JPH05147186A - シート後処理装置 - Google Patents
シート後処理装置Info
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- JPH05147186A JPH05147186A JP3316306A JP31630691A JPH05147186A JP H05147186 A JPH05147186 A JP H05147186A JP 3316306 A JP3316306 A JP 3316306A JP 31630691 A JP31630691 A JP 31630691A JP H05147186 A JPH05147186 A JP H05147186A
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- JP
- Japan
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- sheet
- post
- processing
- discharge tray
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】排出トレイ５６は、装置４０への取付側に排出
ローラ５３の逃げ部５６ａが形成されると共に、上下方
向であるＨ1 −Ｈ2 方向で進退可能に設けられることに
より、シートＳの支承面５６ｂがステープル用プレート
４６の上面と同一面上に配されるようになっている。 【効果】これにより、ステープル用プレート４６上から
排出トレイ５６への製本シートＳの排出性を向上するこ
とができる。
ローラ５３の逃げ部５６ａが形成されると共に、上下方
向であるＨ1 −Ｈ2 方向で進退可能に設けられることに
より、シートＳの支承面５６ｂがステープル用プレート
４６の上面と同一面上に配されるようになっている。 【効果】これにより、ステープル用プレート４６上から
排出トレイ５６への製本シートＳの排出性を向上するこ
とができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザービー
ムプリンタ等の画像形成装置に供され、複写済のシート
に綴じ、またはパンチング等の後処理を施すシート後処
理装置に関するものである。
ムプリンタ等の画像形成装置に供され、複写済のシート
に綴じ、またはパンチング等の後処理を施すシート後処
理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、原稿の画像をシートに複写する複
写機等の画像形成装置には、複数枚のシートを製本する
シート後処理装置を備えたものがある。このようなシー
ト後処理装置には、機体本体側から搬送されてくるシー
トに製本の後処理を施した後、この製本されたシートを
装置外に排出するステープルモードと、機体本体側から
搬送されてくるシートに後処理を施すことなく、順次１
枚ずつ装置外に排出するオフセットモードとの２つのモ
ードがある。そして、上記のステープルモード時には、
例えば、図２４（ａ）に示すように、機体本体側から後
処理搬送路７１を通って搬送されてくる複写済のシート
Ｓをステープル用プレート７２上に整合して積載し、そ
の後、内蔵するステープラ７３によりステープル針で綴
じて製本を行い、この製本されたシートＳを排出ローラ
７４の回転と押出部材７５の進出移動とにより排出トレ
イ７６上に排出する。
写機等の画像形成装置には、複数枚のシートを製本する
シート後処理装置を備えたものがある。このようなシー
ト後処理装置には、機体本体側から搬送されてくるシー
トに製本の後処理を施した後、この製本されたシートを
装置外に排出するステープルモードと、機体本体側から
搬送されてくるシートに後処理を施すことなく、順次１
枚ずつ装置外に排出するオフセットモードとの２つのモ
ードがある。そして、上記のステープルモード時には、
例えば、図２４（ａ）に示すように、機体本体側から後
処理搬送路７１を通って搬送されてくる複写済のシート
Ｓをステープル用プレート７２上に整合して積載し、そ
の後、内蔵するステープラ７３によりステープル針で綴
じて製本を行い、この製本されたシートＳを排出ローラ
７４の回転と押出部材７５の進出移動とにより排出トレ
イ７６上に排出する。
【０００３】一方、オフセットモード時には、図２４
（ｂ）に示すように、排出ローラ７４の上方に配設され
た従動ローラ７７を回動させて、排出ローラ７４との間
で当接状態を得ることにより、機体本体側から後処理搬
送路７１を通って搬送されてくる複写済のシートＳを、
各ローラ７４・７７間に挟装して直接排出トレイ７６上
に排出する。
（ｂ）に示すように、排出ローラ７４の上方に配設され
た従動ローラ７７を回動させて、排出ローラ７４との間
で当接状態を得ることにより、機体本体側から後処理搬
送路７１を通って搬送されてくる複写済のシートＳを、
各ローラ７４・７７間に挟装して直接排出トレイ７６上
に排出する。
【０００４】また、上記のようなオフセットおよびステ
ープルの各モードを実行するシート後処理装置には、図
２５に示すように、オフセットされるシートＳを載置す
るオフセット用トレイ８４と、ステープルされるシート
Ｓを載置するステープル用トレイ８９とを個別に備えた
ものがある。このようなシート後処理装置では、オフセ
ットモード時、デフレクタ８２の経路切替動作により機
体本体側から搬送されるシートＳを第１搬送路８１ａを
通した後、各排紙ローラ８３・８３間に挟装して直接オ
フセット用トレイ８４に排出する。一方、ステープルモ
ード時には、デフレクタ８２の経路切替動作により第２
搬送路８１ｂを通って搬送されたシートＳを、ステープ
ル用プレート８５上に整合して積載し、その後、内蔵す
るステープラ８６によりステープル針で綴じて製本を行
い、この製本されたシートＳを排出ローラ８７の回転と
押出部材８８の進出移動とによりステープル用トレイ８
９上に排出する。
ープルの各モードを実行するシート後処理装置には、図
２５に示すように、オフセットされるシートＳを載置す
るオフセット用トレイ８４と、ステープルされるシート
Ｓを載置するステープル用トレイ８９とを個別に備えた
ものがある。このようなシート後処理装置では、オフセ
ットモード時、デフレクタ８２の経路切替動作により機
体本体側から搬送されるシートＳを第１搬送路８１ａを
通した後、各排紙ローラ８３・８３間に挟装して直接オ
フセット用トレイ８４に排出する。一方、ステープルモ
ード時には、デフレクタ８２の経路切替動作により第２
搬送路８１ｂを通って搬送されたシートＳを、ステープ
ル用プレート８５上に整合して積載し、その後、内蔵す
るステープラ８６によりステープル針で綴じて製本を行
い、この製本されたシートＳを排出ローラ８７の回転と
押出部材８８の進出移動とによりステープル用トレイ８
９上に排出する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようなオフセットおよびステープルの各モードにおいて
シートＳを同一の排出トレイ７６上に排出するシート後
処理装置では、オフセットされるシートＳとステープル
されるシートＳとの搬送方向が異なるにも係わらず、排
出トレイ７６のトレイ角度が一定であるため、オフセッ
トおよびステープルの各モードでのシートＳの排出性を
同時に満足させることができない。また、上記のような
排出トレイ７６は、図２６に示すように、排出ローラ７
４の配置位置の関係より必然的にステープル用プレート
７２との間で段差が生じてしまうため、製本されたシー
トＳを押出部材７５により押し出す際には、シートＳが
膨らみ紙折れの原因となる。
ようなオフセットおよびステープルの各モードにおいて
シートＳを同一の排出トレイ７６上に排出するシート後
処理装置では、オフセットされるシートＳとステープル
されるシートＳとの搬送方向が異なるにも係わらず、排
出トレイ７６のトレイ角度が一定であるため、オフセッ
トおよびステープルの各モードでのシートＳの排出性を
同時に満足させることができない。また、上記のような
排出トレイ７６は、図２６に示すように、排出ローラ７
４の配置位置の関係より必然的にステープル用プレート
７２との間で段差が生じてしまうため、製本されたシー
トＳを押出部材７５により押し出す際には、シートＳが
膨らみ紙折れの原因となる。
【０００６】一方、オフセット用トレイ８４とステープ
ル用トレイ８９とを備えたシート後処理装置では、各ト
レイ８４・８９のトレイ角度を個別に設定することで、
オフセットおよびステープルの各モードにおけるシート
Ｓの排出性を両方満足させることができるものの、ステ
ープル用トレイ８９とステープル用プレート８５との配
置関係は改善されず、製本されたシートＳの紙折れに起
因するシート品質の低下を招来するという問題を有して
いる。
ル用トレイ８９とを備えたシート後処理装置では、各ト
レイ８４・８９のトレイ角度を個別に設定することで、
オフセットおよびステープルの各モードにおけるシート
Ｓの排出性を両方満足させることができるものの、ステ
ープル用トレイ８９とステープル用プレート８５との配
置関係は改善されず、製本されたシートＳの紙折れに起
因するシート品質の低下を招来するという問題を有して
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
シート後処理装置は、上記の課題を解決するために、画
像形成装置から搬入されるシートを搬送路を通して後処
理板上に積載すると共に、この後処理板上のシートに所
定の後処理を施した後、後処理板の排出側の一端部に設
けられた排出ローラの回転によりシートを排出トレイに
排出するシート後処理装置において、以下の手段を講じ
ている。
シート後処理装置は、上記の課題を解決するために、画
像形成装置から搬入されるシートを搬送路を通して後処
理板上に積載すると共に、この後処理板上のシートに所
定の後処理を施した後、後処理板の排出側の一端部に設
けられた排出ローラの回転によりシートを排出トレイに
排出するシート後処理装置において、以下の手段を講じ
ている。
【０００８】即ち、上記排出トレイは、装置への取付側
に排出ローラの逃げ部が形成されると共に、上下方向で
進退可能に設けられることにより、シートの支承面を後
処理板の上面と同一面上に配することを可能にする。
に排出ローラの逃げ部が形成されると共に、上下方向で
進退可能に設けられることにより、シートの支承面を後
処理板の上面と同一面上に配することを可能にする。
【０００９】また、請求項２記載のシート後処理装置
は、上記の課題を解決するために、請求項１記載のシー
ト後処理装置において、以下の手段を講じている。
は、上記の課題を解決するために、請求項１記載のシー
ト後処理装置において、以下の手段を講じている。
【００１０】即ち、上記排出トレイは、前後方向で進退
可能に設けられており、後処理板上のシートが排出トレ
イに排出される際には、その進出移動により排出トレイ
に形成された逃げ部と排出ローラとの空間を狭める。
可能に設けられており、後処理板上のシートが排出トレ
イに排出される際には、その進出移動により排出トレイ
に形成された逃げ部と排出ローラとの空間を狭める。
【００１１】また、請求項３記載のシート後処理装置
は、上記の課題を解決するために、以下の手段を講じて
いる。
は、上記の課題を解決するために、以下の手段を講じて
いる。
【００１２】即ち、後処理モード時、画像形成装置から
搬入されるシートを搬送路を通して後処理板上に積載
し、この後処理板上のシートに所定の後処理を施して排
出トレイに排出する一方、非後処理モード時、画像形成
装置から搬入されるシートを搬送路を通して直接排出ト
レイに排出するシート後処理装置であって、上記排出ト
レイは、トレイ角度が可変に設けられている。
搬入されるシートを搬送路を通して後処理板上に積載
し、この後処理板上のシートに所定の後処理を施して排
出トレイに排出する一方、非後処理モード時、画像形成
装置から搬入されるシートを搬送路を通して直接排出ト
レイに排出するシート後処理装置であって、上記排出ト
レイは、トレイ角度が可変に設けられている。
【００１３】また、請求項４記載のシート後処理装置
は、上記の課題を解決するために、以下の手段を講じて
いる。
は、上記の課題を解決するために、以下の手段を講じて
いる。
【００１４】即ち、後処理モード時、画像形成装置から
搬入されるシートを搬送路を通して後処理板上に積載
し、この後処理板上のシートに所定の後処理を施して排
出トレイに排出する一方、非後処理モード時、画像形成
装置から搬入されるシートを搬送路を通して直接排出ト
レイに排出するシート後処理装置であって、上記後処理
板の一部は、上下動作が可能に設けられており、非後処
理モード時には、その上方向への動作により搬送路と排
出トレイとを結ぶシートのガイド板をなす。
搬入されるシートを搬送路を通して後処理板上に積載
し、この後処理板上のシートに所定の後処理を施して排
出トレイに排出する一方、非後処理モード時、画像形成
装置から搬入されるシートを搬送路を通して直接排出ト
レイに排出するシート後処理装置であって、上記後処理
板の一部は、上下動作が可能に設けられており、非後処
理モード時には、その上方向への動作により搬送路と排
出トレイとを結ぶシートのガイド板をなす。
【００１５】
【作用】上記請求項１記載の構成によれば、装置への取
付側に排出ローラの逃げ部が形成された排出トレイは、
上下方向への進退移動によりシートの支承面が後処理板
の上面と同一面上に配される。このため、所定の後処理
が施されたシートを後処理板上から搬出トレイに排出す
る際、シートを最適な状態で排出することができ、ひい
ては、シートの排出性の向上を招来することができる。
付側に排出ローラの逃げ部が形成された排出トレイは、
上下方向への進退移動によりシートの支承面が後処理板
の上面と同一面上に配される。このため、所定の後処理
が施されたシートを後処理板上から搬出トレイに排出す
る際、シートを最適な状態で排出することができ、ひい
ては、シートの排出性の向上を招来することができる。
【００１６】また、請求項２記載の構成によれば、後処
理板上からのシートの排出時に、排出トレイを前方向に
進出移動させることで、排出トレイの逃げ部と排出ロー
ラとの空間を狭めることができる。このため、後処理板
上から排出トレイに排出されるシートは、排出トレイの
逃げ部に入り込む虞がなく、上記請求項１記載のシート
後処理装置におけるシートの排出性をより一層向上させ
ることができる。
理板上からのシートの排出時に、排出トレイを前方向に
進出移動させることで、排出トレイの逃げ部と排出ロー
ラとの空間を狭めることができる。このため、後処理板
上から排出トレイに排出されるシートは、排出トレイの
逃げ部に入り込む虞がなく、上記請求項１記載のシート
後処理装置におけるシートの排出性をより一層向上させ
ることができる。
【００１７】また、請求項３記載の構成によれば、それ
ぞれシートの搬送方向が異なる後処理および非後処理の
各モードに応じて、排出トレイのトレイ角度を変更する
ことができる。このため、後処理あるいは非後処理の何
れのモードにおいても、排出トレイはシートを支承する
ために最適なトレイ角度を維持することができる。
ぞれシートの搬送方向が異なる後処理および非後処理の
各モードに応じて、排出トレイのトレイ角度を変更する
ことができる。このため、後処理あるいは非後処理の何
れのモードにおいても、排出トレイはシートを支承する
ために最適なトレイ角度を維持することができる。
【００１８】また、請求項４記載の構成によれば、シー
トを搬送路から直接排出トレイに排出する非後処理モー
ド時に、後処理板の一部が搬送路と排出トレイとを結ぶ
シートのガイド板をなす。このため、搬送されるシート
に腰がない場合やシートにカールが懸かった場合でも、
シートの搬送方向をガイド板により規制することができ
るため、シートの搬送性を向上してＪＡＭ等の発生を回
避することができる。
トを搬送路から直接排出トレイに排出する非後処理モー
ド時に、後処理板の一部が搬送路と排出トレイとを結ぶ
シートのガイド板をなす。このため、搬送されるシート
に腰がない場合やシートにカールが懸かった場合でも、
シートの搬送方向をガイド板により規制することができ
るため、シートの搬送性を向上してＪＡＭ等の発生を回
避することができる。
【００１９】
【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図２３
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例では、シート後処理装置を画像形成装置としての複写
機において適用した場合を例示している。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例では、シート後処理装置を画像形成装置としての複写
機において適用した場合を例示している。
【００２０】本実施例に係る複写機は、図１に示すよう
に、原稿Ｍの画像をシートＳに複写する機体本体１を有
しており、この機体本体１の上部には、機体本体１の上
端面に形成された露光部２に原稿Ｍを搬送する原稿搬送
装置３０が設けられている。
に、原稿Ｍの画像をシートＳに複写する機体本体１を有
しており、この機体本体１の上部には、機体本体１の上
端面に形成された露光部２に原稿Ｍを搬送する原稿搬送
装置３０が設けられている。
【００２１】上記機体本体１は、その上端に露光部２を
なす露光ガラス３が配設されており、この露光ガラス３
の下方には、光源ランプ４、ミラー５・６・７、および
レンズ８からなる光学系９と、感光体ドラム１０とが配
設されている。そして、上記光学系９は、後述の原稿搬
送装置３０により露光部２に搬送される原稿Ｍに対し
て、光源ランプ４からの出射光により光走査を行い、こ
の反射光を各ミラー５・６・７およびレンズ８を介して
感光体ドラム１０表面の露光ポイントＡに照射すること
で、後述のメインチャージャユニット１１により一様に
帯電された感光体ドラム１０表面に原稿Ｍの画像に応じ
た静電潜像を形成するようになっている。
なす露光ガラス３が配設されており、この露光ガラス３
の下方には、光源ランプ４、ミラー５・６・７、および
レンズ８からなる光学系９と、感光体ドラム１０とが配
設されている。そして、上記光学系９は、後述の原稿搬
送装置３０により露光部２に搬送される原稿Ｍに対し
て、光源ランプ４からの出射光により光走査を行い、こ
の反射光を各ミラー５・６・７およびレンズ８を介して
感光体ドラム１０表面の露光ポイントＡに照射すること
で、後述のメインチャージャユニット１１により一様に
帯電された感光体ドラム１０表面に原稿Ｍの画像に応じ
た静電潜像を形成するようになっている。
【００２２】上記感光体ドラム１０の周囲には、前述の
ように感光体ドラム１０の表面を所定の電位に帯電させ
るメインチャージャユニット１１と、現像ユニット１２
と、転写チャージャ１３と、剥離チャージャ１４とが配
設されており、感光体ドラム１０表面に形成された静電
潜像は、現像ユニット１２によりトナー像として現像さ
れ、次いで、このトナー像が転写チャージャ１３により
後述のシート搬送路１５を通って搬送されるシートＳに
転写されるようになっている。尚、上記剥離チャージャ
１４は、トナー像が転写されるシートＳを感光体ドラム
１０から剥離するようになっている。
ように感光体ドラム１０の表面を所定の電位に帯電させ
るメインチャージャユニット１１と、現像ユニット１２
と、転写チャージャ１３と、剥離チャージャ１４とが配
設されており、感光体ドラム１０表面に形成された静電
潜像は、現像ユニット１２によりトナー像として現像さ
れ、次いで、このトナー像が転写チャージャ１３により
後述のシート搬送路１５を通って搬送されるシートＳに
転写されるようになっている。尚、上記剥離チャージャ
１４は、トナー像が転写されるシートＳを感光体ドラム
１０から剥離するようになっている。
【００２３】また、感光体ドラム１０の下方には、トナ
ー像転写用のシートＳを搬送するシート搬送路１５が設
けられている。このシート搬送路１５の上流側には、各
給紙ローラ１６・１７・１８を備えた給紙台１９、給紙
カセット２０、および給紙デッキ２１がそれぞれ配設さ
れており、これらの給紙台１９、給紙カセット２０、お
よび給紙デッキ２１に載置あるいは収容されたシートＳ
がシート搬送路１５を通って感光体ドラム１０に給紙さ
れるようになっている。一方、シート搬送路１５の下流
側には、トナー像が転写されたシートＳを搬送する搬送
ベルト２２と、トナー像をシートＳ上に定着させる定着
器２３とが配設されている。
ー像転写用のシートＳを搬送するシート搬送路１５が設
けられている。このシート搬送路１５の上流側には、各
給紙ローラ１６・１７・１８を備えた給紙台１９、給紙
カセット２０、および給紙デッキ２１がそれぞれ配設さ
れており、これらの給紙台１９、給紙カセット２０、お
よび給紙デッキ２１に載置あるいは収容されたシートＳ
がシート搬送路１５を通って感光体ドラム１０に給紙さ
れるようになっている。一方、シート搬送路１５の下流
側には、トナー像が転写されたシートＳを搬送する搬送
ベルト２２と、トナー像をシートＳ上に定着させる定着
器２３とが配設されている。
【００２４】上記定着器２３の下流側には、シートＳの
搬送方向を後述のシート後処理装置４０と、再搬送路２
５とに分岐するデフレクタ２４が設けられている。上記
再搬送路２５は、感光体ドラム１０によりトナー像が転
写されたシートＳを再度感光体ドラム１０に搬送する循
環経路をなすと共に、経路途中に中間トレイ２６が配設
されて、シートＳへの両面複写を可能にしている。
搬送方向を後述のシート後処理装置４０と、再搬送路２
５とに分岐するデフレクタ２４が設けられている。上記
再搬送路２５は、感光体ドラム１０によりトナー像が転
写されたシートＳを再度感光体ドラム１０に搬送する循
環経路をなすと共に、経路途中に中間トレイ２６が配設
されて、シートＳへの両面複写を可能にしている。
【００２５】上記原稿搬送装置３０は、機体本体１の上
端面に形成された露光部２に原稿Ｍを搬送する原稿搬送
路３１を有している。この原稿搬送路３１は、循環経路
をなしており、その経路内には、原稿Ｍを積載するため
の原稿トレイ３２と、この原稿トレイ３２上に積載され
た原稿Ｍを順次露光部２に給送する給送ベルト３３と、
露光部２をなす露光ガラス３と当接して設けられ、露光
ガラス３との間で原稿Ｍの搬送路を形成する搬送ベルト
３４とが設けられている。そして、上記原稿搬送装置３
０は、原稿トレイ３２上の原稿Ｍを給送ベルト３３によ
り露光部２へ給送すると共に、搬送ベルト３４により露
光ガラス３上の所定の位置に原稿Ｍを位置決めすること
で、前述の光源ランプ４による光走査の状態に原稿Ｍを
配置するようになっている。
端面に形成された露光部２に原稿Ｍを搬送する原稿搬送
路３１を有している。この原稿搬送路３１は、循環経路
をなしており、その経路内には、原稿Ｍを積載するため
の原稿トレイ３２と、この原稿トレイ３２上に積載され
た原稿Ｍを順次露光部２に給送する給送ベルト３３と、
露光部２をなす露光ガラス３と当接して設けられ、露光
ガラス３との間で原稿Ｍの搬送路を形成する搬送ベルト
３４とが設けられている。そして、上記原稿搬送装置３
０は、原稿トレイ３２上の原稿Ｍを給送ベルト３３によ
り露光部２へ給送すると共に、搬送ベルト３４により露
光ガラス３上の所定の位置に原稿Ｍを位置決めすること
で、前述の光源ランプ４による光走査の状態に原稿Ｍを
配置するようになっている。
【００２６】さらに、本実施例の複写機は、前述のシー
ト搬送路１５の下流側にシート後処理装置４０が配設さ
れている。
ト搬送路１５の下流側にシート後処理装置４０が配設さ
れている。
【００２７】上記シート後処理装置４０は、図２に示す
ように、機体本体１から搬送されてくるシートＳを装置
４０内で搬送する後処理搬送路４１と、シートＳを整合
してステープル針による製本処理を施す後処理手段４５
と、製本されたシートＳを装置４０内から排出する排出
手段５１と、装置４０内から排出されるシートＳを載置
する排出トレイ５６とを備えている。
ように、機体本体１から搬送されてくるシートＳを装置
４０内で搬送する後処理搬送路４１と、シートＳを整合
してステープル針による製本処理を施す後処理手段４５
と、製本されたシートＳを装置４０内から排出する排出
手段５１と、装置４０内から排出されるシートＳを載置
する排出トレイ５６とを備えている。
【００２８】上記後処理搬送路４１は、その一端側に機
体本体１から搬送されてくるシートＳを搬入する搬入口
４１ａが形成されていると共に、経路途中で二股状に分
岐されて上下二段のバイパス４１ｂとメインパス４１ｃ
とが形成されている。また、上記後処理搬送路４１は、
バイパス４１ｂおよびメインパス４１ｃの各末端部に、
それぞれ上下一対の搬送ローラ４２・４３が配設される
と共に、バイパス４１ｂとメインパス４１ｃとの分岐点
には、Ｂ1 −Ｂ2 方向に回動可能なデフレクタ４４が配
設されて、シートＳの搬送経路をバイパス４１ｂ、ある
いはメインパス４１ｃ何れか一方のパスに切り替えるよ
うになっている。さらに、上記後処理搬送路４１は、図
３に示すように、バイパス４１ｂおよびメインパス４１
ｃの各経路途中にシートＳを検知するためのシート検知
スイッチＳＷ1 ・ＳＷ2 がそれぞれ配設されており、こ
れらシート検知スイッチＳＷ1 ・ＳＷ2 による各シート
Ｓの検知動作により、後述するような搬送ローラ４３の
駆動制御を行うようになっている。
体本体１から搬送されてくるシートＳを搬入する搬入口
４１ａが形成されていると共に、経路途中で二股状に分
岐されて上下二段のバイパス４１ｂとメインパス４１ｃ
とが形成されている。また、上記後処理搬送路４１は、
バイパス４１ｂおよびメインパス４１ｃの各末端部に、
それぞれ上下一対の搬送ローラ４２・４３が配設される
と共に、バイパス４１ｂとメインパス４１ｃとの分岐点
には、Ｂ1 −Ｂ2 方向に回動可能なデフレクタ４４が配
設されて、シートＳの搬送経路をバイパス４１ｂ、ある
いはメインパス４１ｃ何れか一方のパスに切り替えるよ
うになっている。さらに、上記後処理搬送路４１は、図
３に示すように、バイパス４１ｂおよびメインパス４１
ｃの各経路途中にシートＳを検知するためのシート検知
スイッチＳＷ1 ・ＳＷ2 がそれぞれ配設されており、こ
れらシート検知スイッチＳＷ1 ・ＳＷ2 による各シート
Ｓの検知動作により、後述するような搬送ローラ４３の
駆動制御を行うようになっている。
【００２９】上記後処理手段４５は、後処理板としての
ステープル用プレート４６と、幅寄板４７と、パドラー
４８と、ステープラ４９とから構成されている。
ステープル用プレート４６と、幅寄板４７と、パドラー
４８と、ステープラ４９とから構成されている。
【００３０】上記ステープル用プレート４６は、その一
端側が装置４０の外装面に形成された排出口４０ａに配
されると共に、他端側が一端側に比べて下方に傾斜され
た状態で、後処理搬送路４１の下方位置に配設され、製
本（ステープル）するシートＳを積載するようになって
いる。尚、上記のステープル用プレート４６には、図示
しないシート検知スイッチが設けられ、ステープル用プ
レート４６上でのシートＳの有無が検出されるようにな
っている。
端側が装置４０の外装面に形成された排出口４０ａに配
されると共に、他端側が一端側に比べて下方に傾斜され
た状態で、後処理搬送路４１の下方位置に配設され、製
本（ステープル）するシートＳを積載するようになって
いる。尚、上記のステープル用プレート４６には、図示
しないシート検知スイッチが設けられ、ステープル用プ
レート４６上でのシートＳの有無が検出されるようにな
っている。
【００３１】幅寄板４７は、ステープル用プレート４６
の略中央部に配設されると共に、図２の紙面に直交する
方向に進退可能に設けられ、ステープル用プレート４６
上のシートＳを幅方向に整合するようになっている。パ
ドラー４８は、その羽根部がステープル用プレート４６
の下端上面に当接された状態で配設されると共に、Ｃ方
向に回転可能に設けられ、ステープル用プレート４６上
のシートＳを搬送方向に整合するようになっている。ス
テープラ４９は、パドラー４８が当接されたステープル
用プレート４６の側方位置に配設され、ステープル用プ
レート４６上に積載されたシートＳをステープル針で綴
じて製本するようになっている。尚、上記ステープル用
プレート４６の下端側には、ストッパー５０が設けられ
ており、このストッパー５０は、ステープル用プレート
４６上に積載されるシートＳの後端部を位置決めするこ
とで、パドラー４８によるシートＳの搬送方向での整合
を補助するようになっている。
の略中央部に配設されると共に、図２の紙面に直交する
方向に進退可能に設けられ、ステープル用プレート４６
上のシートＳを幅方向に整合するようになっている。パ
ドラー４８は、その羽根部がステープル用プレート４６
の下端上面に当接された状態で配設されると共に、Ｃ方
向に回転可能に設けられ、ステープル用プレート４６上
のシートＳを搬送方向に整合するようになっている。ス
テープラ４９は、パドラー４８が当接されたステープル
用プレート４６の側方位置に配設され、ステープル用プ
レート４６上に積載されたシートＳをステープル針で綴
じて製本するようになっている。尚、上記ステープル用
プレート４６の下端側には、ストッパー５０が設けられ
ており、このストッパー５０は、ステープル用プレート
４６上に積載されるシートＳの後端部を位置決めするこ
とで、パドラー４８によるシートＳの搬送方向での整合
を補助するようになっている。
【００３２】上記排出手段５１は、押出部材５２と、排
出ローラ５３と、従動ローラ５４とから構成されてい
る。
出ローラ５３と、従動ローラ５４とから構成されてい
る。
【００３３】上記押出部材５２は、ステープル用プレー
ト４６の下端延長線上に配設されると共に、ステープル
用プレート４６の上面に沿ったＤ1 −Ｄ2 方向に進退可
能に設けられ、製本されたシートＳをステープル用プレ
ート４６上から排出口４０ａに向かって押し出すように
なっている。排出ローラ５３は、その回動軸がステープ
ル用プレート４６の上端部に軸支されて、Ｇ1 −Ｇ2 方
向に回動可能に設けられている。一方、従動ローラ５４
は、その回動軸がアーム部材５５の一端側に軸支されて
おり、このアーム部材５５の他端側は、支点Ｅを中心と
してＦ1 −Ｆ2 方向に回動可能に設けられている。そし
て、上記の排出ローラ５３は、後述するステープルモー
ド時、Ｇ2 方向への回転によりステープル用プレート４
６上に積載されるシートＳの搬送方向での整合を補助す
る一方、Ｇ1 方向への回転により製本されたシートＳを
排出トレイ５６に排出するようになっている。また、従
動ローラ５４は、後述するオフセットモード時、排出ロ
ーラ５３のＧ1 方向への回転に合わせて、アーム部材５
５がＦ2 方向に回転されることで、排出ローラ５３との
間でシートＳを挟装して、後処理搬送路４１から直接シ
ートＳを排出トレイ５６に排出するようになっている。
尚、上記の各ローラ５３・５４は、図４に示すように、
オフセットモードにおける相互間での当接状態にて、シ
ートＳを検知するシート検知スイッチＳＷ3 を構成する
ようになっている。
ト４６の下端延長線上に配設されると共に、ステープル
用プレート４６の上面に沿ったＤ1 −Ｄ2 方向に進退可
能に設けられ、製本されたシートＳをステープル用プレ
ート４６上から排出口４０ａに向かって押し出すように
なっている。排出ローラ５３は、その回動軸がステープ
ル用プレート４６の上端部に軸支されて、Ｇ1 −Ｇ2 方
向に回動可能に設けられている。一方、従動ローラ５４
は、その回動軸がアーム部材５５の一端側に軸支されて
おり、このアーム部材５５の他端側は、支点Ｅを中心と
してＦ1 −Ｆ2 方向に回動可能に設けられている。そし
て、上記の排出ローラ５３は、後述するステープルモー
ド時、Ｇ2 方向への回転によりステープル用プレート４
６上に積載されるシートＳの搬送方向での整合を補助す
る一方、Ｇ1 方向への回転により製本されたシートＳを
排出トレイ５６に排出するようになっている。また、従
動ローラ５４は、後述するオフセットモード時、排出ロ
ーラ５３のＧ1 方向への回転に合わせて、アーム部材５
５がＦ2 方向に回転されることで、排出ローラ５３との
間でシートＳを挟装して、後処理搬送路４１から直接シ
ートＳを排出トレイ５６に排出するようになっている。
尚、上記の各ローラ５３・５４は、図４に示すように、
オフセットモードにおける相互間での当接状態にて、シ
ートＳを検知するシート検知スイッチＳＷ3 を構成する
ようになっている。
【００３４】上記排出トレイ５６は、排出ローラ５３の
下方位置で装置４０に取り付けられており、その取付部
近傍には、エレベータユニット５７とシフトユニット５
８と図示しない前後移動ユニットとが配設されること
で、上下方向であるＨ1 −Ｈ2 方向と、図２の紙面に直
交する方向と、図５に示すような前後方向であるＩ1 −
Ｉ2 方向とに進退可能に設けられ、支承するシートＳに
応じてトレイ位置が調整されるようになっている。ま
た、上記排出トレイ５６は、装置４０への取付側が凹状
をなし排出ローラ５３の逃げ部５６ａとして形成されて
いる。一方、排出トレイ５６におけるシートＳの支承面
５６ｂは、図６に示すように、逃げ部５６ａとの境目で
支点Ｊを中心としてＫ1 −Ｋ2 方向に回動自在に軸着さ
れると共に、その下面にクランクユニット５９をなす連
結棒５９ａの一端が取り付けられることで、クランクユ
ニット５９の動作に応じてトレイ角度αが可変に設けら
れている。
下方位置で装置４０に取り付けられており、その取付部
近傍には、エレベータユニット５７とシフトユニット５
８と図示しない前後移動ユニットとが配設されること
で、上下方向であるＨ1 −Ｈ2 方向と、図２の紙面に直
交する方向と、図５に示すような前後方向であるＩ1 −
Ｉ2 方向とに進退可能に設けられ、支承するシートＳに
応じてトレイ位置が調整されるようになっている。ま
た、上記排出トレイ５６は、装置４０への取付側が凹状
をなし排出ローラ５３の逃げ部５６ａとして形成されて
いる。一方、排出トレイ５６におけるシートＳの支承面
５６ｂは、図６に示すように、逃げ部５６ａとの境目で
支点Ｊを中心としてＫ1 −Ｋ2 方向に回動自在に軸着さ
れると共に、その下面にクランクユニット５９をなす連
結棒５９ａの一端が取り付けられることで、クランクユ
ニット５９の動作に応じてトレイ角度αが可変に設けら
れている。
【００３５】ところで、前述のような後処理手段４５を
構成するステープル用プレート４６は、図７に示すよう
に、プレート４６の一部が支点Ｌを中心にＮ1 −Ｎ2 方
向に回動自在に設けられ、後述のプレート移動機構６０
によるＮ1 方向への回転時には、後処理搬送路４１のメ
インパス４１ｃと排出トレイ５６とを結ぶシートＳのガ
イド板４６ａをなすようになっている。
構成するステープル用プレート４６は、図７に示すよう
に、プレート４６の一部が支点Ｌを中心にＮ1 −Ｎ2 方
向に回動自在に設けられ、後述のプレート移動機構６０
によるＮ1 方向への回転時には、後処理搬送路４１のメ
インパス４１ｃと排出トレイ５６とを結ぶシートＳのガ
イド板４６ａをなすようになっている。
【００３６】上記プレート移動機構６０は、図８に示す
ように、Ｏ1 −Ｏ2 方向に進退可能な可動鉄心６１ａを
備えたガイド用ソレノイド６１と、支点Ｐを中心にＱ1
−Ｑ2 方向に回動自在に軸止された第１アーム部材６２
と、支点Ｒを中心にＴ1 −Ｔ2 方向に回動自在に軸止さ
れた第２アーム部材６３とを備えている。上記ガイド用
ソレノイド６１は、可動鉄心６１ａの先端側に係合突起
６１ｂが突設されており、また、第１・第２アーム部材
６２・６３は、各々、各一端部に係合長穴６２ａ・６３
ａが穿設されている一方、各他端部に係合突起６２ｂ・
６３ｂが突設されている。
ように、Ｏ1 −Ｏ2 方向に進退可能な可動鉄心６１ａを
備えたガイド用ソレノイド６１と、支点Ｐを中心にＱ1
−Ｑ2 方向に回動自在に軸止された第１アーム部材６２
と、支点Ｒを中心にＴ1 −Ｔ2 方向に回動自在に軸止さ
れた第２アーム部材６３とを備えている。上記ガイド用
ソレノイド６１は、可動鉄心６１ａの先端側に係合突起
６１ｂが突設されており、また、第１・第２アーム部材
６２・６３は、各々、各一端部に係合長穴６２ａ・６３
ａが穿設されている一方、各他端部に係合突起６２ｂ・
６３ｂが突設されている。
【００３７】そして、上記プレート移動機構６０は、ガ
イド用ソレノイド６１の係合突起６１ｂが第１アーム部
材６２の係合長穴６２ａに係合され、第１アーム部材６
２の係合突起６２ｂが第２アーム部材６３の係合長穴６
３ａに係合され、また、第２アーム部材６３の係合突起
６３ｂがガイド板４６ａに形成されたフランジ部の係合
長穴４６ｂに係合されて設けられることにより、可動鉄
心６１ａのＯ1 方向への進出移動時には、第１アーム部
材６２をＱ1 方向に、また第２アーム部材６３をＴ1 方
向に回転させることで、ガイド板４６ａをＵ1 方向に回
転させて、ステープル用プレート４６の所定位置に配す
るようになっている。一方、可動鉄心６１ａのＯ2 方向
への退行移動時には、第１アーム部材６２をＱ2 方向
に、また第２アーム部材６３をＴ2 方向に回転させるこ
とで、ガイド板４６ａをＵ2 方向に回転させて、メイン
パス４１ｃと排出トレイ５６との間に配するようになっ
ている。
イド用ソレノイド６１の係合突起６１ｂが第１アーム部
材６２の係合長穴６２ａに係合され、第１アーム部材６
２の係合突起６２ｂが第２アーム部材６３の係合長穴６
３ａに係合され、また、第２アーム部材６３の係合突起
６３ｂがガイド板４６ａに形成されたフランジ部の係合
長穴４６ｂに係合されて設けられることにより、可動鉄
心６１ａのＯ1 方向への進出移動時には、第１アーム部
材６２をＱ1 方向に、また第２アーム部材６３をＴ1 方
向に回転させることで、ガイド板４６ａをＵ1 方向に回
転させて、ステープル用プレート４６の所定位置に配す
るようになっている。一方、可動鉄心６１ａのＯ2 方向
への退行移動時には、第１アーム部材６２をＱ2 方向
に、また第２アーム部材６３をＴ2 方向に回転させるこ
とで、ガイド板４６ａをＵ2 方向に回転させて、メイン
パス４１ｃと排出トレイ５６との間に配するようになっ
ている。
【００３８】尚、本シート後処理装置４０は、図７に示
すように、前述したガイド板４６ａ等の各種構成部材の
駆動源となる駆動部６４がデフレクタ４４の上方位置に
配設されており、また、排出口４０ａの上部には、ユー
ザーの手が誤って排出口４０ａから装置４０内に入らな
いように安全ガイド６５が設けられている。
すように、前述したガイド板４６ａ等の各種構成部材の
駆動源となる駆動部６４がデフレクタ４４の上方位置に
配設されており、また、排出口４０ａの上部には、ユー
ザーの手が誤って排出口４０ａから装置４０内に入らな
いように安全ガイド６５が設けられている。
【００３９】上記の構成において、本シート後処理装置
４０におけるシートＳの搬送プロセスについて以下に説
明する。尚、以下の説明では、機体本体１から搬送され
てくるシートＳに後処理を施すことなく、順次１枚ずつ
排出トレイ５６に排出するオフセットモードと、機体本
体１から搬送されてくるシートＳに製本の後処理を施し
た後、１部のみ製本されたシートＳ（以下、製本シート
Ｓと称する）を排出トレイ５６に排出するステープル
（シングル）モードと、機体本体１から搬送されてくる
シートＳに製本の後処理を施した後、複数部の製本シー
トＳを順次排出トレイ５６に排出するステープル（マル
チ）モードとの各モードに分けて説明を行うものであ
る。
４０におけるシートＳの搬送プロセスについて以下に説
明する。尚、以下の説明では、機体本体１から搬送され
てくるシートＳに後処理を施すことなく、順次１枚ずつ
排出トレイ５６に排出するオフセットモードと、機体本
体１から搬送されてくるシートＳに製本の後処理を施し
た後、１部のみ製本されたシートＳ（以下、製本シート
Ｓと称する）を排出トレイ５６に排出するステープル
（シングル）モードと、機体本体１から搬送されてくる
シートＳに製本の後処理を施した後、複数部の製本シー
トＳを順次排出トレイ５６に排出するステープル（マル
チ）モードとの各モードに分けて説明を行うものであ
る。
【００４０】先ず、オフセットモード時では、図９のフ
ローチャートに示すように、シート後処理装置４０が機
体本体１よりオフセット枚数を受信すると（Ｓ１）、装
置４０内にオフセット枚数がセットされる（Ｓ２）。次
に、装置４０が機体本体１より動作スタートを受信する
と（Ｓ３）、スタート処理が施されて（Ｓ４）、処理枚
数がクリアされる（Ｓ５）。
ローチャートに示すように、シート後処理装置４０が機
体本体１よりオフセット枚数を受信すると（Ｓ１）、装
置４０内にオフセット枚数がセットされる（Ｓ２）。次
に、装置４０が機体本体１より動作スタートを受信する
と（Ｓ３）、スタート処理が施されて（Ｓ４）、処理枚
数がクリアされる（Ｓ５）。
【００４１】その後、機体本体１にて原稿Ｍの画像が複
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、各ローラ５
３・５４間に挟装されて排出トレイ５６に排出される。
このとき、上記のシートＳは、シート検知スイッチＳＷ
2 のＯＮ状態によりメインパス４１ｃでの搬送が検知さ
れ（Ｓ６）、また、シート検知スイッチＳＷ3 のＯＮ状
態（Ｓ７）、およびＯＦＦ状態（Ｓ８）により各ローラ
５３・５４間での搬送および通過が検知されて、処理枚
数がアップされる（Ｓ９）。
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、各ローラ５
３・５４間に挟装されて排出トレイ５６に排出される。
このとき、上記のシートＳは、シート検知スイッチＳＷ
2 のＯＮ状態によりメインパス４１ｃでの搬送が検知さ
れ（Ｓ６）、また、シート検知スイッチＳＷ3 のＯＮ状
態（Ｓ７）、およびＯＦＦ状態（Ｓ８）により各ローラ
５３・５４間での搬送および通過が検知されて、処理枚
数がアップされる（Ｓ９）。
【００４２】次に、上記のようにアップされた処理枚数
がオフセット枚数と一致するか否かが判別される（Ｓ１
０）。Ｓ１０にて、処理枚数がオフセット枚数と一致し
ない場合は、再度Ｓ６に戻る。一方、処理枚数がオフセ
ット枚数と一致する場合は、処理枚数がクリアされ（Ｓ
１１）、次に、排出トレイ５６の下降（Ｓ１２）、オフ
セット（Ｓ１３）および上昇（Ｓ１４）が順次行われ
る。
がオフセット枚数と一致するか否かが判別される（Ｓ１
０）。Ｓ１０にて、処理枚数がオフセット枚数と一致し
ない場合は、再度Ｓ６に戻る。一方、処理枚数がオフセ
ット枚数と一致する場合は、処理枚数がクリアされ（Ｓ
１１）、次に、排出トレイ５６の下降（Ｓ１２）、オフ
セット（Ｓ１３）および上昇（Ｓ１４）が順次行われ
る。
【００４３】そして、機体本体１から装置４０への終了
受信の有無が判別され（Ｓ１５）、終了受信が無い場合
は、再度Ｓ６に戻る一方、終了受信が有る場合は、終了
処理が施されて（Ｓ１６）、以上のようなオフセットモ
ードが終了される。
受信の有無が判別され（Ｓ１５）、終了受信が無い場合
は、再度Ｓ６に戻る一方、終了受信が有る場合は、終了
処理が施されて（Ｓ１６）、以上のようなオフセットモ
ードが終了される。
【００４４】次に、ステープル（シングル）モード時で
は、図１０のフローチャートに示すように、シート後処
理装置４０が機体本体１よりステープル枚数を受信する
と（Ｓ２１）、装置４０内にステープル枚数がセットさ
れる（Ｓ２２）。次に、装置４０が機体本体１より動作
スタートを受信すると（Ｓ２３）、スタート処理が施さ
れて（Ｓ２４）、処理枚数がクリアされる（Ｓ２５）。
は、図１０のフローチャートに示すように、シート後処
理装置４０が機体本体１よりステープル枚数を受信する
と（Ｓ２１）、装置４０内にステープル枚数がセットさ
れる（Ｓ２２）。次に、装置４０が機体本体１より動作
スタートを受信すると（Ｓ２３）、スタート処理が施さ
れて（Ｓ２４）、処理枚数がクリアされる（Ｓ２５）。
【００４５】その後、機体本体１にて原稿Ｍの画像が複
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、ステープル
用プレート４６上に排紙される。このとき、上記のシー
トＳは、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＮ状態（Ｓ２
６）およびＯＦＦ状態（Ｓ２７）によりメインパス４１
ｃでの搬送が検知され、これによって、装置４０のタイ
マーがクリアされ（Ｓ２８）、また、処理枚数がアップ
される（Ｓ２９）。そして、上記のタイマーによりセッ
トされた所定時間が経過すると（Ｓ３０）、ステープル
用プレート４６上へのシートＳの排紙完了を判断して、
ステープル用プレート４６上のシートＳを幅寄板４７に
より幅方向に整合する（Ｓ３１）。
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、ステープル
用プレート４６上に排紙される。このとき、上記のシー
トＳは、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＮ状態（Ｓ２
６）およびＯＦＦ状態（Ｓ２７）によりメインパス４１
ｃでの搬送が検知され、これによって、装置４０のタイ
マーがクリアされ（Ｓ２８）、また、処理枚数がアップ
される（Ｓ２９）。そして、上記のタイマーによりセッ
トされた所定時間が経過すると（Ｓ３０）、ステープル
用プレート４６上へのシートＳの排紙完了を判断して、
ステープル用プレート４６上のシートＳを幅寄板４７に
より幅方向に整合する（Ｓ３１）。
【００４６】次に、上記のようにアップされた処理枚数
がステープル枚数と一致するか否かが判別される（Ｓ３
２）。Ｓ３２にて、処理枚数がオフセット枚数と一致し
ない場合は、再度Ｓ２６に戻る。一方、処理枚数がステ
ープル枚数と一致する場合は、処理枚数がクリアされ
（Ｓ３３）、次に、ステープル用プレート４６上のシー
トＳが、パドラー４８のＣ方向への回転、および排出ロ
ーラ５３のＧ2 方向への回転により搬送方向に整合され
ると共に、ステープラ４９のステープル針により綴じら
れてステープル処理が施される（Ｓ３４）。
がステープル枚数と一致するか否かが判別される（Ｓ３
２）。Ｓ３２にて、処理枚数がオフセット枚数と一致し
ない場合は、再度Ｓ２６に戻る。一方、処理枚数がステ
ープル枚数と一致する場合は、処理枚数がクリアされ
（Ｓ３３）、次に、ステープル用プレート４６上のシー
トＳが、パドラー４８のＣ方向への回転、および排出ロ
ーラ５３のＧ2 方向への回転により搬送方向に整合され
ると共に、ステープラ４９のステープル針により綴じら
れてステープル処理が施される（Ｓ３４）。
【００４７】次いで、上記のようにしてステープル処理
が施された製本シートＳは、押出部材５２のＤ1 方向へ
の進出移動、および排出ローラ５３のＧ1 方向への回転
によりステープル用プレート４６上から排出トレイ５６
に排出される（Ｓ３５）。そして、排出トレイ５６の調
整が行われた後（Ｓ３６）、装置４０が機体本体１から
動作終了を受信すると（Ｓ３７）、終了処理が施されて
（Ｓ３８）、以上のようなステープル（シングル）モー
ドが終了される。
が施された製本シートＳは、押出部材５２のＤ1 方向へ
の進出移動、および排出ローラ５３のＧ1 方向への回転
によりステープル用プレート４６上から排出トレイ５６
に排出される（Ｓ３５）。そして、排出トレイ５６の調
整が行われた後（Ｓ３６）、装置４０が機体本体１から
動作終了を受信すると（Ｓ３７）、終了処理が施されて
（Ｓ３８）、以上のようなステープル（シングル）モー
ドが終了される。
【００４８】次に、ステープル（マルチ）モード時で
は、図１１ないし図１５のフローチャートに示すよう
に、シート後処理装置４０が機体本体１よりステープル
枚数を受信すると（Ｓ４１）、装置４０内にステープル
枚数がセットされる（Ｓ４２）。
は、図１１ないし図１５のフローチャートに示すよう
に、シート後処理装置４０が機体本体１よりステープル
枚数を受信すると（Ｓ４１）、装置４０内にステープル
枚数がセットされる（Ｓ４２）。
【００４９】次に、装置４０が機体本体１より動作スタ
ートを受信すると（Ｓ４３）、スタート処理が施されて
（Ｓ４４）、処理枚数がクリアされる（Ｓ４５）。
ートを受信すると（Ｓ４３）、スタート処理が施されて
（Ｓ４４）、処理枚数がクリアされる（Ｓ４５）。
【００５０】その後、機体本体１にて原稿Ｍの画像が複
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、ステープル
用プレート４６上に排紙される。このとき、上記のシー
トＳは、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＮ状態によりメ
インパス４１ｃでの搬送が検知され（Ｓ４６）、次い
で、シート検知スイッチＳＷ2 がＯＦＦされたか否かが
判別される（Ｓ４７）。
写されたシートＳは、搬入口４１ａを通って装置４０内
に搬入され、メインパス４１ｃを通った後、ステープル
用プレート４６上に排紙される。このとき、上記のシー
トＳは、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＮ状態によりメ
インパス４１ｃでの搬送が検知され（Ｓ４６）、次い
で、シート検知スイッチＳＷ2 がＯＦＦされたか否かが
判別される（Ｓ４７）。
【００５１】Ｓ４７にて、シート検知スイッチＳＷ2 が
まだＯＮ状態の場合は、Ｓ４８に進み、製本シートＳが
ステープル用プレート４６上から排出済であるか否かが
判別される。Ｓ４８にて、まだ、ステープル用プレート
４６上から製本シートＳが排出されていな場合は、押出
部材５２および排出ローラ５３により製本シートＳが排
出トレイ５６に排出されて（Ｓ４９）、再度Ｓ４７に戻
る一方、ステープル用プレート４６上から製本シートＳ
が排出されている場合は、Ｓ５０に進み、排出トレイ５
６が調整済か否かが判別される。Ｓ５０にて、排出トレ
イ５６が調整済の場合は、直接Ｓ４７に戻る一方、排出
トレイ５６が未調整の場合は、排出トレイ５６の調整が
行われて（Ｓ５１）、Ｓ４７に戻る。そして、Ｓ４７に
て、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＦＦ状態が検出され
ると、これに伴って、装置４０のタイマーがクリアされ
（Ｓ５２）、また、処理枚数がアップされる（Ｓ５
３）。
まだＯＮ状態の場合は、Ｓ４８に進み、製本シートＳが
ステープル用プレート４６上から排出済であるか否かが
判別される。Ｓ４８にて、まだ、ステープル用プレート
４６上から製本シートＳが排出されていな場合は、押出
部材５２および排出ローラ５３により製本シートＳが排
出トレイ５６に排出されて（Ｓ４９）、再度Ｓ４７に戻
る一方、ステープル用プレート４６上から製本シートＳ
が排出されている場合は、Ｓ５０に進み、排出トレイ５
６が調整済か否かが判別される。Ｓ５０にて、排出トレ
イ５６が調整済の場合は、直接Ｓ４７に戻る一方、排出
トレイ５６が未調整の場合は、排出トレイ５６の調整が
行われて（Ｓ５１）、Ｓ４７に戻る。そして、Ｓ４７に
て、シート検知スイッチＳＷ2 のＯＦＦ状態が検出され
ると、これに伴って、装置４０のタイマーがクリアされ
（Ｓ５２）、また、処理枚数がアップされる（Ｓ５
３）。
【００５２】次に、上記のようにアップされた処理枚数
が１枚目であるか否かが判別される（Ｓ５４）。Ｓ５４
にて、処理枚数が１枚目でない場合は、後述するＳ６６
に進む一方、処理枚数が１枚目の場合は、Ｓ５５に進
み、ステープル用プレート４６の準備がＯＫであるか否
かが判別される。Ｓ５５にて、ステープル用プレート４
６の準備がされている場合は、Ｓ６６に進む一方、ステ
ープル用プレート４６の準備がされていない場合は、搬
送ローラ４３の回転が停止されることで、１枚目のシー
トＳの搬送が停止され（Ｓ５６）、また、デフレクタ４
４がＢ1 方向に回転されて、シートＳの搬送経路がバイ
パス４１ｂに切り替えられる（Ｓ５７）。
が１枚目であるか否かが判別される（Ｓ５４）。Ｓ５４
にて、処理枚数が１枚目でない場合は、後述するＳ６６
に進む一方、処理枚数が１枚目の場合は、Ｓ５５に進
み、ステープル用プレート４６の準備がＯＫであるか否
かが判別される。Ｓ５５にて、ステープル用プレート４
６の準備がされている場合は、Ｓ６６に進む一方、ステ
ープル用プレート４６の準備がされていない場合は、搬
送ローラ４３の回転が停止されることで、１枚目のシー
トＳの搬送が停止され（Ｓ５６）、また、デフレクタ４
４がＢ1 方向に回転されて、シートＳの搬送経路がバイ
パス４１ｂに切り替えられる（Ｓ５７）。
【００５３】次いで、バイパス４１ｂに２枚目のシート
Ｓが搬送されているか否かが、シート検知スイッチＳＷ
1 のＯＮ状態を検出することで判別される（Ｓ５８）。
Ｓ５８にて、シート検知スイッチＳＷ1 がまだＯＮされ
ていない場合には、Ｓ５９に進み、製本シートＳが排出
済であるか否かが判別される。Ｓ５９にて、まだ、ステ
ープル用プレート４６上から製本シートＳが排出されて
いな場合は、押出部材５２および排出ローラ５３により
製本シートＳが排出トレイ５６に排出されて（Ｓ６
０）、再度Ｓ５８に戻る一方、ステープル用プレート４
６上から製本シートＳが排出されている場合は、Ｓ６１
に進み、排出トレイ５６が調整済か否かが判別される。
Ｓ６１にて、排出トレイ５６が調整済の場合は、直接Ｓ
５８に戻る一方、排出トレイ５６が未調整の場合は、排
出トレイ５６の調整が行われて（Ｓ６２）、Ｓ５８に戻
る。そして、Ｓ５８にて、シート検知スイッチＳＷ1 の
ＯＮ状態が検出されると、次に、シート検知スイッチＳ
Ｗ1 のＯＦＦ状態が検出されることで（Ｓ６３）、デフ
レクタ４４がＢ2 方向に回転されて、シートＳの搬送経
路がメインパス４１ｃに切り替えられ（Ｓ６４）、ま
た、搬送ローラ４３が回転されて、１枚目のシートＳの
搬送が再開される（Ｓ６５）。これにより、メインパス
４１ｃを通る１枚目のシートＳと、バイパス４１ｂを通
る２枚目のシートＳとは、ステープル用プレート４６上
に同期して排紙される。
Ｓが搬送されているか否かが、シート検知スイッチＳＷ
1 のＯＮ状態を検出することで判別される（Ｓ５８）。
Ｓ５８にて、シート検知スイッチＳＷ1 がまだＯＮされ
ていない場合には、Ｓ５９に進み、製本シートＳが排出
済であるか否かが判別される。Ｓ５９にて、まだ、ステ
ープル用プレート４６上から製本シートＳが排出されて
いな場合は、押出部材５２および排出ローラ５３により
製本シートＳが排出トレイ５６に排出されて（Ｓ６
０）、再度Ｓ５８に戻る一方、ステープル用プレート４
６上から製本シートＳが排出されている場合は、Ｓ６１
に進み、排出トレイ５６が調整済か否かが判別される。
Ｓ６１にて、排出トレイ５６が調整済の場合は、直接Ｓ
５８に戻る一方、排出トレイ５６が未調整の場合は、排
出トレイ５６の調整が行われて（Ｓ６２）、Ｓ５８に戻
る。そして、Ｓ５８にて、シート検知スイッチＳＷ1 の
ＯＮ状態が検出されると、次に、シート検知スイッチＳ
Ｗ1 のＯＦＦ状態が検出されることで（Ｓ６３）、デフ
レクタ４４がＢ2 方向に回転されて、シートＳの搬送経
路がメインパス４１ｃに切り替えられ（Ｓ６４）、ま
た、搬送ローラ４３が回転されて、１枚目のシートＳの
搬送が再開される（Ｓ６５）。これにより、メインパス
４１ｃを通る１枚目のシートＳと、バイパス４１ｂを通
る２枚目のシートＳとは、ステープル用プレート４６上
に同期して排紙される。
【００５４】次に、再度Ｓ５２に戻り、装置４０のタイ
マーがクリアされ、また、処理枚数がアップされて（Ｓ
５３）、Ｓ５４に進む。Ｓ５４にて、処理枚数が１枚目
でないことが判別されると、次いで、Ｓ６６に進み、上
記のタイマーによりセットされた所定時間が経過したか
否かが判別される。そして、所定時間が経過すると、ス
テープル用プレート４６上へのシートＳの排紙完了を判
断して、ステープル用プレート４６上のシートＳを幅寄
板４７により幅方向に整合し（Ｓ６７）、その後、シー
トＳの処理枚数がステープル枚数と一致するか否かが判
別される（Ｓ６８）。Ｓ６８にて、処理枚数がステープ
ル枚数と一致しない場合は、再度Ｓ４６に戻る。一方、
処理枚数がステープル枚数と一致する場合は、処理枚数
がクリアされ（Ｓ６９）、次に、ステープル用プレート
４６上のシートＳが、パドラー４８のＣ方向への回転、
および排出ローラ５３のＧ2 方向への回転により搬送方
向に整合されると共に、ステープラ４９のステープル針
により綴じられてステープル処理が施され（Ｓ７０）、
その後、再度Ｓ４６に戻る。
マーがクリアされ、また、処理枚数がアップされて（Ｓ
５３）、Ｓ５４に進む。Ｓ５４にて、処理枚数が１枚目
でないことが判別されると、次いで、Ｓ６６に進み、上
記のタイマーによりセットされた所定時間が経過したか
否かが判別される。そして、所定時間が経過すると、ス
テープル用プレート４６上へのシートＳの排紙完了を判
断して、ステープル用プレート４６上のシートＳを幅寄
板４７により幅方向に整合し（Ｓ６７）、その後、シー
トＳの処理枚数がステープル枚数と一致するか否かが判
別される（Ｓ６８）。Ｓ６８にて、処理枚数がステープ
ル枚数と一致しない場合は、再度Ｓ４６に戻る。一方、
処理枚数がステープル枚数と一致する場合は、処理枚数
がクリアされ（Ｓ６９）、次に、ステープル用プレート
４６上のシートＳが、パドラー４８のＣ方向への回転、
および排出ローラ５３のＧ2 方向への回転により搬送方
向に整合されると共に、ステープラ４９のステープル針
により綴じられてステープル処理が施され（Ｓ７０）、
その後、再度Ｓ４６に戻る。
【００５５】そして、Ｓ４６にて、シート検知スイッチ
ＳＷ2 によるシートＳの検知がなくなると、Ｓ７１に進
み、製本シートＳが排出済であるか否かが判別される。
Ｓ７１にて、まだ、ステープル用プレート４６上から製
本シートＳが排出されていな場合は、押出部材５２およ
び排出ローラ５３により製本シートＳが排出トレイ５６
に排出されて（Ｓ７２）、再度Ｓ４６に戻る一方、ステ
ープル用プレート４６上から製本シートＳが排出されて
いる場合は、Ｓ７３に進み、排出トレイ５６が調整済か
否かが判別される。Ｓ７３にて、排出トレイ５６が未調
整の場合は、排出トレイ５６の調整が行われて（Ｓ７
４）、Ｓ４６に戻る一方、排出トレイ５６が調整済の場
合は、Ｓ７５に進み、装置４０が機体本体１から動作終
了を受信したか否かが判別される。Ｓ７５にて、動作終
了を受信していない場合は、再度Ｓ４６に戻る一方、動
作終了を受信した場合は、終了処理が施されて（Ｓ７
６）、以上のようなステープル（マルチ）モードが終了
される。
ＳＷ2 によるシートＳの検知がなくなると、Ｓ７１に進
み、製本シートＳが排出済であるか否かが判別される。
Ｓ７１にて、まだ、ステープル用プレート４６上から製
本シートＳが排出されていな場合は、押出部材５２およ
び排出ローラ５３により製本シートＳが排出トレイ５６
に排出されて（Ｓ７２）、再度Ｓ４６に戻る一方、ステ
ープル用プレート４６上から製本シートＳが排出されて
いる場合は、Ｓ７３に進み、排出トレイ５６が調整済か
否かが判別される。Ｓ７３にて、排出トレイ５６が未調
整の場合は、排出トレイ５６の調整が行われて（Ｓ７
４）、Ｓ４６に戻る一方、排出トレイ５６が調整済の場
合は、Ｓ７５に進み、装置４０が機体本体１から動作終
了を受信したか否かが判別される。Ｓ７５にて、動作終
了を受信していない場合は、再度Ｓ４６に戻る一方、動
作終了を受信した場合は、終了処理が施されて（Ｓ７
６）、以上のようなステープル（マルチ）モードが終了
される。
【００５６】以上のように、本シート後処理装置４０
は、複数部の製本を行う場合、図１６（ａ）に示すよう
に、ステープル用プレート４６上で１部目のシートＳに
所定の製本処理を施している間に、機体本体１側から搬
送されてくる次の１枚目のシートＳ1 をメインパス４１
ｃで搬送し、その後、搬送ローラ４３の回転を停止する
ことで、一旦シートＳ1 の搬送を停止する。次に、図１
６（ｂ）に示すように、デフレクタ４４の切り替えによ
り、２枚目のシートＳ2 をバイパス４１ｂで搬送して、
１部目のシートＳの製本時間のタイムロスを稼いだ後、
搬送ローラ４３の回転を再開することで、１枚目のシー
トＳ1 の搬送を再開して、図１６（ｃ）に示すように、
１部目のシートＳの排出が完了されたステープル用プレ
ート４６上に、１枚目のシートＳ1 と２枚目のシートＳ
2 とを同期して排紙する。
は、複数部の製本を行う場合、図１６（ａ）に示すよう
に、ステープル用プレート４６上で１部目のシートＳに
所定の製本処理を施している間に、機体本体１側から搬
送されてくる次の１枚目のシートＳ1 をメインパス４１
ｃで搬送し、その後、搬送ローラ４３の回転を停止する
ことで、一旦シートＳ1 の搬送を停止する。次に、図１
６（ｂ）に示すように、デフレクタ４４の切り替えによ
り、２枚目のシートＳ2 をバイパス４１ｂで搬送して、
１部目のシートＳの製本時間のタイムロスを稼いだ後、
搬送ローラ４３の回転を再開することで、１枚目のシー
トＳ1 の搬送を再開して、図１６（ｃ）に示すように、
１部目のシートＳの排出が完了されたステープル用プレ
ート４６上に、１枚目のシートＳ1 と２枚目のシートＳ
2 とを同期して排紙する。
【００５７】次に、上記のようなオフセットおよびステ
ープルの各モードにおけるガイド板４６ａと排出トレイ
５６との各動作について以下に説明する。
ープルの各モードにおけるガイド板４６ａと排出トレイ
５６との各動作について以下に説明する。
【００５８】先ず、オフセットモード時、ガイド板４６
ａは、図１７に示すように、プレート移動機構６０をな
すガイド用ソレノイド６１の可動鉄心６１ａがＯ2 方向
に退行移動されることで、支点Ｌを中心としてＵ2 方向
に回転され、メインパス４１ｃと排出トレイ５６とを結
ぶ位置に配される。また、排出トレイ５６は、クランク
ユニット５９の動作によりＫ2 方向に回転されて、トレ
イ角度αが図６に示すの位置に調整されると共に、エ
レベータユニット５７の動作により上下方向での配置位
置が調整される。これにより、メインパス４１ｃからの
シートＳは、図１８に示すように、ガイド板４６ａによ
り案内された状態で各ローラ５３・５４間に搬送され、
その後、各ローラ５３・５４間での挟装により張りが加
えられた状態で排出トレイ５６の支承面５６ｂ上に載置
される。尚、上記のようなの位置に調整された排出ト
レイ５６のトレイ角度αは、メインパス４１ｃと各ロー
ラ５３・５４間の当接部とを結ぶ線に対して若干上方に
傾斜され、各ローラ５３・５４間で張りが加えられたシ
ートＳを最適な状態で支承する角度に設定されているも
のである。
ａは、図１７に示すように、プレート移動機構６０をな
すガイド用ソレノイド６１の可動鉄心６１ａがＯ2 方向
に退行移動されることで、支点Ｌを中心としてＵ2 方向
に回転され、メインパス４１ｃと排出トレイ５６とを結
ぶ位置に配される。また、排出トレイ５６は、クランク
ユニット５９の動作によりＫ2 方向に回転されて、トレ
イ角度αが図６に示すの位置に調整されると共に、エ
レベータユニット５７の動作により上下方向での配置位
置が調整される。これにより、メインパス４１ｃからの
シートＳは、図１８に示すように、ガイド板４６ａによ
り案内された状態で各ローラ５３・５４間に搬送され、
その後、各ローラ５３・５４間での挟装により張りが加
えられた状態で排出トレイ５６の支承面５６ｂ上に載置
される。尚、上記のようなの位置に調整された排出ト
レイ５６のトレイ角度αは、メインパス４１ｃと各ロー
ラ５３・５４間の当接部とを結ぶ線に対して若干上方に
傾斜され、各ローラ５３・５４間で張りが加えられたシ
ートＳを最適な状態で支承する角度に設定されているも
のである。
【００５９】次に、ステープルモード時、ガイド板４６
ａは、図１９に示すように、プレート移動機構６０をな
すガイド用ソレノイド６１の可動鉄心６１ａがＯ1 方向
に進出移動されることで、支点Ｌを中心としてＵ1 方向
に回転され、ステープル用プレート４６の所定位置に配
される。また、排出トレイ５６は、クランクユニット５
９の動作によりＫ1 方向に回転されて、トレイ角度αが
図６に示すの位置に調整されると共に、エレベータユ
ニット５７の動作により上下方向での配置位置が調整さ
れ、さらには、図示しない前後移動ユニットによりＩ1
方向に移動されることで、逃げ部５６ａと排出ローラ５
３との空間を狭めた位置に配される。これにより、ステ
ープル用プレート４６上で所定の製本処理が施された製
本シートＳは、図２０に示すように、押出部材５２のＤ
1 方向への進出移動に伴い、排出ローラ５３との空間が
狭められた排出トレイ５６の支承面５６ｂ上に載置され
る。
ａは、図１９に示すように、プレート移動機構６０をな
すガイド用ソレノイド６１の可動鉄心６１ａがＯ1 方向
に進出移動されることで、支点Ｌを中心としてＵ1 方向
に回転され、ステープル用プレート４６の所定位置に配
される。また、排出トレイ５６は、クランクユニット５
９の動作によりＫ1 方向に回転されて、トレイ角度αが
図６に示すの位置に調整されると共に、エレベータユ
ニット５７の動作により上下方向での配置位置が調整さ
れ、さらには、図示しない前後移動ユニットによりＩ1
方向に移動されることで、逃げ部５６ａと排出ローラ５
３との空間を狭めた位置に配される。これにより、ステ
ープル用プレート４６上で所定の製本処理が施された製
本シートＳは、図２０に示すように、押出部材５２のＤ
1 方向への進出移動に伴い、排出ローラ５３との空間が
狭められた排出トレイ５６の支承面５６ｂ上に載置され
る。
【００６０】尚、上記のようなの位置に調整された排
出トレイ５６のトレイ角度αは、ステープル用プレート
４６の傾斜角度と同一に設定されているものである。こ
のため、排出トレイ５６は、エレベータユニット５７に
よる上下方向での調整により、支承面５６ｂがステープ
ル用プレート４６の上面と同一面上に配され、ステープ
ル用プレート４６から排出される製本シートＳを最適な
状態で支承するようになっている。また、上記のような
排出トレイ５６のＩ1 方向への移動は、排出トレイ５６
の逃げ部５６ａと排出ローラ５３との空間を狭めること
で、図２１に示すような上記空間への製本シートＳの入
り込みを防止し、ひいては、製本シートＳの品質および
排出性を向上させる。
出トレイ５６のトレイ角度αは、ステープル用プレート
４６の傾斜角度と同一に設定されているものである。こ
のため、排出トレイ５６は、エレベータユニット５７に
よる上下方向での調整により、支承面５６ｂがステープ
ル用プレート４６の上面と同一面上に配され、ステープ
ル用プレート４６から排出される製本シートＳを最適な
状態で支承するようになっている。また、上記のような
排出トレイ５６のＩ1 方向への移動は、排出トレイ５６
の逃げ部５６ａと排出ローラ５３との空間を狭めること
で、図２１に示すような上記空間への製本シートＳの入
り込みを防止し、ひいては、製本シートＳの品質および
排出性を向上させる。
【００６１】尚、上記実施例は、本発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、ガイド板４６ａを上下方向に
移動させるプレート移動機構として、ガイド用ソレノイ
ド６１、および第１・第２アーム部材６２・６３からな
るプレート移動機構６０が用いられているが、特に、こ
のような機構に限定するものではなく、図２２に示すよ
うなカムユニット６６によるもの、あるいは、図２３に
示すようなクランクユニット６７によるものであっても
構わない。
ではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、ガイド板４６ａを上下方向に
移動させるプレート移動機構として、ガイド用ソレノイ
ド６１、および第１・第２アーム部材６２・６３からな
るプレート移動機構６０が用いられているが、特に、こ
のような機構に限定するものではなく、図２２に示すよ
うなカムユニット６６によるもの、あるいは、図２３に
示すようなクランクユニット６７によるものであっても
構わない。
【００６２】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１記載の
シート後処理装置は、排出トレイは、装置への取付側に
排出ローラの逃げ部が形成されると共に、上下方向で進
退可能に設けられることにより、シートの支承面を後処
理板の上面と同一面上に配することを可能にする構成で
ある。
シート後処理装置は、排出トレイは、装置への取付側に
排出ローラの逃げ部が形成されると共に、上下方向で進
退可能に設けられることにより、シートの支承面を後処
理板の上面と同一面上に配することを可能にする構成で
ある。
【００６３】これにより、排出トレイにおけるシートの
支承面を後処理板の上面と同一面上に配することができ
るため、シートを後処理板上から搬出トレイに排出する
際、シートを最適な状態で排出することができる。この
ため、紙折れ等のシート品質の低下を回避することがで
き、ひいては、シートの排出性を向上させた便利なシー
ト後処理装置を提供することができるという効果を奏す
る。
支承面を後処理板の上面と同一面上に配することができ
るため、シートを後処理板上から搬出トレイに排出する
際、シートを最適な状態で排出することができる。この
ため、紙折れ等のシート品質の低下を回避することがで
き、ひいては、シートの排出性を向上させた便利なシー
ト後処理装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【００６４】また、請求項２記載のシート後処理装置
は、上記請求項１記載のシート後処理装置において、排
出トレイは、前後方向で進退可能に設けられており、後
処理板上のシートが排出トレイに排出される際には、そ
の進出移動により排出トレイに形成された逃げ部と排出
ローラとの空間を狭める構成である。
は、上記請求項１記載のシート後処理装置において、排
出トレイは、前後方向で進退可能に設けられており、後
処理板上のシートが排出トレイに排出される際には、そ
の進出移動により排出トレイに形成された逃げ部と排出
ローラとの空間を狭める構成である。
【００６５】これにより、排出トレイの逃げ部と排出ロ
ーラとの空間にシートが入り込む虞がなく、上記請求項
１記載のシート後処理装置におけるシートの排出性をよ
り一層向上させることができるという効果を奏する。
ーラとの空間にシートが入り込む虞がなく、上記請求項
１記載のシート後処理装置におけるシートの排出性をよ
り一層向上させることができるという効果を奏する。
【００６６】また、請求項３記載のシート後処理装置
は、後処理モード時、画像形成装置から搬入されるシー
トを搬送路を通して後処理板上に積載し、この後処理板
上のシートに所定の後処理を施して排出トレイに排出す
る一方、非後処理モード時、画像形成装置から搬入され
るシートを搬送路を通して直接排出トレイに排出するシ
ート後処理装置であって、上記排出トレイは、トレイ角
度が可変に設けられている構成である。
は、後処理モード時、画像形成装置から搬入されるシー
トを搬送路を通して後処理板上に積載し、この後処理板
上のシートに所定の後処理を施して排出トレイに排出す
る一方、非後処理モード時、画像形成装置から搬入され
るシートを搬送路を通して直接排出トレイに排出するシ
ート後処理装置であって、上記排出トレイは、トレイ角
度が可変に設けられている構成である。
【００６７】これにより、後処理および非後処理の各モ
ードにおいて、シートの排出性を満足させることがで
き、さらには、従来例のように各モードに応じてトレイ
を個別に設ける必要がないため、装置の大型化やコスト
アップの招来を回避することができるという効果を奏す
る。
ードにおいて、シートの排出性を満足させることがで
き、さらには、従来例のように各モードに応じてトレイ
を個別に設ける必要がないため、装置の大型化やコスト
アップの招来を回避することができるという効果を奏す
る。
【００６８】また、請求項４記載のシート後処理装置
は、後処理モード時、画像形成装置から搬入されるシー
トを搬送路を通して後処理板上に積載し、この後処理板
上のシートに所定の後処理を施して排出トレイに排出す
る一方、非後処理モード時、画像形成装置から搬入され
るシートを搬送路を通して直接排出トレイに排出するシ
ート後処理装置であって、上記後処理板の一部は、上下
動作が可能に設けられており、非後処理モード時には、
その上方向への動作により搬送路と排出トレイとを結ぶ
シートのガイド板をなす構成である。
は、後処理モード時、画像形成装置から搬入されるシー
トを搬送路を通して後処理板上に積載し、この後処理板
上のシートに所定の後処理を施して排出トレイに排出す
る一方、非後処理モード時、画像形成装置から搬入され
るシートを搬送路を通して直接排出トレイに排出するシ
ート後処理装置であって、上記後処理板の一部は、上下
動作が可能に設けられており、非後処理モード時には、
その上方向への動作により搬送路と排出トレイとを結ぶ
シートのガイド板をなす構成である。
【００６９】これにより、搬送されるシートに腰がない
場合やシートにカールが懸かった場合でも、シートの搬
送方向をガイド板により規制することができるため、Ｊ
ＡＭ等の発生を回避することができ、ひいては、シート
の搬送性を向上させた便利なシート後処理装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
場合やシートにカールが懸かった場合でも、シートの搬
送方向をガイド板により規制することができるため、Ｊ
ＡＭ等の発生を回避することができ、ひいては、シート
の搬送性を向上させた便利なシート後処理装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例における複写機を示す縦断面
図である。
図である。
【図２】上記の複写機を構成するシート後処理装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図３】上記のシート後処理装置をなす後処理搬送路に
設けられた各シート検知スイッチを示す説明図である。
設けられた各シート検知スイッチを示す説明図である。
【図４】上記のシート後処理装置をなす排出ローラと従
動ローラとにより構成されたシート検知スイッチを示す
説明図である。
動ローラとにより構成されたシート検知スイッチを示す
説明図である。
【図５】上記のシート後処理装置をなす排出トレイの前
後動作を示す説明図である。
後動作を示す説明図である。
【図６】上記排出トレイのトレイ角度を示す説明図であ
る。
る。
【図７】上記のシート後処理装置を構成するステープル
用プレートのガイド板を示す縦断面図である。
用プレートのガイド板を示す縦断面図である。
【図８】上記ガイド板のプレート移動機構による回動動
作を示す説明図である。
作を示す説明図である。
【図９】上記シート後処理装置のオフセットモード時で
の動作プロセスを示すフローチャートである。
の動作プロセスを示すフローチャートである。
【図１０】上記シート後処理装置のステープル（シング
ル）モード時での動作プロセスを示すフローチャートで
ある。
ル）モード時での動作プロセスを示すフローチャートで
ある。
【図１１】上記シート後処理装置のステープル（マル
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
【図１２】上記シート後処理装置のステープル（マル
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
【図１３】上記シート後処理装置のステープル（マル
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
【図１４】上記シート後処理装置のステープル（マル
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
【図１５】上記シート後処理装置のステープル（マル
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
チ）モード時での動作プロセスの一部を示すフローチャ
ートである。
【図１６】同図（ａ)(ｂ)(ｃ）は、各々、ステープル
（マルチ）モード時の後処理搬送路でのシートの搬送動
作を示す説明図である。
（マルチ）モード時の後処理搬送路でのシートの搬送動
作を示す説明図である。
【図１７】オフセットモード時でのガイド板の回転動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１８】オフセットモード時での排出トレイの配置位
置を示す説明図である。
置を示す説明図である。
【図１９】ステープルモード時でのガイド板の回転動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図２０】ステープルモード時での排出トレイの配置位
置を示す説明図である。
置を示す説明図である。
【図２１】ステープルモード時、排出トレイの逃げ部に
シートが入り込んだ状態を示す説明図である。
シートが入り込んだ状態を示す説明図である。
【図２２】カムユニットにより構成されたプレート移動
機構を示す説明図である。
機構を示す説明図である。
【図２３】クランクユニットにより構成されたプレート
移動機構を示す説明図である。
移動機構を示す説明図である。
【図２４】同図（ａ）は従来例のシート後処理装置によ
るステープルモード時での動作を示す説明図であり、ま
た、同図（ｂ）は上記シート後処理装置によるオフセッ
トモード時での動作を示す説明図である。
るステープルモード時での動作を示す説明図であり、ま
た、同図（ｂ）は上記シート後処理装置によるオフセッ
トモード時での動作を示す説明図である。
【図２５】従来例の他のシート後処理装置を示す縦断面
図である。
図である。
【図２６】従来例の排出トレイ上にシートが押し出され
る状態を示す説明図である。
る状態を示す説明図である。
１ 機体本体（画像形成装置） ４０ シート後処理装置 ４１ 後処理搬送路 ４６ ステープル用プレート（後処理板） ４６ａ ガイド板 ５３ 排出ローラ ５４ 従動ローラ ５６ 排出トレイ ５６ａ 逃げ部 ５６ｂ 支承面 ５９ クランクユニット ６０ プレート移動機構 Ｓ シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 ３０２ (72)発明者 大畑 智則 大阪府大阪市城東区森之宮町２丁目６番地 335号
Claims (4)
- 【請求項１】画像形成装置から搬入されるシートを搬送
路を通して後処理板上に積載すると共に、この後処理板
上のシートに所定の後処理を施した後、後処理板の排出
側の一端部に設けられた排出ローラの回転によりシート
を排出トレイに排出するシート後処理装置において、 上記排出トレイは、装置への取付側に排出ローラの逃げ
部が形成されると共に、上下方向で進退可能に設けられ
ることにより、シートの支承面を後処理板の上面と同一
面上に配することを可能にすることを特徴とするシート
後処理装置。 - 【請求項２】上記排出トレイは、前後方向で進退可能に
設けられており、後処理板上のシートが排出トレイに排
出される際には、その進出移動により排出トレイに形成
された逃げ部と排出ローラとの空間を狭めることを特徴
とする請求項１記載のシート後処理装置。 - 【請求項３】後処理モード時、画像形成装置から搬入さ
れるシートを搬送路を通して後処理板上に積載し、この
後処理板上のシートに所定の後処理を施して排出トレイ
に排出する一方、非後処理モード時、画像形成装置から
搬入されるシートを搬送路を通して直接排出トレイに排
出するシート後処理装置であって、 上記排出トレイは、トレイ角度が可変に設けられている
ことを特徴とするシート後処理装置。 - 【請求項４】後処理モード時、画像形成装置から搬入さ
れるシートを搬送路を通して後処理板上に積載し、この
後処理板上のシートに所定の後処理を施して排出トレイ
に排出する一方、非後処理モード時、画像形成装置から
搬入されるシートを搬送路を通して直接排出トレイに排
出するシート後処理装置であって、 上記後処理板の一部は、上下動作が可能に設けられてお
り、非後処理モード時には、その上方向への動作により
搬送路と排出トレイとを結ぶシートのガイド板をなすこ
とを特徴とするシート後処理装置。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3316306A JP2842961B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | シート後処理装置 |
| EP96114403A EP0760493B1 (en) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Device for further processing after copying |
| EP92119995A EP0548566B1 (en) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Device for further processing after copying |
| DE69219868T DE69219868T2 (de) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Vorrichtung zur Weiterverarbeitung nach der Kopierung |
| DE69228263T DE69228263T2 (de) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Vorrichtung zur weiteren Bearbeitung von Kopien |
| EP96114405A EP0752626B1 (en) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Device for further processing after copying |
| DE69229923T DE69229923T2 (de) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Vorrichtung zur Weiterverarbeitung nach dem Kopieren |
| EP96114404A EP0750234B1 (en) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Device for further processing after copying |
| DE69228264T DE69228264T2 (de) | 1991-11-25 | 1992-11-24 | Vorrichtung zur Weiterverarbeitung nach der Kopierung |
| US07/982,320 US5344130A (en) | 1991-11-25 | 1992-11-25 | Device for further processing after copying |
| US08/247,750 US5435535A (en) | 1991-11-25 | 1994-05-23 | Device for further processing after copying |
| US08/429,819 US5480130A (en) | 1991-11-25 | 1995-04-27 | Device for further processing after copying |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3316306A JP2842961B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | シート後処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147186A true JPH05147186A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2842961B2 JP2842961B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18075663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3316306A Expired - Lifetime JP2842961B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-29 | シート後処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2842961B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08217323A (ja) * | 1994-11-07 | 1996-08-27 | Xerox Corp | 出力シート処理システム |
| US7798480B2 (en) | 2006-12-25 | 2010-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet processing apparatus and sheet conveyance method |
| JP2013134351A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Ricoh Co Ltd | シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 |
| US10061255B2 (en) * | 2015-09-14 | 2018-08-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet processing apparatus |
| CN110255263A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-09-20 | 浪潮金融信息技术有限公司 | 一种可调式电磁送纸机构 |
Citations (6)
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| JPS62119069A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-05-30 | Canon Inc | シ−ト後処理装置 |
| JPH01271369A (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-30 | Ricoh Co Ltd | 製本装置 |
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| JPH02147565A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-06 | Canon Inc | シート後処理装置 |
| JP3113355U (ja) * | 2005-05-12 | 2005-09-08 | 州統 岡本 | ピザ等分割プレート |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316306A patent/JP2842961B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN110255263A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-09-20 | 浪潮金融信息技术有限公司 | 一种可调式电磁送纸机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2842961B2 (ja) | 1999-01-06 |
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