JPH05143808A - 物品収集装置 - Google Patents

物品収集装置

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JPH05143808A
JPH05143808A JP33120391A JP33120391A JPH05143808A JP H05143808 A JPH05143808 A JP H05143808A JP 33120391 A JP33120391 A JP 33120391A JP 33120391 A JP33120391 A JP 33120391A JP H05143808 A JPH05143808 A JP H05143808A
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JP33120391A
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English (en)
Inventor
Kunio Nanbu
南部  邦男
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Nambu Electric Co Ltd
Original Assignee
Nambu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ほぼ目標量に近い量の物品群に不足の量を加
えて目標量を得るものである。 【構成】 目標数量のほぼ90パーセントの物品4を供
給する主供給装置15と、ほぼ10パーセントの物品4
を供給する補助供給装置16と、前記主供給装置15か
ら供給された主物品群18を主ホッパーに収容して回転
する主回転分配ホッパー10と、前記補助供給装置16
から供給された補助物品群19を補助ホッパーに収容し
て回転する補助回転分配ホッパー12と、各ホッパーの
位置を追跡する追跡装置20と、前記物品群の数を記憶
するとともに各装置を制御して回転中に主物品群18に
補助物品群19を加えて目標数量になる組合せを演算す
る制御装置21とからなる物品定数量収集装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はほぼ目標量に近い量の物
品群に不足の量を加えて目標量を得る物品収集装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】不揃いの物品の目標重量収集として、複
数の計量器の各計量ホッパーに供給された物品の重量を
おのおの計量して、おのおのの計量値の異なる組合せ毎
の加算を行い所定重量もしくはそれに最も近い重量の組
合せを得る計量装置がある。また例えば、ねじ等の小物
物品を袋詰めする際に、特開平2−59888号に開示
されている小物部品計数装置のごとく、必要とする包装
単位ずつCCDカメラ等で撮像して、必要個数を計数し
ながら包装するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、目標量を得
るために従来のように1回1回計数または計量して得る
のではなく、一方では目標量のほぼ90パーセントの物
品を大まかに連続的に投入し、他方では前記90パーセ
ントの物品群に対して目標量に対する不足量を同じく大
まかに連続的に投入してそれぞれ循環搬送させ、目標量
を得るために前記ほぼ90パーセントの物品群に前記不
足量の物品群を加えて組合せを得ようとするものであ
る。これによって、目標量を得るための物品群の収集時
間を短縮するとともに、連続して得ようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は収集する
目標量より少ない不特定の量の物品を供給する供給手段
と、前記供給手段で供給される目標量より少なく目標量
に近い不特定の量の物品を収容し、該物品毎に循環搬送
させる主分配手段と、前記供給手段で供給された目標量
に満たない前記不特定の量の目標量に対する不足量にほ
ぼ近い量の物品を収容し、該物品毎に循環搬送させる補
助分配手段と、前記主分配手段及び前記補助分配手段で
循環搬送される物品の位置を追跡する追跡手段と、前記
投入手段で投入された前記各物品の量を記憶する記憶手
段とを設け、前記主分配手段の物品に対して前記補助分
配手段の物品を加えて目標量の物品群を得る物品定量収
集装置または物品定数収集装置を提供する。また本発明
は、物品定数収集装置のより具体例として、収集する目
標数量より少ない不特定の数の物品を投入する投入手段
と、前記投入手段で投入される物品を計数する計数手段
と、前記投入手段で投入された目標数量より少なく目標
数量に近い不特定の数の物品群を収容し、該物品群毎に
循環搬送させる主分配手段と、前記投入手段で投入され
た目標数量に満たない前記不特定の数の目標数量に対す
る不足数にほぼ近い数の物品群を収容し、該物品群毎に
循環搬送させる補助分配手段と、前記主分配手段及び前
記補助分配手段で循環搬送される物品群の位置を追跡す
る追跡手段と、前記投入手段で投入された前記各物品群
の数を記憶する記憶手段とを設け、前記主分配手段の物
品群に対して前記補助分配手段の物品群を加えて目標数
量を得る物品収集装置を提供する。また前記物品収集装
置の前記補助分配手段の物品群を複数加えて目標量を得
るものであってもよい。
【0005】
【実施例】本発明の物品定数収集装置としての一実施例
を図面に基づき説明する。目標数量を得る物品としては
ビス、ボルト、ナット、半導体部品、ボタン、菓子、果
実、小物収容カップ、野菜等さまざまであり、本実施例
では総称して物品とする。またこれは物品定重量収集装
置においても同じである。物品定数量収集装置1を図1
及び図2に図示する。本実施例では循環する分配手段と
して複数のホッパーを内側と外側の同心円上に設けた回
転ホッパーを用いている。
【0006】2は、振動駆動部3を作動させて複数の物
品4をほぐしながら落下させる投入手段としてのほぐし
シュートであり、このほぐしシュート2の上に位置付け
られた供給シュート5から物品4が供給される。6は、
ほぐしシュート2の排出端7下方に位置付けて、この排
出端7から落下する物品4の落下路に物品4の落下を妨
げ分散させる分散手段としてのジャマ板である。8は、
ジャマ板6の下方の物品4の落下路を撮像区域として取
り付けられたCCDカメラであり、一回に落下する物品
群を撮像して落下数をカウントするものである。投入手
段で投入される物品を計数するその他の計数手段として
は超音波や光センサー等の反射信号、遮断信号に基づき
計数するものがある。
【0007】落下する物品群はロート9を通って、投入
手段で投入された目標数量より少なく目標数量に近い不
特定の数の物品群を収容し該物品群毎に循環搬送させる
主分配手段としての主回転分配ホッパー10の主ホッパ
ー111〜118、及び同じく投入手段で投入された目
標数量に満たない不特定の数の目標数量に対する不足数
にほぼ近い数の物品群を収容し該物品群毎に循環搬送さ
せる補助分配手段としての補助回転分配ホッパー12の
補助ホッパー131〜138に投入される。これらの主
ホッパー及び補助ホッパー下部には、収容された物品群
を放出するために開閉部14がある。
【0008】15は、前記ほぐしシュート2、振動駆動
部3、供給シュート5、ジャマ板6、CCDカメラ8、
及びロート9で構成され、前記主回転分配ホッパー10
の主ホッパー111〜118に物品4を投入する主供給
装置であり、16は同じく前記補助回転分配ホッパー1
2の補助ホッパー131〜138に物品4を投入する補
助供給装置である。
【0009】17は、主ホッパー111〜118に収容
された主物品群18に補助ホッパー131〜138に収
容された補助物品群19を加えて得られる目標数量を設
定する設定部であり、本実施例では目標数量として30
個を設定してある。よって各主ホッパーには30個のほ
ぼ90パーセントにあたる27個前後の数が主供給装置
15から投入され、各補助ホッパーにはその不足数とし
ての3個前後の数が補助供給装置16から投入される。
そして、前記主供給装置15及び補助供給装置16から
投入された各物品群18,19毎に矢印A方向に回転さ
せ、その回転中に主物品群18の数と補助物品群19の
数を組み合わせて目標数量としての30個にするための
組合せ演算を実施し選択的に分配する。
【0010】20は、前記各供給装置15,16から供
給された各物品群18,19の位置を前記各回転分配ホ
ッパー10,12の回転の動きに対応して追跡するエン
コーダからなる追跡装置である。また21は制御装置で
あり、前記追跡装置20からの各物品群18,19の現
在位置の情報に基づく物品群の空の情報に対応した回転
分配ホッパー10,12の空の位置に物品4を供給すべ
く前記各供給装置15,16に供給指令を出力し、また
前記各回転分配ホッパー10,12の空の位置に物品4
を供給すべく前記各供給装置15,16に供給指令を出
力する際に、前記各回転分配ホッパー10,12で回転
され目標数量を得るべく未だ組合せ決定されていない各
物品群18,19は排出すべく決定するとともに、主物
品群18に補助物品群19を組み合わせて設定部17で
設定された収集単位としての目標数量を得て選択的に収
容装置22に放出させる働きをする。
【0011】収容装置22の構成と働きは、前記制御装
置21での組合せ演算の結果、目標数量30個になる組
合せの物品群の内、主物品群18をエアーシリンダー等
の解除装置23の作動により主回転分配ホッパー10の
主ホッパー111〜118から放出させ、補助物品群1
9を同じくエアーシリンダー等の解除装置24の作動に
より補助回転分配ホッパー12の補助ホッパー131〜
138から放出させること、目標数量としての30個を
上一時留め置きホッパー25に収容するとともに下方開
閉手段26の作動により下一時留め置きホッパー27に
移し下方開閉手段28を作動させて搬送装置29の受け
皿30に収容すること、また一回回転しても組合されな
かった物品群18,19は同じく上一時留め置きホッパ
ー25に収容し、下方開閉手段26の作動により他方の
フタ31を開き排出コンベア32に排出することであ
る。ところで下方開閉手段26,28として具体的には
エアーシリンダーの他にロータリーソレノイド等があ
る。
【0012】搬送装置29は、受け皿30が多数連接さ
れ、前記収容装置22から放出された物品群を、この受
け皿30の搬送に同期させて受け取る。また搬送装置2
9は搬送速度を検出するためのエンコーダを有する駆動
部33により搬送している。搬送装置29の受け皿30
は、図示しない包装装置で物品群を放出して空にし、そ
して戻って来る。
【0013】制御装置21は図3に示すように制御部3
4と演算部35とから構成されている。制御部34は追
跡装置20からの回転パルス信号に基づき、主回転分配
ホッパー10の主ホッパー111〜118に主物品群1
8を供給すべく、主供給装置15のほぐしシュート2の
振動駆動部3に対して振動開始信号を出力するととも
に、補助回転分配ホッパー12の補助ホッパー131〜
138に補助物品群19を供給すべく補助供給装置16
のほぐしシュート2の振動駆動部3に対して同じく振動
開始信号を出力する。そして主供給装置15のCCDカ
メラ8からの計数カウント信号が制御部34に入力され
て、27個前後の物品4が主ホッパーに投入されたと判
断すると主供給装置15の振動駆動部3に振動停止信号
を出力し、また同様に補助供給装置16のCCDカメラ
8からの計数カウント信号が制御部34に入力されて、
不足数としての3個前後の物品4が補助ホッパーに投入
されたと判断すると補助供給装置16の振動駆動部3に
振動停止信号を出力する。各主ホッパー及び各補助ホッ
パーに投入された主物品群18及び補助物品群19の数
は前記各ホッパーに対応させて演算部35に記憶され
る。よって、組合せの結果、各物品群18,19が放出
され空の状態になると、この空の前記各ホッパーが把握
される。また前記追跡装置20から入力される各回転分
配ホッパー10,12の回転パルス信号によって、前記
各ホッパーの位置が連続的に把握されていることから、
どのホッパーが解除装置23,24と相対した位置にあ
るかがわかっている。また制御部34は前記各ホッパー
から放出された各物品群18,19が組合せによる物品
群なのか、組み合わせられなかった物品群なのかによっ
て、上一時留め置きホッパー25の下方開閉手段26を
作動させ、組合せ物品群18,19の場合には下一時留
め置きホッパー27に放出し、組み合わせられなかった
物品群18,19の場合には排出コンベア32に排出す
る。また搬送装置29の駆動部33からの搬送信号を受
けて、受け皿30に目標数量の物品群を投入すべく下一
時留め置きホッパー27の下方開閉手段28に開放信号
を出力する。
【0014】演算部35では設定部17から設定された
目標数量の30に基づき、目標数量を得るべく主物品群
18に補助物品群19を加えて30になる組合せを実施
する。そして、演算部35での演算の結果、収容装置2
2で開放すべきホッパーが決定されると、決定された主
ホッパー111〜118及び補助ホッパー131〜13
8が解除装置23,24に側方に回転されてくるたびに
制御部34から開放信号が出力される。
【0015】本実施例の物品定数量収集装置1の動作を
制御装置21の制御に基づき説明する。主回転分配ホッ
パー10の主ホッパー111〜118に供給される主物
品群18に対する場合と、補助回転分配ホッパー12の
補助ホッパー131〜138に供給される補助物品群1
9に対する場合はいずれも同じ動作によるため、以下必
要がない限り主物品群18に対する動作について説明す
る。
【0016】制御装置21からの主供給装置15の振動
開始信号によりほぐしシュート2が振動されると、物品
4が分散されながらその排出端7からこぼれ落ちる。こ
のときの物品4をCCDカメラ8でとらえ、落下する物
品4の数は制御装置21に送られる。制御装置21では
30個に近い値すなわち27個前後になったか否かを把
握している。そして、前記近い値になるとほぐしシュー
ト2に対して振動停止信号が出力される。また制御装置
21ではほぐしシュート2の排出端7下方に主ホッパー
111〜118が位置づけられたか否かを追跡装置20
からの追跡信号により判断する。また位置づけられた主
ホッパー111〜118は空であるか否かも判断され
る。
【0017】そして主ホッパー111〜118に投入さ
れた主物品群18の数量と補助ホッパー131〜138
に投入された補助物品群19の数量間で組合せ演算を実
施する。組合せが得られれば組合せ組として決定され
る。演算中でも決定された組合せ組の物品群は収容装置
22に放出される。すなわち、主回転分配ホッパー10
及び補助回転分配ホッパー12が矢印A方向に回転する
ことにより、組合せ組の主ホッパー111〜118及び
補助ホッパー131〜138が解除装置23,24の設
置された放出位置まできたことを把握すると解除装置2
3,24に対して放出信号を出力し、解除装置23,2
4が作動することによりホッパーの底の開閉部14が開
かれ、物品群が収容装置22に放出される。
【0018】放出され空になったホッパーは、制御装置
21で空として把握され、再び物品4を収容すべく回転
する。
【0019】また、組合せが得られない場合は組合せの
組を得るために必要とされる数量を演算部35で演算す
ることもできる。例えば、残っている物品群の数に偏り
があるとその偏りを解消すべく演算される。
【0020】次に、具体的組合せ演算について説明す
る。制御装置21内に内蔵されている組合せ演算のため
の記憶位置を図4、図5及び図6に図示し、主ホッパー
111〜118に収容された物品4の物品群18を表1
に、また補助ホッパー131〜138に収容された物品
4の物品群19を表2に供給順序、投入ホッパー、投入
個数、及び組合順序として示した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】制御装置21の記憶位置にはホッパーの数
に合わせてP1からP8までの八個の記憶エリアが設定さ
れている。追跡装置20からの回転パルス信号に基づき
各供給装置15,16、及び収容装置22に位置づけら
れるホッパーが順次回転するため記憶位置P1〜P8に対
応する投入位置はP1からP2へ、P2からP3へとシフト
し、また放出位置はP5からP6へ、P6からP7へとシフ
トする。そして順次各ホッパーに供給された物品群の数
はその各ホッパーに対応して記憶位置に順次入力されて
いく。そして入力されるたびに入力された個数と、既に
記憶位置P1からP8の間に記憶された個数とを組み合わ
せて、目標数量30個になるか否かが判断される。
【0024】まず供給装置15から27個前後の物品4
が主回転分配ホッパー10のNO.1の主ホッパー11
1に投入されると、特定された物品群の投入数が制御装
置21に転送され、記憶位置P1の主物品群18のエリ
アに投入数26が入力される。また供給装置16から3
個前後の物品4が補助回転分配ホッパー12のNO.1
のホッパー131に投入され、特定された物品群の投入
数が同じく制御装置21に転送され、記憶位置P1の補
助物品群19のエリアに投入数3が入力される。以後同
様な方法で入力されていく。その入力結果を物品群18
については表1に、物品群19については表2にして表
した。
【0025】そこで表1及び表2を参照して、図4、図
5及び図6に基づき組合せ組の決定過程を説明する。前
記のごとく記憶位置P1に各物品群の数26及び3が入
力され、この各物品群間で組合せ演算される。記憶位置
P2からP8にはまだ何も記憶されておらず組合せが得ら
れないため、各回転分配ホッパー10,12が矢印A方
向に回転し、NO.2の各ホッパー112,132が投
入位置に位置づけられる。表1及び表2より、記憶位置
P2の主物品群18のエリアには投入数28が、補助物
品群19のエリアには投入数2が入力される。主物品群
18と補助物品群19間で組合せ演算が行われ、記憶位
置P2の28と2とが組み合わされ、目標数量としての
30個になり、番の組合せ組として決定される。
【0026】再び各回転分配ホッパー10,12が回転
し、NO.3の各ホッパー113,133が投入位置に
位置づけられる。そして記憶位置P3の主物品群18の
エリアには投入数27が、補助物品群19のエリアには
投入数4が入力される。記憶位置P3の主物品群18の
エリアの27と記憶位置P1の補助物品群19のエリア
の3とで、またはP3の補助物品群19のエリアの4と
P1の主物品群18のエリアの26とで目標数量30に
なるが、その間に既に組合せ組番があることから組合
せ組として決定されない。そして次の物品4を投入すべ
く回転する。NO.4の各ホッパー114,134が投
入位置に位置づけられると、記憶位置P4に主物品群1
8の投入数25及び補助物品群19の投入数3が入力さ
れる。今度は記憶位置P4の補助物品群19のエリアの
3と記憶位置P3の主物品群18のエリアの27とで目
標数値としての30個が得られ、番の組合せ組として
決定される。
【0027】収容装置22への放出方法は、NO.5の
各ホッパー115,135が供給装置15,16の投入
位置に位置づけられたとき、NO.1の各ホッパー11
1,131が解除装置23,24の設けられた放出位置
に位置づけらる。よって番の組合せの組が放出される
のは、NO.2の各ホッパー112,132が前記放出
位置に位置づけられたときである。すなわちNO.2の
主ホッパー112内の主物品群28個が解除装置23の
作動により、また補助ホッパー132内の補助物品群2
個が解除装置24の作動により収容装置22の上一時留
め置きホッパー25に放出される。上一時留め置きホッ
パー25に収集された30個の物品群は下方開閉手段2
6の作動により上一時留め置きホッパー25の一方のフ
タが開かれ下一時留め置きホッパー27に放出される。
このように順次同じ組合せ組が放出位置に位置づけられ
ることによって物品群が放出され、また空のホッパーが
投入位置に位置づけられることによって物品4が投入さ
れていく。
【0028】ところで、主ホッパー114に投入された
主物品群18は25個であるが、図6に示すように回転
分配ホッパー10,12が一周しても、組み合わされな
い。よってこの場合には、前記主ホッパー114が一周
して放出位置の解除装置23に位置づけられることによ
り解除装置23が作動し、主ホッパー114内の25個
の主物品群18が上一時留め置きホッパー25に放出さ
れる。この25個の主物品群18は排出するために、上
一時留め置きホッパー25の下方開閉手段26の作動に
より他方のフタ31が開かれ、排出コンベア32に排出
される。
【0029】その他の実施例として、図7は主分配手段
36及び補助分配手段37がそれぞれ独立して回転する
ものであり、それぞれ追跡手段としてエンコーダ38,
39が取り付けてある。図8は補助分配手段40とし
て、主分配手段41の各ホッパー42に3個のホッパー
43が設けられたものである。また主分配手段の物品群
に対して補助分配手段の複数の物品群を加えて目標数量
を得る場合もあり、いずれも既に開示した組合せ方法で
目標数量を得ることができる。
【0030】次に、物品定重量収集装置について説明す
る。本実施例においては、収集する目標重量より少ない
不特定の重量の物品を供給する供給手段として図9に図
示した供給装置44を使用する。
【0031】本実施例の供給手段44の構成は、振動駆
動部3を作動させて複数の物品4をほぐしながら落下さ
せる投入手段としてのほぐしシュート2と、このほぐし
シュート2の上に位置付けられ物品4を供給する供給シ
ュート5と、このほぐしシュート2の先端から落ちる物
品4の量を計量するために受け、その後、例えば図2に
図示した主ホッパー及び補助ホッパーに投入する投入ホ
ッパー45と、この投入ホッパー45内の物品4の物品
群を計量する計量器46とからなる。
【0032】ところで、前記投入ホッパー45から投入
される物品4を受ける分配手段は図7または図8に図示
した主分配手段36,41または補助分配手段37,4
0であってもよい。また図10は物品4を投入ホッパー
45に投入するために供給コンベア47を使用した場合
を図示したものであり、この供給コンベア47を設けた
供給手段であってもよい。
【0033】供給手段以外は物品定数量収集装置1と同
一の構成であってもよく、同じ動作をすることから表3
及び表4を参照して、図11及び図12に基づき組合せ
の組の決定過程を説明する。本実施例において組合せの
組の決定方法は、物品の投入位置に位置づけられた主ホ
ッパー及び補助ホッパー内の物品を基準にして組合せを
実施しているが、そのほか主ホッパー及び補助ホッパー
に投入された物品を基準として組合せを実施してもよ
い。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】目標重量を100gとし、許容誤差を+2
gとして組合せ物品群を収集するものとする。そして主
ホッパーには目標重量100gの約90%の90g前後
の物品群を大ざっぱに、また補助ホッパーにはその不足
重量である約10%の10g前後の物品群を大ざっぱに
供給するものとする。表3及び表4から、図11に図示
する記憶位置P1の主記憶位置に91.4gが、また補
助記憶位置に11.4gが入力され、この物品群間で組
合せ演算が実施される。しかし、目標重量としての10
0g〜102gを満足しないため、この物品群間では組
合せが得られない。
【0037】主分配手段及び補助分配手段が回転して新
たに物品群が投入されることにより、記憶位置P2の主
記憶位置に93.9gが、また補助記憶位置に9.1g
が入力される。まず記憶位置P2の主記憶位置に入力さ
れた93.9と記憶位置P1の補助記憶位置11.4間
で目標重量が得られるか演算されるが満足せず、記憶位
置P2の補助記憶位置に入力された9.1と記憶位置P1
の主記憶位置に入力された91.4間で目標重量が得ら
れるか演算する。この場合は合計が100.5gとな
り、番目の組合せの組として決定される。以後同様の
組合せ演算方法で決定されていく。
【0038】1回転してきた空のホッパーに補充した場
合の組合せ演算方法は、図12に示すように、記憶位置
P3の主記憶位置にはまだ物品群が入った状態で93.
5gが入力されており、補助記憶位置は空で新たに1
0.9gが入力される。この場合にも、記憶位置P3の
主記憶位置に入力されている93.5がまず組合せ演算
に採用される。
【0039】ところで、各ホッパーに供給される物品の
物品群は1個の場合もある。また図8に図示した主分配
手段41のホッパー42に目標量の約90%の量を収容
し、残りの約10%の量を補助分配手段40の3個のホ
ッパー43に分けて収容するように、すなわち約3%の
量ずつ収容するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、既述したように本発明は目標量を
得るために従来のように1回1回計数または計量して得
るのではなく、一方では目標量のほぼ90パーセントの
物品を大まかに連続的に投入し、他方では前記90パー
セントの物品群に対して目標量に対する不足量を投入し
てそれぞれ循環搬送させることにより、目標量の物品群
を組合わせて得るものである。またこれによって、目標
量を得るための物品群の収集時間を短縮するとともに、
連続して得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略を図示した側面図であ
る。
【図2】図1に図示した一実施例の斜視図である。
【図3】図2の電気ブロック図である。
【図4】図3に図示した制御装置の記憶位置を示した組
合せ演算のための説明図である。
【図5】図3に図示した制御装置の記憶位置を示した組
合せ演算のための説明図である。
【図6】図3に図示した制御装置の記憶位置を示した組
合せ演算のための説明図である。
【図7】主分配手段及び補助分配手段の他の実施例を図
示した平面図である。
【図8】主分配手段及び補助分配手段の他の実施例を図
示した平面図である。
【図9】他の実施例を図示した供給手段である。
【図10】他の実施例を図示した供給手段である。
【図11】図9に図示した実施例における組合せ演算の
ための説明図である。
【図12】図9に図示した実施例における組合せ演算の
ための説明図である。
【符号の説明】
1 物品定数量収集装置 2 ほぐしシュート 3 振動駆動部 4 物品 5 供給シュート 6 ジャマ板 7 排出端 8 CCDカメラ 9 ロート 10 主回転分配ホッパー 111〜118 主ホッパー 12 補助回転分配ホッパー 131〜138 補助ホッパー 14 開閉部 15 主供給装置 16 補助供給装置 17 設定部 18 主物品群 19 補助物品群 20 追跡装置 21 制御装置 22 収容装置 23,24 解除装置 25 上一時留め置きホッパー 26,28 下方開閉手段 27 下一時留め置きホッパー 29 搬送装置 30 受け皿 31 他方のフタ 32 排出コンベア 33 駆動部 34 制御部 35 演算部 36,41 主分配手段 37,40 補助分配手段 44 供給手段 45 投入ホッパー 46 計量器 47 供給コンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集する目標量より少ない不特定の量の
    物品を供給する供給手段と、前記供給手段で供給される
    目標量より少なく目標量に近い不特定の量の物品を収容
    し、該物品毎に循環搬送させる主分配手段と、前記供給
    手段で供給された目標量に満たない前記不特定の量の目
    標量に対する不足量にほぼ近い量の物品を収容し、該物
    品毎に循環搬送させる補助分配手段と、前記主分配手段
    及び前記補助分配手段で循環搬送される物品の位置を追
    跡する追跡手段と、前記投入手段で投入された前記各物
    品の量を記憶する記憶手段とを設け、前記主分配手段の
    物品に対して前記補助分配手段の物品を加えて目標量の
    物品群を得ることを特徴とする物品収集装置。
  2. 【請求項2】 収集する目標数量より少ない不特定の数
    の物品を投入する投入手段と、前記投入手段で投入され
    る物品を計数する計数手段と、前記投入手段で投入され
    た目標数量より少なく目標数量に近い不特定の数の物品
    群を収容し、該物品群毎に循環搬送させる主分配手段
    と、前記投入手段で投入された目標数量に満たない前記
    不特定の数の目標数量に対する不足数にほぼ近い数の物
    品群を収容し、該物品群毎に循環搬送させる補助分配手
    段と、前記主分配手段及び前記補助分配手段で循環搬送
    される物品群の位置を追跡する追跡手段と、前記投入手
    段で投入された前記各物品群の数を記憶する記憶手段と
    を設け、前記主分配手段の物品群に対して前記補助分配
    手段の物品群を加えて目標数量を得ることを特徴とする
    物品収集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の物品収集装置
    にあって、前記補助分配手段の物品群を複数加えて目標
    量を得ることを特徴とする物品収集装置。
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