JPH0515034Y2 - - Google Patents

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JPH0515034Y2
JPH0515034Y2 JP6070686U JP6070686U JPH0515034Y2 JP H0515034 Y2 JPH0515034 Y2 JP H0515034Y2 JP 6070686 U JP6070686 U JP 6070686U JP 6070686 U JP6070686 U JP 6070686U JP H0515034 Y2 JPH0515034 Y2 JP H0515034Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二重ガラス戸等において、ガラス
板等の透光板の内側に取付けられたブラインドや
カーテン等の遮光材を開閉するための障子戸に内
蔵した遮光材開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、二重ガラス戸等において、二重ガラスの
内側にブラインドやカーテンを開閉自在に取付け
る場合が多い。これに伴い、この種のブラインド
やカーテンを開閉するための装置も種々考案され
ている。
従来、この種の装置として障子戸を構成する一
方の竪框に室内側に開口した凹部を形成し、この
凹部内にバネ力で離隔する方向に移動し上下一対
の摺動子で接近する方向に移動する一対のストツ
パを備えた調整函を摺動自在に設けるとともに、
この調整函にブラインドを開閉する上下索を連結
し、一対の摺動子を指でつかんで強く力を入れる
ことで一対のストツパを接近する方向に移動する
と凹部と一対のストツパとが離れて調整函を凹部
に沿つて上下動できるとともに、一対の摺動子か
ら指を離すと一対のストツパがバネ力で離隔する
方向に移動して凹部に圧着し、ブラインドの自重
で移動しないように調整函を凹部に保持するよう
にした装置(実公昭54−14698号公報参照)と障
子戸を構成する一方の竪框に形成した凹部に一対
のラツグギヤを固着し、上下索が連結された調整
函に、一対のピニオンと、ピニオンをロツクする
摺動子と、摺動子をピニオンをロツクする位置に
保持するスプリングとを設け、通常時には摺動子
でピニオンをロツクしてラツクギヤの噛合部によ
つて調整函をブラインドの自重で上方に移動しな
いように保持し、摺動子をスプリングに抗して押
すことでピニオンを回転自在して調整函を上下動
できるようにした装置とがある(実公昭54−
14699号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前者の装置であるストツパと凹部との
摩擦力で保持するので、保持力が弱く障子戸を開
閉する際の振動等でブラインドが下降することが
ある。
一方、後者の装置であるとピニオンとラツクギ
ヤの噛合で保持するので保持力が若干大きくなる
が、ピニオンに摺動子をスプリング力で押しつけ
てピニオンをロツクするので、摺動子によるピニ
オンのロツク力が不十分であつて保持力を十分な
る強さにできないから、前述のように振動等でブ
ラインドが下降することができる。
また、両者ともに、スプリング力を強くすれば
保持力が大きくできるが、このようにすると摺動
子をスプリング力に抗して移動するのに大きな力
が必要となつて操作性が著しく悪いものとなる。
この考案は、このような前記従来の問題点を解
消するために提案されたもので、ブラインドやカ
ーテン等の遮光材を任意の位置に確実に固定する
ことができ、かつ遮光材の昇降(開閉)をきわめ
てスムースにおこなうことができる障子戸に内蔵
した遮光材の開閉装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は遮光材の開閉装置においてブライン
ドやカーテン等の遮光材を開閉自在に内蔵した障
子戸の框にその長手方向に連続する凹条溝を設
け、この凹条溝に摺動子を移動自在に取付け、か
つこの摺動子に索条の一端が連結され、索条の他
端は遮光材に連結してなる遮光材の開閉装置にお
いて、前記凹条溝の内側に複数個の係止孔を凹条
溝の長手方向に間隔をあけて設け、前記摺動子に
は係止体と操作体をそれぞれ設け、前記係止体は
係止体先端の係止爪が前記係止孔と係合し得るよ
うに付勢した状態で揺動自在に操作体に取付けて
あり、かつ前記操作体は、前記摺動子に回転自在
に取付けてあるとともに、操作体の裏面には前記
係止体の係止爪と反対側に設けてある頭部に当接
するカム斜面を設けてあり、操作体を回すことに
より、カム斜面に係止体の頭部が当接して、前記
頭部は前記凹条溝に押付けられて係止爪が係止孔
部より外れるようにしてある。
〔実施例〕
以下この考案を図示する一実施例によつて説明
すると、二重ガラス戸1の二重ガラスの内側に複
数枚のスラツト2,……と索条3とからなるブラ
インドAが開閉自在に(開閉自在)に設置されて
いる。
また、二重ガラス戸1の一方の竪框4には室内
側に開口する断面略リツプ溝状の凹条溝5が上下
方向に連続して形成されている。凹条溝5の底面
部には複数個の係止凹部を形成する係止孔6,…
…が凹条溝5の上下方向に一定間隔おきに形成さ
れている。
さらに凹条溝5の中には摺動子7が凹条溝5に
沿つて上下移動自在に嵌めこまれ、この摺動子7
に索条3の一端が連結され、他端は遮光材である
ブラインドAに連結されている。
そして、摺動子7を上下移動すると、これに対
応してブラインドAが昇降し得る構成になつてい
る。
摺動子7には凹溝8が形成され、この凹溝8の
中に係止体9が横ピン10を中心に揺動自在に取
付られている。係止体9の先端部には係止孔6,
……に対応してこの係止孔6,……に係合可能な
係止爪11が形成され、一方係止体9の基端部に
は係止爪11とは反対向きの頭部12が形成され
ている。
また、係止体9の基端部には圧縮ばね13が取
付けられ、この圧縮ばね13の働きによつて係止
体9は係止爪11が凹条溝5の底面を押し付ける
方向に常時付勢されている。そして摺動子7が上
下に移動し、係止爪11と係止孔6とが一致した
とき、係止爪11が係止孔6に嵌まり、その結果
として、その地点に摺動子7が固定できる構成に
なつている。
また、摺動子7のほぼ中央部には凹条溝5の開
口端に対応して軸部14が突設されている。軸部
14には円形の操作体15がスナツプリング16
によつて回転自在取付けられ、その裏面は、係止
体9の頭部12と接している。
操作体15の裏面には、前記係止体9の係止爪
11と反対側に設けてある頭部12に当接する円
周方向に傾斜するカム斜面17が形成されてい
る。
そして、操作体15を一方向に回すことによ
り、カム斜面17の一番高い位置17aと係止体
9の頭部12が当接して押すことにより、頭部1
2は凹条溝5の底に強く押し付けられ、係止体9
の係止爪11は係止孔6より外れる。その結果、
摺動子7は自由に上下移動することができ、した
がつて、ブラインドAを自由に昇降(開閉)でき
る。
一方、操作体15を他方向に回すことによりカ
ム斜面17の一番低い位置10bと係止体9の頭
部12が重なつたとき、係止体9は圧縮ばね13
の働きによつて押し上げられ、係止体9の係止爪
11が係止孔6に嵌まりこむ。その結果摺動子7
はその地点で動けなくなり、したがつてブライン
ドAを所定位置に固定できる。
さらに、操作体15の裏面には深めの穴18が
形成され、この穴18に圧縮ばね19とボール2
0が嵌めこまれている。一方、これに対応して摺
動子7の側面には操作体15を回した際に係止爪
11が係止孔6,……に嵌まる位置と係止孔6よ
り外れる位置に対応して凹部21,21が形成さ
れている。
このように構成することにより、ボール20が
凹部21,21に嵌まる毎に嵌着音が発生するた
め、嵌着音によつて係止爪11の動きを確認する
ことができる。そのうえ、圧縮ばね19の働きに
よつて操作体15の緩みも完全に防止することが
できる。
第5図および第6図は操作体15の変形例を示
したもので、操作体15に引手22や耳部23を
設けることにより、操作体15の操作性および意
匠上の向上を図つたものである。
第7図A,Bおよび第8図は係止孔6,……の
変形例を示したもので、第7図A,Bは、係止爪
11の先端および係止孔6,……の下縁部にテー
パ11a,6aを形成することにより摺動子7を
上方には移動しないように確実に固定できる一方
で、下方には(ブラインドAが開く方向)操作体
15を回して係止爪11をはずすことなく移動で
きるようにしたものである。
さらに、第8図は、係止孔6を凹条溝5の底部
に直接形成する代わりに、側面に係止凹部を形成
する凹凸24を有する係止レール25が凹条溝5
内に建てこんでもよい。なお、実施例ではブライ
ンドの開閉装置として説明したが、カーテンの開
閉装置としても構成はほぼ同じである。
〔考案の効果〕
この考案は、以上の構成からなる以下の効果を
有する。
操作体を回すだけで、摺動子の固定およびそ
の解除が可能なため、操作がきわめて簡単でブ
ラインドやカーテン等の遮光材の昇降(開閉)
が容易である。
また、係止爪と係止孔との係止はカム斜面に
よつて保持されているので、摺動子は確実に固
定することができる。
したがつて操作体を回さない限り、摺動子は
絶体に動かないため障子戸の開閉中、振動によ
りブラインド等の遮光材が過つて閉じる恐れが
ない。
摺動子の係止強度は係止爪の形状にのみ気を
つければ簡単に大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は、この考案の実施例を示した
もので、第1図は開閉装置の分解斜視図、第2図
は操作体の斜視図、第3図A,Bは開閉装置の機
能を示す縦断面図、第4図は同じく開閉装置の機
能を示す横断面図、第5図および第6図は操作体
の変形例を示す斜視図、第7図A,Bは係止体の
係止爪先端および係止孔の縁部らテーパー面を付
けた時の開閉装置の機能を示す一部断面図、第8
図は係止レールの一部断面図、第9図はブライン
ドを内蔵した二重ガラス戸の正面図である。 1……二重ガラス戸、2……スラツト、3……
索条、4……竪框、5……凹条溝、6……係止
孔、7……摺動子、8……凹溝、9……係止体、
10……横ピン、11……係止爪、12……頭
部、13……スプリング、14……軸部、15…
…操作体、16……スナツプリング、17……カ
ム斜面、18……穴、19……圧縮ばね、20…
…ボール、21……凹部、22……引手、23…
…耳部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラインドやカーテン等の遮光材を開閉自在に
    内蔵した障子戸の框にその長手方向に連続する凹
    条溝を設け、この凹条溝に摺動子を移動自在に取
    付け、かつこの摺動子に索条の一端が連結され、
    索条の他端は遮光材に連結してなる遮光材の開閉
    装置において、前記凹条溝の内側に複数個の係止
    孔を凹条溝の長手方向に間隔をあけて設け、前記
    摺動子には係止体と操作体をそれぞれ設け、前記
    係止体は係止体先端の係止爪が前記係止孔と係合
    し得るように付勢した状態で揺動自在に操作体に
    取付けてあり、かつ前記操作体は、前記摺動子に
    回転自在に取付けてあるとともに、操作体の裏面
    には前記係止体の係止爪と反対側に設けてある頭
    部に当接するカム斜面を設けてあり、操作体を回
    すことにより、カム斜面に係止体の頭部が当接し
    て、前記頭部は前記凹条溝に押付けられて係止爪
    が係止凹部より外れるようにしてあることを特徴
    とする障子戸に内蔵した遮光材の開閉装置。
JP6070686U 1986-04-22 1986-04-22 Expired - Lifetime JPH0515034Y2 (ja)

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