、磁気ヘ
ツドHの傷つきも防止する。クリーニングテー
プ2の巻上げを無駄なく最小限に止めるため
に、クリーニングテープ2のとくにリードテー
プ部分に、第8図に示すように残量表示用のマ
ーク53、例えば数字を一定間隔おきに印刷し
てある。この表示マーク53はカートリツジケ
ース1の後壁1cに開口した視認窓54を介し
てケース外から視認できる。
第8図において、視認窓54に対向する位置
で、クリーニングテープ2の内面側方にテープ
ストツパー55が配置されている。このストツ
パー55は、下ケース1bの底壁上に揺動可能
に支持されるストツパー爪56と、これをクリ
ーニングテープ2に軽い接触圧で接当付勢する
U字形のバネ57とを一体形成したものからな
る。ストツパー爪56の視認窓54との対向壁
面に使用限界表示59を印刷あるいは成形パタ
ーンなどで入れておく。このテープストツパー
55は、巻上げリール4によるテープ面の更新
が限界に達したとき、それ以上にクリーニング
テープ2が巻きあげられるのを阻止する。その
ために、テープガイド24寄りのリードテープ
部に、第8図に示すようなストツパー孔58が
開口してある。このストツパー孔58内にスト
ツパー爪56が落ち込むと、たとえ巻上げリー
ル4を回転操作しても、ストツパー孔58より
供給リール3側のテープ2が巻き取られること
はない。この状態でも供給リール3にはテープ
ローデイングに必要な量のクリーニングテープ
2が巻き込まれている。つまり、テープストツ
パー55は限界位置で巻上げリール4によるテ
ープ2の巻き込みを阻止し、テープローデイン
グに必要な量のテープ長さをストツパー孔58
より供給リール3側に残すことによつて、テー
プ引き出し部材Lおよびこれの駆動機構、また
はヘツドクリーナの損傷を未然に防止する。
(7) オートストツプ手段 この発明は、ヘツドクリーナにおけるクリー
ニング時間を一定にするためのオートストツプ
手段12に特徴を有する。
このオートストツプ手段12としては、クリ
ーニング開始を検知する開始検知手段60と、
プレイヤ側に設けられるテープ終端検知用の光
センサーPに検出光を照射する光源61と、開
始検知手段60からの信号を受けて一定時間経
過後に光源61に電流を印加するよう給電制御
を行う時間設定手段62と、電源63とからな
る。
開始検知手段60は、前記切換デイスク40
を付勢するバネ41の一端が引つ掛けられるス
イツチ操作腕64と、この操作腕64でオン,
オフ操作されるマイクロスイツチ65とからな
り、テープローデイング完了と同時に切換デイ
スク40が摩擦プーリ11で回転駆動されると
き、スイツチ操作腕64が切換デイスク40の
動きをバネ41を介して受けて、マイクロスイ
ツチ65をオン操作することにより、クリーニ
ング開始を検知し、時間設定手段62に信号電
流(又は駆動電流)を印加する。
時間設定手段62は、遅延回路あるいはCR
タイマなどの電気回路からなり基板66上に設
けられる。開始検知手段60からの信号電流を
受けると、例えば3秒の設定時間が経過するを
待つて光源61に駆動電流を印加し、光源61
を発光させる。光源61は発光ダイオードや小
型電球などの電気をエネルギー源とする発光体
からなる。この光源61は光センサーPに対応
するカートリツジケース1の図上右側壁の内面
に固定してあり、該側壁に開口せる投光窓67
からケース外に向かつて検出光を照射して光セ
ンサーPを作動させる。電源63は前記基板6
6上に装着された2個の乾電池63aからな
る。なお、第2図において符号70はカートリ
ツジケース1の上ケース1aに開閉自在に装着
される電池蓋である。
時間設定手段62の作動によつて光源61が
点灯すると、光センサーPが作動して磁気テー
プカートリツジにおけるテープ終端が検知され
たのと同一の状態になり、リール駆動軸Sおよ
び磁気ヘツドHの駆動が直ちに停止される。こ
れで磁気ヘツドHおよびクリーニングテープ2
間での相対的な摺接も停止してクリーニングが
停止される。従つて、クリーニング開始から一
定時間経過後には、確実にクリーニングを停止
することが可能となり、常に適正にクリーニン
グを行うことができるに至つたものである。
〔別実施例〕
開始検知手段60をキヤプスタンCやピンチロ
ーラQの回転を利用して、あるいはテープローデ
イング時のクリーニングテープ2のテープ移動を
利用して作動させ、クリーニング開始を検知する
ようにしてもよい。とくにスイツチ65はプレイ
時のピンチローラQの出入を利用するとタイミン
グ的に有利である。
時間設定手段62を第9図に示すごとくフリツ
プフロツプ回路で形成する場合は、クリーニング
テープ2の移動を検知するスイツチ65aと、カ
ートリツジケース1がプレイヤに装填されたこと
を検知するスイツチ65bとを設け、両スイツチ
の順次動作でクリーニング開始を検知するように
してもよい。この場合はスイツチ65bを前蓋1
6の開閉動作や、プレイヤ側の位置決めピンやリ
ールブレーキ解除ピンがカートリツジケース1内
に突入する動作などを利用してオン操作する。ス
イツチ65aはプレイヤ側の回転部材、あるいは
クリーニングテープ2がテープローデイング時に
移動することを検知してオン操作する。
第10図は摩擦プーリ10,11に関する本発
明の別実施例を示す。これでは不使用時における
摩擦プーリ10,11の遊動を阻止し、クリーニ
ングテープ2のテープたるみを防ぐものである。
具体的には摩擦プーリ10,11の上部に配置し
たブレーキデイスク71をバネ72で下向きに揺
動付勢してブレーキをかける。ブレーキデイスク
71の下面には放射状に多数の係合突起73が形
成してあり、ヘツドクリーナの不使用時には該突
起73が摩擦プーリ10,11側の放射状のリブ
74,74に係合する。ヘツドクリーナの使用時
には、摩擦プーリ10,11の係合穴10a,1
1a内に突入する軸75をリール駆動軸Sで突き
上げることにより、ブレーキデイスク71の係合
を解き、摩擦プーリ10,11を自由回転状態に
できるようにしたものである。
クリーニングテープ2は中央のポケツト14か
らテープ引き出し部材Lで引き出すように変更で
きる。実施例ではVHS方式のビデオ用ヘツドク
リーナについて説明したが、ベータ方式のビデオ
デツキ、あるいは磁気テープがカートリツジケー
ス外へ引き出し操作される型式のオーデイオ用デ
ツキのヘツドクリーナに適用することも予想して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明に係るヘツドクリ
ーナの第1実施例を示しており、第1図は概略平
面図、第2図は内部構造を示す不使用時の横断平
面図、第3図は使用時の横断平面図、第4図、第
5図、第6図、第7図はそれぞれ第2図における
−線、−線、−線、−線に沿う
断面図、第8図は第2図におけるA部の分解斜視
図である。第9図はオートストツプ手段の別実施
例を示す電気回路図である。第10図は摩擦プー
リの別実施例を示す要部の縦断面図である。 1……カートリツジケース、2……クリーニン
グテープ、13……テープローデイング用ポケツ
ト、60……開始検知手段、61……光源、62
……時間設定手段、L……テープ引き出し部材、
H……磁気ヘツド、P……光センサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カートリツジケース1内に保有するクリーニ
    ングテープ2の中途部をケース前面に凹設したテ
    ープローデイング用ポケツト13の前端領域に案
    内導出してあり、該ポケツト13を介してプレイ
    ヤ側のテープ引き出し部材Lで引き出されたクリ
    ーニングテープ2がプレイヤ側の磁気ヘツドHに
    外接するヘツドクリーナにおいて、カートリツジ
    ケース1側にプレイヤ側のテープ終端検知用の光
    センサPに対応させて光源61を配置してあり、
    使用時におけるプレイヤないしはヘツドクリーナ
    構成部材の作動を検知してクリーニング開始を検
    知する開始検知手段60と、開始検知手段60か
    らの信号を受けて一定時間経過後に光源61に電
    流を印加するような給電制御を行う時間設定手段
    62とがそれぞれカートリツジケース1側に設け
    られており、クリーニング開始から一定時間経過
    後に光源61が点灯するように構成したことを特
    徴とするヘツドクリーナ。
JP59193601A 1984-09-14 1984-09-14 ヘツドクリ−ナ Granted JPS6171409A (ja)

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IE81050B1 (en) * 1990-01-26 1999-12-01 Joseph Frederick Fritsch A treatment device

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