JP2973584B2 - 物品定重量収集装置 - Google Patents

物品定重量収集装置

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JP2973584B2 JP3130509A JP13050991A JP2973584B2 JP 2973584 B2 JP2973584 B2 JP 2973584B2 JP 3130509 A JP3130509 A JP 3130509A JP 13050991 A JP13050991 A JP 13050991A JP 2973584 B2 JP2973584 B2 JP 2973584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は必要とする包装単位の
重量(目標重量)より少ない量の物品を循環搬送さ
せ、その搬送中に少なくとも二組の物品群を組み合わせ
て、前記包装単位としての重量又はこれに近い重量の物
品群を得る物品定重量収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不揃いの物品の目標重量収集として、複
数の計量器の各計量ホッパーに供給された物品の重量を
おのおの計量して、おのおのの計量値の異なる組合せ毎
の加算を行い所定重量もしくはそれに最も近い重量の組
合せを得る計量装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、目標重量
物品群を得るために目標重量に近い量まで物品群を計量
後、必要とする目標重量の物品群にするために、数個ず
つ又は一個ずつ或は少量ずつ投入する微調整時間を省く
ことを目的としている。そしてビスや釘、粒状或は粉状
薬剤、ペット用餌等等の物品を、またはその他不揃い物
品を収集して必要とする一包装単位の重量又はこれに近
重量にするために、目標重量より少ない任意の量の物
品群を計量して該物品群を一つの単位として循環搬送さ
せ、物品群同士の重量に関しての組合せ演算を実施する
ことによって、組合せた物品群を搬送途上にある放出場
所で収集し、必要とする包装単位の重量又はこれに近い
重量の物品群を連続的に得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、収集
ようとする目標重量より少ない重量の物品を供給する供
給手段と、目標重量と該目標重量に対する許容差を設
定する設定手段と、前記供給手段で供給された物品を供
給された量毎に循環搬送させ、当該量毎の物品群を搬送
途上で選択的に放出する分配手段と、前記物品群の現在
位置を当該物品群の重量の情報と共に前記分配手段の動
きに対応して追跡する追跡手段と、前記物品群の少なく
とも二つの物品群を組み合わせて前記設定手段で設定さ
れた目標重量と許容差とに基づく一収集重量単位として
許容できる許容収集重量範囲内となる物品群の組み合わ
を得る演算手段と、前記演算手段での組合せの結果、
前記許容収集重量範囲内となる組合せの物品群を前記追
跡手段からの現在位置に基づき前記分配手段から放出さ
せる放出手段と、前記追跡手段からの物品群の現在位置
の情報に基づく物品群の空の情報に対応した前記分配手
段の空の位置に物品を供給すべく前記供給手段に供給指
令を出力する制御手段とから成り、前記制御手段から前
記分配手段の空の位置に物品を供給すべく前記供給手段
に供給指令を出力する際に、前記分配手段で搬送されて
未だ組合せ決定されていない物品群の重量から、前記許
容収集重量範囲に対して不足する重量の範囲を算出し、
該不足する重量の範囲内の物品を前記空の位置に供給す
べく供給手段を制御するようになっていることを特徴と
する物品定重量収集装置を提供する
【0005】
【実施例】本発明の物品定重量収集装置1の一実施例を
図面に基づき説明する。2は、受け皿3を多数連設した
分配手段としての循環コンベアであり、前記受け皿3に
投入された粒状薬剤等の物品4を投入された単位毎に循
環搬送させる。
【0006】5は、前記循環コンベア2の上流端に設け
られた、収集しようとする目標重量より少ない量の物品
4を投入する供給手段としての投入装置である。この投
入装置5は、図3に示すごとく物品4を供給する供給シ
ュート6と、この供給シュート6から供給された物品4
を振動させることによりほぐしながら前進させるほぐし
シュート7と、このほぐしシュート7の先端から落ちる
物品4の量を計量するために受け、その後循環コンベア
2の受け皿3に投入する投入ホッパー8と、この投入ホ
ッパー8内の物品群4’を計量する計量器9とからな
る。
【0007】10は、循環コンベア2の駆動軸(図示せ
ず)に取り付けられた循環コンベア2の搬送速度を検出
して、供給された物品群4’の現在位置をこの物品群
4’の重量の情報とともに前記循環コンベア2の動きに
対応して追跡している追跡手段としての第一のエンコー
ダである。よって、このエンコーダ10から得られた速
度信号によって各受け皿3の位置が確認され、それによ
ってその受け皿3に供給された物品群4’の重量が把握
される。同様に受け皿3内の物品群4’が放出された後
は空の受け皿3が把握されることになる。
【0008】11は、前記循環コンベア2の川下で、こ
の循環コンベア2の搬送方向である矢印A方向に対して
直角に下方を通して設けられたパーツケース12を多数
連接した搬送コンベアである。この搬送コンベア11と
循環コンベア2とが交差した循環コンベア2側方には、
開放信号により受け皿3の底を開き、受け皿3内の物品
群4’を放出する放出手段としての開放装置13が設け
てある。
【0009】また前記循環コンベア2下方には、受け皿
3から放出された物品群4’を受けて、組み合わせ後
物品群4’’を一時留め置き収容するための収容装置1
4が設けてある。収容装置14は図2及び図4に示すよ
うに、前記搬送コンベア11のパーツケース12の移送
に同期させて前記物品群4’’をパーツケース12に投
入するために、下方が開閉自在な第一のホッパー15及
び第二のホッパー16そしてシュート17とから構成さ
れている。ところで前記搬送コンベア11の駆動部(図
示せず)には前記パーツケース12をシュート17下方
に間欠的に位置づけるために第二のエンコーダ18が取
り付けてある。
【0010】19は、物品群4’が循環コンベア2で移
送される間にこの物品群4’のうちの少なくとも二組の
受け皿3内の物品群4’の重量を組み合わせ、収集
単位として許容できる許容収集重量範囲内となる物品
群4’の組み合わせを得て、この組み合わせた物品群
4’を選択的に収容装置14に放出させる制御装置であ
り、循環コンベア2の近傍に設けられている(図1参
照)。
【0011】この制御装置19は図5に示すように制御
部20と演算部21とから構成されている。制御部20
は第一のエンコーダ10からの搬送速度信号に基づき、
循環コンベア2の受け皿3に物品4を供給すべく、ほぐ
しシュート7に対して振動開始信号を出力すると共に投
入ホッパー8に供給される物品4の量を計量する計量器
9からの計量信号を受けて、予め設定された量に近似す
る量が供給されることにより、ほぐしシュート7に振動
停止信号を出力している。そして、供給された物品群
4’の入った投入ホッパー8を開閉させ、空の受け皿3
に物品群4’が供給されると、この供給された受け皿3
内の物品群4’の重量は、この受け皿3と対応させて演
算部21に記憶される。よって、受け皿3内の物品群
4’が放出された後は、物品4が投入される前の空の状
態のときと同様に、空の受け皿3として把握されてい
る。また前記エンコーダ10から入力される循環コンベ
ア2の速度信号によって、各受け皿3の位置が連続的に
把握されていることから、どの受け皿3が前記開放装置
13と相対した位置にあるかが解っている。
【0012】演算部21は目標重量とこの目標重量に対
する許容差を設定する設定手段としての設定部22から
設定された目標重量及び許容差に基づき、一収集重量単
位として許容できる許容収集重量範囲内となる少なくと
も二つの物品群4’組み合せを得るべく演算を行う
そして演算部21で演算した組合せの結果、収容装置1
4で開放すべき受け皿3が決定されると、決定された受
け皿3が開放装置13側方に搬送されて来る度に制御部
20から開放信号が出力される。
【0013】また収容装置14に放出された物品群4’
合計重量が許容収集重量範囲内となる度に、すなわち
組み合わされた受け皿3の組が開放される度に、制御部
20から収容装置14の第一のホッパー15又は第二の
ホッパー16に対し一時収容した部品群を放出するため
に開閉信号を出力する。また第二のホッパー16に対す
る開放信号は第二のエンコーダ18からの搬送信号に基
づいてパーツケース12がシュート17下方に位置づけ
られたことを確認して出力される。
【0014】以上の構成による物品定重量収集装置1の
動作を説明する。投入装置5の供給シュート6から少量
ずつほぐしシュート7に供給される物品4は、制御装置
19の制御部20からの振動開始信号により、ほぐしシ
ュート7が振動し、徐々にほぐされながら投入ホッパー
8に流れ落ちる。投入ホッパー8に順次流れ落ちる物品
群4’の量は計量器9で計量され、この計量された物品
群4’の重量は逐一制御部19に送られる。制御部19
には予め設定部22から一回の供給量が記憶されてお
り、投入ホッパー8に前記供給量前後の量が供給される
と制御部20からほぐしシュート7に対して振動停止信
号が出力される。
【0015】本実施例では、100gの物品群4’を一
つの収集単位としての目標重量としており、許容差とし
て+5gを設定する。そして1/2である50g前後の
量を一回の供給量として不揃いに受け皿3に投入する。
よって設定部22から制御部20に対して目標重量10
0g、許容差+5g、一回の供給量50gを設定する。
【0016】矢印A方向に搬送している循環コンベア2
に対して、制御部20は第一のエンコーダ10からの循
環コンベア2の搬送速度信号を受信しており、空の受け
皿3が投入ホッパー8下方に位置づけられると、投入ホ
ッパー8に対して開閉信号を出力し、受け皿3へ投入ホ
ッパー8内の物品群4’を投入する。このとき投入され
た物品群4’の重量と受け皿3とは演算部21に記憶さ
れる。このように投入装置5下方にきた空の受け皿3に
は、順次物品4が投入されていく。各受け皿3には、そ
れぞれ異なった量の物品群4’が収容されているが、こ
れらの各受け皿3は循環コンベア2の駆動軸に設けられ
たエンコーダ10からの搬送速度信号に基づき常に現在
位置が把握されている。
【0017】そして受け皿3に物品4が投入されてから
この受け皿3の底を開放する開放装置13が設けられた
位置まで移送されてくる間に、演算部21では、設定部
22で設定された目標重量である100gと許容差であ
る5gとに基づく一収集重量単位として許容できる許容
収集重量範囲、すなわち100gから105g内となる
物品群4’の組み合わせを得るために、各受け皿3の物
品群4’間で組合せ演算が実施される。
【0018】組合せが決まった受け皿3は、この受け皿
3が開放装置13まで移送されてくると制御部20から
の開放信号によって、この位置の循環コンベア2下方に
設けられた一時収容装置14に受け皿3内の物品群4’
が放出される。組合せの組としての受け皿3から物品群
4’が放出されると、ゼロの重量としてすなわち空の受
け皿3として把握される。そして第一のエンコーダ10
からの搬送速度信号により、この空の受け皿3が投入ホ
ッパー8下方に位置づけられたことが解ると新たに物品
4が供給されることになる。
【0019】組合せの組である二つの受け皿3から物品
群4’が放出されると、制御部20から収容装置14の
第一のホッパー15又は第二のホッパー16に開放信号
が出力され、搬送コンベア11のパーツケース12に放
出する前に一時留め置くために前記第一のホッパー15
又は第二のホッパー16に収容する。
【0020】第一のホッパー15又は第二のホッパー1
6のいずれに収容するかは、制御部20からの開閉信号
によって決まる。具体的には図4に図示するように第一
のホッパー15及び第二のホッパー16いずれにも
容収集重量範囲内の物品群4’’が収容されていないと
きは、第一のホッパー15を開放した状態(図4のイの
状態)で第二のホッパー16に収容する。また第二のホ
ッパー16にのみ前記物品群4’’が収容されていると
きは第一のホッパー15に収容する(図4のロの状
態)。そして第一及び第二のホッパー15、16いず
れにも前記物品群4’’が収容されるまでには、シュー
ト17下方にパーツケース12が位置づけられる。よっ
て図4のハに図示するように制御部20からの開放信号
により第二のホッパー16が開放され一時留め置かれた
前記物品群4’’がパーツケース12に放出される。
【0021】次に、具体的組合せ演算について説明す
る。演算部21内に内蔵されている組合せ演算のための
記憶位置を図6に図示して、また受け皿3に収容された
物品群4’の量及び搬送順位すなわち計量順序を表1に
して説明する。
【0022】演算部21にはP1からP11までの十一
個の記憶位置が設定されている。順次計量されるたびに
P11からP10へ、P10からP9へと、記憶された
物品群4’の重量が第一のエンコーダ10からの搬送信
号に基づきシフトされていく。そして、シフトされるた
びにP11に入力された重量と、それまでに計量され、
既に記憶位置P10からP1の間に記憶された重量とを
組み合わせて、組み合わせた重量が許容収集重量範囲で
ある100gから105gを満足するか否かを演算す
る。
【0023】まず受け皿3が空であるか否か、すなわち
この受け皿3に対応した重量が記憶されているか否かを
判断して、受け皿3が空である場合に、この受け皿3に
投入ホッパー8から物品群4’が投入される。投入ホッ
パー8から物品4が投入されると、例えば表1より、P
11に計量順序第1番目の51.4gが記憶される。P10
からP1の間にはまだ何も記憶されていないので組合せ
演算は行われない。
【0024】
【表1】
【0025】記憶位置P11の51.4gが記憶位置P10
にシフトし、空いた記憶位置P11には計量順序第2番目
の48,5gが記憶される。
【0026】そこで、今度は記憶位置P11の48.5
gと記憶位置P10の51.4gを加算して許容収集重
量範囲を満足するか否かを演算する。組合せ演算の結
果、99.9gになるので、許容収集重量範囲を満足せ
ず今回組合せはなかったものと判断される。
【0027】次に記憶位置P10に記憶された51.4
gが記憶位置P9へ、そして空いた記憶位置P10に記
憶位置P11の48.5gがシフトし、空になった記憶
装置P11には計量順序第3番目の53.5gが記憶さ
れる。その後で記憶位置P11に記憶された53.5g
と他の重量を組み合わせて許容収集重量範囲内になるか
否かを演算する。よって記憶位置P11の53.5gと
記憶位置P10の48.5gを組合せ、組合せ演算の結
果、102gになり許容収集重量範囲を満足することか
ら、計量順序第2番目の48.5gと計量順序第3番目
の53.5gが最初の組合せ組1aとして決定される。
【0028】次に記憶位置P9の51.4gが記憶位置
P8へ、記憶位置P10の48.5gが記憶位置P9 へ、
記憶位置P11の53.5gが記憶位置P10へシフトし、
空になった記憶位置P11へは計量順序第4番目の54.
0gが入力される。本実施例では、組み合わせられた組
合せ組を放出する収容装置14を一箇所設けてある。そ
のため、すでに組み合わせられた物品群4’をはさんで
異なる組合せ組を決定せず、記憶位置P8の51.4g
との組合せ演算は実施しない。よって、記憶位置P11の
54.0g組み合わせる物品群4’はなく、新たな物品
群4’の重量を記憶位置P11に記憶させる。
【0029】各記憶位置P11からP9の間に記憶され
た重量がそれぞれシフトした後、表1に示すように計数
順序第5番目の51.3gが記憶位置P11に入力され
る。記憶位置P11の51.3gとまだ組合せとして決
定されていない記憶位置P10の54.0gとで組合せ
演算されるが105.3gとなり、許容収集重量範囲内
であることを満足することはできず、計量順序第6番目
の47.3gが記憶位置P11に記憶される。そして記
憶位置P11の47.3gと記憶位置P10の51.3
gとの間で組合せ演算が実施されるが、98.6gとな
許容収集重量範囲内であることを満足しない。よっ
て、今度は記憶位置P11の47.3gと記憶位置P9
の54.0gとが組み合わせられ、演算された結果、加
算値は101.3gとなり許容収集重量範囲内であるこ
を満足することから計量順序第4番目の54.0gと
計量順序第番目の47.3gとが組合せ組2aとして
決定される。このようにして組合せが決定されていく。
【0030】そして組合せ組1aの物品群4’は収容装
置14の第二のホッパー16に、また組合せ組2aは第
一のホッパー15に収容される。この間に搬送コンベア
11のパーツケース12がシュート17下方に位置づけ
られると、第二のホッパー16に収容された組合せ組1
aの物品群4’’がパーツケース12に放出される。
【0031】このようにして組合せが決定された各物品
群4’は搬送順に順次放出される。その後の収容装置1
4での具体的一時留め置き手順について説明すると、組
合せ組1aが放出される場合、図4のイの状態のごと
く、第一のホッパー15が開放された状態で第二のホッ
パー16に放出され、搬送コンベア11のパーツケース
12が位置づけられるまで一時留め置かれる。次の組合
せ組2aが放出される場合、図4のロの状態のごとく第
一のホッパー15は制御部20からの命令により閉じら
れ、この第一のホッパー15に組合せ組2aの物品群
4’’が収容される。そして組合せ組3aの物品群4’
が搬送されてくるまでには、図4のハの状態のごとく、
搬送コンベア11のパーツケース12がシュート17下
方に位置づけられ、第二のホッパー16内の物品群
4’’がパーツケース12に投入される。
【0032】また前記組合せ組3aの物品群4’が搬送
されてくるまでに、次のパーツケース12が位置づけら
れれば第一のホッパー15内の物品群4’’が直接パー
ツケース12に投入され、前記次のパーツケース12が
シュート17下方に位置づけられるまでに前記組合せ組
3aの物品群4’’が放出される場合には、制御部20
から第二のホッパー16に対して閉じる信号を、また第
一のホッパー15に対して開閉信号が出力され、第一の
ホッパー15内の組合せ組2aの物品群4’’が第二の
ホッパー16に放出され、一時留め置かれるとともに第
一のホッパー15に組合せ組3aの物品群4’’を収容
する。
【0033】
【表2】
【0034】その他の実施例として、図7の電気ブロッ
ク図に示したごとく、収容装置を二箇所にすることによ
って、より効率のよい定重量包装を実施することができ
る。すなわち開放装置13,13’及び収容装置14,
14’を2箇所設け、それに伴う搬送コンベアも二台設
置した。
【0035】こうした場合の組合せ演算結果と演算部2
1内の記憶位置P11からP1の間 の記憶状態を示したも
のが表2及び図8である。本実施例の場合は、計量順序
第1番目の51.4gと計量順序第3番目の53.5g
が一方の収容装置14へ組合せ組1bとして、また計量
順序第2番目の48.5gと計量順序第4番目の54.
0gが他方の収容装置14’へ組合せ組1cとして放出
されるべく決定される。組合せ組1bと1cとは放出場
所が異なるため、図8に示すごとく、すでに組み合わせ
られた物品群4’をはさんで異なる組合せ組を決定する
ことができる。
【0036】また図9に図示した電気ブロック図は、物
品4を受け皿3に投入する場所を二箇所設け、組合せ組
を放出する場所を二箇所設けたものであり、このように
することによって目標重量を複数設定することができ
る。例えば目標重量を100gと200gとした場合、
50g前後を受け皿3に投入することによって、100
g詰め、あるいは200g詰めを実施することができ
る。
【0037】本実施例においては、図10に図示するご
とく投入装置5から供給された物品群は矢印B方向に循
環搬送される。そして第二の投入装置5’に対して上流
に設けられた開放装置13を通過するまでに演算装置1
9で組合せ演算され、許容収集重量範囲内となる組合せ
組の物品群が決定される。そして決定された物品群が前
記開放装置13に達するたびにこの開放装置13の作動
により収容装置14に放出される。物品群が放出された
ことにより、循環コンベア2の空となった物品群収容位
置は、第一のエンコーダによって演算装置19で把握さ
れ、この空の物品群収容位置には開放装置13の下流に
設けられた第二の投入装置5’から選択的に新たな物品
群が投入される。そして組合せ組として決定されなかっ
た物品群及び新たに供給された物品群は第二の投入装置
5’より下流でかつ投入装置5より上流に設けられた第
二の開放装置13’を通過するまでに同じく組合せ演算
され、得られた組合せ組の物品群は第二の開放装置1
3’の作動により第二の収容装置14’に放出される。
【0038】その他、必要とする目標重量の1/N(N
=3、4、5、・・・)の量に近い量を不揃いに受け皿
3に投入してもよい。
【0039】また例えば100gの目標重量詰めを実施
するために、第一の投入手段で100gを超えないで1
00gに近い数を投入し、第二の投入手段では数g投入
するようにしてもよい。
【0040】また開放装置13は、受け皿3の底板に設
けられた突出部にエアーシリンダの作動棒が突き出し、
前記突出部に当たって底板が開くようになっているが、
その他受け皿3を傾けて、中に入った物品群4’をこぼ
すべく搬送路を変形したものであってもよい。
【0041】また組合せ組として決定されなかったもの
は、一度排出して新たに物品4を投入するようにしても
よいし、空になった受け皿3に新たに物品4を投入する
ことによって、一度は組み合わせられなかったものを再
び組合せ演算するようにしてもよい。
【0042】ところで組合せ演算として、記憶装置P11
に入力された数と他の記憶位置にある数との間での組合
せの実施例を開示したが、これに限ることなく、いわゆ
る一般的組合せ演算であるすべての組合せパターンの中
で演算するnCrの組合せであってもよい。
【0043】また図11には分配手段として複数のホッ
パー23を同心円上に設けた回転分配ホッパー24を採
用した場合の物品定重量収集装置25を図示したもので
あり、目標重量より少ない量の物品を供給する図3に図
示した供給装置26と、目標重量と該目標重量に対する
許容差を設定する設定部27と、前記供給装置26で供
給された物品を供給された量毎に矢印C方向に回転さ
せ、その回転中に選択的に分配する回転分配ホッパー2
4と、前記供給装置26により供給された物品群28の
位置を前記回転分配ホッパー24の動きに対応して追跡
する追跡装置29と、前記追跡装置29からの物品群2
8の現在位置の情報に基づく物品群の空の情報に対応し
た回転分配ホッパー24の空の位置に物品を供給すべく
前記供給装置26に供給指令を出力し、前記回転分配ホ
ッパー24の空の位置に物品を供給すべく前記供給装置
26に供給指令を出力する際に、前記回転分配ホッパー
24で搬送され未だ組合せ決定されていない物品群28
の重量から、前記許容収集重量範囲に対して不足する重
量の範囲を算出し、この不足する重量の範囲内の物品群
を前記空の位置に供給すべく供給装置26を制御し、
記物品群28の少なくとも二つの単位を組み合わせて
容収集重量範囲内となる物品群を得て、この組み合わせ
物品群を選択的に図4に図示した収容装置30に放出さ
せる図5に図示した制御装置31と、前記制御装置31
での組合せの結果、前記許容収集重量範囲内となる組合
せの物品群28を前記回転分配ホッパー24のホッパー
23から放出させる放出装置32と、下方開閉手段3
3、34を有する上下一時留め置きホッパー35、36
及びシュート37から成り、前記放出装置32により放
出された前記許容収集重範囲内の物品群を一時収容す
る前記収容装置30と、前記収容装置30から供給され
る前記許容収集重量範囲内の物品群を複数連接した受け
部38の搬送に同期させて受け取る搬送装置39とで構
成されている。前記搬送装置39としては、図示しない
包装装置まで搬送され、受け部38を空にして戻ってく
る。
【0044】本実施例の物品定重量収集装置25の動作
を制御装置31の制御に基づき説明する。振動開始信号
によりほぐしシュートが振動されると、物品が分散され
ながら投入ホッパーに供給される。供給された物品は計
量器で計量され、その計量信号を受信することで供給し
たい重量に近似した値になったか否かを把握している。
前記近似した値になるとほぐしシュートに対して振動停
止信号が出力される。
【0045】また制御装置31では投入ホッパー下方に
ホッパー23が位置づけられたか否かを追跡装置29か
らの追跡信号により判断しいてる。また位置づけられた
ホッパー23は空であるか否かも判断されている。空で
あれば、前記投入ホッパーに開放信号を出力し、物品群
28をこの空のホッパー23に投入させる。
【0046】そして投入された物品群28の重量と既に
投入された他のホッパー23内の物品群28の重量間で
組合せ演算を実施する。組合せか得られれば組合せ組と
して決定される。演算中でも決定された組合せ組の物品
群28は収容装置30に放出される。すなわち、回転分
配ホッパー24が矢印C方向に回転することにより、組
合せ組のホッパー23が放出装置32の設けられた位置
まできたことを把握すると放出装置32に対して放出信
号を出力し、放出装置32が作動することによりホッパ
ー23底が開かれ、物品群28が収容装置30に放出さ
れる。
【0047】放出され空になったホッパー23は、制御
装置31で空として把握され、再び物品を供給されるべ
く回転する。
【0048】組合せが得られない場合は、組合せの組を
得るために必要とされる重量が演算される。例えば、
標重量として100gが設定されて、50g前後の物品
群28が供給される場合に、50g以上の重量が供給さ
れているか、あるいは50g以上の重量のみ残っている
ことが把握されると、50g以下の物品群28を供給す
べく演算される。そして制御装置31からほぐしシュー
トに対して出力される振動停止信の出力タイミングを計
量器からの計量信号が50gを超える前に出力するよう
に制御している。
【0049】ビス等の定数量包装のための販売単位、又
はペット用餌等の定重量包装のための販売単位を得る場
合には、搬送装置39の搬送路上に袋詰め包装装置を隣
接して設けるようにしてもよい。前記定重量包装の場合
には、目標量に許容範囲を設けることによって、容易
に組合せの組を得ることができる。
【0050】また、釘や錠剤の薬等の同じ重さの物品に
対する定重量収集装置においては、設定手段で設定する
目標重量に対する許容差をゼロとして実施してもよい。
【0051】またビスの種類として、一般に複数種を一
組として販売されるボルトとナット又はビスとワッシャ
においては、複数種類を計数し、組合せてもよい。その
場合、一時収容手段は複数種類の目標数が得られるまで
一時留め置かれる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、目標重量より少ない任
意の量を一つの単位とする物品群を循環搬送させると共
にこの物品群に対して組合せ演算を実施し、この組合せ
演算結果に基づいて搬送途上にある放出場所で物品群を
収集し、必要とする包装単位又はこれに近い値の物品群
の組合わせを連続的に得るようになっているために、目
標重量に近い量を計量後、数個ずつ又は一個ずつ或は少
量ずつ投入して必要とする目標重量にする微調整時間を
省くことができ、しかも、制御手段から前記分配手段の
空の位置に物品を供給すべく前記供給手段に供給指令を
出力する際に、前記分配手段で搬送されて未だ組合せ決
定されていない物品群の重量から、許容収集重量範囲に
対して不足する重量の範囲を算出し、該不足する重量の
範囲内の物品を前記空の位置に供給すべく供給手段を制
御するようになっているために、組合せ決定されないで
分配手段で何度も循環搬送される物品群の数を可及的に
少なくでき、而して収集効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を図示した平面図である。
【図2】図1の概略を図示した側面図である。
【図3】図1の投入装置を図示した側面図である。
【図4】図1の収容装置の説明図である。
【図5】図1の電気ブロック図である。
【図6】図1に図示した制御装置の記憶位置を示した組
合せ演算の説明図である。
【図7】本発明のその他の実施例を示す電気ブロック図
である。
【図8】図7に図示した制御装置の記憶位置を示した組
合せ演算の説明図である。
【図9】本発明のその他の実施例を示す電気ブロック図
である。
【図10】図9の実施例の概略を図示した平面図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例を図示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 物品定重量収集装置 2 循環コンベア 3 受け皿 4 物品 4’4’’ 物品群 5 投入装置 6 供給シュート 7 ほぐしシュート 8 投入ホッパー 9 計量器 10 第一のエンコーダ 11 搬送コンベア 12 パーツケース 13 開放装置 14 収容装置 15 第一のホッパー 16 第二のホッパー 17 シュート 18 第二のエンコーダ 19 演算装置 20 制御部 21 演算部 22 設定部 23 ホッパー 24 回転分配ホッパー 25 物品定重量収集装置 26 供給装置 27 設定部 28 物品群 29 追跡装置 30 収容装置 31 制御装置 32 放出装置 33,34 下方開閉手段 35 上一時留め置きホッパー 36 下一時留め置きホッパー 37 シュート 38 受け部 39 搬送装置 40 駆動装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集しようとする目標重量より少ない重
    量の物品を供給する供給手段と、目標重量と該目標重量
    に対する許容差を設定する設定手段と、前記供給手段
    で供給された物品を供給された量毎に循環搬送させ、
    該量毎の物品群を搬送途上で選択的に放出する分配手段
    と、前記物品群の現在位置を当該物品群の重量の情報と
    共に前記分配手段の動きに対応して追跡する追跡手段
    と、前記物品群の少なくとも二つの物品群を組み合わせ
    て前記設定手段で設定された目標重量と許容差とに基づ
    く一収集重量単位として許容できる許容収集重量範囲内
    となる物品群の組み合わせを得る演算手段と、前記演算
    手段での組合せの結果、前記許容収集重量範囲内となる
    組合せの物品群を前記追跡手段からの現在位置に基づき
    前記分配手段から放出させる放出手段と、前記追跡手段
    からの物品群の現在位置の情報に基づく物品群の空の情
    報に対応した前記分配手段の空の位置に物品を供給すべ
    く前記供給手段に供給指令を出力する制御手段とから成
    り、前記制御手段から前記分配手段の空の位置に物品を
    供給すべく前記供給手段に供給指令を出力する際に、前
    記分配手段で搬送されて未だ組合せ決定されていない物
    品群の重量から、前記許容収集重量範囲に対して不足す
    る重量の範囲を算出し、該不足する重量の範囲内の物品
    を前記空の位置に供給すべく供給手段を制御するように
    なっていることを特徴とする物品定重量収集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203985A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ishida Co Ltd 物品計量システム

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