JPH05147334A - 転写式プリンタ - Google Patents

転写式プリンタ

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JPH05147334A
JPH05147334A JP31439791A JP31439791A JPH05147334A JP H05147334 A JPH05147334 A JP H05147334A JP 31439791 A JP31439791 A JP 31439791A JP 31439791 A JP31439791 A JP 31439791A JP H05147334 A JPH05147334 A JP H05147334A
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JP
Japan
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rotation speed
ribbon
roller
motor
winding
Prior art date
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Application number
JP31439791A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Takahama
和英 高濱
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクリボンの搬送速度を一定に維持すると共
にリボン巻取りローラの回転トルクを一定にして、印字
不良及びインクリボン切れ等の事故を防ぐ。 【構成】リボン送りローラ及びリボン巻取りローラの回
転速度を検出する回転速度検出機構を設け、リボン送り
ローラの回転速度及びリボン巻取りローラの回転速度を
示すカウント値をそれぞれ格納エリアθ1及び格納エリ
アθ2に記憶し、格納エリアθ1のカウント値に対する
格納エリアθ2のカウント値の割合A値により、パルス
周期テーブルからパルス周期を読み取って、ステッピン
グモータをそのパルス周期のパルスにより駆動させるも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクリボンを使用
して用紙に印字する転写式プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、転写式プリンタにおいては、リ
ボン送りローラに巻回されたインクリボンは、印字ヘッ
ドの印字面を介してリボン巻取りローラに巻き取られる
ようになっている。
【0003】印字ヘッドにインクリボン及び用紙を介し
てプラテンが対向配置されており、このプラテンによる
用紙の搬送に同期してインクリボンが搬送され、印字ヘ
ッドはこの搬送されるインクリボンを使用して用紙に印
字を行う。
【0004】ところで用紙を搬送するプラテンは用紙を
一定速度で搬送しているので、インクリボンも用紙と同
期して一定速度で搬送されなければならない。このイン
クリボンの搬送する方法には2種類の方法があり、その
第1はプラテンの回転駆動系にインクリボンの搬送機構
を接続したもので、特別な制御を行うこと無く確実に用
紙の搬送と同期させることができる。その第2はインク
リボンの搬送機構にインクリボン専用の巻取りモータを
組み込んだもので、この巻取りモータからなるリボン駆
動系はプラテン駆動系とはメカニカル的には接続されて
いないため、同期するように電気的に制御する必要があ
る。
【0005】しかし、いずれの場合においても、インク
リボンを巻き取るリボン巻取りローラの回転速度は一定
に制御されていたため、インクリボンのリボン巻取りロ
ーラによる巻き始め部分と巻き終わり部分とでは、イン
クリボンの巻取り速度が異なってしまう。つまり、リボ
ン巻取りローラにかかる回転トルクが変化してしまう。
従って回転トルクが大きくなり過ぎてしまうと、インク
リボンが強制的に搬送されて、インクリボンの搬送速度
が用紙の搬送速度より大きくなって印字不良が生じた。
【0006】そこで、従来の転写式プリンタでは、例え
ばリボン巻取りローラの回転軸を摩擦板を介して駆動軸
に接続していた。これによれば所定トルク以上の回転ト
ルクがリボンローラの回転軸にかかると摩擦板により駆
動軸が空回りしてリボン巻取りローラの回転駆動をその
瞬間だけ遅らせて、それ以上の回転トルクがかからない
ようにした。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の例にお
いても摩擦板によっても静止摩擦及び動作摩擦の差によ
りリボン巻取りローラのトルクは一定にすることはでき
ず、ときにインクリボンの搬送速度が用紙の搬送速度よ
り大きくなって印字不良が生じる虞があるという問題が
あった。さらに摩擦板は磨耗してしまうと、駆動軸の空
回りするトルクが上昇して、リボン巻取りローラに大き
な回転トルクがかかり、インクリボン切れ等の事故が発
生する虞があるという問題があった。
【0008】そこでこの発明は、インクリボンの搬送速
度を一定に維持することができると共にリボン巻取りロ
ーラの回転トルクを一定にすることができ、従って印字
不良及びインクリボン切れ等の事故を防ぐ事ができる転
写式プリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
リボン送りローラとリボン巻取りローラとを備え、リボ
ン送りローラから印字ヘッドの印字面を介してリボン巻
取りローラへ張架されたインクリボンを使用して、印字
ヘッドにより所定の用紙に印字を行う転写式プリンタに
おいて、リボン巻取りローラを回転駆動させるモータ
と、リボン送りローラの回転速度を検出する送り回転速
度検出手段と、リボン巻取りローラの回転速度を検出す
る巻取り回転速度検出手段と、送り回転速度検出手段に
より検出された回転速度と巻取り回転速度検出手段によ
り検出された回転速度との比を算出する回転速度比算出
手段と、この回転速度比算出手段により算出された回転
速度の比に応じてモータの回転速度を制御するモータ制
御手段とを設けたものである。
【0010】請求項2対応の発明は、リボン送りローラ
とリボン巻取りローラとを備え、リボン送りローラから
印字ヘッドの印字面を介してリボン巻取りローラへ張架
されたインクリボンを使用して、印字ヘッドにより所定
の用紙に印字を行う転写式プリンタにおいて、リボン巻
取りローラを回転駆動させる直流モータと、リボン送り
ローラの回転速度を検出する送り回転速度検出手段と、
リボン巻取りローラの回転速度を検出する巻取り回転速
度検出手段と、送り回転速度検出手段により検出された
回転速度と巻取り回転速度検出手段により検出された回
転速度との比を算出する回転速度比算出手段と、この回
転速度比算出手段により算出された回転速度の比に応じ
て直流モータの回転速度を制御する直流モータ制御手段
と、この直流モータ制御手段による制御後に巻取り回転
速度検出手段により検出された回転速度と、予め回転速
度比算出手段により算出された回転速度の比に応じて設
定された直流モータの適性回転速度とを比較する回転速
度比較手段と、この回転速度比較手段による比較の結果
に基づいてリボン巻取りローラの回転速度が適性回転速
度になるように直流モータの回転速度を制御する回転速
度修正手段とを設けたものである。
【0011】
【作用】このような構成の本発明において、送り回転速
度検出手段によりリボン送りローラの回転速度が検出さ
れ、巻取り回転速度検出手段によりリボン巻取りローラ
の回転速度が検出される。回転速度比算出手段により検
出されたリボン送りローラの回転速度とリボン巻取りロ
ーラの回転速度との比が算出される。、モータ制御手段
により、リボン巻取りローラを回転駆動させるモータの
回転速度が回転速度比算出手段により算出された回転速
度の比に応じて制御される。
【0012】また、特に直流モータによりリボン巻取り
ローラを回転駆動させる場合には、直流モータ制御手段
により、直流モータの回転速度が回転速度比算出手段に
より算出された回転速度の比に応じて制御される。この
制御後に巻取り回転速度検出手段により検出された回転
速度と、予め回転速度比算出手段により算出された回転
速度の比に応じて設定された直流モータの適性回転速度
とが、回転速度比較手段により比較される。回転速度比
較手段による比較の結果に基づいて、回転速度修正手段
により、リボン巻取りローラの回転速度が適性回転速度
になるように直流モータの回転速度が制御される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0014】図1はこの発明を適用した転写式プリンタ
のサーマルヘッド1及びインクリボン2に関する概略構
成を示す図で、前記インクリボン2は、リボン送りロー
ラ3に巻回されており、このリボン送りローラ3から第
1の補助ローラ4a、サーマルヘッド1、第2の補助ロ
ーラ4bを介してリボン巻取りローラ5へ巻取られるよ
うになっている。なお、リボン送りローラ3には弛み防
止のためのバックテンションがかかるようになってい
る。また、前記サーマルヘッド1に対して、前記インク
リボン2及び用紙6を介してプラテン7が対向配置され
ている。
【0015】前記リボン送りローラ3及び前記リボン巻
取りローラ5には、それぞれ回転速度を検出する同一の
回転速度検出機構が設けられている。この回転速度検出
機構は、すなわち図2に示すように、前記リボン送りロ
ーラ3の回転軸3a(前記リボン巻取りローラ5の回転
軸5a)には第1の円盤部材8a(第2の円盤部材8
b)が接続され、この第1の円盤部材8a(第2の円盤
部材8b)にはその外周に沿って円形のスリットが複数
形成されており、透過形の光学センサからなるリボン送
り側センサ9a(リボン巻取り側センサ9b)は、その
発光部から受光部への光路が前記第1の円盤部材8a
(前記第2の円盤部材8b)に形成された複数のスリッ
トの回転する軌道を横断するように設けられている。図
3にこの転写式プリンタの要部回路構成のブロック図を
示す。
【0016】11は制御部本体を構成するCPU(cent
ral processing unit )である。このCPU11が行う
処理のプログラムデータが記憶されたROM(read onl
ymemory)12、前記CPU11が処理を行うときに使
用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random
access memory)13、予め設定された所定時間におい
て前記リボン送り側センサ9aから出力されるパルスを
計数するリボン送り側カウンタ14a、前記所定時間に
おいて前記リボン巻取り側センサ9bから出力されるパ
ルスを計数するリボン巻取り側カウンタ14bは、シス
テムバス15を介して前記CPU11と接続されてい
る。なお、前記RAM13には図4に示すように、A値
に対応してパルス周期が設定されたパルス周期テーブル
13aが形成されている。前記A値は前記リボン送り側
カウンタ14aのカウント値と前記リボン巻取り側カウ
ンタ14bのカウント値との比であり、前記パルス周期
は後述するステッピングモータを駆動するパルスの設定
周期である。
【0017】また、キーボード16を制御するキーボー
ドコントローラ17、サーマルヘッド18を制御するヘ
ッドコントローラ18、用紙を搬送するための紙送りモ
ータ19及び前記リボン巻取りローラ5を回転駆動させ
るためのモータとしてのステッピングモータ20を制御
するモータコントローラ21も、前記システムバス15
を介して前記CPU11と接続されている。なお前記ス
テッピングモータ20は、印字時において前記紙送りモ
ータ19に同期して回転駆動開始又は停止するようにな
っている。
【0018】なお、前記第1の円盤部材8a、前記リボ
ン送り側センサ9a及びリボン送り側カウンタ14aは
送り回転速度検出手段を構成し、前記第2の円盤部材8
b、前記リボン巻取り側センサ9b及びリボン巻取り側
カウンタ14bは巻取り回転速度検出手段を構成してい
る。図5に前記CPU11が行うリボン駆動調整処理の
流れを示す。
【0019】まず、リボン巻取り側カウンタ14bから
そのカウント値を取り込んで、そのカウント値をRAM
13に形成された格納エリアθ1に記憶させ、リボン送
り側カウンタ14aからそのカウント値を取り込んで、
そのカウント値をRAM13に形成された格納エリアθ
2に記憶させる。次に格納エリアθ1に記憶されたカウ
ント値に対する格納エリアθ2に記憶されたカウント値
の割合A値を算出する。(回転速度比算出手段)
【0020】パルス周期テーブル13aからこの算出さ
れたA値に対応するパルス周期を読み取り、この読み取
ったパルス周期のパルスによりステッピングモータ20
を駆動させる。(モータ制御手段)そして、このリボン
駆動調整処理を終了するようになっている。
【0021】このような構成の本実施例においては、リ
ボン巻取りローラ5及びリボン送りローラ3の回転軸に
それぞれ設けられた第2の円盤部材8b及び第1の円盤
部材8aが回転すると、第2の円盤部材8b及び第1の
円盤部材8aにそれぞれ形成されたスリットにより、リ
ボン巻取り側センサ9b及びリボン送り側センサ9aか
らパルス信号が出力される。
【0022】予め設定された所定時間においてリボン巻
取り側センサ9b及びリボン送り側センサ9aから出力
されるパルスが、それぞれリボン巻取り側カウンタ14
b及びリボン送り側カウンタ9aにより計数される。
【0023】このリボン巻取り側カウンタ14bにより
計数されたカウント値に対するリボン送り側カウンタ1
4aにより計数されたカウント値リボン巻取り側カウン
タ14bにより計数されたカウント値の割合A値が算出
され、パルス周期テーブル13aからそのA値によりパ
ルス周期が決定されて、ステッピングモータ20はこの
パルス周期のパルスによって駆動される。
【0024】A値は、上述したようにリボン巻取り側カ
ウンタ14bのカウント値に対するリボン送り側カウン
タ14aのカウント値の割合、すなわち、リボン巻取り
ローラ5の回転速度に対するリボン送りローラ3の回転
速度の割合であり、このA値が最も小さい値の時には、
インクリボン2の巻き始めを示しており、またA値が最
も大きい値の時には、インクリボン2の巻き終わりを示
している。パルス周期テーブル13aには、このA値が
大きくなるにしたがってパルス周期が大きくなるように
設定されており、このパルス周期のパルスにより駆動す
るステッピングモータ20の回転速度は次第に遅くなる
ようになっている。
【0025】このように本実施例によれば、リボン送り
ローラ3及びリボン巻取りローラ5に対して、それぞれ
複数のスリットの形成された円盤部材、スリットを検出
するセンサ、センサから出力されるパルスを計数するカ
ウンタを設け、それらにより検出されたリボン送りロー
ラ3及びリボン巻取りローラ5の回転速度の比を算出す
ることにより、その回転速度の比に応じてステッピング
モータ20を駆動するパルスの周期をしだいに大きくで
きる。すなわちステッピングモータ20の回転速度を遅
くすることができる。従って、リボン巻取りローラ5に
おけるインクリボンの巻取り量に応じてステッピングモ
ータの回転速度を遅くすることができるので、インクリ
ボンの搬送速度を一定に維持することができる共にリボ
ン巻取りローラの回転トルクを一定にする事ができる。
その結果、印字不良及びインクリボン切れ等の事故を防
ぐ事ができる。
【0026】図6乃至図8に他の実施例を示す。なおこ
の実施例においては、前述の実施例の図1及び図2に示
す印字ヘッドとしてのサーマルヘッド1、インクリボン
2、リボン送りローラ3、第1の補助ローラ4a、第2
の補助ローラ4b、リボン巻取りローラ5、用紙6、プ
ラテン7、第1の円盤部材8a、第2の円盤部材8b、
リボン送り側センサ9a、リボン巻取り側センサ9bと
同一の構成となっている。
【0027】さらに、回路構成においては図6に示すよ
うに、制御部本体を構成するCPU31、このCPU3
1が行う処理のプログラムデータが記憶されたROM3
2、前記CPU31が処理を行うときに使用する各種メ
モリのエリアが形成され、さらに図7に示すように、A
値に対応して印加電圧及び適性回転速度θxが設定され
た印加電圧テーブル33aが形成されたRAM33、D
C(直流)モータ34、モータコントローラ35が異な
るだけで、前述した実施例で示したリボン送り側カウン
タ14a、リボン巻取り側カウンタ14b、システムバ
ス15、キーボード16、キーボードコントローラ1
7、ヘッドコントローラ18、紙送りモータ19は全て
同一の構成になっている。
【0028】従って、前記第1の円盤部材8a、リボン
送り側センサ9a及びリボン送り側カウンタ14aは送
り回転速度検出手段を構成し、前記第2の円盤部材8
b、リボン巻取り側センサ9b及びリボン巻取り側カウ
ンタ14bは巻取り回転速度検出手段を構成している。
図8に前記CPU31が行うリボン駆動調整処理の流れ
を示す。
【0029】まずリボン巻取り側カウンタ14bからそ
のカウント値を取り込んで、そのカウント値をRAM1
3に形成された格納エリアθ1に記憶させ、リボン送り
側カウンタ14aからそのカウント値を取り込んで、そ
のカウント値をRAM13に形成された格納エリアθ2
に記憶させる。次に格納エリアθ2に記憶されたカウン
ト値に対する格納エリアθ1に記憶されたカウント値の
割合A値を算出する。(回転速度比算出手段)
【0030】印加電圧テーブル33aからこの算出され
たA値に対応する印加電圧を読取り、この読み取った印
加電圧によりDCモータ34を駆動する。(直流モータ
制御手段)
【0031】次にステップ1(ST1)として、リボン
巻取り側カウンタ14bからそのカウント値を取り込ん
で、そのカウント値をRAM13に形成された格納エリ
アθ1に記憶させ、この格納エリアθ1に記憶させたカ
ウント値が、印加電圧テーブル33aから前述のA値に
対応して設定された適性回転速度θxと等しいか又は、
格納エリアθ1に記憶されたカウント値が適性回転速度
θxより大きいか否かを判断する。
【0032】格納エリアθ1に記憶されたカウント値
が、適性回転速度θxに等しくなくしかもその適性回転
速度θxより大きくなければ、DCモータ34の印加電
圧を所定電圧だけ上げ、前述のステップ1の処理に戻る
ようになっている。また、格納エリアθ1に記憶された
カウント値が、適性回転速度θxより大きければDCモ
ータ34の印加電圧を所定電圧だけ下げ、前述のステッ
プ1の処理に戻るようになっている。さらに、格納エリ
アθ1に記憶されたカウント値が適性回転速度θxと等
しければ、このリボン駆動調整処理を終了するようにな
っている。
【0033】このような構成の本実施例において、前述
の実施例とは異なって、リボン送り側カウンタ14aに
より計数されたカウント値に対するリボン巻取り側カウ
ンタ14bにより計数されたカウント値の割合がA値と
して算出され、印加電圧テーブル33aからそのA値に
より印加電圧が決定されて、DCモータ34はこの印加
電圧により駆動される。
【0034】A値は、リボン送りローラ3の回転速度に
対するリボン巻取りローラ5の回転速度の割合であり、
このA値が最も小さい値の時には、インクリボン2の巻
き終わりを示し、またA値が最も大きい値のときには、
インクリボン2の巻き始めを示している。印加電圧テー
ブル33aには、このA値が小さくなるにしたがって、
印加電圧が小さくなるように設定されており、この印加
電圧により駆動するDCモータ34の回転速度は次第に
遅くなるようになっている。
【0035】さらに、この印加電圧の設定後に、再びリ
ボン巻取りローラ5の回転速度が検出され、この回転速
度がA値に対応して設定された適性回転速度θxと等し
いか否かを判断して、等しくない場合には等しくなるよ
うに印加電圧を下げるか又は上げるかの修正が行われ
る。これにより、DCモータ34は所定の回転速度で駆
動される事になる。このように本実施例によれば、DC
モータ34においても、前述した実施例と同様な効果を
得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
インクリボンの搬送速度を一定に維持することができる
と共にリボン巻取りローラの回転トルクを一定にするこ
とができ、従って印字不良及びインクリボン切れ等の事
故を防ぐ事ができる転写式プリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のサーマルヘッド及びイン
クリボンに関する概略構成を示す図。
【図2】同実施例の回転速度検出機構の構成を示す図。
【図3】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施例のパルス周期テーブルの構成を示す
図。
【図5】同実施例のリボン駆動調整処理の流れを示す
図。
【図6】他の一実施例の要部回路構成を示すブロック
図。
【図7】同実施例の印加電圧テーブルの構成を示す図。
【図8】同実施例のリボン駆動調整処理の流れを示す
図。
【符号の説明】
2…インクリボン、3…リボン送りローラ、5…リボン
巻取りローラ、8a(8b)…第1(第2)の円盤部
材、9a(9b)…リボン送り側センサ(リボン巻取り
側センサ)、11…CPU、13a…パルス周期テーブ
ル、14a(14b)…リボン送り側カウンタ(リボン
巻取り側カウンタ)、20…ステッピングモータ、33
a…印加電圧テーブル、34…DCモータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン送りローラとリボン巻取りローラ
    とを備え、前記リボン送りローラから印字ヘッドの印字
    面を介して前記リボン巻取りローラへ張架されたインク
    リボンを使用して、前記印字ヘッドにより所定の用紙に
    印字を行う転写式プリンタにおいて、前記リボン巻取り
    ローラを回転駆動させるモータと、前記リボン送りロー
    ラの回転速度を検出する送り回転速度検出手段と、前記
    リボン巻取りローラの回転速度を検出する巻取り回転速
    度検出手段と、前記送り回転速度検出手段により検出さ
    れた回転速度と前記巻取り回転速度検出手段により検出
    された回転速度との比を算出する回転速度比算出手段
    と、この回転速度比算出手段により算出された回転速度
    の比に応じて前記モータの回転速度を制御するモータ制
    御手段とを設けたことを特徴とする転写式プリンタ。
  2. 【請求項2】 リボン送りローラとリボン巻取りローラ
    とを備え、前記リボン送りローラから印字ヘッドの印字
    面を介して前記リボン巻取りローラへ張架されたインク
    リボンを使用して、前記印字ヘッドにより所定の用紙に
    印字を行う転写式プリンタにおいて、前記リボン巻取り
    ローラを回転駆動させる直流モータと、前記リボン送り
    ローラの回転速度を検出する送り回転速度検出手段と、
    前記リボン巻取りローラの回転速度を検出する巻取り回
    転速度検出手段と、前記送り回転速度検出手段により検
    出された回転速度と前記巻取り回転速度検出手段により
    検出された回転速度との比を算出する回転速度比算出手
    段と、この回転速度比算出手段により算出された回転速
    度の比に応じて前記直流モータの回転速度を制御する直
    流モータ制御手段と、この直流モータ制御手段による制
    御後に前記巻取り回転速度検出手段により検出された回
    転速度と、予め前記回転速度比算出手段により算出され
    た回転速度の比に応じて設定された前記直流モータの適
    性回転速度とを比較する回転速度比較手段と、この回転
    速度比較手段による比較の結果に基づいて前記リボン巻
    取りローラの回転速度が前記適性回転速度になるように
    直流モータの回転速度を制御する回転速度修正手段とを
    設けたことを特徴とする転写式プリンタ。
JP31439791A 1991-11-28 1991-11-28 転写式プリンタ Pending JPH05147334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2168767A1 (en) 2008-09-24 2010-03-31 Fujifilm Corporation Method of preparing lithographic printing plate
WO2012039233A1 (ja) 2010-09-22 2012-03-29 イーストマン コダック カンパニー 平版印刷版原版
CN102873990A (zh) * 2011-07-14 2013-01-16 山东新北洋信息技术股份有限公司 热转印打印机及其控制方法

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