JPH05143894A - 自動車用モニタの制御方法 - Google Patents

自動車用モニタの制御方法

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JPH05143894A
JPH05143894A JP3328269A JP32826991A JPH05143894A JP H05143894 A JPH05143894 A JP H05143894A JP 3328269 A JP3328269 A JP 3328269A JP 32826991 A JP32826991 A JP 32826991A JP H05143894 A JPH05143894 A JP H05143894A
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JP
Japan
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monitor
image pickup
video signal
divided
signal
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JP3328269A
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Toshio Ito
敏夫 伊東
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ドライバーに左折,右折時の十
分な視界情報を提供できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 舵角センサ,車速センサの出力及び左,右タ
ーンスイッチのオン,オフ等に応じ、タイミング可変部
13により第1,第3テレビカメラ2,4のビデオ信号
成分の分割期間の割合を切り換え、左折又は右折時にお
ける第1テレビカメラ2のビデオ信号V1 又は第3テレ
ビカメラ4のビデオ信号V4 の信号成分の1水平走査期
間に占める割合を直進時よりも大きくするものである。 【効果】 従って、1つのモニタ6の画面に分割表示さ
れる左又は右前方の画像の表示割合が左折又は右折時に
は直進時よりも大きくすることができ、ドライバーに対
し左折,右折時の十分な視界情報を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車に搭載した複
数の撮像手段による画像を表示する自動車用モニタの制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に複数の撮像手段及びモニ
タ用テレビジョン受像機を搭載し、これら撮像手段によ
る画像をモニタ用テレビジョン受像機に表示し、ドライ
バーに自車の周辺の状況を知らせることが行われてお
り、例えば左前方,前方,右前方をそれぞれ撮像する3
台の撮像手段を搭載した例を図5に示し、以下に説明す
る。
【0003】図5に示すように、自動車1の前部に左前
方,前方,右前方をそれぞれ撮像する撮像手段である第
1,第2,第3テレビカメラ2,3,4が設けられ、各
テレビカメラ2〜4からのビデオ信号が、図6に示すよ
うに車内のインストルメントパネル5に設置されたモニ
タ用テレビジョン受像機(以下単にモニタという)6に
入力され、モニタ6に各テレビカメラ2〜4による画像
が表示されるようになっている。
【0004】ところで、従来の場合、図5に示すように
切換部7のスイッチ操作によってモニタ6に入力すべき
ビデオ信号が選択され、例えば切換部7の第1テレビカ
メラ2用スイッチ7aが操作されると、第1テレビカメ
ラ2のビデオ信号が切換部7を介してモニタ6に入力さ
れ、これと同様に切換部の第2,第3テレビカメラ3,
4用スイッチ7b,7cがそれぞれ操作されると、第
2,第3テレビカメラ3,4のビデオ信号が切換部7を
介してモニタ6に入力される。
【0005】従って、例えば直進だけの場合には第1,
第3テレビカメラ2,4による左前方の画像,右前方の
画像は不要であるが、左折或いは右折する場合には、特
に見通しの悪い交差点では第2テレビカメラ3による前
方の画像よりもむしろ第1,第3テレビカメラ2,4に
よる左前方の画像或いは右前方の画像が必要となるた
め、ドライバーがこれらの必要に応じて切換部7のスイ
ッチ7a〜7cを適宜操作することによって、所望の画
像がモニタ6の画面上に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
スイッチ7a〜7cの操作によってモニタ6の表示画面
の切り換えを行う場合、スイッチ操作が煩雑であるた
め、所望の画像を所望の時に的確に表示するのが非常に
困難であり、各テレビカメラ2〜4を十分に活用できな
いという不都合がある。
【0007】ところで、特開平1−189289号公報
に記載のように、走行状態に応じて前方画像,後方画
像,側方画像,地図画像等を切り換えて表示することも
考えられているが、表示されるのは一種類の画像だけで
あるため、交差点で左折,右折する場合には、一種類の
画像だけではドライバーにとっての情報としては不十分
であり、左,右方向の画像を同時に表示した方がドライ
バーにとって便利であることが多い。
【0008】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、1個のモニタ用テレビ
ジョン受像機の画面上に分割表示する左,右前方の各画
像の表示割合を左折,右折時に変更し、ドライバーに左
折,右折時の十分な視界情報を提供できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車用
モニタの制御方法は、少なくとも左前方,右前方をそれ
ぞれ撮像する複数の撮像手段を自動車に設け、同期手段
により前記各撮像手段のビデオ信号の同期をとり、抽出
手段により1水平走査期間を前記撮像手段の数に分割し
て順次に異なる分割期間における前記各ビデオ信号の信
号成分を抽出し、抽出した前記各信号成分を合成手段に
より合成して1個のモニタ用テレビジョン受像機の画面
上に前記各信号成分による画像を分割表示すると共に、
舵角センサ,車速センサの出力及び左,右ターンスイッ
チのオン,オフ等に応じ切換手段により前記各分割期間
の割合を切り換え、左折時又は右折時における前記左又
は右前方撮像用の前記撮像手段による信号成分の1水平
走査期間に占める前記分割期間の割合を直進時よりも大
きくすることを特徴としている。
【0010】
【作用】この発明においては、舵角センサ,車速センサ
の出力及び左,右ターンスイッチのオン,オフ等に応じ
切換手段により各撮像手段のビデオ信号成分の分割期間
の割合が切り換えられ、左折時又は右折時における左又
は右前方撮像用の撮像手段による信号成分の1水平走査
期間に占める割合が直進時よりも大きく可変されるた
め、1個のモニタ用テレビジョン受像機の画面上に分割
表示される左又は右前方の画像の表示割合が左折,右折
時には直進時よりも大きくなり、ドライバーに対し左
折,右折時の十分な視界情報が提供される。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の自動車用モニタの制御方法
の第1実施例における動作フローチャート、図2は通用
される制御装置のブロック図、図3は図2の動作説明図
である。
【0012】まず、制御装置の構成について発明する
と、図2に示すように、図5において説明した左前方,
前方,右前方をそれぞれ撮像する撮像手段である第1,
第2,第3テレビカメラ2,3,4に対し、同期手段で
ある同期発生回路11から水平,垂直同期パルスが与え
られて各テレビカメラ2〜4の同期がとられ、同期した
各テレビカメラ2〜4からのビデオ信号V1 ,V2 ,V
3 が抽出手段及び合成手段であるセレクタ12に入力さ
れる。
【0013】一方、同期発生回路11の水平同期パルス
は切換手段であるタイミング可変部13にも入力され、
このタイミング可変部13により1水平走査期間(以下
1Hという)がテレビカメラの数である3つに分割さ
れ、タイミング可変部13からセレクタ12に、各テレ
ビカメラ2〜4からのビデオ信号V1 〜V3 を後段のモ
ニタ6に切換出力するための切換信号が所定のタイミン
グで出力される。
【0014】このとき、初期状態,即ち車速vがほぼ0
でステアリングが切られていない状態には、例えば1H
を3等分するタイミングでタイミング可変部13からセ
レクタ12に切換信号が出力され、1HをTとすると、
1Hにおける最初の分割期間であるT/3の期間にはセ
レクタ12からビデオ信号V1 が出力され、次の分割期
間であるT/3の期間にはセレクタ12からビデオ信号
2 が出力され、最後の分割期間であるT/3の期間に
はセレクタ12からビデオ信号V3 が出力される。
【0015】従って、同期のとられた1Hにおけるビデ
オ信号V1 〜V3 がそれぞれ図3(a)〜(c)に示す
ような波形である場合、図3(a)に示すようにビデオ
信号V1 のうち最初のT/3期間の信号成分がセレクタ
12から出力され、図3(b)に示すようにビデオ信号
2のうちまん中のT/3期間の信号成分がセレクタ1
2から出力され、図3(c)に示すようにビデオ信号V
3 のうち最後のT/3期間の信号成分がセレクタ12か
ら出力され、その結果図2に示すようにモニタ6の画面
の左側3分の1の領域Aにはビデオ信号V1 の信号成分
による左前方の画像が、まん中の3分の1の領域Bには
ビデオ信号V2 の信号成分による前方の画像が、右側3
分の1の領域Cにはビデオ信号V3 の信号成分による右
前方の画像がそれぞれ表示されることになる。
【0016】ところで、図2に示すようにタイミング可
変部13には、ステアリング切れ角θを検出する舵角セ
ンサ14の出力信号、車速vを検出する車速センサ15
の出力信号及び左,右ターンスイッチ16のオン,オフ
信号が入力され、これら両センサ14,15の出力やタ
ーンスイッチ16のオン,オフの状況に応じ、タイミン
グ可変部13からセレクタ12に出力される切換信号の
タイミングが可変され、例えば上記したように各テレビ
カメラ2〜4による画像が3等分に分割表示されている
状態でステアリング切れ角θが変化した場合、ステアリ
ングが左方向又は右方向に切られた状態に移行するた
め、第1テレビカメラ2のビデオ信号V1 、第3テレビ
カメラ4のビデオ信号V3 の信号成分の1Hに占める分
割期間の割合が直進時よりも大きくなり、第2テレビカ
メラ3のビデオ信号V2 の信号成分の1Hに占める分割
期間の割合が小さくなるように、タイミング可変部13
からの切換信号の出力タイミングが可変される。
【0017】また、交差点で停止している状態におい
て、左又は右ターンスイッチ16のいずれかがオンされ
ると、自動車が左折又は右折しようとする状態になり、
左又は右ターンスイッチ16のオンによって、停止状態
の車内からは見通しの悪い左前方又は右前方の視界情報
を得るために、第1テレビカメラ2のビデオ信号V1
は第3テレビカメラ4のビデオ信号V3 の信号成分の1
Hに占める分割期間の割合が直進時よりも大きくなり、
第2テレビカメラ3のビデオ信号V2 の信号成分の1H
に占める分割期間の割合が小さくなるように、タイミン
グ可変部13からの切換信号の出力タイミングが可変さ
れる。
【0018】このとき、上記したステアリング切れ角に
応じて、或いは左,右ターンスイッチ16のオンによっ
て切換信号の出力タイミングをどの程度に可変するか
は、予め最適と思われる値を実験的に求めてタイミング
可変部13に設定しておくものとする。
【0019】さらに、車速センサ15による車速vが速
くなるに連れて左,右前方の画像はあまり必要でなくな
るため、第2テレビカメラ3のビデオ信号V2 の信号成
分の1Hに占める分割期間の割合が直進時よりも大きく
なり、第1,第3テレビカメラ2,4のビデオ信号
1 ,V3 の信号成分の1Hに占める分割期間の割合が
小さくなるように、タイミング可変部13からの切換信
号の出力が可変される。
【0020】つぎに、制御手順について図1に示すフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。
【0021】まず、タイミング可変部13から、例えば
モニタ6の画面が表示領域A,B,Cに3等分されるよ
うな初期タイミングで切換信号が出力され(ステップS
1)、モニタ6の画面を3等分した領域A,B,Cに第
1〜第3テレビカメラ2〜4による画像が表示される。
【0022】さらに、舵角センサ14及び車速センサ1
5の出力信号に基づき、ステアリング切れ角θ及び車速
vが検出され(ステップS2)、車速vがほぼゼロか否
か,即ちほとんど停止している状態か否かの判定がなさ
れ(ステップS3)、この判定の結果がYES,NOの
場合ともに左又は右ターンスイッチ16がオンしている
か否かの判定がなされる(ステップS4,S5)。
【0023】そして、ステップS3,S4の判定結果が
いずれもYESの場合には、例えば交差点などで停止し
ていずれかの方向指示器が作動している状態であるた
め、オンしているターンスイッチ16が左であるか右で
あるか、及びステアリング切れ角θに応じて、タイミン
グ可変部13からの切換信号の出力タイミングが可変さ
れ(ステップS6)、例えば停止状態から左折する場合
には、左ターンスイッチ16のオンによりモニタ6の画
面の表示領域Aが初期状態よりも大きくなり、自動車が
動き始めてステアリングが大きく切られるのに伴い、更
に領域Aが大きくなり、右折の場合も同様であり、見通
しの悪い交差点における折曲に必要かつ十分な視界情報
が得られる。
【0024】一方、ステップS3,S4の判定結果がそ
れぞれYES,NOの場合には、例えば方向指示器を作
動させることなく停止している状態であるため、ステア
リング切れ角θに応じてタイミング可変部13からの切
換信号の出力タイミングが可変される(ステップS
7)。
【0025】さらに、ステップS3,S5の判定結果が
いずれもNO,YESである場合には、走行中にいずれ
かの方向指示器が作動している状態であるため、オンし
ているターンスイッチ16が左であるか右であるか、及
びステアリング切れ角θ,車速vに応じて、タイミング
可変部13からの出力タイミングが可変される(ステッ
プS8)。
【0026】また、ステップS3,S5の判定結果がい
ずれもNOである場合には、直進走行している状態であ
るため、ステアリング切れ角θ,車速vに応じてタイミ
ング可変部13からの出力タイミングが可変される(ス
テップS9)。
【0027】そして、ステップS6〜S9の処理の後、
出力タイミングが可変された切換信号により、セレクタ
12からモニタ6への出力が切り換えられ、モニタ6の
画面の表示領域A,B,Cの大きさが可変され(ステッ
プS10)、その後ステップS2に戻る。
【0028】従って、左折又は右折時に、モニタ6の画
面上に分割表示される左前方,前方,右前方の各画像の
うち、左又は右前方の画像の表示割合が直進時よりも大
きくなるため、ドライバーに対して左折,右折時の十分
な視界情報を提供することができ、見通しの悪い交差点
での左折,右折に効果がある。
【0029】つぎに、図4はこの発明の第2実施例のブ
ロック図である。
【0030】図4に示すように、同期分離回路21,2
2,23により各テレビカメラ2〜4からのビデオ信号
1 〜V3 それぞれから水平同期パルスが分離抽出さ
れ、抽出された同期パルスは各同期分離回路21〜23
と共に同期手段を構成するメモリコントローラ24にそ
れぞれ入力され、このメモリコントローラ24によって
後述のメモリの同期がとられる。
【0031】一方、各ビデオ信号V1 〜V3 はA/D変
換器25,26,27にそれぞれ入力され、各A/D変
換器25〜27によりA/D変換され、A/D変換され
たビデオ信号V1 〜V3 のデジタルデータがそれぞれ抽
出手段としてのメモリ28,29,30により記憶され
る。
【0032】このとき、メモリコントローラ24により
各ビデオ信号V1 〜V3 から抽出された水平同期パルス
によって各ビデオ信号V1 〜V3 の同期がとられ、この
メモリコントローラ24によって1Hがテレビカメラの
数である3つに分割され、例えば1Hを3等分する場合
を考えると、上記したように1HをTとして、ビデオ信
号V1 の1Hにおける最初の分割期間であるT/3の期
間のデジタルデータをメモリ28に記憶すべくメモリコ
ントローラ24からメモリ28にコントロール信号が出
力され、ビデオ信号V2 の1Hにおけるまん中の分割期
間であるT/3の期間のデジタルデータをメモリ29に
記憶すべくメモリコントローラ24からメモリ29にコ
ントロール信号が出力され、ビデオ信号V3 の1Hにお
ける最後の分割期間であるT/3の期間のデジタルデー
タをメモリ30に記憶すべくメモリコントローラ24か
らメモリ30にコントロール信号が出力される。
【0033】そして、各メモリ28〜30の記憶データ
を合成するために、同期がとられた1Hにおける最初の
T/3期間,まん中のT/3期間及び最後のT/3期
間、各メモリ28〜30それぞれの記憶データを後段の
合成手段としてメモリ31に転送するよう、メモリコン
トローラ24から各メモリ28〜30に所定のタイミン
グでコントロール信号が出力され、各メモリ28〜30
それぞれからの1HのT/3期間ごとのデータがメモリ
31により連続的に記憶されて1H分のデータに合成さ
れる。
【0034】つぎに、同期発生回路32からの水平同期
パルスのタイミングで、D/A変換器33によりメモリ
31の記憶データがD/A変換され、メモリ31におい
て合成された1H分のビデオ信号のデジタルデータがD
/A変換されてモニタ6に出力され、その結果図4に示
すようにモニタ6の画面の左側3分の1の領域Aにはビ
デオ信号V1 の信号成分による左前方の画像が、真ん中
の3分の1の領域Bにはビデオ信号V2 の信号成分によ
る前方の画像が、右側3分の1の領域にはビデオ信号V
3 の信号成分による右前方の画像がそれぞれ表示され
る。
【0035】また、メモリコントローラ24には舵角セ
ンサ14,車速センサ15の出力信号及び左,右ターン
スイッチ16のオン,オフ信号が入力され、これら両セ
ンサ14,15の出力やターンスイッチ16のオン,オ
フ状況に応じ、メモリコントローラ24から各メモリ2
8〜30へのコントロール信号のタイミングが可変さ
れ、上記した第1実施例の場合と同様、モニタ6の表示
領域A,B,Cの大きさが可変される。
【0036】従って、図4の構成によっても、第1実施
例と同等の効果を得ることができる。
【0037】なお、上記実施例では、3台テレビカメラ
を設けた場合について説明したが、3台に限定されるも
のではなく、左前方,右前方の撮像用の2台であって
も、或いは左,右前方撮像用を含む4台以上のテレビカ
メラを設けてもよいのは言うまでもない。
【0038】また、撮像手段は上記したテレビカメラに
限るものでないのは勿論である。
【0039】さらに、舵角センサ,車速センサ,ターン
スイッチ以外のセンサ,スイッチの状況に応じて、各撮
像手段のビデオ信号成分の分割期間の割合を可変するよ
うにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動車用モニ
タの制御方法によれば、左折時及び右折時における左,
右前方撮像用の撮像手段による信号成分の1水平走査期
間に占める割合が直進時よりも大きくなるように制御さ
れるため、1個のモニタ用テレビジョン受像機の画面上
に分割表示される左又は右前方の画像の表示割合が左
折,右折時には直進時よりも大きくすることができ、ド
ライバーに対し左折,右折時の十分な視界情報を提供で
き、特に見通しの悪い交差点での折曲の際に有効であ
り、走行時の安全性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動車用モニタの制御方法の第1実
施例の動作用フローチャートである。
【図2】図1に適用される制御装置のブロック図であ
る。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】この発明の第2実施例における制御装置のブロ
ック図である。
【図5】従来の自動車用モニタ装置の配置を示す平面図
である。
【図6】従来の自動車用モニタ装置の一部の概略図であ
る。
【符号の説明】
2,3,4 第1,第2,第3テレビカメラ 6 モニタ 11 同期発生回路 12 セレクタ 13 タイミング可変部 14 舵角センサ 15 車速センサ 16 ターンスイッチ 21,22,23 同期分離回路 24 メモリコントローラ 28,29,30 メモリ(抽出手段) 31 メモリ(合成手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも左前方,右前方をそれぞれ撮
    像する複数の撮像手段を自動車に設け、同期手段により
    前記各撮像手段のビデオ信号の同期をとり、抽出手段に
    より1水平走査期間を前記撮像手段の数に分割して順次
    に異なる分割期間における前記各ビデオ信号の信号成分
    を抽出し、抽出した前記各信号成分を合成手段により合
    成して1個のモニタ用テレビジョン受像機の画面上に前
    記各信号成分による画像を分割表示すると共に、舵角セ
    ンサ,車速センサの出力及び左,右ターンスイッチのオ
    ン,オフ等に応じ切換手段により前記各分割期間の割合
    を切り換え、左折時又は右折時における前記左又は右前
    方撮像用の前記撮像手段による信号成分の1水平走査期
    間に占める前記分割期間の割合を直進時よりも大きくす
    ることを特徴とする自動車用モニタの制御方法。
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